JP2001036770A - ノイズリダクション制御装置およびノイズリダクション制御方法 - Google Patents

ノイズリダクション制御装置およびノイズリダクション制御方法

Info

Publication number
JP2001036770A
JP2001036770A JP11202313A JP20231399A JP2001036770A JP 2001036770 A JP2001036770 A JP 2001036770A JP 11202313 A JP11202313 A JP 11202313A JP 20231399 A JP20231399 A JP 20231399A JP 2001036770 A JP2001036770 A JP 2001036770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise reduction
luminance level
average luminance
gain
noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11202313A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Hirose
光男 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP11202313A priority Critical patent/JP2001036770A/ja
Publication of JP2001036770A publication Critical patent/JP2001036770A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズリダクションを行うと映像SNが改善
出来るものの、映像のシャープネスが落ちてしまう欠点
に対しては対処できなかった。 【解決手段】 映像信号の平均輝度レベルに応じてノイ
ズリダクションのゲインを適応的に制御する事により、
平均輝度レベルの高い映像信号ではノイズリダクション
のゲインを落とし、映像のボケ感を抑えて鮮鋭度を保ち
つつも、逆に平均輝度レベルが低いときにはノイズリダ
クションのゲインを上げ、映像のノイズ感を抑えた映像
信号を得られる。従って、ディスプレイモジュールに、
鮮鋭度の劣化を抑えたノイズ感の改善された映像を表示
する事が出来る。また、従来の構成を変化させるのみ
で、特別にハードウエアを追加する事無く構成する事が
でき、簡単かつ低コストにて本発明を提供することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノイズリダクショ
ン制御装置およびノイズリダクション制御方法に関し、
特に、ディスプレイ装置における映像信号に対して使用
して好適なノイズリダクション制御装置およびノイズリ
ダクション制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイ装置では、映像SNが劣化
した映像信号をディスプレイに表示する場合において、
映像SNを改善するためにノイズリダクションが行われ
ている。図5はプラズマディスプレイパネル(PDP)
に使用される従来のノイズリダクション制御装置のブロ
ック図を示している。同図において、映像信号はノイズ
リダクション回路901に入力され、所定ゲインでノイ
ズが低減されて出力される。また、このノイズリダクシ
ョン回路901のゲインはマイコン902に制御され
る。
【0003】ノイズリダクション回路901は、平均輝
度レベル演算回路903とPDP駆動コントローラ90
6とに接続されており、ノイズリダクションが行われた
映像信号はこれら平均輝度レベル演算回路903とPD
P駆動コントローラ906とに入力される。平均輝度レ
ベル演算回路903は入力される映像信号に基づいて平
均輝度レベル(APL)を演算して出力するようになっ
ており、自動輝度制限回路904と輝度レベルコントロ
ール回路905とは、この平均輝度に基づいてプラズマ
ディスプレイパネルモジュールに過大な電流が流れない
ようにPDP駆動コントローラを制御する。また、PD
P駆動コントローラ906に入力された映像信号は所定
の信号処理が施されて表示映像のデータとして出力され
る。
【0004】ノイズリダクション装置に関しては他にも
様々な技術が開示されており、例えば特開平第10−1
26646号公報においては、平均輝度レベルを検出し
てこの検出値と基準電圧とを比較して映像出力の振幅,
色飽和度,シャープネスのコントロール電圧のそれぞれ
を組み合わせて抑制するように制御する技術が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のノイズ
リダクション制御装置およびノイズリダクション制御方
法においては、次のような課題があった。ディスプレイ
モジュールに表示される映像は、平均輝度レベルが高い
場合には輝度及びコントラストが下がり、反対に平均輝
度レベルが低い場合には輝度及びコントラストが上が
る。ここで、平均輝度レベルが低いときは、平均輝度レ
ベルが高いときに比べて輝度及びコントラストが高く設
定されるため、同じ映像SNでも視覚的にノイズ感が増
して見苦しい場合がある。
【0006】図6はディスプレイモジュールに表示され
た時の白ウインドウ面積に対する輝度レベルの一例を示
している。この図の横軸は白ウインドウ面積であるが、
白ウインドウ面積と平均輝度レベルは比例関係にあるの
で平均輝度レベルに対する輝度レベルの特性もほぼ同様
に考えることができる。この図に示すように、前者の従
来例においては映像の平均輝度レベルが低くなると平均
輝度レベルが高いときに比べて映像のノイズ成分も明る
く表示されることになり、視覚的にSNが劣化したよう
に見える。すなわち、このノイズリダクションによると
映像SNが改善出来るものの、このような映像のシャー
プネスが落ちてしまう欠点に対しては対処できなかっ
た。
【0007】後者の従来例においては、検出した平均輝
度レベルに基づいてシャープネスのコントロール電圧を
制御するので、上述のような平均輝度レベルの高低に応
じたシャープネスの低下を抑えることができる。しか
し、平均輝度レベルを検出し、また、基準電圧と比較す
るためのハードウェアや映像出力の振幅,色飽和度,シ
ャープネスのコントロール電圧を制御するためのハード
ウェアが必要になり、構成が複雑になり余分なコストが
かかってしまう。
【0008】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、簡単に余分なコストを費やすことがなく、映像
の鮮鋭感の劣化を抑えつつ映像SNの劣化を改善するこ
とが可能なノイズリダクション制御装置およびノイズリ
ダクション制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、映像信号を入力して所定
のノイズリダクションゲインでノイズ成分を低減して出
力するノイズリダクション手段と、映像信号を入力して
平均輝度レベルを算出する平均輝度レベル算出手段と、
この平均輝度レベル算出手段が算出した平均輝度レベル
に基づいて、映像のシャープネス低下を防ぎつつノイズ
を低減するように上記ノイズリダクション手段のゲイン
を制御するゲイン制御手段とを具備する構成としてあ
る。
【0010】すなわち、ディスプレイ装置に映像を表示
するための映像信号に対して、ノイズリダクションを行
う際に、本発明は映像信号に基づいて映像の平均輝度レ
ベルを算出し、この算出結果をノイズリダクションのゲ
インに反映させる。このため、ノイズリダクション手段
は映像信号を入力して所定のノイズリダクションゲイン
でノイズ成分を低減して出力するようになっており、平
均輝度レベル算出手段は映像信号を入力して平均輝度レ
ベルを算出するようになっている。
【0011】この平均輝度レベル算出手段が平均輝度レ
ベルを算出すると、ゲイン制御手段がこの算出された平
均輝度レベルに基づいて、映像のシャープネス低下を防
ぎつつノイズを低減するように上記ノイズリダクション
手段のゲインを制御する。この所定の制御の結果、ノイ
ズリダクション手段の出力信号に基づく映像のノイズが
低減されつつもシャープネスの低下が防がれる。
【0012】ここで、ノイズリダクション手段は、ノイ
ズリダクションを行う際のゲインを変化させることがで
きればよく、その構成は様々である。そこで、その構成
の一例として、請求項2にかかる発明は、請求項1に記
載のノイズリダクション制御装置において、上記ノイズ
リダクション手段は、ノイズリダクションゲインをリニ
アに変化させることが可能である構成としてある。
【0013】すなわち、ノイズリダクションを行う回路
に対して所定のノイズリダクション設定値を定めてお
き、ゲイン制御手段がこのノイズリダクション設定値を
変化させるように構成する。このとき、ノイズリダクシ
ョン設定値の変化に対して、ノイズリダクション変化率
(dB)がリニアに変化するように構成する。この結
果、簡単な制御によって所望のゲインにすることが可能
となる。
【0014】また、平均輝度レベル算出手段において
は、平均輝度レベルを算出することができればよく、そ
の構成の一例として、請求項3にかかる発明において
は、請求項1または請求項2に記載のノイズリダクショ
ン制御装置において、上記平均輝度レベル算出手段は、
画面全体にわたる各ドットの輝度を検出し、その輝度レ
ベルを平均化したデータを作成する構成としてある。
【0015】すなわち、テレビジョン放送において通常
映像の1フレームは1/30秒で1画面の映像を表示す
るようになっており、上記平均輝度レベル算出手段は1
フレームの画面全体にわたる各ドットの輝度を検出し、
その輝度レベルを平均化したデータを作成する。この結
果、1画面の平均輝度レベルが明らかになる。
【0016】ここで、映像の平均輝度レベルが低くなる
と平均輝度レベルが高いときに比べて映像のノイズ成分
も明るく表示されることになり、視覚的にSNが劣化し
たように見える。そこで、ノイズリダクションによって
映像SNが改善しつつも低平均輝度レベル時の視覚的な
SN劣化を抑えるため、請求項4にかかる発明は、請求
項1〜請求項3のいずれかに記載のノイズリダクション
制御装置において、上記ゲイン制御手段は、平均輝度レ
ベル算出手段が算出した平均輝度レベルが高い場合には
ノイズリダクションゲインを下げ、この平均輝度レベル
が低い場合にはノイズリダクションゲインを上げるよう
にノイズリダクション手段を制御する構成としてある。
【0017】すなわち、ゲイン制御手段は平均輝度レベ
ル算出手段が算出した平均輝度レベルが高い場合にはノ
イズリダクションゲインを下げる。この結果、平均輝度
レベルが高い場合でも映像のボケ感が抑えられシャープ
ネスが保たれる。また、ゲイン制御手段は平均輝度レベ
ル算出手段が算出した平均輝度レベルが低い場合にはノ
イズリダクションゲインを上げる。この結果、平均輝度
レベルが低い場合でも映像のノイズ感が抑えられる。
【0018】このように、映像の平均輝度レベルに応じ
てノイズリダクションゲインを変化させるノイズリダク
ション制御装置は、様々なディスプレイ装置に使用する
ことができる。その一例として、請求項5に記載の発明
は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のノイズリダ
クション制御装置において、本ノイズリダクション制御
装置は、プラズマディスプレイパネル装置に使用され、
上記ノイズリダクション手段の出力信号はプラズマディ
スプレイパネル装置が備えるプラズマディスプレイパネ
ル駆動コントローラに入力され、上記平均輝度レベル算
出手段の出力信号は自動輝度制限回路に入力される構成
としてある。
【0019】すなわち、本ノイズリダクション制御装置
はプラズマディスプレイパネル装置に使用することがで
きる。ここで、上記ノイズリダクション手段の出力信号
はプラズマディスプレイパネル装置が備えるプラズマデ
ィスプレイパネル駆動コントローラに入力され、上記平
均輝度レベル算出手段の出力信号は自動輝度制限回路に
入力される。
【0020】プラズマディスプレイパネル装置において
は、ノイズリダクション処理がなされた映像信号は、プ
ラズマディスプレイパネル駆動コントローラに入力され
て所定の処理が施された後に表示映像のデータとして出
力される。そこで、このプラズマディスプレイパネル駆
動コントローラに本ノイズリダクション制御装置にて出
力された信号を入力するように構成する。また、自動輝
度制限回路にて平均輝度レベルに基づいてプラズマディ
スプレイパネルモジュールに過大な電流が流れないよう
に構成するため、この自動輝度制限回路に平均輝度レベ
ル算出手段の出力信号を入力する。この結果、通常のプ
ラズマディスプレイパネル装置に対してでも映像のシャ
ープネス低下を防ぎつつノイズを低減することができ
る。
【0021】また、このように平均輝度レベルに基づい
てノイズリダクションゲインを調節する手法は方法の発
明として捉えることも可能である。このため、請求項6
にかかる発明は、映像信号に対してゲインを制御しつつ
ノイズリダクションを行うノイズリダクション制御方法
であって、映像信号から平均輝度レベルを算出し、この
算出値に基づいて映像信号に対して映像のシャープネス
低下を防ぐようなゲインにてノイズ成分を低減しつつ出
力する構成としてある。すなわち、必ずしも実体のある
装置に限らず、その方法としても有効であることに相違
はない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1はプラズマディスプレイパネ
ルに使用される本発明のノイズリダクション制御装置の
構成を示すブロック図である。同図において、映像信号
はノイズリダクション回路101と平均輝度レベル演算
回路103とに入力される。平均輝度レベル演算回路1
03は入力される映像信号に基づいて平均輝度レベルを
算出する回路であり、この算出結果に基づく信号はマイ
コン102と自動輝度制限回路104とに入力される。
【0023】マイコン102はノイズリダクション回路
101に接続されており、ゲインが可変に構成されたノ
イズリダクション回路101を制御するようになってい
る。より具体的には、マイコン102は図示しないRO
Mに予め定めてあるテーブルを参照し、対応したノイズ
リダクション設定値をノイズリダクション回路101に
出力する。このため、平均輝度レベルが高い場合にはノ
イズリダクションゲインを下げ、この平均輝度レベルが
低い場合にはノイズリダクションゲインを上げるように
制御される。
【0024】また、ノイズリダクション回路101はP
DP駆動コントローラ106に接続されており、所定ゲ
インでノイズ低減処理を行われた映像信号が入力するよ
うになっている。自動輝度制限回路104と輝度レベル
コントロール回路105とは平均輝度レベルに基づいて
プラズマディスプレイパネルモジュールに過大な電流が
流れないようにPDP駆動コントローラ106を制御す
るようになっている。
【0025】つまり、自動輝度制限回路104では入力
される平均輝度レベルをもとに、プラズマディスプレイ
パネルモジュールに過大な電流が流れないように映像内
容に適した輝度及び映像コントラストの設定が行われ
る。そして、自動輝度制限回路104から信号が出力さ
れ、輝度レベルコントロール回路105に入力される。
この輝度レベルコントロール回路105では自動輝度制
限回路104からの信号を受信すると、ディスプレイモ
ジュールにおける適切な輝度とコントラストをコントロ
ールするための設定がなされる。
【0026】そして自動輝度制限データとして所定の信
号をPDP駆動コントローラ106へ出力し、消費電力
と適切な輝度及び映像コントラストを両立した映像とし
て出力し、ディスプレイモジュールに表示させる。この
結果、PDP駆動コントローラ106に入力された映像
信号は所定の信号処理が施されて表示映像のデータとし
て出力され、シャープネス低下が抑えられかつノイズが
低減された映像がディスプレイ表示される。
【0027】以下、本実施例の動作を説明する。映像信
号は、ノイズリダクション回路101と平均輝度レベル
演算回路103に入力され、マイコン102は平均輝度
レベル演算回路103からの信号に基づいてノイズリダ
クション回路101に対して所定の設定値を出力する。
このとき、マイコン102は平均輝度レベル演算回路1
03からの信号に対して、図2に示すような特性でノイ
ズリダクション設定値を出力する。
【0028】また、ノイズリダクション回路101にお
いて設定値に対するノイズリダクション率は図3に示す
ようになっており、この図のように設定値に対し直線的
にノイズリダクション率が変化する。つまり、平均輝度
レベルが低いほどノイズリダクション率が大きくなる。
ここで、図2の横軸は平均輝度レベルで示しているが、
必ずしも平均輝度レベル演算回路103で平均輝度レベ
ルを直接表す信号を出力するように構成する必要はな
く、平均輝度レベル演算回路103から入力されるデー
タ値に対してこの図に示すような特性でノイズリダクシ
ョン設定値が決定できればよい。
【0029】また、平均輝度レベルを表す信号は自動輝
度制限回路104に入力し、この自動輝度制限回路10
4は図4に示すような平均映像レベルを制限する動作を
行う。すなわち、同図において点線で示すように平均輝
度レベルを制限しないと消費電力も高くなってしまうの
で、直線で示すような平均輝度レベル特性を想定して、
二点鎖線曲線に示すような制御特性で消費電力を低減す
るよう動作する。
【0030】この原理のもと、自動輝度制限回路104
はプラズマディスプレイパネルモジュールに過負荷とな
らないように、映像内容に適した輝度及び映像コントラ
ストのデータを設定する。この設定されたデータ信号
は、輝度レベルコントロール回路105に入力され、輝
度レベルコントロール回路105では設定されたデータ
信号を自動輝度制限データとしてPDP駆動コントロー
ラ106に入力する。
【0031】この結果、ノイズリダクション回路101
からは映像のシャープネス低下を防ぎつつノイズを低減
するようにノイズリダクションが行われた信号が出力さ
れ、この信号がPDP駆動コントローラ106に入力す
る。そして、このPDP駆動コントローラ106は、最
適な輝度として自動輝度制限データを表示映像に反映し
て出力し、ディスプレイモジュールに表示する。
【0032】このように、本発明では映像信号の平均輝
度レベルに応じてノイズリダクションのゲインを適応的
に制御することにより、平均輝度レベルの高い映像信号
ではノイズリダクションのゲインを落とし、映像のボケ
感を抑えて鮮鋭度を保ちつつも、逆に平均輝度レベルが
低いときにはノイズリダクションのゲインを上げ、映像
のノイズ感を抑えた映像信号を得られる。従って、ディ
スプレイモジュールに、鮮鋭度の劣化を抑えたノイズ感
の改善された映像を表示することが出来る。また、従来
の構成を変化させるのみで、特別にハードウエアを追加
すること無く構成することができ、簡単かつ低コストに
て本発明を提供することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単に余分なコストを費やすことがなく、映像の鮮鋭感の
劣化を抑えつつ映像SNの劣化を改善することが可能な
ノイズリダクション制御装置を提供することができる。
また、請求項2にかかる発明によれば、簡単にノイズリ
ダクションゲインを変化させることができる。さらに、
請求項3にかかる発明によれば、簡単に平均輝度レベル
を算出することができる。
【0034】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
簡単に映像の鮮鋭感の劣化を抑えつつ映像SNの劣化を
改善することができる。さらに、請求項5にかかる発明
によれば、プラズマディスプレイパネル装置において映
像の鮮鋭感の劣化を抑えつつ映像SNの劣化を改善する
ことができる。さらに、請求項6にかかる発明によれ
ば、簡単に余分なコストを費やすことがなく、映像信号
の鮮鋭感の劣化を抑えつつ映像SNの劣化を改善するこ
とが可能なノイズリダクション制御方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラズマディスプレイパネルに使用される本発
明のノイズリダクション制御装置の構成を示すブロック
図である
【図2】平均輝度レベルに対するノイズリダクション設
定値の出力特性を示す図である。
【図3】設定値に対するノイズリダクション率を示す図
である。
【図4】平均輝度レベルに対する消費電力の目標値を示
す図である。
【図5】プラズマディスプレイパネルに使用される従来
のノイズリダクション制御装置の構成を示すブロック図
である。
【図6】ディスプレイモジュールに表示された時の白ウ
インドウ面積に対する輝度レベルの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
101 ノイズリダクション回路 102 マイコン 103 平均輝度レベル演算回路 104 自動輝度制限回路 105 輝度レベルコントロール回路 106 PDP駆動コントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を入力して所定のノイズリダク
    ションゲインでノイズ成分を低減して出力するノイズリ
    ダクション手段と、 映像信号を入力して平均輝度レベルを算出する平均輝度
    レベル算出手段と、 この平均輝度レベル算出手段が算出した平均輝度レベル
    に基づいて、映像のシャープネス低下を防ぎつつノイズ
    を低減するように上記ノイズリダクション手段のゲイン
    を制御するゲイン制御手段とを具備することを特徴とす
    るノイズリダクション制御装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のノイズリダクショ
    ン制御装置において、 上記ノイズリダクション手段は、ノイズリダクションゲ
    インをリニアに変化させることが可能であることを特徴
    とするノイズリダクション制御装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載のノ
    イズリダクション制御装置において、 上記平均輝度レベル算出手段は、画面全体にわたる各ド
    ットの輝度を検出し、その輝度レベルを平均化したデー
    タを作成することを特徴とするノイズリダクション制御
    装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のノイズリダクション制御装置において、 上記ゲイン制御手段は、平均輝度レベル算出手段が算出
    した平均輝度レベルが高い場合にはノイズリダクション
    ゲインを下げ、この平均輝度レベルが低い場合にはノイ
    ズリダクションゲインを上げるようにノイズリダクショ
    ン手段を制御することを特徴とするノイズリダクション
    制御装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載のノイズリダクション制御装置において、 本ノイズリダクション制御装置は、プラズマディスプレ
    イパネル装置に使用され、上記ノイズリダクション手段
    の出力信号はプラズマディスプレイパネル装置が備える
    プラズマディスプレイパネル駆動コントローラに入力さ
    れ、上記平均輝度レベル算出手段の出力信号は自動輝度
    制限回路に入力されることを特徴とするノイズリダクシ
    ョン制御装置。
  6. 【請求項6】 映像信号に対してゲインを制御しつつノ
    イズリダクションを行うノイズリダクション制御方法で
    あって、 映像信号から平均輝度レベルを算出し、この算出値に基
    づいて映像信号に対して映像のシャープネス低下を防ぐ
    ようなゲインにてノイズ成分を低減しつつ出力すること
    を特徴とするノイズリダクション制御方法。
JP11202313A 1999-07-15 1999-07-15 ノイズリダクション制御装置およびノイズリダクション制御方法 Pending JP2001036770A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11202313A JP2001036770A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 ノイズリダクション制御装置およびノイズリダクション制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11202313A JP2001036770A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 ノイズリダクション制御装置およびノイズリダクション制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001036770A true JP2001036770A (ja) 2001-02-09

Family

ID=16455486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11202313A Pending JP2001036770A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 ノイズリダクション制御装置およびノイズリダクション制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001036770A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004538522A (ja) * 2001-08-04 2004-12-24 グルンデイッヒ・アクチエンゲゼルシヤフト パルス幅制御される画像表示装置のノイズを低減する方法と装置
KR100807453B1 (ko) 2005-10-05 2008-02-25 후지츠 히다찌 플라즈마 디스플레이 리미티드 디지털 표시 장치의 표시 방법 및 디지털 표시 장치
CN100397452C (zh) * 2003-06-20 2008-06-25 Lg电子株式会社 用于调节等离子显示面板的每一位置的增益的方法和设备
CN100418353C (zh) * 2004-01-30 2008-09-10 松下电器产业株式会社 帧循环型噪声降低方法和帧循环型噪声降低装置
US8648967B2 (en) 2012-05-31 2014-02-11 JVC Kenwood Corporation Video signal processing device and method
JP2014231939A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 アズビル株式会社 制御装置および制御方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004538522A (ja) * 2001-08-04 2004-12-24 グルンデイッヒ・アクチエンゲゼルシヤフト パルス幅制御される画像表示装置のノイズを低減する方法と装置
CN100397452C (zh) * 2003-06-20 2008-06-25 Lg电子株式会社 用于调节等离子显示面板的每一位置的增益的方法和设备
CN100418353C (zh) * 2004-01-30 2008-09-10 松下电器产业株式会社 帧循环型噪声降低方法和帧循环型噪声降低装置
US7567299B2 (en) 2004-01-30 2009-07-28 Panasonic Corporation Method and device of frame-cyclic noise reduction
KR100807453B1 (ko) 2005-10-05 2008-02-25 후지츠 히다찌 플라즈마 디스플레이 리미티드 디지털 표시 장치의 표시 방법 및 디지털 표시 장치
US8648967B2 (en) 2012-05-31 2014-02-11 JVC Kenwood Corporation Video signal processing device and method
JP2014231939A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 アズビル株式会社 制御装置および制御方法
US9709293B2 (en) 2013-05-29 2017-07-18 Azbil Corporation Controlling device and controlling method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW575864B (en) Liquid crystal display device
EP1858257B1 (en) Display device, contrast adjusting method and contrast adjusting program
US20090284545A1 (en) Display apparatus, display control method, and display control program
JP2004004532A (ja) 映像表示装置
WO2000068926A1 (fr) Dispositif et procede d'affichage d'image
JPH11126050A (ja) 液晶表示パネル駆動装置と駆動方法
JP4723365B2 (ja) 表示装置、及びその輝度調節方法
JP2009098574A (ja) 画像処理装置、画像表示装置および画像処理方法
JP2001134235A (ja) 液晶表示装置
US11551641B2 (en) Display apparatus and display method
JP4605654B2 (ja) 映像信号処理装置及び同装置を備えた表示装置
JP2005062337A (ja) 輝度補正回路、輝度補正方法及び映像表示装置並びに映像表示方法
JP2001036770A (ja) ノイズリダクション制御装置およびノイズリダクション制御方法
JP2000172218A (ja) 液晶表示装置
JP2006243325A (ja) 液晶表示装置
JP2006295845A (ja) 映像信号処理回路
JP2008145938A (ja) プロジェクタおよび画像表示装置
JP4987134B1 (ja) 映像表示装置
US20110080438A1 (en) Device and method for controlling liquid crystal display
JP2005057474A (ja) 投射型画像表示装置
JP2798169B2 (ja) 画像表示方法およびその装置
JP2003044019A (ja) 表示制御装置及び画像表示装置
CN107784981B (zh) 应用于显示器的装置及相关的影像显示方法
JP2006119200A (ja) 映像表示装置
JP2014021345A (ja) 表示装置およびその制御方法