JP2001036441A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2001036441A
JP2001036441A JP11204680A JP20468099A JP2001036441A JP 2001036441 A JP2001036441 A JP 2001036441A JP 11204680 A JP11204680 A JP 11204680A JP 20468099 A JP20468099 A JP 20468099A JP 2001036441 A JP2001036441 A JP 2001036441A
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JP
Japan
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antenna
switching
wireless communication
antennas
gondola
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JP11204680A
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English (en)
Inventor
Takaharu Yamamoto
敬治 山本
Masamichi Igura
正道 井倉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】無線通信装置のアンテナの指向範囲に障害物が
出現したような場合でも、通信が途切れることなく継続
することができるようにした無線通信装置を提供する。 【解決手段】受信系をアンテナ3a、3bをそれぞれ含
む二重化構成にするとともに、アンテナ3a、3bに対
してそれぞれ該アンテナ3a、3bの指向方向に障害物
があるか否かを検出するセンサ6a,6bおよび6c,
6dを設け、このセンサ6a,6bおよび6c,6dの
検出出力に基づき受信系を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、対向無線通信を
行う無線通信装置に係り、特に無線通信装置のアンテナ
の指向範囲に障害物が出現したような場合でも、通信が
途切れることなく継続することができるようにした無線
通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線通信装置では、通信を行うた
めの主信号系と、無線通信装置の状態の監視や各種の設
定を行う制御監視系を備えており、無線通信装置の運用
中は前記制御監視系により、定期的に装置状態の監視が
なされ、故障等の異常が検出された場合、該制御監視系
により、例えばアラームを発報する等により、無線通信
装置のオペレータに対してその旨の通知がなされるよう
に構成されている。
【0003】また、この種の無線通信装置においては、
主に屋内に配置される屋内ユニットIDU(In Door Un
it)と、屋外に配置される屋外ユニットODU(Out Do
or Unit )とに分割された構成を採用するものがあり、
屋内ユニットIDUには主に変復調機能が実装され、屋
外ユニットODUには無線信号をIF(中間周波数)信
号に変換またはIF信号を無線信号に変換して増幅する
機能が実装され、屋内ユニットIDUと屋外ユニットO
DUとは通常同軸ケーブルにて接続される。
【0004】このような従来の無線通信装置において
は、装置に故障または無線通信路障害が発生し、制御監
視系によりアラームの発報等があった場合は、故障や障
害の発生した無線通信装置ユニット(屋外ユニットOD
Uや屋内ユニットIDU)を交換したり、無線通信路障
害が解消されるのを待ってから運用を再開する等の対応
をとっており、このため、装置の復旧までに、長時間の
通信不通状態が発生することがあるという問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、このような通
信不通状態が発生しては困るような信頼性の要求される
無線通信装置においては、障害発生時の通信継続、通信
路確保のため、該無線通信装置に、現用系と予備系との
2系統を備えた二重化構成とし、現用系に障害が発生し
た場合、瞬時に現用系から予備系に切り替え、継続動作
が行われるようにして、通信不通期間が発生しないよう
にする構成が採用されている。
【0006】しかしながら、上記従来の現用系と予備系
との2系統を備えた二重化構成を採用する無線通信装置
において二重化の対象となるのは、一般に、アンテナを
除いた屋内ユニットおよび屋外ユニットであり、アンテ
ナは現用系と予備系とで共有されてい構成されている。
このため、例えば、屋外ユニットをビルの屋上に設置し
たような場合において、このアンテナ指向面が、例え
ば、ビルに設置された該ビルメンテナンス用のゴンドラ
装置等によって遮断された場合、通信不通状態が発生す
るという問題があった。
【0007】そこで、この発明は、無線通信装置のアン
テナの指向範囲に障害物が出現したような場合でも、通
信が途切れることなく継続することができるようにした
無線通信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、第1のアンテナを含む第1
の受信系と、第2のアンテナを含む第2の受信系と、前
記第1のアンテナの指向方向の障害物を検出する第1の
検出手段と、前記第2のアンテナの指向方向の障害物を
検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段の検出
出力に基づき前記第1の受信系から前記第2の受信系に
切り替え、前記第2の検出手段の検出出力に基づき前記
第2の受信系から前記第1の受信系に切り替える切替手
段とを具備することを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記障害物は移動体であり、前記第
1の検出手段は、前記障害物が前記第1のアンテナの指
向範囲に達する直前で該障害物を検出し、前記第2の検
出手段は、前記障害物が前記第2のアンテナの指向範囲
に達する直前で該障害物を検出することを特徴とする。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記第1の検出手段は、前記第1の
アンテナの指向範囲の少なくとも一端に配設された検出
センサからなり、前記第2の検出手段は、前記第2のア
ンテナの指向範囲の少なくとも一端に配設された検出セ
ンサからなることを特徴とする。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記第1の検出手段は、前記第1の
アンテナの指向範囲の両端に配設された第1および第2
の検出センサからなり、前記第2の検出手段は、前記第
2のアンテナの指向範囲の両端に配設された第3および
第4の検出センサからなることを特徴とする。
【0012】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記第1の受信系は、前記第1のア
ンテナと該第1のアンテナにより受信された受信信号を
処理する第1の受信回路とを含み、前記第2の受信系
は、前記第2のアンテナと該第2のアンテナにより受信
された受信信号を処理する第2の受信回路とを含み、前
記切替回路は、前記第1の受信回路の出力と前記第2の
受信回路の出力との切り替えを行うことを特徴とする。
【0013】また、請求項6記載の発明は、第1のアン
テナを含む第1の送受信系と、第2のアンテナを含む第
2の送受信系と、前記第1のアンテナの指向方向の障害
物を検出する第1の検出手段と、前記第2のアンテナの
指向方向の障害物を検出する第2の検出手段と、前記第
1の検出手段の検出出力に基づき前記第1の送受信系か
ら前記第2の送受信系に切り替え、前記第2の検出手段
の検出出力に基づき前記第2の送受信系から前記第1の
送受信系に切り替える切替手段とを具備することを特徴
とする。
【0014】また、請求項7の発明は、少なくとも受信
系をアンテナを含む二重化構成にするとともに、前記ア
ンテナに対してそれぞれ該アンテナの指向方向にある移
動体を検出する検出手段を設け、前記検出手段の検出出
力に基づき前記受信系を切り替える無線通信装置におい
て、前記移動体の実効幅をSd、前記アンテナのアンテ
ナビームを考慮した距離をKとするとき、前記アンテナ
の間隔Dを D ≧ Sd + K に設定したことを特徴とする。
【0015】また、請求項8の発明は、少なくとも受信
系をアンテナを含む二重化構成にするとともに、前記ア
ンテナに対してそれぞれ該アンテナの指向方向の移動体
を検出する検出手段を設け、前記検出手段の検出出力に
基づき前記受信系を切り替える無線通信装置において、
前記移動体の高さをZ、前記アンテナのアンテナビーム
を考慮した距離をKとするとき、前記アンテナの高さ方
向の間隔Hを H ≧ Z + K に設定したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる無線通信
装置の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
【0017】図1は、この発明に係わる無線通信装置が
適用される加入者リングシステムの一例を示したブロッ
ク図である。
【0018】図1において、この加入者リングシステム
は、リング状に接続される複数の加入者ノード11a,
11b,11c,11d、各加入者ノードに接続される
加入者端末13a,13b,13c、交換網10を具備
して構成され、各加入者端末13a,13b,13c
は、加入者ノード11a,11b,11c,11d、交
換網10を介してそれぞれ通信を行うように構成されて
いる。
【0019】ここで、各加入者ノード間を接続する通信
路の形態としては、光ファイバーケーブルにより有線接
続される場合と、対向する無線装置2により無線接続さ
れる場合とがあり、図1の構成においては、加入者ノー
ド11aと加入者ノード11b,加入者ノード11bと
加入者ノード11c,並びに加入者ノード11dと加入
者ノード11aとの間は、それぞれ対向するアンテナ3
を介して無線接続され、加入者ノード11cと加入者ノ
ード11dは、光ケーブルにより有線接続されている。
【0020】また、隣接する加入者ノードと無線接続さ
れる例えば加入者ノード11aは、無線装置2、加入者
ノード装置12を具備し、無線装置2は、主に変復調機
能を備えた屋内ユニットIDUと、主に無線信号をIF
信号に変換またはIF信号を無線信号に変換し増幅する
機能を備えた屋外ユニットODUとに分割されて構成さ
れる。
【0021】図2は、図1に示した無線通信装置2の詳
細構成例を示したブロック図である。
【0022】図2において、この無線装置2は、アンテ
ナ3、屋外ユニット(ODU)21、屋内ユニット(I
DU)22により概略構成され、ODU21とIDU2
2は同軸ケーブル(IFケーブル)23を介して相互に
接続される。
【0023】ここでODU21は、ODU無線部21
0、制御監視情報入出力回路211、キャリア送受信回
路212を具備して構成され、IDU22は、IDU無
線部220、制御回路221、キャリア送受信回路22
2とを具備して構成される。
【0024】アンテナ3は、対向する加入者ノードの無
線装置からの送信波を受信する。ODU無線部210
は、アンテナ3により受信された受信波(RF信号)に
対し、周波数変換および増幅等の処理を行い、下りIF
信号として出力する。IDU無線部220は、同軸ケー
ブル23を介して供給された下りIF信号に対して復調
処理を施し、ベースバンドの信号に変換し、下り主信号
として光ファイバーケーブルを介して加入者ノード装置
12に供給する。
【0025】一方、IDU無線部220は、加入者ノー
ド装置12より光ファイバーケーブルを介して供給され
たベースバンドの上り主信号に対して変調処理を施し、
上りIF信号として出力する。ODU無線部210は、
同軸ケーブル23を介して供給された上りIF信号に対
し、周波数変換および増幅等の処理を行い、送信波(R
F信号)としてアンテナ3に供給する。
【0026】キャリア送受信回路212は、制御監視情
報入出力回路211より供給されるODU無線部210
の監視情報等を、同軸ケーブル23を介して流れる主信
号である上りまたは下りのIF信号に重畳してキャリア
送受信回路222に伝送するとともに、キャリア送受信
回路222より伝送された制御情報等を制御監視情報入
出力回路211に対して供給する。
【0027】同様に、キャリア送受信回路222は、制
御回路221より供給される制御情報等を、同軸ケーブ
ル23を介して流れる前記主信号に重畳してキャリア送
受信回路212に伝送するとともに、キャリア送受信回
路212より伝送されたODU無線部210の監視情報
等を制御回路221に対して供給する。
【0028】制御監視情報入出力回路211は、ODU
無線部210の動作状況等を監視して、監視情報を収集
するとともに、キャリア送受信回路222,212を介
して伝送された制御回路221からの、例えば、ODU
無線部210の動作をオンまたはオフさせるための制御
信号を、ODU無線部210に対して供給する。
【0029】制御回路221は、IDU無線部220の
動作状況等を監視して、監視情報を収集するとともに、
例えば、IDU無線部220の動作をオンまたはオフさ
せるための制御信号を、ODU無線部210に対して供
給する。
【0030】また、制御回路221には、無線装置2に
おける各種データの設定や保守情報の入出力を行うロー
カル保守端末4が接続される。
【0031】図3は、図2に示した無線装置2を二重化
構成として対向する加入者ノード間で無線通信を行う場
合の構成を示したブロック図である。
【0032】図3において、対向する加入者ノードの一
方は、加入者ノード装置12、切替制御部5a、二重化
構成による無線装置2a,2b、アンテナ3a,3bに
より構成され、対向する加入者ノードの他方は、加入者
ノード装置14、切替制御部5b、二重化構成による無
線装置2c,2d、アンテナ3c,3dにより構成され
る。また、無線装置2aはODU21aとIDU22
a、無線装置2bはODU21bとIDU22b、無線
装置2cはODU21cとIDU22c、無線装置2d
はODU21dとIDU22dにより構成される。
【0033】ここで、一方の加入者ノードの切替制御部
5aには、加入者ノード装置12および二重化構成によ
る2系統の無線装置2a,2bが接続され、二重の通信
路を形成しており、他方の加入者ノードにおける切替制
御部5bには、加入者ノード装置14および二重化構成
による2系統の無線装置2c,2dが接続され、二重の
通信路を形成している。
【0034】上記構成において、加入者ノード装置12
は、切替制御部5aの切替動作により、例えば、無線装
置2aが故障した場合またはアンテナ3aに無線通信路
障害が発生した場合には、無線装置2bおよびアンテナ
3bからなる無線通信路を介して加入者ノード装置14
と通信が行われ、無線装置2bが故障した場合またはア
ンテナ3bに無線通信路障害が発生した場合には、無線
装置2aおよびアンテナ3aからなる無線通信路を介し
て加入者ノード装置14と通信が行われることで、通信
不通状態が回避される。
【0035】同様に、加入者ノード装置14は、切替制
御部5bの切替動作により、例えば無線装置2cが故障
した場合またはアンテナ3cに無線通信路障害が発生し
た場合には、無線装置2dおよびアンテナ3dからなる
無線通信路を介して加入者ノード装置12と通信が行わ
れ、無線装置2dが故障した場合またはアンテナ3dに
無線通信路障害が発生した場合には、無線装置2cおよ
びアンテナ3cからなる無線通信路を介して加入者ノー
ド装置12と通信が行われることで、通信不通状態が回
避される。
【0036】図4は、この発明に係わる無線通信装置の
第1の実施の形態を示すブロック図である。
【0037】図4において、この第1の実施の形態の無
線通信装置は、加入者ノード装置12、切替制御部5
a、二重化構成による無線装置2a,2b、アンテナ3
a,3b、赤外線アクティブセンサ(以下、単にセンサ
という)6a,6b,6c,6d、センサ検出部54を
具備して構成される。
【0038】ここで、切替制御部5aは、信号分配部5
1、受信経路切替部52、制御部53を具備して構成さ
れ、無線装置2aは、ODU21a、IDU22aを具
備して構成され、無線装置2bは、ODU21b、ID
U22bを具備して構成され、また、無線装置2aのO
DU21aとIDU22aとの間は、同軸ケーブル23
aを用いて接続され、無線装置2bのODU21bとI
DU22bとの間は、同軸ケーブル23bを用いて接続
される。
【0039】また、無線装置2aのアンテナ3aおよび
無線装置2bのアンテナ3bの前方にはゴンドラレール
31に沿って走行する障害物となるゴンドラ8が配置さ
れている。
【0040】上記構成において、信号分配部51は、加
入者ノード装置12より供給される上り主信号を2系統
の無線装置2a,2bに分配して供給する。無線装置2
a,2bは信号分配部51より供給された上り主信号を
送信信号に変換し、それぞれアンテナ3a,3bを介
し、図示しない、例えば対向する加入者ノード装置14
に対して送信する。
【0041】受信経路切替部52は、後述の制御部53
の制御に基づいて、アンテナ3aを介して無線装置2a
により受信して供給される下り主信号、または、アンテ
ナ3bを介して無線装置2bにより受信して供給される
下り主信号の内の何れか一方を選択し、加入者ノード装
置12に供給する。
【0042】センサ6a,6bは、アンテナ3aの近傍
にアンテナ3aにおけるアンテナビームの広がりを考慮
してアンテナ3aの両側に配置され、また、センサ6
c,6dは、アンテナ3bの近傍にアンテナ3bにおけ
るアンテナビームの広がりを考慮してアンテナ3bの両
側に配置され、それぞれアンテナ3aまたはアンテナ3
bのアンテナ指向面に侵入するゴンドラ8を検出する。
【0043】センサ検出部54は、各センサ6a,6
b,6c,6dによって検出されたセンサ情報を合成し
出力する。制御部53はセンサ検出部54より供給され
るセンサ情報に基づいてゴンドラ8がアンテナ3aまた
はアンテナ3bのいずれのアンテナ指向面に侵入しよう
としているかを判別し、この判別結果に基づき、下り主
信号の受信経路として無線通信装置2a側(1系側)を
使用するか無線通信装置2b側(2系側)を使用するか
を決定し、この決定にしたがって受信経路切替部52を
1系側若しくは2系側のいずれかを選択するように制御
する。
【0044】図5は、図4に示した制御部53による受
信経路選択動作を示すフローチャートである。
【0045】図5において、まず、制御部53は、セン
サ検出部54から各センサ6a,6b,6c,6dによ
って検出されたセンサ情報を取り出す(ステップS
1)。ここで、制御部53によるセンサ検出部54から
のセンサ情報の取り出しは、予め設定された所定の周期
で定期的に行われるとともに、各センサ6a,6b,6
c,6dによる検出時、すなわち、各センサ6a,6
b,6c,6dによる検出出力が変化した時点で行われ
る。
【0046】次に、制御部53は、センサ検出部54か
ら取り出したセンサ情報に基づきゴンドラ8がアンテナ
3aまたはアンテナ3bのいずれのアンテナ指向面に出
現しているか、すなわち、センサ情報は1系側か2系側
かを判断する(ステップS2)。すなわち、ここでは、
センサ6a,6bのいずれかかがゴンドラ8を検出して
いれば、センサ情報は1系側であると判断し、センサ6
c,6dのいずれかかがゴンドラ8を検出していれば、
センサ情報は2系側であると判断する。
【0047】そして、ステップS2で、センサ情報が1
系側であると判断されると、制御部53は、受信経路切
替部52を2系側を選択するように切り替え(ステップ
S3)、センサ情報が2系側であると判断されると、制
御部53は、受信経路切替部52を1系側を選択するよ
うに切り替える(ステップS4)。
【0048】例えば、図4において、無線装置2a側で
ある1系側が受信経路として受信経路切替回路52によ
り切り替えられている状態において、ゴンドラレール3
1上を走行するゴンドラ8がアンテナ3aの配設側から
アンテナ3aに接近し、このゴンドラ8がセンサ6aに
より検出されたとすると、制御部53は、センサ検出部
54からのセンサ情報に基づき受信経路を無線装置2a
側である1系側から無線装置2b側である2系側に切り
替えるように受信経路切替回路52を制御する。
【0049】そして、ゴンドラ8が更に進み、このゴン
ドラ8がセンサ6cにより検出されると、制御部53
は、センサ検出部54からのセンサ情報に基づき受信経
路を無線装置2b側である2系側から無線装置2a側で
ある1系側に切り替えるように受信経路切替回路52を
制御する。
【0050】ここで、ゴンドラ8がその進行方向を変え
て反対方向に進み、このゴンドラ8がセンサ6bにより
検出されると、制御部53は、センサ検出部54からの
センサ情報に基づき受信経路を無線装置2a側である1
系側から無線装置2b側である2系側に切り替えるよう
に受信経路切替回路52を制御する。
【0051】なお、アンテナ3aの配設位置からアンテ
ナ3bの配設位置方向に進んだゴンドラ8がアンテナ3
bの指向面を通り越した後、その進行方向を変えて反対
方向に進み、このゴンドラ8がセンサ6dにより検出さ
れた場合を考えると、この場合は、受信経路を無線装置
2a側である1系側に切り替えられているので、受信経
路は、無線装置2a側である1系側に切り替えられたま
まである。
【0052】そして、この状態でゴンドラ8が更に進
み、このゴンドラ8がセンサ6bにより検出されると、
制御部53は、センサ検出部54からのセンサ情報に基
づき受信経路を無線装置2a側である1系側から無線装
置2b側である2系側に切り替えるように受信経路切替
回路52を制御する。
【0053】なお、受信経路が無線装置2b側である2
系側に切り替えられている状態で、ゴンドラ8がアンテ
ナ3bの配設側からアンテナ3bに接近した場合は、ま
ず、このゴンドラ8は、センサ6dにより検出されこれ
により、受信経路は無線装置2b側である2系側から無
線装置2a側である1系側に切り替えられる。
【0054】このように、上記構成によれば、ゴンドラ
8がどのような方向に進んだとしても、アンテナ3aお
よびアンテナ3bのうちの受信可能な少なくとも一方を
介する受信経路を確実に選択切り替えることができ、こ
れにより受信信号が途絶えることなく連続して通信を継
続することが可能になる。
【0055】なお、上記第1の実施の形態においては、
アンテナ3aおよびアンテナ3bに対してそれぞれ2つ
のセンサ6a,6bおよび6c,6dを設けたが、1つ
のセンサによりアンテナ3aおよびアンテナ3bのそれ
ぞれの指向面をカバーできる場合は、アンテナ3aおよ
びアンテナ3bに対してそれぞれ1個のセンサを設ける
ように構成することができる。
【0056】また、上記実施の形態においては、ゴンド
ラ8が任意の方向に進行する場合を考えたが、ゴンドラ
8の進行方向が一方向に決まっている場合には、センサ
をアンテナ3aおよびアンテナ3bのそれぞれの片側の
みに配設するように構成することもできる。
【0057】なお、この第1の実施の形態においては、
加入者ノード装置12からの上りの主信号は信号分配部
51により2つに分配されて無線装置2aおよび無線装
置2bに加えられ、アンテナ3aおよび3bの両者から
送信されるように構成されており、ここで、アンテナ3
aおよび3bの内の一方のアンテナの指向面にゴンドラ
8が侵入した場合でも、他方のアンテナから上りの主信
号を送信することができ、これにより送信信号は途絶え
ることはない。
【0058】また、上記第1の実施の形態においては障
害物としてビルのメンテナンス等に用いられるゴンドラ
を想定したが、この障害物はゴンドラに限ることはな
く、他の障害物が存在する場合にも同様に対応すること
ができる。
【0059】このように上述した第1の実施の形態によ
れば受信系をアンテナ3a、3bをそれぞれ含む二重化
構成にするとともに、アンテナ3a、3bに対してそれ
ぞれ該アンテナ3a、3bの指向方向に障害物があるか
否かを検出するセンサ6a,6bおよび6c,6dを設
け、このセンサ6a,6bおよび6c,6dの検出出力
に基づき受信系を切り替えるように構成したので、アン
テナ3aおよびアンテナ3bのうちの受信可能な少なく
とも一方を含む受信経路に確実かつ簡単な構成によりに
選択切り替えることができ、これにより受信信号が途絶
えることなく連続して通信を継続することが可能にな
る。
【0060】図6は、この発明に係わる無線通信装置の
第2の実施の形態を示すブロック図である。
【0061】なお、図6においては、説明の便宜上図4
と同一の部分には同一の符号を付して詳細説明は省略す
る。
【0062】図6において、この第2の実施の形態の無
線通信装置は、加入者ノード装置12、切替制御部5
a、二重化構成による無線装置2a,2b、アンテナ3
a,3b、接触型センサ(以下、単にセンサという)7
a,7b,7c,7d、センサ検出部54を具備して構
成される。
【0063】ここで、切替制御部5aは、信号分配部5
1、受信経路切替部52、制御部53して構成され、無
線装置2aは、ODU21a、IDU22aを具備して
構成され、無線装置2bは、ODU21b、IDU22
bを具備して構成される。また、無線装置2aのODU
21aとIDU22aとの間は、同軸ケーブル23aを
用いて接続され、無線装置2bのODU21bとIDU
22bとの間は、同軸ケーブル23bを用いて接続され
る。
【0064】また、センサ7a,7bは、アンテナ3a
のアンテナ指向面と交差するゴンドラレール31上の両
端位置に配設され、センサ7c,7dは、アンテナ3b
のアンテナ指向面と交差するゴンドラレール31上の両
端位置にそれぞれ配置され、ゴンドラ8がアンテナ3a
または3bのアンテナ指向面内部に侵入したことを検出
する。
【0065】センサ検出部54は、各センサ7a,7
b,7c,7dによって検出されたセンサ情報を合成し
出力する。制御部53はセンサ検出部54より供給され
るセンサ情報に基づいてゴンドラ8がアンテナ3aまた
はアンテナ3bのいずれのアンテナ指向面に侵入しよう
としているかを判別し、この判別結果に基づき、下り主
信号の受信経路として無線通信装置2a側(1系側)を
使用するか無線通信装置2b側(2系側)を使用するか
を決定し、この決定にしたがって受信経路切替部52を
1系側若しくは2系側のいずれかを選択するように制御
する。
【0066】上記構成においても、図4に示した第1の
実施の形態と同様に、アンテナ3aおよびアンテナ3b
のうちの受信可能な少なくとも一方を介する受信経路に
確実かつ簡単な構成によりに選択切り替えることがで
き、これにより受信信号が途絶えることなく連続して通
信を継続することが可能になる。
【0067】なお、上記第2の実施の形態においては、
ゴンドラ8が任意の方向に進行する場合を考えたが、ゴ
ンドラ8の進行方向が一方向に決まっている場合には、
アンテナ3aおよびアンテナ3bのそれぞれに関して、
センサをゴンドラレール31上のそれぞれの片側位置の
みに配設するように構成することもできる。
【0068】また、上記第2の実施の形態においては障
害物としてビルのメンテナンス等に用いられるゴンドラ
を想定したが、この障害物はゴンドラに限ることはな
く、他の障害物が存在する場合にも同様に対応すること
ができる。
【0069】図7は、この発明に係わる無線通信装置の
第3の実施の形態を示すブロック図である。
【0070】この第3の実施の形態の無縁通信装置は、
センサ検出部をODU21aおよびODU21bにそれ
ぞれ設け、センサ検出部で検出したセンサ情報を同軸ケ
ーブル23a,23b、IDU22a,22bを介して
制御部53に伝送するように構成した点が図4に示した
第1の実施の形態と異なる。その他の構成は図4に示し
た第1の実施の形態と同様である。したがって、図7に
おいても、図4と同一の部分には説明の便宜上同一の符
号を付してその詳細説明は省略する。
【0071】図7において、この第3の実施の形態の無
線通信装置は、加入者ノード装置12、切替制御部5
a、二重化構成による無線装置2a,2b、アンテナ3
a,3b、赤外線アクティブセンサ(以下、単にセンサ
という)6a,6b,6c,6dを具備して構成され
る。
【0072】ここで、切替制御部5aは、信号分配部5
1、受信経路切替部52、制御部53を具備して構成さ
れ、無線装置2aは、ODU21a、IDU22aを具
備して構成され、無線装置2bは、ODU21b、ID
U22bを具備して構成され、更に、無線装置2aのO
DU21a内にはセンサ6a,6bの出力を検出するセ
ンサ検出部54aが設けられ、無線装置2bのODU2
1b内にはセンサ6c,6dの出力を検出するセンサ検
出部54bが設けられている。
【0073】また、無線装置2aのODU21aとID
U22aとの間は、同軸ケーブル23aを用いて接続さ
れ、無線装置2bのODU21bとIDU22bとの間
は、同軸ケーブル23bを用いて接続される。
【0074】上記構成において、センサ6a,6bは、
アンテナ3aの近傍にアンテナ3aにおけるアンテナビ
ームの広がりを考慮してアンテナ3aの両側に配置さ
れ、また、センサ6c,6dは、アンテナ3bの近傍に
アンテナ3bにおけるアンテナビームの広がりを考慮し
てアンテナ3bの両側に配置され、それぞれアンテナ3
aまたはアンテナ3bのアンテナ指向面に侵入するゴン
ドラ8を検出する。
【0075】そして、センサ検出部54aはセンサ6
a,6bによって検出されたセンサ情報を合成し、この
合成したセンサ情報を同軸ケーブル23aを流れる上り
または下りの主信号に重畳してIDU22aへ送出す
る。また、センサ検出部54bはセンサ6c,6dによ
って検出されたセンサ情報を合成しこの合成したセンサ
情報を同軸ケーブル23bを流れる下りの主信号に重畳
してIDU22bへ送出する。
【0076】制御部53は、同軸ケーブル23aを流れ
る下りの主信号に重畳されIDU22aを介して供給さ
れるセンサ情報、並びに同軸ケーブル23bを流れる下
りの主信号に重畳されIDU22bを介して供給される
センサ情報に基づいて、ゴンドラ8がアンテナ3aまた
はアンテナ3bのいずれのアンテナ指向面に侵入しよう
としているかを判別し、この判別結果に基づき、下り主
信号の受信経路として無線通信装置2a側(1系側)を
使用するか無線通信装置2b側(2系側)を使用するか
を決定し、この決定にしたがって受信経路切替部52を
1系側若しくは2系側のいずれかを選択するように制御
する。
【0077】上記構成においても、図4に示した第1の
実施の形態と同様に、アンテナ3aおよびアンテナ3b
のうちの受信可能な少なくとも一方を介する受信経路に
確実かつ簡単な構成によりに選択切り替えることがで
き、これにより受信信号が途絶えることなく連続して通
信を継続することが可能になり、しかもこの第3の実施
の形態においては、センサ検出部から制御部にセンサ情
報を伝送する信号線を別途設ける必要がないので、構成
が更に簡単になる。
【0078】なお、上記第3の実施の形態においては、
アンテナ3aおよびアンテナ3bに対してそれぞれ2つ
のセンサ6a,6bおよび6c,6dを設けたが、1つ
のセンサによりアンテナ3aおよびアンテナ3bのそれ
ぞれの指向面をカバーできる場合は、アンテナ3aおよ
びアンテナ3bに対してそれぞれ1個のセンサを設ける
ように構成することができる。
【0079】また、上記実施の形態においては、ゴンド
ラ8が任意の方向に進行する場合を考えたが、ゴンドラ
8の進行方向が一方向に決まっている場合には、センサ
をアンテナ3aおよびアンテナ3bのそれぞれの片側の
みに配設するように構成することもできる。
【0080】また、上記第1の実施の形態においては障
害物としてビルのメンテナンス等に用いられるゴンドラ
を想定したが、この障害物はゴンドラに限ることはな
く、他の障害物が存在する場合にも同様に対応すること
ができる。
【0081】なお、上記第1乃至第3の実施の形態にお
いては,センサ情報により受信経路のみを切り替えるよ
うに構成したが、センサ情報により受信経路および送信
経路の両者を切り替えるように構成してもよい。
【0082】図8は、この発明に係わる無線通信装置の
第4の実施の形態を示すブロック図である。
【0083】この第4の実施の形態においては、センサ
検出部で検出したセンサ情報に基づき受信経路および送
信経路の両者を切り替えるように構成される。
【0084】すなわち、図8において、この第4の実施
の形態の無線通信装置は、加入者ノード装置12、切替
制御部5a、二重化構成による無線装置2a,2b、ア
ンテナ3a,3b、センサ6a,6b,6c,6d、セ
ンサ検出部54を具備して構成される。
【0085】ここで、切替制御部5aは、経路切替部5
5、制御部53を具備して構成され、無線装置2aは、
ODU21a、IDU22aを具備して構成され、無線
装置2bは、ODU21b、IDU22bを具備して構
成される。また、無線装置2aのODU21aとIDU
22aとの間は、同軸ケーブル23aを用いて接続さ
れ、無線装置2bのODU21bとIDU22bとの間
は、同軸ケーブル23bを用いて接続される。
【0086】センサ6a,6bは、アンテナ3aの近傍
にアンテナ3aにおけるアンテナビームの広がりを考慮
してアンテナ3aの両側に配置され、また、センサ6
c,6dは、アンテナ3bの近傍にアンテナ3bにおけ
るアンテナビームの広がりを考慮してアンテナ3bの両
側に配置され、それぞれアンテナ3aまたはアンテナ3
bのアンテナ指向面に侵入するゴンドラ8を検出する。
【0087】センサ検出部54は、各センサ6a,6
b,6c,6dによって検出されたセンサ情報を合成し
出力する。制御部53はセンサ検出部54より供給され
るセンサ情報に基づいてゴンドラ8がアンテナ3aまた
はアンテナ3bのいずれのアンテナ指向面に侵入しよう
としているかを判別し、この判別結果に基づき、上りお
よび下り主信号の送受信経路として無線装置2a側(1
系側)を使用するか無線装置2b側(2系側)を使用す
るかを決定し、この決定にしたがって経路切替部55を
1系側若しくは2系側のいずれかを選択するように制御
する。
【0088】すなわち、この第4の実施の形態において
は、センサ検出部54からのセンサ情報に基づいて受信
経路だけでなく送信経路も同時に切り替えられる。
【0089】上記構成においても、図4に示した第1の
実施の形態と同様に、アンテナ3aおよびアンテナ3b
のうちの受信可能な少なくとも一方を介する受信経路に
確実かつ簡単な構成によりに選択切り替えることがで
き、これにより受信信号が途絶えることなく連続して通
信を継続することが可能になり、しかも、この第5の実
施の形態においては送信経路も切り替えられるので、送
信波は無線通信路障害の発生してる側のアンテナからは
出力されないことになり、これにより無線装置の消費電
力を低減かつ有効に利用することができる。
【0090】なお、上述の第1乃至第5の実施の形態に
おいては、アンテナとODUとIDUとを含んで二重化
するように構成したが、アンテナとODUのみを二重化
してもよく、また、アンテナのみを二重化してもよい。
【0091】図9は、この発明に係わる無線通信装置の
第5の実施の形態を示すブロック図である。
【0092】この第5の実施の形態においては、アンテ
ナとODUのみを二重化して構成される。
【0093】すなわち、図9において、この第5の実施
の形態の無線通信装置は、加入者ノード装置12、ID
U58、切替制御部5a、ODU21a,21b、アン
テナ3a,3b、センサ6a,6b,6c,6d、セン
サ検出部54を具備して構成される。ここで、切替制御
部5aは、経路切替部56、制御部53を具備して構成
される。
【0094】センサ6a,6bは、アンテナ3aの近傍
にアンテナ3aにおけるアンテナビームの広がりを考慮
してアンテナ3aの両側に配置され、また、センサ6
c,6dは、アンテナ3bの近傍にアンテナ3bにおけ
るアンテナビームの広がりを考慮してアンテナ3bの両
側に配置され、それぞれアンテナ3aまたはアンテナ3
bのアンテナ指向面に侵入するゴンドラ8を検出する。
【0095】センサ検出部54は、各センサ6a,6
b,6c,6dによって検出されたセンサ情報を合成し
出力する。制御部53はセンサ検出部54より供給され
るセンサ情報に基づいてゴンドラ8がアンテナ3aまた
はアンテナ3bのいずれのアンテナ指向面に侵入しよう
としているかを判別し、この判別結果に基づき、上りお
よび下り主信号の送受信経路としてODU21a側(1
系側)を使用するかODU21b側(2系側)を使用す
るかを決定し、この決定にしたがって経路切替部56を
1系側若しくは2系側のいずれかを選択するように制御
する。
【0096】なお、上記第5の実施の形態においては、
制御部53により送受信経路を切り替えるように構成し
たが、図4または図7に示したように受信経路のみを切
り替え、送信経路は信号分配部を介してODU21aお
よびODU21bに出力するように構成してもよい。
【0097】図10は、この発明に係わる無線通信装置
の第6の実施の形態を示すブロック図である。
【0098】この第6の実施の形態においては、アンテ
ナのみを二重化して構成される。
【0099】すなわち、図10において、この第6の実
施の形態の無縁通信装置は、加入者ノード装置12、無
線装置38、切替制御部5a、アンテナ3a,3b、セ
ンサ6a,6b,6c,6d、センサ検出部54を具備
して構成される。ここで、切替制御部5aは、経路切替
部56、制御部53を具備して構成され、無線装置38
は、ODU35、IDU36を具備して構成され、OD
U35とIDU36との間は同軸ケーブル37を用いて
接続される。
【0100】センサ6a,6bは、アンテナ3aの近傍
にアンテナ3aにおけるアンテナビームの広がりを考慮
してアンテナ3aの両側に配置され、また、センサ6
c,6dは、アンテナ3bの近傍にアンテナ3bにおけ
るアンテナビームの広がりを考慮してアンテナ3bの両
側に配置され、それぞれアンテナ3aまたはアンテナ3
bのアンテナ指向面に侵入するゴンドラ8を検出する。
【0101】センサ検出部54は、各センサ6a,6
b,6c,6dによって検出されたセンサ情報を合成し
出力する。制御部53はセンサ検出部54より供給され
るセンサ情報に基づいてゴンドラ8がアンテナ3aまた
はアンテナ3bのいずれのアンテナ指向面に侵入しよう
としているかを判別し、この判別結果に基づき、上りお
よび下り主信号の送受信経路としてアンテナ3a側(1
系側)を使用するかアンテナ3b側(2系側)を使用す
るかを決定し、この決定にしたがって経路切替部34を
1系側若しくは2系側のいずれかを選択するように制御
する。
【0102】なお、上記第6の実施の形態においては、
制御部53により送受信経路を切り替えるように構成し
たが、図4または図7に示したように受信経路のみを切
り替え、送信経路は信号分配部を介してアンテナ3aお
よびアンテナ3bに出力するように構成してもよい。
【0103】ところで、上述の第1乃至第6の実施の形
態において、アンテナ3aおよびアンテナ3bの間の距
離は、障害物であるゴンドラ8によってアンテナ3aお
よびアンテナ3bの両者の指向面が同時に遮蔽されない
距離に設定する必要がある。図11は、この発明に係わ
る無線通信装置におけるアンテナの配置例を示す概念図
である。
【0104】なお、以降の説明においては、この発明の
無線通信装置のアンテナがビルの屋上に設置された場合
およびビルの側面に設置された場合について説明を行
う。また、障害物としてはビルの外壁面の清掃やビルメ
ンテナンス等に使用されるゴンドラを例に説明を行う。
【0105】一般に、ある程度の規模を有するビルの屋
上には、該ビル側面の窓ガラスや外壁等を清掃したり、
種々のビルメンテナンス時に使用されるゴンドラ装置が
設置されている。そして、このゴンドラ装置を構成する
ゴンドラ8は、通常、ビル屋上の外周部分をゴンドラレ
ール31に沿って移動するとともに、ビルの側面部を上
下に移動可能に構成されている。
【0106】いま、ゴンドラ8の寸法として、ゴンドラ
幅X,ゴンドラ高さZであるものとすると、図9に示す
如くに、屋上に設置されたアンテナ3a,3bは、少な
くともゴンドラ幅Xの間隔をあけて設置される必要があ
る。
【0107】このように設置されることにより、アンテ
ナ3aおよびアンテナ3bが、ゴンドラレール31に沿
って移動するゴンドラ8によって、各々のアンテナ指向
面を同時に遮蔽されることを防止できる。
【0108】同様に、ビルの側面にアンテナ3c,3d
を配設する場合は、アンテナ3c,3dは少なくともゴ
ンドラ高さZの間隔をあけて設置される必要がある。
【0109】このように設置されることにより、アンテ
ナ3cおよびアンテナ3dが、ワイヤー32によって上
下に移動するゴンドラ8によって同時に遮蔽されること
を防止できる。
【0110】なお、以上の説明においては、説明を簡略
化するため、ゴンドラ8は左右に隣接する窓ガラス双方
にかかる状態で上下に移動することはなく、且つゴンド
ラ8が上下に移動する際には、屋上に設けられた図示し
ないゴンドラケーブルのウインチ機構はゴンドラレール
31に固定された状態であり、ゴンドラ8がビル30の
壁面を斜めに移動することはないことを前提としてい
る。また、以降の説明もこの前提にしたがって行うもの
とする。
【0111】図12は、この発明に係わる無線通信装置
のアンテナ3aおよび3bをビルの屋上に設置した場合
の第6の実施の形態を示したブロック図である。
【0112】なお、この第6の実施の形態においては、
図4,図6,図7乃至図10に示した構成が採用できる
ものあるが、図10においては、図4に示した構成を採
用した場合について説明を行う。また、図12におい
て、図4と同一の部分については同一の符号を付し説明
は省略する。
【0113】図12において、この第6の実施の形態の
無線通信装置は、加入者ノード装置12、切替制御部5
a、二重化構成による無線通信装置2a,2b、アンテ
ナ3a,3b、センサ6a,6b,6c,6d、センサ
検出部54を具備して構成される。
【0114】ここで、切替制御部5aは、信号分配部5
1、受信経路切替部52、制御部53を具備して構成さ
れ、無線装置2aは、ODU21a、IDU22aを具
備して構成され、無線装置2bは、ODU21b、ID
U22bを具備して構成され、また、無線装置2aのO
DU21aとIDU22aとの間は、同軸ケーブル23
aを用いて接続され、無線装置2bのODU21bとI
DU22bとの間は、同軸ケーブル23bを用いて接続
される。
【0115】また、無線装置2aのアンテナ3aおよび
無線装置2bのアンテナ3bの前方にはゴンドラレール
31に沿って走行する障害物となるゴンドラ8が配置さ
れている。
【0116】ここで、図10におけるアンテナ3a,3
b間のアンテナ距離Dは次式の通りに設定される。 D ≧ X + K (1) なお、Xはゴンドラ幅を示している。また、Kはアンテ
ナビームの広がりを考慮した距離を示していて、ビーム
の広がりが無い場合、すなわちビーム幅がアンテナの直
径と等しい場合には0となり、ビームの広がりが大きく
なるほど大きな値となる。
【0117】ここで、上記式(1)の条件を満たすよう
に、アンテナ3a,3bの距離を保つようにアンテナ3
a,3bを設置することで、アンテナ3aおよびアンテ
ナ3bが、ゴンドラレール31に沿って移動するゴンド
ラ8によって、各々のアンテナ指向面が同時に遮蔽され
ることを防止できるので、アンテナを切り替えても回線
障害が解消されないといった問題は発生しない。
【0118】これにより、一方のアンテナに無線通信路
障害が発生し、これに対応する受信経路に受信信号が流
れなくなった場合、他方のアンテナと、これに対応する
受信経路の切替が行われ、加入者ノード装置12へは、
途切れることなく受信信号、すなわち下り主信号を供給
することができる。
【0119】図13は、この発明に係わる無線通信装置
のアンテナ3aおよび3bをビルの側面に設置した場合
の第7の実施の形態を示したブロック図である。
【0120】なお、この第7の実施の形態においても、
図4,図6,図7乃至図10に示した構成が採用できる
ものあるが、図13においては、図4に示した構成を採
用した場合について説明を行う。また、図13におい
て、図4と同一の部分については同一の符号を付し説明
は省略する。
【0121】図13において、この第7の実施の形態の
無線通信装置は、加入者ノード装置12、切替制御部5
a、二重化構成による無線通信装置2a,2b、アンテ
ナ3a,3b、センサ6a,6b,6c,6d、センサ
検出部54を具備して構成される。
【0122】ここで、切替制御部5aは、信号分配部5
1、受信経路切替部52、制御部53を具備して構成さ
れ、無線装置2aは、ODU21a、IDU22aを具
備して構成され、無線装置2bは、ODU21b、ID
U22bを具備して構成され、また、無線装置2aのO
DU21aとIDU22aとの間は、同軸ケーブル23
aを用いて接続され、無線装置2bのODU21bとI
DU22bとの間は、同軸ケーブル23bを用いて接続
される。
【0123】また、アンテナ3a,3bは、ビルの側面
の窓ガラス33a,33bの内側に設置される。
【0124】また、無線装置2aのアンテナ3aおよび
無線装置2bのアンテナ3bの前方にはゴンドラワイヤ
ーにより吊り下げられた障害物となるゴンドラ8が配置
されている。
【0125】ここで、図11におけるアンテナ3a,3
b間のアンテナ距離Hは次式の通りに設定される。 H ≧ Z + K (2) なお、Zはゴンドラの高さ示している。また、Kはアン
テナビームの広がりを考慮した距離を示していて、ビー
ムの広がりが無い場合、すなわちビーム幅がアンテナの
直径と等しい場合には0となり、ビームの広がりが大き
くなるほど大きな値となる。
【0126】このように、上記式(2)の条件を満たす
ように、アンテナ3a,3bの距離を保つようにアンテ
ナ3a,3bを設置することで、アンテナ3aおよびア
ンテナ3bが、ワイヤー32によって上下に移動するゴ
ンドラ8によって、各々のアンテナ指向面を同時に遮蔽
されることを防止できるので、アンテナを切り替えても
回線障害が解消されないといった問題は発生しない。
【0127】これにより、一方のアンテナに無線通信路
障害が発生し、これに対応する受信経路に受信信号が流
れなくなった場合、他方のアンテナと、これに対応する
受信経路の切替が行われ、加入者ノード装置12へは、
途切れることなく受信信号、すなわち下り主信号を供給
することができる。
【0128】なお、ビルの屋上にこの無線通信装置のア
ンテナ3a,3bを配設する場合、各アンテナ3a,3
bは対向する無線通信装置のアンテナに対して等距離に
なるように配設される。しかし、ビルの方向が対向する
無線通信装置に向いているとは限らないので、ゴンドラ
8の方向とアンテナ3a,3bの配設方向が一致しない
場合がある。
【0129】図14は、この発明に係わる無線通信装置
のアンテナ3aおよび3bをビルの屋上に設置した場合
においてゴンドラ8の方向とアンテナ3a,3bの配設
方向が一致しない場合を示した図である。
【0130】この場合、アンテナ3aおよび3bからみ
て、ゴンドラ8の実効ゴンドラ幅はSdとなる。したが
ってこの場合、上述した式(1)は、 D ≧ Sd + K (3) となる。ここで、Kはアンテナビームの広がりを考慮し
た距離を示していて、ビームの広がりが無い場合、すな
わちビーム幅がアンテナの直径と等しい場合には0とな
り、ビームの広がりが大きくなるほど大きな値となる。
【0131】ここで、上記式(3)の条件を満たすよう
に、アンテナ3a,3bの距離を保つようにアンテナ3
a,3bを設置することで、ゴンドラ8の方向とアンテ
ナ3a,3bの配設方向が一致しない場合においても、
アンテナ3aおよびアンテナ3bが、ゴンドラレール3
1に沿って移動するゴンドラ8によって、各々のアンテ
ナ指向面が同時に遮蔽されることを防止できるので、ア
ンテナを切り替えても回線障害が解消されないといった
問題は発生しない。
【0132】なお、この発明は、上記し、且つ図面に示
す実施の形態に限定することなく、その要旨を変更しな
い範囲で適宜変形して実施し得るものであり、例えば、
センサ数等は、アンテナ指向面の遮蔽が判断できる範囲
で有れば、各アンテナに対して3個以上のセンサを設け
るようにしても良い。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、受信系を少なくともアンテナを含む二重化構成にす
るとともに、前記アンテナに対してそれぞれ該アンテナ
の指向方向に障害物があるか否かを検出する検出手段を
設け、前記検出手段の検出出力に基づき前記受信系を切
り替えるように構成したので、各アンテナのうちの受信
可能な少なくとも一方を含む受信経路に確実かつ簡単な
構成によりに選択切り替えることができ、これにより受
信信号が途絶えることなく連続して通信を継続すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる無線通信装置が適用される加
入者リングシステムの一例を示したブロック図である。
【図2】図1に示した無線通信装置2の詳細構成例を示
したブロック図である。
【図3】図2に示した無線装置2を二重化構成として対
向する加入者ノード間で無線通信を行う場合の構成を示
したブロック図である。
【図4】この発明に係わる無線通信装置の第1の実施の
形態を示すブロック図である。
【図5】図4に示した制御部53による受信経路選択動
作を示すフローチャートである。
【図6】この発明に係わる無線通信装置の第2の実施の
形態を示すブロック図である。
【図7】この発明に係わる無線通信装置の第3の実施の
形態を示すブロック図である。
【図8】この発明に係わる無線通信装置の第4の実施の
形態を示すブロック図である。
【図9】この発明に係わる無線通信装置の第5の実施の
形態を示すブロック図である。
【図10】この発明に係わる無線通信装置の第6の実施
の形態を示すブロック図である。
【図11】この発明に係わる無線通信装置におけるアン
テナの配置例を示す概念図である。
【図12】この発明に係わる無線通信装置のアンテナ3
aおよび3bをビルの屋上に設置した場合の第6の実施
の形態を示したブロック図である。
【図13】この発明に係わる無線通信装置のアンテナ3
aおよび3bをビルの側面に設置した場合の第7の実施
の形態を示したブロック図である。
【図14】この発明に係わる無線通信装置のアンテナ3
aおよび3bをビルの屋上に設置した場合においてゴン
ドラ8の方向とアンテナ3a,3bの配設方向が一致し
ない場合を示した図である。
【符号の説明】
2a,2b,2c,2d 無線装置 3a,3b,3c,3d アンテナ 5a,5b 切替制御部 6a,6b,6c,6d 赤外線アクティブセンサ
(センサ) 7a,7b,7c,7d 接触型センサ(センサ) 8 ゴンドラ 10 交換網 11a,11b,11c,11d 加入者ノード 12,14 加入者ノード装置 13a,13b,13c 加入者端末 21 屋外ユニット(ODU) 21a,21b,21c,21d 屋外ユニット
(ODU) 210 ODU無線部 211 制御監視情報入出力回路 212 キャリア送受信回路 22 屋内ユニット(IDU) 22a,22b,22c,22d 屋内ユニット(I
DU) 220 IDU無線部 221 制御回路 222 キャリア送受信回路 23 同軸ケーブル 23a,23b 同軸ケーブル 30 ビル 31 ゴンドラレール 32 ワイヤー 33a,33b 窓ガラス 51 信号分配部 52 受信経路切替部 53 制御部 54 センサ検出部 54a,54b センサ検出部 55 経路切替部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA02 BA01 CA06 DB04 EA04 FA20 FA21 FA26 FA29 FA31 FA32 GA02 HA05 HA06 HA10 5K021 CC14 CC16 DD02 DD05 EE01 FF04 5K059 CC01 DD41

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のアンテナを含む第1の受信系と、 第2のアンテナを含む第2の受信系と、 前記第1のアンテナの指向方向の障害物を検出する第1
    の検出手段と、 前記第2のアンテナの指向方向の障害物を検出する第2
    の検出手段と、 前記第1の検出手段の検出出力に基づき前記第1の受信
    系から前記第2の受信系に切り替え、前記第2の検出手
    段の検出出力に基づき前記第2の受信系から前記第1の
    受信系に切り替える切替手段とを具備することを特徴と
    する無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記障害物は移動体であり、 前記第1の検出手段は、前記障害物が前記第1のアンテ
    ナの指向範囲に達する直前で該障害物を検出し、 前記第2の検出手段は、前記障害物が前記第2のアンテ
    ナの指向範囲に達する直前で該障害物を検出することを
    特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の検出手段は、 前記第1のアンテナの指向範囲の少なくとも一端に配設
    された検出センサからなり、 前記第2の検出手段は、 前記第2のアンテナの指向範囲の少なくとも一端に配設
    された検出センサからなることを特徴とする請求項1記
    載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の検出手段は、 前記第1のアンテナの指向範囲の両端に配設された第1
    および第2の検出センサからなり、 前記第2の検出手段は、 前記第2のアンテナの指向範囲の両端に配設された第3
    および第4の検出センサからなることを特徴とする請求
    項1記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の受信系は、 前記第1のアンテナと該第1のアンテナにより受信され
    た受信信号を処理する第1の受信回路とを含み、 前記第2の受信系は、 前記第2のアンテナと該第2のアンテナにより受信され
    た受信信号を処理する第2の受信回路とを含み、 前記切替回路は、 前記第1の受信回路の出力と前記第2の受信回路の出力
    との切り替えを行うことを特徴とする請求項1記載の無
    線通信装置。
  6. 【請求項6】 第1のアンテナを含む第1の送受信系
    と、 第2のアンテナを含む第2の送受信系と、 前記第1のアンテナの指向方向の障害物を検出する第1
    の検出手段と、 前記第2のアンテナの指向方向の障害物を検出する第2
    の検出手段と、 前記第1の検出手段の検出出力に基づき前記第1の送受
    信系から前記第2の送受信系に切り替え、前記第2の検
    出手段の検出出力に基づき前記第2の送受信系から前記
    第1の送受信系に切り替える切替手段とを具備すること
    を特徴とする無線通信装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも受信系をアンテナを含む二重
    化構成にするとともに、前記アンテナに対してそれぞれ
    該アンテナの指向方向にある移動体を検出する検出手段
    を設け、前記検出手段の検出出力に基づき前記受信系を
    切り替える無線通信装置において、 前記移動体の実効幅をSd、前記アンテナのアンテナビ
    ームを考慮した距離をKとするとき、前記アンテナの間
    隔Dを D ≧ Sd + K に設定したことを特徴とする無線通信装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも受信系をアンテナを含む二重
    化構成にするとともに、前記アンテナに対してそれぞれ
    該アンテナの指向方向の移動体を検出する検出手段を設
    け、前記検出手段の検出出力に基づき前記受信系を切り
    替える無線通信装置において、 前記移動体の高さをZ、前記アンテナのアンテナビーム
    を考慮した距離をKとするとき、前記アンテナの高さ方
    向の間隔Hを H ≧ Z + K に設定したことを特徴とする無線通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005252839A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Sony Corp 送信装置および方法、受信装置および方法、送受信システム、並びにプログラム
JP2019114836A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 富士ゼロックス株式会社 通信装置及び通信システム

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