JP2001036195A - 半導体光素子 - Google Patents
半導体光素子Info
- Publication number
- JP2001036195A JP2001036195A JP11204017A JP20401799A JP2001036195A JP 2001036195 A JP2001036195 A JP 2001036195A JP 11204017 A JP11204017 A JP 11204017A JP 20401799 A JP20401799 A JP 20401799A JP 2001036195 A JP2001036195 A JP 2001036195A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- compound semiconductor
- active layer
- ingaasp
- ingaas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
つつ、長寿命なる半導体光素子を提供せんとするもので
ある。この為の技術的課題は化合物半導体材料、わけて
も活性層への亜鉛(Zn)の拡散の制御にある。より具
体的には、過剰なZnがInPクラッド層やコンタクト
層から活性層に拡散を阻止ないしは減少させることであ
る。 【解決手段】 本願発明は、Alを実質的に含有しない
活性層と亜鉛を含有する化合物半導体層とを有する化合
物半導体積層体の、前記Alを実質的に含有しない活性
層と前記亜鉛を含有する化合物半導体層との間に亜鉛の
拡散を抑制する化合物半導体層を少なくとも有せしめ
る。亜鉛の拡散を抑制する化合物半導体層の具体例はI
nGaAlAs層である。
Description
光素子に関するものである。又、本願発明は光通信など
に用いるに好適な半導体光素子に関するものである。更
には、本願発明は光システムに関するものである。
型のドーパントとしてZnを用いている。この為、半導
体光素子の活性層への過剰な亜鉛(Zn、以下単にZn
を略記する)拡散により、当該光素子の諸特性や信頼性
の劣化に難点を残していた。このZn拡散は、具体的に
は、ZnドープのInGaAsコンタクト層やInPク
ラッド層からアンドープのInGaAs、InGaAs
P活性層への拡散である。このZn拡散を抑制する方法
としては、活性層近傍のInGaAsP光ガイド層やI
nPクラッド層のZn濃度を低減する方法が有効である
が、この方法も別な素子特性の観点の新たな難点を生ず
る。即ち、それは低不純物濃度の光ガイド層やクラッド
層が厚すぎる場合には抵抗が増大し、高温でのレーザ特
性が劣化する点である。このため、現実的には活性層へ
のZn拡散を抑制しながら、活性層近傍まではZnドー
プする必要が有り、Zn濃度や膜厚の微妙な制御が必要
とされていた。この様なZn濃度とレーザ特性との関係
については、例えばジューナル オブ クオンタム エ
レクトロニクス(Journal of quantu
m electronics) 1996年 第 3
2号 pp1450等で検討されている。この論文で
は、アンドープのInGaAsP光ガイド層と低濃度の
InPクラッド層を用いている。
素子の基本的諸特性、例えば電流―光出力特性等を確保
しつつ、長寿命なる半導体光素子を提供せんとするもの
である。わけても高温雰囲気での半導体光素子の諸特性
を確保することが出来る。この為の技術的課題は化合物
半導体材料、わけても活性層へのZnの拡散の制御にあ
る。
明する。上記従来技術は、ZnドープのInPクラッド
層からアンドープInGaAs、InGaAsP活性層
へのZn拡散を低減するための方法である。この拡散の
原因は主にInP中でのZnの飽和濃度が低く、容易に
拡散しやすいことに起因している。
るInP、InGaAsP、InGaAs中でのZnの
拡散速度は、InP>InGaAsP>InGaAsの
順に速く、一方、飽和濃度はInGaAs>InGaA
sP>InPの順に高い。特に、InP中での飽和濃度
は約1×1018cm-3程度と低く、この濃度以上では急
速に拡散する。また、コンタクト層に用いるInGaA
s中のZn濃度は1〜2×1019cm-3と非常に高い。
このため、クラッド層にはp−InP成長時のZnとコ
ンタクト層からの拡散によるZnが存在し、これらが容
易に拡散するため、微妙なドーピング・プロファイルの
制御が難点となる。
GaAsやInGaAsに近いInGaAsP層をZn
拡散のストッパー層として用いる場合には、拡散は低減
されるが、バンドギャップ波長が長いことからストッパ
ー層が新たな発光層になってしまう不都合が生じる。
としての諸要求を満足させつつ、活性層へのZn拡散を
低減せんとするものである。
速度が遅い化合物半導体層によりZn拡散を止めること
にある。更には本願発明は、拡散速度が遅く且つバンド
ギャップ波長の短い化合物半導体層によりZn拡散を止
めることにある。更には、本願発明は、拡散源と活性層
との間に拡散速度が遅い化合物半導体層によりZn拡散
を止めることにある。その具体例は、InGaAlAs
層をZn拡散のストッパー層として新たに設け、活性層
へのZn拡散を低減するものである。
InGaAs、InGaAsPの混晶からなる活性層を
用いることが肝要である。
である。
と亜鉛を含有する化合物半導体層とを有する化合物半導
体積層体の、前記Alを実質的に含有しない活性層と前
記亜鉛を含有する化合物半導体層との間に亜鉛の拡散を
抑制する化合物半導体層を少なくとも有することを特徴
とする半導体光素子である。
aAs、InGaAsPの混晶からなる活性層と亜鉛を
含有する化合物半導体層とを有する化合物半導体積層体
の、前記Alを実質的に含有しないInGaAs、In
GaAsPの混晶から活性層と前記亜鉛を含有する化合
物半導体層との間に亜鉛の拡散を抑制する化合物半導体
層を少なくとも有することを特徴とする半導体光素子で
ある。
aAs、InGaAsPの混晶からなる活性層と亜鉛を
含有する化合物半導体層とを有する化合物半導体積層体
の、前記Alを実質的に含有しないInGaAs、In
GaAsPの混晶から活性層と前記亜鉛を含有する化合
物半導体層との間にInGaAlAs層を少なくとも有
することを特徴とする半導体光素子である。
に含有しないInGaAs、InGaAsPの混晶から
なる活性層と亜鉛を含有する化合物半導体層を有する化
合物半導体積層体の、前記Alを実質的に含有しないI
nGaAs、InGaAsPの混晶からなる活性層と前
記亜鉛を含有する化合物半導体層との間にInGaAl
As層を少なくとも有することを特徴とする半導体光素
子である。
lを実質的に含有しないInGaAs、InGaAsP
の混晶からなる活性層を有する化合物半導体積層体の、
前記亜鉛を含有するInP基板と前記Alを実質的に含
有しないInGaAs、InGaAsPの混晶からなる
活性層との間にInGaAlAs層を少なくとも有する
ことを特徴とする半導体光素子である。
形態の各構成要素の、各種組み合わせの形態も当然可能
である。例えば、その例は、亜鉛を含有するInP基板
に、Alを実質的に含有しないInGaAs、InGa
AsPの混晶からなる活性層と、亜鉛を含有する化合物
半導体層を有する化合物半導体積層体の、前記亜鉛を含
有するInP基板と前記Alを実質的に含有しないIn
GaAs、InGaAsPの混晶からなる活性層との間
およびAlを実質的に含有しないInGaAs、InG
aAsPの混晶からなる活性層と亜鉛を含有する化合物
半導体層との間にInGaAlAs層を少なくとも有す
ることを特徴とする半導体光素子である。その全ての組
み合わせを例示しないが、各基板、活性層、亜鉛を含有
する化合物半導体層、亜鉛の拡散を抑制する化合物半導
体層、InGaAlAs層など各種要素の組み合わせ
で、当該半導体発光素子を構成することが出来る。
ール前とアニール後でのZn濃度のプロファイルを図8
および図9に各々示す。各層は有機金属気相成長法によ
り形成された。
1μmを1〜2×1018cm-3にドープした時のZn濃
度プロファイルである。前記各半導体層は、InP層、
InGaAsP層(バンドギャップ波長:1100n
m、この層はInP基板に格子整合される)、InGa
As層(この層は、InP基板に格子整合される)、I
nGaAlAs層(バンドギャップ波長:1100n
m、この層はInP基板に格子整合される)である。
ハーを摂氏700度で10時間アニールした後のZn濃
度プロファイルである。図6および図7の結果は、Zn
ドープ層からノンドープ層への拡散距離はInP>In
GaAsP>InGaAs>InGaAlAsの順に短
くなっている。そして、InGaAlAsは最も拡散距
離の少ないとされるInGaAsと同等か、それ以下で
ある。このように、InGaAlAs中でのZn拡散は
非常に遅いことを示している。
発明は、Alを含有しないInGaAs、InGaAs
Pの混晶からなる活性層とZnを含有する半導体層との
間にInGaAlAs層を介在させるのである。
ンドギャップ波長:920nm)に格子整合しながら、
且つInGaAs(バンドギャップ波長:1670n
m)からInAlAs(バンドギャップ波長:860n
m)までの発光波長制御が可能である。従って、通例の
InGaAs、InGaAsP活性層の発光波長範囲の
1300nm〜1550nmより十分に短くすることが
可能である。このように、本願発明はこれまでより短波
長のZn拡散を抑制する化合物半導体層を提供すること
が出来る。
バルク層、量子井戸層、多重量子井戸層、歪多重量子井
戸層等各種のものを用いることが出来る。尚、本願明細
書において、 InGaAs、InGaAsPの混晶か
らなる活性層は、これらの材料による超格子構造にて構
成された層をも含むものである。具体的にはそれはIn
GaAs、InGaAsPを用いて構成された量子井戸
構造、あるいは多重量子井戸構造である。又、クラッド
層等は半導体レーザ分野の通例の考え方に従って用いれ
ば良い。
共振器、分布帰還型(DFB:Distributed
Feedback)共振器、ブラッグ反射型(DB
R:Distributed Bragg Reson
ator)共振器等を用いることが出来る。又、面発光
型半導体レーザ装置に用いても十分である。
は、Alを含有しないInGaAs、InGaAsPの
混晶からなる活性層を用いることが肝要である。活性層
にAlを含んだ、AlGaInAs系の半導体レーザ装
置では、結晶成長の側面や電気的光学的特性の観点から
クラッド層にも例えばAlInAsを用いる必要が生じ
る。従って、Znの拡散問題は重要ではない。しかし、
半導体レーザ装置としては、活性層およびクラッド層に
もAlを含有するが故に実用的な問題を残している。
InGaAsP/InGaAsPを用いた多重量子井戸
構造を活性層に用いた半導体レーザ装置が実用化されて
いる。本願発明はこうした実質的にAlを含有しないI
nGaAs/InGaAsPやInGaAsP/InG
aAsPを用いた多重量子井戸構造を活性層に用いた半
導体レーザ装置での難点を解消せんとするものである。
従って、本願発明は活性層にAlを含まない多重量子井
戸構造において、Znの拡散を抑制するために、活性層
以外のZn拡散層、Zn含有層と当該活性層との間に、
Znの拡散の抑制層、具体例としてはInGaAlAs
やInAlAsの層を介在させることに要点がある。こ
のZnの拡散の抑制層の厚さは、例えば図8および図9
に例示するZnのプロフィールに基づいて具体的に決め
れば良い。
ロファイルにおいて、Znドープ層から活性層方向への
Zn濃度が、 前記Znの拡散の抑制層、例えばInG
aAlAs層を境界層として減少しているのが通例であ
る。
は各種のものを採用することが出来る。それらは、例え
ば、メサ型構造や、あるいは電流狭窄構造がリッジ構造
であるものである。その他、本願発明において、半導体
レーザ装置のパッシベーション、結晶性の改善のための
バッファ層など各種手段、長寿命化の為の例えば端面保
護の手段等は通例のものを用いて十分である。
断面図である。図はレーザ光の進行方向に交差する面で
の断面図である。
ァ層2(キャリア濃度:1×1018cm-3、膜厚:30
0nm)、n−InGaAsP光ガイド層3(キャリア
濃度:1×1018cm-3、膜厚:100nm、波長:1
170nm)、歪多重量子井戸活性層4、、アンドープ
InGaAsP光ガイド層7(膜厚:50nm、波長:
1170nm)、アンドープInGaAlAs層8(膜
厚:10nm、波長:920nm、この層はInP基板
に格子整合される)、p−InPクラッド層9(キャリ
ア濃度:4×1017cm-3、厚さ:300nm)、p−
InPクラッド層10(キャリア濃度:9×1017cm
-3、厚さ:2000nm)、p−InGaAsコンタク
ト層11(キャリア濃度:2×1019cm-3 、厚さ:
300nm)を順次成長した。結晶成長は通例の有機金
属気相成長法によった。
GaAsP障壁層5(膜厚:10nm、波長:1200
nm)と歪InGaAs量子井戸層6(発光波長:15
50nm、膜厚:6nm、歪量:+0.5%)で構成さ
れ、その周期は7周期とした。
10、11)を通例のウエットエッチグにより逆メサを
形成し、p型電極12、n型電極13を蒸着した。図2
のこの状態の断面図を示す。次いで、劈開によりファブ
リペロー共振器の反射面を形成した。通例のパッシベー
ション14を施し、素子化を図った。
記Znのストッパー層8の無い構造では、活性層に5×
1017cm-3程度のZnが拡散する。従って、この構造
では寄生容量が増大し、変調帯域が6GHz程度であ
る。一方、本実施の形態では活性層へのZn拡散を5×
1016cm-3以下に低減できる。従って、寄生容量の増
大を抑制し、変調帯域を9GHzにまで増大できた。
をアンドープにする従来方法では高温におけるレーザ特
性の劣化が認められる。一方、本実施の形態ではクラッ
ド層のドーピング濃度を維持したまま、活性層へのZn
拡散を低減できた。従って、高温におけるレーザ特性、
例えば摂氏85度における電流ー光出力の効率を約3割
向上できた。
としてInPと同じ発光波長のInGaAlAs組成を
用いたが、InAlAs層等の活性層の発光波長よりも
短い他のInGaAlAs組成も可能である。この場
合、波長が短すぎる場合には膜厚を薄くしたり、ドーピ
ング濃度を上げる等の配慮が必要である。従って、Zn
のストッパー層は、望ましくは、前記光ガイド層の波長
もしくはInPから光ガイド層までの波長に対応する組
成を用いるのが良い。
断面図である。図はレーザ光の進行方向に交差する面で
の断面図である。この例はInGaAlAs層を活性層
と光ガイド層の間に挿入し、上側光ガイド層から低濃度
InPクラッド層までのZn濃度を増加させた例であ
る。
有機金属気相成長法によった。n−InP基板1上に、
前述の通り歪多重量子井戸活性層4まで成長した後 、
本例では、更にInGaAlAs層14(膜厚:10n
m、波長:1200nm、InP基板に格子整合す
る)、p−InGaAsP光ガイド層15(キャリア濃
度:4×1017cm-3、膜厚:50nm、波長:117
0nm)、p−InPクラッド層16(キャリア濃度:
7×1017cm-3、厚さ:300nm)、p−InPク
ラッド層10(キャリア濃度:9×1017cm-3、厚
さ:2000nm)、p−InGaAsコンタクト層1
1(キャリア濃度:2×1019cm-3、厚さ:300n
m)を順次成長した。
して素子化を図った。
2×1016cm-3とわずかに止めつつ、光ガイド層をp
型にドーピングし、p−InPクラッド層の濃度を上げ
ることが可能となった。こうして、本半導体レーザ素子
の、特に高温でのレーザ特性をさらに向上させることが
できた。例えば85℃における電流ー光出力の効率を約
5割向上できた。
てInGaAsP障壁層と同じ発光波長のInGaAl
As組成を用いたが、光ガイド層の波長もしくは障壁層
から光ガイド層までの波長に対応する組成なら他の組成
でも良い。また、光ガイド層の波長より短い波長の組成
を用いる場合には、波長が短すぎたり、膜厚が厚すぎる
と注入効率が低下するため、この場合には、Znのスト
ッパー層は数10nm以下の膜厚が望ましい。
断面図である。図はレーザ光の進行方向に交差する面で
の断面図である。この実施例はInGaAlAs層をク
ラッド層とコンタクト層の間に挿入し、コンタクト層か
らクラッド層への過剰なZn拡散を低減した例である。
有機金属気相成長法によった。n−InP基板1上に、
前記第1の実施の形態と同様に、n−InPバッファ層
2(キャリア濃度:1×1018cm-3、膜厚:300n
m)、n−InGaAsP光ガイド層3(キャリア濃
度:1×1018cm-3、膜厚:100nm、波長:11
70nm)、歪多重量子井戸活性層4、アンドープIn
GaAsP光ガイド層7(膜厚:50nm、波長:11
70nm)、アンドープInGaAlAs層8(膜厚:
10nm、波長:920nm、この層はInP基板に格
子整合される)、p−InPクラッド層9(キャリア濃
度:4×1017cm-3、厚さ:300nm)、p−In
Pクラッド層10(キャリア濃度:9×1017cm-3、
厚さ:3000nm)を順次成長した。尚、前記歪多重
量子井戸活性層4は、InGaAsP障壁層5(膜厚:
10nm、波長:1200nm)と歪InGaAs量子
井戸層6(発光波長:1550nm、膜厚:6nm、歪
量:0.5%)で構成され、その周期は7周期とした。
後、更に、p−InGaAlAs層17(キャリア濃
度:2×1018cm-3、膜厚:30nm、波長:130
0nm、InP基板に格子整合)、p−InGaAsコ
ンタクト層11(キャリア濃度:2×1019cm-3、厚
さ:300nm)を順次成長した。この後、半導体積層
体9、10、17、11の各層を、通例のウエットエッ
チングにより、メサ形状18に加工する。図の例では、
半導体基板側の幅がその上部の幅より狭くなった逆メサ
形状の例である。こうして形成したメサ形状部の両側を
FeドープのInP層19で埋め込む。この構成はいわ
ゆる埋め込み型メサ構造である。その後の半導体光素子
の形成は前述の実施の形態1と同様である。
ZnはInGaAlAs層で止められる。従って、In
Pクラッド層9、10にはZnは実施的に拡散しておら
ず、InP中での異常拡散の原因となるZnは少ない。
このため、前述のメサ形状の両側を埋めるFeドープの
InP層を結晶成長させる時、Zn−Feの相互拡散が
少ない。従って、本半導体光素子の寄生容量を大幅に低
減することができ、当該半導体光素子の変調帯域を約1
2GHzにまで向上することができた。
ャリア濃度を2×1018cm-3とした。InGaAlA
s層のZn濃度はInGaAsと同様に2×1019cm
-3までドープ可能であり、原理的にこの濃度以下なら他
の濃度でも可能である。しかし、Zn濃度が低すぎる場
合や逆に高すぎる場合に素子抵抗の増加やZn拡散を停
止する効果が低減する。この観点から、InGaAlA
s層のキャリア濃度は1×1018cm-3から8×1018
cm-3程度が望ましい。
コンタクト層とInPクラッド層の間に設けたが、さら
に活性層近傍やクラッド層中にも追加させることが可能
である。例えば、InGaAlAs層をコンタクト層と
InPクラッド層の間、およびInPクラッド層と光ガ
イド層との間に設けた場合には、Fe−Znの相互拡散
をさらに低減でき、当該半導体光素子の変調帯域を14
GHzにまで向上することができた。
断面図である。図はレーザ光の進行方向に交差する面で
の断面図である。この例はZnドープInP基板からの
Zn拡散をInGaAlAs層により低減し、Znドー
プInPバッファ層の膜厚を大幅に低減するものであ
る。
有機金属気相成長法によった。p−InP基板20上に
p−InGaAlAs層21(キャリア濃度:1×10
18cm-3、膜厚:100nm、波長:920nm、In
P基板に格子整合)、p−InPバッファ層22(キャ
リア濃度:3×1017cm-3、膜厚:300nm)、ア
ンドープ−InGaAsP光ガイド23(膜厚:50n
m、波長:1150nm)、歪多重量子井戸活性層2
4、n−InGaAsP光ガイド層27(キャリア濃度
1×1018cm-3、膜厚200nm、波長1150n
m)、n−InPクラッド層28(キャリア濃度1×1
018cm-3、厚さ2000nm)、n−InGaAsP
コンタクト層29(キャリア濃度1×1019cm-3、厚
さ300nm、波長1300nm)を順次成長した。
尚、歪多重量子井戸活性層24は、InGaAsP障壁
層25(膜厚:10nm、波長:1150nm)と歪I
nGaAs量子井戸層26(発光波長:1300nm、
膜厚:6nm、歪量:1.4%)とで構成され、その周
期は5周期とした。
9)を通例のウエットエッチグにより逆メサを形成し、
p型電極12、n型電極13を蒸着した。次いで、劈開
によりファブリペロー共振器の反射面を形成した。通例
のパッシベーションを施し、素子化を図った。本例の出
来上がり断面は前述の図2と同様のメサ構造である。
へのZn拡散をInGaAlAs層で停止することがで
きることから、通常3000nmと厚膜のバッファ層を
300nmと薄くすることができ、且つ結晶成長の時間
を本例を用いない場合に比較して約2時間短縮すること
ができた。
断面図である。図6はレーザ光の進行方向に交差する面
での断面図である。この実施の形態は前述の第1の実施
の形態を特にリッジ型の半導体レーザに適用した例であ
る。
有機金属気相成長法によった。n−InP基板1上に前
記第1の実施の形態と同様にn−InPバッファ層2、
n−InGaAsP光ガイド層3、歪多重量子井戸活性
層4、、アンドープInGaAsP光ガイド層7、アン
ドープInGaAlAs層8、p−InPクラッド層
9、p−InPクラッド層10、p−InGaAsコン
タクト層11(キャリア濃度:2×1019cm-3、厚
さ:300nm)を順次成長した。尚、前記第1の実施
の形態と同様に前記歪多重量子井戸活性層4は、InG
aAsP障壁層5(膜厚:10nm、波長:1200n
m)と歪InGaAs量子井戸層6(発光波長:155
0nm、膜厚:6nm、歪量:0.5%)で構成され、
その周期は7周期とした。
リア濃度:2×1019cm-3、厚さ:300nm)まで
を順次成長した後、ウエットエッチグにより逆メサ形状
30を形成した。そして、この逆メサ形状30の表面に
薄いSiO2絶縁膜31を形成する。更に、このSiO2
絶縁膜31上にポリイミド樹脂層32を形成し、いわゆ
るリッジ型の電流狭窄構造を作製した。
3を蒸着し、次いで、劈開によりファブリペロー共振器
の反射面を形成した。通例のパッシベーションを施し、
素子化を図った。
Zn拡散のストッパー層として働く以外に、ウエットエ
ッチング時のエッチングストッパー層としても有効であ
る。従って、n−InGaAsP光ガイド層がエッチン
グされない。この為、本構造を採用することによってよ
り高信頼な素子が作製可能となる。これは、従来のIn
GaAsPのみによる上側光ガイド層に比べ、V族がA
sのみになることから、リン(P)系のエッチング液に
対してはよりエッチングされなくなることによる。具体
的には従来のInGaAsP層光ガイド層7のみの場合
には部分的に約25nmほどエッチングされていたが、
InGaAlAs層8を用いた場合には光ガイド層のエ
ッチングが無くなる。この為、本素子の信頼性を、本例
を用いない場合に比較して約3割向上できた。
nGaAlAsの格子定数についてはInP基板に格子
整合としたが、格子不整合であっても膜厚が転移や欠陥
の発生しない臨界膜厚以内であれば良い。
て単体の半導体レーザ装置であるが、レーザをアレイ状
になっていても良い。特に第5の実施の形態のp−In
P基板上の素子をレーザアレイにした場合には、成長時
間を半減できる。従って、素子の製造工程中でのゴミ等
の落下物が少なくなり、例えば10チャンネルのレーザ
アレイにおける素子の歩留まりを約3割向上できた。
に、各成長層でのZn濃度の微妙な制御が可能となり、
活性層へのZn拡散を大幅に低減できた。この結果、摂
氏85度程度での高温特性や高速応答性に優れた光素子
の作製が可能となった。またZnドープInP基板上の
光素子では成長時間を大幅に短縮できた。
の実施の形態の半導体レーザ装置を光源とした光伝送シ
ステムの光増幅器部分の例である。
要を示す図である。光入力41(この例では、波長1.
55μmの光である)は、一般には多重伝送されている
ので、分波器42により所定の波長の光が分波される。
そして、半導体レーザ装置46よりのファイバ増幅器4
4を増幅する為のレーザ光と入力された光とを混合器4
3で混合し、ファイバ増幅器に入力する。半導体レーザ
装置46は一般に冷却装置47にて冷却され、又これら
の各要素は自動制御装置48にて制御されている。符号
49は当該光増幅器部分よりの波長1.55μmの光信
号出力を示している。
で原情報によって変調された搬送波を割り当て順序に従
って並べ、光合波器によって送信信号を合成している。
一方、受信側では、光分波器で周波数分離された信号を
各チャネルごとに設けられた光検波・復調回路を通すこ
とにより原信号を再生している。一本のファイバでの双
方向伝送が行われる。
での光システムに見られない長寿命なる光システムを実
現することが出来る。更に、わけても、光システムの高
温雰囲気での諸特性、高速応答に優れる。
形態以外の形態を、そのシステムの要求する諸特性に応
じて用いて良いことは言うまでもない。
保しつつ、長寿命なる半導体光素子を提供することが出
来る。わけても、本願発明は、高温雰囲気での諸特性、
高速応答に優れる。
性を確保しつつ、長寿命且つこれまで以上の短波長の発
振波長なる半導体光素子を提供することが出来る。
例を示す断面図である。
ある。
図である。
図である。
図である。
図である。
ープ後、アニール前の濃度分布を示す図である。
ニール後の濃度分布を示す図である。
す図である。
n−InGaAsP光ガイド層、4:歪多重量子井戸活
性層、5:InGaAsP障壁層、6:歪InGaAs
量子井戸層、7:アンドープInGaAsP光ガイド
層、8:アンドープInGaAlAs層、9:p−In
Pクラッド層、10:p−InPクラッド層、11:p
−InGaAsコンタクト層、12:p型電極、13:
n型電極、14:InGaAlAs層、15:p−In
GaAsP光ガイド層、16:p−InPクラッド層、
17:p−InGaAlAs層、18:メサ形状、1
9:FeドープInP層、20:p−InP基板、2
1:p−InGaAlAs層、22:p−InPバッフ
ァ層、23:アンドープ−InGaAsP光ガイド層、
24:歪多重量子井戸活性層、25:InGaAsP障
壁層、26:歪InGaAs量子井戸層、27:n−I
nGaAsP光ガイド層、28:n−InPクラッド
層、29:n−InGaAsPコンタクト、30:逆メ
サ形状 31:SiO2絶縁膜、32:ポリイミド樹脂である。
Claims (7)
- 【請求項1】 Alを実質的に含有しない活性層と亜鉛
を含有する化合物半導体層とを有する化合物半導体積層
体の、前記Alを実質的に含有しない活性層と前記亜鉛
を含有する化合物半導体層との間に亜鉛の拡散を抑制す
る化合物半導体層を少なくとも有することを特徴とする
半導体光素子。 - 【請求項2】 Alを実質的に含有しないInGaA
s、InGaAsPの混晶からなる活性層と亜鉛を含有
する化合物半導体層とを有する化合物半導体積層体の、
前記Alを実質的に含有しないInGaAs、InGa
AsPの混晶から活性層と前記亜鉛を含有する化合物半
導体層との間に亜鉛の拡散を抑制する化合物半導体層を
少なくとも有することを特徴とする半導体光素子。 - 【請求項3】 Alを実質的に含有しないInGaA
s、InGaAsPの混晶からなる活性層と亜鉛を含有
する化合物半導体層とを有する化合物半導体積層体の、
前記Alを実質的に含有しないInGaAs、InGa
AsPの混晶から活性層と前記亜鉛を含有する化合物半
導体層との間にInGaAlAs層を少なくとも有する
ことを特徴とする半導体光素子。 - 【請求項4】 n型InP基板に、Alを実質的に含有
しないInGaAs、InGaAsPの混晶からなる活
性層と亜鉛を含有する化合物半導体層を有する化合物半
導体積層体の、前記Alを実質的に含有しないInGa
As、InGaAsPの混晶からなる活性層と前記亜鉛
を含有する化合物半導体層との間にInGaAlAs層
を少なくとも有することを特徴とする半導体光素子。 - 【請求項5】 亜鉛を含有するInP基板に、Alを実
質的に含有しないInGaAs、InGaAsPの混晶
からなる活性層を有する化合物半導体積層体の、前記亜
鉛を含有するInP基板と前記Alを実質的に含有しな
いInGaAs、InGaAsPの混晶からなる活性層
との間にInGaAlAs層を少なくとも有することを
特徴とする半導体光素子。 - 【請求項6】 前記InGaAlAs層のバンドギャッ
プ波長が前記InGaAsとInGaAsPの混晶から
なる活性層の発光波長よりも短いことを特徴とする請求
項第3、第4、および第5項のいずれかに記載の半導体
光素子。 - 【請求項7】 活性層へ電流を注入する為の電流狭窄構
造がリッジ構造であることを特徴とする請求項第1、第
2、第3、第4、第5および第6項のいずれかに記載の
半導体光素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20401799A JP4087020B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 半導体光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20401799A JP4087020B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 半導体光素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001036195A true JP2001036195A (ja) | 2001-02-09 |
JP4087020B2 JP4087020B2 (ja) | 2008-05-14 |
Family
ID=16483399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20401799A Expired - Lifetime JP4087020B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 半導体光素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4087020B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007019335A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 半導体レーザ |
KR100691623B1 (ko) | 2006-02-07 | 2007-03-12 | 삼성전기주식회사 | 반도체 레이저 다이오드 및 그 제조 방법 |
KR100790718B1 (ko) | 2007-11-05 | 2008-01-02 | 삼성전기주식회사 | 고출력 반도체 레이저소자 |
-
1999
- 1999-07-19 JP JP20401799A patent/JP4087020B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007019335A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 半導体レーザ |
KR100691623B1 (ko) | 2006-02-07 | 2007-03-12 | 삼성전기주식회사 | 반도체 레이저 다이오드 및 그 제조 방법 |
KR100790718B1 (ko) | 2007-11-05 | 2008-01-02 | 삼성전기주식회사 | 고출력 반도체 레이저소자 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4087020B2 (ja) | 2008-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Zah et al. | High-performance uncooled 1.3-/spl mu/m Al/sub x/Ga/sub y/In/sub 1-xy/As/InP strained-layer quantum-well lasers for subscriber loop applications | |
US5381434A (en) | High-temperature, uncooled diode laser | |
US4755015A (en) | Monolithic integrated semiconductor device of semiconductor laser and optical waveguide | |
JP3467153B2 (ja) | 半導体素子 | |
US6989550B2 (en) | Distributed feedback semiconductor laser equipment employing a grating | |
JP3484394B2 (ja) | 光半導体装置およびその製造方法 | |
JPH07235732A (ja) | 半導体レーザ | |
JP2002134842A (ja) | 半導体レーザ装置 | |
JPH05226789A (ja) | 歪層量子井戸レーザを含む製品 | |
JPH0818162A (ja) | 量子井戸レーザを有する装置 | |
JP3339486B2 (ja) | 半導体レーザとその製造方法及び半導体レーザを用いた光モジュール及び光通信システム | |
JP4641230B2 (ja) | 光半導体装置 | |
US7957442B2 (en) | Semiconductor optical device | |
US8213477B2 (en) | Semiconductor laser and method of manufacturing the same | |
JP2882335B2 (ja) | 光半導体装置およびその製造方法 | |
JP3779040B2 (ja) | 光半導体装置及びその製造方法 | |
JP3242958B2 (ja) | 光半導体素子 | |
JP2812273B2 (ja) | 半導体レーザ | |
JP4087020B2 (ja) | 半導体光素子 | |
JP4155997B2 (ja) | 半導体レーザ装置 | |
JP4983791B2 (ja) | 光半導体素子 | |
JP2009105458A (ja) | 光半導体装置 | |
JP2004165608A (ja) | 化合物半導体結晶及び化合物半導体デバイス | |
Armistead et al. | Low-threshold ridge waveguide lasers at λ= 1.5 μm | |
JP2000353849A (ja) | 光半導体装置およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040310 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061205 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070205 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070320 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070514 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080220 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4087020 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140228 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |