JP2001035628A - 端子圧着状態判別方法および装置 - Google Patents

端子圧着状態判別方法および装置

Info

Publication number
JP2001035628A
JP2001035628A JP11208738A JP20873899A JP2001035628A JP 2001035628 A JP2001035628 A JP 2001035628A JP 11208738 A JP11208738 A JP 11208738A JP 20873899 A JP20873899 A JP 20873899A JP 2001035628 A JP2001035628 A JP 2001035628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crimping
waveform
terminal
characteristic
ram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11208738A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Ishibashi
輝之 石橋
Kazuyoshi Tomikawa
和芳 富川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP11208738A priority Critical patent/JP2001035628A/ja
Priority to TR2000/02154A priority patent/TR200002154A2/xx
Priority to PT00115750T priority patent/PT1071174E/pt
Priority to DE2000618233 priority patent/DE60018233T2/de
Priority to EP20000115750 priority patent/EP1071174B1/en
Publication of JP2001035628A publication Critical patent/JP2001035628A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
    • H01R43/048Crimping apparatus or processes
    • H01R43/0486Crimping apparatus or processes with force measuring means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子圧着装置において、圧着過程の荷重など
の特性値を読み取るためのロードセルや圧力センサ等の
高価な装置を必要とせず、既存の端子圧着装置について
も簡単な改良を加えるだけで、特性値を検出できるよう
にする。 【解決手段】 ラム11に切欠き部11aを形成し、ラ
ム11に加わる荷重に応じて、下ブロック11Aが連結
部11Cの弾性により上ブロック11Bに対して荷重に
応じた量だけ上下方向に変動するようにする。上ブロッ
ク11Bに特性値検出手段としての一検出装置100を
固定する。位置検出装置100のプローブ100aを下
ブロック11Aの上面11A−1に当接させる。位置検
出装置100を圧着不良検出装置Bに接続する。位置検
出装置100の出力により圧着不良検出装置Bで下ブロ
ック11Aの上下方向の変位量(すなわちラム11の変
形量)を検出し、検出された変位量を圧着過程での特性
値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネス等
を構成する端子付電線をつくる端子圧着装置に係わり、
該端子圧着装置で圧着された端子の圧着状態を判別する
端子圧着状態判別方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、端子圧着装置において、端子と電
線は端子の加締め足部を電線の芯線に加締めることで圧
着されるが、この圧着工程で圧着不良が生じることがあ
る。そこで、圧着された端子の圧着不良を検出する圧着
不良検出装置が用いられている。この装置は、例えば圧
着過程の荷重値等の特性値を時系列にサンプリングして
特性波形を求め、この特性波形と、良品について予め求
められた特性波形である基準波形とを比較することで良
否を判定している。これは、例えば図20に示したよう
に正常圧着時と不良圧着時とで特性値(荷重値)の変化
の仕方が異なること、すなわち基準波形と特性波形とで
波形が異なることにより良否の判定ができるというもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、圧着過程の荷重を特性値として検出するようにして
いるので、荷重を読み取るためのロードセルや圧力セン
サ等の高価な装置が必要となるという問題がある。ま
た、ロードセルや圧力センサ等を備えていない既存の端
子圧着装置に新たにロードセルや圧力センサ等を取り付
けるのは困難であり、既存の端子圧着装置で圧着状態の
良否の判別を容易に実行することができないという問題
がある。
【0004】本発明は、圧着過程の荷重を読み取るため
のロードセルや圧力センサ等の高価な装置を必要とせ
ず、また、既存の端子圧着装置についても簡単な改良を
加えるだけで、特性値を検出して圧着状態の良否の判別
を行なえるようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の端子圧着状態
判別方法は、端子圧着装置で電線の導体部に端子を圧着
する圧着過程で得られる特性値の特性波形に基づいて、
該端子の圧着状態を判別する端子圧着状態判別方法にお
いて、前記端子の圧着時の反力により変形する前記端子
圧着装置の構成部品の変形量を前記特性値として検出す
ることを特徴とする。
【0006】また、請求項2の端子圧着状態判別装置
は、端子圧着装置で電線の導体部に端子を圧着する圧着
過程で得られる特性値の特性波形に基づいて、該端子の
圧着状態を判別する端子圧着状態判別装置において、前
記端子の圧着時の反力により変形する前記端子圧着装置
の構成部品の変形量を前記特性値として検出する特性値
検出手段を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項1の端子圧着状態判別方法または請
求項2の端子圧着状態判別装置によれば、端子圧着装置
のラムやフレーム等の構成部品の変形量を特性値として
検出するので、圧着過程の荷重を読み取るためのロード
セルや圧力センサ等の高価な装置を必要とせず、また、
既存の端子圧着装置についても簡単な改良を加えるだけ
で、特性値を検出して圧着状態の良否の判別を行うこと
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は本発明を適用した端
子圧着装置の正面図、図2は同端子圧着装置の側面図で
ある。図において、1は端子圧着装置Aのケーシングで
あって、基板2とその両側の側板3,3とから成り、両
側板3,3の上部後方には減速機5を備えたサーボモー
タ4が固定されている。減速機5の出力軸6には偏心ピ
ン(クランク軸)8を有する円板7が軸装され、偏心ピ
ン8にはスライドブロック9が枢着されている。スライ
ドブロック9の上面および下面はラム11に取付けられ
た受座10および10′間に摺動自在に装着されてお
り、円板7に回転によりスライドブロック9は受座1
0,10′間を左右方向にスライドするとともにラム1
1が上下方向に移動する。このラム11は両側板3,3
の内面に設けたラムガイド12,12に上下摺動自在に
装着されており、円板7、スライドブロック9、受座1
0,10′、ラム11およびラムガイド12がピストン
−クランク機構を構成している。
【0009】ラム11は下端部に係合凹部13を有し、
該係合凹部13にはクリンパ14を取付けたクリンパホ
ルダ15の係合凸部16が着脱自在に装着され、クリン
パ14の直下にはこれと対向してアンビル17が基板2
上のアンビル取付台24に固定されている。図3に示し
たように、ラム11には水平方向に切欠き部11aが形
成され、このラム11に加わる荷重に応じて、下ブロッ
ク11Aは連結部11Cの弾性により上ブロック11B
に対して荷重に応じた量だけ上下方向(図の矢印の方
向)に変動する。また、上ブロック11Bには特性値検
出手段としての一検出装置100が固定されている。こ
の位置検出装置100のプローブ100aが下ブロック
11Aの上面11A−1に当接されており、この位置検
出装置100は圧着不良検出装置Bに接続されている。
そして、位置検出装置100の出力により圧着不良検出
装置Bで下ブロック11Aの上下方向の変位量(すなわ
ちラム11の変形量)が検出され、この検出された変位
量が、圧着過程での特性値として処理される。
【0010】なお、図1において、18は既知の構成の
端子供給装置であり、図示しない連鎖状端子を支持する
端子ガイド19、端子押さえ20、先端に端子送り爪2
1を有する端子送りアーム22および該アーム22を進
退させる揺動リンク23等を備え、揺動リンク23は前
記ラム11の降下、上昇に合わせて前後に揺動し、端子
送り爪21により端子(図示せず)を一個ずつアンビル
17上に送り込むようになっている。また、アンビル1
7はアンビル取付台24のハンドル25の操作によりク
リンパ14に対する位置調整や撤去、交換等を容易にで
きるようになっている。
【0011】サーボモータ4は正逆回転を行い、前記ピ
ストン−クランク機構によりラム11、即ちクリンパ1
4を降下および上昇させるものであり、該モータ4の駆
動を制御するドライバ32に接続されている。そして、
クリンパ14の下降および上昇により、このクリンパ1
4とアンビル17との間に配置された、端子および電線
の圧着が行われる。なお、ドライバ32には基準データ
入力部33が接続されて、端子規格(又はサイズ)、対
応する電線サイズ、クリンプハイトおよびサーボモータ
4にかかる負荷(電流)などの基準データを入力するよ
うになっている。また、サーボモータ4の図示しない出
力軸にはエンコーダ31が付設されており、その回転数
に基いてクリンパ14の位置を検出してドライバ32に
フィードバックしている。
【0012】図4は実施形態に係わる圧着不良検出装置
Bのブロック図であり、圧着不良検出装置Bは位置検出
装置100の出力を増幅するアンプ41、アンプ41か
ら出力されるアナログ電圧信号をデジタルの電圧データ
に変換するA/D変換器42、入力部43、CPU4
4、ROM45、RAM46、表示部47および通信イ
ンターフェース48を備えており、入力部43、CPU
44、ROM45、RAM46、表示部47および通信
インターフェース48はマイクロコンピュータを構成し
ている。CPU44はROM45に格納された制御プロ
グラムに基づいてRAM46のワーキングエリアを使用
して制御を行う。具体的には、A/D変換器42で得ら
れる位置検出装置100による変位量のデータを特性値
としてサンプリングする。また、CPU44は、サンプ
リングした特性値に基づいて演算を行い、基準波形の生
成処理、基準波形の特異点の検出処理、しきい値(しき
い線の値)および許容限度の入力処理、圧着不良の検出
処理、加締め型(クリンパ14とアンビル17)の摩耗
状態の検出処理等を行い、検出結果を表示部47に表示
する。
【0013】端子の圧着時には、位置検出装置100に
よる変位量のデータである特性値が得られ、例えば図5
(A) に示したような特性波形が得られる。この図5(A)
の特性波形は正常に圧着されたときの特性波形であり、
このように正常に圧着されたときの特性波形を複数求め
て所定のフォーマットでRAM46に記憶しておく。な
お、A/D変換器42は所定の変換サイクルでデジタル
データが確定する毎にそのデータを出力するので、CP
U44は、例えばこのデータの出力タイミングをタイム
ベースとして特性値を時系列にサンプリングすることが
でき、特性波形のデータを時系列なデータとしてRAM
46に記憶しておくことができる。そして、圧着状態が
正常であった複数の特性波形のデータの平均等により基
準波形のデータをRAM46内に生成する。なお、以下
の説明では図5(A) の特性波形を基準波形として説明す
る。また、「特性波形」という用語は正常に圧着された
場合と正常に圧着されなかった場合の何れの場合にも使
用し、「基準波形」という用語は正常に圧着された場合
の特性波形から得た波形について使用する。
【0014】図5(A) のような基準波形が得られると、
CPU44は、この基準波形のデータから特性値の単位
時間当たりの増分値を求め、図5(B) のような増分値の
波形のデータを得る。次に、この増分値の波形のデータ
から極値やゼロクロス点となる位置(時間軸上の位置)
を検出し、この位置を端子圧着過程におけるいくつかの
特別な点となるA点、B点、C点、D点を特異点とす
る。なお、増分値の極値となる位置は上記4点以外にも
あるが、上記の4点は、圧着過程の1サイクル中での以
下のような特別な点であり予め大まかな位置が既知であ
るので、上記4点を抽出することができる。
【0015】図6はクリンパ14、アンビル17、端子
の加締め足部50および芯線60の圧着過程の断面図で
ある。なお、見やすくするために斜線を一部省略してあ
る。同図(A) 〜(D) は上記4つの特異点における状態を
示し、同図(E) は圧着開始直前の状態を示している。4
つの特異点は以下のような点である。 A点:図6(A) のように加締め足部50がクリンパ14
上部のアール(曲面部分)により変形する過程におい
て、力が上昇から下降に代わる点。 B点:図6(B) のように加締め足部50が芯線60に触
れ始め、力が上昇に代わる点。 C点:図6(C) のように加締め足部50により芯線60
を加締める過程において、力が上昇から下降に代わる
点。 D点:図6(D) のように加締め足部50により芯線60
が完全に加締められて特性値がピークになる点。
【0016】なお、基準波形のデータおよび増分値の波
形のデータも、特性波形のデータと同様なタイムベース
によりに時系列なデータとして扱うことができることは
いうまでもない。また、上記特異点の位置もこれらの時
系列なデータに対応付けてタイミングのデータとして記
憶しておくことができる。
【0017】次に、これらの特異点で基準波形を分割
し、A−B間、B−C間、C−D間を分割領域として設
定し、この分割領域毎に特性波形に基づいて圧着不良の
判定を行う。このように分割領域毎に判定を行うとそれ
ぞれの分割領域での特性波形の状態により、正常圧着
(良品)と異常圧着(不良品)が判別し易くなる。例え
ば、絶縁被覆部を噛み込むような異常圧着(絶縁噛み)
の場合は、図7(A) に示したようにA−B間とB−C間
で特性波形は基準波形より高く、C−D間では特性波形
は基準波形より低くなる。また、これとは対照的に、芯
線が絶縁皮剥き位置で切断されていたり切断芯線が少な
い異常圧着(芯線切れ)の場合は、図7(B)に示したよ
うにA−B間では特性波形と基準波形には差が無く、B
−C間とC−D間では特性波形は基準波形より低くな
る。このように、特異点で分割した分割領域で特性波形
を調べれば、各不良の特徴が顕著に現れ、圧着不良の検
出能力が高まる。なお、図7に示したようにD点に代え
て機械的に予め判っている下死点を使ってもよいが、以
下の例ではD点を特異点とした場合について説明する。
【0018】なお、A−B間、B−C間、C−D間の分
割領域毎に特性波形に基づいて圧着不良の判定を行うこ
とは、特性値のピーク(D点)近傍より前半の波形に基
づいて圧着不良の判定を行うことになる。このため、圧
着過程での特性値はこの前半(A−D間)だけサンプリ
ングすればよいので、例えば、ラム46に設定された特
性値の記憶領域の容量が一定(すなわちサンプリング可
能なポイント数が一定)とすると、全特性波形にわたっ
て特性値をサンプリングする場合よりも、細かくサンプ
リングすることができる。したがって、判定精度を高め
ることができる。また、逆に、サンプリングの間隔が固
定であれば、全特性波形にわたって特性値をサンプリン
グする場合よりも少ない記憶容量でよい。
【0019】次に、各分割領域での圧着不良の検出方法
について説明する。まず、検出した特性値の各サンプリ
ング点について、その特性値と基準波形における同じサ
ンプリング点の特性値との差を求め、この差のそのサン
プリング点の基準波形の特性値に対する第1の割合を演
算する。なお、基準波形の特性値の方が特性波形の特性
値より大きければ、この第1の割合は負の値となるの
で、この第1の割合を±のパーセンテージで表現する。
こうして各サンプリング点毎に得られた第1の割合を一
旦RAM46に記憶する。
【0020】一方、各分割領域には予め上記第1の割合
に対するしきい線が設定されており、各分割領域におい
て第1の割合の絶対値がしきい線で示すしきい値の絶対
値を越えるか否かを判定する。そして、各分割領域にお
いてつぎのような処理を行う。第1の割合の絶対値がし
きい値の絶対値を越えるようなサンプリング点(以後、
「異常候補点」という。)の数を求める。一方、分割領
域内の全サンプリング点の数は分割領域を決定したとき
に決まるので、分割領域内の上記異常候補点の数と分割
領域内の全サンプリング点の数の割合(以後、「第2の
割合」という。)を求める。次に、この第2の割合と当
該分割領域に予め設定されている許容限度(パーセンテ
ージのしきい値で、例えば50%とする。)とを比較す
る。そして、全分割領域について、第2の割合が許容限
度を越える領域が一つでもあれば、圧着不良と判定す
る。上記しきい線のしきい値は、各種不良による割合波
形の現れ方と上記許容度との兼ね合いにより決定する。
【0021】次に、図8〜図12に基づいて各分割領域
での判定基準となるしきい線の設定について説明する。
特性波形の各サンプリング点における前記第1の割合の
時系列データにより、図8〜図12のような第1の割合
に対応する波形が得られる。図8は良品についての波
形、図9は1/3の絶縁噛みの不良の場合の波形、図1
0は1/2の絶縁噛みの不良の場合の波形、図11は1
/7本の芯線切れの不良の場合の波形、図12は1/3
の芯線引込みの不良の場合の波形をそれぞれ示してい
る。このような割合の波形はプラス側とマイナス側に現
れるが、不良の場合には、A−B間では図9,図10の
ように主にプラス側に振れ、B−C間では、図9,図1
0のようにプラス側に振れる場合と、図11,図12の
ようにマイナス側に振れる場合がある。さらに、C−D
間では、図10,図12のように主にマイナス側に振れ
る。
【0022】そこで、分割領域A−B間で横軸の上側に
しきい線を設定し、分割領域B−C間は上側と下側に
しきい線,′を設定し、分割領域C−D間は下側に
しきい線を設定する。このしきい線,,′,
の4箇所を監視すれば、ほぼ全ての種類の不良が高い精
度で検出できる。また、はずれ方の組合せで不良の内容
や原因の絞り込みができる。なお、上記のような割合の
波形を以後「割合波形」という。
【0023】上記のようなしきい線の決定の仕方として
は、例えば次のような方法がある。圧着不良検出装置B
で制御プログラムを実行し、一種類の圧着不良について
複数回のサンプリングを行って割合波形を一つのグラフ
に重ねてプリントアウトする。これを良品と前記のよう
な各種の圧着不良について行い、例えば図16のような
プリント結果を得る。図16(A) は3本の良品の端子の
割合波形の例、図16(B) は3本の絶縁噛み端子の割合
波形の例、図16(C) は3本の芯線切れ端子の割合波形
(C) をそれぞれ示しているが、この割合波形は図16以
外のものもサンプル取りする。そして、許容度(例えば
50%)を考慮しながら各プリントアウトされたグラフ
を見比べることにより、各分割領域のしきい値を決め
る。なお、このようなしきい線を決める処理は、割合波
形のデータに対して統計処理等を行うことで、演算によ
り自動的に設定することもできる。
【0024】なお、特性波形の特性値の増分を示すグラ
フの特徴と、特異点の出方を知ることにより、端子の加
締め足部や加締め型の設計の良否や、お互いの適合具合
を評価することができる。例えば、図5(B) に示したよ
うに、好ましい状態は、A、B、C点が明確に現れ、波
形もなめらかである。一方、加締め足部や加締め型が好
ましくない場合は、例えば図13に示したように、A、
B点付近で山谷の数が多く出ている。
【0025】図14および図15は圧着不良検出装置B
で実行される実施形態の制御プログラムのフローチャー
トであり、図14は判定基準設定用プログラムのフロー
チャート、図15は端子圧着状態判別プログラムのフロ
ーチャートである。圧着不良検出装置Bは、図示しない
メインフローのプログラムの実行により使用者が動作モ
ードを選択できるようになっており、圧着作業(生産)
の前段階の動作モードとしての判定基準設定モードが選
択されると判定基準設定用プログラムが実行され、圧着
作業時の動作モードとして端子圧着状態判別モードが選
択されると端子圧着状態判別プログラムが実行される。
【0026】まず、図14の判定基準設定用プログラム
が起動されると、ステップS11で基準波形の取込み処
理を行う。この基準波形の取込み処理では、複数の良品
を圧着して、各々の特性波形から各サンプリング点にお
ける特性値の平均等により基準波形のデータを求めてR
AM46に記憶する。次に、ステップS12で、所定の
状態(代表的な不良状態または良状態のうち選択した一
つの状態)で圧着を実行するとともに、そのときの特性
値をサンプリングして特性波形のデータをRAM46に
記憶する。次に、ステップS13で、サンプリングした
特性値と基準波形の特性値との差(同じサンプリング
点)の基準波形の特性値に対する割合(第1の割合)を
演算し、割合波形のデータをRAM46に記憶する。
【0027】そして、ステップS14で、現在の圧着状
態についての上記同様な割合波形のサンプリングを続行
するか否かを判定し、入力部43で続行の入力操作があ
ればステップS12に戻り、終了の入力操作があればス
テップS15に進む。ステップS15では、現在の圧着
状態についてサンプル取りした割合波形を同一グラフ上
にプリントアウトする。次に、ステップS16で別の圧
着状態について上記同様な割合波形のサンプリングを続
行するか否かを判定し、続行の入力操作があればステッ
プS12に戻り、終了の入力操作があれば処理を終了す
る。
【0028】以上の処理により、良状態および複数の不
良状態について、それぞれ複数の割合波形をプリントア
ウトした結果が得られ、これらの割合波形から前述のよ
うにしきい線および許容度の決定を行う。
【0029】次に、図15の端子圧着状態判別プログラ
ムが起動されると、ステップS21で、基準波形の設定
処理を行う。この基準波形の設定処理では、判定基準設
定用プログラムのステップS11の基準波形の取込み処
理でRAM46に記憶した基準波形のデータを判定処理
用として設定する。次に、ステップS22で、前記のよ
うに決定したしきい線のしきい値および許容度を判定基
準としてオペレータが入力するための入力処理を行う。
【0030】次に、ステップS23で、圧着を実行する
とともにそのときの特性値をサンプリングしてRAM4
6に記憶し、ステップS24で前記のように基準波形と
特性波形および特異点等に基づいて圧着の良否の判定を
行い、不良(NG)の場合はステップS25で不良品発
生の信号を出力してステップS26で特性波形と判定結
果を表示する。なお、不良品発生の信号は例えば図示し
ない装置により警報を発生する場合等に用いる。良品
(OK)の場合はそのままステップS26で特性波形と
判定結果を表示する。そして、ステップS27で、圧着
を続行するか否かを判定し、続行の入力操作があればス
テップS23に戻り、終了の入力操作があれば処理を終
了する。
【0031】以上のように、判定基準設定用プログラム
と端子圧着状態判別プログラムとを備えているので、判
定基準の設定作業も容易になり、圧着状態の良否の判別
を安定して検出することができる。
【0032】以上説明した圧着不良検出装置Bは前記通
信インターフェース48を用いてネットワークシステム
を構成することもできる。例えば図17のように、複数
の端子圧着装置Aのそれぞれに備えられた複数の圧着不
良検出装置BをネットワークNを介してパーソナルコン
ピュータCに接続する。各圧着不良検出装置Bで設定し
た基準波形のデータをパーソナルコンピュータCに転送
し、パーソナルコンピュータCに内蔵されたハードディ
スク等に各基準波形のデータを記憶しておく。そして、
このパーソナルコンピュータCで各圧着不良検出装置B
における基準波形を管理する。
【0033】また、各圧着不良検出装置Bにおいて、対
応する端子圧着装置の加締め型(クリンパ14やアンビ
ル17)の摩耗具合を判定することもできる。すなわ
ち、加締め型を新品の部品と交換したときに、複数の良
品の圧着によって前記のように基準波形を求めておき、
この基準波形のデータをネットワークNを介してパーソ
ナルコンピュータCに転送しパーソナルコンピュータC
のハードディスクに記憶しておく。そして、圧着不良検
出装置B側では、随時行われる圧着作業の前段階で基準
波形を設定したとき、パーソナルコンピュータC側に前
に記憶しておいた、加締め型が新品の部品のときの基準
波形のデータを読み出し、この読み出した基準波形と現
在設定した基準波形とを比較する。
【0034】これにより、加締め型の磨耗具合を判定す
ることこができる。加締め型が古い場合と新しい場合と
では、例えば図18のように基準波形に差が生じるの
で、両基準波形を表示部47に重ねて表示することによ
り摩耗具合を容易に判定することができ、手間がかから
ずリアルタイムで判定することができる。したがって、
加締め型の磨耗状態を効率よく、かつ、確実に把握する
ことができ、端子の圧着状態の良好な製品を効率よく製
造できる
【0035】また、ネットワークNを介して各圧着不良
検出装置B間で基準波形のデータを相互に授受したり、
パーソナルコンピュータCで、生産側(端子圧着装置A
および圧着不良検出装置B側)では、現波形の可否を知
ることができ、管理側(パーソナルコンピュータC側)
では詳細分析が可能となる。したがって、例えば端子の
種類や電線サイズとの組合せ等による、圧着数、摩耗、
バリ、波形の関係を調べ、データベースを構築すること
により、異常発生前に加締め型の交換が可能になる。
【0036】以上の実施形態では圧着時の特性値とし
て、ラム11の下ブロック11Aの上下方向の変位量を
検出するようにしているが、例えば、図19に示したよ
うに、端子圧着装置Aの上下のフレームであるケーシン
グ1と側板3の間に位置検出装置100を設けるように
してもよい。すなわち、端子を圧着する端子圧着装置
は、圧着時の反力を受けてフレームが変形する。その変
形量はフレームの構造により剛性が異なるので端子圧着
装置の種類により違いがある。つまり、変形量が大きい
端子圧着装置や小さい端子圧着装置等が存在する。変形
量がほとんどゼロに等しい端子圧着装置も考えられる
が、実用的ではない。つまり、実用される端子圧着装置
は、基本的に変形するので、この変形量を特性として用
いることができる。このことは、フレームの変形量を測
定するだけでなく、実施形態のラムと同様にピストン−
クランク機構に切欠き部をつけバネ性を持たせるなどす
れば、この検出部を内蔵させることが可能となる。
【0037】このように、ラムやフレームの変形量を特
性値として検出する位置検出装置は、荷重を検出するロ
ードセルや圧力センサ等に比べてコストが安く、しか
も、検出部を小型にすることができる。また、この変形
量は圧着動作の軸線上である必要はないので、容易に機
械的に変形量を増幅させることができ、しかも、既存の
端子圧着装置への後付けも容易である。
【0038】なお、位置検出装置に限らず、フレームが
変形する過程等を加速度センサで測定し、その測定値か
らラムやフレームの変形量を求めて特性波形を取っても
良品と不良品を識別するのに十分なデータを得ることが
できる。
【0039】また、実施形態では、各分割領域において
圧着不良を検出する際に、前記異常候補点の数と分割領
域内の全サンプリング点の数の割合すなわち第2の割合
を求め、この第2の割合が許容限度を越えるか否かで良
不良を検出しているが、これに限らず他の外の方法で良
不良を検出するようにしてもよい。例えば、上記第1の
割合としきい値との差分を求め、その差分をその分割領
域内について加算し、差分の総和を求める。また、その
分割領域内の各サンプリング点での第1の割合を全て加
算して第1の割合の総和を求める。そして、差分の総和
の第1の割合の総和に対する割合を求め、この割合が当
該分割領域に予め設定されている許容限度を越えるか否
かで良不良を検出するようにしてもよい。
【0040】さらに、本発明における圧着不良の判定は
実施形態のものに限らず、基準波形から特異点を求め、
この特異点で分割した分割領域で判定を行うものであれ
ばよい。例えば、圧着過程における特性値を、分割領域
内で加算し、その分割領域内での基準波形の特性値の加
算値(予め求めておくことができる。)と、上記圧着過
程における特性値の加算値とを比較し、この加算値のず
れの程度によって良不良を判定するようにしてもよい。
なお、このような方法は、特性波形あるいは基準波形で
囲まれる部分の面積を比較することに相当する。
【0041】また、実施形態で対象としている端子圧着
装置はサーボモータの駆動により端子圧着を行うもので
あるが、本発明は、端子圧着装置の構成部品が圧着時の
反力により変形するような構造であれば、どのような圧
着機構であってもよいことはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の端子圧着状態判別方法または請求項2の端子圧着状態
判別装置によれば、端子圧着装置のラムやフレーム等の
構成部品の変形量を特性値として検出するので、圧着過
程の荷重を読み取るためのロードセルや圧力センサ等の
高価な装置を必要とせず、また、既存の端子圧着装置に
ついても簡単な改良を加えるだけで、特性値を検出して
圧着状態の良否の判別を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した端子圧着装置の正面図であ
る。
【図2】同端子圧着装置の側面図である。
【図3】実施形態における位置検出装置の取付状態を示
す図である。
【図4】実施形態に係わる圧着不良検出装置Bのブロッ
ク図である。
【図5】実施形態に係わる基準波形と増分値の波形およ
び特異点の例を示す図である。
【図6】実施形態におけるクリンパ、アンビル、端子の
加締め足部および芯線の圧着過程の断面図である。
【図7】実施形態に関わる特異点で分割した領域と不良
状態の種類に応じた特性波形との関係の一例を示す図で
ある。
【図8】実施形態における良品についての割合波形とし
きい線を示す図である。
【図9】実施形態における1/3の絶縁噛みの不良の場
合の割合波形としきい線を示す図である。
【図10】実施形態における1/2の絶縁噛みの不良の
場合の割合波形としきい線を示す図である。
【図11】実施形態における1/7本の芯線切れの不良
の場合の割合波形としきい線を示す図である。
【図12】実施形態における1/3の芯線引込みの不良
の場合の割合波形としきい線を示す図である。
【図13】実施形態における加締め足部や加締め型が好
ましくない場合の増分値の波形および特異点の例を示す
図である。
【図14】実施形態における判定基準設定用プログラム
のフローチャートである。
【図15】実施形態における端子圧着状態判別プログラ
ムのフローチャートである。
【図16】実施形態における判定基準設定用の割合波形
のプリントアウト結果の一例を示す図である。
【図17】実施形態における複数の圧着不良検出装置と
パーソナルコンピュータで構成したネットワークシステ
ムの概念図である。
【図18】実施形態における加締め型が古い場合と新し
い場合との基準波形の差を示す図である。
【図19】実施形態における端子圧着装置のフレームの
変形を特性値として検出する場合の構成の一例を示す図
である。
【図20】正常圧着時および不良圧着時の特性波形の違
いの例を示す図である。
【図21】絶縁噛みの不良状態とそのときの基準波形と
特性波形の差を示す図である。
【図22】芯線切れの不良状態とそのときの基準波形と
特性波形の差を示す図である。
【図23】芯線不足の不良状態とそのときの基準波形と
特性波形の差を示す図である。
【符号の説明】
11 ラム 11a 切欠き部 14 クリンパ 17 アンビル 41 アンプ 42 A/D変換器 44 CPU 45 ROM 46 RAM 50 加締め足部 60 芯線 100 位置検出装置(特性値検出手段) A 端子圧着装置 B 圧着不良検出装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子圧着装置で電線の導体部に端子を圧
    着する圧着過程で得られる特性値の特性波形に基づい
    て、該端子の圧着状態を判別する端子圧着状態判別方法
    において、 前記端子の圧着時の反力により変形する前記端子圧着装
    置の構成部品の変形量を前記特性値として検出すること
    を特徴とする端子圧着状態判別方法。
  2. 【請求項2】 端子圧着装置で電線の導体部に端子を圧
    着する圧着過程で得られる特性値の特性波形に基づい
    て、該端子の圧着状態を判別する端子圧着状態判別装置
    において、 前記端子の圧着時の反力により変形する前記端子圧着装
    置の構成部品の変形量を前記特性値として検出する特性
    値検出手段を備えたことを特徴とする端子圧着状態判別
    装置。
JP11208738A 1999-07-23 1999-07-23 端子圧着状態判別方法および装置 Pending JP2001035628A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11208738A JP2001035628A (ja) 1999-07-23 1999-07-23 端子圧着状態判別方法および装置
TR2000/02154A TR200002154A2 (tr) 1999-07-23 2000-07-21 Terminal bağlantısı kapanma kalitesi karar yöntemi/cihazı.
PT00115750T PT1071174E (pt) 1999-07-23 2000-07-21 Dispositivo e metodo de ensaio de qualidade de cravamento de terminais
DE2000618233 DE60018233T2 (de) 1999-07-23 2000-07-21 Anordnung und Verfahren zur Prüfung der Crimpqualität von Kontakten
EP20000115750 EP1071174B1 (en) 1999-07-23 2000-07-21 Terminal crimping quality decision method/device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11208738A JP2001035628A (ja) 1999-07-23 1999-07-23 端子圧着状態判別方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001035628A true JP2001035628A (ja) 2001-02-09

Family

ID=16561274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11208738A Pending JP2001035628A (ja) 1999-07-23 1999-07-23 端子圧着状態判別方法および装置

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1071174B1 (ja)
JP (1) JP2001035628A (ja)
DE (1) DE60018233T2 (ja)
PT (1) PT1071174E (ja)
TR (1) TR200002154A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007109517A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Shin Meiwa Ind Co Ltd 端子圧着不良検出装置の圧着不良判定データ作成方法および圧着不良判定データ検査方法
JP7343424B2 (ja) 2020-03-11 2023-09-12 新明和工業株式会社 端子圧着検査装置および端子圧着検査の基準波形の更新方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8746026B2 (en) * 2008-10-02 2014-06-10 Komax Holding Ag Method for determining the quality of a crimped connection between a conductor and a contact
JP5437685B2 (ja) * 2009-04-07 2014-03-12 矢崎総業株式会社 圧着端子、圧着端子の圧着構造、および圧着端子の圧着方法
US9331447B2 (en) 2010-12-07 2016-05-03 Tyco Electronics Corporation Crimping apparatus having a crimp quality monitoring system
CN102801077B (zh) * 2012-06-29 2014-10-08 上海和旭电子科技有限公司 自适应端子压接模具
CN103673965B (zh) * 2013-12-25 2016-03-30 青岛科技大学 基于dsp的端子质量检测系统的检测方法
DE102018218371A1 (de) * 2018-10-26 2020-04-30 Schäfer Werkzeug- und Sondermaschinenbau GmbH Verfahren zur Überwachung einer Crimpvorrichtung, Überwachungseinheit sowie Crimpvorrichtung

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5101651A (en) * 1991-02-22 1992-04-07 Amp Incorporated Apparatus for determining the force imposed on a terminal during crimping thereof
DE4408499A1 (de) * 1994-03-14 1995-09-21 Uwe Engberts Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung der Arbeitsqualität eines Preßwerkzeuges, insbesondere eines Crimpwerkzeuges

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007109517A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Shin Meiwa Ind Co Ltd 端子圧着不良検出装置の圧着不良判定データ作成方法および圧着不良判定データ検査方法
JP4657880B2 (ja) * 2005-10-13 2011-03-23 新明和工業株式会社 端子圧着不良検出装置の圧着不良判定データ作成方法および圧着不良判定データ検査方法
JP7343424B2 (ja) 2020-03-11 2023-09-12 新明和工業株式会社 端子圧着検査装置および端子圧着検査の基準波形の更新方法

Also Published As

Publication number Publication date
TR200002154A3 (tr) 2001-08-21
DE60018233D1 (de) 2005-03-31
PT1071174E (pt) 2005-05-31
DE60018233T2 (de) 2006-01-12
EP1071174A3 (en) 2001-08-29
EP1071174B1 (en) 2005-02-23
TR200002154A2 (tr) 2001-08-21
EP1071174A2 (en) 2001-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5092026A (en) Crimp height monitor
JP3627212B2 (ja) 端子圧着状態判別方法および装置並びに加締め型の摩耗状態検出方法
JP4031214B2 (ja) 端子圧着状態判別方法
US8819925B2 (en) Terminal crimping apparatus
JP6013847B2 (ja) 端子圧着状態の検査方法及びその装置
JPH08330048A (ja) 端子圧着品質評価方法
JP2001035628A (ja) 端子圧着状態判別方法および装置
JP4070705B2 (ja) 端子圧着不良検出装置
EP0419129B1 (en) Crimp height monitor
JP4657880B2 (ja) 端子圧着不良検出装置の圧着不良判定データ作成方法および圧着不良判定データ検査方法
CN115508210A (zh) 一种柔性fpc排线的测试设备、方法及储存介质
JPH08236253A (ja) 端子圧着装置の制御方法
JP2000295000A (ja) ワイヤーハーネスの検査・製造装置
JPS63281071A (ja) 端子圧着電線の端子圧着不良検出方法
JP2007103220A (ja) 端子圧着不良検出装置およびその圧着不良判定データ調整方法
JP4469157B2 (ja) 端子圧着不良検出装置
JP5205174B2 (ja) 端子圧着状態良否判別装置、端子圧着加工装置
WO2017138114A1 (ja) 端子圧着装置の異常監視装置
MXPA00007161A (en) Terminal crimping quality decision method/device
MXPA00007162A (en) Terminal crimping quality decision method/device and frictional wear state detection method of crimping die
CN111829761A (zh) 端子压接不良检测装置的压接不良判定数据制作方法以及压接不良判定数据检查方法
CN111751034A (zh) 端子压接状态合格与否判别装置、端子压接加工装置
JPH0760166B2 (ja) 端子圧着電線の端子圧着不良検出方法及び装置
JPH05109460A (ja) 端子圧着電線の端子圧着不良検出方法
JP2006079914A (ja) 接続不良端子の検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050510