JP2001034546A - メッセージ装置 - Google Patents
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Abstract
ジの重要度その他の情報を着信人に明示する。 【解決手段】 受信手段5aは、メッセージを受信す
る。特定情報抽出手段5bは、メッセージの属性情報に
付加されている、処理プログラムを特定するための特定
情報を抽出する。実装手段5cは、特定情報に対応する
処理プログラムをテーブル5gを参照して特定し、該当
する処理プログラムを処理プログラム5fから取得して
システムに実装する。実行手段5dは、このメッセージ
に対して何らかのアクションがなされた場合には、処理
プログラムに含まれている該当する個別処理を選択して
実行する。その結果、例えば、開封されていないメッセ
ージを削除するアクションがなされた場合には、表示装
置に対して警告を示すメッセージを表示する。
Description
し、特に、送信側から伝送されてきたメッセージを受信
して表示するメッセージ装置に関する。
て、電子メールやネットニュース(以下、電子メール等
と称す)によるメッセージのやりとりが盛んになってい
る。
すると、重要なメッセージとそうでないメッセージを峻
別して処理する必要が生ずる。従来、電子メール等を扱
うメッセージ装置においては、重要なメッセージの場合
には送信側において所定のフラグを立てておき、受信側
において、そのフラグの状態に応じて、例えば、記号
“!”をメッセージとともに表示する等の方法が存在し
ていた。
ている単語をキーワードとして、格納するフォルダを切
り換えたり、表示をキャンセルする等の処理を、受信側
で個別に設定する方法も存在していた。
は、重要度に応じて表示形態が多少異なる程度であり、
重要なメッセージとそうでないメッセージとを峻別する
ことが容易でないという問題点があった。その結果、重
要なメッセージを見落としてしてしまったり、破棄して
しまったりする場合があるという問題点があった。
は、各ユーザが個別に行う必要があるため、同一のメッ
セージを送信した場合であっても、受信側のユーザの設
定状態によって、その振る舞いが異なる場合があるとい
う問題点もあった。
のであり、メッセージの内容に応じた適切な処理を受信
側で実行するとともに、そのような処理を各ユーザ間で
統一することが可能なメッセージ装置を提供することを
目的とする。
決するために、図1に示す、送信側から伝送されてきた
メッセージを受信して表示するメッセージ装置(受信装
置5)において、前記送信側から送信されたメッセージ
を受信する受信手段5aと、前記受信手段5aによって
受信されたメッセージの属性情報に付加されている、所
定の処理プログラムを特定するための特定情報を抽出す
る特定情報抽出手段5bと、前記特定情報に対応する処
理プログラムを実装する実装手段5cと、前記実装手段
5cによって実装された前記処理プログラムを所定のタ
イミングで実行する実行手段5dと、を有することを特
徴とするメッセージ装置が提供される。
されたメッセージを受信する。特定情報抽出手段5b
は、受信手段5aによって受信されたメッセージの属性
情報に付加されている、所定の処理プログラムを特定す
るための特定情報を抽出する。実装手段5cは、特定情
報に対応する処理プログラムを実装する。実行手段5d
は、実装手段5cによって実装された処理プログラムを
所定のタイミングで実行する。
を参照して説明する。図1は、本発明の動作原理を説明
するための原理図である。この図において、ネットワー
ク1は、例えば、インターネット等のネットワークであ
り、パケット化されたデータを伝送する。
5からなるLAN(Local Area Network)を別のネット
ワークに接続し、データを相互にやり取り可能にするた
めに、メッセージのフォーマットや、アドレス、プロト
コルを接続先のネットワーク用に変換する。
を相互に接続してLANを構築する。なお、この例で
は、受信装置5が1つだけ示してあるが、実際には複数
の受信装置が接続されている。
報としてのキーワードが付加されたメッセージを受信し
た場合に実行される複数の処理の集合体である処理プロ
グラム4aと、特定情報と処理プログラムとの対応関係
を示すテーブル4bを有している。管理者等によって処
理プログラム4aやテーブル4bに対して変更が加えら
れた場合には受信装置に、これらのデータの変更を要請
する。
出手段5b、実装手段5c、実行手段5d、ダウンロー
ド手段5e、処理プログラム5f、および、テーブル5
gによって構成されており、他の装置から送信されたメ
ッセージを受信して表示させる。
されてきたメッセージを受信する。特定情報抽出手段5
bは、受信手段5aによって受信されたメッセージの属
性情報に付加されている、処理プログラムを特定するた
めのキーワード(特定情報)を抽出する。
理プログラムを実装する。なお、ここで、実装とは、処
理プログラムをメモリ等に展開して実行可能な状態とす
ることをいう。
装された処理プログラムを、所定のタイミングで実行す
る。ダウンロード手段5eは、配布装置4から要請があ
った場合には、処理プログラム4aとテーブル4bとを
ダウンロードして、処理プログラム5fとテーブル5g
の内容を更新する。
プログラム4aと対応しており、各キーワードに対応す
る複数の処理の集合体である。テーブル5gは、配布装
置4のテーブル4bと対応しており、受信したメッセー
ジに含まれているキーワードと、そのキーワードに対応
する処理プログラムとが関連付けられて格納されてい
る。
る。いま、図示せぬ送信装置において、メッセージが作
成され、そのメッセージの属性情報である表題(sub
ject)に対して、例えば、「<必読>」等のキーワ
ード(特定情報)が付加されて受信装置5に向けて送信
されたとする。
のメッセージを受信し、特定情報抽出手段5bに供給す
る。特定情報抽出手段5bでは、メッセージに付加され
ている特定情報としてのキーワードを抽出して実装手段
5cに供給する。いまの例では、「<必読>」が抽出さ
れて実装手段5cに供給される。
容を参照して特定情報抽出手段5bによって抽出された
キーワード「<必読>」に対応する処理プログラムを特
定する。次に、実装手段5cは、特定した処理プログラ
ムを実行可能形式のプログラムに変換し、システムに対
して実装する。
数の個別処理によって構成されており、実行手段5d
は、実装後にこのメッセージに対してなされる種々のア
クションに対応する個別処理を選択して実行する。ま
た、処理プログラムは、個々のメッセージに付随する形
で実装されるので、メッセージが削除された場合には、
その処理プログラムも実装が解除されることになる。
ログラムが実装されると、先ず、着信というアクション
に対して、図示せぬ表示装置に対してメッセージ「必読
メッセージを受信しました。」を表示し、ユーザの注意
を喚起する。その結果として、メッセージが読まれた場
合には、その後のアクションに対しては個別処理は実行
されない。メッセージが削除された場合には、処理プロ
グラムの実装が解除されることになる。
れなかった場合であって、メッセージを表示するアプリ
ケーションプログラムが再起動された場合には、アクシ
ョン「再起動」に対応する個別処理が実行され、例え
ば、メッセージ「必読メッセージがあります。」等が表
示される。
ザが削除しようとした場合や、所定の期限を経過したこ
とにより、アプリケーションプログラムがメッセージを
自動的に削除しようとした場合には、アクション「削
除」に対応する個別処理が起動され、「必読メッセージ
です!」等のメッセージが表示されることになる。
やテーブル4bに変更が施された場合には、配布装置4
が各受信装置に対してこれらの情報の変更を要請するの
で、その場合には、ダウンロード手段5eがこれらの情
報をダウンロードし、処理プログラム5fとテーブル5
gの内容を更新する。
受信した場合には、メッセージに付加されている特定情
報(キーワード)に対応する処理プログラムを実装し、
その後に発生する種々のアクションに対応する個別処理
を起動して実行するようにしたので、メールが受信され
てから削除されるまでのあらゆる機会に、ユーザに対し
て喚起を促すことが可能となる。
けしか示されていないが、複数の受信装置を接続するこ
とも可能である。その場合、各受信装置に格納されてい
る処理プログラムやテーブルの内容は配布装置4から配
布されたものであるので同一である。その結果、所定の
キーワードに対して実行される処理の内容を、受信装置
間において統一することが可能となる。
ム4aとテーブル4bの内容を一括して管理するように
すれば、各受信装置のユーザはこれらの設定内容を知ら
なくてもよいため、各ユーザにかかる負担を軽減するこ
とが可能となる。
態の構成例を示す。この図において、ネットワーク10
は、例えば、インターネット等であり、情報をパケット
化して伝送する。
ーション等によって構成されており、LANを別のネッ
トワークに接続し、データを相互にやり取り可能にする
ために、メッセージのフォーマットや、アドレス、プロ
トコルを接続先のネットワーク用に変換する。
いるキーワードとそのキーワードに対応する処理プログ
ラムであるクラスのクラス名とを対応付けたキーワード
対照表と、複数のクラスが定義された個別処理定義体と
を格納しており、これらの情報が更新された場合や、管
理者から所定の指示があった場合には、各受信装置に格
納されているこれらの情報を更新するように要請する。
すブロック図である。この図に示すように、配布装置4
0は、CPU(Central Processing Unit)40a、R
OM(Read Only Memory)40b、RAM(Random Acc
ess Memory)40c、HDD(Hard Disk Drive)40
d、GC(Graphics Card)40e、I/F(Interfac
e)40f、および、バス40gによって構成されてお
り、外部には、表示装置45が接続されている。
御するとともに、RAM40c等に格納されているプロ
グラムに応じて種々の演算処理を実行する。ROM40
bは、CPU40aが実行する基本的なプログラムやデ
ータ等を格納している。
のプログラムやデータ等を一時的に格納する。HDD4
0dは、前述したキーワード対照表と個別処理定義体を
格納しているとともに、CPU40aが実行する種々の
アプリケーションプログラムを格納している。
た描画命令に応じて、描画処理を実行し、得られた画像
データを映像信号に変換して表示装置45に供給する。
I/F40fは、ケーブル30と接続され、受信装置5
0,60等との間で所定のプロトコルに応じて情報を授
受する。
e Ray Tube)モニタ等によって構成されており、GC4
0eから供給された映像信号を表示出力する。図2に戻
って、受信装置50,60は、他の装置から送信されて
きたメッセージを受信して表示するとともに、配布装置
40から配布された個別処理定義体に定義された個別処
理に応じて種々の処理を実行する。
すブロック図である。なお、受信装置50と受信装置6
0とは同様の構成とされているので、以下では、受信装
置50のみについて説明を行う。
PU50a、ROM50b、RAM50c、HDD50
d、GC50e、I/F50f、および、バス50gに
よって構成されており、外部には、入力装置51と表示
装置55とが接続されている。
示す配布装置40の場合と同様であるので、その説明は
省略する。入力装置51は、例えば、キーボードやマウ
ス等によって構成されており、ユーザの操作に応じた情
報を出力して受信装置50に供給する。
RTモニタ等によって構成されており、受信装置50か
ら出力された映像信号を表示出力する。次に、以上の実
施の形態の動作について説明する。
と、個別処理定義体とをダウンロードする場合の処理に
ついて説明する。図5は、受信装置50が、配布装置4
0からキーワード対照表と、個別処理定義体とをダウン
ロードする場合に実行する処理の一例を説明するフロー
チャートである。このフローチャートは、配布装置40
においてこれらの情報に変更が加えられた場合や、管理
者が配布装置40に対して所定の指示を行った場合に、
配布装置40が受信装置50に対して更新の要請を行っ
た結果として実行される。このフローチャートが開始さ
れると、以下の処理が実行される。 [S10]CPU50aは、配布装置40から更新要請
があったか否かを判定し、更新要請があった場合にはス
テップS11に進み、それ以外の場合には処理を終了す
る。 [S11]CPU50aは、配布装置40からキーワー
ド対照テーブルを受信する。 [S12]CPU50aは、配布装置40から個別処理
定義体を受信する。 [S13]CPU50aは、HDD50dに格納されて
いるキーワード対照テーブルを更新する。 [S14]CPU50aは、HDD50dに格納されて
いる個別処理定義体を更新する。
いる。この対照表において、例えば、第1番目の項目
は、メッセージの種類が「MAIL」であり、第1のキ
ーワードが「<緊急」であり、第2のキーワードが「ま
で>」であり、また、対応プラグインが「TWPEme
rgencyPlugin」であることが示されてい
る。
の属性である表題「subject」に付加されたキー
ワードを構成する一方のキーワードであり、第2のキー
ワードは、他方のキーワードである。これらのキーワー
ドは、表題中に「<緊急 99/06/14 まで>」
のように付加される。
ワードに対応する複数の個別処理が定義された定義体で
あり、例えば、JAVAのクラスである。図7は、対応
プラグインの一例を示す図である。この例は、図6に示
す「TWPEmergencyPlugin」に対応し
ており、「初期化処理」、「着信時処理」、「再起動時
処理」、「選択時処理」、および、「削除時処理」の合
計5つの個別処理によって構成されている。
動作について説明する。いま、受信装置50の入力装置
51が操作されて、電子メールを送受信するためのアプ
リケーションプログラムが起動されたとする。
グラムが起動された場合において、表示装置55に表示
される画面の表示例である。この表示例では、「電子メ
ール」と題されたウィンドウ70が表示されており、そ
の右上部にはこのウィンドウ70を縮小、拡大、終了す
る場合にそれぞれ操作されるボタン70a〜70cが表
示されている。
作成する場合に操作される。送受信ボタン70eは、メ
ッセージを送受信する場合に操作される。接続ボタン7
0fは、メールサーバに接続する場合に操作される。
続を切断する場合に操作される。表示領域70hには、
この例では、受信トレイの内容が示されており、2通の
開封されたメールが表示されている。
0eが操作されたとすると、メールサーバとの間で接続
が図られ、受信装置50宛てのメールが存在している場
合には、そのメールが受信されることになる。
9に示すフローチャートが実行される。即ち、以下の処
理が実行されることになる。[S30]CPU50a
は、メールの表題(subject)に付加されている
キーワードを抽出する。
された場合には、表題に付加されている「<緊急 99
/06/14 まで>」のうち、「<緊急」が第1のキ
ーワードとして、また、「まで>」が第2のキーワード
として抽出される。 [S31]CPU50aは、キーワードに引数が存在し
ているか否かを判定し、存在している場合にはステップ
S32に、それ以外の場合にはステップS33に進む。 [S32]CPU50aは、引数を抽出する。
06/14」が取得されることになる。 [S33]CPU50aは、キーワード対照表を参照し
て、対応するプラグインを特定する。
急」、「まで>」であるので、図6に示すキーワード対
照表が参照され、「TWPEmergencyPlug
in」が該当するプラグインとして特定される。 [S34]CPU50aは、ステップS33において特
定されたプラグインをHDD50dから読み出して実装
する。
「TWPEmergencyPlugin」がHDD5
0dから読み出され、対応するオブジェクトが生成され
ることになる。
と、このオブジェクトは対象となるメールに付随する形
で存在することになり、メールに対して所定のアクショ
ンがなされた場合には、オブジェクトに含まれている対
応する個別処理が起動されることになる。
には、付随しているオブジェクトも同時に消滅すること
になる。次に、個別処理について説明する。
encyPlugin」の個別処理である着信時処理
(図7参照)の一例を説明するフローチャートである。
このフローチャートが開始されると、以下の処理が実行
される。 [S40]CPU50aは、表示装置55に対して通知
ダイアログを表示させる。
である。この図は、図8に示す表示例において、図10
に示すメールが着信した場合に表示される表示画面であ
り、アプリケーションプログラムの表示領域70hには
受信されたメール「書類の変更について」が表示されて
いる。
ンドウ70の下には、「緊急」と題されたダイアログボ
ックス80が表示されている。ダイアログボックス80
の右上には、ダイアログボックス80を閉じる場合に操
作されるボタン80aが表示されている。
類の変更について」は、99/06/14迄の件である
旨を示すメッセージが表示されている。また、表示領域
80bの下部には、メッセージの表示内容を了解した場
合に操作される了解ボタン80cが表示されている。 [S41]CPU50aは、メールを開封していないこ
とを示す未読フラグを“ON”の状態にする。 [S42]CPU50aは、対象となるメールを開封す
る操作をしたか否かを判定し、開封する操作をした場合
にはステップS43に進み、それ以外の場合には処理を
終了する。 [S43]CPU50aは、メールの内容を表示する。
すような内容のメールが表示される。 [S44]CPU50aは、未読フラグを“OFF”の
状態にする。
が付加された電子メールが着信した場合には、通知ダイ
アログが表示されてそのメールが緊急であることが示さ
れるので、ユーザはそれに応じてメールを処理すること
ができる。
面において、メールが開封されないままアプリケーショ
ンプログラムが終了された後、再度アプリケーションプ
ログラムが起動された場合に実行される処理について説
明する。なお、アプリケーションプログラムの再起動
は、受信装置50の電源が切断された後であってもよ
い。アプリケーションプログラムが起動されると、以下
の処理が実行されることになる。 [S50]CPU50aは、対象となるメールの未読フ
ラグが“ON”の状態であるか否かを判定し、“ON”
の状態である場合にはステップS51に進み、それ以外
の場合には処理を終了する。
ルが開封されないままアプリケーションプログラムが終
了され、再度アプリケーションプログラムが起動された
場合には、図11に示すステップS41の処理により、
未読フラグは“ON”の状態にされているので、ステッ
プS51に進む。 [S51]CPU50aは、通知ダイアログを表示させ
る。
いる。この例では、「緊急」と題されたダイアログボッ
クス90が表示されており、ダイアログボックス90の
右上には、このダイアログボックス90を閉じる場合に
操作されるボタン90aが表示されている。
について」は、99/06/14迄の件である旨を示す
メッセージが表示されている。また、表示領域90bの
下部には、メッセージの表示内容を了解した場合に操作
される了解ボタン90cが表示されている。 [S52]CPU50aは、対象となるメールを開封す
る操作がなされたか否かを判定し、操作がなされた場合
にはステップS53に進み、それ以外の場合には処理を
終了する。 [S53]CPU50aは、対象となるメールの内容を
表示装置55に対して表示させる。 [S54]CPU50aは、対象となるメールの未読フ
ラグを“OFF”の状態にする。
封されずにアプリケーションプログラムが終了された
後、アプリケーションプログラムが再起動された場合に
は通知ダイアログが表示され、緊急を要するメールが存
在する旨が表示されるので、メールを忘れずに参照する
ことができる。
が未開封の状態のままとされた後、このメールを削除す
る操作をユーザが行うか、または、受信トレイへの格納
期限が切れた場合において、アプリケーションプログラ
ムがメールを削除しようとした場合に実行される処理に
ついて図15を参照して説明する。このフローチャート
が開始されると、以下の処理が実行されることになる。 [S60]CPU50aは、対象となるメールの未読フ
ラグが“ON”の状態であるか否かを判定し、“ON”
の状態である場合にはステップS62に進み、それ以外
の場合にはステップS61に進む。
ルが開封されないままの状態で、ユーザがこのメールを
削除する操作を行った場合には、ステップS62に進む
ことになる。
テップS61に進む。 [S61]CPU50aは、メールを削除する処理を実
行する。 [S62]CPU50aは、強制ダイアログを表示させ
る。
いる。この例では、「緊急」と題されたダイアログボッ
クス100が表示されており、ダイアログボックス10
0の右上には、このダイアログボックス100を閉じる
場合に操作されるボタン100aが表示されている。
更について」は、99/06/14迄の件であるので内
容を確認するように促すメッセージが表示されている。
また、表示領域100bの下部には、メッセージの表示
内容を了解した場合に操作される了解ボタン100cが
表示されている。 [S63]CPU50aは、対象となるメールの内容を
表示装置55に対して表示させる。 [S64]CPU50aは、対象となるメールの未読フ
ラグを“OFF”の状態にする。
ールを削除する操作がなされた場合には、強制ダイアロ
グが表示されるとともに、メールの内容が表示されるの
で、重要なメールを不用意に削除することを防止するこ
とができる。
ReadPlugin」が実装された場合に実行される
個別処理について説明する。このプラグインは、必ず読
まれることを希望する添付ファイルが付加されたメール
に対して送信側でキーワード「<必読」、「>」が表題
に付与された場合において、受信側で実行される処理で
ある。
メールが着信した場合の動作について説明する。図17
は、そのようなメールが着信した場合に実行される処理
の一例を説明するフローチャートである。このフローチ
ャートが開始されると、以下の処理が実行される。 [S70]CPU50aは、表示装置55に対して通知
ダイアログを表示させる。
である。この例では、「必読添付ファイル」と題された
ダイアログボックス110が表示されている。ダイアロ
グボックス110の右上には、ダイアログボックス11
0を閉じる場合に操作されるボタン110aが表示され
ている。
「変更の件」には、必読添付ファイルがあり、その名前
が「map.gif」であることが示されている。ま
た、表示領域110bの下部には、メッセージの表示内
容を了解した場合に操作される了解ボタン110cが表
示されている。 [S71]CPU50aは、添付ファイルが参照されて
いないことを示す未参照フラグを“ON”の状態にす
る。 [S72]CPU50aは、対象となる添付ファイルを
表示する操作がなされたか否かを判定し、表示する操作
がなされた場合にはステップS73に進み、それ以外の
場合には処理を終了する。 [S73]CPU50aは、添付ファイルの内容を表示
装置55に対して表示させる。 [S74]CPU50aは、未参照フラグを“OFF”
の状態にする。
されるとともに、表題に対してキーワード「<必読>」
が付加されたメールが着信した場合には、通知ダイアロ
グが表示されてそのメールに添付されている添付ファイ
ルが重要である旨が示されるので、メールだけ参照して
添付ファイルを参照し忘れるといった事態を防止するこ
とができる。
で、アプリケーションプログラムが終了された後、再度
アプリケーションプログラムが起動された場合に実行さ
れる処理について説明する。図19は、そのような処理
の一例を説明するフローチャートである。このフローチ
ャートが開始されると、以下の処理が実行される。な
お、アプリケーションプログラムの再起動は、受信装置
50の電源が切断された後であってもよい。 [S80]CPU50aは、対象となるメールの未参照
フラグが“ON”の状態であるか否かを判定し、“O
N”の状態である場合にはステップS81に進み、それ
以外の場合には処理を終了する。 [S81]CPU50aは、通知ダイアログを表示装置
55に対して表示させる。
ログの一例を示す図である。この例では、「必読添付フ
ァイル」と題されたダイアログボックス120が表示さ
れている。ダイアログボックス120の右上には、ダイ
アログボックス120を閉じる場合に操作されるボタン
120aが表示されている。
件」には、必読添付ファイルがあり、その名前が「ma
p.gif」であることが示されている。また、表示領
域120bの下部には、メッセージの表示内容を了解し
た場合に操作される了解ボタン120cが表示されてい
る。 [S82]CPU50aは、対象となるメールに添付さ
れた添付ファイルを表示する操作がなされたか否かを判
定し、操作がなされた場合にはステップS83に進み、
それ以外の場合には処理を終了する。 [S83]CPU50aは、対象となるメールに添付さ
れた添付ファイルの内容を表示装置55に対して表示さ
せる。 [S84]CPU50aは、対象となるメールの未参照
フラグを“OFF”の状態にする。
ルが開封されずにアプリケーションプログラムが終了さ
れた場合には、アプリケーションプログラムが再起動さ
れた際に通知ダイアログが表示され、重要な添付ファイ
ルが存在する旨が示されるので、これを忘れずに参照す
ることができる。
で、このメールを削除する操作をユーザが行った場合
か、または、受信トレイへの格納期限が終了した場合に
おいて、アプリケーションプログラムがメールを削除し
ようとした場合に実行される処理について図21を参照
して説明する。このフローチャートが開始されると、以
下の処理が実行されることになる。 [S90]CPU50aは、対象となるメールの未参照
フラグが“ON”の状態であるか否かを判定し、“O
N”の状態である場合にはステップS92に進み、それ
以外の場合にはステップS91に進む。 [S91]CPU50aは、メールを削除する処理を実
行する。 [S92]CPU50aは、強制ダイアログを表示させ
る。
いる。この例では、「必読添付ファイル」と題されたダ
イアログボックス130が表示されており、ダイアログ
ボックス130の右上には、このダイアログボックス1
30を閉じる場合に操作されるボタン130aが表示さ
れている。
があるので内容を確認するように促すメッセージが表示
されている。また、表示領域130bの下部には、メッ
セージの表示内容を了解した場合に操作される了解ボタ
ン130cが表示されている。 [S93]CPU50aは、対象となる添付ファイルの
内容を表示装置55に対して表示させる。 [S94]CPU50aは、対象となるメールの未参照
フラグを“OFF”の状態にする。
読添付ファイルが付加されたメールを削除する操作がな
された場合には、強制ダイアログが表示されるととも
に、必読添付ファイルの内容が表示されるので、重要な
資料を不用意に削除することを防止することができる。
pPlugin」が実装された場合に実行される個別処
理について説明する。このプラグインは、必ず読まれる
ことを希望する内容のメールであって、着信者の注意を
特に喚起したいときに、送信側でキーワード「<テロッ
プ」、「>」が表題に付加された場合において、受信側
で実行される処理の一例である。
メールが着信した場合の動作について説明する。図23
は、そのようなメールが着信した場合に実行される処理
の一例を説明するフローチャートである。このフローチ
ャートが開始されると、以下の処理が実行される。 [S100]CPU50aは、着信したメールから表題
を取得する。
telop>☆☆ 新規開店のご挨拶 ☆☆ ○×パソ
コン八王子店」が含まれている場合には、これが取得さ
れることになる。 [S101]CPU50aは、取得した表題からキーワ
ードを除外する。
elop>」が除外され、「☆☆新規開店のご挨拶 ☆
☆ ○×パソコン八王子店」が得られる。 [S102]CPU50aは、表示装置55に対してテ
ロップウィンドウを表示する。
ドを除いた表題に対応する大きさのテロップウィンドウ
を表示させる。 [S103]CPU50aは、キーワードを除いた表題
を、テロップ表示する。
置55に表示される画面の一例である。この例では、
「telop」と題されたテロップウィンドウ140が
表示されている。テロップウィンドウ140の右上に
は、このウィンドウを終了する場合に操作されるボタン
140aが表示されている。また、表示領域140bに
は、ステップS101において取得された、キーワード
を除いた表題「☆☆ 新規開店のご挨拶 ☆☆ ○×パ
ソコン八王子店」が右から左へ流れるように表示され
る。
喚起することができるので、送信人は他のメールとは差
別化したメールを送信することが可能となる。また、キ
ーワードに引数として、文字の大きさや、色、その他の
属性情報を含ませるようすれば、更にバリエーションに
富んだ表現が可能となる。
態によれば、メッセージの属性情報(例えば、表題)に
対してキーワードを送信側で付加し、そのキーワードに
対応する個別処理を受信側で実装し、そのメッセージに
対して所定のアクションがあった場合には、対応する個
別処理を実行するようにしたので、メッセージの内容に
応じた種々の処理を実行することが可能となる。
別処理定義体とキーワード参照テーブルとを配布するよ
うにしたので、各受信装置における処理の振る舞いを統
一することが可能となるとともに、必要ならば個別処理
を一括して変更することも可能となる。
メールを例に挙げて説明を行ったが、本発明は、このよ
うな形態のメッセージに限定されるものではないことは
もちろんである。
に対してキーワードを付加するようにしたが、例えば、
本文中に付加したり、メッセージのヘッダに対して付加
するようにしてもよい。
によって実現することができる。その場合、受信装置が
有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可
能な記録媒体に記録されたプログラムに記述されてお
り、このプログラムをコンピュータで実行することによ
り、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュー
タで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や
半導体メモリ等がある。市場へ流通させる場合には、C
D−ROM(Compact Disk Read Only Memory)やフロッ
ピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納し
て流通させたり、ネットワークを介して接続されたコン
ピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを通
じて他のコンピュータに転送することもできる。コンピ
ュータで実行する際には、コンピュータ内のハードディ
スク装置等にプログラムを格納しておき、メインメモリ
にロードして実行する。
から伝送されてきたメッセージを受信して表示するメッ
セージ装置において、送信側から送信されたメッセージ
を受信する受信手段と、受信手段によって受信されたメ
ッセージの属性情報に付加されている、所定の処理プロ
グラムを特定するための特定情報を抽出する特定情報抽
出手段と、特定情報に対応する処理プログラムを実装す
る実装手段と、実装手段によって実装された処理プログ
ラムを所定のタイミングで実行する実行手段と、を有す
るようにしたので、メッセージの内容に応じて、適切な
処理を受信側で実行させることが可能となる。
ある。
ある。
ルと個別処理定義体とをダウンロードする際の処理の一
例を説明するフローチャートである。
る。
グラムの表示例を示す図である。
を特定するために実行される処理の一例を説明するフロ
ーチャートである。
が着信した場合に実行される処理の一例を説明するフロ
ーチャートである。
れる画面の一例を示す図である。
を開封せずにアプリケーションプログラムを終了した
後、再度アプリケーションプログラムを起動した場合に
実行される処理の一例を説明するフローチャートであ
る。
れる画面の一例を示す図である。
を開封せずに、これを削除する操作が行われた場合に実
行される処理の一例を説明するフローチャートである。
れる画面の一例を示す図である。
した場合に実行される処理の一例を説明するフローチャ
ートである。
れる画面の一例を示す図である。
されているファイルを参照せずにアプリケーションプロ
グラムを終了した後、再度アプリケーションプログラム
を起動した場合に実行される処理の一例を説明するフロ
ーチャートである。
れる画面の一例を示す図である。
する操作が行われた場合に実行される処理の一例を説明
するフローチャートである。
れる画面の一例を示す図である。
着信した場合に実行される処理の一例を説明するフロー
チャートである。
れる画面の一例を示す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 送信側から伝送されてきたメッセージを
受信して表示するメッセージ装置において、 前記送信側から送信されたメッセージを受信する受信手
段と、 前記受信手段によって受信されたメッセージの属性情報
に付加されている、所定の処理プログラムを特定するた
めの特定情報を抽出する特定情報抽出手段と、 前記特定情報に対応する処理プログラムを実装する実装
手段と、 前記実装手段によって実装された前記処理プログラムを
所定のタイミングで実行する実行手段と、 を有することを特徴とするメッセージ装置。 - 【請求項2】 前記処理プログラムは、少なくとも1の
個別処理を有しており、 前記実行手段は、メッセージが着信した後に行われる所
定のアクションに対応する前記個別処理を選択して実行
することを特徴とする請求項1記載のメッセージ装置。 - 【請求項3】 前記実装手段は、特定情報と、その特定
情報に対応する処理プログラムとが関連付けて記憶され
たテーブルを有しており、このテーブルを参照して特定
情報に対応する処理プログラムを選択して実装すること
を特徴とする請求項1記載のメッセージ装置。 - 【請求項4】 前記属性情報には、所定の引数が更に付
加されており、前記実行手段は、前記引数を参照して処
理を行うことを特徴とする請求項1記載のメッセージ装
置。 - 【請求項5】 前記処理プログラムは、所定の配布装置
に格納されており、 前記配布装置から前記処理プログラムをダウンロードす
るダウンロード手段を更に有することを特徴とする請求
項1記載のメッセージ装置。 - 【請求項6】 前記実装手段は、特定情報と、その特定
情報に対応する処理プログラムとが関連付けて記憶され
たテーブルを有しており、このテーブルを参照して特定
情報に対応する処理プログラムを選択して実装し、 前記ダウンロード手段は、前記処理プログラムととも
に、前記テーブルをダウンロードすることを特徴とする
請求項5記載のメッセージ装置。 - 【請求項7】 送信側から伝送されてきたメッセージを
受信して表示する処理をコンピュータに実行させるプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
において、 コンピュータを、 前記送信側から送信されたメッセージを受信する受信手
段、 前記受信手段によって受信されたメッセージの属性情報
に付加されている、処理プログラムを特定するための特
定情報を抽出する特定情報抽出手段、 前記特定情報に対応する処理プログラムを実装する実装
手段、 前記実装手段によって実装された前記処理プログラムを
所定のタイミングで実行する実行手段、 として機能させるプログラムを記憶したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体。
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