JP2001034337A - ポンプ場の監視システム - Google Patents

ポンプ場の監視システム

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JP2001034337A
JP2001034337A JP21055699A JP21055699A JP2001034337A JP 2001034337 A JP2001034337 A JP 2001034337A JP 21055699 A JP21055699 A JP 21055699A JP 21055699 A JP21055699 A JP 21055699A JP 2001034337 A JP2001034337 A JP 2001034337A
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JP
Japan
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inflow
pumping station
range
time
accumulated
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Pending
Application number
JP21055699A
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English (en)
Inventor
Sohei Umezawa
宗平 梅澤
Hiroyuki Kawakatsu
啓行 川勝
Hiroshi Matsue
寛史 松江
Yasunori Sueyoshi
康則 末吉
Daisuke Hiraishi
大助 平石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流入量の異常な変化を即座に把握し管理し
て、ポンプ場の増設など流入量の増減変化に対する善後
策を素早くかつ適切に実行できるポンプ場の監視システ
ムを提供する。 【解決手段】 ポンプ場に設置されたデータ通報装置か
ら送信されてくるデータを受信し、ポンプ場における所
定時間毎の積算流入量を時系列データとして管理する一
方、所定時間毎の積算流入量TQが予め設定された範囲
Aを越えたか否かを判定するとともに、その設定範囲A
を越えた回数nが設定値Nを越えたか否かを判定し、そ
の設定値Nを越えたときに注意メッセージをCRTディ
スプレイに表示するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複数箇所に点在
するマンホールポンプ場から送信されてくる各種データ
を受信して各マンホールポンプ場の状況を監視し管理す
る場合などに適用されるポンプ場の監視システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種のポンプ場の監視システムでは、
ポンプ場から送信されてくるポンプの故障情報を受信し
て画面表示したり、ポンプ運転時間・運転回数・排水流
量などを一覧にして表示し、かつ、帳票に印刷したりす
ることが主たる監視管理機能であって、ポンプ場に流れ
込む生活排水などの流入量については、周辺の人口計画
等に基づいて予め設定されているとの見地から監視管理
の対象外とされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポンプ
場周辺の人口が当初の計画より増えたり、減少したりし
てポンプ場に流れ込む生活排水などの流入量が当初の人
口計画に基づいて予め設定されている量よりも増加した
り、減少したりしたとしても、従来の監視システムで
は、そのような流入量の増減変化を監視管理することが
できないために、流入量の異常増大に伴いポンプ場周辺
に溢流を招いたり、流入量の異常減少にもかかわらず当
初の計画通りのポンプ運転によって動力ロスを招いたり
する可能性があった。また、このような流入量の変化は
日報や月報などの帳票に記録されているデータを読み取
り調査すれば管理することが可能であるけれども、この
場合は、月日時レベルで帳票に記録されている数値デー
タを一つ一つプロットしてグラフ化しなければならず、
流入量の長期に亘る変化傾向を把握し管理するためには
非常に多大な手数及び時間を要するという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、流入量の異常な変化を即座に把握し管理して、ポン
プ場の増設など流入量の増減変化に対する善後策を素早
くかつ適切に実行することができるポンプ場の監視シス
テムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るポンプ場の監視システムは、ポンプ場
に設置されたデータ通報装置から送信されてくるデータ
を受信してポンプ場を集中的に監視するポンプ場の監視
システムであって、ポンプ場における所定時間毎の積算
流入量を時系列データとして管理する手段と、その時系
列データとして管理される所定時間毎の積算流入量が予
め設定された範囲を越えたか否かを判定する手段と、そ
の設定範囲を越えたときに警報を発する手段とを備えて
いることを特徴とするものである。
【0006】上記構成の本発明によれば、ポンプ場の所
定時間毎の積算流入量が時系列データとして管理されて
おり、所定時間毎の流入量が当初の人口計画などに基づ
いて予め設定されている範囲を越えたとき警報を発する
といったように、ポンプ場への流入量の異常な変化を、
数値データのプロットによるグラフ化などの手間をかけ
ることなく、即座に把握し管理することが可能である。
これによって、流入量の異常な増減変化に対してポンプ
場の増設やポンプ運転時間の調整などの善後策を素早く
かつ適切に実行することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明を適用したマンホー
ルポンプ場の監視システムの構成図である。この監視シ
ステムは、中央監視装置Aと点在するマンホールポンプ
場Bに設置されたデータ通報装置1との間をNTT公衆
回線Cで接続し、各マンホールポンプ場Bのデータ通報
装置1からNTT公衆回線Cを経て送信されてくるデー
タをモデム2を介して中央監視装置Aで受信して各マン
ホールポンプ場Bを集中的に監視するように構成されて
いる。
【0008】マンホールポンプ場Bには、データ通報装
置1及び通信用保安器3の他に、2台のポンプ4A,4
B(以下、1号ポンプ4A及び2号ポンプ4Bという)
があり、起動水位で1号ポンプ4Aが起動され、かつ、
停止水位で1号ポンプ4Aが停止され、次に高水位にな
った場合、2号ポンプ4Bが起動されるといったように
交互運転可能に設けられている。
【0009】中央監視装置Aには、モデム2の他に、C
PU5A、メモリ(図示省略)、ハードディスク5B、
キーボード5C、マウス5Dなどを有する中央処理装置
としてのパソコン5と、CRTディスプレイ6と、プリ
ンタ7と、無停電電源装置8などが備えられている。
【0010】次に、上記構成のマンホールポンプ場の監
視システムの監視動作について、図2のフローチャート
を参照しながら説明する。マンホールポンプ場Bのデー
タ通報装置1からNTT公衆回線Cを経由して送信され
るデータを受信した中央監視装置Aでは、まず、1号ポ
ンプ4A及び2号ポンプ4Bのいずれが運転されている
かを判断した上(ステップS11)で、1号ポンプ4A
及び2号ポンプ4B毎の運転時間t1,t2の積算を開
始するとともに、それら両積算運転時間t1,t2を合
算して合計のポンプ運転時間T(=t1+t2)を算出
する(ステップS12,S13,S14)。これと並行
して流量計によりポンプの流出量が計測される。この場
合、ポンプの流出量は流入量とみなすことができるか
ら、これにより流入量Qの積算を開始する(ステップS
15)。なお、この流入量Qの積算として、マンホール
ポンプ場Bを一つのマスとみなし、マンホールポンプ場
Bの断面積(既知)と水位データとポンプ起動回数とに
より流入量Qを演算により求めて、流入量Qを積算して
もよい。
【0011】この状態で、監視動作の開始から所定時間
が経過する毎の流入量Qを積算して所定時間毎の時系列
データとして図3に例示するような積算流入量TQの長
期傾向グラフを表示させて管理する一方、所定時間が経
過したならば(ステップS16)、図3に示すように、
時系列データとして管理されている積算流入量TQがマ
ンホールポンプ場B周辺の人口計画などに基づいて予め
設定されている流入量の範囲A(Amax.〜Amin.)を越
えているか否かを判定し(ステップS17)、その判定
結果で、当初の人口計画等に比べて周辺の人口が増えて
積算流入量TQが設定範囲Aの上限Amax.を越えた(図
3のk)場合、あるいは、周辺の人口が減って積算流入
量TQが設定範囲Aの下限Amin.を越えた場合は、その
設定範囲Aを越えた回数をカウントし記憶する(ステッ
プS18)。
【0012】そして、設定範囲Aを越える度にインクリ
メントされるカウント値nが、例えば3回程度に設定さ
れている設定値N以上になったか否かを判定し(ステッ
プS19)、設定値N以上になったと判定されたとき、
例えばCRTディスプレイ6に文字による注意メッセー
ジを表示して管理者などに警報を通報する(ステップS
20)。これによって、マンホールポンプ場B周辺の人
口の増減に伴う流入量の異常な変化を中央監視装置A側
で即座に把握し管理することが可能である。
【0013】なお、上記実施の形態では、警報手段とし
て、カラーCRT18の画面上に注意メッセージを表示
するだけのものについて説明したが、注意メッセージの
画面表示とともに、例えば委託管理会社などの他の通報
先にも音声メッセージやポケットベルあるいはファクシ
ミリを使用して流入量の異常な変化状況を通報するよう
にしておくことが好ましいのはもちろんである。また、
注意メッセージの表示などの警報以外に、警報を発した
日付等の警報ログリストを中央監視装置またはパソコン
5に記録しておいてもよい。
【0014】また、上記実施の形態では、積算流入量T
Qが設定範囲Aの上限Amax.あるいは下限Amin.を越え
てカウントし、そのカウント値nが設定値N以上になっ
たときに注意メッセージを表示するステップS18、ス
テップS19を設けたが、これらステップS18,S1
9をなくして、積算流入量TQが設定範囲Aの上限Ama
x.あるいは下限Amin.を1回でも越えたならば、注意メ
ッセージを表示するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポンプ場への所定時間毎の流入量が当初の人口計画など
に基づいて予め設定されている範囲を越え、かつ、その
設定範囲を越える回数が設定値を越えるといったような
流入量の異常な変化を、帳票上に記録されている数値デ
ータのプロットによるグラフ化などの手間をかけること
なく、即座に把握し管理することができるので、流入量
の異常な増減変化に対するポンプ場の増設計画やポンプ
運転時間の調整などの善後策を素早くかつ適切に実行
し、周辺への溢流や余分な動力ロスの削減を図ることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したマンホールポンプ場の監視シ
ステムの構成図である。
【図2】同上システムによる監視動作を説明するフロー
チャートである。
【図3】同上監視動作による画面表示の一例の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 データ通報装置 2 モデム 5 パソコン(中央処理装置) A 中央監視装置 B ポンプ場
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松江 寛史 大阪府八尾市神武町2番35号 株式会社ク ボタ久宝寺工場内 (72)発明者 末吉 康則 大阪府八尾市神武町2番35号 株式会社ク ボタ久宝寺工場内 (72)発明者 平石 大助 大阪府八尾市神武町2番35号 株式会社ク ボタ久宝寺工場内 Fターム(参考) 5H223 AA01 BB01 CC08 DD03 DD07 DD09 EE05 FF08 FF09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ場に設置されたデータ通報装置か
    ら送信されてくるデータを受信してポンプ場を集中的に
    監視するポンプ場の監視システムであって、 ポンプ場における所定時間毎の積算流入量を時系列デー
    タとして管理する手段と、その時系列データとして管理
    される所定時間毎の積算流入量が予め設定された範囲を
    越えたか否かを判定する手段と、その設定範囲を越えた
    ときに警報を発する手段とを備えていることを特徴とす
    るポンプ場の監視システム。
JP21055699A 1999-07-26 1999-07-26 ポンプ場の監視システム Pending JP2001034337A (ja)

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