JP2001034155A - ツールに関する学習促進方法及び学習促進型マシン - Google Patents

ツールに関する学習促進方法及び学習促進型マシン

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JP2001034155A
JP2001034155A JP20820499A JP20820499A JP2001034155A JP 2001034155 A JP2001034155 A JP 2001034155A JP 20820499 A JP20820499 A JP 20820499A JP 20820499 A JP20820499 A JP 20820499A JP 2001034155 A JP2001034155 A JP 2001034155A
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JP20820499A
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Taro Kamioka
太郎 神岡
Hirobumi Mochizuki
博文 望月
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の問題を解決し、使用者が本来持ってい
るツールに対する学習能力を最大限に引き出し、ツール
に対する学習を促進することができる方法、及び、該方
法を適用した学習促進型マシンを提供すること。 【解決手段】 本発明に係るツールに対する学習促進方
法は、使用者が操作可能なツールを備えたマシンにおけ
るマンマシンインターフェイスを、使用者のツールに関
する学習を促進するように変化させることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ツールに関する学
習を促進する方法及び該方法を適用した学習促進型マシ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、利便性や応用性を高めるために、
一つのマシンに対して数多くのツールが用意されるよう
になってきている。特に、電気機器は、その典型であ
り、多数のツールが用意され多機能化されているものが
多い。しかし、このように、一つの対象に対して数多く
のツールを用意すると、便利な反面、使い方が複雑で難
しくなるため、大半の使用者は、長期間、その対象と接
しているにもかかわらず、用意されているツールの殆ど
を使用できるようになってなく、ツールを利用した使用
者の課題解決能力が低くなってしまっている。これは、
使用者が、多数のツールが用意されていることを知って
いるにもかかわらず、そのツールを、どのような課題に
対してどのように操作してよいのかが分からないこと、
また、課題がうまく解決できていないことが分かりつつ
も、その課題を解決するのにより適したツールが用意さ
れていること自体に気がついていないことによる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した問題を解決す
るために、ツールには、そのツールの操作手順を記した
説明書が添付されている。しかし、説明書を読んでツー
ルの操作方法を学習するという学習方法をとると、課題
を解決するためにツールを操作するという行為と、ツー
ルの操作方法を学習するという行為とが切り離されてし
まうため、ツールの操作と、それにより解決できる課題
との関連が理解し難く、その結果、単なるツールの操作
手順は覚えられるが、ツールと課題との関連性が理解で
きずに、そのツールを効果的に使用することができない
という問題が生じる。このように、ツールの操作手順を
覚えても、そのツールを効果的に使用できない状態が続
くと、使用者の学習意欲も薄れてくるため、ますます、
ツールを利用した使用者の問題解決能力が低くなってし
まうので問題である。上記したように、ツールの学習に
適さない環境で使用者にツールの学習を行わせると、ツ
ールの有効な使い方を修得するのに多くの時間を割く必
要があるため、利便性や応用性を追求してツールを多数
用意したにもかかわらず、総合的にみると使用者に与え
る負担が大きくなってしまうので問題である。上記した
問題を解決する方法の一つとして、マシンの場合には、
使用者がツールの有効な使い方を理解していなくても、
ツールを有効に使えるように、あらゆる課題に対応させ
てツールを自動的に作動させることができるような自動
操作モードを設け、ツールの完全自動化を図ることが考
えられる。しかし、実際には、ツールが使用される環境
や状況は多種多様であり、環境や状況に応じて課題も変
化し、ツールの有効な使い方も変わるため、これをツー
ルの設計者が全て予測するのは不可能であり、また、仮
に、全てを予測できたとしても、各課題に応じた自動操
作モードを用意するのは現実的ではなく、また、このよ
うな設計では、自動操作モード自体の数が異常に増え
て、使用者が適当なモードを選択するのが困難になるの
で根本的な問題解決にはならない。このように、ツール
を用いて課題を解決するためには、ツールと使用者とが
相互作用的に課題を解決することが必須であり、ツール
を利用した使用者の問題解決能力を高めていくことが必
ず必要となる。本発明は、上記した従来の問題を解決
し、使用者が本来持っているツールに対する学習能力を
最大限に引き出し、ツールに対する学習を促進すること
ができる方法、及び、該方法を適用した学習促進型マシ
ンを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るツールに関する学習促進方法は、
使用者が操作可能なツールを備えたマシンにおけるマン
マシンインターフェイスを、使用者のツールに関する学
習を促進するように変化させることを特徴とする。ま
た、本発明に係る学習促進型マシンは、所定の機能を有
する電子ツールと、前記電子ツールを使用者が操作する
ためのマンマシンインターフェイスとを備えたマシンに
おいて、前記マンマシンインターフェイスにおける電子
ツールの種類、数、配置及び/又は形態を使用者のツー
ルに関する学習を促進するように変更可能な制御手段を
設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示した一実施例
を参照しながら本発明に係るツールに関する学習促進方
法(以下、単に学習促進方法と称する。)及び学習促進
型マシンの実施の形態について説明していく。
【0006】図1は、本発明に係る学習促進方法を適用
したマシンとしての旅行プラン作成アシスト装置(以
下、単にアシスト装置と称する。)の概略ブロック図で
ある。このアシスト装置は、旅行等に携帯可能な装置で
あり、観光地の風景等の旅行の目的地となり得る画像、
地図情報、時刻表、宿泊情報、及び観光案内等の旅のプ
ランニングに必要な様々情報を蓄積するデータベース
と、前記データベースの情報を用いた旅行の目的地の選
択に関連する幾つかのツールとを備え、使用者によるこ
れらのツールの操作に基づいて、旅行の目的地を決定す
るよう機能する。以下に、具体的構成について説明す
る。このアシスト装置は、図1に示すように、入力操作
部、制御装置、及び表示部を備えている。入力操作部は
目的地の選定に関連する幾つかのツールを備え、制御装
置は使用者によるツールの操作に基づいて旅行の目的地
の選定を行い、表示部は制御装置で選定された目的候補
地及び学習促進情報を表示する。
【0007】(入力操作部及び表示部の説明)図2に示
すように、前記入力操作部のツールと、表示部における
表示情報とは、共に一つのディスプレイ内に配置されて
いる。図2中、キーワード入力部は、入力操作部におけ
る目的候補地選定用条件入力ツールであり、また、目的
候補地(又は推奨画像)1〜4は、表示部における表示
情報であると共に、入力操作部における目的候補地選定
用条件選択ツールとしても機能する。また、学習促進情
報表示部には、前記ツールの操作方法の学習を促進させ
得る情報が表示されるが、これについては、後で詳述す
る。尚、後述するが、このディスプレイ内に配置されて
いるツールは、使用者のツールに対する習熟度(理解度
?)に依存して変化していくように構成されている。
【0008】(制御装置の説明)始めに、制御装置の基
本構成について説明する。制御装置は、観光地の風景等
の旅行の目的地となり得る画像、地図情報、時刻表、宿
泊情報、及び観光案内、使用者の旅行履歴等の旅のプラ
ンニングに必要な様々情報を蓄積するデータベース、デ
ーターベースに蓄積された使用者の旅行l履歴情報を分
析する旅行履歴分析部、旅行履歴分析部の分析結果に基
づいてデータベースから複数の推奨目的地を選択して表
示部に出力する推奨目的地選択部、GPS(グローバルポ
ジショニングシステム)を用いて現在位置の認識を行う
現在位置認識部、現在位置認識部による認識結果に基づ
いて検索範囲を設定する検索範囲設定部、使用者により
入力されたキーワードに基づいて前記データベースから
目的候補地を検索するキーワード検索部、使用者が選択
した画像を解析する画像解析部、及びキーワード検索の
検索結果、画像解析部の解析結果、及び検索範囲設定部
において設定された検索範囲に基づいてデータベースか
ら目的候補地となる画像を検索し、目的候補地を選定す
る画像検索及び目的候補地選定部を備えている。
【0009】(全体の処理の流れの説明)図3は、上記
した各処理部による目的地を決定するまでの処理の流れ
を示すフローチャートである。アシスト装置を始動する
と、始めに、推奨候補を表示するか否かの質問が表示部
を介して使用者に表示される(ステップ1)。ステップ
1の問いかけに対して、使用者が推奨候補の表示を選択
すると、推奨目的地選択部において推奨目的地設定処理
を行い推奨目的地データを使用者に表示する(ステップ
2)。また、使用者が推奨候補の非表示を選択すると、
使用者によるキーワードの入力を待って(ステップ
3)、キーワード検索部で入力されたキーワードに基づ
いて目的候補地の画像データの検索を行い、目的候補地
データを使用者に表示する(ステップ4)。図2に示す
ディスプレイは、キーワード入力部を介して使用者が入
力したキーワードに基づいて検索された4つの目的候補
地データを表示している。尚、表示した目的地候補デー
タがどこで撮影されたものかが分かるように、目的地候
補データは地図に対応づけして表示され、使用者が実際
に行くことができる場所かどうかの判断を助ける。次い
で、表示された目的候補地データ(又は推奨目的地デー
タ)の中に、使用者が気に入る目的地があるか否かを確
認し(ステップ5)、使用者が気に入る目的地がある場
合、即ち、使用者が目的候補地データ(又は推奨目的地
データ)の中の何れかのデータを目的地として選択した
場合には、選択されたデータを目的地に設定して処理を
終了する(ステップ6)。ステップ5の判断で、使用者
が気に入る目的地がない場合には、次いで、目的候補デ
ータ(又は推奨目的地データ)の中に、使用者が関心を
持つものがあるか否かを確認する(ステップ7)。尚、
この確認は、適当なボタン等を介して使用者による直接
入力により行われ得る。このステップ7の処理で、使用
者の関心を持つものがないと判断した場合には、キーワ
ード検索を行うか否かを使用者に確認し(ステップ
8)、キーワード検索を行う場合にはステップ3の処理
へ、キーワード検索を行わない場合にはステップ2の処
理へ戻る。また、このステップ7の処理で、使用者が関
心を持つものがあると判断した場合には、目的候補地デ
ータ(又は推奨目的地データ)の中から使用者に関心の
あるデータを選択させる(ステップ9)。尚、この処理
は、使用者が各データに対して優先順位を設定して、複
数のデータを選択できるように構成してもよい。使用者
が関心のあるデータを選択すると、選択されたデータに
基づいて選択された画像データと似ている画像データの
再検索を行う(ステップ10)。尚、使用者が優先順位
を設定して、複数のデータを選択した場合には、優先順
位に基づいて再検索が行われる。再検索後は、再びステ
ップ5の処理に戻る。これらの処理は目的地が設定され
るまで繰り返される。
【0010】(推奨目的地設定処理について)次に、上
記した処理中のステップ2の処理、即ち、推奨目的地設
定処理について具体的に説明する。図4は、推奨目的地
設定処理の流れを示すフローチャートである。こ使用者
がステップ1の処理で推奨目的地表示を選択すると、始
めに、現在位置認識部により現在位置の認識を行う(ス
テップ2−1)。そして、推奨目的地選択部で、現在位
置認識部から得られる現在位置情報と、旅行履歴分析部
から得られる使用者の過去の旅行履歴に関する情報とに
基づいて検索地域を設定し(ステップ2−2)、さら
に、前記旅行履歴に関する情報に基づいて目的地のキー
ワードの予測を行い(ステップ2−3)、データーベー
ス中の画像情報の中から、検索地域内にて予測したキー
ワードによる検索を行い、推奨目的地データを幾つかピ
ックアップする(ステップ2−4)。尚、設定された検
索地域は、図2に示すように色を変えて表示される。こ
のディスプレイ上の地図は、使用者の操作により拡大縮
小ができ、また、任意の位置をクリックすることで検索
地域を設定できるように構成されており、入力操作部の
検索地域設定用ツールとして機能する。
【0011】(キーワードによる画像データの検索方法
について)ここで、キーワードを用いた画像データの検
索方法について説明する。データーベース中の画像デー
タは、画像ファイルと、その画像の特徴量データ及び内
容記述データとから構成されている。本実施例では、特
徴量データとして、色、テクスチャー、及び絵の構造
(ストラクチャー)が用いられ、内容記述データとし
て、被写体の名称、地名、場所及び事象等が用いられ
る。従って、キーワードに基づく検索を行う場合は、キ
ーワードを検索キーとして内容記述データの中から検索
し、ヒットした内容記述データに対応する画像ファイル
を、推奨目的地として設定する。尚、ヒットした画像フ
ァイルが多数ある場合には、過去の検索履歴から使用頻
度の高いキーワードを抽出し、そのキーワードを用いて
絞込み検索が行われる。
【0012】(目的候補地選定処理について)次に、上
記した処理中のステップ4又は10の処理、即ち、目的
候補地選定処理について具体的に説明する。図5は、目
的候補地選定処理の流れを示すフローチャートである。
この処理では、始めに、検索地域を使用者が限定するか
否かを確認し(ステップA)、使用者が検索地域を限定
しない場合には、推奨目的地設定処理と同様、現在位置
認識部により現在位置の認識を行い(ステップB)、そ
して、検索地域設定部で、現在位置認識部から得られる
現在位置情報と、旅行履歴分析部から得られる使用者の
過去の旅行履歴に関する情報とに基づいて検索地域を設
定する(ステップC)。また、ステップAの処理で使用
者が検索地域を限定すると判断した場合には、使用者に
よる検索地域の設定を待つ(ステップD)。次いで、検
索用のキーワードが使用者により入力されているか否か
を確認し(ステップE)、キーワードが入力されている
場合には、選択されている画像データ(以下、選択画像
データと称する。)があるか否かの確認を行い(ステッ
プF)、選択画像がない場合には入力されているキーワ
ードを用いて検索を行い(ステップG)、検索結果に基
づいて目的候補地となる画像を決定する(ステップ
H)。尚、上述した基本処理のフローチャートにおける
ステップ4の処理を行う場合には、必ずキーワードが入
力され、選択画像がない状態なので、上記した流れで処
理が進む。また、ステップGにおけるキーワードを用い
た検索処理は、上述のステップ2−4の処理と同様であ
る。また、ステップE及びFの処理で、キーワード及び
選択画像データが共にあると判断した場合には、選択画
像データの持つ内容記述データとキーワードとの対応付
けを行う(ステップI)。キーワードと選択画像データ
とが共に存在する場合、使用者が入力したキーワードと
選択画像データの持つ内容記述データとが必ずしも一致
するとは限らないので、この対応付け処理では、使用者
が入力したキーワードと選択画像データの持つ内容記述
データとが一致しているか否かを判断し、一致していな
い場合には、選択画像データの持つ内容記述データの中
から使用者が与えたキーワードに近いものを類推し、使
用者が与えたキーワードに近い内容記述データを用いて
キーワード検索を行うようにする(ステップJ)。使用
者が入力したキーワードと選択画像データの内容記述デ
ータとが一致している場合には、もちろん、そのキーワ
ードを使ってキーワード検索を行う。そして、キーワー
ド検索により得られた画像データの中からさらに、選択
画像の持つ特徴量データを用いて絞込み検索を行い(ス
テップK)、その検索結果を用いて目的候補地となる画
像データを決定する(ステップH)。また、ステップE
の処理でキーワードが入力されていないと判断した場
合、また、ステップIの処理で、選択画像の持つ内容記
述データと入力されたキーワードとが全く異なるもの
で、対応付けができないと判断した場合、選択画像の持
つ内容記述データからキーワードを抽出すると共に、検
索に用いる特徴量データを抽出し(ステップL)、さら
に、選択画像の持つ特徴量データを用いた検索を行う
(ステップM)。尚、選択画像が複数あり、それらに優
先順位が設定されている場合には、前記優先順位に基づ
いて各選択画像の特徴量に重み付けを行い、重み付けさ
れた特徴量データを用いて検索を行う。そして、特徴量
データによる検索結果の中から、さらに、抽出したキー
ワードによる絞込み検索を行い(ステップN)、目的候
補地となる画像データを決定する(ステップH)。
【0013】(学習促進方法について)以上が、アシス
ト装置の基本処理である。次に、このアシスト装置に採
用されている学習促進方法について説明していく。上述
したアシスト装置における制御装置には、自動操作状態
表示設定部、使用者熟練度認識部、及び入出力操作部デ
ザイン設定部を備えており、自動操作状態表示設定部に
おいて、使用者に示すべき学習促進情報の内容を決定
し、表示部に学習促進情報を表示する。
【0014】(学習促進情報について)上記した学習促
進情報とは、制御装置が自動的に行っている処理の中
で、使用者がツールを用いて操作可能な処理に関する情
報であり、具体的には、例えば、以下のものがある。 推奨目的地設定処理又は目的候補地選定処理中に行わ
れる検索地域を自動設定する処理(ステップ2−1又は
ステップC)の過程で用いられる検索地域の設定条件に
関する情報及び検索地域の手動での設定方法に関する情
報。 (例)設定条件:「現在位置から□時間以内でいける地域」 「現在位置から電車を使って○○円内でいける地域」 「現在位置から歩いていける地域」 手動設定方法:「地図上の任意の位置をクリックすることで検索地域 の設定が可能」 この情報を表示することで、使用者は地域検索用ツール
の操作方法と同時に、設定条件と設定結果とを比較しな
がら、自らが検索地域を設定するために検索地域設定用
ツールを使用する時に、現在位置からどの程度の範囲を
指定すると、どの程度の時間を要し、どの程度の費用が
かかるか等を学習することができるようになる。このア
シスト装置を用いて使用者が目的地を決定しようとして
いる時の使用者の旅行に対する条件、具体的には、例え
ば、時間的又は費用的な条件等は、使用者が一番正確に
理解しているものなので、上記したように、使用者の検
索地域設定用ツールの使い方が向上すると、使用者と検
索地域設定用ツールとの相互作用により、より的確な検
索地域を短時間で設定できるようになる。 目的候補地選定処理中に行われる選択画像のみを用い
た検索過程(ステップL〜ステップN)の過程で用いら
れる選択画像、選択画像の持つ記述内容データ、及び/
又はそこから抽出されたキーワードの関係を表す情報。 (例)選択画像1:記述内容データ「温泉,山,・・・・・」 キーワード「温泉」 この情報を表示することで、使用者は、自らが選択した
画像がどのような内容記述データを持ち、また、そこか
らどのようなキーワードが抽出されるかを学習すること
ができるようになるので、選択画像とそこから抽出され
るキーワードとの関係の傾向が分かるようになり、結果
として、使用者が画像を選択する時に、より適切な画像
の選択を行うことが可能になり、目的候補地選択用ツー
ルとしての目的候補地(又は推奨目的地)の操作技術が
向上する。 目的候補地選定処理中に行われる選択画像のみを用い
た検索過程(ステップL〜ステップN)の過程で用いら
れる選択画像及びそこから得られる特徴量データとの関
係を表す情報と、特徴量設定ツールの操作方法に関する
情報 操作方法:各画像の上部に配置されているスライダを調
節することで、特徴量の変更可能 この情報を表示することで、使用者は、自らが選択した
画像がどのような特徴量データを持ち、また、その特徴
量データからどのような画像が検索されるのかが分かる
ようになり、結果として、使用者が画像を選択する時
に、より適切な画像の選択を行うことが可能になり、目
的候補地選択用ツールとしての目的候補地(又は推奨目
的地)の操作技術が向上する。また、同時に、特徴量設
定ツールの操作方法を表示することにより、選択画像を
介して検索用の特徴量データを設定するのではなく、自
らが特徴量設定ツールを用いて特徴量を設定する方法を
学習することが可能になり、より、きめ細かい検索条件
の設定ができるようになる。
【0015】(使用者の習熟度認識について)自動操作
状態表示設定部は、使用者習熟度認識部において認識し
た使用者のツールの習熟度に応じて、上記したような学
習促進情報の中から、どの程度の学習促進情報を使用者
に表示するかを決定する。具体的には、習熟度が高くな
る程、より、高度な操作能力を必要とするツールに関す
る学習促進情報、又は同じツールであってもより高度な
操作に関する学習促進情報を表示するようにする。使用
者習熟度認識部は、図6〜図8に示すように、使用者の
キー操作間隔、使用ツール数、及び累積使用時間と、習
熟度との関係を表すモデルデータを備えており、次式を
用いてこれらのモデルから使用者のツールの習熟度を認
識する。 初心者やツールの基本操作が満足にできるようになって
いない使用者に対して、いきなり、高度なツールの操作
に関する情報を示しても、使用者は何を意味するのか理
解できず、当然学習意欲も沸かないが、上記したよう
に、使用者のツールに対する習熟度に応じて、使用者に
示す学習促進情報を変更していくことにより、使用者が
理解できるレベルに合わせた情報を使用者に示すことが
できるようになるので、使用者も理解し易くなり、ツー
ルに対する学習が促進される。さらに、ツールの操作を
自分のペースに合わせて、適当なタイミングで学習して
いくと、使用者が示されている情報の内容を理解し易く
なるので、使用者の学習意欲も向上させることができる
ようになる。
【0016】(入力操作部デザイン設定部について)前
記入力操作部デザイン設定部は、前記使用者習熟度認識
部からの習熟度情報に基づいて、入力操作部のデザイン
を変更する。具体的には、入力操作部デザイン設計部
は、初期状態から、入力操作部部の持つツールの全てを
表示して操作可能にするのではなく、使用者のツールに
対する習熟度に応じて、表示すべきツールの数や種類を
変更していく。図2は、使用者の習熟度が比較的低い時
の入力操作部のデザインを示しており、図9は、使用者
の習熟度が高くなってきた時の入力操作部のデザインを
示している。両者を比較すると、図9には、図2の入力
操作部では表示されていなかった特徴量設定ツール及び
ファンクションキーが表示されている。ファンクション
キーに割り当てられているツールについては、ここでは
詳述しないが、このファンクションキーに割り当てられ
ているツールは、アシスト装置の利便性をさらに高める
ツールであり、これらの操作方法や機能も学習促進情報
として使用者に表示されるものとする。尚、図9に示す
例では、図2の入力操作部で表示されていなかったツー
ルを新たに追加しているだけであるが、表示すべきツー
ルの変化は、数の変化だけに限られず、種類、配置、又
は形態等を変化させてもよい。ツールの形態の変化と
は、具体的には、例えば、図9に示されている特徴量設
定ツールを、使用者の習熟度に応じて、さらに、数値を
直接入力する形態のツールに変更する等が挙げられる。
初心者やツールの基本操作が満足にできるようになって
いない使用者は、基本操作以外のツールも使用できない
場合が多い。即ち、このような状態では、基本操作以外
のツールは必要がなく、かえって、必要のないツールを
表示することで入力操作部のデザインが複雑になり、操
作をするのが難しいという印象を使用者に与えて学習意
欲を停滞させてしまう等、基本操作の学習の妨げになる
ことの方が多い。従って、上記したように、使用者のツ
ールに対する習熟度に応じて、使用者に示すツールの数
や種類を変更することにより、使用者が学習して理解で
きるレベルに合わせたツールを使用者に示すことができ
るようになるので、使用者は段階的に、ツールの学習を
行うことができるようになり、その結果、ツールの機能
や操作方法を理解し易くなり、ツールに対する学習が促
進される。さらに、ツールの操作を自分のペースに合わ
せて、適当なタイミングで学習していくようにすること
により、使用者に、ツールの機能な操作方法は自分でも
容易に理解することができるという自身を芽生えさせる
ことができるので使用者の学習意欲も向上させることが
できるようになる。
【0017】以上説明した実施例では、旅行プラン作成
アシスト装置、アルバム作成装置、及びデジタルカメラ
に本発明を適用した例を挙げて説明しているが、本発明
が適用され得る対象物は、本実施例に限定されることは
なく、任意のツールの学習促進に適用できることはいう
までもない。また、この明細書で用いている「マシン」
という用語は、所謂、家電製品に限定されるものではな
く、電気を用いて作動している機器であれば任意の機器
でよく、例えば、オートマチック車におけるオートマチ
ックモードに対応するマニュアルギヤの操作方法の学習
等にも適用可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るツー
ルに関する学習促進方法は、使用者が操作可能なツール
を備えたマシンにおけるマンマシンインターフェイス
を、使用者のツールに関する学習を促進するように変化
させるので、使用者の学習状態を無視してマンマシンイ
ンターフェイスに多数のツールが複雑に配置されるよう
なことがなくなり、使用者が学習して理解できるレベル
に合わせたツールを使用者に示すことができるようにな
るので、使用者は段階的に、ツールの学習を行うことが
できるようになり、その結果、ツールの機能や操作方法
を理解し易くなり、ツールに対する学習が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る学習促進方法を適用したマシン
としての旅行プラン作成アシスト装置の概略ブロック図
である。
【図2】 入力操作部と表示部との兼ねたディスプレイ
装置の表示例を示している。
【図3】 アシスト装置による目的地を決定するまでの
処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】 推奨目的地設定処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図5】 目的候補地選定処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図6】 使用者のキー操作間隔と習熟度との関係を表
すモデルデータの一例を示している。
【図7】 使用ツール数と習熟度との関係を表すモデル
データの一例を示している。
【図8】 累積使用時間と習熟度との関係を表すモデル
データの一例を示している。
【図9】 使用者の習熟度が高くなってきた時の入力操
作部のデザインの一例を示すディスプレイ装置の表示例
である。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C028 AA12 BA01 BB04 BC05 BD03 CA12 5E501 AA19 AC01 DA17 FA46 9A001 DD11 HH35 KK09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が操作可能なツールを備えたマシ
    ンにおけるマンマシンインターフェイスを、使用者のツ
    ールに関する学習を促進するように変化させることを特
    徴とするツールに関する学習促進方法。
  2. 【請求項2】 使用者のツールの操作に関する習熟度に
    応じて、前記マンマシンインターフェイスを自動的に変
    化させることを特徴とする請求項1に記載の学習促進方
    法。
  3. 【請求項3】 使用者の電子ツールの操作に関する習熟
    度を、使用者のツールの操作内容及び/又は操作履歴に
    基づいて判断することを特徴とする請求項2に記載の学
    習促進方法。
  4. 【請求項4】 前記ツールの操作方法を、少なくともそ
    のツールを用いる課題解決過程と共に使用者に示すこと
    を特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の学習促
    進方法。
  5. 【請求項5】 所定の機能を有する電子ツールと、前記
    電子ツールを使用者が操作するためのマンマシンインタ
    ーフェイスとを備えたマシンにおいて、 前記マンマシンインターフェイスにおける電子ツールの
    種類、数、配置及び/又は形態を使用者のツールに関す
    る学習を促進するように変更可能な制御手段を設けたこ
    とを特徴とする学習促進型マシン。
  6. 【請求項6】 前記制御手段に、使用者のツールの操作
    に関する習熟度を判断する手段を設け、 認識した使用者の習熟度に応じて自動的に変更内容を決
    めるように構成したことを特徴とする請求項5に記載の
    学習促進型マシン。
  7. 【請求項7】 前記ツールの操作方法を、少なくともそ
    のツールを用いる課題解決過程と共に使用者に示す手段
    をさらに設けたことを特徴とする請求項5又は6に記載
    の学習促進型マシン。
JP20820499A 1999-07-22 1999-07-22 ツールに関する学習促進方法及び学習促進型マシン Pending JP2001034155A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007267143A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Toshiba Corp 記録再生装置
US7754411B2 (en) 2002-02-27 2010-07-13 Tokushu Paper Mfg. Co., Ltd. Slip sheet for a planographic printing plate, production process thereof and a protected planographic printing plate and laminate thereof

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