JP2001033838A - ラマン増幅を用いた光ファイバ通信システム - Google Patents

ラマン増幅を用いた光ファイバ通信システム

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JP2001033838A
JP2001033838A JP20676399A JP20676399A JP2001033838A JP 2001033838 A JP2001033838 A JP 2001033838A JP 20676399 A JP20676399 A JP 20676399A JP 20676399 A JP20676399 A JP 20676399A JP 2001033838 A JP2001033838 A JP 2001033838A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラマン増幅を用いた光ファイバ通信システム
に関し、ラマン利得スペクトルの窪みに起因する伝送性
能の劣化を防ぐこと。 【解決手段】 レーザダイオードLD1〜LD6は、そ
れぞれ所定波長λp1,λp2,λp3,λp1*,λ
p2*,λp3*の複数レーザ光を励起する。λp1*
λp2*,λp3*は、λp1,λp2,λp3に対し単
一波長励起時のラマン利得スペクトルの窪み波長幅より
も小さい波長幅だけそれぞれ異なる波長である。波長選
択型合波器11は、波長λp1,λp2,λp3を透過
して一つに合波する。波長選択型合波器12は、波長λ
p1*,λp2*,λp3*を透過して一つに合波する。
偏波合波器13,51,52,53は、波長選択型合波
器11からの励起光と波長選択型合波器12からの励起
光を一つに合波する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ラマン増幅器、および当該増幅器を用い
た従来の波長多重の光ファイバ通信システムの一例の基
本構成を図15に示す(参考文献[1])。
【0003】上記従来のラマン増幅器15は、ラマン増
幅の利得媒質である光ファイバ5、励起光源150、励
起光源150からの励起光と信号光の合波器4よりな
る。増幅器内の光ファイバ5には、伝送ファイバまたは
ラマンファイバが用いられる。
【0004】ここで、上記構成について具体的に説明す
る。励起光源150は、単一偏波で、かつ発振波長幅が
1nm程度以下のレーザ光源である。当該光源150
は、ファイバグレーティングFG1〜FG6で発振波長
幅が1nm程度以下に狭窄化されたレーザダイオードL
D1〜LD6を有している(参考文献[1])。或い
は、ファイバラマンレーザ(参考文献[3])などを有
している。
【0005】図15は、6個のレーザダイオードLD1
〜LD6を有する構成を示しているが、このレーザダイ
オードの個数は、一般的に4個以上の任意数である。図
15に示した6個のレーザダイオードLD1〜LD6
は、それぞれ同一波長の2個のレーザダイオードLD1
とLD2、レーザダイオードLD3とLD4、レーザダ
イオードLD5とLD6の3組が集まったものである。
各レーザダイオードLD1〜LD6の励起光波長を、長
波長側からそれぞれλp1,λp2,λp3としてい
る。波長λp1,λp2,λp3の間隔は約7nm以上
である。
【0006】それぞれ同一波長の2個のレーザダイオー
ドLD1とLD2、LD3とLD4、およびLD5とL
D6からの各励起光は、励起光源150からの励起光出
力パワーを増大させる目的で、偏波ビーム合波器(PB
C)151と152と153で合波される。合波された
波長がλp1,λp2,λp3の3種励起光は、ポート
1,2,3を通してそれぞれ波長選択型合波器(WS
C)154に入力され、ここでそれぞれが合波される。
合波された励起光は、合波器4により信号光と合波され
る。
【0007】ここで、波長選択型合波器154の各ポー
ト1,2,3に対する透過率スペクトルの一例を図16
に示す。当該スペクトル特性は、励起光波長λp1,λ
p2,p3において透過率がピーク値を有する。
【0008】なお、波長選択型合波器154にはマッハ
ッェンダ型の導波路回路(MZPLC)、或いはアレイ
型導波路格子(AWG)等が用いられる。
【0009】図15は励起光の伝搬方向が信号光の伝搬
方向と逆の場合(後方向励起)を示しているが、励起光
と信号光の伝搬方向が同一の場合(前方向励起)にも、
或いは双方向励起の場合にも、以下に述べることと同様
のことが言える。
【0010】ラマン増幅器15の種々適用形態を図17
に示した。図17(a)は、増幅器15内の光ファイバ
5に伝送ファイバを用いて信号光を分布的に増幅する場
合を示す。図17(b)は、増幅器15a内の光ファイ
バ5aにラマンファイバを用いて信号光を集中的に増幅
する場合を示す。図17(a)〜(b)のシステムで
は、増幅器外の光ファイバ5bには伝送ファイバが用い
られ、光ファイバ5と5bにおける信号光損失を、それ
ぞれ分布利得および集中利得で補っている。
【0011】図17(c)は、図17(a)の分布型ラ
マン増幅器15の後段に集中型光増幅器16を設置した
構成を示す。集中型光増幅器16には希土類添加ファイ
バ増幅器や半導体レーザ増幅器が用いられ、増幅器内外
の光ファイバ5と5bには伝送ファイバが用いられる。
このシステムでは、分布型ラマン増幅器15の分布ラマ
ン利得と集中型光増幅器16の集中利得により光ファイ
バ(伝送ファイバ)5と5bにおける信号光損失を補っ
ている(参考文献[2])。図17(c)のシステムと
同様にして、図17(b)の集中型ラマン増幅器15の
前段または後段に集中型光増幅器16を設置する構成も
知られている。
【0012】図17の適用形態は光ファイバ通信システ
ムに関するものであるが、計測等の光信号処理システム
における適用形態は、各ラマン増幅器15aの前後に各
種光部品が設置されるものであり、一般に、ラマン増幅
器15aにより入力信号光を増幅して出力する。
【0013】励起光源150で合波される異種光波長の
間隔は前述の通り約7nm以上であるが、ここでは、当
該間隔が下記の図18〜図19に示す通り約15nmの
場合について例示する。図18は、従来技術における利
得スペクトル特性を示している。図18(a)は単一波
長励起の場合の特性を示したもので、λp1は励起光波
長を示し、λs1はラマン利得ピーク近傍波長を示して
いる。図18(b)は多波長励起の一例として3波長励
起の場合の特性を示したもので、λp1,λp2,λp
3はそれぞれ励起光波長を示し、λs1,λs2,λs
3は各励起光波長に対応したラマン利得ピーク近傍波長
を示している。
【0014】また図19は従来技術における励起光パワ
ースペクトル特性を示しており、図19(a)に示した
パワースペクトル特性が図18(a)に対応し、図19
(b)に示したパワースペクトル特性が図18(b)に
対応する。
【0015】多波長励起(図18(b),図19
(b))は、ラマン利得の平坦帯域を拡大する目的で採
用されている。図19(b)に示した3つの励起光パワ
ーは、図18(b)の利得スペクトル特性がより平坦に
なるように、短波長側の励起光パワーが長波長側の励起
光パワーより小さいようパワー配分されている。
【0016】単一波長励起の場合、図18(a)に示し
たように、ラマン利得ピーク近傍波長付近において利得
スペクトルに窪みが存在する。当該窪みの大きさは光フ
ァイバ5の組成に依存しており、特に、GeO2の添加
濃度の低いシリカファイバ(例えば、1.3μmゼロ分
散ファイバや分散シフトファイバ)の場合に当該窪みが
顕著にみられる。例えば、GeO2の添加濃度の低い上
記シリカファイバを用いた例では、窪み幅は約7nm、
その深さ(利得変化幅)はラマン利得(dB単位)の約
10%である(参考文献[4])。
【0017】一方、図18(b)に示した3波長励起の
場合には、3つのラマン利得ピーク近傍波長付近におい
て、利得スペクトルにそれぞれ窪みが存在する。
【0018】参考文献 [1]Y.Emori et al.,Proc.OF
C,PD19,1999 [2]H.Masuda et al.,Proc.E
COC,Post Dead−Line Paper,
p.73〜76,1997 [3]K.Rottwitt et al.,Pro
c.OFC,PD6,1998 [4]Y.Aoki,Optical and Qua
ntum Electronics,Vol.21,S
89−S104,1989
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のラマン増幅器、および当該増幅器を用いた波長多重の
光ファイバ通信システムにおいては、ラマン利得スペク
トルに窪みが存在することによる技術課題が生じてい
る。すなわち、ラマン利得スペクトルの窪みによって、
波長多重された異なる波長の信号光間に利得偏差や光信
号対雑音比の偏差を生じさせ、伝送性能を劣化させてい
る。特に、ラマン増幅器を多段接続して用いた多中継シ
ステムにおいて、当該伝送性能劣化が顕著となってい
た。
【0020】そこで、本発明は上記の課題に鑑みてなさ
れたものであって、ラマン利得スペクトルの窪みに起因
する伝送性能劣化のないラマン増幅を用いた光ファイバ
通信システムを提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明は、ラマン増幅の利得媒質であっ
て、単一波長励起時のラマン利得スペクトルが所定波長
幅の窪みを有する光ファイバと、それぞれ異なる波長の
レーザ光を励起する複数の単一偏波レーザと各単一偏波
レーザからの複数の励起光に基づき一つの励起光を生成
する合波手段を備え、前記一つの励起光で所定方向に前
記光ファイバを光励起する励起光源と、前記一つの励起
光を信号光と合波する合波器とを備えたラマン増幅を用
いた光ファイバ通信システムであって、前記励起光源
は、前記複数の励起光それぞれの波長を所定間隔で配置
することにより、前記一つの励起光の利得スペクトル特
性が前記所定波長幅以上の窪みを持たないようにしたラ
マン増幅を用いた光ファイバ通信システムを提供する。
【0022】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
において、前記複数の単一偏波レーザは、それぞれ所定
波長の第1の複数のレーザ光を励起する第1の複数の単
一偏波レーザと、各所定波長に対し互いの波長差の絶対
値がそれぞれ前記所定波長幅よりも小さくなる波長幅だ
け異なる波長の第2の複数のレーザ光を励起する第2の
複数の単一偏波レーザを含み、前記合波手段は、所定の
波長透過特性を有し、前記第1の複数の単一偏波レーザ
からの第1の複数の励起光を透過して一つに合波する第
1の波長選択合波手段と、所定の波長透過特性を有し、
前記第2の複数の単一偏波レーザからの第2の複数の励
起光を透過して一つに合波する第2の波長選択合波手段
と、前記第1の合波手段からの励起光と第2の合波手段
からの励起光を一つに合波する偏波合波手段を含むラマ
ン増幅を用いた光ファイバ通信システムを提供する。
【0023】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
において、前記複数の単一偏波レーザは、所定波長のレ
ーザ光および前記所定波長に対し互いの波長差の絶対値
が前記所定波長幅よりも小さくなる波長幅だけ異なる波
長の別のレーザ光を生成するレーザ対を複数含んでお
り、各レーザ対による前記所定波長が異なっており、当
該複数のレーザ対からの前記励起光と前記別の励起光を
それぞれ一つに合波する複数の偏波合波手段と、前記所
定波長から前記異なる波長までを含む所定の波長透過特
性を有し、前記複数の偏波合波手段からの合波された複
数の励起光を透過して一つに合波する波長選択合波手段
とを含むラマン増幅を用いた光ファイバ通信システムを
提供する。
【0024】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
において、前記複数の単一偏波レーザは、前記複数の励
起光のうち2波長の最小の波長差の絶対値が前記所定波
長幅よりも小さくなるように前記それぞれの波長を配置
され、前記合波手段は波長選択合波手段であり、前記そ
れぞれの波長とされた前記複数の励起光を透過して合波
することで前記一つの励起光を生成するラマン増幅を用
いた光ファイバ通信システムを提供する。
【0025】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
において、それぞれ異なる波長の別のレーザ光を励起す
る別の複数の単一偏波レーザと各単一偏波レーザからの
別の複数の励起光に基づき別の一つの励起光を生成する
別の合波手段を備え、前記別の一つの励起光で前記所定
方向と逆方向に前記光ファイバを光励起する別の励起光
源と、前記別の励起光を前記信号光と合波する別の合波
器とをさらに備え、前記別の一つの励起光と前記励起光
源による前記一つの励起光で双方向励起を行うラマン増
幅を用いた光ファイバ通信システムを提供する。
【0026】また、請求項6に記載の発明は、請求項2
乃至5のいずれかにおいて、前記絶対値を略略1〜6n
mとしたラマン増幅を用いた光ファイバ通信システムを
提供する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0028】(第1実施形態)本発明に係る光ファイバ
通信システムの第1実施形態の構成を図1に示す。
【0029】励起光源10の内部構成が従来のもの(図
15参照)と異なる。励起光源10は、6個のレーザダ
イオードLD1〜LD6と、2個の波長選択型合波器
(WSC−1)11および波長選択型合波器(WSC−
2)12と、1個の偏波合波器(PBC)13とを有す
る。FG1〜FG6はファイバ・グレーティングであ
り、各レーザダイオードからの励起光は単一偏波レーザ
である。
【0030】波長選択型合波器11で合波するレーザダ
イオードD4〜LD6からの3波の励起光の波長(λp
1,pλ2,λp3)と、波長選択型合波器12で合波
するレーザダイオードLD1〜LD3からの3波の励起
光の波長(λp1*,λp2*,λp3*)との間に、波
長差λpk−λpk*(k=1,2,3)の絶対値が、
ラマン増幅の利得媒質である光ファイバ5における単一
波長励起時のラマン利得スペクトルの窪みの幅よりも小
さくなるように各波長が配置される。
【0031】本実施形態では、6個のレーザダイオード
の波長λp1,pλ2,λp3,λp1*,λp2*,λ
p3*はすべて異なる。レーザダイオードLD4〜LD
6が励起する波長λp1,λp2,λp3は従来技術で
用いられたものとそれぞれ同一であるが、レーザダイオ
ードLD1〜LD3が励起する波長λp1*,λp2*
λp3*は、波長λp1,λp2,λp3に対してそれ
ぞれ短波長側に数nm(1nmから6nmの間の値)異
なる値に設定されている。
【0032】波長選択型合波器(WSC−1)11の各
ポート1,2,3および波長選択型合波器(WSC−
2)12の各ポート1*,2*,3*は、それぞれ図2
(a),(b)に示した透過率スペクトルを示してい
る。これにより両波長選択型合波器は、それぞれ波長λ
p1*,λp2*,λp3*およびλp1,λp2,λp
3の励起光を偏波を保持したまま合波する。波長選択型
合波器11および12から出射された2つの励起光は、
偏波合波器13で一つに合波される。一つとされた励起
光は、合波器4により信号光と合波される。
【0033】図3は第1実施形態による得られる利得ス
ペクトル特性を示し、図4は、当該利得スペクトルに対
応する励起光パワースペクトル特性を示している。
【0034】本実施形態によれば、波長λp1とλp1
*,波長λp2とλp2*,波長λp3とλp3*が、単
一波長励起時のラマン利得スペクトルが有する窪みの幅
(約7nm)より狭い上述波長幅で合波されているの
で、窪みの深さを従来技術に比ベ小さくすることができ
る。
【0035】なお、上記実施形態ではレーザダイオード
が6個の例を示したが、レーザダイオードを4個設け、
各2個のレーザダイオードからの波長を波長選択型合波
器11,12で合波する構成でもよい。
【0036】(第2実施形態)本発明に係る光ファイバ
通信システムの第2実施形態の構成を図5に示す。
【0037】励起光源50の内部構成が従来のもの(図
15参照)と異なる。励起光源50は、6個のレーザダ
イオードLD1〜LD6と、1個の波長選択型合波器
(WSC)55と、3個の偏波合波器(PBC)51,
52,53とを有する。FG1〜FG6はファイバ・グ
レーティングであり、各レーザダイオードからの励起光
は単一偏波レーザである。
【0038】偏波合波器51で合波するレーザダイオー
ドLD1,LD4からの2波の励起光の波長差λp1−
λp1*の絶対値と、偏波合波器52で合波するレーザ
ダイオードLD2,LD5からの2波の励起光の波長差
λp2−λp2*の絶対値と、偏波合波器53で合波す
るレーザダイオードLD3,LD6からの2波の励起光
の波長差λp3−λp3*の絶対値が、それぞれラマン
増幅の利得媒質である光ファイバ5における単一波長励
起時のラマン利得スペクトルの窪みの幅よりも小さくな
るように各波長が配置される。偏波合波器51,52,
53を出射した3つの励起光は波長選択型合波器55の
各ポート1,2,3に入力され、ここで合波されて一つ
とされ、一つとされた励起光は合波器4により信号光と
合波される。
【0039】本実施形態では、6個のレーザダイオード
の波長λp1,pλ2,λp3,λp1*,λp2*,λ
p3*は第1実施形態の場合と同様にすべて異なり、波
長λp1*,λp2*,λp3*は、波長λp1,λp
2,λp3に対してそれぞれ短波長側に数nm(1nm
から6nmの間の値)異なる値に設定されている。
【0040】本実施形態では、まず波長λp1とλp1
*,波長λp2とλp2*,波長λp3とλp3*の励起
光をそれぞれ偏波合波器51,52,53で合波した
後、合波された3つの励起光を波長選択型合波器55で
合波している。波長選択型合波器55は、従来用いられ
たものと、すなわち第1実施形態で用いたものと透過率
スペクトル特性が異なっている。
【0041】図6は波長選択型合波器55の透過率スペ
クトル特性を示す特性図であ。この図は、波長選択型合
波器55が、波長λp3*〜λp3,波長λp2*〜λp
2,波長λp1*〜λp1を含んだ各励起光を、それぞ
れポート3,2,1で、高い透過率で合波することを表
す。
【0042】第2実施形態による得られる利得スペクト
ル特性および当該利得スペクトルに対応する励起光パワ
ースペクトル特性は第1実施形態によるものと同じであ
り、それぞれ図3および図4に示してある。
【0043】本実施形態によれば、第1実施形態と同様
に、波長λp1とλp1*,波長λp2とλp2*,波長
λp3とλp3*が、単一波長励起時のラマン利得スペ
クトルが有する窪みの幅(約7nm)より狭い上述波長
幅で合波されているので、窪みの深さを従来技術に比ベ
小さくすることができる。
【0044】なお、上記実施形態では偏波合波器が3個
の例を示したが、偏波合波器を2個とし、レーザダイオ
ードを4個とし、各2個のレーザダイオードからの波長
を両偏波合波器で合波する構成でもよい。
【0045】(第3実施形態)本発明に係る光ファイバ
通信システムの第3実施形態の構成を図7に示す。
【0046】励起光源70の内部構成が従来のもの(図
15参照)と異なる。励起光源70は、6個のレーザダ
イオードLD1〜LD6と、1個の波長選択型合波器
(WSC)71とを有する。FG1〜FG6はファイバ
・グレーティングであり、各レーザダイオードからの励
起光は単一偏波レーザである。
【0047】本実施形態では、6個のレーザダイオード
の波長λp1,pλ2,λp3,λp1*,λp2*,λ
p3*は第1実施形態と同様にすべて異なる。すなわ
ち、レーザダイオードLD4〜LD6が励起する波長λ
p1,λp2,λp3は従来技術で用いられたものとそ
れぞれ同一であるが、レーザダイオードLD1〜LD3
が励起する波長λp1*,λp2*,λp3*は、波長λ
p1,λp2,λp3に対してそれぞれ短波長側に数n
m(1nmから6nmの間の値)異なる値に設定されて
いる。
【0048】波長選択型合波器71で合波するレーザダ
イオードLD1〜LD6からの6波の励起光のうち波長
間隔が最も小さい2波の波長差λpk−λpk*(k=
1,2,3)の絶対値が、それぞれラマン増幅の利得媒
質である光ファイバ5における単一波長励起時のラマン
利得スペクトルの窪みの幅よりも小さくなるように各波
長が配置される。波長選択型合波器71の各ポート1,
2,3,1*,2*,3*に入力された波長λp1,λp
2,λp3およびλp1*,λp2*,λp3*の6つの
励起光は、1つの励起光に合波されて出射され、合波器
4により信号光と合波される。
【0049】図8は波長選択型合波器71の透過率スペ
クトル特性を示す特性図であ。この図は、波長選択型合
波器71が、波長λp3*,λp3,λp2*,λp2,
λp1*,λp1を含んだ各励起光を、それぞれのポー
ト3*,3,2*,2,1*,1で、高い透過率で合波す
ることを表す。
【0050】第3実施形態による得られる利得スペクト
ル特性および当該利得スペクトルに対応する励起光パワ
ースペクトル特性は第1実施形態によるものと同じであ
り、それぞれ図3および図4に示してある。
【0051】本実施形態によれば、第1実施形態と同様
に、波長λp1とλp1*,波長λp2とλp2*,波長
λp3とλp3*が、単一波長励起時のラマン利得スペ
クトルが有する窪みの幅(約7nm)より狭い上述波長
幅で合波されているので、窪みの深さを従来技術に比ベ
小さくすることができる。
【0052】なお、上記実施形態ではレーザダイオード
が6個の例を示したが、レーザダイオードを2個とし、
両レーザダイオードからの波長を波長選択型合波器で合
波する構成でもよい。
【0053】(第4実施形態)本発明に係る光ファイバ
通信システムの第4実施形態の構成を図9に示す。
【0054】本実施形態の構成は、2つの励起光源9
0,95と2つの合波器4,6を備える点で上記した各
構成と異なり、励起光源90と95により双方向励起を
行う構成とされている。また、励起光源90は、3個の
レーザダイオードLD4,LD5,LD6と、1個の波
長選択型合波器(WSC−1)11とを有する。励起光
源95は、3個のレーザダイオードLD1,LD2,L
D3と、1個の波長選択型合波器(WSC−2)12と
を有する。FG1〜FG6はファイバ・グレーティング
であり、各レーザダイオードからの励起光は単一偏波レ
ーザである。
【0055】本実施形態では、6個のレーザダイオード
LD1〜LD6の波長λp1,pλ2,λp3,λp1
*,λp2*,λp3*は第1実施形態の場合と同様にす
べて異なり、波長λp1*,λp2*,λp3*は、波長
λp1,λp2,λp3に対してそれぞれ短波長側に数
nm(1nmから6nmの間の値)異なる値に設定され
ている。
【0056】すなわち、波長選択型合波器11および1
2で合波する6波の励起光のうち波長間隔が最も小さい
2波の波長差λpk−λpk*(k=1,2,3)の絶
対値が、それぞれラマン増幅の利得媒質である光ファイ
バ5における単一波長励起時のラマン利得スペクトルの
窪みの幅よりも小さくなるように各波長が配置される。
【0057】波長選択型合波器11および12は第1実
施形態で用いたものとそれぞれ同一であり、その透過率
スペクトル特性は図2に示した通りである。
【0058】本実施形態では、波長λp1,λp2,λ
p3の励起光を波長選択型合波器11で1つに合波して
後方向励起に用い、さらに、波長λp1*,λp2*,λ
p3*の励起光を波長選択型合波器12で1つに合波し
て、前方向励起に用いている。後方向励起光は合波器4
により信号光と合波され、前方向励起光は合波器6によ
り信号光と合波される。
【0059】本実施形態における利得スペクトル特性お
よび当該利得スペクトルに対応する励起光パワースペク
トル特性は第1実施形態によるものと略同一であり、そ
れぞれ図3および図4に示したものと略同一である。た
だし、後方向励起と前方向励起において、伝搬励起光間
の相互作用の大きさが異なるため、同一利得スペクトル
を得るための励起光パワースペクトルは、お互いに多少
とも異なる。
【0060】本実施形態によれば、第1実施形態と同様
に、波長λp1とλp2とλp3,波長λp1*とλp
*とλp3*が、単一波長励起時のラマン利得スペクト
ルが有する窪みの幅(約7nm)より狭い上述波長幅で
合波されているので、窪みの深さを従来技術に比ベ小さ
くすることができる。
【0061】なお、上記実施形態では各励起光源が備え
るレーザダイオードを3個としたが、レーザダイオード
個数を2個とし、両レーザダイオードからの波長を各励
起光源内の波長選択型合波器で合波する構成でもよい。
【0062】上記した各実施形態の構成によれば、従
来、問題とされていた利得スペクトルの窪みの深さを小
さく改善することが可能である。これにより、波長多重
された異なる波長の信号光間に利得偏差や光信号対雑音
比の偏差を生じさせることによる伝送性能劣化を生じる
ことがなく、特に、ラマン増幅器を多段接続して用いた
多中継システムにおいて有効である。
【0063】なお、種々実施形態について上述した本発
明に係る光ファイバ通信システムを光信号処理システム
に適用することも考えられる。
【0064】
【実施例】次に、上記各実施形態におけるパラメータを
以下の通り設定した本発明の実施例について説明する。
【0065】(第1実施例)図10は本発明の第1実施
例を示しており、当該実施例では第1実施形態の構成を
用いている。
【0066】本実施例において、波長λp1=1490
nm,λp2=1475nm,λp3=1460nm、
およびλp1*=1486nm,λp2*=1471n
m,λp3*=1456nmとした。つまり、波長λp
1とλp1*の差,波長λp2とλp2*の差,波長λp
3とλp3*の差をそれぞれ4nmに設定した。
【0067】上記設定により得られた利得スペクトルを
図11に示す。
【0068】当該利得スペクトルにおいて、上記設定と
された励起波長に対応して信号光の利得波長域は約15
55nm〜約1590nmとなった。利得のピーク値は
約15dBであり、当該利得スペクトルの窪みの深さ
は、ピーク値に対して約5%程度であった。この窪みの
深さは、従来技術の深さ(約10%程度)の約2分の1
であった。また、励起光パワーは波長1490nm(図
4のλp1)の励起光部分に関して、約100mWであ
った。
【0069】なお、信号光の利得波長域は、一般に励起
光の波長設定を変えて実施することにより任意の波長域
に設定することができ、例えば1.3μm〜1.7μm
に設定できる。
【0070】(第2実施例)図12は本発明の第2実施
例を示しており、当該実施例では第2実施形態の構成を
用いている。
【0071】本実施例においても、波長λp1=149
0nm,λp2=1475nm,λp3=1460n
m、およびλp1*=1486nm,λp2*=1471
nm,λp3*=1456nmとした。つまり、波長λ
p1とλp1*の差,波長λp2とλp2*の差,波長λ
p3とλp3*の差をそれぞれ4nmに設定した。
【0072】本実施例により得られた利得スペクトル
は、設定が第1実施例と同一であり、図11に示した第
1実施例と同様であった。
【0073】(第3実施例)図13は本発明の第3実施
例を示しており、当該実施例では第3実施形態の構成を
用いている。
【0074】本実施例においても、波長λp1=149
0nm,λp2=1475nm,λp3=1460n
m、およびλp1*=1486nm,λp2*=1471
nm,λp3*=1456nmとした。つまり、波長λ
p1とλp1*の差,波長λp2とλp2*の差,波長λ
p3とλp3*の差をそれぞれ4nmに設定した。
【0075】本実施例により得られた利得スペクトル
は、設定が第1実施例と同一であり、図11に示した第
1実施例と同様であった。
【0076】(第4実施例)図14は本発明の第4実施
例を示しており、当該実施例では第4実施形態の構成を
用いている。
【0077】本実施例においても、波長λp1=149
0nm,λp2=1475nm,λp3=1460n
m、およびλp1*=1486nm,λp2*=1471
nm,λp3*=1456nmとした。つまり、波長λ
p1とλp1*の差,波長λp2とλp2*の差,波長λ
p3とλp3*の差をそれぞれ4nmに設定した。
【0078】本実施例により得られた利得スペクトル
は、設定が第1実施例と同一であり、図11に示した第
1実施例と同様であった。
【0079】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
多波長励起のラマン増幅器において、励起光源は、複数
の単一偏波レーザからの複数の励起光それぞれの異なる
波長を所定間隔で配置することにより、合波器への一つ
の励起光の利得スペクトル特性が単一波長励起時のラマ
ン利得スペクトルの窪みの所定波長幅以上の窪みを持た
ないようにしたので、利得スペクトルの窪みの深さ(利
得変化幅)を小さく改善することができ、これにより、
波長多重された異なる波長の信号光間に利得偏差や光信
号対雑音比の偏差を生じさせることによる伝送性能劣化
を生じないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバ通信システムの第1実
施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る光ファイバ通信システムの第1お
よび第4実施形態における波長選択型合波器の透過率ス
ペクトル図である。
【図3】本発明に係る光ファイバ通信システムの第1乃
至第4実施形態における利得スペクトル図である。
【図4】本発明に係る光ファイバ通信システムの第1乃
至第4実施形態における励起光のパワースペクトル図で
ある。
【図5】本発明に係る光ファイバ通信システムの第2実
施形態の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る光ファイバ通信システムの第2実
施形態における波長選択型合波器の透過率スペクトル図
である。
【図7】本発明に係る光ファイバ通信システムの第3実
施形態の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明に係る光ファイバ通信システムの第3実
施形態における波長選択型合波器の透過率スペクトル図
である。
【図9】本発明に係る光ファイバ通信システムの第4実
施形態の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第1実施例を説明するブロック図で
ある。
【図11】本発明の第1および第2実施例による利得ス
ペクトル図である。
【図12】本発明の第2実施例を説明するブロック図で
ある。
【図13】本発明の第3実施例を説明するブロック図で
ある。
【図14】本発明の第4実施例を説明するブロック図で
ある。
【図15】従来技術における波長多重光ファイバ通信シ
ステムの一例の基本構成を示すブロック図である。
【図16】従来技術における波長選択型合波器の一例の
透過率スペクトル図である
【図17】従来技術におけるラマン増幅器の適用形態を
示すブロック図である。
【図18】従来技術による得られる利得スペクトル図で
ある。
【図19】従来技術による得られる励起光パワースペク
トル図である。
【符号の説明】
4,6 合波器 5 光ファイバ 10,40,70,90,95 励起光源 11,12,55,71 波長選択型合波器 13,51,52,53 偏波合波器 FG1〜FG6 ファイバ・グレーティング LD1〜LD6 レーザダイオード
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/16 (72)発明者 高知尾 昇 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2K002 AA02 AB30 BA01 BA04 CA15 DA10 HA23 5F072 AB07 AK06 JJ20 KK11 PP07 QQ07 YY17 5K002 AA06 BA02 BA05 BA13 CA13 DA02 FA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラマン増幅の利得媒質であって、単一波
    長励起時のラマン利得スペクトルが所定波長幅の窪みを
    有する光ファイバと、 それぞれ異なる波長のレーザ光を励起する複数の単一偏
    波レーザと各単一偏波レーザからの複数の励起光に基づ
    き一つの励起光を生成する合波手段を備え、前記一つの
    励起光で所定方向に前記光ファイバを光励起する励起光
    源と、 前記一つの励起光を信号光と合波する合波器とを備えた
    ラマン増幅を用いた光ファイバ通信システムであって、 前記励起光源は、前記複数の励起光それぞれの波長を所
    定間隔で配置することにより、前記一つの励起光の利得
    スペクトル特性が前記所定波長幅以上の窪みを持たない
    ようにしたことを特徴とするラマン増幅を用いた光ファ
    イバ通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記複数の単一偏波レーザは、 それぞれ所定波長の第1の複数のレーザ光を励起する第
    1の複数の単一偏波レーザと、 各所定波長に対し互いの波長差の絶対値がそれぞれ前記
    所定波長幅よりも小さくなる波長幅だけ異なる波長の第
    2の複数のレーザ光を励起する第2の複数の単一偏波レ
    ーザを含み、 前記合波手段は、 所定の波長透過特性を有し、前記第1の複数の単一偏波
    レーザからの第1の複数の励起光を透過して一つに合波
    する第1の波長選択合波手段と、 所定の波長透過特性を有し、前記第2の複数の単一偏波
    レーザからの第2の複数の励起光を透過して一つに合波
    する第2の波長選択合波手段と、 前記第1の合波手段からの励起光と第2の合波手段から
    の励起光を一つに合波する偏波合波手段を含むことを特
    徴とするラマン増幅を用いた光ファイバ通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記複数の単一偏波レーザは、所定波長のレーザ光およ
    び前記所定波長に対し互いの波長差の絶対値が前記所定
    波長幅よりも小さくなる波長幅だけ異なる波長の別のレ
    ーザ光を生成するレーザ対を複数含んでおり、各レーザ
    対による前記所定波長が異なっており、 当該複数のレーザ対からの前記励起光と前記別の励起光
    をそれぞれ一つに合波する複数の偏波合波手段と、 前記所定波長から前記異なる波長までを含む所定の波長
    透過特性を有し、前記複数の偏波合波手段からの合波さ
    れた複数の励起光を透過して一つに合波する波長選択合
    波手段とを含むことを特徴とするラマン増幅を用いた光
    ファイバ通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記複数の単一偏波レーザは、前記複数の励起光のうち
    2波長の最小の波長差の絶対値が前記所定波長幅よりも
    小さくなるように前記それぞれの波長を配置され、 前記合波手段は波長選択合波手段であり、前記それぞれ
    の波長とされた前記複数の励起光を透過して合波するこ
    とで前記一つの励起光を生成することを特徴とするラマ
    ン増幅を用いた光ファイバ通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 それぞれ異なる波長の別のレーザ光を励起する別の複数
    の単一偏波レーザと各単一偏波レーザからの別の複数の
    励起光に基づき別の一つの励起光を生成する別の合波手
    段を備え、前記別の一つの励起光で前記所定方向と逆方
    向に前記光ファイバを光励起する別の励起光源と、 前記別の励起光を前記信号光と合波する別の合波器とを
    さらに備え、 前記別の一つの励起光と前記励起光源による前記一つの
    励起光で双方向励起を行うことを特徴とするラマン増幅
    を用いた光ファイバ通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれかにおいて、 前記絶対値を略略1〜6nmとしたことを特徴とするラ
    マン増幅を用いた光ファイバ通信システム。
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