JP2001033801A - 液晶表示パネル及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示パネル及びその製造方法

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JP2001033801A
JP2001033801A JP11209957A JP20995799A JP2001033801A JP 2001033801 A JP2001033801 A JP 2001033801A JP 11209957 A JP11209957 A JP 11209957A JP 20995799 A JP20995799 A JP 20995799A JP 2001033801 A JP2001033801 A JP 2001033801A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射光の有効利用によって明度の向上を図る
ことができるとともに、表示異常を生ぜずに信頼性が高
く、且つ白色の純度を高くすることができる液晶表示パ
ネル及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 色層27a〜27c及び画素電極31、
当該画素電極31に接続されたTFT部分26、並びに
偏光板22が形成されたアレー基板20aと、アレー基
板20aに相対向して設けられ、反射板38を有する対
向基板20bと、アレー基板20aと対向基板20bと
の間に挟持される液晶層20cとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネル及
びその製造方法に係り、特にアクティブマトリックス型
の透過型又は反射型液晶表示パネル及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アクティブマトリックス型の液晶
表示パネルの技術の進歩がめざましい。アクティブマト
リックス型の液晶表示パネルは、薄型・軽量であるのは
もちろんのこと、多画素にしてもコントラスト、レスポ
ンスの劣化がなく、しかも中間階調表示も可能である等
の特徴を有しているため、パーソナルコンピューターや
大画面カラーテレビ等の表示装置として期待され、実用
化されている。薄型であるという極めて優れた特徴を有
するアクティブマトリックス型の液晶表示パネルは、特
に日本での住宅事情を考慮した場合やオフィス内におけ
るデスクスペースの有効利用という観点から、今後ます
ます需要が増大するものと考えられる。よって、アクテ
ィブマトリックス型の液晶表示パネルにおいて、今後は
高コントラスト等の表示上の性能を維持しつつ効率の良
い製造方法が求められる。
【0003】従来の一般的なアクティブマトリクス型の
液晶表示パネルは、液晶を挟持するガラス基板の一方
に、TFT(Thin Film Transistor)及び画素電極が形
成され、他方に色層が形成されてなるものが一般的であ
った。しかしながら、この構造を有する液晶表示パネル
は、TFT、画素電極、及び色層の作製にあたって、通
常フォトリソグラフィ技術が使用される。このため、装
置の性能や信頼の低下を防止するには、フォトマスク間
の位置合わせを所定の精度内で行う必要があるが、各フ
ォトマスク間のずれを全て所定の精度内に収めるのは困
難であり、TFT特性や表示特性の低下が起こったり、
製造歩留まりが悪くなるという問題がある。この製造精
度に関する問題は色層を形成する場合にも生ずる問題で
ある。また、組立の場合には、TFT及び画素電極と色
層のパターンとの位置合わせを所定の精度内で行う必要
があるが、全て所定の精度内に収めるのが困難であるの
で、製造の歩留まりが悪くなるという問題がある。
【0004】この問題を解決するものとして、TFT及
び画素電極が形成されたガラス基板に色層をも形成した
液晶表示パネルが案出されている。図10は、TFT及
び画素電極並びに色層を同一のガラス基板に形成したア
クティブマトリックス型の液晶表示パネルの構成の一部
を示す断面図である。図10では反射型の液晶表示パネ
ルを例示して示している。図10において、100は、
TN(Twisted Nematic)型TFT液晶表示パネルであ
って、この液晶表示パネル100は、アレー基板100
a、このアレー基板100aに対向して設けられた対向
基板100b、アレー基板100aと対向基板100b
とによって挟持されたTN型液晶層100cとから基本
的に構成されている。
【0005】アレー基板100aについて詳細に説明す
ると、102はTFT側ガラス基板であり、一方の面に
偏光板103が設けられ、他方の面に遮光層(ブラック
マトリックス)104又は絶縁膜105が設けられてい
る。ゲート電極107はTFT部分106の一部をなす
ものであり、遮光層(ブラックマトリックス)104に
覆われる形で配されている。108は、ゲート電極10
7を覆うための絶縁膜である。109は、絶縁膜108
に接し、かつゲート電極107の図中下方に設けられた
活性層であり、a−Si膜(アモルファスシリコン膜)
とで形成されている。110a,110bは活性層10
9に接して設けられたオーミックコンタクト層であり、
+型a−Si膜(n+型アモルファスシリコン膜)によ
って形成されている。更に、111は、オーミックコン
タクト層110a,110b間に配置されたチャネル保
護膜である。活性層109〜チャネル保護膜111はT
FT部分106の一部をなす。
【0006】112は、電着用画素電極であり、活性層
109と所定の距離だけ離間して絶縁膜108に接して
設けられている。この電着用画素電極はセルフアライメ
ント法によって形成され、よって遮光層(ブラックマト
リックス)104の図中下方には形成されていない。1
13は電着用画素電極112に接して配された色層であ
り、電気泳動法によって形成される。114aはオーミ
ックコンタクト層110a及びチャネル保護膜111に
接して配置されたソース電極であり、114bはオーミ
ックコンタクト層110a及びチャネル保護膜111に
接するとともに、電着用画素電極112及び色層113
に接して配置されたドレイン電極である。115は色層
113及びドレイン電極114bに接して配された画素
電極であり、フォトレジストを用いて形成される。11
6はソース電極114a及びドレイン電極114bとの
間に設けられた絶縁層であり、117は絶縁層116の
図中下面に形成された遮光層である。
【0007】次に、対向基板100bについて説明す
る。対向基板100bは、対向側ガラス基板120の一
方の面に対向電極121が形成され、他方の面に偏光板
122が形成され、更に偏光板122の図中下面に反射
板123が形成されてなる。そして、TFT液晶表示パ
ネル100は、アレー基板100aと対向基板100b
との間に液晶130とスペーサ材131とを挟持してな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示した液晶表示パネルは、アレー基板100aに偏光
板103が設けられ、更に対向基板100bに偏光板1
22が設けられている。よって、図10に示した構反射
型の構造では、入射した光が偏光板102,122をそ
れぞれ2回通過することによって計4回偏光板を通過す
るため偏光板102,122における反射光の損失が大
きく表示が暗くなってしまうという欠点を有する。ま
た、前述したように、色層115は、まず電着用画素電
極112を形成し、電着法によって色素を電気泳動させ
て形成している。したがって、色層113は電着用画素
電極112の形状に合わせて正確にその形状を形成する
ことができるが、画素電極115はフォトレジストを用
いて形成される。よって、画素電極115を形成するに
は、色層113の位置とフォトマスクの位置とを精度よ
く位置あわせしなければならないが、この位置あわせは
極めて困難である。
【0009】色層113の位置とフォトマスクの位置と
の位置あわせを正確に行うことができない場合には、図
11のように、画素電極115が色層113に対してず
れた位置に形成されることになる。図11は、画素電極
115の位置と色層113との位置ずれを示す図であ
る。図11中の各部において図10に示した部分と同一
の部分については同一の符号を付し、その説明を省略す
る。液晶はラビング等によって液晶分子を配向させなけ
ればならないが、図11に示したように、画素電極11
5位置が色層113が形成された領域からはみ出してし
まうと段差が形成されて配向が設計通り行われず、コン
トラストの低下や電界の印加の有無に関わらず白色が継
続して発光されるといった表示異常が生ずる問題があ
る。
【0010】更に、図11の構造の場合には、色層11
3が直接液晶130に接する箇所(図中符号Pを付した
箇所)があるため、色層113から液晶130内へイオ
ンが溶出し、溶出したイオンによって液晶130に印加
される電界が乱される結果、コントラストの低下等の表
示異常が生じ、信頼性に乏しいという問題がある。更
に、図10に示した構造では、散乱板を有しない構造で
あるので、白の表示において白の色純度が低いという問
題があった。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、反射光の有効利用によって明度の向上を図るこ
とができるとともに、表示異常を生ぜずに信頼性が高
く、且つ白色の純度を高くすることができる液晶表示パ
ネル及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、色層及び画素電極、当該画素電極に接続
されたトランジスタ、並びに偏光板及び位相差板が形成
されたアレー基板と、前記アレー基板に相対向して設け
られ、反射板を有する対向基板と、前記アレー基板と対
向基板との間に挟持される液晶層とを具備することを特
徴としている。また、本発明の液晶表示パネルは、前記
色層の周囲に設けられたオーバーコートを具備すること
を特徴としてる。また、本発明の液晶表示パネルは、前
記画素電極が、前記オーバーコート上に形成されている
ことを特徴としている。また、本発明の液晶表示パネル
は、前記対向基板が、更に散乱板を具備することを特徴
としている。また、本発明の液晶表示パネルは、前記反
射板が、その表面が凹凸形状に形成され散乱板を兼用す
ることを特徴としている。また、本発明の液晶表示パネ
ルは、前記反射板が、前記アレー基板及び対向基板の端
部に設けられ、前記液晶層をなす液晶を封止するシール
材に接して配置されることを特徴としている。また、本
発明の液晶表示パネルは、前記トランジスタに電気的に
接続された走査線及び信号線が、クロム及び酸化クロム
を積層し、低反射率特性に形成されていることを特徴と
している。また、本発明の液晶表示パネルの製造方法
は、アレー基板にトランジスタを形成する工程と、前記
トランジスタを形成した後、前記トランジスタ上面に色
層を形成する工程と、前記色層の上面にオーバーコート
を形成する工程と、前記オーバーコート上に画素電極を
形成する工程とを有することを特徴としている。また、
本発明の液晶表示パネルの製造方法は、前記色層が、前
記トランジスタ上部に間隙が形成され、前記間隙中及び
前記トランジスタ上部に遮光膜を形成する工程を有する
ことを特徴としている。また、本発明の液晶表示パネル
の製造方法は、前記色層が、前記トランジスタ近傍にコ
ンタクトホール用の間隙が形成され、前記オーバーコー
トは、前記コンタクトホール用の間隙内であって前記色
層の側壁にも形成されることを特徴としている。また、
本発明の液晶表示パネルの製造方法は、前記アレー基板
に対向して配置される対向基板が、対向側ガラス基板の
上面の不規則な位置に突起部材を形成する工程と、前記
対向側ガラス基板及び突起部材上面に反射膜を形成する
工程とを有することを特徴としている。また、本発明の
液晶表示パネルの製造方法は、前記アレー基板に対向し
て配置される対向基板が、対向側ガラス基板の上面を研
磨する工程と、前記対向側ガラス基板の上面に反射膜を
塗布する工程とを有することを特徴としている。
【0013】本発明によれば、偏光板をアレー基板側の
みにもうけたことにより、光が偏光基板を透過するのは
2回のみに限られるので、反射光の有効利用によって明
度の向上を図ることができるという効果がある。また、
色層の周囲にはオーバーコートが形成されているため、
色層中のイオンが液晶内に溶出することがなく、溶出し
たイオンによって液晶に印加される電界が乱されること
がなく、その結果コントラストの低下等の表示異常が生
じず、高い信頼性を得ることができる。また、画素電極
は走査線、信号線上にオーバーコートを介してオーバー
ラップ構造とするので、従来例程厳密な画素電極の位置
合わせを必要としないため製造効率の向上を図ることが
できる。また、画素電極は平坦化されたオーバーコート
上に形成されるので、液晶の配向が設計通り行えないた
めに表示異常が生ずるといった不具合はない。更に、散
乱板を有しているために、白の表示において高い色純度
の白色が得られるという効果がある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態による液晶表示パネル及びその製造方法につい
て詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による
液晶表示パネルの外観を示した斜視図である。液晶表示
パネル2の表示面5には多数の画素が形成されている。
【0015】図2は、本発明の一実施形態による液晶表
示パネルの表示面5の一部を示した平面図である。図2
において、6a,6bは走査線であり、7a,7b,7
cは信号線である。2本の走査線と2本の信号線とによ
って挟まれた箇所が1つの画素をなし、各々の画素は、
赤、緑、青何れかに着色されている。8a〜8dはTF
T部分であり、各TFT部分8a〜8dは1本の走査線
及び1本の信号線の交点近傍に配置され、各々に接続さ
れている。走査線6a,6b及び信号線7a,7b,7
cは、配線の外光による金属反射を抑えるため、クロム
Crと酸化クロムCrxy(x,yは自然数)との積層
構図により形成されている。
【0016】TFT部分8aを例に挙げてその構造を説
明すると、TFT部分8aは3つの電極を有する。信号
線7aに接続されたソース電極9aと、ソース電極9a
と所定の距離だけ離間して設けられたドレイン電極9b
と、図示しない絶縁層を介して紙面に対して垂直下方向
であって、ソース電極9aとドレイン電極9bとの間に
配置され、走査線6aに接続されたゲート電極9cであ
る。ドレイン電極9bは、画素電極に接続されている。
【0017】画素電極は、ほぼ1つの画素全面に亘って
配されている。また、紙面に対して垂直上方向には、ゲ
ート電極9c全体と、ソース電極9a及びドレイン電極
9bの一部を覆う遮光層(ブラックマトリックス)10
が設けられている。この遮光層(ブラックマトリック
ス)10は、TFT部分8aの光リーク電流を防止する
ためのものである。また、図2中において11は、走査
線6a,6b及び信号線7a,7b,7cの紙面に対し
て垂直上方向に形成された遮光膜であり、異なる色の画
素から出射される光が混じり、色むらが生ずるのを防止
するためのものである。尚、図2では、遮光膜11が一
部にのみ設けられた記載となっているが、遮光膜11
は、全ての走査線6a,6b及び信号線7a,7b,7
cに対して設けられる。尚、図2中において、TFT部
分8b〜8dは、TFT部分8aのような符号を付して
詳細に説明していないが、構造は同様である。
【0018】次に、本発明の一実施形態による液晶表示
パネルのTFT部分の構成について説明する。図3は、
図2中A−A′線の断面図であり、図2中の部材と同一
の部材には同一の符号を付している。本実施形態におけ
る液晶表示パネルは、図10に示した液晶表示パネルと
同様、色層がTFTや画素電極と同一のガラス基板に形
成されているが、1枚のみの偏光板を設けている点とオ
ーバーコートを介して画素電極が走査線と信号線にオー
バーラップしている点が最大の特徴である。この2点の
特徴を有することにより、本実施形態では透過率の向上
を図っている。尚、ここいう透過率とは、パネルの表示
面から入射する光の全強度とパネルの表示面から出射す
る光の全強度との比である。
【0019】図3において、20は、TN(Twisted Ne
matic)型TFT液晶表示パネルであって、この液晶表
示パネル20は、アレー基板20a、このアレー基板2
0aに対向して設けられた対向基板20b、アレー基板
20aと対向基板20bとによって挟持されたTN型液
晶層20cとから基本的に構成されている。アレー基板
20aについて詳細に説明すると、21はTFT側ガラ
ス基板であり、一方の面に位相差板と偏光板22が設け
られ、他方の面にゲート電極9c又は絶縁膜23が設け
られている。
【0020】尚、絶縁膜23はゲート電極9cを囲うよ
うに形成されている。ゲート電極9cはTFT部分26
の一部をなす。24は絶縁膜23に接し、かつゲート電
極9cの図中下方に設けられた活性層であり、a−Si
膜(アモルファスシリコン膜)で形成されている。この
活性層24にはソース電極9a及びドレイン電極9bが
接して設けられている。ソース電極9aは、絶縁膜23
の図中下方向に接して設けられる。上記のソース電極9
a、ドレイン電極9bはTFT部分26の一部をなす。
【0021】25は、ソース電極9a、ドレイン電極9
b、及び活性層24に接して設けられた絶縁層でありT
FT部分26を覆うものである。27a,27b,27
cは絶縁層25に接して設けられた色層である。この色
層27a,27b,27cはフォトマスク及びフォトレ
ジストを用いて露光、現像、焼成により形成される。本
実施形態ではカラーの液晶表示パネルを想定しているた
め、色層27a,27b,27cの形成は赤、青、及び
緑各々について繰り返し行われる。色層27bと色層2
7cとの間にはコンタクトホール28が形成されてい
る。29は、遮光層(ブラックマトリックス)であり、
TFT部分26の光リーク電流を防止するためのもので
ある。この遮光層(ブラックマトリックス)29は、色
層27aと色層27bとの間であって図中D2方向にゲ
ート電極9cと同程度の幅をもって形成される。
【0022】30a,30bは平坦化膜としてのオーバ
ーコートであり、例えばアクリル系の材料等からなるも
のであり、色層27a,27b及び色層27cを覆うよ
う形成されている。オーバーコート30a,30bはコ
ンタクトホール28内にも形成されるので、色層27
a,27b及び色層27cは、絶縁膜25とオーバーコ
ート30a又は30bによって封止された状態となる。
31は、オーバーコート30a,30bに接して形成さ
れた画素電極であり、ITO(Indium Tin Oxide)膜等
の透明電極である。
【0023】以上が、アレー基板20aの構成である
が、次に、アレー基板20aの製造方法について説明す
る図4は、アレー基板20aの製造方法の一部を示す説
明図である。図4中に示した部材と同一の部材について
は同一の符号が付してある。図4(a)に示したよう
に、TFT側ガラス基板21の図中上面にゲート電極9
cを形成し、このゲート電極9cの上面及びTFT側ガ
ラス基板21の上面に絶縁膜23を形成する。以上の工
程は、フォトリソグラフィ技術を用いて行われる。つま
り、フォトマスクを用いてフォトレジストの露光及び現
像を行ってエッチングによって所定形状の薄膜を形成し
ている。尚、エッチングは、膜のダメージを考慮すると
湿式エッチングが好ましいが、乾式エッチングを用いる
こともできる。
【0024】次に、絶縁膜23の上面であって、ゲート
電極9cの上方にa−Si(アモルファスシリコン)に
よって活性層24を形成する。次に、スパッタリング等
の方法により活性層24及び絶縁膜23の上面にクロム
や酸化クロム等の金属膜を形成し、エッチングによって
活性層24上に形成された金属膜を除去することにより
ソース電極9a及びドレイン電極9bを形成する。次
に、ソース電極9a及びドレイン電極9b並びに活性層
24の上面に絶縁膜25を形成する。以上の工程によっ
てTFT部分26が形成される。
【0025】次に、絶縁膜25上面に色層27a,27
b,27cを形成する。この色層27a,27b,27
cを形成するには、まず絶縁層25上面に光感光性アク
リル樹脂を用いた顔料レジストを塗布し、フォトマスク
を用いてレジストを露光し、その後現像、焼成を行う。
現像後のレジストは、色層27a,27b,27cを形
成する部分のみが残され、図4(b)に示した形状にパ
ターニングされる。色層27a,27b,27cの厚さ
は1μm〜2μm程度である。色層27a,27b,2
7cの形成は赤、青、及び緑毎に行われる。
【0026】次に、図4(c)に示したように、色層2
7a,27bの上面及び間隙32中に遮光層(ブラック
マトリックス)29を例えば光感光剤性アクリル樹脂を
用いた黒色レジストを塗布し、フォトマスクを用いてレ
ジストを露光し、その後現像、焼成し形成する。この遮
光層(ブラックマトリックス)29は図中D1が付され
た方向にゲート電極9cと同程度の幅を持って形成され
る。遮光層(ブラックマトリックス)29の形成が終了
すると、次にオーバーコート30a,30bを形成する
工程が行われる(図4(d)参照)。オーバーコート3
0aは、遮光層(ブラックマトリックス)29及び色層
27a,27bを封止するような形で形成される。つま
り、図4(d)に示されるように、色層27b及び色層
27cとの間の間隙33中にもオーバーコート30a,
30bが形成される。
【0027】次に、間隙33部分の絶縁膜25の一部を
除去した後、オーバーコート30a,30b上にITO
膜を成膜し、遮光層(ブラックマトリックス)29上部
に形成されたITOの一部を除去することにより画素電
極31を形成する(図4(e)参照)。以上の工程を経
てアレー基板20aが製造される。
【0028】図3に戻り、対向基板20bについて詳細
に説明する。対向基板20bは、対向側ガラス基板35
の一方の面に対向電極36、散乱板37、及び反射板3
8を順次形成されたものが基本的な構成となるが、製造
方法を変えることで種々の構造のものを作成することが
できる。図5(a)〜(d)は、対向基板20bの例を
示す断面図である。図5(a)に示した例は、対向側ガ
ラス基板35の上面に予め対向電極36を形成してお
き、その上面に光感光性アクリル樹脂等を塗布し、フォ
トマスクを用いてレジストを露光し、その後現像、焼成
を行いランダムな位置に図中の突起部材39を形成し、
その上面に高い反射率を有するアルミニウム等による反
射膜40をスパッタリング等によって形成したものであ
る。突起部材39が形成されいるため反射膜40の表面
は凹凸になり、突起部材39及び反射膜40は、図3中
の散乱板37及び反射板38の役割を果たす。
【0029】図5(b)に示した例は、反射膜40に対
向電極36の機能を持たせ、対向電極36を省略したも
のである。つまり、対向側ガラス基板35の上面に対向
電極36を形成せず、その上面に光感光性アクリル樹脂
等を塗布し、フォトマスクを用いてレジストを露光し、
その後現像、焼成を行いランダムな位置に図中の突起部
材39を形成し、その上面に高い反射率を有するアルミ
ニウム等による反射膜をスパッタリング等によって形成
したものである。突起部材39が形成されいるため反射
膜40の表面は凹凸になり、突起部材39及び反射膜4
0は、図3中の散乱板37及び反射板38の役割を果た
し、反射膜40は対向電極36の機能を兼ね備える。
【0030】図5(c)に示した例は、対向側ガラス基
板35の上面に予め対向電極36を形成しておき、その
上面に無機又は有機のビーズ41を含む樹脂を塗布し、
その上面にアルミニウム等をスパッタリングして反射膜
43を形成したものである。この例では、樹脂42中に
ビーズ42が含まれているため反射膜43の表面は凹凸
になり、樹脂42及び反射膜43は、図3中の散乱板3
7及び反射板38の役割を果たす。尚、樹脂42として
導電性の樹脂を用いた場合には、反射膜43に対向電極
36の機能を兼用させることもできる。
【0031】図5(d)に示した例は、対向側ガラス基
板35の上面を機械的又は化学的に研磨して凹凸状に
し、その上面に対向電極36を形成し、この対向電極3
6の上面にアルミニウム等をスパッタリングして反射膜
44を形成したものである。この例では、対向側ガラス
基板35の上面が凹凸とされ、その形状で対向電極36
及び反射膜44が形成されているので、反射膜44は図
3中の散乱板37及び反射板38の役割を果たす。尚、
この場合にも図5(b)に示したものと同様に対向電極
36を省略し、反射膜44に対向電極36の機能を兼ね
備えても良い。再び図3に戻り、45はアレー基板20
aと対向基板20bとによって挟持された液晶であり、
46はスペーサ材である。
【0032】次に、信号線7a〜7cの断面構成につい
て説明する。図6は、図2中B−B′線の断面図であ
り、図2〜図4中の部材と同一の部材には同一の符号を
付している。尚、図6においては、アレー基板20a中
の主要な部材のみを示している。図6(a)に示した例
において、TFT側ガラス基板21の上面に絶縁膜23
が形成され、その上面の一部に信号線7bが形成されて
いる。これら絶縁膜23及び信号線7bの上面には絶縁
膜25が形成されている。信号線7bは、配線の外光に
よる金属反射を抑えるため、クロムCrと酸化クロムC
xy(x,yは自然数)との積層構図により形成され
ている。この場合、酸化クロムCrxyがTFT側ガラ
ス基板21に配され、多重積層の場合には順次クロムC
r、酸化クロムCrxy、…と積層される。
【0033】絶縁膜25の上面には色層12a(例えば
赤色層)又は色層12b(例えば青色層)が配されてお
り、信号線7bの上部で色層12a,12bが重畳され
ている。色層12a,12bの上部にはオーバーコート
30が配され、その上面に画素電極31が形成されてい
る。画素電極31aは、色層12a(例えば赤色層)の
色を発色させるか否かを制御するための電極であり、画
素電極31bは、色層12b(例えば青色層)の色を発
色させるか否かを制御するための電極であり、これらの
画素電極31a,31bを電気的に絶縁するための間隙
50が信号線7bの上方に設けられている。画素電極は
信号線7b上にオーバーコートを介してオーバーラップ
する構造とする。
【0034】図6(b)に示した例においては、図6
(a)のように信号線7bの上部で色層12a,12b
が重畳されておらず、色層12aと色層12bとを分離
し、各々の色層で着色された光が混じるのを防止するた
め遮光膜51が信号線7bの上方に形成されている点が
異なる。遮光膜51は、例えば光感光性アクリル樹脂等
を用いた黒色レジストを塗布し、フォトマスクを用いて
レジストを露光し、その後現像、焼成し形成される。
【0035】次に、走査線6a,6bの断面構成につい
て説明する。図7は、図2中C−C′線の断面図であ
り、図2〜図4中の部材と同一の部材には同一の符号を
付している。尚、図7においては、アレー基板20a中
の主要な部材のみを示している。図7(a)に示した例
において、TFT側ガラス基板21の上面の一部に走査
線6bが形成され、その上面に絶縁膜23が形成されて
いる。絶縁膜23の上面には絶縁膜25が形成されてい
る。
【0036】走査線6bは、配線の外光による金属反射
を抑えるため、クロムCrと酸化クロムCrxy(x,
yは自然数)との積層構図により形成されている。この
場合、酸化クロムCrxyがTFT側ガラス基板21に
配され、多重積層の場合には順次クロムCr、酸化クロ
ムCrxy、…と積層される。絶縁膜25の上面には色
層12b(例えば赤色層)が配されている。色層12b
の上部にはオーバーコート30が配され、その上面に画
素電極31が形成されている。画素電極31には隣接す
る画素の電極を分離するため、間隙52が走査線6b上
方に設けられている。画素電極は走査線6b上にオーバ
ーコートを介してオーバーラップする構造とする。遮光
膜53は、例えば光感光性アクリル樹脂を用いた黒色レ
ジストを塗布し、フォトマスクを用いてレジストを露光
し、その後現像、焼成し形成される。
【0037】図7(b)に示した例においては、図7
(a)のように絶縁膜25の上面一面に色層12bが形
成されておらず、隣接する画素の色層12bを分離し、
各々の画素発光した光が混じるのを防止するため遮光膜
53が走査線6bの上方に形成されている点が異なる。
遮光膜53は、例えば光感光性アクリル樹脂を用いた黒
色レジストを塗布し、フォトマスクを用いてレジストを
露光し、その後現像、焼成し形成される。
【0038】次に、本実施形態による液晶表示パネルの
端部の構造について説明する。図8は、図1中D−D′
線の断面図であり、図2〜図4中の部材と同一の部材に
は同一の符号を付している。図8に示したように、液晶
表示パネルの端部においては、端部から内部に入射する
光を遮光するための額縁部遮光膜60が形成され、この
額縁部遮光膜60を覆うようにオーバーコート61が形
成されている。
【0039】また、62は液晶の漏れを防止するシール
材であり、遮光のため液晶に接する面62は、その面6
2を延長した場合に額縁部遮光膜60の中央付近を通る
位置となるよう配される。シール材62はオーバーコー
ト61と対向側ガラス基板35との間に挟持される形で
配される。よって、対向電極36、散乱板37、及び反
射板38は液晶45内にのみ配置されている。表面が平
坦なオーバーコート61が設けられているので、シール
材62との密着性が強く信頼性が高い。
【0040】尚、図5に示したように、対向電極36、
散乱板37、及び反射板38が凹凸形状に形成されてい
る場合には、これらを図9に示したように配置するのが
好ましい。図9は、反射板の好ましい配置を説明するた
めの断面図である。図9に示したように対向電極36、
散乱板37、及び反射板38がシール材62の中央部付
近まで形成されている。対向電極36、散乱板37、及
び反射板38が凹凸形状であり、シール材62との密着
性が高くなり信頼性が向上するので好ましい。
【0041】このように、本実施形態においては、偏光
板22一枚のみを設け、光が偏光板を通過する回数が2
回のみとなるので、偏光板22による減衰が少なく光の
有効利用を図ることができる。また、図4に示したよう
に、色層27a,27b,27c上面及びコンタクトホ
ール28中にオーバーコート30a,30bが形成さ
れ、オーバーコート30a,30bの上面及びコンタク
トホール28中においてもオーバーコート30a,30
bに接して画素電極31が形成された構造であり、ま
た、画素電極は走査線、信号線上にオーバーコートを介
してオーバーラップ構造とするので、従来例程厳密な画
素電極の位置合わせを必要としないため製造効率の向上
を図ることができる。また、画素電極は平坦化されたオ
ーバーコート上に形成されるので、液晶の配向が設計通
り行えないといった事態が生じない。
【0042】また、図3を参照すると色層27a,27
b,27cにはオーバーコート30a,30bが接して
色層27a,27b,27cを封止する形で形成されて
おり、更に画素電極31がオーバーコート30a,30
bを封止する形で形成されているため、色層27a,2
7b,27cと液晶45との接する部分が皆無であるた
め、色層27a,27b,27c中のイオンが溶出し、
溶出したイオンが電界に影響を与えて表示異常が生ずる
といった問題は生じない。
【0043】以上、本発明の一実施形態による液晶表示
パネルについて説明したが、本発明は上記実施形態に制
限されず、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、反射型の液晶表示パ
ネルについて主として説明したが、図3に示した、色層
27a〜27c、オーバーコート30a、30b、画素
電極31の構造は、透過型液晶表示パネルにも適用する
ことができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
偏光板をアレー基板側のみにもうけたことにより、光が
偏光基板を透過するのは2回のみに限られるので、反射
光の有効利用によって明度の向上を図ることができると
いう効果がある。また、色層の周囲にはオーバーコート
が形成されているため、色層中のイオンが液晶内に溶出
することがなく、溶出したイオンによって液晶に印加さ
れる電界が乱されることがなく、その結果コントラスト
の低下等の表示異常が生じず、高い信頼性を得ることが
できる。また、画素電極は走査線、信号線上にオーバー
コートを介してオーバーラップ構造とするので、従来例
程厳密な画素電極の位置合わせを必要としないため製造
効率の向上を図ることができる。また、画素電極は平坦
化されたオーバーコート上に形成されるので、液晶の配
向が設計通り行えないといった事態が生じない。更に、
散乱板を有しているために、白の表示において高い色純
度の白色が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による液晶表示パネル全
体の外観を示した斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態による液晶表示パネルの
表示面5の一部を示した平面図である。
【図3】 図2中A−A′線の断面図である。
【図4】 アレー基板20aの製造方法の一部を示す説
明図である。
【図5】 対向基板20bの例を示す断面図である。
【図6】 図2中B−B′線の断面図である。
【図7】 図2中C−C′線の断面図である。
【図8】 図1中D−D′線の断面図である。
【図9】 反射板の好ましい配置を説明するための断面
図である。
【図10】 TFT及び画素電極並びに色層を同一のガ
ラス基板に形成したアクティブマトリックス型の液晶表
示パネルの構成の一部を示す断面図である。
【図11】 画素電極115の位置と色層113との位
置ずれを示す図である。
【符号の説明】
20a アレー基板 20c TN型液晶層(液晶層) 20b 対向基板 22 偏光板 26 TFT部分(トランジス
タ) 27a,27b,27c 色層 31 画素電極 37 散乱板 38 反射板 30,30a,30b オーバーコート 35 対向側ガラス基板 39 突起部材(散乱板) 40 反射膜(反射板) 41 ビーズ(散乱板) 42 樹脂(散乱板) 44 反射膜(反射板) 45 液晶 62 シール剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/30 338 G09F 9/30 349D 349 349Z 9/35 9/35 G02F 1/136 500 (72)発明者 坂本 道昭 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 2H091 FA02Y FA08X FA16Y FA35Y FB02 FB08 FC02 FD04 FD05 FD06 GA02 GA07 GA13 HA07 LA17 LA18 2H092 JA26 JA46 JB04 JB08 JB16 JB24 JB33 JB52 JB58 KA05 KB04 KB13 KB22 KB26 MA05 MA13 NA01 NA04 PA08 PA09 PA12 QA07 5C094 AA06 BA03 BA43 CA19 DA13 EA04 ED11 ED13 GB01 5G435 AA03 AA04 BB12 BB15 BB16 FF01 FF03 FF05 FF06 KK05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色層及び画素電極、当該画素電極に接続
    されたトランジスタ、並びに偏光板及び位相差板が形成
    されたアレー基板と、 前記アレー基板に相対向して設けられ、反射板を有する
    対向基板と、 前記アレー基板と対向基板との間に挟持される液晶層と
    を具備することを特徴とする液晶表示パネル。
  2. 【請求項2】 前記色層の周囲に設けられたオーバーコ
    ートを具備することを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示パネル。
  3. 【請求項3】 前記画素電極は、前記オーバーコート上
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の液晶
    表示パネル。
  4. 【請求項4】 前記対向基板は、更に散乱板を具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示パネル。
  5. 【請求項5】 前記反射板は、その表面が凹凸形状に形
    成され散乱板を兼用することを特徴とする請求項1記載
    の液晶表示パネル。
  6. 【請求項6】 前記反射板は、前記アレー基板及び対向
    基板の端部に設けられ、前記液晶層をなす液晶を封止す
    るシール材に接して配置されることを特徴とする請求項
    5記載の液晶表示パネル。
  7. 【請求項7】 前記トランジスタに電気的に接続された
    走査線及び信号線は、クロム及び酸化クロムを積層し、
    低反射率特性に形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の液晶表示パネル。
  8. 【請求項8】 アレー基板にトランジスタを形成する工
    程と、 前記トランジスタを形成した後、前記トランジスタ上面
    に色層を形成する工程と、 前記色層の上面にオーバーコートを形成する工程と、 前記オーバーコート上に画素電極を形成する工程とを有
    することを特徴とする液晶表示パネルの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記色層は、前記トランジスタ上部に間
    隙が形成され、 前記間隙中及び前記トランジスタ上部に遮光膜を形成す
    る工程を有することを特徴とする請求項8記載の液晶表
    示パネルの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記色層は、前記トランジスタ近傍に
    コンタクトホール用の間隙が形成され、 前記オーバーコートは、前記コンタクトホール用の間隙
    内であって前記色層の側壁にも形成されることを特徴と
    する請求項8記載の液晶表示パネルの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記アレー基板に対向して配置される
    対向基板は、 対向側ガラス基板の上面の不規則な位置に突起部材を形
    成する工程と、 前記対向側ガラス基板及び突起部材上面に反射膜を形成
    する工程とを有することを特徴とする請求項8記載の液
    晶表示パネルの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記アレー基板に対向して配置される
    対向基板は、 対向側ガラス基板の上面を研磨する工程と、 前記対向側ガラス基板の上面に反射膜を塗布する工程と
    を有することを特徴とする請求項8記載の液晶表示パネ
    ルの製造方法。
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