JP2001033180A - 蓄熱体 - Google Patents
蓄熱体Info
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- JP2001033180A JP2001033180A JP11202237A JP20223799A JP2001033180A JP 2001033180 A JP2001033180 A JP 2001033180A JP 11202237 A JP11202237 A JP 11202237A JP 20223799 A JP20223799 A JP 20223799A JP 2001033180 A JP2001033180 A JP 2001033180A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 決められた大きさのタンクを必要とせず、空
調面積に合わせて必要な長さに切断して、若しくは所定
長さに切断したものを必要な数だけ組み合わせて床下等
に設置することのできる潜熱蓄熱体を提供すること。 【解決手段】 冷媒流体を流通させる内部筒体１と、蓄
熱材を充填するための空間３をあけて前記内部筒体１の
周りに形成された外部筒体２と、これら内、外筒体１，
２を連結保持する複数の間隔子４…とからなるパイプ体
５が合成樹脂材料または金属材料若しくはその組み合わ
せによって一体的に形成され、該パイプ体５が所定長さ
に切断されて前記空間３内に蓄熱材が充填されており、
前記内部筒体１が蓄熱材との接触面積が多い断面異径の
筒体で形成され、前記空間３の両端開口部３ａ，３ａが
蓋体６で密封されている構造。
調面積に合わせて必要な長さに切断して、若しくは所定
長さに切断したものを必要な数だけ組み合わせて床下等
に設置することのできる潜熱蓄熱体を提供すること。 【解決手段】 冷媒流体を流通させる内部筒体１と、蓄
熱材を充填するための空間３をあけて前記内部筒体１の
周りに形成された外部筒体２と、これら内、外筒体１，
２を連結保持する複数の間隔子４…とからなるパイプ体
５が合成樹脂材料または金属材料若しくはその組み合わ
せによって一体的に形成され、該パイプ体５が所定長さ
に切断されて前記空間３内に蓄熱材が充填されており、
前記内部筒体１が蓄熱材との接触面積が多い断面異径の
筒体で形成され、前記空間３の両端開口部３ａ，３ａが
蓋体６で密封されている構造。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、割安な夜間電力を
使って蓄熱し、これを昼間の冷房や暖房等の空調或いは
各種産業分野の冷暖房のために放熱利用する蓄熱システ
ムにおいて、潜熱蓄熱媒体として使用される蓄熱体に関
するものである。
使って蓄熱し、これを昼間の冷房や暖房等の空調或いは
各種産業分野の冷暖房のために放熱利用する蓄熱システ
ムにおいて、潜熱蓄熱媒体として使用される蓄熱体に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、夜間電力を有効利用して昼間
電力利用を抑制し、省エネルギー化を図る為の電力負荷
標準化システムの技術開発が要望されている。このよう
な夜間電力を利用した蓄熱冷暖房システムは例えば熱エ
ネルギーを蓄熱するための蓄熱材を封入した多数のカプ
セルを内部に収納した蓄熱タンクを必要とした。
電力利用を抑制し、省エネルギー化を図る為の電力負荷
標準化システムの技術開発が要望されている。このよう
な夜間電力を利用した蓄熱冷暖房システムは例えば熱エ
ネルギーを蓄熱するための蓄熱材を封入した多数のカプ
セルを内部に収納した蓄熱タンクを必要とした。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような蓄熱
タンクは、サイズが大型化して設置場所に大きな制約を
受けると共に、空調面積に応じたサイズのものを用意せ
ねばならずコストが高くつくといった問題点があった。
殊に、一般住宅等の小規模空調システムにあっては設置
場所に制約を受けることは、コスト高と相まってシステ
ム導入の大きな弊害となっている。
タンクは、サイズが大型化して設置場所に大きな制約を
受けると共に、空調面積に応じたサイズのものを用意せ
ねばならずコストが高くつくといった問題点があった。
殊に、一般住宅等の小規模空調システムにあっては設置
場所に制約を受けることは、コスト高と相まってシステ
ム導入の大きな弊害となっている。
【０００４】そこで本発明は、決められた大きさのタン
クを必要とせず、空調面積に合わせて必要な長さに切断
して、若しくは所定長さに切断したものを必要な数だけ
組み合わせて床下等に設置することのできる潜熱蓄熱体
を提供することを主たる目的とするものであって、これ
により、コストの低減化と、設置場所の制約を少なくす
ることを目的とするものである。
クを必要とせず、空調面積に合わせて必要な長さに切断
して、若しくは所定長さに切断したものを必要な数だけ
組み合わせて床下等に設置することのできる潜熱蓄熱体
を提供することを主たる目的とするものであって、これ
により、コストの低減化と、設置場所の制約を少なくす
ることを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる蓄熱体にあっては、冷媒流体を流通させる内
部筒体１と、蓄熱材を充填するための空間３をあけて前
記内部筒体１の周りに形成された外部筒体２と、これら
内、外両筒体１，２を連結する複数の間隔子４…とから
なるパイプ体５が合成樹脂材料または金属材料若しくは
その組み合わせによって一体的に形成され，前記内部筒
体１が蓄熱材との接触面積が多い断面異径の筒体で形成
されている。そして前記パイプ体５が所定長さに切断さ
れて前記空間３内に蓄熱材が充填され、空間３の両端開
口部３ａ，３ａが蓋体６で密封されている構造とした。
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる蓄熱体にあっては、冷媒流体を流通させる内
部筒体１と、蓄熱材を充填するための空間３をあけて前
記内部筒体１の周りに形成された外部筒体２と、これら
内、外両筒体１，２を連結する複数の間隔子４…とから
なるパイプ体５が合成樹脂材料または金属材料若しくは
その組み合わせによって一体的に形成され，前記内部筒
体１が蓄熱材との接触面積が多い断面異径の筒体で形成
されている。そして前記パイプ体５が所定長さに切断さ
れて前記空間３内に蓄熱材が充填され、空間３の両端開
口部３ａ，３ａが蓋体６で密封されている構造とした。
【０００６】
【発明の実施の形態】前記パイプ体５の両端部におい
て、外部筒体２を間隔子４と共に切除して内部筒体１を
露出してジョイント部１ａを形成するのがよい。これに
より所定の長さに切断された複数の蓄熱体Ａどうしを相
互に連結するのに便利である。
て、外部筒体２を間隔子４と共に切除して内部筒体１を
露出してジョイント部１ａを形成するのがよい。これに
より所定の長さに切断された複数の蓄熱体Ａどうしを相
互に連結するのに便利である。
【０００７】また、蓄熱効率を高めるために、前記パイ
プ体５の外周面を断熱材からなる被覆体７でカバーして
おくのが好ましい。
プ体５の外周面を断熱材からなる被覆体７でカバーして
おくのが好ましい。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の構成を図に示した実施例に基
ずき説明する。図において符号Ａは本発明に係る蓄熱体
を示すものであって、図１乃至図４に示した第１実施例
の蓄熱体は、冷媒流体を流通させる内部筒体１と、蓄熱
材を充填するための空間３をあけて前記内部筒体１の周
りに形成された外部筒体２と、これら内、外両筒体１，
２を連結する複数の放射状の間隔子４…とからなるパイ
プ体５が合成樹脂材料によって屈曲可能な可撓性を持た
せた状態で一体的に形成されている。そして図３に示す
ように、該パイプ体５が所定長さに切断されて前記空間
３内に潜熱蓄熱材が充填され、空間３の両端開口部３
ａ，３ａが蓋体６で密封されている。
ずき説明する。図において符号Ａは本発明に係る蓄熱体
を示すものであって、図１乃至図４に示した第１実施例
の蓄熱体は、冷媒流体を流通させる内部筒体１と、蓄熱
材を充填するための空間３をあけて前記内部筒体１の周
りに形成された外部筒体２と、これら内、外両筒体１，
２を連結する複数の放射状の間隔子４…とからなるパイ
プ体５が合成樹脂材料によって屈曲可能な可撓性を持た
せた状態で一体的に形成されている。そして図３に示す
ように、該パイプ体５が所定長さに切断されて前記空間
３内に潜熱蓄熱材が充填され、空間３の両端開口部３
ａ，３ａが蓋体６で密封されている。
【０００９】前記内部筒体１は外部の蓄熱材との接触面
積が多くなるように断面異径体で形成されている。この
図１乃至図４で示した第１実施例では、内部筒体１は断
面星形としたが、図５に示すような角に少し丸みを持た
せた星形や、図６にような４つ葉形、図７のような三角
形、図８のような４角形、図９のような押しつぶしたよ
うな楕円形等、種々の形態で形成することが可能であ
る。また外部筒体２の形状もこれらの各実施例において
示した円形に限らず、例えば図１０乃至図１２に示した
ように四角形その他の形状としてもよい。
積が多くなるように断面異径体で形成されている。この
図１乃至図４で示した第１実施例では、内部筒体１は断
面星形としたが、図５に示すような角に少し丸みを持た
せた星形や、図６にような４つ葉形、図７のような三角
形、図８のような４角形、図９のような押しつぶしたよ
うな楕円形等、種々の形態で形成することが可能であ
る。また外部筒体２の形状もこれらの各実施例において
示した円形に限らず、例えば図１０乃至図１２に示した
ように四角形その他の形状としてもよい。
【００１０】前記パイプ体５は、その両端部において、
外部筒体２を間隔子４と共に切除して内部筒体１を露出
してジョイント部１ａ，１ａが形成されている。また、
前記パイプ体５の外周面には独立気泡や連続気泡の断熱
材からなる被覆体７で可撓性を損なわないように被覆さ
せてある。
外部筒体２を間隔子４と共に切除して内部筒体１を露出
してジョイント部１ａ，１ａが形成されている。また、
前記パイプ体５の外周面には独立気泡や連続気泡の断熱
材からなる被覆体７で可撓性を損なわないように被覆さ
せてある。
【００１１】前記内部筒体１は外部の蓄熱材との熱伝達
性と熱交換性を高め、軽量化を図るために、強度を損な
わない範囲でできるだけ薄く形成するのが好ましい。
性と熱交換性を高め、軽量化を図るために、強度を損な
わない範囲でできるだけ薄く形成するのが好ましい。
【００１２】上記蓄熱体Ａの空間３に封入される潜熱蓄
熱材は、潜熱蓄熱材自体の体積膨張と収縮とを吸収させ
るために、図３に示すように空気層を若干残した状態で
密封されている。また、この潜熱蓄熱材は蓄熱システム
の用途によって選択され、例えば高温域では酢酸ソー
ダ、酢酸ソーダ化合物、塩化カルシウム六水塩等があ
り、低温域では塩化ナトリウム水溶液、塩化アンモニウ
ム水溶液、塩化カリウム水溶液、炭酸水素カリウム水溶
液、炭酸ソーダ水溶液、水等がある。
熱材は、潜熱蓄熱材自体の体積膨張と収縮とを吸収させ
るために、図３に示すように空気層を若干残した状態で
密封されている。また、この潜熱蓄熱材は蓄熱システム
の用途によって選択され、例えば高温域では酢酸ソー
ダ、酢酸ソーダ化合物、塩化カルシウム六水塩等があ
り、低温域では塩化ナトリウム水溶液、塩化アンモニウ
ム水溶液、塩化カリウム水溶液、炭酸水素カリウム水溶
液、炭酸ソーダ水溶液、水等がある。
【００１３】上記のごとく形成された蓄熱体Ａは所望の
長さのものを図１３に示すようにジグザク状に屈曲さ
せ、又は図１４に示すように渦巻き状に巻回し、或いは
図１５に示すように所定の長さに切断したものを複数個
並列状に連結して蓄熱集合体を形成して所定の箇所に設
置し、内部筒体１に冷媒流体を流して外側の空間３に充
填した潜熱蓄熱材との間で熱交換を行わせるものであ
る。この場合、蓄熱集合体の全体を断熱性のある外ケー
ス或いはネット等で梱包して集合形態を保持するように
するのが好ましい。また、蓄熱体設置場所や収納スペー
ス、希望蓄熱容量等の条件に応じて蓄熱体の長さや数を
増減して設置することができる。
長さのものを図１３に示すようにジグザク状に屈曲さ
せ、又は図１４に示すように渦巻き状に巻回し、或いは
図１５に示すように所定の長さに切断したものを複数個
並列状に連結して蓄熱集合体を形成して所定の箇所に設
置し、内部筒体１に冷媒流体を流して外側の空間３に充
填した潜熱蓄熱材との間で熱交換を行わせるものであ
る。この場合、蓄熱集合体の全体を断熱性のある外ケー
ス或いはネット等で梱包して集合形態を保持するように
するのが好ましい。また、蓄熱体設置場所や収納スペー
ス、希望蓄熱容量等の条件に応じて蓄熱体の長さや数を
増減して設置することができる。
【００１４】上記実施例では、前記パイプ体５の両端部
において、内部筒体１を露出してジョイント部１ａ，１
ａを形成したが、このジョイント部１ａ，１ａを形成し
ないで、図１で示した切断端面に開口した内部筒体１に
直接的に連結用のパイプを差し込んで連結することも可
能である。また、例えば図１５に示したパイプ体５の複
数列並列配管や図１３に示したパイプ体５のジグザグ状
屈曲配管等において、パイプ体５を壁体保温のため等に
直立状に配管する場合には、空間３の上端側開口部３ａ
は、必ずしも蓋体６で密閉することなく実施することが
できる。
において、内部筒体１を露出してジョイント部１ａ，１
ａを形成したが、このジョイント部１ａ，１ａを形成し
ないで、図１で示した切断端面に開口した内部筒体１に
直接的に連結用のパイプを差し込んで連結することも可
能である。また、例えば図１５に示したパイプ体５の複
数列並列配管や図１３に示したパイプ体５のジグザグ状
屈曲配管等において、パイプ体５を壁体保温のため等に
直立状に配管する場合には、空間３の上端側開口部３ａ
は、必ずしも蓋体６で密閉することなく実施することが
できる。
【００１５】前記第１実施例に示した蓄熱体Ａは、内外
筒体１，２並びに間隔子４を一体的に合成樹脂材料で押
し出し成形したものとして示したが、この素材は合成樹
脂材料のみに限らず、例えばアルミや銅、黄銅その他の
非鉄金属材料で形成することもでき、前記図１５に示し
た直管状のものを並列配管する場合には、ステンレス等
の鉄素材の管を使用することも可能である。
筒体１，２並びに間隔子４を一体的に合成樹脂材料で押
し出し成形したものとして示したが、この素材は合成樹
脂材料のみに限らず、例えばアルミや銅、黄銅その他の
非鉄金属材料で形成することもでき、前記図１５に示し
た直管状のものを並列配管する場合には、ステンレス等
の鉄素材の管を使用することも可能である。
【００１６】また、内外筒体１，２や間隔子４は必ずし
も一体形成体である必要はなく、図１１に例示したよう
に、内部筒体１を金属製の筒体とし、外部筒体２を間隔
子４…を一体的に備えた形状のものとしたり、図１２に
示したように、内部筒体１を金属製、外部筒体２を金属
製または合成樹脂製、間隔子４を筒状に形成した合成樹
脂製または金属製とする等、内外筒体１，２並びに間隔
子４はその材料並びに形状を任意に組合わせて実施する
ことができるものである。
も一体形成体である必要はなく、図１１に例示したよう
に、内部筒体１を金属製の筒体とし、外部筒体２を間隔
子４…を一体的に備えた形状のものとしたり、図１２に
示したように、内部筒体１を金属製、外部筒体２を金属
製または合成樹脂製、間隔子４を筒状に形成した合成樹
脂製または金属製とする等、内外筒体１，２並びに間隔
子４はその材料並びに形状を任意に組合わせて実施する
ことができるものである。
【００１７】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではない。例えば空間３の両端開
口部を閉鎖する蓋体６は空間３を密封できる構造のもの
であればどのような形態であってもよい。その他本発明
ではその構成要件を備え、かつ本発明の目的を達成し、
下記の効果を奏する範囲内において適宜改変して実施で
きるものである。
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではない。例えば空間３の両端開
口部を閉鎖する蓋体６は空間３を密封できる構造のもの
であればどのような形態であってもよい。その他本発明
ではその構成要件を備え、かつ本発明の目的を達成し、
下記の効果を奏する範囲内において適宜改変して実施で
きるものである。
【００１８】
【発明の効果】本発明にかかる蓄熱体は上記のごとく構
成したものであるから、従来のような決められた大きさ
の大容量の水密性と耐圧性とが求められるタンクを必要
とせず、空調容量や設置収納場所の条件に合わせて必要
な長さのものを、若しくは所定長さに切断したものを必
要な数だけ組み合わせて設置場所の空間に適した自由な
形態で集合組成することができ、これにより、設置場所
の制約が大きく緩和されて床下等の空間に格納すること
ができると共に、高価な水密耐圧タンクを必要としない
ことによってコストの大幅な低減化を図ることができ
る。加えて蓄熱体を可搬サイズに分割することにより、
運搬や床下への搬入、搬出が楽になり設置やメンテナン
ス等を容易に行うことができるといった効果がある。
成したものであるから、従来のような決められた大きさ
の大容量の水密性と耐圧性とが求められるタンクを必要
とせず、空調容量や設置収納場所の条件に合わせて必要
な長さのものを、若しくは所定長さに切断したものを必
要な数だけ組み合わせて設置場所の空間に適した自由な
形態で集合組成することができ、これにより、設置場所
の制約が大きく緩和されて床下等の空間に格納すること
ができると共に、高価な水密耐圧タンクを必要としない
ことによってコストの大幅な低減化を図ることができ
る。加えて蓄熱体を可搬サイズに分割することにより、
運搬や床下への搬入、搬出が楽になり設置やメンテナン
ス等を容易に行うことができるといった効果がある。
【図１】本発明に係る蓄熱体のジョイント部分形成前の
斜視図。
斜視図。
【図２】図１の蓄熱体の両端部分にジョイント部を形成
した斜視図。
した斜視図。
【図３】図１の蓄熱体の長手方向に沿った縦断面図。
【図４】図１の蓄熱体の横断面図。
【図５】パイプ体部分の他の実施例を示す横断面図。
【図６】パイプ体部分の更に他の実施例を示す横断面
図。
図。
【図７】パイプ体部分の更に他の実施例を示す横断面
図。
図。
【図８】パイプ体部分の更に他の実施例を示す横断面
図。
図。
【図９】パイプ体部分の更に他の実施例を示す横断面
図。
図。
【図１０】パイプ体部分の更に他の実施例を示す横断面
図。
図。
【図１１】パイプ体部分の更に他の実施例を示す横断面
図。
図。
【図１２】パイプ体部分の更に他の実施例を示す横断面
図。
図。
【図１３】蓄熱体の使用例を示す平面図。
【図１４】蓄熱体の他の使用例を示す平面図。
【図１５】蓄熱体の更に他の使用例を示す平面図。
１ 内部筒体 １ａ ジョイント部 ２ 外部筒体 ３ 空間 ３ａ 開口部 ４ 間隔子 ５ パイプ体 ６ 蓋体 ７ 被覆体 Ａ 蓄熱体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１２年４月２６日（２０００．４．２
６）
６）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】そこで本発明は、決められた大きさのタン
クを必要とせず、所定の長さで形成されたパイプ状の蓄
熱体ユニットを必要な数だけ組み合わせて床下等に設置
することのできる潜熱蓄熱体を提供することを主たる目
的とするものであって、これにより、コストの低減化
と、設置場所の制約を少なくすることを目的とするもの
である。
クを必要とせず、所定の長さで形成されたパイプ状の蓄
熱体ユニットを必要な数だけ組み合わせて床下等に設置
することのできる潜熱蓄熱体を提供することを主たる目
的とするものであって、これにより、コストの低減化
と、設置場所の制約を少なくすることを目的とするもの
である。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる蓄熱体にあっては、冷媒流体を流通させる内
部筒体１と、蓄熱材を充填するための空間３をあけて前
記内部筒体１の周りに形成された外部筒体２と、これら
内、外両筒体１，２を連結する複数の間隔子４…とから
なるパイプ体５が合成樹脂材料または金属材料若しくは
その組み合わせによって一体的に形成され，前記内部筒
体１が蓄熱材との接触面積が多い断面異径の筒体で形成
されている。そして前記パイプ体５が所定長さに切断さ
れて前記空間３内に蓄熱材が充填され、空間３の両端開
口部３ａ，３ａが蓋体６で密封されており、更に、前記
パイプ体５の両端部において、外部筒体２が間隔子４と
共に切除されて内部筒体１が露出したジョイント部１ａ
が形成されている構造とした。
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる蓄熱体にあっては、冷媒流体を流通させる内
部筒体１と、蓄熱材を充填するための空間３をあけて前
記内部筒体１の周りに形成された外部筒体２と、これら
内、外両筒体１，２を連結する複数の間隔子４…とから
なるパイプ体５が合成樹脂材料または金属材料若しくは
その組み合わせによって一体的に形成され，前記内部筒
体１が蓄熱材との接触面積が多い断面異径の筒体で形成
されている。そして前記パイプ体５が所定長さに切断さ
れて前記空間３内に蓄熱材が充填され、空間３の両端開
口部３ａ，３ａが蓋体６で密封されており、更に、前記
パイプ体５の両端部において、外部筒体２が間隔子４と
共に切除されて内部筒体１が露出したジョイント部１ａ
が形成されている構造とした。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】
【発明の実施の形態】前記空間３の両端開口部３ａ，３
ａを閉鎖する蓋体６は、空間３を密封できる構造のもの
であればどのような形態であってもよい。
ａを閉鎖する蓋体６は、空間３を密封できる構造のもの
であればどのような形態であってもよい。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１８
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１８】
【発明の効果】本発明にかかる蓄熱体は上記のごとく構
成したものであるから、従来のような決められた大きさ
の大容量の水密性と耐圧性とが求められるタンクを必要
とせず、空調容量や設置収納場所の条件に合わせて必要
な長さのものを、若しくは所定長さに切断したものをジ
ョイント部を介して必要な数だけ組み合わせて設置場所
の空間に適した自由な形態で集合組成することができ、
これにより、設置場所の制約が大きく緩和されて床下等
の空間に格納することができると共に、高価な水密耐圧
タンクを必要としないことによってコストの大幅な低減
化を図ることができる。加えて蓄熱体を可搬サイズに分
割することにより、運搬や床下への搬入、搬出が楽にな
り設置やメンテナンス等を容易に行うことができるとい
った効果がある。
成したものであるから、従来のような決められた大きさ
の大容量の水密性と耐圧性とが求められるタンクを必要
とせず、空調容量や設置収納場所の条件に合わせて必要
な長さのものを、若しくは所定長さに切断したものをジ
ョイント部を介して必要な数だけ組み合わせて設置場所
の空間に適した自由な形態で集合組成することができ、
これにより、設置場所の制約が大きく緩和されて床下等
の空間に格納することができると共に、高価な水密耐圧
タンクを必要としないことによってコストの大幅な低減
化を図ることができる。加えて蓄熱体を可搬サイズに分
割することにより、運搬や床下への搬入、搬出が楽にな
り設置やメンテナンス等を容易に行うことができるとい
った効果がある。
Claims (3)
- 【請求項１】 冷媒流体を流通させる内部筒体(1)と、
蓄熱材を充填するための空間(3)をあけて前記内部筒体
(1)の周りに形成された外部筒体(2)と、これら内、外両
筒体(1)，(2)を連結保持する複数の間隔子(4)…とから
なるパイプ体(5)が合成樹脂材料または金属材料若しく
はその組み合わせによって一体的に形成され、該パイプ
体(5)が所定長さに切断されて前記空間(3)内に蓄熱材が
充填されており、前記内部筒体(1)が蓄熱材との接触面
積が多い断面異径の筒体で形成され、前記空間(3)の両
端開口部(3a)，(3a)が蓋体(6)で密封されている蓄熱
体。 - 【請求項２】 前記パイプ体(5)の両端部において外部
筒体(2)が間隔子(4)と共に切除されて内部筒体(1)が露
出したジョイント部(1a)が形成されている請求項１に記
載の蓄熱体。 - 【請求項３】 前記パイプ体(5)の外周面が断熱材から
なる被覆体(7)でカバーされている請求項１又は２に記
載の蓄熱体。
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|---|---|---|---|
| JP11202237A JP3106313B1 (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 蓄熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP11202237A JP3106313B1 (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 蓄熱体 |
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| JP3106313B1 JP3106313B1 (ja) | 2000-11-06 |
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ID=16454237
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11202237A Expired - Fee Related JP3106313B1 (ja) | 1999-07-15 | 1999-07-15 | 蓄熱体 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3106313B1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150084269A (ko) * | 2014-01-13 | 2015-07-22 | 한국소방안전(주) | 배관의 동파 방지 방법 및 장치 |
| JP2016095131A (ja) * | 2016-02-24 | 2016-05-26 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 蓄熱装置の製造方法 |
| CN106766490A (zh) * | 2017-01-04 | 2017-05-31 | 合肥华凌股份有限公司 | 一种蓄能管及电冰箱 |
| CN111595023A (zh) * | 2020-06-02 | 2020-08-28 | 张惠言 | 一种化工生产用调温装置和调温方法 |
-
1999
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| KR20150084269A (ko) * | 2014-01-13 | 2015-07-22 | 한국소방안전(주) | 배관의 동파 방지 방법 및 장치 |
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| JP2016095131A (ja) * | 2016-02-24 | 2016-05-26 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 蓄熱装置の製造方法 |
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| CN111595023A (zh) * | 2020-06-02 | 2020-08-28 | 张惠言 | 一种化工生产用调温装置和调温方法 |
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