JP2001033115A - 冷凍サイクル - Google Patents

冷凍サイクル

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JP2001033115A JP11203548A JP20354899A JP2001033115A JP 2001033115 A JP2001033115 A JP 2001033115A JP 11203548 A JP11203548 A JP 11203548A JP 20354899 A JP20354899 A JP 20354899A JP 2001033115 A JP2001033115 A JP 2001033115A
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Nobuhiko Suzuki
伸彦 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭酸ガスなどの超臨界流体を冷媒とする冷凍
サイクルにおいて、所望の傾きの冷媒温度−高圧圧力特
性を得て、従来よりも目標とする特性線に近似させるこ
とを可能とし、サイクルを効率よく運転する。 【解決手段】 膨張装置5を放熱器側と連通する入口側
通路11と、蒸発器側と連通する出口側通路12と、入
口側通路及び出口側通路の間に設けられる弁座16と、
この弁座16に対して移動して入口側通路11と出口側
通路12との間の連通状態を変化させる弁体15と、内
部に物質が封入されて放熱器側の温度又は圧力を感知
し、この放熱器側の温度又は圧力に応じて弁体15の動
きを制御するベローズ18とを有する。ベローズ18内
には2種類の物質(物質I、物質II)が封入され、放熱
器側の冷媒圧力又は冷媒温度に応じて連通状態を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、冷媒として超臨
界冷媒、例えば、二酸化炭素(CO2 )を用いた冷凍サ
イクルに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の冷凍サイクルとして、特開平9
−264622号公報に開示される構成が知られてい
る。これは、圧力制御弁によって放熱器の出口側圧力を
制御するもので、圧力制御弁は、冷媒流路内に形成さ
れ、前記冷媒流路を上流側空間と下流側空間とに仕切る
隔壁部と、この隔壁部に形成され、前記上流側空間と前
記下流側空間とを連通させる弁口と、前記上流側空間内
に密閉空間を形成し、前記密閉空間内外の圧力差に応じ
て変位する変位部材と、前記弁口を開閉する弁体部とを
備え、前記変位部材は、前記上流側空間内圧力が前記密
閉空間内圧力より所定量大きくなったときに変位し、前
記弁体部は前記変位部材が変位した時に前記弁口を開く
ように構成したものである。
【0003】また、この公報には、圧力制御弁の密閉空
間に450Kg/m3 〜950Kg/m3 (実施例では
600Kg/m3 )の密度の二酸化炭素を封入すること
により高圧側の圧力を検出し、この圧力が目標圧力とな
るように制御して同公報に図示されている最適制御線に
沿って放熱器の出口側の圧力を制御するようにした点が
示されている。
【0004】これによって、上記引例の圧力制御弁は、
放熱器の出口側圧力が増大した場合には、密閉空間の内
部に封入された冷媒の圧力との差圧によって変位部材が
変位して弁体部を弁口を開口する方向に移動させるの
で、出口側圧力を低下させ、また、放熱器の出口側の冷
媒温度が高い場合には、前記密閉空間内の冷媒が膨張す
ることにより前記変位部材が変位して弁体部を弁口を閉
める方向に移動させるので、放熱器の出口側圧力が上昇
し、コンプレッサの圧縮仕事を増加させることなく、放
熱器の出口側圧力を増加させることができるので、冷凍
サイクルの成績係数の悪化を抑制しつつ冷却能力を確保
することができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
冷凍サイクルにおいては、感圧素子内に封入するガス量
により圧力制御弁入口の冷媒温度と高圧圧力との関係を
選択することは可能であるが、封入ガスには固有の温度
と圧力特性があるため、全く自由に温度と圧力との関係
を変更することはできない。即ち、二酸化炭素冷媒のサ
イクルでは、COPを最大にする高圧圧力(P)と放熱
器出口又は膨張装置入口の冷媒温度(T)との関係が存
在することから、上述のような構成では、1種類の封入
ガスの封入量を変えるだけであるから、温度と圧力との
関係を示す特性線の位置は変えることができるが、特性
線の傾きは封入量を変えても概ね一定であり、この傾き
が目標とする特性線の傾きと異なる場合には、広範囲に
亘って満足した特性を得ることができない不都合が生じ
る。
【0006】そこで、この発明においては、炭酸ガスな
どの超臨界流体を冷媒とする冷凍サイクルにおいて、所
望の傾きの冷媒温度−高圧圧力特性を得て、従来よりも
目標とする特性線に近似させることを可能とし、サイク
ルを効率よく運転することができる冷凍サイクルを提供
することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明に係る冷凍サイクルは、冷媒を圧縮して運
転条件により高圧ラインを超臨界状態又は亜臨界状態と
するコンプレッサと、前記コンプレッサによって圧縮さ
れた冷媒を冷却する放熱器と、前記放熱器で冷却された
冷媒を減圧する膨張装置と、前記膨張装置によって減圧
された冷媒を蒸発させる蒸発器とによって少なくとも構
成され、前記膨張装置は、放熱器側と連通する入口側通
路と、蒸発器側と連通する出口側通路と、前記入口側通
路及び出口側通路の間に設けられる弁座と、前記弁座に
対して移動して前記入口側通路と前記出口側通路との間
の連通状態を変化させる弁体と、内部に物質が封入され
て前記放熱器側の冷媒温度又は冷媒圧力を感知し、この
放熱器側の冷媒温度又は冷媒圧力に応じて弁体の動きを
制御する感受素子とを有し、前記感受素子内には2種類
以上の物質を封入し、前記放熱器側の冷媒温度又は冷媒
圧力に応じて前記連通状態を制御するようにしたことを
特徴としている(請求項1)。
【0008】したがって、膨張装置の感受素子内に2種
類以上の物質を封入したので、それぞれの物質の封入割
合を調節することによって温度の変化に対する圧力の変
化特性の傾きを可変させることができ、単独の物質では
目標とする特性線から大きくずれてしまう場合でも、こ
れに近づけることができる。
【0009】ここで、2種類以上の物質は、冷凍サイク
ルにおいて膨張弁の入口でサブクールを得て冷房効率を
向上させるために、冷媒の臨界温度以下において、冷媒
の飽和圧力よりも封入された物質の平衡圧が常に0.1
MPa以上高くなるように選定することが好ましい(請
求項2)。また、感温感圧素子内に封入された物質が2
種類である場合には、その1つは、炭酸ガスであり、他
の1つは使用温度範囲で常に気相状態で存在するガス
か、気液2相状態で存在するガスとしてもよい(請求項
3)。さらに、封入される物質の1つが、封入される他
の物質を低温時に吸収又は吸着し、高温時に前記他の物
質を放出することのできる吸収剤又は吸着剤としてもよ
い(請求項4)。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の態様を図
面に基づいて説明する。図1において、冷凍サイクル1
は、冷媒を圧縮する圧縮機2、冷媒を冷却する放熱器
3、高圧ラインと低圧ラインとの冷媒を熱交換する内部
熱交換器4、冷媒を減圧する膨張装置5、冷媒を蒸発気
化する蒸発器6、蒸発器から流出された冷媒を気液分離
するアキュムレータ7を有して構成されている。このサ
イクルでは、圧縮機2の吐出側(D)を放熱器3を介し
て内部熱交換器4の高圧通路4aに接続し、この高圧通
路4aの流出側を膨張装置5に接続し、圧縮機2の吐出
側から膨張装置5に至る経路を高圧ライン8としてい
る。また、膨張装置5の流出側は、蒸発器6に接続さ
れ、この蒸発器6の流出側は、アキュムレータ7を介し
て内部熱交換器4の低圧通路4bに接続されている。そ
して、低圧通路4bの流出側を圧縮機2の吸入側(S)
に接続し、膨張装置5の流出側から圧縮機2に至る経路
を低圧ライン9としている。
【0011】この冷凍サイクル1においては、冷媒とし
てCO2 が用いられており、圧縮機2で圧縮された冷媒
は、高温高圧の超臨界状態の冷媒として放熱器3に入
り、ここで放熱して冷却する。その後、内部熱交換器4
において蒸発器6から流出する低温冷媒と熱交換して更
に冷やされ、液化されることなく膨張装置5へ送られ
る。そして、この膨張装置5において減圧されて低温低
圧の湿り蒸気となり、蒸発器6においてここを通過する
空気と熱交換してガス状となり、しかる後に内部熱交換
器4において高圧ライン8の高温冷媒と熱交換して加熱
され、圧縮機2へ戻される。
【0012】前記膨張装置5は、ハウジング10に内部
熱交換器4の高圧通路4aに通じる流入通路11と蒸発
器6に通じる流出通路12と、これら通路が開口する高
圧空間13とが設けられ、高圧空間13に減圧調節弁1
4が収納されている。また、流出通路12の開口部分は
減圧調節弁14の弁体15を着座する弁座16となって
いる。
【0013】減圧調節弁14は、弁体15と、この弁体
15のロッド17に接合されたベローズ18とから成
り、このベローズ内に異なる2種類の物質(物質I、物
質II)が封入されている。この減圧調節弁14の開弁圧
や弁体15の動きは、ベローズ内部に封入する気体量や
気体の種類を変更することによって調整され、減圧調節
弁14は、高圧空間13の圧力やベローズ周囲の冷媒温
度に応動するようになっている。
【0014】そして、この例では、封入された物質の平
衡圧を、少なくとも10℃以上で、且つ、冷媒の臨界温
度(CO2 を冷媒とする本構成であれば31℃)以下と
なる場合には、冷媒の飽和圧力よりも常に0.1MPa
以上高くなるように封入される2種類の物質が選定され
ている。このように冷媒の飽和圧力よりも常に0.1M
Pa以上高くなるように封入されているのは、膨張弁入
口において冷媒をできるだけ液相状態とし、サブクール
を持たせることで冷凍効率の向上を図るためである。
【0015】ところで、上述した冷凍サイクル1は、通
常の稼動状態において、膨張装置5の流入側での冷媒温
度T[℃]と、膨張装置5の流入側での冷媒圧力P[M
Pa]とが、図2の最適制御線α(太い実線で示す)と
なるようにすることが望ましい。これを実現するため
に、従来の特開平9−264622号公報に示されるよ
うに、封入される物質をCO2 だけにすると、封入量を
変えることで図2のa,b,cで示す特性線のように変
化させ、A点を通る特性を得たいのであれば特性線bと
なるように封入量が選定されるが、CO2 の有する固有
の特性から特性線bの傾きは自ずと決まってしまい、最
適制御線αとはA点から離れるほど大きくずれてしま
う。これに対して、本構成によれば、ベローズ内に異な
る2種類の物質が封入されているので、それぞれの封入
物質の種類や量、又は、封入割合を適宜選定することで
A点を通る任意の傾きを有する特性線を得ることが可能
となり(図中、点線)、最適制御線αに最も近い特性を
得ることができる。
【0016】ここで、封入される物質の1つは炭酸ガス
(CO2 )であり、他の物質の1つは窒素、空気、ヘリ
ウム等の使用温度範囲で常に気相状態で存在している
か、気液混合状態で存在しているガスを用いるとよい。
【0017】このような構成によれば、目標とする最適
制御線が図3のαで示される場合、ベローズ18に封入
されたガスが炭酸ガス(CO2 )単独であれば、傾きを
大きく変更することができずに最適制御線αの特性を得
ることは不可能であるが、例えば、物質Iとして密度6
00kg/m3 の炭酸ガス(CO2 )を用い、物質IIと
して25℃で3MPa分の窒素ガス(N2 )を封入する
と点線で示したようになることが実験によって確かめら
れており、目標とする最適制御線αに近似した特性を得
ることができる。
【0018】尚、上述の場合において、ガス圧以外に弁
体15にスプリング力を加えて開弁圧や弁体の動きを制
御する構成にあっては、スプリング力の分だけ補正する
ようにベローズ18に有入される物質の封入量を調節す
ればよい。また、2種類の物質はベローズ内に隔壁19
を設けてそれぞれの画成した空間に別々に封入するよう
にしても、隔壁19を取り除いて2つの物質を混合して
用いるようにしてもよい。
【0019】ベローズ18に封入される一方の物質(物
質I)を炭酸ガス(CO2 )とし、他方の物質(物質I
I)を一方の物質(物質I)を吸収又は吸着することの
できる液体か吸着剤としてもよい。この際に用いられる
液体又は吸着剤は、低温時にCO2 を吸収又は吸着し、
高温時にCO2 を放出することのできる物質を選定する
とよい。このような構成によれば、低温側ではCO2
吸収又は吸着するため、ベローズの内圧が低くなり、逆
に、高温側ではCO2 を放出するため、ベローズの内圧
が高くなり、全体として図3の破線で示す特性よりも低
温側では圧力を低めに(傾きを小さく)、高温側では圧
力を高めに(傾きを大きく)することができ、より目標
とする最適制御線αに近似させた特性を得ることができ
る。
【0020】以上は、封入ガスとして炭酸ガス(C
2 )を用いた場合であるが、窒素ガス(N2 )等の他
の物質を用いた場合でも同様であり、例えば、窒素ガス
(N2 )と吸着剤とを適度な量だけ封入し、25℃にお
ける平衡圧を10MPaとすれば、高温下では吸着剤か
ら窒素ガスが放出されるので、ベローズ内に窒素ガスだ
けを単独で封入した場合(図4の一点破線で示す)より
も平衡圧は上がり、低温下では逆に平衡圧が下がり、破
線で示されるように最適制御線αに近似する特性を得る
ことが実験により確認された。
【0021】尚、上述の構成は、ベローズを用いた膨張
装置の例であるが、ダイヤフラムを用いた膨張装置にあ
っても、高圧空間の圧力が作用するダイヤフラムの面と
反対側に設けられる密閉空間に上述した2種類の物質を
封入することで、同様の作用、効果を得ることができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
炭酸ガス(CO2 )等の超臨界冷媒を用いる冷凍サイク
ルにおいて、膨張装置の感受素子内に2種類以上の物質
を封入し、膨張装置の放熱器側の冷媒圧力又は冷媒温度
に応じて高圧側と低圧側との連通状態を制御するように
したので、封入される物質のそれぞれの封入量や封入割
合を調節することで、所望の冷媒温度−高圧圧力特性を
得ることが可能となり、サイクルを効率よく運転するこ
とができる。
【0023】このようなサイクルを構成するにあたり、
冷媒の臨界温度以下において、感受素子内に封入される
物質を冷媒の飽和圧力よりも封入された物質の平衡圧が
常に0.1MPa以上高くなるように選定したり、ま
た、封入された物質が2種類である場合には、その1つ
を炭酸ガスとし、他の1つを使用温度範囲で常に気相状
態で存在するガスか気液2相状態で存在するガスとした
り、さらに、封入される物質の1つが、封入される他の
物質を低温時に吸収又は吸着し、高温時に前記他の物質
を放出することのできる吸収剤又は吸着剤とする構成な
どが考えられるが、これらの構成は所望の特性を得て目
標とする制御特性に従来よりも近似させてサイクル効率
を向上させるために有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、冷媒として超臨界冷媒を用いた本発明
にかかる冷凍サイクルの構成例を示す図である。
【図2】図2は、本発明に係る冷凍サイクルの特性を説
明する冷媒温度と高圧圧力との関係を示す特性線図であ
る。
【図3】図3は、感受素子に2種類の物質を封入し、一
方の物質を炭酸ガス(CO2 )とした場合の冷媒温度と
高圧圧力との関係を示す特性線図である。
【図4】図4は、感受素子に2種類の物質を封入し、一
方の物質を窒素ガス(N2 )とした場合の冷媒温度と高
圧圧力との関係を示す特性線図である。
【符号の説明】
1 冷凍サイクル 2 圧縮機 3 放熱器 4 内部熱交換器 5 膨張装置 6 蒸発器 8 高圧ライン 9 低圧ライン 11 流入通路 12 流出通路 13 高圧空間 14 感受素子 15 弁体 18 ベローズ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮して運転条件により高圧ライ
    ンを超臨界状態又は亜臨界状態とするコンプレッサと、
    前記コンプレッサによって圧縮された冷媒を冷却する放
    熱器と、前記放熱器で冷却された冷媒を減圧する膨張装
    置と、前記膨張装置によって減圧された冷媒を蒸発させ
    る蒸発器とによって少なくとも構成される冷凍サイクル
    において、 前記膨張装置は、 放熱器側と連通する入口側通路と、 蒸発器側と連通する出口側通路と、 前記入口側通路及び出口側通路の間に設けられる弁座
    と、 前記弁座に対して移動して前記入口側通路と前記出口側
    通路との間の連通状態を変化させる弁体と、 内部に物質が封入されて前記放熱器側の冷媒温度又は冷
    媒圧力を感知し、この放熱器側の冷媒温度又は冷媒圧力
    に応じて弁体の動きを制御する感受素子とを有し、 前記感受素子内には2種類以上の物質を封入し、前記放
    熱器側の冷媒温度又は冷媒圧力に応じて前記連通状態を
    制御するようにしたことを特徴とする冷凍サイクル。
  2. 【請求項2】 前記封入された物質の平衡圧を、冷媒の
    臨界温度以下においては、冷媒の飽和圧力よりも常に
    0.1MPa以上高くなるように前記2種類以上の物質
    が選定されることを特徴とする請求項1記載の冷凍サイ
    クル。
  3. 【請求項3】 前記感受素子内に封入された物質は2種
    類からなり、その1つは、炭酸ガスであり、他の1つは
    使用温度範囲で常に気相状態で存在するガスか、気液2
    相状態で存在するガスである請求項1又は2記載の冷凍
    サイクル。
  4. 【請求項4】 封入される物質の1つが、封入される他
    の物質を低温時に吸収又は吸着し、高温時に前記他の物
    質を放出することのできる吸収剤又は吸着剤である請求
    項1、2、又は、3のいずれかに記載の冷凍サイクル。
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