JP2001032894A - ローラチェーンおよびスプロケット駆動装置 - Google Patents
ローラチェーンおよびスプロケット駆動装置Info
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Abstract
つノイズを低減する。 【解決手段】 ローラチェーン110と、離間配置され
た複数の歯をその外周に有するとともに、ローラを受け
入れるための歯底部を有する第1および第2のスプロケ
ット102,106とを設ける。各歯底部は、スプロケ
ット中心Cから半径方向に測った歯底部までの距離とし
て定義される歯底半径RDを有している。歯底部は、第
1または第2の歯底半径を有しており、第2の歯底半径
が第1の歯底半径よりも小さくなっている。第1および
第2の歯底半径は、隣り合うローラの中心間距離が歯底
部に着座したローラに沿って概略等しくなるよう、定義
されている。第1,第2のスプロケットおよびローラチ
ェーン間の噛合位置は、当該ローラチェーンおよびスプ
ロケット駆動装置に適した力学を提供するように選択さ
れている。
Description
よびスプロケット駆動装置に関する。
する発散ノイズレベルを低減させるために、非常に多く
の手法が開発されてきた。そのような手法の一つは、与
えられたスプロケット上において着座ローラ間の弦長さ
を一定に維持しつつ、スプロケットと噛み合うローラの
半径方向の着座位置を所定のパターンでランダム化する
ことによって、ローラの噛合いを調整している。このよ
うな装置は、1998年9月15日に出願された現在係
属中の米国特許出願第09/153,317号の中に開示されてい
る。当該米国出願は、本件出願と同じ譲受人に譲渡され
ており、その開示部分は、引用することによって本件出
願の中に含まれている。
り合うスプロケット上の噛合位置間の相互作用が、シス
テムの構造および力学に重要な役目を果たしている。一
方のスプロケットの入口側の噛合点と他方のスプロケッ
トの出口側の噛合点とがいずれも高い位置すなわち最高
位置にあれば、これら二つの点の間のチェーンスパン
は、公称値よりも短くなる。逆に、入口側噛合点と出口
側噛合点とがいずれも低い位置すなわち最低位置にあれ
ば、これらの点に含まれるチェーンスパンは公称値より
も長くなる。
ンショナは、任意の駆動システムの通常の力学と同様
に、これらランダムスプロケットおよびスパンの変化に
十分に反応できなければならない。3本またはそれ以上
の軸を有するシステムにおいては、これらを考慮するこ
とがさらに重要になってくる。これらのシステムは、該
システム内の各チェーンスパンが公称値よりも同時に短
いかまたは長くなるように、設計されるだろう。もしこ
のようなことが起これば、システム内の他の構成部品
は、これらの変化に対応することが要求されるだろう。
短から最長まで変化するとき、チェーンの余分な弛みを
とるように通常設計されたストロークよりも余分なスト
ロークを必要とする。システムのスパン長の短い状態か
ら長い状態へのこうした変化は、テンショナが十分迅速
に反応せずシステム制御の損失が発生するような短い時
間内にも発生する。スパン長の変化により生じるであろ
う他の状態は、従動軸の望ましくない加速および減速で
ある。
スパンの変化量を最小に抑えつつ、ノイズを低減できる
ローラチェーンおよびスプロケット駆動装置を提供する
ことを目的とする。
ーラチェーンおよびスプロケット駆動装置は、交互に配
置されかつ枢支ピンによって連結された複数対のリンク
を有し、前記枢支ピンの各々がローラを有するローラチ
ェーンと、離間配置された複数の歯をその外周に有し、
前記ローラを受け入れるために、隣り合う歯の間に配置
された歯底部を有する概略円形の第1および第2のスプ
ロケットとを備えている。前記歯底部の各々は、スプロ
ケット中心と、半径方向においてスプロケット中心に最
も近い前記歯底部に沿った点との間の距離として定義さ
れる歯底半径を有しており、前記歯底部の少なくとも一
つが第1の歯底半径を有するとともに、前記歯底部の少
なくとも一つが第2の歯底半径を有し、前記第2の歯底
半径が前記第1の歯底半径よりも小さくなっている。隣
り合うローラの中心間距離は、前記歯底部に着座した前
記ローラに沿って概略等しくなるよう、前記第1の歯底
半径および前記第2の歯底半径が定義されており、第
1,第2のスプロケットおよびローラチェーン間の噛合
位置は、当該ローラチェーンおよびスプロケット駆動装
置に適した力学を提供するように選択されている。
びスプロケット駆動装置は、請求項1において、前記第
1,第2のスプロケットおよびローラチェーンの位置
が、スパン変化量を最小限に抑えることによって、これ
らに適した力学を提供していることを特徴としている。
びスプロケット駆動装置は、請求項1において、前記第
1,第2のスプロケットおよびローラチェーンが、最大
スパン変化量の位相を分散することによって、これらに
適した力学を提供するよう配置されていることを特徴と
している。
びスプロケット駆動装置は、請求項1において、第1の
歯底半径を有する歯底部のパターンと、第2の歯底半径
を有する歯底部のパターンとが、前記第1および第2の
スプロケットについて同一であることを特徴としてい
る。
びスプロケット駆動装置は、請求項1において、複数の
前記歯底部が前記第1の歯底半径を有し、複数の前記歯
底部が前記第2の歯底半径を有するとともに、前記第1
の歯底半径を有する前記歯底部が、前記第2の歯底半径
を有する前記歯底部に対して、前記スプロケットの外周
の回りに所定のパターンで不規則に配置されていること
を特徴としている。
びスプロケット駆動装置は、請求項1において、複数の
前記歯底部が第3の歯底半径を有しており、前記第3の
歯底半径が前記第2の歯底半径よりも小さくなっている
ことを特徴としている。
びスプロケット駆動装置は、請求項6において、前記第
3の歯底半径を有する前記歯底部が、前記第1の歯底半
径を有する前記歯底部および前記第2の歯底半径を有す
る前記歯底部に対して、前記スプロケットの外周の回り
に所定のパターンで不規則に配置されていることを特徴
としている。
びスプロケット駆動装置は、請求項7において、前記第
2の歯底半径を有する少なくとも一つの歯底部が、前記
第1の歯底半径を有する歯底部と前記第3の歯底半径を
有する歯底部との間に常時位置するよう、前記所定のパ
ターンが配置されていることを特徴としている。
びスプロケット駆動装置は、請求項7において、前記パ
ターンが、第1の半径、第2の半径、第3の半径、第3
の半径、第2の半径、第1の半径というような順序の歯
底部半径を一部に有していることを特徴としている。
よびスプロケット駆動装置は、請求項1において、前記
第1,第2のスプロケットおよびローラチェーン間の噛
合位置が、ローラチェーンの各スパンについて、スパン
変化量のピーク値を分散するように選択されていること
を特徴としている。
よびスプロケット駆動装置は、請求項1において、第1
および第2の歯底半径の歯底部を有する概略円形の第3
のスプロケットをさらに備え、スパン変化量を最小限に
抑えるとともに、二つのスプロケット間のチェーンスパ
ンの弦長さ変化量のピーク値を他のチェーンスパンの弦
長さ変化量のピーク値から位相をずらすことによって、
第1ないし第3のスプロケットおよびローラチェーン間
の噛合位置が、当該ローラチェーンおよびスプロケット
駆動装置に適した力学を提供するように選択されている
ことを特徴としている。
よびスプロケット駆動装置は、交互に配置されかつ枢支
ピンによって連結された複数対のリンクを有し、前記枢
支ピンの各々がローラを有するローラチェーンと、離間
配置された複数の歯をその外周に有し、前記ローラを受
け入れるために、隣り合う歯の間に配置された歯底部を
有する概略円形の第1および第2のスプロケットとを備
えている。そして、前記歯底部の各々が、スプロケット
中心と、半径方向においてスプロケット中心に最も近い
前記歯底部に沿った点との間の距離として定義される歯
底半径を有している。前記歯底部の少なくとも一つは、
第1の歯底半径を有するとともに、前記歯底部の少なく
とも一つが第2の歯底半径を有し、前記第2の歯底半径
が前記第1の歯底半径よりも小さくなっている。前記第
1、第2のスプロケットの配置は、第1のスプロケット
から噛み外れかつ第2のスプロケットと噛み始めるロー
ラチェーンのスパンが、第1の歯底半径で噛み外れかつ
噛み始める、または第2の歯底半径で噛み外れかつ噛み
始めるような状態が発生するのを減少させるように、行
われている。
よびスプロケット駆動装置は、請求項12において、前
記スプロケットの配置が、チェーンスパンが第1の歯底
半径で第1のスプロケットから噛み外れかつ第2の歯底
半径で第2のスプロケットと噛み始める状態を増加させ
ていることを特徴としている。
ロケット駆動装置およびローラチェーンに関する。
定の弦寸法を維持しつつ、ローラチェーン上でローラの
半径方向の着座位置が変化している。なお、スプロケッ
トの数は、アプリケーションに応じて決まる。また、許
容範囲のノイズは、駆動装置のスプロケットのうちのほ
んの一部(たとえば3個のうちの2個、4個のうちの2
個、5個のうちの2個、5個のうちの3個など、少なく
とも2個のスプロケットがランダム化されていればよ
い。)がランダム化されているときにも表れる。
異なる半径方向位置で噛み合うチェーンのタイミングが
入口から出口にかけて変化するようにシステムを設計す
ることによって、ローラチェーンおよびスプロケット駆
動装置が有利な力学を有するように、決定される。言い
換えれば、スプロケットの位置は、スパンの変化が最小
に抑えられかつスプロケット間のスパンの変化が位相を
異ならせるようなものになっている。
び目的をよく理解するためには、添付図面に関連して以
下の詳細な記述が参照されるべきである。
に説明される。本発明は、ランダム化された半径方向着
座位置を有するスプロケットを用いたローラチェーンお
よびスプロケット駆動装置に関する。駆動装置内に配置
されたスプロケットは、スパン変化を最小限に抑えるこ
とや、存在するスパン変化がスプロケットにとって位相
を外れたものを提供することを含む、ローラチェーンお
よびスプロケット駆動装置に適した力学を提供するよ
う、互いにある向きで配置されている。
ット駆動装置100が示されている。この駆動装置は、
クランクシャフトの駆動軸端に連結されたスプロケット
10と、第1の(後側)バランスシャフト104上のス
プロケット102と、第2の(前側)バランスシャフト
108上のスプロケット106とを有している。
を有するローラチェーン、または自由に回転しないブシ
ュチェーンである。本明細書中でローラチェーンといえ
ば、自由に回転するローラチェーンまたはブシュチェー
ンのいずれかを意味している。チェーンテンショナ11
2,114はチェーン110に緊張力を作用しており、
チェーンガイド116はチェーン110をガイドしてい
る。
ラまたはブシュに過酷な衝撃荷重をかけることなく噛合
頻度を減少させるために、所定の方法で歯毎に不規則に
変化する歯底半径RDの歯を有している。なお、上述の
ように、スプロケットの数は、アプリケーションに応じ
て決まる。また、許容範囲のノイズは、駆動装置のスプ
ロケットのうちのほんの一部(たとえば3個のうちの2
個、4個のうちの2個、5個のうちの2個、5個のうち
の3個など、少なくとも2個のスプロケットがランダム
化されていればよい。)がランダム化されているときに
も表れる。
18,20の間に着座した、ローラチェーン110のロ
ーラ12,14,16とともに図示されている。スプロ
ケットは、外側半径OD、歯底半径RDおよびピッチ半
径PDによって特徴付けられている。外側半径は、スプ
ロケット中心Cから歯の最外側位置までの寸法である。
歯底半径は、スプロケット中心Cから歯底内の最下端の
位置までの寸法である。ピッチ半径は、スプロケット中
心Cからスプロケットのピッチ円までの寸法である。各
ローラは、寸法Dの直径を有している。
径R3、最小着座半径R1および公称着座半径R2に対
応する円弧が示されている。スプロケット歯との間のあ
る着座部から他の着座部までローラが移動すると、ロー
ラが着座する半径方向位置が、最大半径、公称半径およ
び最小半径の間で変化する。スプロケットの角変位は、
一方の着座部におけるローラ中心と隣の着座部における
ローラ中心との間の角度距離である。角変位は、スプロ
ケット回りにおいて、ある着座部から他の着座部まで効
果的に変更させられる。
かな変化が、ローラの着座部との噛合タイミングに大き
な影響を与え、したがって、衝突ノイズの発生に大きな
影響を与える。衝突ノイズは、ローラまたはブシュが歯
底の側面(すなわち歯)に衝突することによる接線方向
成分のみならず、ローラまたはブシュが歯底の底面に衝
突することによる半径方向成分の双方を有している。本
発明による設計は、歯の側面を除去することによる従来
スプロケットの接線方向成分の変更と異なり、主にこの
半径方向成分をランダム化させようとしている。
(すなわち弦長さ)は一定に維持される。弦長さを一定
に維持することは、歯に対するローラの衝突荷重を減少
させる。歯によって着座位置を変えることは、連続する
衝突のタイミングを変更することになる。このような変
更は、チェーン駆動装置によって発生するピッチ周波数
ノイズを低減させる。
厚みは、歯底半径を変更したことにともない、スプロケ
ット回りで歯によって変化する。その一方、ローラをそ
の着座位置で保持する歯底部またはポケット部の形状
は、歯が変わっても概略同じ形状に維持される。本設計
は、スプロケットの歯底部とのローラの噛合い(すなわ
ち着座)を維持しつつ、歯底部の位置を歯によって半径
方向に変化させようとしている。このため、変更は、歯
底部の位置についてであり、歯の形状ではない。
ット回りを進行するときに選択される。好ましいパター
ンは、ランダムである。すなわち、パターンは、スプロ
ケット回りで不規則に変化する。また、好ましいパター
ンは、少なくとも一枚の歯の公称着座位置を通過せず
に、上方または下方の着座位置から他の極端な位置に急
激に移動することは含んでいない。急激な移行状態を避
けることは、チェーンの円滑な走行に寄与し、機械音の
発生を減少させて、ローラの摩耗を低減させる。当然の
ことながら、ここでのランダムとは、所定のパターンで
ランダム化することを意味している。
ケットの製造前に予め決定されていることを意味すると
ともに、このパターンが、(R1,R2,R1,R2,
R1,R2)のような単純な変化や、(R1,R1,R
2,R2,R1,R1,R2,R2)のような単純な繰
り返しのパターンと異なり、たとえば、(R1,R2,
R2,R2,R1,R1,R2,R1,R2,R2,R
1,R1)のようなランダム配列であることを意味して
いる。明らかに、製造はランダムではない。スプロケッ
トの製造は、ランダム特性とともに設計されたパターン
を有するように予め決定される。
着座位置に限定されないことは明らかである。変化は少
ないかもしれない。すなわち、単純に公称位置および下
方着座位置があるか、または、半径が小さくなる順に、
上方、やや上方、公称、やや下方、下方のように、三つ
以上の着座位置がある。さらに、着座位置は、半径の所
定のステップではなく、連続した変化であり得る。
に、各歯底部の着座半径の位置(または、ローラが着座
するスプロケット歯間の間隔)が決定されなければなら
ない。各ローラの着座位置を決定する一方、着座ローラ
間のピッチ長は一定に維持されなければならない。
ットの設計を例にとると、中間ピッチ半径R2の出発値
が最初に選択される。ピッチ長の値、または公称ピッチ
半径である1/2×P×1/sin(180/N)(た
だし、N:スプロケット歯数)の値は、便宜上の選択で
ある。言い換えれば、R2の出発値は、関連するチェー
ン上で隣り合う着座ローラ間のピッチ長P1を2×si
n(180/N)で除した値である。
径の値が中間ピッチ半径の値から計算される。最小半径
R1は、R2からピッチ半径の変化量δの半分を減じる
ことによって計算され、最大半径R3は、R2にピッチ
半径の変化量δの半分を加えることによって計算され
る。次に、第1のローラの中心が、スプロケット中心か
らR2の距離においてスプロケットの上死点に配置され
る。
1のローラの中心から一定の弦長さP(すなわち、公称
ピッチの値)であるように配置されるとともに、選択さ
れたランダムパターンに応じてスプロケット中心からR
1,R2,R3の半径方向距離であるように配置され
る。次に、隣り合う次のローラは、第2のローラの中心
から一定の弦長さPであるように配置されるとともに、
選択されたランダムパターンに応じてスプロケット中心
からR1,R2,R3の半径方向距離であるように配置
される。
ーラチェーンに使用される標準的なスプロケットの一実
施例においては、最大値および最小値間の変化量は、任
意の値として1mmに設定された。歯底半径の差は、1
/2mmまたは1/4mmに設定された。スプロケット
の大きさおよび他の要件に応じて、他の半径の差を用い
るようにしてもよい。
2,14は、ピッチ長P1だけ隔てられており、ローラ
14,16はピッチ長P2だけ隔てられている。本発明
にしたがって、P1はP2と等しく、スプロケット回り
の着座ローラの残りのピッチ長もまた同じ長さである。
ローラがスプロケットの回りを進行すると、ローラはス
プロケット10の中心Cから異なる距離で着座する。た
とえば、ローラ12は半径R1で着座し、ローラ14は
半径R2で着座し、ローラ16は半径R1で着座する。
した第1のローラと着座した最後のローラとの間のピッ
チ長さもまた公称ピッチPに等しくなければならない。
ピッチ長さが他の着座ローラのピッチ長さと等しくなけ
れば、中間ピッチ半径R2が増加しまたは減少しなけれ
ばならず、スプロケットの形状が再創成される。
置されると、着座部およびこれに係合するローラ間で所
望のクリアランスをもって各歯底部または着座部の半径
方向位置が決定されるように、さらに、隣り合う歯同士
の間隔の中心線がスプロケット中心から係合ローラ中心
までの半径方向の線と一致するように、スプロケット歯
が配置される。最終的なスプロケット形状は、隣り合う
歯間で混成半径の使用を必要とするだろう。
(すなわち、ピッチ長さまたは弦長さ)がスプロケット
回りで一定に維持されつつ、関連するローラの中心がス
プロケット中心から三つの半径距離のうちの一つの円弧
上に配置されるように各ローラの着座位置が変化するス
プロケット形状が提供された。
0,102,106の各々は、任意の数1,2,3で示
された三つの異なる歯底半径を有している。各スプロケ
ットは、スプロケットのタイミングマークTに関して同
じパターンを有しており、したがって、タイミングマー
クTに関して互いに同じ関係で配置されている。図示さ
れたパターンは、タイミングマークTから時計方向に、
1,2,2,1,2,3,3,3,2,3,2,3,
3,2,1,2,2,3,3,2,1である。スプロケ
ット10は、図1中の時計方向(すなわち、矢印方向
に)に回転する。図2は、図1のスプロケット駆動装置
における三つのスパン長の変化を表している。
ときの駆動装置中の三つのスパン110a,110bお
よび110cの長さを示している。図から分かるよう
に、最大スパン長の変化は、試験された特定の例のすべ
てのスパンについて、約0.020インチである。おそ
らくもっと重要なことは、各スパン長の変化が、互いに
他のスパン長の変化に追従していることである。すなわ
ち、すべてのスパンは同時に長くまたは短くなろうとし
ている。このことは、各チェーンスパンが同調した(in
phase)状態を示しているということが言えるだろう。
のすべてが、ほぼスプロケット位置2または3に対応す
るほぼ同じ位置で相対的な最大スパン変化を有してお
り、チェーンスパンのうちの二つのスパンが、スプロケ
ット位置16の付近でもう一つのピークを有している。
計されたローラチェーンおよびスプロケット駆動装置2
00を示している。駆動装置200においては、構成部
品は駆動装置100と同一であり、同一の参照符号によ
って示されているが、バランスシャフトスプロケット1
02における歯底径のパターンが、他のスプロケットの
順序を維持しつつ、チェーン110およびスプロケット
10,106に対して図1に示す位置から10歯分回転
している。
ークが同時に発生するのを防止するために、スパン長の
変化を最小にしかつスパン長の変化の位相を変化させる
ように、スプロケットの互いの配置が変えられている。
スプロケット10の回転方向は、図3に示すように、時
計方向である。これにより、システムが各スパン長さを
一定にするように回転するとき、スパン長さの変化量を
変化させる。
点を示している。各チェーンスパン110a,110
b,110cのスパン長さ変化量は、図1の実施態様か
らは著しく減少している。たとえば、スパン長さの最大
変化量は、約0.013インチにすぎない。システムの
力学をより望ましいものにするために、各スパン長の最
大変化量がスプロケット位置に関して位相をずらされて
いるということも分かるだろう。
合うチェーンの噛合タイミングが同じチェーンスパンの
入口と出口とで変動するように、設計されている。すな
わち、チェーンのある特定のスパンが、高い位置で一方
のスプロケットから噛み離れるとともに、低い位置で次
のスプロケットに進入する。または、低い位置で一方の
スプロケットから噛み離れるとともに、高い位置で次の
スプロケットに進入する。
というのは、噛合周波数を十分に変更するためには、各
スプロケットが特定のパターンを有していることが必要
だからである。しかしながら、スプロケットへの噛合進
入時および噛合離れ時の双方において、高い位置または
低い位置でスプロケットと接触することは、最小限抑え
るべきか、または排除されるべきである。駆動装置内の
各スプロケットは、同じパターンを有していてもよい
し、また有していなくてもよい。
プロケット1回転に対するチェーンスパン長の変化量
は、三本のスパンのうちの二本のスパンについて約0.
012〜0.013インチに減少しており、第3のスパ
ンについては約0.005インチに減少している。これ
は、約40%の変化量の減少である。なお、二本のバラ
ンサースパンにおけるスパン長の変化量が位相を外され
ているということは注目されるべきである。このこと
は、このことは、一方のスパンが伸びると、他方のスパ
ンが短くなり、またその逆も起こる。
みに反応する必要がないことから、このことはシステム
の力学にとって重要である。一方のスパンが伸びて他方
のスパンが縮むとき、テンショナは、これらの変化が適
切に調整されていないときのシステムと同様に有意なも
のとして、中間値から変化していないチェーンシステム
とみなす。チェーンスパン長が一定に維持されるとき、
従動軸の回転速度もまた一定に維持される。
がランダム化された半径方向着座位置を利用しているロ
ーラチェーンおよびスプロケット駆動装置のための望ま
しい力学を提供するように採用され得る。半径方向の着
座位置がランダム化されず、単純な変更または単純な繰
り返しのパターンのようなパターンで設計されているも
のにも適用することができる。
スプロケットから1/2歯または1/3歯だけ進んでい
るように位相調整されたスプロケットを有するスプロケ
ット駆動装置およびローラチェーンに適用できる。本発
明は、スパン長の変化量を最小限に抑えるとともに、で
きるだけ多くのスパンについて最大スパン長の変化量を
吸収することによって、スプロケットの向きを調整する
ことを意図している。
教示内容を考慮するとき、本発明の精神あるいは本質的
な特徴から外れることなく、本発明の原理を採用する種
々の変形例やその他の実施態様を構築し得る。上述の実
施態様はあらゆる点で単なる例示としてのみみなされる
べきものであり、限定的なものではない。
よりもむしろ添付の請求の範囲に示されている。したが
って、本発明が個々の実施態様に関連して説明されてき
たものの、構造、順序、材料その他の変更は、本発明の
範囲内においてではあるが、当該分野の当業者にとって
明らかであろう。
ラチェーンおよびスプロケット駆動装置によれば、スプ
ロケット間のスパンの変化量を最小に抑えつつ、ノイズ
を低減できる効果がある。
ローラチェーンおよびスプロケット駆動装置の側面図で
あって、スプロケットがすべてタイミングマークに関し
て同じ向きに配置されている。
対するスパン変化を示すグラフである。
径方向の着座位置を有するローラチェーンおよびスプロ
ケット駆動装置の側面図であって、スパン長の変化を最
小に抑えるために、少なくとも一つのスプロケットが他
のスプロケットと異なる向きに配置されている。
対するスパン変化を示すグラフである。
って、歯底径、ピッチ径および外径を示している。
称着座径、上方着座径および下方着座径を示している。
ローラチェーンのローラの着座状態を示している。
側面図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 ローラチェーンおよびスプロケット駆動
装置であって、 交互に配置されかつ枢支ピンによって連結された複数対
のリンクを有するとともに、前記枢支ピンの各々がロー
ラを有するローラチェーンと、 離間配置された複数の歯をその外周に有するとともに、
前記ローラを受け入れるために、隣り合う歯の間に配置
された歯底部を有する概略円形の第1および第2のスプ
ロケットとを備え、 前記歯底部の各々が、スプロケット中心と、半径方向に
おいてスプロケット中心に最も近い前記歯底部に沿った
点との間の距離として定義される歯底半径を有してお
り、 前記歯底部の少なくとも一つが第1の歯底半径を有する
とともに、前記歯底部の少なくとも一つが第2の歯底半
径を有し、前記第2の歯底半径が前記第1の歯底半径よ
りも小さくなっており、 隣り合うローラの中心間距離が前記歯底部に着座した前
記ローラに沿って概略等しくなるよう、前記第1の歯底
半径および前記第2の歯底半径が定義されており、 第1,第2のスプロケットおよびローラチェーン間の噛
合位置が、当該ローラチェーンおよびスプロケット駆動
装置に適した力学を提供するように選択されている、こ
とを特徴とするローラチェーンおよびスプロケット駆動
装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記第1,第2のスプロケットおよびローラチェーンの
位置が、スパン変化量を最小限に抑えることによって、
これらに適した力学を提供している、ことを特徴とする
ローラチェーンおよびスプロケット駆動装置。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記第1,第2のスプロケットおよびローラチェーン
が、最大スパン変化量の位相を分散することによって、
これらに適した力学を提供するよう配置されている、こ
とを特徴とするローラチェーンおよびスプロケット駆動
装置。 - 【請求項4】 請求項1において、 第1の歯底半径を有する歯底部のパターンと、第2の歯
底半径を有する歯底部のパターンとが、前記第1および
第2のスプロケットについて同一である、ことを特徴と
するローラチェーンおよびスプロケット駆動装置。 - 【請求項5】 請求項1において、 複数の前記歯底部が前記第1の歯底半径を有し、複数の
前記歯底部が前記第2の歯底半径を有するとともに、前
記第1の歯底半径を有する前記歯底部が、前記第2の歯
底半径を有する前記歯底部に対して、前記スプロケット
の外周の回りに所定のパターンで不規則に配置されてい
る、ことを特徴とするローラチェーンおよびスプロケッ
ト駆動装置。 - 【請求項6】 請求項1において、 複数の前記歯底部が第3の歯底半径を有しており、前記
第3の歯底半径が前記第2の歯底半径よりも小さくなっ
ている、ことを特徴とするローラチェーンおよびスプロ
ケット駆動装置。 - 【請求項7】 請求項6において、 前記第3の歯底半径を有する前記歯底部が、前記第1の
歯底半径を有する前記歯底部および前記第2の歯底半径
を有する前記歯底部に対して、前記スプロケットの外周
の回りに所定のパターンで不規則に配置されている、こ
とを特徴とするローラチェーンおよびスプロケット駆動
装置。 - 【請求項8】 請求項7において、 前記第2の歯底半径を有する少なくとも一つの歯底部
が、前記第1の歯底半径を有する歯底部と前記第3の歯
底半径を有する歯底部との間に常時位置するよう、前記
所定のパターンが配置されている、ことを特徴とするロ
ーラチェーンおよびスプロケット駆動装置。 - 【請求項9】 請求項7において、 前記パターンが、第1の半径、第2の半径、第3の半
径、第3の半径、第2の半径、第1の半径というような
順序の歯底部半径を一部に有している、ことを特徴とす
るローラチェーンおよびスプロケット駆動装置。 - 【請求項10】 請求項1において、 前記第1,第2のスプロケットおよびローラチェーン間
の噛合位置が、ローラチェーンの各スパンについて、ス
パン変化量のピーク値を分散するように選択されてい
る、ことを特徴とするローラチェーンおよびスプロケッ
ト駆動装置。 - 【請求項11】 請求項1において、 第1および第2の歯底半径の歯底部を有する概略円形の
第3のスプロケットをさらに備え、 スパン変化量を最小限に抑えるとともに、二つのスプロ
ケット間のチェーンスパンの弦長さ変化量のピーク値を
他のチェーンスパンの弦長さ変化量のピーク値から位相
をずらすことによって、第1ないし第3のスプロケット
およびローラチェーン間の噛合位置が、当該ローラチェ
ーンおよびスプロケット駆動装置に適した力学を提供す
るように選択されている、ことを特徴とするローラチェ
ーンおよびスプロケット駆動装置。 - 【請求項12】 ローラチェーンおよびスプロケット駆
動装置であって、 交互に配置されかつ枢支ピンによって連結された複数対
のリンクを有するとともに、前記枢支ピンの各々がロー
ラを有するローラチェーンと、 離間配置された複数の歯をその外周に有するとともに、
前記ローラを受け入れるために、隣り合う歯の間に配置
された歯底部を有する概略円形の第1および第2のスプ
ロケットとを備え、 前記歯底部の各々が、スプロケット中心と、半径方向に
おいてスプロケット中心に最も近い前記歯底部に沿った
点との間の距離として定義される歯底半径を有してお
り、 前記歯底部の少なくとも一つが第1の歯底半径を有する
とともに、前記歯底部の少なくとも一つが第2の歯底半
径を有し、前記第2の歯底半径が前記第1の歯底半径よ
りも小さくなっており、 前記第1、第2のスプロケットの配置は、第1のスプロ
ケットから噛み外れかつ第2のスプロケットと噛み始め
るローラチェーンのスパンが、第1の歯底半径で噛み外
れかつ噛み始める、または第2の歯底半径で噛み外れか
つ噛み始めるような状態が発生するのを減少させるよう
に、行われている、ことを特徴とするローラチェーンお
よびスプロケット駆動装置。 - 【請求項13】 請求項12において、 前記スプロケットの配置は、チェーンスパンが第1の歯
底半径で第1のスプロケットから噛み外れかつ第2の歯
底半径で第2のスプロケットと噛み始める状態を増加さ
せている、ことを特徴とするローラチェーンおよびスプ
ロケット駆動装置。
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