JP2001032884A - 振動抑制機能付フレキシブル管 - Google Patents
振動抑制機能付フレキシブル管Info
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- JP2001032884A JP2001032884A JP11206065A JP20606599A JP2001032884A JP 2001032884 A JP2001032884 A JP 2001032884A JP 11206065 A JP11206065 A JP 11206065A JP 20606599 A JP20606599 A JP 20606599A JP 2001032884 A JP2001032884 A JP 2001032884A
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- pipe
- vibration
- flexible pipe
- viscoelastic material
- flexible
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空調機の起動、停止時も含めた冷媒ガスの圧
力変動に伴うフレキシブル管の振動を抑制可能な振動抑
制機能付フレキシブル管を提供する。 【解決手段】 フレキシブル管９の外周には、パイプ１
３が配設されている。そして、このフレキシブル管９と
パイプ１３の間には、振動抑制体である粘弾性材料１５
が介装されている。粘弾性材料１５は、振動エネルギー
を熱エネルギーに変換して吸収するダンパー機能を有し
ている。従って、粘弾性材料１５の厚さが薄くても振動
を効果的に抑制可能である。
力変動に伴うフレキシブル管の振動を抑制可能な振動抑
制機能付フレキシブル管を提供する。 【解決手段】 フレキシブル管９の外周には、パイプ１
３が配設されている。そして、このフレキシブル管９と
パイプ１３の間には、振動抑制体である粘弾性材料１５
が介装されている。粘弾性材料１５は、振動エネルギー
を熱エネルギーに変換して吸収するダンパー機能を有し
ている。従って、粘弾性材料１５の厚さが薄くても振動
を効果的に抑制可能である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は振動抑制機能付フレ
キシブル管に係わり、特に空調機の起動、停止時も含め
た冷媒ガスの圧力変動に伴うフレキシブル管の振動を抑
制可能な振動抑制機能付フレキシブル管に関する。
キシブル管に係わり、特に空調機の起動、停止時も含め
た冷媒ガスの圧力変動に伴うフレキシブル管の振動を抑
制可能な振動抑制機能付フレキシブル管に関する。
【０００２】
【従来の技術】空調機の部分構成図を図４に示す。コン
プレッサ１は、冷媒ガスを吸入、圧縮、排気するもの
で、エンジン３により駆動される。エンジン３の底部に
は、防振のためマウントゴム５が配設されている。
プレッサ１は、冷媒ガスを吸入、圧縮、排気するもの
で、エンジン３により駆動される。エンジン３の底部に
は、防振のためマウントゴム５が配設されている。
【０００３】コンプレッサ１には配管７が接続され、配
管７の途中にはフレキシブル管９が接続されている。フ
レキシブル管９の詳細図を図５に示す。フレキシブル管
９は例えばステンレス製である。このフレキシブル管９
は、配管接続を容易にする他、コンプレッサ１等の駆動
系からの振動を、他配管部に伝達するのを防止する働き
をしている。
管７の途中にはフレキシブル管９が接続されている。フ
レキシブル管９の詳細図を図５に示す。フレキシブル管
９は例えばステンレス製である。このフレキシブル管９
は、配管接続を容易にする他、コンプレッサ１等の駆動
系からの振動を、他配管部に伝達するのを防止する働き
をしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のフレ
キシブル管９の周囲には、ステンレス製のメッシュ状に
形成された網かけであるブレード１１が配設されてい
る。このブレード１１は、配管７内を通る冷媒ガスの圧
力が最高３０ｋｇ／ｃｍ２ （Ｇ）近くまで上昇するこ
とから、その際のフレキシブル管９の伸びを規制するた
め設けられている。
キシブル管９の周囲には、ステンレス製のメッシュ状に
形成された網かけであるブレード１１が配設されてい
る。このブレード１１は、配管７内を通る冷媒ガスの圧
力が最高３０ｋｇ／ｃｍ２ （Ｇ）近くまで上昇するこ
とから、その際のフレキシブル管９の伸びを規制するた
め設けられている。
【０００５】このブレード１１の剛性は高い。このた
め、フレキシブル管９全体としての剛性も高く（ばね定
数が高く）なり、充分な振動抑制効果が得られなかっ
た。また、空調機の起動、停止時には、特に振動の伝達
が著しかった。
め、フレキシブル管９全体としての剛性も高く（ばね定
数が高く）なり、充分な振動抑制効果が得られなかっ
た。また、空調機の起動、停止時には、特に振動の伝達
が著しかった。
【０００６】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、空調機の起動、停止時も含めた冷媒ガス
の圧力変動に伴うフレキシブル管の振動を抑制可能な振
動抑制機能付フレキシブル管を提供することを目的とす
る。
されたもので、空調機の起動、停止時も含めた冷媒ガス
の圧力変動に伴うフレキシブル管の振動を抑制可能な振
動抑制機能付フレキシブル管を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このため本発明（請求項
１）は、空調機において、圧縮された冷媒ガスが通る配
管と、該配管に連結されたフレキシブル管と、該フレキ
シブル管の外周に配設されたパイプと、該パイプと前記
フレキシブル管の間に介装された所定の厚さを有する振
動抑制体とを備えて構成した。
１）は、空調機において、圧縮された冷媒ガスが通る配
管と、該配管に連結されたフレキシブル管と、該フレキ
シブル管の外周に配設されたパイプと、該パイプと前記
フレキシブル管の間に介装された所定の厚さを有する振
動抑制体とを備えて構成した。
【０００８】配管には、圧縮された冷媒ガスが通され
る。この配管には、フレキシブル管が連結されている。
フレキシブル管の外周には、パイプが配設されている。
このパイプとフレキシブル管の間には、所定の厚さを有
する振動抑制体が介装されている。
る。この配管には、フレキシブル管が連結されている。
フレキシブル管の外周には、パイプが配設されている。
このパイプとフレキシブル管の間には、所定の厚さを有
する振動抑制体が介装されている。
【０００９】この振動抑制体は、フレキシブル管のばね
定数より十分に小さいばね定数を有する弾性材か、若し
くは振動エネルギーを熱エネルギー変換により吸収する
減衰要素である。
定数より十分に小さいばね定数を有する弾性材か、若し
くは振動エネルギーを熱エネルギー変換により吸収する
減衰要素である。
【００１０】所定の厚さは、振動抑制体の材料、配管内
部の冷媒ガス圧力、フレキシブル管の材料等を基に、実
験等により振動抑制の度合いが所定値以上となる厚みを
予め求め定める。
部の冷媒ガス圧力、フレキシブル管の材料等を基に、実
験等により振動抑制の度合いが所定値以上となる厚みを
予め求め定める。
【００１１】以上により、冷媒ガスの圧力変動に伴うフ
レキシブル管の振動を抑制可能である。空調機の起動、
停止時の振動伝達をも大幅に低減可能である。
レキシブル管の振動を抑制可能である。空調機の起動、
停止時の振動伝達をも大幅に低減可能である。
【００１２】また、この振動抑制体はゴム材料等でもよ
いが、本発明（請求項２）は、前記振動抑制体は、粘弾
性材料からなることを特徴とする。粘弾性材料は減衰要
素となるため、所定の厚さがゴム材料等に比べ、薄くす
む。
いが、本発明（請求項２）は、前記振動抑制体は、粘弾
性材料からなることを特徴とする。粘弾性材料は減衰要
素となるため、所定の厚さがゴム材料等に比べ、薄くす
む。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。本発明の実施形態の横断面図を図１に、また
縦断面図を図２に示す。なお、図５と同一要素のものに
ついては同一符号を付して説明は省略する。
説明する。本発明の実施形態の横断面図を図１に、また
縦断面図を図２に示す。なお、図５と同一要素のものに
ついては同一符号を付して説明は省略する。
【００１４】図１において、フレキシブル管９の外周に
は、パイプ１３が配設されている。そして、このフレキ
シブル管９とパイプ１３の間には、振動抑制体である粘
弾性材料１５が介装されている。
は、パイプ１３が配設されている。そして、このフレキ
シブル管９とパイプ１３の間には、振動抑制体である粘
弾性材料１５が介装されている。
【００１５】次に、本発明の実施形態の作用を説明す
る。粘弾性材料１５は、振動エネルギーを熱エネルギー
に変換して吸収するダンパー機能を有している。このフ
レキシブル管９、パイプ１３及び粘弾性材料１５を含め
た１自由度の振動系モデル図を図３に示す。ここに、フ
レキシブル管９のばね係数をｋ、粘弾性材料１５の減衰
要素をλと定義する。
る。粘弾性材料１５は、振動エネルギーを熱エネルギー
に変換して吸収するダンパー機能を有している。このフ
レキシブル管９、パイプ１３及び粘弾性材料１５を含め
た１自由度の振動系モデル図を図３に示す。ここに、フ
レキシブル管９のばね係数をｋ、粘弾性材料１５の減衰
要素をλと定義する。
【００１６】従来技術においては、ブレード１１のばね
定数は非常に大きい。このため、図３の振動系モデル図
中で質量ｍに対し並列に働くばね係数ｋと減衰要素λ
は、フレキシブル管９のばね係数ｋの寄与分の割合が大
きく、振動を十分に抑制出来なかった。
定数は非常に大きい。このため、図３の振動系モデル図
中で質量ｍに対し並列に働くばね係数ｋと減衰要素λ
は、フレキシブル管９のばね係数ｋの寄与分の割合が大
きく、振動を十分に抑制出来なかった。
【００１７】これに対して本発明では、減衰要素λがダ
ンパー機能を有するため、従来技術に比べ十分に振動は
抑制される。そして、この減衰要素λは、粘弾性材料１
５の厚さを変えることで任意の振動吸収特性を得ること
が可能である。従って、振動系全体での振動の吸収も効
率的に行える。また、粘弾性材料１５の厚さが薄くても
振動を効果的に抑制可能である。
ンパー機能を有するため、従来技術に比べ十分に振動は
抑制される。そして、この減衰要素λは、粘弾性材料１
５の厚さを変えることで任意の振動吸収特性を得ること
が可能である。従って、振動系全体での振動の吸収も効
率的に行える。また、粘弾性材料１５の厚さが薄くても
振動を効果的に抑制可能である。
【００１８】なお、粘弾性材料１５に代えて、ゴム材料
等を使用することも可能である。但し、この場合、ゴム
材料等のばね係数を小さくするために、粘弾性材料１５
を配設した場合に比べ、ゴム材料等の厚さをある程度確
保する必要がある。以上により、空調機の起動、停止時
を含め、大幅に振動の伝達を抑制出来る。
等を使用することも可能である。但し、この場合、ゴム
材料等のばね係数を小さくするために、粘弾性材料１５
を配設した場合に比べ、ゴム材料等の厚さをある程度確
保する必要がある。以上により、空調機の起動、停止時
を含め、大幅に振動の伝達を抑制出来る。
【発明の効果】以上説明したように本発明（請求項１）
によれば、パイプとフレキシブル管の間に所定の厚さを
有する振動抑制体を介装したので、冷媒ガスの圧力変動
に伴うフレキシブル管の振動を抑制可能である。
によれば、パイプとフレキシブル管の間に所定の厚さを
有する振動抑制体を介装したので、冷媒ガスの圧力変動
に伴うフレキシブル管の振動を抑制可能である。
【００１９】また、本発明（請求項２）によれば、振動
抑制体を粘弾性材料で構成したので、粘弾性材料は減衰
要素として機能し、所定の厚さをゴム材料等に比べ、薄
く構成可能である。
抑制体を粘弾性材料で構成したので、粘弾性材料は減衰
要素として機能し、所定の厚さをゴム材料等に比べ、薄
く構成可能である。
【図１】 本発明の実施形態の横断面図
【図２】 本発明の実施形態の縦断面図
【図３】 １自由度の振動系モデル図
【図４】 空調機の部分構成図
【図５】 フレキシブル管の詳細図
７ 配管 ９ フレキシブル管 １３ パイプ １５ 粘弾性材料
Claims (2)
- 【請求項１】 空調機において、圧縮された冷媒ガスが
通る配管と、該配管に連結されたフレキシブル管と、該
フレキシブル管の外周に配設されたパイプと、該パイプ
と前記フレキシブル管の間に介装された所定の厚さを有
する振動抑制体とを備えたことを特徴とする振動抑制機
能付フレキシブル管。 - 【請求項２】 前記振動抑制体は、粘弾性材料からなる
ことを特徴とする請求項１記載の振動抑制機能付フレキ
シブル管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11206065A JP2001032884A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 振動抑制機能付フレキシブル管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11206065A JP2001032884A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 振動抑制機能付フレキシブル管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001032884A true JP2001032884A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16517268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11206065A Pending JP2001032884A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 振動抑制機能付フレキシブル管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001032884A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7419192B2 (en) | 2005-07-13 | 2008-09-02 | Carrier Corporation | Braze-free connector utilizing a sealant coated ferrule |
| US7472557B2 (en) | 2004-12-27 | 2009-01-06 | Carrier Corporation | Automatic refrigerant charging apparatus |
| US7552596B2 (en) | 2004-12-27 | 2009-06-30 | Carrier Corporation | Dual thermochromic liquid crystal temperature sensing for refrigerant charge indication |
| JP2009281482A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Valeo Thermal Systems Japan Corp | 配管制振構造及び配管制振方法 |
| US7712319B2 (en) | 2004-12-27 | 2010-05-11 | Carrier Corporation | Refrigerant charge adequacy gauge |
| EP2161487B1 (de) * | 2008-09-06 | 2015-06-10 | ThyssenKrupp Marine Systems GmbH | Vorrichtung zur Dämmung von Biegewellen in einem Bauteilverband |
| US9568226B2 (en) | 2006-12-20 | 2017-02-14 | Carrier Corporation | Refrigerant charge indication |
| US9759465B2 (en) | 2011-12-27 | 2017-09-12 | Carrier Corporation | Air conditioner self-charging and charge monitoring system |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP11206065A patent/JP2001032884A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7472557B2 (en) | 2004-12-27 | 2009-01-06 | Carrier Corporation | Automatic refrigerant charging apparatus |
| US7552596B2 (en) | 2004-12-27 | 2009-06-30 | Carrier Corporation | Dual thermochromic liquid crystal temperature sensing for refrigerant charge indication |
| US7712319B2 (en) | 2004-12-27 | 2010-05-11 | Carrier Corporation | Refrigerant charge adequacy gauge |
| US7419192B2 (en) | 2005-07-13 | 2008-09-02 | Carrier Corporation | Braze-free connector utilizing a sealant coated ferrule |
| US9568226B2 (en) | 2006-12-20 | 2017-02-14 | Carrier Corporation | Refrigerant charge indication |
| JP2009281482A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Valeo Thermal Systems Japan Corp | 配管制振構造及び配管制振方法 |
| EP2161487B1 (de) * | 2008-09-06 | 2015-06-10 | ThyssenKrupp Marine Systems GmbH | Vorrichtung zur Dämmung von Biegewellen in einem Bauteilverband |
| US9759465B2 (en) | 2011-12-27 | 2017-09-12 | Carrier Corporation | Air conditioner self-charging and charge monitoring system |
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