JP2001032785A - スクロール型コンプレッサ - Google Patents

スクロール型コンプレッサ

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JP2001032785A
JP2001032785A JP11203719A JP20371999A JP2001032785A JP 2001032785 A JP2001032785 A JP 2001032785A JP 11203719 A JP11203719 A JP 11203719A JP 20371999 A JP20371999 A JP 20371999A JP 2001032785 A JP2001032785 A JP 2001032785A
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plate
scroll
casing
discharge port
recess
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JP11203719A
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Akira Tsukamoto
公 塚本
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Sanden Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0246Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
    • F04C18/0253Details concerning the base

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性の向上及び軽量化ができるスクロール
型コンプレッサを提供すること。 【解決手段】 可動スクロール部材10及び固定スクロ
ール部材11の渦巻体14,16の中央端付近かつ前記
渦巻体14,17の根元部付近において、前記渦巻体1
4,17の板体13,16は背面に凹所13a,16b
a,16b,16cが形成されている。前記凹所13
a,16ba,16b,16c部分の板厚寸法は、前記
板体13,16の板厚寸法よりも薄い板厚寸法となって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクロール型コン
プレッサに属し、特に、固定スクロール部材と、駆動軸
に偏心されて固定されかつケーシングの内部で旋回運動
可能に配置された可動スクロール部材とを備えるスクロ
ール型コンプレッサに属する。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーシングの内部に固定された固
定スクロール部材と、駆動軸に偏心されて固定されかつ
ケーシングの内部に旋回運動可能に配置された可動スク
ロール部材とを備えたのスクロール型コンプレッサが周
知である。
【0003】従来のスクロール型コンプレッサは、図5
に示すように、軸方向の一端側が開放されているケーシ
ング1を有している。このケーシング1の開放端部に
は、軸支持部2が設けられている。軸支持部2は複数の
ネジ(図示せず)によりケーシング1に固定されてい
る。
【0004】また、軸支持部2には、この軸支持部2の
中央部分から外へ突出している突出部分に貫通孔2aが
形成されている。貫通孔2aには、この貫通孔2aを貫
通するように駆動軸3がケーシング1の内部へ配置され
ている。この駆動軸3は軸支持部2にボールベアリング
4,5を介して回転可能に支持されている。軸支持部2
から外へ突出してい駆動軸3の突出端部分には駆動装置
6が取り付けられている。この駆動装置6は軸支持部2
の突出端部分に回転可能に支持されているプーリ7と、
このプーリ7の回転力の駆動軸3に対する伝達を接続ま
たは遮断する電磁クラッチ8と、プーリ7を回転させる
ためのモータ(図示せず)と、このモータの駆動力をプ
ーリ7に伝える伝達装置(図示せず)とからなる。
【0005】ケーシング1内の空間には、ケーシング1
の開放側に配されている可動スクロール部材10と、ケ
ーシング1の底部側に配されている固定スクロール部材
11とが組み込まれている。可動スクロール部材10は
固定スクロール部材11に対峙しているとともにケーシ
ング1の開放側に配されている。固定スクロール部材1
1は、複数のネジ25をケーシング1の底部の外側から
挿通することによってネジ締めされケーシング1に固定
されている。
【0006】可動スクロール部材10は、第1の板体1
3と、この第1の板体13の一面に形成されている第1
の渦巻体14を有している。この可動スクロール部材1
0は、駆動軸3に偏心されて固定され、かつケーシング
1の内部に旋回運動可能に配置されている。
【0007】固定スクロール部材11は、ケーシング1
の底部と協同して吐出室12を構成する第2の板体16
およびこの第2の板体16の一面に形成された第2の渦
巻体17とを有している。第2の板体16には、その中
央部分に吐出口15が形成されている。吐出口15は第
2の板体16に設けたリード弁のような板形状の吐出弁
20によって開閉可能に覆われている。吐出弁20上に
はこの吐出弁20の開放方向への移動を所定範囲に規定
するためのリテーナ21が設けられている。
【0008】ここで、ケーシング1の内部においては、
吐出室12に対して可動スクロール部材10が配置され
ている空間が熱媒体を外部から吸入される吸入室23を
構成している。可動スクロール部材10の第1の渦巻体
14は固定スクロール部材11の第2の渦巻体17と噛
み合っている。
【0009】ケーシング1の側壁部には、気体状の冷媒
(熱媒体)を吸入するための吸入ポート31と冷媒を吐
出するための吐出ポート32とが形成されている。この
吐出ポート32は吐出室12と連通されている。
【0010】可動スクロール部材10が駆動軸3の回転
力により旋回されると、これと固定スクロール部材11
との間にケーシング1の吸入ポート31から冷媒が吸入
室23へ吸入されると共に圧縮され、この圧縮された冷
媒が固定スクロール部材11の中央部分に形成されてい
る吐出口15から吐出室12に吐出弁20を開放して吐
出され、さらにこの吐出室12の高圧の冷媒がケージン
グ1の吐出ポート32から吐出される。
【0011】また、駆動軸3と軸支持部2との間に介在
されているボールベアリング4の周囲には軸受部空間1
9が形成されている。この軸受部空間19は軸支持部2
に形成されている連通孔(図示せず)を介して可動スク
ロール部材10の冷媒吸入側空間に連通されている。
【0012】駆動軸3における可動スクロール部材10
が取り付けられた部分の近くの部分には、偏心ブッシュ
27を介してカウンタウェイト26が取り付けられてい
る。
【0013】図6(A)乃至図6(C)は、図5に示し
たスクロール型コンプレッサに採用されている従来技術
としての可動スクロール部材10を示している。従来、
可動スクロール部材10の第1の板体13は、その板厚
寸法を同一寸法に加工している。しかし、第1の渦巻体
14の割れや壁われの不具合に対処するためのに、図6
(B)に示されているように第1の板体13の中央部分
の板厚寸法を第1の板体13自身の板厚寸法よりもさら
に厚い板厚寸法とすることで、割れや壁われに対する補
強が行われている。
【0014】即ち、第1の渦巻体14の渦巻壁と第1の
板体13との境界部分に応力集中が起こるので、第1の
板体13の中央部分の板厚寸法をさらに厚い板厚寸法と
している。このような従来技術における可動スクロール
部材10については、例えば、特開平5−106568
号公報に説明されている。
【0015】図7(A)乃至図7(C)は、図3に示し
たスクロール型コンプレッサに採用されている従来技術
としての固定スクロール部材11を示している。固定ス
クロール部材11の第2の板体16は、その板厚寸法を
同一寸法に加工された全域一定の板厚寸法となってい
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクロール型コ
ンプレッサにおいては、可動スクロール部材10の割れ
や壁われの不具合に対処するためのに、第1の板体13
の中央部分の板厚寸法を厚い板厚寸法としているので、
可動スクロール部材10の重量が増加していまい、しい
てはスクロール型コンプレッサ全体の重量も増加してし
まうという問題がある。
【0017】また、固定スクロール部材11の第2の板
体16は、その板厚寸法を同一寸法に加工された全域一
定の板厚寸法となっているが、固定スクロール部材10
の重量を軽減できず、やはりスクロール型コンプレッサ
全体の重量も軽減できないという問題がある。
【0018】本発明の課題は、スクロール部材への応力
集中を避けることで、渦巻体の割れや壁われの不具合を
防止することができるスクロール型コンプレッサを提供
することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一端側
に開放端をもつケーシングと、該ケーシングの開放端を
閉塞した軸支持部と、該軸支持部の中央部分の外から前
記ケーシング内に貫通している駆動軸3と、前記ケーシ
ング内での開放側に配されている可動スクロール部材
と、前記ケーシングの底部側に配されている固定スクロ
ール部材とを含み、前記可動スクロール部材は第1の板
体と、該第1の板体の一面に形成されている渦巻体とを
有し、前記固定スクロール部材は前記ケーシングの底部
と協同して吐出室を構成する第2の板体と、該第2の板
体の一面に形成された第2の渦巻体とを有し前記可動ス
クロール部材が前記駆動軸に偏心されて固定されかつ前
記第1の渦巻体が前記第2の渦巻体と噛み合い前記ケー
シングの内部で旋回運動可能に配置されているスクロー
ル型コンプレッサにおいて、前記第1及び第2の板体の
うち少なくとも一方の前記板体は、前記渦巻体の中央端
付近にかつ前記渦巻体の根元部付近で背面側から前記板
体の板厚寸法よりも薄い板厚寸法とした凹所を有してい
ることを特徴とするスクロール型コンプレッサが得られ
る。
【0020】
【作用】従来の渦巻体の中央端かつ根元付近における板
体の厚寸法は、その板厚寸法が厚いほうが剛性が高く強
度的に優位であると考えられていたが、板体の中央端根
元付近の板厚寸法を薄くすることにより、応力集中が緩
和され板体の中央端部の強度が向上する。
【0021】渦巻体の破損は、特にその中央端部の決ま
った部位から破損する場合が多いため、例えば、全体的
に強度が劣るように見えても、中央端近傍の中で最大応
力値が低い方が渦巻体の耐久性は向上する。
【0022】したがって、渦巻体の中央端付近の背面側
から凹所を形成し、中央端近傍の中で最大応力値が低く
なるような形状(全体的に強度があまり低下せず、最大
応力値のみを効率よく下げる形状)とすることで、渦巻
体の強度の向上を図る。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明のスクロール型コン
プレッサの一実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明
する。なお、この実施の形態例のスクロール型コンプレ
ッサは、従来例として示したスクロール型コンプレッサ
とほぼ同様な構成となっているため、本発明の構成要素
に説明に必要な部分の構成を除き、従来例の構成と同じ
部分の説明を省略する。
【0024】図1(A)は本発明のスクロール型コンプ
レッサにおける第1の実施の形態例を示す可動スクロー
ル部材の断面図、図1(B)は図1(A)の背面図であ
る。
【0025】図1(A)及び図1(B)を参照して、可
動スクロール部材10の第1の渦巻体14の中央端付近
かつ第1の渦巻体14の根元部付近において、第1の板
体13の背面には凹所13aが形成されている。ここ
で、第1の板体13の背面とは第1の渦巻体14を設け
た第1の板体13の一面とは反対側の面である。即ち、
第1の板体13の凹所13a部分の板厚寸法は、第1の
板体13の板厚寸法よりも薄い板厚寸法となっている。
【0026】凹所13aは第1の板体13を背面側から
肉盗み形状に取り除いた部分であり、この実施の形態例
では円筒形状に肉盗みが行われている。なお、肉盗み形
状は円筒にかぎらず他の任意な形状であってもよい。
【0027】図2(A)は本発明のスクロール型コンプ
レッサにおける第2の実施の形態例を示す固定スクロー
ル部材の断面図、図2(B)は図2(A)の背面図であ
る。
【0028】図2(A)及び図2(B)を参照して、固
定スクロール部材11の第2の板体17の中央部分には
図5に示した吐出室12へ媒体を吐出させるための吐出
口15が形成されている。固定スクロール部材11の第
1の板体16の背面には吐出口15を閉塞可能にするよ
うに支持した吐出弁20aが設けられている。吐出弁2
0aを含む第2の板体16の背面には凹所16aが形成
されている。
【0029】第2の板体16の凹所16a部分の板厚寸
法は、第2の板体16の板厚寸法よりも薄い板厚寸法と
なっている。凹所16aは第2の板体16を背面側から
肉盗み形状に取り除いた部分であり、この実施の形態例
では吐出弁20aの形状よりも大きな肉盗みが行われて
いる。なお、肉盗み形状は他の任意な形状であってもよ
い。
【0030】図3(A)は本発明のスクロール型コンプ
レッサにおける第3の実施の形態例を示す固定スクロー
ル部材の断面図、図3(B)は図3(A)の背面図であ
る。
【0031】図3(A)及び図3(B)を参照して、固
定スクロール部材11の第2の板体16の中央部分には
吐出室12へ媒体を吐出させるための吐出口15が形成
されている。固定スクロール部材11の第2の板体16
の背面には、吐出口15を閉塞可能にするように支持し
た吐出弁20bが設けられている。また第2の板体16
の背面には、吐出口15に引き続き第2の板体16の背
面に凹所16bが形成されている。吐出弁20bは吐出
口15及び凹所16bを覆うように対向して設けられて
いる。
【0032】第2の板体16の凹所16b部分の板厚寸
法は、第2の板体16の板厚寸法よりも薄い板厚寸法と
なっている。凹所16bは第2の板体16を背面側から
肉盗み形状に取り除いた部分であり、この実施の形態例
では円筒形状に肉盗みが行われている。なお、肉盗み形
状は他の任意な形状であってもよい。
【0033】図4(A)は本発明のスクロール型コンプ
レッサにおける第4の実施の形態例を示す固定スクロー
ル部材の断面図、図4(B)は図4(A)の背面図であ
る。
【0034】図4(A)及び図4(B)を参照して、固
定スクロール部材11の第2の板体16の中央部分には
吐出室12へ媒体を吐出させるための吐出口15が形成
されている。固定スクロール部材11の第2の板体16
の背面には吐出口15を閉塞可能にするように支持した
吐出弁20cが設けられている。吐出口15の近傍にか
つ第2の板体16の背面には、凹所16cが形成されて
いる。吐出弁20cが吐出口15に対向して設けられて
いる。
【0035】第2の板体16の凹所16c部分の板厚寸
法は、第2の板体16の板厚寸法よりも薄い板厚寸法と
なっている。凹所16cは第2の板体16を背面側から
肉盗み形状に取り除いた部分であり、この実施の形態例
では吐出弁20cの回りに影響しないように吐出弁20
cの先端部分の曲面に沿って円弧形状に肉盗みが行われ
ている。
【0036】
【発明の効果】本発明のスクロール型コンプレッサによ
ると、板体の中央端かつ根元付近の板厚寸法を薄くした
ので、可動スクロール部材及び固定スクロール部材の応
力集中が緩和され板体の中央端部の強度が向上する。
【0037】また、渦巻体の破損は、特にその中央端部
の決まった部位から破損する場合が多いが、中央端近傍
の中で最大応力値が低いために渦巻体の耐久性は向上す
る。
【0038】したがって、渦巻体の中央端付近の背面側
から凹所を形成し、中央端近傍の中で最大応力値が低く
なるような形状とすることで、渦巻体の強度が向上し、
寿命の向上、使用環境が厳しくても使用可能となり耐久
性が向上する。
【0039】また、板体を肉盗み形状にして凹所を形成
するので、渦巻体の軽量化ができ、しいてはスクロール
型コンプレッサ全体が軽量化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明のスクロール型コンプレッサに
おける第1の実施の形態例を示す可動スクロール部材の
断面図、(B)は(A)の背面図である。
【図2】(A)は本発明のスクロール型コンプレッサに
おける第2の実施の形態例を示す固定スクロール部材の
断面図、(B)は(A)の背面図である。
【図3】(A)は本発明のスクロール型コンプレッサに
おける第3の実施の形態例を示す固定スクロール部材の
断面図、(B)は(A)の背面図である。
【図4】(A)は本発明のスクロール型コンプレッサに
おける第4の実施の形態例を示す固定スクロール部材の
断面図、(B)は(A)の背面図である。
【図5】従来のスクロール型コンプレッサを示す縦断面
図である。
【図6】(A)は従来のスクロール型コンプレッサにお
ける可動スクロール部材を示す正面図、(B)は(A)
の断面図、(C)は(A)の背面図である。
【図7】(A)は従来のスクロール型コンプレッサにお
ける固定スクロール部材を示す正面図、(B)は(A)
の断面図、(C)は(A)の背面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 軸支持部 3 駆動軸 4,5 ボールベアリング 6 駆動装置 10 可動スクロール部材 11 固定スクロール部材 13 第1の板体 14 第1の渦巻体 15 吐出口 16 第2の板体 16a,16b,16c 凹所 17 第2の渦巻体 20 吐出弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に開放端をもつケーシングと、該
    ケーシングの開放端を閉塞した軸支持部と、該軸支持部
    の中央部分の外から前記ケーシング内に貫通している駆
    動軸3と、前記ケーシング内での開放側に配されている
    可動スクロール部材と、前記ケーシングの底部側に配さ
    れている固定スクロール部材とを含み、前記可動スクロ
    ール部材は第1の板体と、該第1の板体の一面に形成さ
    れている渦巻体とを有し、前記固定スクロール部材は前
    記ケーシングの底部と協同して吐出室を構成する第2の
    板体と、該第2の板体の一面に形成された第2の渦巻体
    とを有し前記可動スクロール部材が前記駆動軸に偏心さ
    れて固定されかつ前記第1の渦巻体が前記第2の渦巻体
    と噛み合い前記ケーシングの内部で旋回運動可能に配置
    されているスクロール型コンプレッサにおいて、 前記第1及び第2の板体のうち少なくとも一方の前記板
    体は、前記渦巻体の中央端付近にかつ前記渦巻体の根元
    部付近で背面側から前記板体の板厚寸法よりも薄い板厚
    寸法とした凹所を有していることを特徴とするスクロー
    ル型コンプレッサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスクロール型コンプレッ
    サにおいて、前記第2の板体の中央部分には、前記吐出
    室へ媒体を吐出させるための吐出口が形成されており、
    記第2の板体の背面には前記吐出口を閉塞可能にするよ
    うに支持した吐出弁が設けられており、前記吐出弁を含
    む前記板体の背面に前記凹所が形成されていることを特
    徴とするスクロール型コンプレッサ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスクロール型コンプレッ
    サにおいて、前記第2の板体の中央部分には、前記吐出
    室へ媒体を吐出させるための吐出口が形成されており、
    前記第2の板体の背面には前記吐出口を閉塞可能にする
    ように支持した吐出弁が設けられており、前記吐出口に
    引き続き前記板体の前記背面に前記凹所が形成されてお
    り、前記吐出弁が前記吐出口及び前記凹所に対向して設
    けられていることを特徴とするスクロール型コンプレッ
    サ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のスクロール型コンプレッ
    サにおいて、前記第2の板体の中央部分には、前記吐出
    室へ媒体を吐出させるための吐出口が形成されており、
    前記第2の板体の背面には前記吐出口を閉塞可能にする
    ように支持した吐出弁が設けられており、前記吐出口の
    近傍にかつ前記板体の前記背面に前記凹所が形成されて
    おり、前記吐出弁が前記吐出口に対向して設けられてい
    ることを特徴とするスクロール型コンプレッサ。
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