JP2001032651A - ブラインド - Google Patents

ブラインド

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JP2001032651A
JP2001032651A JP11206482A JP20648299A JP2001032651A JP 2001032651 A JP2001032651 A JP 2001032651A JP 11206482 A JP11206482 A JP 11206482A JP 20648299 A JP20648299 A JP 20648299A JP 2001032651 A JP2001032651 A JP 2001032651A
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JP
Japan
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slat
face
adjusting
angle
light
Prior art date
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JP11206482A
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English (en)
Inventor
保夫 ▲高▼瀬
Yasuo Takase
Kazuo Takahashi
一夫 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直射日光を遮り、室内の明るさは保つことの
できるブラインドを提供する。 【解決手段】 巻上げ自在に支持された複数のスラット
8を備え、このスラット8の角度θを調節する手段を備
えたブラインド10において、各スラット8をスラット
面に垂直に入射する光を全反射し、それ以外の光を入射
させるプリズム式スラット8で形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光透過性を有する
スラットを用いたブラインドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のブラインドは、一般に、多数の不
透明な樹脂製のスラットが上下方向に所定間隔をおいて
配設され、各スラットの角度が連動して調節できるよう
になっている。この種のものでは、スラットの角度を調
節することによって、太陽のまぶしさや直射熱を遮る構
成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のブラインドで
は、太陽の光を遮るので、室内が暗くなったり、また、
室内から外の景色や様子が見られないという問題があっ
た。
【0004】本発明は上述のような従来の問題点を解消
し、まぶしさを抑え、熱量の多い直射日光を遮ることの
できるブラインドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、巻上げ自在に支持された複数の
スラットを備え、このスラットの角度を調節する手段を
備えたブラインドにおいて、各スラットをスラット面に
垂直に入射する光を全反射し、それ以外の光を入射させ
るプリズム式スラットで形成したものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
ものにおいて、前記スラットは光の入射側の面が平坦に
形成され、反対側の面に凹凸を有したものである。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載のものにおいて、前記スラットの角度を調節する
ためのモータを備え、このモータを、年間の月日時刻に
おける太陽の高度と方位とに基づくスラットの角度を示
す年間制御プログラムに従って駆動・制御するものであ
る。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載のものにおいて、前記スラットは屈折率の
大きい透明体で形成されているものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明に係るブラインドの正面図
(室内側から見ている)であり、図2は側面図である。
図1、2において、1は支持フレーム、2aは室内側調
節筒、2bは室外側調節筒、3は巻上筒、4aは室内側
調節用モータ、4bは室外側調節用モータ、5は巻上用
モータ、6a、6cは室内側調節紐、6b、6dは室外
側調節紐、7は巻上紐、8はスラットである。
【0011】調節筒2a、2bが支持フレーム1に回転
可能に支持されており、支持フレーム1の一側にはそれ
ぞれ調節筒2a、2bを駆動するモータ4a、4bが設
けられている。このモータ4a、4bを制御することに
より、調節筒2a、2bを正逆方向に回転駆動可能とな
っている。
【0012】室内側調節筒2aの長手方向の両端部に
は、図2に示すように、2本の調節紐6a、6cが取り
付けられており、調節紐6a、6cは一定間隔Lを隔て
て平行に垂下されている。同様に室外側調節筒2bの長
手方向の両端部にも2本の調節紐6b、6dが取り付け
られ、一定間隔Lを隔てて平行に垂下されている。調節
紐6a、6c間および6b、6d間には上下方向に所定
間隔Mをおいてスラット8が上下に多数段支持されてい
る。
【0013】また、調節紐6a、6cおよび6b、6d
の下端にはそれぞれボトムレール11が吊下支持されて
いる。
【0014】巻上筒3は調節筒2aと2bとの間に配設
されている。巻上筒3の長手方向の両端部には、巻上紐
7a、7cが取り付けられており、一定間隔Lを隔てて
平行に垂下されている。この巻上紐7a、7cの下方の
各スラット面には巻上紐7a、7cが自由に上下動でき
るように孔が形成されており、巻上紐7a、7cの先端
がボトムレールの短手方向の中央部に接続されている。
【0015】図2において、調節筒2a、2bは支持フ
レーム1に室内側および室外側に並列に回転可能に支持
されており、調節筒2a、2bにはそれぞれ調節用モー
タ4a、4bが連結されている。それぞれの調節筒2
a、2bに取り付けられた調節紐6a、6cおよび6
b、6dが各スラット8の短手方向の両縁13、14に
接続されている。
【0016】室内側調節用モータ4aを停止して室外側
調節用モータ4bを駆動し、一方の調節紐6b、6dが
巻き取られると、床面に対して平行になるように傾く
(調節紐とスラット8との傾斜角度θが大きくなる)。
【0017】逆に、室内側調節用モータ4aを停止して
室外側調節用モータ4bを駆動し、調節紐6b、6dが
繰り出されると、床面に対して垂直になるように傾く
(傾斜角度θが小さくなる)。
【0018】巻上用モータ5を駆動させ、巻上筒3を介
して巻上紐7a、7cが巻上がる方向に回転させると、
巻上紐7a、7cの先端に接続されたボトムレール11
が引っ張られ各スラツト8に当たってこれらを持ち上げ
ながら上昇する。
【0019】各スラツト8およびボトムレール11が支
持フレームに収容されると巻上用モータ5が停止する。
【0020】この実施形態では、図3に示すように、ス
ラット8に、プリズムが並列に組み合わされ接続された
プリズム式スラット(平板プリズム)が使われており、
この平板プリズムの材質として、透明で屈折率の大きい
アクリルやポリカーボネートなどが使われている。
【0021】スラット(平板プリズム)8は、図3bに
示すように、光の入射側の面17が平坦に形成され、反
対側の面に凹凸18を形成したものである。この凹凸1
8は、直角二等辺三角形の断面形状をしたプリズム(全
反射プリズム)を複数配置して形成される。
【0022】つぎに、動作を説明する。
【0023】ブラインド10は、図3に示すように、ス
ラット8の面17が室外側に向き、スラット8の凹凸1
8が室内側に向いている。スラット8の角度が面17を
太陽に正対するように傾斜角θを保って調節される。
【0024】スラット8の面17に垂直に直射日光31
が入射すると、図3bに示すように、面17から真っ直
ぐに進入し、凹凸18の1つの斜面に当たって直角に反
射され、さらに三角形のもう1つの斜面に当たって直角
に反射して、その直射日光31が全反射される。
【0025】これに対し、スラット8の面17に傾いて
入射した光33は、スラット8の面17で屈折してプリ
ズム内を透過し、スラット8の凹凸18で屈折して、そ
の光33は室内に進入する。
【0026】この実施形態では、直射日光31のように
室内に取り込みたくない光にスラット8の面17を正対
させることによって、それを全反射させてはね返すこと
ができるので、直射日光31を遮断することができる。
また、スラット8の面17に垂直に入射しない光33
は、屈折透過して室内に取り入れるので、室内の明るさ
を確保することができる。
【0027】図4は別の実施形態を示している。
【0028】スラット8の傾斜角度を調節制御する制御
システムを示す。21は電源、22は制御回路、23は
記憶演算素子、24は操作スイッチ、4a、4bは調節
用モータである。太陽電池とバッテリとの組み合わされ
た直流電源21に制御回路22が接続され、制御回路2
2に調節用モータ4a、4b、操作スイッチ24および
記憶演算素子23等が接続される。
【0029】記憶演算素子23には年間の月日時刻にお
ける太陽の高度と方位とが記憶されており、このデータ
から太陽光の入射角度が算出される。制御回路22では
算出された太陽の入射角度に基づいてスラット8の傾斜
角θが設定され、設定された傾斜角θにしたがって調節
用モータ4a、4bを作動させる。
【0030】これによれば、スラット8の角度調節を行
い、スラット8の平面部17を太陽に対して正対させる
ことができる。
【0031】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0032】本実施形態ではスラツトの角度調節に調節
筒および調節用モータを2つずつ使用しているが、これ
らは1つの使用であっても良い。
【0033】図5に示すように、調節筒の円筒部外周の
両端から2本の調節紐を垂下させて各スラット8の長手
方向の両縁13、14に接続し、調節筒に連結した調節
用モータを正逆方向に回転駆動することによってスラッ
ト8の傾斜角θを調節するようにしても良い。
【0034】また、本実施形態では直射日光を遮蔽する
ようにプログラム制御されているが、直射日光以外に、
進入させたくない光、例えばネオンサインなどの光を遮
蔽するためにその点滅に合わせて記憶演算素子をプログ
ラムさせておけば、スラット8の傾斜角度θがその光に
対応して制御調節され、その方向からの光の進入を防ぐ
ことができる。
【0035】また、スラット8の角度を手動によって調
節できるようにしておいても良く、プログラム制御によ
る自動調節と手動調節とを切り替えて角度調節するよう
にしても良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜4に記
載の発明によれば、例えば直射日光を反射し、それ以外
の光を入射させるので、日光の暑さ、まぶしさ等を防ぐ
一方で、室内の明るさを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるブラインドの正面
図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるブラインドの側面
図である。
【図3】aは本発明のブラインドのスラットと直射日光
との関係を示す説明図であり、bはスラットの断面図で
ある。
【図4】本発明のスラットの傾斜角度を制御する制御シ
ステムである。
【図5】本発明のその他の実施形態におけるブラインド
の側面図である。
【符号の説明】
1 支持フレーム 2 調節筒 2a 室内側調節筒 2b 室外側調節筒 3 巻上筒 4 調節用モータ 4a 室内側調節用モータ 4b 室外側調節用モータ 5 巻上用モータ 6a、6c 室内側調節紐 6b、6d 室外側調節紐 7a、7c 巻上紐 8 スラット 10 ブラインド 11 ボトムレール 17 入射側の面 18 凹凸 22 制御手段 23 記憶演算素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻上げ自在に支持された複数のスラット
    を備え、このスラットの角度を調節する手段を備えたブ
    ラインドにおいて、各スラットをスラット面に垂直に入
    射する光を全反射し、それ以外の光を入射させるプリズ
    ム式スラットで形成したことを特徴とするブラインド。
  2. 【請求項2】 前記スラットは光の入射側の面が平坦に
    形成され、反対側の面に凹凸を有したことを特徴とする
    請求項1に記載のブラインド。
  3. 【請求項3】 前記スラットの角度を調節するためのモ
    ータを備え、このモータを、年間の月日時刻における太
    陽の高度と方位とに基づくスラットの角度を示す年間制
    御プログラムに従って駆動・制御することを特徴とする
    請求項1または2に記載のブラインド。
  4. 【請求項4】 前記スラットは屈折率の大きい透明体で
    形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のブラインド。
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