JP2001030342A - ポリオレフィン製延伸ブロー成形用インモールドラベル及びそのラベルを熱融着させた成形体 - Google Patents

ポリオレフィン製延伸ブロー成形用インモールドラベル及びそのラベルを熱融着させた成形体

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JP2001030342A
JP2001030342A JP11208920A JP20892099A JP2001030342A JP 2001030342 A JP2001030342 A JP 2001030342A JP 11208920 A JP11208920 A JP 11208920A JP 20892099 A JP20892099 A JP 20892099A JP 2001030342 A JP2001030342 A JP 2001030342A
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Hitoaki Kurumi
仁朗 久留美
Shigeto Kimura
茂人 木村
Takatoshi Nishizawa
孝利 西澤
Maki Shiina
真樹 椎名
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Yupo Corp
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Japan Polychem Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 融着強度に優れ、ブロッキングの発生のない
ポリオレフィン製延伸ブロー成形用インモールドラベル
を提供。 【解決手段】 熱可塑性樹脂フィルム基材層(I)の裏
面に、ヒートシール性樹脂層(II)を設けたラベルで
あって、ヒートシール性樹脂層(II)の樹脂構成が、
メタロセン系触媒によって重合された密度0.870〜
0.920g/cmのエチレン・α−オレフィン共重
合体が主成分であるポリオレフィン製延伸ブロー成形用
インモールドラベル、およびそのラベルがインモールド
成形により熱融着されたポリオレフィン製延伸ブロー成
形体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリオレフィン製
延伸ブロー用の熱融着性に優れたインモールドラベル及
びそのインモールドラベルを熱融着させた成形体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレン、ポリプロピレン等のブロ
ー成形用ポリオレフィン樹脂はブロー成形性、コスト、
落下強度等に優れた材料であり、硝子瓶に替わる材料と
して古くからボトル容器として広く用いられてきた。一
方、これらボトルには多くの場合、商品名、使用上の注
意事項等を表示する必要があり、実際には予め印刷され
た紙ラベルを貼りつける、もしくは直接ボトルに印刷す
る方法等が用いられている。ところが、紙ラベルの場合
は粘着剤で容器に貼りつけるため使用時に剥がれたり、
紙製であるため水濡れによって剥離する問題があった。
また、ポリオレフィン樹脂は非極性樹脂であるため直接
印刷する場合は、印刷体の表面を予めコロナ放電、紫外
線照射等の処理をする必要があった。この問題を画期的
に解決したのが、ポリオレフィンを主成分とする樹脂製
ラベルを用い、ブロー成形するとき金型面に挟み樹脂と
融着させる方法(以下、インモールドと称する。)であ
り、数々の利点からポリオレフィン製ボトル等の成形体
の表示方法として紙ラベルから替わりつつある。
【0003】一方、近年プラスチックゴミの削減等の環
境対策の一環としてボトルの肉厚を薄くしても座屈強
度、衝撃強度に優れ、また透明性、光沢等の外観にも優
れた延伸ブロー成形法が従来のダイレクトブロー成形法
等の未延伸ブロー成形法に比べ注目されるようになって
きた。この延伸ブローの成形法としては、射出成形機で
試験管状の有底パリソン(以下、プリフォームと称す
る。)を成形した後、縦方向と横方向に二軸延伸する方
法が一般的である。ところが、ポリオレフィン樹脂をこ
れらの方法で延伸ブロー成形する場合は、ブロー成形す
る直前のプリフォーム温度が使用する樹脂の融点以下で
ないと延伸力に耐え切れず賦形時に破れる等の問題によ
り成形ができなくなってしまう。このため、従来のダイ
レクトブロー成形法等の未延伸ブロー成形法用インモー
ルドラベルでは、ブロー成形温度が低い延伸ブロー成形
においては樹脂製ラベルが熱融着しないためほとんど用
いられていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン樹脂を、延伸ブロー成形時
に樹脂製のラベルと熱融着させるには、延伸ブロー成形
するときのポリオレフィン樹脂の成形温度を高くし、樹
脂製ラベルが溶融・融着可能な熱量を与えるか、あるい
はラベルの融点を低くする必要がある。延伸ブロー成形
するときの成形温度を高くするには使用する樹脂の融点
を高くする方法があり、ポリオレフィン樹脂の場合、例
えば融点が160℃と比較的高いホモポリプロピレンを
使うことも考えられるが透明性が悪くなる問題がある。
なお、延伸ブロー成形用ポリオレフィン樹脂としては、
透明性、光沢性に優れたポリプロピレンランダム共重合
体が一般的に使用されている。一方、ラベルの融点を低
くすると、ラベル製造時あるいはロールでの各種印刷工
程における熱風やUVによる乾燥の加熱により、表裏が
ブロッキングを生じやすく、またラベルに断裁した後、
梱包輸送時の圧力で同様にブロッキングが発生しやすく
なり、インモールド成形時に金型へ挿入する際に、所定
の位置にラベルが挿入されなかったり、2枚あるいはそ
れ以上が同時に挿入されるといった欠点があった。そこ
で本発明の目的は、融着強度に優れ、ブロッキングの発
生のないポリオレフィン製延伸ブロー成形用インモール
ドラベルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述の問
題点の改良について種々検討した結果、驚くべきこと
に、インモールドラベルのヒートシール性樹脂にメタロ
セン系触媒によるエチレン・α−オレフィン共重合体樹
脂を用いることにより、融着強度に優れ、ブロッキング
の発生のないポリオレフィン製延伸ブロー成形用インモ
ールドラベルが得られることを見出し、本発明に至った
ものである。すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂フィル
ム基材層(I)の裏面に、ヒートシール性樹脂層(I
I)を設けたラベルであって、ヒートシール性樹脂層
(II)の樹脂構成が、メタロセン系触媒によって重合
された密度0.870〜0.920g/cmのエチレ
ン・α−オレフィン共重合体が主成分であるポリオレフ
ィン製延伸ブロー成形用インモールドラベル、およびそ
のラベルがインモールド成形により熱融着されたポリオ
レフィン製延伸ブロー成形体である。
【0006】
【発明の実施の形態】1.インモールドラベル 本発明のポリオレフィン製延伸ブロー成形用インモール
ドラベルについて詳細に説明する。図1は、本発明のイ
ンモールドラベルの断面図を示したものであり、図1
中、1はラベル、2は熱可塑性樹脂フィルム基材層
(I)、3はヒートシール性樹脂層(II)である。ヒ
ートシール性樹脂層は、特開平2−84319号公報又
は特開平3−260689号公報に開示されているよう
に、必要によりエンボス加工を施し、それによりブリス
ターの発生を防ぐことができる。
【0007】(1)熱可塑性樹脂フィルム基材層(I) 本発明のインモールドラベルの熱可塑性樹脂フィルム基
材層(I)に用いられる熱可塑性樹脂は、従来使用され
ているラベルの基材を使用することができる。すなわ
ち、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体、
高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ポリメチル
−1−ペンテン、エチレン−環状オレフィン共重合体等
のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート
樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ナイロン−6、ナイロン−
6,6、ナイロン−6,10、ナイロン−6,12等の
ポリアミド系樹脂、ABS樹脂、アイオノマー樹脂等の
フィルムを挙げることができ、好ましくはポリプロピレ
ン、高密度ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート
樹脂等の融点が130〜280℃の範囲のフィルムであ
り、これらの樹脂は2種以上混合して用いることもでき
る。これらの樹脂の中でもポリプロピレン系樹脂が、耐
薬品性、コストの面などから好ましい。かかるポリプロ
ピレン系樹脂としては、アイソタクティックまたはシン
ジオタクティックな立体規則性を示すプロピレン単独重
合体、もしくは、プロピレンを主成分とし、これとエチ
レン、ブテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、4−
メチルペンテン−1等のα−オレフィンとの共重合体が
使用される。これら共重合体は、2元系でも3元系でも
4元系でもよく、またランダム共重合体でもブロック共
重合体であってもよい。
【0008】基材層(I)の熱可塑性樹脂フィルムとし
ては、例えば特公昭46−40794号公報に開示され
ているような無機充填剤を8〜65重量%含有させたポ
リプロピレンフィルムを延伸して得られる微多孔性樹脂
延伸フィルムよりなる合成紙、あるいは、前記樹脂フィ
ルムもしくは合成紙の表面上に無機充填剤含有ラテック
ス(ピグメント塗工剤)を塗工した塗工フィルム、ある
いは、前記フィルムにアルミニウム蒸着したもの、もし
くは、前記フィルムにアルミニウム箔を貼着したもの等
が用いられる。
【0009】これらの中でも、印刷性、ラベルの金型内
への供給性、熱収縮防止性などの面から、基材層(I)
としては、無機微細粉末を5〜30重量%、高密度ポリ
エチレン3〜20重量%およびポリプロピレン樹脂を9
2〜50重量%の割合で含有する樹脂組成物の二軸延伸
フィルムコア層(A)の片面に、無機微細粉末を35〜
65重量%、高密度ポリエチレン0〜10重量%および
ポリプロピレン樹脂を55〜35重量%の割合で含有す
る樹脂組成物の一軸延伸フィルムの表面層(B)を、こ
の表面層(B)とは反対のコア層(A)の片面に無機微
細粉末を35〜65重量%、高密度ポリエチレン0〜1
0重量%およびポリプロピレン樹脂55〜35重量%の
割合で含有する樹脂組成物の一軸延伸フィルムよりなる
裏面層(C)が貼合された、図2に示すような構成の微
多孔性樹脂延伸フィルムが好ましい。
【0010】上記無機微細粉末としては、例えば平均粒
径が0.1〜30μm、好ましくは0.2〜20μmの
炭酸カルシウム、焼成クレイ、シリカ、けいそう土、タ
ルク、酸化チタン、硫酸バリウム等が挙げられる。これ
らのうち好ましいものは炭酸カルシウムである。
【0011】又、基材層(I)の密度調整のため、上記
コア層(A)と表面層(B)の間に密度調整用の(D)
層を設けた、次の如き、(B)/(D)/(A)/
(C)層フィルムを用いるのが好ましい。例えば、無機
微細粉末を5〜30重量%、高密度ポリエチレン3〜2
0重量%およびプロピレン系樹脂を92〜50重量%の
割合で含有する樹脂組成物の二軸延伸フィルムコア層
(A)の片面に、無機微細粉末を35〜65重量%、高
密度ポリエチレン0〜10重量%およびプロピレン系樹
脂を55〜35重量%の割合で含有する樹脂組成物の一
軸延伸フィルムの裏面層(C)を、この裏面層(C)と
は反対のコア層(A)の片面には無機微細粉末を35〜
65重量%、高密度ポリエチレン0〜10重量%および
プロピレン系樹脂55〜35重量%の割合で含有する樹
脂組成物の一軸延伸フィルムよりなる中間層(D)と、
無機微細粉末を35〜65重量%、高密度ポリエチレン
0〜10重量%およびプロピレン系樹脂を55〜35重
量%の割合で含有し、かつ、中間層(D)とは無機微細
粉末の含有率が異なる樹脂組成物の一軸延伸フィルムよ
りなる表面層(B)が貼合された微多孔性樹脂延伸フィ
ルムである。上記(A)、(B)、(C)および(D)
各層の厚みは、(A)層は12〜80μm、好ましくは
20〜70μmであり、(B)層は2〜40μm、好ま
しくは3〜35μmであり、(C)層は2〜40μm、
好ましくは3〜35μmであり、(D)層は0〜40μ
m、好ましくは0〜35μmである。
【0012】これら微多孔性樹脂延伸フィルム(I)に
おいては、印刷は表面層(B)側に設け、ヒートシール
性樹脂層(II)は裏面層(C)側に設けられる。基材
層(I)の肉厚は20〜200μm、好ましくは40〜
150μmの範囲である。20μm未満ではラベルとし
ての強度が不足し、ラベルの金型へのインサートに問題
を生じることがある。また、200μmを超えると、容
器とラベルの境界部分の強度が低下する。これら熱可塑
性樹脂フィルム基材層(I)の表面は、必要に応じコロ
ナ放電処理加工等によって表面の印刷性を改善しておく
ことができる。印刷は、オフセット印刷、グラビア印
刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷、レタープレス印
刷、インクジェット印刷、電子写真印刷などにより、バ
ーコード、製造元、販売元、キャラクター、商品名、使
用方法、注意書き、製造日時などを印刷しておくことが
できる。
【0013】(2)ヒートシール性樹脂層(II) ヒートシール性樹脂層(II)は、メタロセン系触媒に
よって重合されたエチレン・α−オレフィン共重合体を
主成分とするものである。そのなかでもエチレン40〜
98重量%と、炭素数が3〜30のα−オレフィン60
〜2重量%とを、メタロセン触媒、特にメタロセン・ア
ルモキサン触媒、または、例えば、国際特許公開WO9
2/01723号公報等に開示されているようなメタロ
セン化合物と、メタロセン化合物と反応して安定なアニ
オンを形成する化合物とからなる触媒を使用して、共重
合させることにより得られる直鎖線状ポリエチレン樹脂
が最適である。これらの直鎖線状ポリエチレン樹脂の密
度は0.870〜0.920g/cm、好ましくは
0.880〜0.910g/cmの範囲である。密度
が0.870g/cm未満であると、ラベルの製造時
や印刷工程でのブロッキングが生じやすく好ましくな
い。また密度が0.920g/cmを超えると、延伸
ブロー成形時にポリオレフィン樹脂との熱融着が弱く、
ラベルがはがれたりブリスターが発生し、商品価値のな
いラベル付きボトルとなってしまう。
【0014】また、これら直鎖線状ポリエチレン樹脂の
融点は、好ましくは50〜110℃、より好ましくは5
5〜105℃の範囲である。融点が50℃未満である
と、ラベルの製造時や印刷工程、またラベルに断裁後の
梱包状態でブロッキングが生じやすく好ましくない。ま
た融点が110℃を超えると延伸ブロー成形時にポリオ
レフィン樹脂との熱融着が弱く、ラベルがはがれたりブ
リスターが発生しやすくなり好ましくない。これらメタ
ロセン系触媒による直鎖線状ポリエチレン樹脂は、単独
でも、あるいは二種以上の混合物であってもよい。
【0015】これらヒートシール性樹脂層(II)の肉
厚は、通常1〜10μm、好ましくは2〜8μmであ
る。この肉厚は、延伸ブロー成形時のパリソンの熱量で
ラベルのヒートシール性樹脂が溶融・融着し、ボトルと
ラベルが強固に融着するために1μm以上必要である。
また肉厚が10μmを超えると、ラベルにカールが生
じ、印刷が困難になったり、ラベルを金型に固定するこ
とが困難になり好ましくない。
【0016】2.延伸ブロー成形 (1)延伸ブロー成形法 本発明で用いられる延伸ブロー成形方法とは、ポリエチ
レンテレフタレートの容器成形等で汎用的に用いられて
いる方法であり、射出成形機とブロー成形機が一体化し
た1ステージであるホットパリソン法による二軸延伸ブ
ロー方法、および射出成形したプリフォーム(コールド
パリソンとも言う)を完全に冷却し、後で延伸ブローす
る方法、すなわち2ステージであるコールドパリソン法
による二軸延伸ブローである射出成形工程と延伸ブロー
成形の工程が独立している方法が挙げられる。本ブロー
成形機としてホットパリソン法の場合は、日精エー・エ
ス・ビー機械株式会社、株式会社青木固研究所等から市
販されている装置を使用でき、またコールドパリソン法
の場合には、株式会社フロンティア、株式会社タハラ等
から市販されている装置を使用できる。
【0017】具体的な機構としては、射出成形で試験管
状の有底プリフォームを成形し、その後樹脂の融点以下
の融点近傍の温度に調整し、その後延伸ブロー成形する
工程を備えたものである。射出成形は1個、または複数
のプリフォーム用金型を取り付けた汎用の成形機にて成
形する。具体的には、射出温度が150〜250℃、射
出圧力が100kg/cm以上、金型締め付け圧力が
50ton以上を満たすものであればよい。
【0018】延伸ブロー成形機は、プリフォーム加熱部
と延伸ロッドを備えたブロー金型部からなり、ホットパ
リソン法の加熱部は、プリフォームを加熱金型等で温度
調節する方法がポリオレフィン樹脂の場合、通常用いら
れている。一方のコールドパリソン法の加熱部は、プリ
フォームを赤外線ランプヒーター等で加熱する方法が一
般的である。
【0019】プリフォームの形状は、口部を備えた試験
管形状であり、口部は通常キャップと嵌合できるねじ部
を有するのが一般的であるが、通常口部は、延伸ブロー
しない。プリフォームの延伸ブローされる部分の肉厚は
0.5〜6mmが好ましい。肉厚が薄いとプリフォーム
搬送時の変形、加熱時の形状保持性の観点より問題があ
る。一方、肉厚が厚いとポリオレフィンのような結晶性
樹脂の場合、熱が伝わりにくくなるため肉厚方向に温度
分布が大きくなり、延伸ブローする場合、ブロー成形で
きる温度幅が狭く、偏肉する問題が発生するので好まし
くない。
【0020】プリフォームと最終成形体のサイズは、プ
リフォームの縦(軸)方向が1.5〜5倍、横(周)方
向も1.5〜5倍程度が一般的である。この場合、縦延
伸は、口部から底部へ延伸棒を押し出すことによって、
また横延伸は2〜50kg/cmの高圧空気で一段も
しくは多段加圧することによって延伸ブローする。な
お、延伸は縦と横を別々に行ってもよいが、同時に延伸
する方が好ましい。延伸ブローするときの温度は、材料
によって最適温度が異なるがポリオレフィンの場合、融
点以下結晶化温度以上であることが好ましく、通常80
〜150℃である。
【0021】(2)ポリオレフィン系樹脂 本発明の延伸ブローにおいて用いられるポリオレフィン
系樹脂として、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系
樹脂が挙げられる。ポリプロピレン系樹脂とはプロピレ
ンのホモ重合体、ランダム共重合体、ブロック共重合体
を主成分とするポリプロピレン樹脂である。また、ポリ
エチレン系樹脂とは、高密度ポリエチレン(HDP
E)、高圧法ポリエチレン(HP−LDPE)、リニヤ
ー低密度ポリエチレン(L−LDPE)、超低密度リニ
ヤーポリエチレン(VL−LPE)、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(EVA)等を主成分とするポリエチレン
樹脂である。これら樹脂は単独でも任意の割合で混合し
たものを使用したものでもよい。また、これら樹脂には
結晶化核剤、酸化防止剤、中和剤、帯電防止剤、光安定
剤,紫外線吸収剤、滑剤、アンチブロッキング剤、着色
剤を直接または、マスターバッチとして必要に応じて配
合することもできる。これら樹脂及び添加剤の配合は、
ロール、バンバリー、一軸混練押出機あるいは二軸混練
押出機等で溶融混練したものが分散がよくなり、透明
性、光沢性の点で好ましい。また、添加剤は予め高濃度
の添加剤を溶融混練で混合配合したものを希釈してブレ
ンドするマスターバッチ方式も利用できる。
【0022】(3)インモールドラベルを熱融着させた
成形体 上記の延伸ブロー成形時に、上記の本発明のインモール
ドラベルを予め金型内表面に取り付け、金型にプリフォ
ームを挟み二軸延伸ブロー成形機で円筒状等の成形体を
成形すると、ラベルはプリフォームに容易に溶融接着さ
れ、接着強度に優れたポリオレフィン製ラベルつき延伸
ブロー成形体が得られる。本発明で得られるインモール
ドラベルつき延伸ブロー成形体は、意匠性、作業性、ト
ータルコストの低減、耐水性等に非常に優れ、かつ生産
性の高いブロー成形品である。また、これら製品はシャ
ンプー、リンス等のトイレタリー用品から薬品瓶の容器
等広く利用でき、工業的に非常に価値の高いものであ
る。
【0023】
【実施例】以下に、本発明を具体的に実施例と比較例を
用いて説明する。なお、実施例及び比較例における物性
の測定と評価は、以下に示す方法によって実施した。 (1)MFR:JIS−K−6760に準拠して測定し
た。 (2)密度:JIS−K−7112に準拠して測定し
た。 (3)引張弾性率:JIS−K−7127に準拠して測
定した。 (4)曲げ弾性率:JIS−K−7106に準拠して測
定した。 (5)ブロッキングの評価:測定用フィルムを、縦方向
に30mm、横方向に40mmに打ち抜き、ポリオレフ
ィン製延伸ブロー成形用ラベルとし、このラベルを15
枚重ね、プレス成形機にて830kg/cmの圧力
を、23℃、50%RHの環境下で5分間保持した後、
ラベル同士のブロッキングの程度を以下の方法にて判定
した。 ○:ラベル同士が全くブロッキングしていない。 △:ラベル同士がわずかにブロッキングしているが、手
でほぐれる。 ×:ラベル同士が完全にブロッキングしており、ほぐす
ことができない。 (6)ブリスターの発生:得られたラベルつき延伸ブロ
ー容器のブリスターの発生を目視にて次の基準で評価し
た。 ○:ブリスターの発生がない。 ×:ブリスターの発生がみられる。 (7)ラベルの容器への接着強度:容器に融着したラベ
ルを15mm幅に切り取り、ラベルと容器との間の接着
強度を、島津製作所製の引張試験機「オートグラフ A
GS−D形」を用い、300mm/分の引張速度で、T
字剥離することにより求めた。ラベル使用上の判断基準
は次の通りである。 300(g/15mm)以上 :実用上全く問題がな
い。 200〜300(g/15mm):やや接着が弱いが、
実用上問題がない。 200(g/15mm)未満 :実用上問題である。
【0024】実施例1 (1)ラベルの製造 (i)日本ポリケム(株)製プロピレン単独重合体であ
る“ノバテックPP、MA−8”(商品名、融点164
℃)67重量部、日本ポリケム(株)製、高密度ポリエ
チレン“ノバテックHD、HJ580”(商品名、融点
134℃、密度0.960g/cm)10重量部およ
び粒径1.5μmの炭酸カルシウム粉末23重量部より
なる樹脂組成物(A)を押出機を用いて溶融混練したの
ち、ダイより250℃の温度でシート状に押出し、約5
0℃の温度となるまでこのシートを冷却した。このシー
トを約150℃に再度加熱したのち、ロール群の周速度
を利用して縦方向に4倍延伸して、一軸延伸フィルムを
得た。
【0025】(ii)別に、日本ポリケム(株)製プロ
ピレン単独重合体“ノバテックPP、MA−3”(商品
名;融点165℃)51.5重量部、密度0.950g
/cm の高密度ポリエチレン“HJ580”3.5重
量部、粒径1.5μmの炭酸カルシウム粉末42重量
部、粒径0.8μmの酸化チタン粉末3重量部よりなる
組成物(B)を別の押出機を用いて240℃で溶融混練
し、これを前記縦延伸フィルムの表面にダイよりフィル
ム状に押し出し、積層(B/A)して、表面層/コア層
の積層体を得た。
【0026】(iii)メタロセン触媒を用いてエチレ
ンと1−ヘキセンを共重合させて得たMFRが18g/
10分、密度が0.898g/cmであるエチレン・
1−ヘキセン共重合体(1−ヘキセン含量22重量%、
結晶化度30、数平均分子量23、000、融点90
℃)をヒートシール性樹脂層(II)用ペレットとして
用いた。
【0027】(iv)プロピレン単独重合体“MA−
3”51.5重量部、高密度ポリエチレン“HJ58
0”3.5重量部、粒径1.5μmの炭酸カルシウム粉
末42重量部および粒径0.8μmの酸化チタン粉末3
重量部よりなる組成物(C)と、前記ヒートシール性樹
脂層(II)用ペレットを、それぞれ別の押出機を用
い、230℃で溶融混練し、一台の共押出ダイに供給し
て、該ダイ内で積層した後、この積層物をダイより23
0℃でフィルム状に押し出して、前記表面層/コア層用
の積層体(B/A)のA層側にヒートシール性樹脂層
(II)が外側になるように押し出し、これを積層し
た。
【0028】(v)この四層フィルム(B/A/C/I
I)をテンターオーブンに導き、155℃に加熱した後
テンターを用いて横方向に7倍延伸し、次いで164℃
で熱セットし、更に表面層(B層)側に、70W/m
/分のコロナ放電処理をしたのち、55℃迄冷却し、耳
部をスリットして、密度0.79g/cm、肉厚が1
00μm(B/A/C/II=30/40/25/5μ
m)の四層構造の微多孔性樹脂延伸フィルムを得た。
【0029】(vi)ブロッキングの評価 上記製造例にて得られたフィルムを、縦方向に30m
m、横方向に40mmに打ち抜き、ポリオレフィン製延
伸ブロー成形用ラベルとし、ブロッキングの評価を行っ
た。結果を表1に示す。
【0030】(2)延伸ブロー成形 (i)ポリオレフィン樹脂 MFRが30g/10min、エチレン含量が4重量%
のプロピレン・エチレンランダム共重合体パウダー10
0重量部に対してトリス(2,4−ジ−t−プチルフェ
ニル)フォスファイトを0.05重量部、テトラキス
[メチレンビス−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−
4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンを
0.1重量部、ステアリン酸カルシウムを0.1重量部
を配合してヘンシェルミキサーにて混合し、温度を23
0℃に加熱した単軸の直径40mmのフルフライトスク
リューを有する押出機にて溶融混練してペレット状の樹
脂組成物を得た。
【0031】(ii)射出成形機によるプリフォーム成
形 上記で得られたペレット樹脂を、射出成形機でプリフォ
ームを成形した。具体的には、東芝機械(株)社製IS
−150E型射出成形機を用い、射出樹脂温度210
℃、射出圧力10kg/cm、金属冷却温度25℃の
条件で外形24mm、高さ85mm、最大肉厚3.5m
m、重量14gの試験管形状の有底パリソンを射出成形
した。
【0032】(iii)二軸延伸ブロー成形機によるイ
ンモールドラベル法ブロー成形 上記で得られたプリフォームを、コールドパリソン法二
軸延伸ブロー成形機で成形した。具体的には、フロンテ
ィア社製二軸延伸ブロー成形機、EFB1000ET型
二軸延伸ブロー成形機を用い、赤外ランプでプリフォー
ムを回転させながら加熱し、非接触表面温度計でプリフ
ォームの表面温度が118℃になったところで、予め上
記にて作成したラベルを金型内表面に取り付け、金型に
プリフォームを挟み縦延伸倍率2.7倍、横延伸倍率
2.4倍になるような円筒状の容器(成形体)を縦延伸
用ロッドの上昇と伴に一次圧力4kg/cm、二次圧
力25kg/cmの空気圧力で二軸延伸ブロー成形し
た。得られたラベルつき延伸ブロー容器のブリスターの
発生及びラベルの容器への融着強度を測定した。結果を
表1に示す。
【0033】実施例2〜3、比較例1〜3 ヒートシール性樹脂層(II)の樹脂構成として表1に
記載した以外は、実施例1と同様にラベル、延伸ブロー
成形体を製造した。評価結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】本発明により、ラベルのブロッキングが
なく、ポリオレフィン製延伸ブロー用の熱融着性に優れ
た、ブリスターの発生のないインモールドラベル及びそ
のインモールドラベルを熱融着させた成形体が得られ
た。この結果、延伸ブロー成形用にもインモールドラベ
ルが使用できることから、意匠性、作業性、トータルコ
ストの低減、耐水性等非常に優れたブロー成形品の生産
が可能となった。また、これら製品はシャンプー、リン
ス等のトイレタリー用品から薬品瓶の容器等広く利用で
き、工業的に非常に価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポリオレフィン製延伸ブロー用インモールド成
形用ラベルの断面図である。
【図2】ポリオレフィン製延伸ブロー用インモールド成
形用ラベルの部分断面拡大図である。
【符号の説明】
1 ラベル 2 熱可塑性樹脂フィルム基材層(I) 3 ヒートシール樹脂層(II)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 茂人 神奈川県川崎市川崎区千鳥町3番1号 日 本ポリケム株式会社材料開発センター内 (72)発明者 西澤 孝利 茨城県鹿島郡神栖町東和田23番地 王子油 化合成紙株式会社鹿島工場内 (72)発明者 椎名 真樹 茨城県鹿島郡神栖町東和田23番地 王子油 化合成紙株式会社鹿島工場内 Fターム(参考) 4F100 AA00A AA00C AA00D AA08 AA21 AK01A AK03B AK03E AK05A AK05C AK05D AK07A AK07C AK07D AK62B AK62E AK66E AT00A BA02 BA04 BA05 BA07 BA10B BA10C BA10E BA13 DA01 DE01A DE01C DE01D DG10C DG10D DJ06A DJ06C DJ06D EC03E EH20 EJ37C EJ37D EJ38A EJ55 GB16 GB90 JA04B JA13B JB07 JB16A JL00 JL02 JL08B JL12 JL12B YY00A YY00B YY00C YY00D 4F208 AD09 AD20 AD34 AG07 AH55 LA04 LB19 LJ05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂フィルム基材層(I)の
    裏面に、ヒートシール性樹脂層(II)を設けたラベル
    であって、ヒートシール性樹脂層(II)の樹脂構成
    が、メタロセン系触媒によって重合された密度0.87
    0〜0.920g/cmのエチレン・α−オレフィン
    共重合体が主成分であるポリオレフィン製延伸ブロー成
    形用インモールドラベル。
  2. 【請求項2】 前記ヒートシール性樹脂層(II)のメ
    タロセン系触媒によって重合されたエチレン・α−オレ
    フィン共重合体の融点が50〜110℃の範囲である請
    求項1記載のポリオレフィン製延伸ブロー成形用インモ
    ールドラベル。
  3. 【請求項3】 前記ラベルの熱可塑性樹脂フィルム基材
    層(I)が、無機微細粉末を含有した微多孔性樹脂延伸
    フィルムであることを特徴とする請求項1または2記載
    のポリオレフィン製延伸ブロー成形用インモールドラベ
    ル。
  4. 【請求項4】 前記ラベルの熱可塑性樹脂フィルム基材
    層(I)が、無機微細粉末を5〜30重量%、高密度ポ
    リエチレンを3〜20重量%およびポリプロピレン樹脂
    を92〜50重量%の割合で含有する樹脂組成物の二軸
    延伸フィルム基材層の表裏両面に、無機微細粉末を35
    〜65重量%、高密度ポリエチレンを0〜10重量%お
    よびポリプロピレン樹脂を55〜35重量%の割合で含
    有する樹脂組成物の一軸延伸フィルムの紙状層が積層さ
    れた微多孔性積層樹脂延伸フィルムであることを特徴と
    する請求項1または2記載のポリオレフィン製延伸ブロ
    ー成形用インモールドラベル。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至請求項4のいずれかに
    記載のインモールドラベルを熱融着させることを特徴と
    するポリオレフィン製延伸ブロー成形体。
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