JP2001029976A - 好気処理槽 - Google Patents

好気処理槽

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JP2001029976A
JP2001029976A JP36737899A JP36737899A JP2001029976A JP 2001029976 A JP2001029976 A JP 2001029976A JP 36737899 A JP36737899 A JP 36737899A JP 36737899 A JP36737899 A JP 36737899A JP 2001029976 A JP2001029976 A JP 2001029976A
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aerobic treatment
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JP36737899A
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Takashi Ninomiya
隆志 二宮
Kazuo Kobayashi
和生 小林
Hidemaro Furumura
秀麿 古村
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、低コストでありながら、多量
の微生物を固定することができ、汚水の処理能力に優れ
る好気処理槽を提供すること。 【解決手段】 好気性微生物を用いて汚水を浄化する好
気処理槽であって、前記好気処理槽は、接触材(1) を充
填してなるものであり、前記接触材(1) は、紐状固定部
材(11)、及び、前記紐状固定部材の長さ方向にわたって
前記紐状固定部材に放射状に突設した複数の紐状の揺動
部材(12)からなるものであり、隣接する前記紐状固定部
材の間隔(L)が、隣接する前記紐状固定部材に突設さ
れた前記揺動部材の突設半径(r)の1.95倍より小
さくなされ、前記接触材の直下に全面曝気式の散気装置
(3) が設けられてなる好気処理槽(2) 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、好気性微生物を用
いて汚水を浄化する好気処理槽に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浄化槽等における汚水の生物処理
方法として、嫌気処理及び好気処理の2種の処理方法が
広く知られており、そのうち、嫌気処理は空気(酸素)
を必要としない微生物の働きによって汚水の浄化を行う
方式の処理である。
【0003】一方、好気処理とは、好気性微生物の働き
により有機物を分解する方式の処理である。このような
好気処理を行う好気処理槽においては、例えば、ポリエ
チレン(PE)やポリ塩化ビニル(PVC)等で作製さ
れた接触材(一般に、充填材とも称される)に好気性微
生物が生物膜として付着し、その接触材に固定された好
気性微生物に散気装置から空気(酸素)を配給するとい
った構成が採られている。
【0004】接触材としては、コスト、加工性、汎用
性、比重、比強度、耐久性、比表面積等の観点から、P
EやPVC等で作製された、ヘチマ様板状、網様板状等
を含む板状の構造のものが好適に使用されている。
【0005】好気処理によれば、固定する好気性微生物
量を多くすることが重要であるため、PEやPVC等で
作製された、ヘチマ様板状、網様板状等を含む板状の構
造の固定型接触材に対して、表面の凹凸をより多くした
り、接触材の充填間隔(ピッチ)を小さくして、接触材
の比表面積を増大させる試みがなされている。
【0006】しかしながら、ヘチマ様板状、網様板状等
を含む板状の構造の固定型接触材では、比表面積の増大
に限界(例えば、100m2 /m3 )があり、これ以
上、比表面積を増大させようとすれば、接触材充填層内
部が閉塞し、逆に好気処理能力が低下してしまうという
問題点があった。
【0007】例えば、特開昭57−30596号公報に
は、接触材の比表面積を更に大きくすることを目的とす
る、「加熱、押出成形により得られる粒状の発泡体であ
って、内部及び表面を凹凸に発泡させた汚水処理用生物
担体」が開示されている。
【0008】しかし、上記公報に開示されている汚水処
理用生物担体(浮遊型接触材である、以下担体と称す
る)を、好気処理槽内に、例えば、好気処理槽の容積に
対する担体の充填率が80〜90%程度の高密度で充填
した場合、担体充填部内部が汚泥等の過剰な付着及び流
速の低下等により閉塞し易くなり、このため、担体表面
に付着した微生物に溶存酸素が達しにくく、好気性微生
物の働きが低下して、結果として好気処理槽の処理能力
が低下するという問題点があり、また、これを防ぐため
には、定期的に逆洗する等の煩雑な操作を行わなければ
ならないため、定期逆洗用タイマー、配線等の設備が必
要となり、コストの上昇を招くものであった。
【0009】一方、好気処理槽内に、例えば、好気処理
槽の容積に対する担体の充填率が20〜40%程度の低
密度で担体を充填した場合は、担体充填部内部の閉塞は
生じにくくなるが、反面、担体自体が流動しやすくなる
ため、好気処理槽の構造を、担体の流出が防止でき、担
体の流動が停滞しないような効率的な流動構造にしなけ
ればならず、好気処理槽の構造が複雑となり、また、担
体の流動に係る浮力、耐摩耗性、親水性等を考慮して使
用する担体を選定しなければならないという煩わしさが
あった。
【0010】更に、ヘチマ様板状、網様板状等を含む板
状の構造の固定型接触材に比べて担体の比表面積が大き
いという特性は、好気処理槽に対する担体の充填率が低
いため活かされず、その結果として、高負荷・高濃度の
汚水への対応や、好気処理槽の小型化等につながらない
という問題点があった。
【0011】他方、板状の固定型接触材を用いた好気処
理槽は、一般に、接触材の固定部材(接触材受けもしく
は接触材押え等の支持部材)が障害となって、接触材に
散気装置からの空気(酸素)が十分には配給され難く、
性能が低下し易いという問題点があった。例えば、特開
昭53−48357号公報には、「板状濾材の上方を吊
垂支持し、且つこの各濾材の下端を逆洗時濾材相互が接
触しない程度に揺動自在に支持せしめるようにした、曝
気槽における浸漬濾材の取付方法」が開示されている。
しかし、この公報に開示されている曝気槽の構造では、
曝気槽底部に設置した散気管から噴出されるエアーは、
各濾材の下端に設けられている規制枠に邪魔されて、浸
漬濾材に確実に接触しないか、又はその噴出の勢いが弱
くなってしまうので、生物膜の洗浄効果が弱くなり曝気
槽としての性能が低下してしまうという問題点があっ
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
好気処理槽の問題点に鑑み、構造が簡単で、低コストで
ありながら、適量の微生物を保持することができ、汚水
の処理能力に優れている好気処理槽を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、上記目的を達成するために、好気性微生物を用いて
汚水を浄化する好気処理槽であって、前記好気処理槽
は、接触材を充填してなるものであり、前記接触材は、
紐状固定部材、及び、前記紐状固定部材の長さ方向にわ
たって前記紐状固定部材に放射状に突設した複数の紐状
の揺動部材からなるものであり、隣接する前記紐状固定
部材の間隔(L)が、隣接する前記紐状固定部材に突設
された前記揺動部材の突設半径(r)の1.95倍より
小さくなされ、前記接触材の直下に全面曝気式散気装置
が設けられてなる好気処理槽を提供する。
【0014】又、請求項2記載の本発明は、紐状固定部
材の下端部が全面曝気式散気装置として構成されてなる
請求項1記載の好気処理槽を提供する。以下、本発明を
更に詳細に説明する。
【0015】本発明の好気処理槽は、接触材を充填して
なる。上記接触材は、紐状固定部材、及び、紐状固定部
材の長さ方向にわたって紐状固定部材に対して放射状に
突設した複数の紐状の揺動部材からなる。
【0016】上記紐状固定部材は、紐状の形状を有し、
その材質としては適度な形状保持性と充分な強度及び耐
久性があって好気処理槽内に固定できるものであれば特
に限定されず、例えば、ポリエステル、ポリエチレン、
アクリル、ビニロン等の有機系高分子からなる長繊維;
炭素繊維等の無機系繊維;ピアノ線、ワイヤ・ロープ等
の金属線等が挙げられる。このうち、ポリエステル、ポ
リエチレン、ビニロン等の有機系高分子からなる長繊維
を束ねたものが好ましい。これらは、加工性、耐久性、
耐薬品性、比強度、比重、コスト、汎用性等の点で優れ
る。
【0017】上記揺動部材は紐状の形状を有し、その材
質としては特に限定されず、例えば、アクリル繊維、ビ
ニロン繊維、炭素繊維が好適に挙げられる。これらは、
好気性微生物の付着性、保持性に優れる。
【0018】揺動部材は、上記紐状固定部材に、上記紐
状固定部材の長さ方向にわたって上記紐状固定部材を中
心かつ芯材として放射状に突設される。揺動部材の突設
方向は、紐状固定部材の長さ方向に対して略垂直方向で
あることが好ましい。
【0019】揺動部材の上記紐状固定部材からの突設半
径としては特に限定されず、例えば、揺動部材が上記紐
状固定部材の長さ方向に対して略垂直方向となる角度が
維持できる長さであるのが好ましい。例えば、揺動部材
の材質が断面直径2mmのストランド状のアクリル繊維
である場合、その突設半径は1〜15cmであるのが好
ましい。突設半径がこの範囲であると、紐状固定部材に
対しほぼ垂直方向を維持しながら適当な揺動が得られる
からであり、より好ましくは、2〜10cmである。
【0020】揺動部材の断面直径、上記紐状固定部材へ
の固定方法としては、上記揺動部材が好気処理槽内に設
置された散気装置による散気攪拌における攪拌流速で揺
動すれば特に限定されない。例えば、揺動部材の固定方
法として、上記紐状固定部材へ編み込む方法、結束バン
ド等による機械的な固定方法、接着・溶着等による方法
等が挙げられる。
【0021】揺動部材が散気攪拌における攪拌流速によ
り適度に揺動することにより、上記揺動部材表面には、
適量の好気性微生物が常時、付着・固定される。ここ
で、適度な揺動とは、好気性微生物が過剰に付着しすぎ
て接触材の充填層が閉塞することなく、かつ、所望の処
理水質が得られるのに充分な量の好気性微生物が常に安
定して付着できる揺動をいう。
【0022】揺動部材は上記紐状固定部材に複数突設さ
れる。突設される上記揺動部材の本数は、付着させる好
気性微生物の量により適宜選択することができる。
【0023】上記接触材の本発明の好気処理槽への設置
は、上記紐状固定部材の両端部又は中間部等の適当な箇
所を好気処理槽内部に固定することによる。また、好気
処理槽内に繊維強化ポリエチレン等のFRP、ポリ塩化
ビニル、スチレン等からなるアングル等を設け、これを
介して上記紐状固定部材を好気処理槽内部へ固定しても
よい。
【0024】上記紐状固定部材の上記好気処理槽内部又
はアングル等への固定法としては特に限定されず、例え
ば、溶着、接着、縫合による固定;紐状固定部の端部を
輪状に加工した上でのボルト、ナット、又は、結束バン
ドによる固定等が挙げられる。このうち、作業性、経済
性に優れるものを適宜選択することができる。
【0025】上記紐状固定部材の好気処理槽内部への固
定方向は特に限定されず、用途に応じて適宜選択するこ
とができる。通常、上記好気処理槽底面に対して垂直方
向であるのが好ましい。
【0026】本発明の好気処理槽において、上記接触材
は、隣接する上記紐状固定部材の間隔Lが、隣接する上
記紐状固定部材に突設された揺動部材の突設半径rの
1.95倍より小さくなるように充填される。この様に
充填することにより、接触材の充填効率を従来より高め
ることができ、好気処理槽内の好気性微生物量を増加さ
せ得る。
【0027】なお、隣接する上記紐状固定部材の間隔L
とは、一の紐状固定部材と、それと平行に配置され、か
つ、最短距離にある他の紐状固定部材との間隔をいう。
図1及び図2に示したように、紐状固定部材11を中心
として突設された揺動部材12の突設半径rに対して
(図2には2rを明示している)、隣接する紐状固定部
材の間隔Lは1.95倍より小であることを必要とし、
図3に示した通りr≦L<1.95rであるのが好まし
い。
【0028】より好ましくは、r≦L≦1.5rであ
る。上記紐状固定部材の間隔Lが1.95r以上である
と、好気処理性能が不充分であり、好気処理槽の小型化
も困難になる。特に、r≦L≦1.33rであるのが好
ましく、最も好ましくは、図4に示したとおりL=rで
ある。
【0029】本発明においては、隣接する接触材の紐状
の揺動部材同士が接触し、重なり合っても、揺動部材の
揺動は妨げられず、付着・固定された好気性微生物の作
用による有機物の分解が良好であること、また、揺動部
材の突設半径rと隣接する紐状固定部材の間隔Lの関係
が、好気処理槽の処理能力に影響を及ぼすことを見出
し、rとLの関係が好気処理槽の処理能力に及ぼす影響
を詳細に検討することにより、優れた処理能力を有する
好気処理槽を得るに至った。
【0030】本発明の好気処理槽は、好気性微生物が汚
水中の有機物質を酸化分解する働きを利用した汚水処理
装置である。好気性微生物が汚水中の有機物質を代謝・
分解等するためには、酸素が必要である。この酸素を、
接触材に生物膜として付着している好気性微生物に効率
よく配給するため、本発明の好気処理槽は、上記接触材
の直下に全面曝気式散気装置が設けられてなる。ここ
で、全面曝気式とは、散気装置が接触材の直下に配置さ
れていると共に、接触材の全体(全面)に空気(酸素)
を過不足なく配給し得る散気方式をいう。
【0031】本発明で用いられる全面曝気式散気装置の
形態としては特に限定されず、例えば、多孔性散気板、
多孔性散気管、袋状散気管等からなるものが挙げられ
る。散気装置の材質としては特に限定されず、例えば、
合成樹脂、FRP、セラミック等が挙げられる。上記全
面曝気式散気装置は合成樹脂製の多孔性散気管からなる
ものが好ましい。これは、加工性、コスト、汎用性、強
度、耐薬品性、耐久性等に優れている。更に、全面曝気
式散気装置は、好気処理槽から着脱できるのが好まし
い。維持管理が容易で、非常時を考慮するためである。
【0032】全面曝気式散気装置による散気攪拌で得ら
れる攪拌流速は、全ての揺動部材の部位において、1m
/分以上であるのが好ましい。この範囲であれば、上記
揺動部材は適度に揺動することにより、好気性微生物が
適量に付着し過剰に剥離することはない。より好ましく
は、2〜10m/分である。
【0033】好気処理槽内の被処理水の溶存酸素は1.
0mg/L以上であるのが好ましい。溶存酸素が1.0
mg/Lより小さくなると、好気処理槽内が溶存酸素不
足となり、処理効率が低下し、著しい場合には腐敗臭を
生じる。
【0034】本発明の好気処理槽の処理対象である汚水
としては特に限定されず、例えば、屎尿、生活雑排水、
又は、住宅、工場、店舗等が発生源である汚物や廃棄物
等を含む水等が挙げられる。このうち、一般家庭等から
排出される合併排水が好ましい。
【0035】本発明の好気処理槽は、上記接触材の全体
(全面)に均等な流速を与え、上記揺動部材の全体に均
等な揺動を与えることにより、閉塞部がなく、全ての揺
動部材に適量に付着・固定された好気性微生物を均等に
働かせることができる。
【0036】また、上記接触材は、散気攪拌により揺動
する形態であるため好気性微生物、特に、糸状菌の着生
に好適であり、適量の好気性微生物の着生がスムーズ、
かつ、確実に行われる。これにより、本発明の好気処理
槽は、好気性微生物の馴養期間が短く、従って、好気処
理槽の性能の立ち上がりが早い。
【0037】また、上記接触材は、生物担体のような接
触材内部の目詰まり・閉塞が生じにくいため、本発明の
好気処理槽には定期逆洗のような煩雑な操作や設備が不
要である。
【0038】更に、上記接触材は、軽量であり、従来の
接触材と異なり、折り畳んで搬送することが出来、好気
処理槽への取付けも容易であるため、本発明の好気処理
槽は輸送性・組立作業性に優れる。
【0039】また、上記接触材は、好気性微生物の生物
膜保持性に優れることから、本発明の好気処理槽は、流
入原水の負荷の変動に強く、処理能力に優れ、BOD容
積負荷が1kg−BOD/m3 /日以上の高負荷であっ
ても安定した処理能力を発揮するため、好気処理槽の小
型化が可能である。
【0040】従来の好気処理槽においては、好気性微生
物の着生量を増加させる目的で接触材同士の間隔を小さ
くすると、接触材充填層内部が閉塞するという問題があ
ったが、本発明の好気処理槽は、上記接触材を用いてい
るため、紐状の揺動部材同士が接触し、重なり合う間隔
で接触材を充填させることが可能になり、その際、接触
材内部の閉塞も生じない。また、本発明の好気処理槽は
散気方式が全面曝気式であるので、適量の好気性微生物
が着生でき、処理後の水質は良好である。
【0041】また、従来の好気処理槽には、従来の固定
型接触材又は従来の浮遊型接触材を用いていたため、そ
の構造より、接触材充填部から散気装置を着脱すること
は不可能であり、槽内に散気装置を着脱するための接触
材の非充填部が必要であり、この部分による好気処理能
力の損失が大きかったが、本発明の好気処理槽は、上記
接触材の揺動部材が紐状であり可撓性を有しているた
め、散気装置着脱のための接触材非充填部を小さくでき
るか又は省くことができる(図8a及び図8b参照)。
これにより本発明の好気処理槽は、槽内の接触材の充填
効率を大幅に向上させることが可能となった。
【0042】更に、上記接触材の揺動部材は紐状で可撓
性を有しているため、本発明の好気処理槽では、散気装
置に送気する送気管等の配管を接触材充填部内に配設す
ることができ、また、汚泥引抜時、又は、非常時に、バ
キュームカー等のサクションホースを、汚泥引抜管を介
さずに、直接接触材充填部に挿入することができ、維持
管理性に優れる。
【0043】請求項2記載の好気処理槽は、上記紐状固
定部材の下端部が全面曝気式散気装置として構成されて
なる請求項1記載の好気処理槽であり、ここで、紐状固
定部材の下端部が全面曝気式散気装置として構成される
とは、上記紐状固定部材下端部が全面曝気式散気装置に
直接、固定または係止されるか、又は、上記紐状固定部
材の下端部に送気管を接続することにより上記紐状固定
部材の下端部が全面曝気式散気装置として機能するもの
であれば限定されるものではない。
【0044】上記紐状固定部材が全面曝気式散気装置に
直接、固定または係止される場合、紐状固定部材の下端
部の全面曝気装置への固定または係止方法としては、特
に限定されず、例えば、溶着、接着、縫合による固定;
紐状固定部の下端部を輪状,筒状等に加工した上でのボ
ルト、ナット、又は、結束バンドによる固定等が挙げら
れる。特に、紐状固定部材の下端部を輪状体に加工して
おくか、1以上の紐状固定部材の下端部を通気性のある
筒状体と縫合等により一体化加工しておいて、前記輪状
体もしくは筒状体内部に、合成樹脂製多孔性散気管(水
道用硬質塩化ビニル管等に散気孔を設けたものでも良
い)からなる全面曝気方式の散気装置を挿入・固定する
構造とすることが、コスト、加工・組立性、維持・管理
性、散気均一性、長期安定性等の点で好ましい。
【0045】この際、輪状体に加工あるいは筒状体に一
体化加工されたものの内径は、挿入しようとする合成樹
脂製の多孔性散気管の外径と略等しくしておくことが更
に好ましい。また、紐状固定部材の下端部の輪状あるい
は筒状体に加工された部分は、内部に挿入・固定される
散気装置からの散気に対し、抵抗・障害とならない材
質、密度、空隙等を考慮した構造設計をしておくことが
更に好ましい。
【0046】一方、上記紐状固定部材の下端部に送気管
を接続することにより紐状固定部材の下端部が全面曝気
式散気装置として機能するものである場合、特に、紐状
固定部材の1本もしくは複数本の紐状固定部材の下端部
を通気性のある筒状体と縫合等により一体化加工し、筒
状体の一端又は両端に送気管を接続する構造とすること
が、コスト, 加工・組立性, 維持・管理性, 等の点で好
ましい。
【0047】この際、筒状体と送気管との接続は、接
着, 溶着, 結束バンド, 等、いずれの手段に限定される
ものではなく、作業性・経済性に優れるものを適宜選択
することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下に実施例を掲げて本発明を更
に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定
されるものではない。
【0049】(実施例1)水平断面が300mm×35
0mm(接触材充填部;300mm×300mm、循環
部;300mm×50mm)であり、水深1300m
m、有効容量137Lの透明塩化ビニル板からなる実験
水槽を作成し、接触材充填部の槽底部から50mmの部
位に、水道用硬質塩化ビニル管(VP13、積水化学工
業社製)の継手類及び短管で作成した200mm×20
0mmのループ状の全面曝気散気装置を接触材充填部の
中心位置に配置した。散気装置の散気孔として、直径
2.5mmのキリ孔を50mmピッチとなるように設け
た。
【0050】接触材として、ポリエステル繊維製の紐状
固定部材と、紐状固定部材からの突設半径(r)が50
mmである直径約2mmのアクリル繊維からなる揺動部
材とからなる接触材を用いた。紐状固定部材の両端部を
加工したものを、ステンレス製の市販のアングル材(3
0mm×30mm)に結束バンド、接着剤等により固定
し、更にそのアングル材を実験水槽に固定した。このよ
うにして接触材25本を実験水槽内に充填高さが100
0mmで、隣接する紐状固定部材の間隔(L)が50m
mピッチとなるように固定した。
【0051】次いで、水槽を有効水深1300mmにな
るまで水道水で満たし、風量20L/分で曝気した。接
触材充填部内部において、断面位置及び水深を考慮し
て、合計27箇所の流速を3次元電磁流速計(SF−2
013、東京計測社製)にて測定した。実施例1で用い
た好気処理槽の模式図を図5a及び図5bに示した。
【0052】(比較例1)全面曝気式の散気装置の代わ
りに、図6a及び図6bに示す如く、片面曝気式の散気
装置(散気部φ30mm×長さ200mm、ポリプロピ
レン製)を循環部の側壁の槽底から100mmの高さに
設けたこと以外は、実施例1と同様に実験水槽を作成し
た。次いで、実施例1と同様の部位で、合計27箇所の
流速を測定した。
【0053】実施例1及び比較例1の流速の測定結果に
ついて、流速が2m/分以下の部位を攪拌が不充分な部
位であるとし、全ての測定箇所に対する攪拌が不充分な
部位の割合を求め、表1に示した。
【0054】
【表1】
【0055】実施例1及び比較例1の流速の測定結果よ
り、隣接する紐状固定部の間隔が、双方の紐状固定部材
を中心として放射状に突設した揺動部材同士が接触する
間隔より小さい場合、即ち、この例ではL=rである場
合、従来の片面曝気散気方式では接触材の全体を均一、
かつ、充分に曝気することができなかったが、全面曝気
式の散気方式は好気処理槽内の流速の均一化及び接触材
の揺動の均一化に有効であることが判った。
【0056】(実施例2)図5に示す実施例1で用いた
水槽に、あらかじめ汚水の性状を調査した合併排水を、
BOD濃度が200mg/L、アンモニア性窒素濃度が
50mg/Lとなるように、それぞれグルコース及び塩
化アンモニウムで調製したものを汚水原水とし、ダイヤ
フラムポンプにより、BOD容積負荷が0.285kg
−BOD/m3 /日となる流量で配給し、実験開始後6
1日目にBOD容積負荷を1.14kg−BOD/m3
/日に増加した。
【0057】上記条件で汚水処理した処理水について、
JIS K 0102に準拠して、BOD、CODM
n、アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素、硝酸性窒素、有
機態窒素、アルカリ度等の値を測定し、窒素項目につい
ては硝化率を求めた。
【0058】(比較例2)実施例1と同じ接触材9本
を、隣接する紐状固定部材の間隔Lを100mmピッ
チ、即ち、L=2×rとなるように固定した以外は、実
施例2と同様にして汚水を処理し、処理水の特性を測定
した。比較例2で用いた好気処理槽の模式図を図7a及
び図7bに示した。
【0059】(比較例3)実験水槽として、実施例1と
同じものを用い、接触材として1辺1cmの立方体状の
ポリエチレン発泡体からなる生物担体を用いて、生物担
体自体の全表面積が実施例1の接触材の約3倍になるよ
うに、15,000個の生物担体を充填した。実施例1
と同じ実験水槽に、生物担体の流出防止のために取り付
けた上下二枚の孔開き鋼板の間に充填率90%となるよ
うに生物担体を充填した。
【0060】実施例1の接触材を上記ポリエチレン発泡
体に代え、これに伴い、接触材の充填構造を代えた以外
は実施例2及び比較例2と同様にして汚水を処理し、処
理水質を測定した。実施例2、比較例2及び比較例3の
実験条件を表2に、処理水質の測定結果を表3及び表4
に示した。
【0061】
【表2】
【0062】
【表3】
【0063】
【表4】
【0064】表3及び表4から、実施例2は比較例3に
比べて接触材の全表面積が小さいにも係わらず、BO
D、CODMnで評価した処理水質が良好で、硝化率が
高くなっていることが明らかで、これより、本発明の好
気処理槽は従来の接触材を用いた好気処理槽と比べて処
理能力に優れていることが示された。
【0065】また、実施例2と比較例2の処理後の水質
の比較より、隣接する接触材の揺動部材同士が接触する
ように接触材を充填したほうが、BOD処理能力及び硝
化能力が向上することが示された。
【0066】(実施例3)実施例1において、紐状固定
部材1の下端部が図9に示される如く構成されている以
外は、実施例1と同様の好気処理槽を作製した。即ち、
紐状固定部材1の下端部は、市販の合成樹脂からなる寒
冷紗で構成される筒状体4の重ね織り部41の縫合部4
2において筒状体4と、紐状固定部材1の間隔が50m
mピッチとなるように縫合固定されている。
【0067】筒状体4は、筒状部40と重ね織り部41
とからなり、筒状部40の内径は約30mmであり、筒
状体4の内部には、ポリプロピレン樹脂の焼結体からな
る外径30mm、内径18mmの散気管33が介装され
ている。
【0068】散気管33は、ツバ付エルボ34を介し
て、送気管32(図示せず)が接続され、送気管32か
ら空気(酸素)が散気管33に供給される。散気管33
から噴出された空気(酸素) は、寒冷紗で構成される筒
状体4が抵抗となることなく、直上の接触材に効率よく
供給された。次いで、実施例1と同様の部位で合計27
箇所の流速を測定し、実施例1及び比較例1と同様の評
価をしてその結果を表1に示した。
【0069】(実施例4)実施例1において、紐状固定
部材1の下端部が図10に示される如く構成されている
以外は、実施例1と同様の好気処理槽を作製した。即
ち、紐状固定部材1の下端部は、ポリプロピレン樹脂の
焼結体からなる外径30mm、内径18mmの散気管33
に、紐状固定部材1の間隔が50mmピッチとなるよう
に直接固定されている。
【0070】散気管33は、ツバ付エルボ34を介し
て、送気管32(図示せず)が接続され、送気管32か
ら空気(酸素)が散気管33に供給される。散気管33
から噴出された空気(酸素) は、障害物あるいは抵抗物
がなく、直上の接触材に効率よく供給された。次いで、
実施例1と同様の部位で合計27箇所の流速を測定し、
実施例1及び比較例1と同様の評価をしてその結果を表
1に示した。
【0071】(実施例5)実施例1において、紐状固定
部材1の下端部が図11及び図12に示される如く構成
されている以外は、実施例1と同様の好気処理槽を作製
した。即ち、紐状固定部材1の下端部は、市販の不織布
で構成される筒状体4の重ね織り部41の縫合部42に
おいて筒状体4と、紐状固定部材1の間隔が50mmピ
ッチとなるように縫合固定されている。
【0072】筒状体4は、筒状部40と重ね織り部41
とからなり、筒状部40の内径は約18mmであり、筒
状体4の一端には、筒状体4の剛性を向上させるために
肉厚織り部43が設けられ、さらに肉厚織り部43の端
部近傍には、内径が17.8mmのOリング44が介装
されて(織り込まれて)いる。筒状体4の肉厚織り部4
3には水道用硬質塩化ビニル管(VP13、積水化学工
業社製)の短管35が挿入され、肉厚織り部43に介装
されているOリング44により固定されている。
【0073】尚、筒状体4と短管35との固定をより確
実にするため、肉厚織り部43において、結束バンドあ
るいはホースバンド等を併用してもよい。更に、肉厚織
り部43と短管35との固定を確実にする目的で、肉厚
織り部43の長手方向に樹脂等からなる剛体の筒状体を
介装(織り込ま)させてもよい。筒状体4に固定された
短管35は、エルボ36等の硬質塩化ビニル製の継ぎ手
等を介して、送気管32(図示せず)に接続される。
【0074】送気管32から空気(酸素)が筒状体4に
供給され、筒状体4は、通気性のある不織布で構成され
ているため、筒状体4自体から、空気(酸素)が噴出さ
れる。即ち、筒状体4自体が全面曝気式散気装置として
機能し、筒状体4の直上にある接触材1に障害・抵抗な
く効率よく空気(酸素) を供給させることができた。
【0075】この際、筒状体4の両端に送気管を接続さ
せてもよく、あるいは一端に送気管を接続し、他端を空
気(酸素)が漏れない構造としてもよい。次いで、実施
例1と同様の部位で合計27箇所の流速を測定し、実施
例1及び比較例1と同様の評価をしてその結果を表1に
示した。尚、不織布の目合いを適当に選定することによ
って、気泡の微細化等、任意の気泡径および散気強度を
得ることも可能である。
【0076】
【発明の効果】本発明の好気処理槽は、上述の構成によ
り、構造が簡単かつ維持・管理が容易であり、低コスト
でありながら、多量の微生物を固定することができるの
で、汚水の処理能力に優れている。さらに、請求項2記
載の好気処理槽は、上述の構成により、上記効果に加え
て、散気あるいは逆洗効率を向上させることができるの
で、より優れた汚水の処理能力を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いられる接触材の長さ方向における
断面図を表す。
【図2】本発明で用いられる接触材の長さ方向に垂直な
面における断面図を表す。
【図3】本発明で用いられる接触材をr≦L<1.95
rの間隔で2本並べた場合の模式図を表す。
【図4】本発明で用いられる接触材をL=rの間隔で2
本並べた場合の模式図を表す。
【図5】aは実施例1及び2で用いられた好気処理槽の
底面に平行な面における断面図を表し、bは実施例1及
び2で用いられた好気処理槽の底面に垂直な面における
断面図を表す。
【図6】aは比較例1で用いられた好気処理槽の底面に
平行な面における断面図を表し、bは比較例1で用いら
れた好気処理槽の底面に垂直な面における断面図を表
す。
【図7】aは比較例2で用いられた好気処理槽の底面に
平行な面における断面図を表し、bは比較例2で用いら
れた好気処理槽の底面に垂直な面における断面図を表
す。
【図8】接触材非充填部を省いた態様の本発明の好気処
理槽であり、aは好気処理槽の底面に垂直な面における
断面図を表し、bは好気処理槽の底面に平行な面におけ
る断面図を表す。
【図9】実施例3において用いられた紐状固定部材の下
端部が、全面曝気式散気装置に固定されている状態を示
す模式的斜視図を表す。
【図10】実施例4において用いられた紐状固定部材の
下端部が、全面曝気式散気装置に固定されている状態を
示す模式的斜視図を表す。
【図11】実施例5において用いられた紐状固定部材の
下端部が、全面曝気式散気装置として構成されている状
態を示す模式的斜視図を表す。
【図12】実施例5において用いられた紐状固定部材の
下端部が、全面曝気式散気装置として構成されている状
態を示す模式的側面図を表す。
【符号の説明】
1 接触材 2 好気処理槽 3 散気装置 11 紐状固定部材 12 揺動部材 31 散気部(散気管) 32 送気管 33 散気管 34 ツバ付きエルボ 35 短管 36 エルボ 4 筒状体 40 筒状部 41 重ね織り部 42 縫合部 43 肉厚織り部 44 Oリング 5 固定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D003 AA01 AA08 AA17 AB02 EA17 EA18 EA22 EA25 EA30 EA35 FA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 好気性微生物を用いて汚水を浄化する好
    気処理槽であって、前記好気処理槽は、接触材を充填し
    てなるものであり、前記接触材は、紐状固定部材、及
    び、前記紐状固定部材の長さ方向にわたって前記紐状固
    定部材に放射状に突設した複数の紐状の揺動部材からな
    るものであり、隣接する前記紐状固定部材の間隔(L)
    が、隣接する前記紐状固定部材に突設された前記揺動部
    材の突設半径(r)の1.95倍より小さくなされ、前
    記接触材の直下に全面曝気式散気装置が設けられてなる
    ことを特徴とする好気処理槽。
  2. 【請求項2】 紐状固定部材の下端部が全面曝気式散気
    装置として構成されてなることを特徴とする請求項1記
    載の好気処理槽。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029943A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Kanazawa Univ 微生物担体及び排水処理装置
JP2010042372A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Sato Kogyo Co Ltd 水浄化システム及び水浄化方法
JP2015231603A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 株式会社ウェルシィ アンモニア態窒素含有水の処理方法
US10165877B2 (en) 2012-10-02 2019-01-01 Runway Blue, Llc Stackable container system

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