JP2001029948A - 開水路用紫外線消毒装置 - Google Patents

開水路用紫外線消毒装置

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JP2001029948A
JP2001029948A JP11206666A JP20666699A JP2001029948A JP 2001029948 A JP2001029948 A JP 2001029948A JP 11206666 A JP11206666 A JP 11206666A JP 20666699 A JP20666699 A JP 20666699A JP 2001029948 A JP2001029948 A JP 2001029948A
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栄一 石山
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    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/30Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation
    • C02F1/32Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation with ultraviolet light
    • C02F1/325Irradiation devices or lamp constructions

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開水路を流れる処理水量の変動の影響を受け
ることなく、安定した消毒機能を果たすことができるよ
うにする。 【解決手段】 1又は複数個の紫外線ランプ1を具備す
る紫外線照射モジュールM1であって、該モジュールの
上部の所定位置に密閉板7を設けてなるものを、設置す
る開水路5の幅に合わせて1又は複数個配置する。少な
くとも密閉板7の高さを越える水位の水を止めるよう
に、開水路5の幅に合わせた1対の止水板9を、該モジ
ュールの前後に配置し、処理水を止水板9で止めて紫外
線照射モジュールの密閉板7の下を通るようにし、安定
した紫外線照射を行う。紫外線照射モジュールの所定位
置に密閉板を設けてなるため、モジュールを開水路内に
設置することで自動的に密閉板が所定位置が設定され
る。適用する開水路の幅に合わせて任意数のモジュール
を併設することができ、汎用性がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開水路型の下水路
に放流された二次処理水(微生物による汚水処理済み
水)等を、紫外線照射によって消毒するための開水路用
紫外線消毒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、開放型の下水路の下水中の殺菌を
行う紫外線照射装置は、図3に示すように、紫外線ラン
プ1を内蔵した石英ガラス製の紫外線透過管2を枠体3
に縦・横(多列、多段)に所定間隔で複数本取り付けて
なると共に、各ランプ1をランプ用電源4に配線接続し
てなり、これを開放型の下水路(開水路)5内に浸漬
し、開水路を流れる処理水中の病原細菌を紫外線照射に
より殺菌、消毒するものである。ところで、下水処理水
はそれ自体紫外線を吸収するため、ランプ1から距離が
離れるにしたがって紫外線強度は指数的に減衰する。こ
のため、処理水中の病原細菌に所定の紫外線を照射し、
確実な消毒をはかるためにはランプ1からもっとも離れ
た処理水にも一定以上の紫外線が照射されるようにラン
プ配置を決定する必要がある。
【0003】開水路型紫外線消毒装置においては,自由
水面を有しているため、上記の必要に照らし、最上段ラ
ンプと水面との距離を一定とすることが必要となる。す
なわち、処理水の流量は、時間的要因や季節的な要因に
よって変動することが多く、開水路5内に紫外線照射装
置を設置するに当たっては、処理水の流量変動に伴う開
水路5の水位の保持、制御を行う必要がある。開水路5
の水位が高過ぎて、紫外線照射装置より上方を通過する
下水と紫外線ランプ1との距離が長くなった場合には、
この部分の下水に対して十分な紫外線照射を行うことが
できないために、著しい殺菌効率の低下を招き、所期の
殺菌結果が得られない問題があり、また、下水路の水位
が低くて、紫外線ランプ1の透過管2が空中に露出した
場合には、紫外線透過管2が乾燥して下水の硬度成分等
の汚染物質が付着して汚れ易いという問題があった。
【0004】このための従来の対策としては、処理水流
量の変動に伴う水位変動を解消してできるだけ一定水位
に制御するために、フラップゲート、特殊固定堰、自動
調整ゲートなどの水位制御装置を設けることが行われて
いた。しかし、従来知られた水位制御装置には一長一短
がある。例えば、フラップゲートは、通水の押し圧とカ
ウンタウェイトのバランスによってフラップ開度が自動
的に調整されて水位制御するものであるが、一定の流量
以下になると制御機能が発揮されなくなってしまうとい
う欠点がある。また、特殊固定堰は、開水路に適用され
る全幅堰の越流部長を長く取るために、ジグザグ式に折
りたたんだ構造の堰からなるものであり、水位変動に対
して越流水深の変動ができるだけ小さくなるようにした
ものである。この特殊固定堰は通水が停止しても一定の
水深を確保できるためランプが空点灯する恐れはない
が、流量が増えたときに設計水深を確保するためには相
当長い堰長を必要とするため、大きな設置面積を必要と
するとともにコストが高くなるという欠点がある。ま
た、自動調整ゲートはコストが高いものであった。
【0005】比較的単純かつ安価な対策としては、開水
路5の水位を、紫外線照射装置の上面より僅かに上位に
維持するために、図3に示すように、紫外線照射装置の
処理水の流出側の水路に所定高さの直線状の固定堰(全
幅積)6を設置することが行われている。しかし、固定
堰6を設けただけでは、処理水が急激に増加したとき、
堰6の越流水位が高くなり、結果的に、紫外線照射装置
の箇所における処理水の水位が上がり、十分な紫外線照
射を行うことができず、殺菌効率の低下を起こし、所期
の殺菌結果が得られないという問題が残る。この点に鑑
みて、本出願人の出願に係る特開平10−85735号
においては、紫外線照射装置の上方に遮蔽パネルカバー
を着脱自在に設置することが示されているが、適用する
個々の開水路毎にかかる遮蔽パネルカバーを製造しなけ
ればならず煩雑であると共にコスト高ともなり、また、
遮蔽パネルカバーが紫外線照射装置とは分離されている
がために該遮蔽パネルカバーを適切な高さ位置に配置す
る作業を必要としており、故に、如何にして、紫外線照
射装置の紫外線ランプと遮蔽パネルカバーとの間に所定
の距離を設定しつつ遮蔽パネルカバーを安定して設置す
るのか、等々の点で、改善されるべき課題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、開水路用紫外線消毒装置におい
て、紫外線ランプ設置箇所における処理水の水位を一定
に保つことができるようにすることで、開水路を流れる
処理水量の変動の影響を受けることなく、安定した殺菌
・消毒機能を果たすことができるようにしようとするも
のであり、そのために、使い勝手がよく、比較的簡単か
つ低コストな構成からなる開水路用紫外線消毒装置を提
供しようとするものである。また。異なるサイズの開水
路に対しても適用し易い汎用性のある開水路用紫外線照
射モジュールを備えた開水路用紫外線消毒装置を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る開水路用紫
外線消毒装置は、1又は複数個の紫外線ランプを具備す
る紫外線照射モジュールであって、該モジュールの上部
の所定位置に密閉板を設けてなるものを、設置する開水
路の幅に合わせて1又は複数個配置し、少なくとも前記
密閉板の高さを越える水位の水を止めるように、前記開
水路の幅に合わせた1対の止水板を、前記1又は複数個
の紫外線照射モジュール配置の前後に配置してなり、前
記開水路を流れる水を前記止水板で止めて前記紫外線照
射モジュールの密閉板の下を通るようにしたことを特徴
とするものである。
【0008】本発明によれば、紫外線照射モジュールそ
れ自体において密閉板を具備しており、少なくとも密閉
板の高さを越える水位の水を止めるように、開水路の幅
に合わせた1対の止水板を、紫外線照射モジュール配置
の前後に配置することで、開水路を流れる水が止水板で
止められて密閉板の下にもぐり込み、紫外線照射モジュ
ールの密閉板の下を通るようにされる。従って、紫外線
ランプ設置箇所における処理水の水位を一定に保つこと
ができ、開水路を流れる処理水量の変動の影響を受ける
ことなく、安定した殺菌・消毒機能を果たすことができ
るようになる。また、紫外線照射モジュールの上部の所
定位置に密閉板を設けてなるため、紫外線照射モジュー
ルを開水路内に設置することで自動的に密閉板が所定の
高さ位置が設定されることとなり、従来技術のように紫
外線照射装置とは分離された遮蔽パネルカバーを適切な
高さ位置に配置する作業を必要としていたものに比べ
て、はるかに容易に取り付け作業を行うことができると
共に、紫外線ランプに対する処理水の水位上限(密閉板
の高さ)の関係も容易かつ確実に設定することができ
る。また、紫外線照射モジュールに密閉板が付属してい
るため、適用する開水路の幅に合わせて任意の複数個の
紫外線照射モジュールを増加併設するだけで、上部の密
閉板の連結によって密閉蓋が形成されることとなり、異
なるサイズの開水路に対しても適用し易い汎用性のある
装置を提供することができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明しよう。図1は本発明に係
る開水路用紫外線消毒装置の一実施例の一部断面側面略
図であり、図2は同実施例の横断面略図である。図示の
例において、図1に示されるように、1個の紫外線照射
モジュールM1は、複数の紫外線ランプ1を所定間隔で
縦に一列に配列してなるもので、各ランプ1は前述と同
様に石英ガラス製の紫外線透過管2内に収納されて枠体
(フレーム)3に固定されている。枠体3は、一対のた
て枠3a,3bと上部横枠3cとからなる。紫外線照射
モジュールM1の上部の所定位置にはランプ1の長手方
向に沿って蓋ができるように密閉板7が設けられてい
る。例えば、密閉板7はたて枠3a,3bの所定箇所に
溶接等によって固定されている。密閉板7の長さは、図
1に示すように、紫外線ランプ1の全長をカバーしうる
ように所定の長さを有し、密閉板7の横幅は1つのモジ
ュールM1の横幅をカバーしうるように所定の幅を有す
る。
【0010】適用する開水路5の横幅に合わせて、1又
は複数個の紫外線照射モジュールを併設する。この例で
は、図2に示すように、4個の紫外線照射モジュールM
1,M2,M3,M4を併設する例が示されている。図
2に示すように、各モジュールM1〜M4の各密閉板7
が同じ高さで密接して並び、これらが連結して、各モジ
ュールM1〜M4の紫外線照射部を上からくまなく蓋う
密閉蓋が形成されることになる。なお、図2の例では、
1個の紫外線照射モジュールM1におけるランプ列はた
て一列であるが、二列またはそれ以上のランプ列を1個
の紫外線照射モジュールM1が有するようにしてもよい
のは勿論である。
【0011】一方、少なくとも密閉板7の高さを越える
水位の水を止めるように、開水路5の横幅に合わせた1
対の止水板9が、紫外線照射モジュールM1〜M4の配
置の前後に配置される。止水板9は、開水路5の両側壁
上部等の適宜箇所に図示しない適宜の手段で固定され、
開水路5の上面から下方に所定距離だけ延び、その部分
で水を止めることで、水を下方に誘導する。これらの1
対の止水板9と各モジュールM1〜M4の密閉板7とを
適宜の手段により連結し、水が密閉板7の上に溢れ出な
いようにする。図示の実施例では、図1に示すように、
止水板9の下辺における密閉板7との連結箇所において
チャネル溝形状のガイド(横方向ガイド)10を設け、
密閉板7における対応する連結箇所においては下向きに
折り返してなる下向き縁部7aを形成し、ガイド10の
チャネル溝に密閉板7の下向き縁部7aが嵌まり込み、
水封がなされるようにする。その際、図示のように、パ
ッキン8をガイド10のチャネル溝に沿って敷設し、ガ
イド10のチャネル溝における密閉板7の下向き縁部7
aとの連結箇所の隙間を調整して水封を確実にするのが
よい。
【0012】同様のガイド(たて方向ガイド)11は、
図2に示すように、各モジュールM1〜M4間の密閉板
7相互の連結部分においても設けるとよい。これらのた
て方向ガイド11は、その一端が一方の止水板9に溶接
等によって固定され、その多端が他方の止水板9に溶接
等によって固定される。また、たて方向ガイド11は水
路5の両側壁に接する箇所にも設けられる。このたて方
向ガイド11のチャネル溝に嵌まり込むように各密閉板
7の両辺部にも下向き縁部7bが設けられる。すなわ
ち、各密閉板7は四辺に下向き縁部7a,7bが形成さ
れた蓋形状を成している。また、上述と同様に、図示の
ように、パッキン8をガイド11のチャネル溝に沿って
敷設し、ガイド11のチャネル溝における密閉板7の下
向き縁部7bとの連結箇所の隙間を調整して水封を確実
にするのがよい。
【0013】このようにして、各モジュールM1〜M4
の密閉板7が一体となって水密な蓋となり、1対の止水
板9に設けられた各密閉用ガイド10,11を蓋受け部
として、各モジュールM1〜M4の配置された開水路5
の箇所を上方から水封カバーする。その際、密閉板7の
蓋が下からの水圧によって不安定に押し上げられたりし
ないように、適宜の押圧機構により紫外線照射モジュー
ルM1〜M4を密閉用ガイド10,11に対して上から
押しつけるようにするのがよい。図示の例では、適宜数
(例えば2個)の押さえバー12により、紫外線照射モ
ジュールM1〜M4の上部横枠3cを押さえつけること
により、紫外線照射モジュールM1〜M4を密閉用ガイ
ド10,11に対して上から押しつけるようにしてい
る。押さえバー12は単に上部横枠3cの上に置くだけ
であり、脱着自在である。この押さえバー12は、一例
として図2に示すように、その両端部が、開水路2の両
側壁上部に埋め込まれたボルト13に嵌合し、該ボルト
13に螺合するナット14による締め付けによって下向
きに付勢され、ナット14の締め付け調整によって押さ
えバー12による下向きの押圧力を可変調整できるよう
になっている。勿論、その他の押圧調整機構が採用可能
である。例えば、スプリング等を利用してもよい。ま
た、モジュールM1〜M4の自重によって適度な水封が
期待できる場合は、押さえバー12等の特別の押圧機構
を用いなくてもよい。
【0014】以上の構成によって、開水路5を流れてき
た処理水は、紫外線照射モジュールM1〜M4の前後に
設けられた止水板9によって紫外線照射部に誘導される
こととなる。紫外線照射部に導かれた処理水はモジュー
ルM1〜M4の上部に設けられた密閉板7によってさえ
ぎられるため、上方に溢れ出ることなく、密閉板7の位
置によって決められる一定距離以内を通過することによ
り流量変動のいかんにかかわらず一定の照射距離が保た
れ、一定の紫外線照射を確実に行うことが可能である。
すなわち、開水路5を流れる処理水の水量が増した場合
でも、各モジュールM1〜M4の配置された箇所におけ
る水位が密閉板7の高さに保持されることとなり、安定
した紫外線消毒を行うことができるようになる。このた
め、特別な水位制御機構が必要なくなり、コスト削減、
スペース削減が可能となる。
【0015】ところで、従来と同様に、開水路5の下流
側、すなわち、紫外線照射モジュールM1〜M4による
処理済み水の流出側の水路に所定の高さの直線状固定堰
6を敷設することによって、開水路5を流れる処理水の
水量が少ない場合でも、紫外線照射モジュールM1〜M
4の配置箇所における処理水の水位を所定位置に保つこ
とができる。
【0016】次に、密閉板7が無い従来式の場合と,本
発明による密閉板7を使用した場合の処理流量と効果の
関係を実験により調べたので、その結果を表1に示す。
実験条件は下記の通りである。 水質:下水二次処理水 入口大腸菌群数:4,000〜9,000個/ml 実験装置:65W紫外線ランプを6本使用(2段*3列
配置) 後段の固定堰:堰幅1mの全幅堰
【0017】
【表1】 上記実験例から、本発明によれば,処理流量が大幅に増
加した場合においてもショートパスによる急激な処理効
果の低下が生じず、安定した殺菌を達成できることが確
かめることができた。
【0018】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、紫外線照
射モジュールそれ自体において密閉板を具備しており、
少なくとも密閉板の高さを越える水位の水を止めるよう
に、開水路の幅に合わせた1対の止水板を、紫外線照射
モジュール配置の前後に配置することで、開水路を流れ
る水が止水板で止められて密閉板の下にもぐり込み、紫
外線照射モジュールの密閉板の下を通るようにされるの
で、紫外線ランプ設置箇所における処理水の水位を一定
に保つことができ、開水路を流れる処理水量の変動の影
響を受けることなく、安定した殺菌・消毒機能を果たす
ことができるようになる。また、紫外線照射モジュール
の上部の所定位置に密閉板を設けてなるため、紫外線照
射モジュールを開水路内に設置することで自動的に密閉
板が所定の高さ位置が設定されることとなり、従来技術
のように紫外線照射装置とは分離された遮蔽パネルカバ
ーを適切な高さ位置に配置する作業を必要としていたも
のに比べて、はるかに容易に去り付け作業を行うことが
できると共に、紫外線ランプに対する処理水の水位上限
(密閉板の高さ)の関係も容易かつ確実に設定すること
ができる。また、紫外線照射モジュールに密閉板が付属
しているため、適用する開水路の幅に合わせて任意の複
数個の紫外線照射モジュールを増加併設するだけで、上
部の密閉板の連結によって密閉蓋が形成されることとな
り、異なるサイズの開水路に対しても適用し易い汎用性
のある装置を提供することができるようになる。また、
特殊な定水位装置が必要無くなるため、全体としてのコ
ストを1割程度削減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る開水路用紫外線消毒装置の一実
施例の一部断面側面略図。
【図2】 同実施例の横断面略図。
【図3】 開水路用紫外線消毒装置の従来例を示す一部
断面側面略図。
【符号の説明】
1 紫外線ランプ 2 紫外線透過管 3 枠体 M1〜M4 紫外線照射モジュール 5 開水路 6 固定堰 7 密閉板 8 パッキン 9 止水板 10,11 ガイド 12 押さえバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月16日(1999.12.
16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は複数個の紫外線ランプを具備する
    紫外線照射モジュールであって、該モジュールの上部の
    所定位置に密閉板を設けてなるものを、設置する開水路
    の幅に合わせて1又は複数個配置し、 少なくとも前記密閉板の高さを越える水位の水を止める
    ように、前記開水路の幅に合わせた1対の止水板を、前
    記1又は複数個の紫外線照射モジュール配置の前後に配
    置してなり、 前記開水路を流れる水を前記止水板で止めて前記紫外線
    照射モジュールの密閉板の下を通るようにしたことを特
    徴とする開水路用紫外線消毒装置。
  2. 【請求項2】 前記紫外線照射モジュールは、複数の紫
    外線ランプを所定間隔で縦に配列してなるランプ列を少
    なくとも一列有する請求項1に記載の開水路用紫外線消
    毒装置。
  3. 【請求項3】 前記止水板と密閉板との連結部分におい
    て水封用の密閉ガイドを設けることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の開水路用紫外線消毒装置。
  4. 【請求項4】 前記紫外線照射モジュールを複数具備す
    る場合は、各モジュール間の前記密閉板相互の連結部分
    において水封用の密閉ガイドを設けることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載の開水路用紫外線消毒
    装置。
  5. 【請求項5】 前記密閉ガイドは、連結箇所の隙間を調
    整しうるようパッキンを有する請求項3又は4に記載の
    開水路用紫外線消毒装置。
  6. 【請求項6】 前記密閉ガイドが前記止水板の所定位置
    に固定され、該止水板が開水路の所定位置に固定され、
    前記紫外線照射モジュールを前記密閉ガイドに対して押
    しつけるための押圧機構を具備することを特徴とする請
    求項3乃至5のいずれかに記載の開水路用紫外線消毒装
    置。
  7. 【請求項7】 前記押圧機構は、前記紫外線照射モジュ
    ールのフレームを上部から押さえつけるための押さえバ
    ーと、この押さえバーを調整可能に押圧する押圧調整機
    構とを具備する請求項6に記載の開水路用紫外線消毒装
    置。
  8. 【請求項8】 1又は複数の紫外線ランプを所定間隔で
    縦に配列してなるランプ列を少なくとも一列有する紫外
    線照射モジュールであって、該モジュールの上部の所定
    位置に密閉板を設けてなることを特徴とする開水路用紫
    外線消毒のための紫外線照射モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006521200A (ja) * 2003-03-27 2006-09-21 オテヴェ・ソシエテ・アノニム 紫外線水殺菌装置
JP2013136030A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Nishihara Environment Co Ltd 紫外線処理装置
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