JP2001029322A - 体重計付き体脂肪計 - Google Patents

体重計付き体脂肪計

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JP2001029322A JP11203503A JP20350399A JP2001029322A JP 2001029322 A JP2001029322 A JP 2001029322A JP 11203503 A JP11203503 A JP 11203503A JP 20350399 A JP20350399 A JP 20350399A JP 2001029322 A JP2001029322 A JP 2001029322A
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 足で乗ることにより、体重を測定できるとと
もに体脂肪率を測定することもできる体重計付き体脂肪
計において、生体インピーダンスの測定に用いられる電
極のストレイキャパシティが変化することによる、生体
インピーダンスの測定が不安定になることを防ぎ、測定
精度の向上が図られた体重計付き体脂肪計を提供するこ
とである。 【解決手段】 両足を末端として人体の生体インピーダ
ンスを測定するための四つの電極3、4、5、6のう
ち、電極3、4を電極用固定支持部13、14に配置す
る。この電極用固定支持部13、14は、体重を測定す
るための測定台2より分離され、本体1における筐体を
なすベース金具11に一体に取り付けられているので、
測定台2の体重測定に伴う変位に関わらず、電極3、4
を固定して支持することができる。これにより、少なく
とも、電極3、4については、測定台2の変位に影響さ
れることなく、ストレイキャパシティの変化を防ぐこと
ができるので、生体インピーダンスの測定の不安定を低
減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、体重計と一体に
組み込まれた、体重計付き体脂肪計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より健康維持の観点から体内の脂肪
率が注目されている。体脂肪率が増加すると成人病等を
引き起こすおそれがあるが、体脂肪率を測定することに
より成人病の予防を図ることができる。
【0003】この体脂肪率を測定するための体脂肪計と
して、体重計と一体に組み込まれた体重計付き体脂肪計
がある。図7は、この体重計付き体脂肪計の一例とし
て、特公平5−49050に記載されたものを示してい
る。この図7に示される体重計付き体脂肪計50は、被
検者の体重を測定するための測定台51の表面に、四つ
の電極52が配設されている。
【0004】この四つの電極は、両足を末端として被検
者の生体インピーダンスを測定するための電極であり、
人体の内部に電流を導通させるための一対の電流路形成
電極と、前記電流によって生ずる電位差を測定するため
の一対の電圧測定用電極とからなっている。
【0005】また、体重計付き体脂肪計50には、体脂
肪率を求める上で前記生体インピーダンスとともに必要
である被検者の個人データ(例えば、身長や性別等)を
入力するための操作部や、体脂肪率や体重値等を表示す
るための表示部が設けられる。その他、前記個人データ
や生体インピーダンスに基づいて体脂肪率の演算を行う
ための演算部等を内部に備えている。
【0006】そして、被検者が測定台51に乗ると、体
重が測定できるとともに、被検者の足の裏面が前記電極
52に接触することによって生体インピーダンスの測定
も行われる。そして、被検者が操作部の操作を介して個
人データを入力すると、測定結果としての体脂肪率が表
示部に表示される。
【0007】このような体重計付き体脂肪計によると、
被検者が測定台51に乗ることにより、体重を測定でき
るとともに、生体インピーダンスを測定することもで
き、これらの測定結果から、体脂肪率を求めることもで
き、便利である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記生体イン
ピーダンスを測定するにあたり、前記測定台51の表面
に設けられる四つの電極を介して、数10KHz以上の
交流信号が導通される。そして、これらの電極として、
人体の皮膚との間での接触抵抗を低減するべく、広い面
積のものが用いられる。従って、これら電極と、各支持
構造をなす導体部分等のうち電極と対向する関係にある
部分との間で、いわゆるストレイキャパシティと呼ばれ
る静電容量が形成されることになる。
【0009】このストレイキャパシティと、電極周辺の
構造との関係について説明する。測定台に設けられる電
極と、電極周辺の固定された導体部分との対向面積およ
び距離の平均をそれぞれS、D、真空の誘電率をε0
周囲に存在する例えば、樹脂や空気の総合的な比誘電率
をεS とすると、ストレイキャパシティCSは、(1)
式のように表される。
【0010】 CS =(ε0・εS・S)/D (1) 一方、前記測定台51は、内部のロードセル弾性体に直
接に取り付けられて支持されたり、一旦レバーに取り付
けられ、レバーを介してコイルバネで支持される構造と
なっている。そして、被検者が測定台51に乗ると、こ
れらロードセル弾性体やコイルバネが測定台51ととも
に変位することによって、体重が測定される。かかる測
定台51が変位する動きとして、被検者の体重の付加に
よる上下方向の変位の他、測定台51上の被検者の直立
姿勢時のふらつきによって生ずる弾性体の捻れによる、
左右の揺れや回転変位をも生ずる。
【0011】従って、測定台51の上に乗って生体イン
ピーダンスの測定を行うと、前記測定台51の変位に伴
うストレイキャパシティの変化を生じ、その変化が生体
インピーダンスの測定に影響を与える。そして、このス
トレイキャパシティの変化は、上記(1)式より分かる
ように、上記Dに対する測定台の変位によって決まる。
【0012】そして、この体重計付き体脂肪計は可能な
限り薄型に設計されるが、今後より薄型とされる傾向が
強まると考えられ、生体インピーダンスの測定に対する
前記ストレイキャパシティの変化がより強く影響するこ
とになると考えられる。
【0013】さらに、日常の生活様式を考慮すると、こ
のような体重計付き体脂肪計が測定にとって好ましい状
態に管理されることは稀であり、前記測定台の表面が濡
れたり汚れたりすることが多い。特に、人間にとって足
の裏の管理は容易でないが、従来の構造では、常時広い
面積で濡れたり汚れた足の裏が接触することになり、生
体インピーダンスの測定に対する誤差を生じ易い。
【0014】そこで、本発明は、生体インピーダンスの
測定を安定して行うことができ、測定精度の向上が図ら
れた、体重計付き体脂肪計を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明にかかる体重計付き体脂肪計は、被検者の左
足と右足とに対応させて各一つづつ配設され被検者の人
体内部に電流を導通させるための一対の電流路形成電
極、および被検者の左足と右足とに対応させて各一つづ
つ配設され前記電流によって生ずる人体の二点間の電位
差を測定するための一対の電圧測定用電極からなり、両
足を末端とする人体の生体インピーダンスを測定するた
めの電極群と、被検者が表面に足で載ることによって体
重を測定することができ、該体重の測定に伴って変位を
生ずる測定台が設けられた本体とを備え、足で載ること
によって、体重を測定できるとともに、足の裏側を前記
電極群に接触させることによって前記生体インピーダン
スを測定できるようにされており、前記測定台から分離
されており、前記本体における筐体をなすいずれかの部
分と一体をなし、前記電極の少なくとも一つが表面に配
設される電極用固定支持部が設けられている(請求項
1)。
【0016】本発明の体重計付き体脂肪計は、前記生体
インピーダンスの測定のための電極群に含まれる四つ電
極のうち、少なくとも一つが前記電極用固定支持部に配
設されている。そして、この電極用固定支持部は、前記
本体における測定台以外の筐体をなすいずれかの部分と
一体をなすように設けられている。従って、電極用固定
支持部は、本体の筐体部分に固定されているので、体重
の測定に伴い前記測定台の変位を生じても、該測定台の
変位する動きと無関係である。これにより、電極用固定
支持部に配設される電極については、ストレイキャパシ
ティの変化を生ずることがないので、該ストレイキャパ
シティの変化に伴う生体インピーダンスの測定の不安定
を低減させることができ、該測定の精度を高めることが
できる。
【0017】前記電極群に含まれる電極のうち、電極用
固定支持部に配設される電極以外の電極については測定
台に配設される。
【0018】また、電極用固定支持部は測定台から分離
されるので、被検者が体重を測定するべく測定台に乗っ
ても、電極用固定支持部に配設された電極(以下、「固
定電極」ともいう)には足の裏側を接触しないようにで
きる。
【0019】これにより、固定電極については、生体イ
ンピーダンスを測定する時に限って足の裏を接触させる
ようにすればよいので、長時間にわたって固定電極に足
の裏を接触させる必要がない。従って、被検者の足の裏
が汚れていたり濡れていても、固定電極については、足
の裏を長時間にわたって接触させることに伴う濡らした
り汚したりすることを低減することができる。これによ
り、生体インピーダンスの測定誤差を低減することがで
きる。
【0020】そして、前記電極用固定支持部について、
該電極用固定支持部に配設される電極を前記測定台の前
方に位置するように設け、かつ、その表面が前記測定台
の表面と略同一の位置又は低い位置となるように設ける
ことができる(請求項2)。
【0021】これにより、被検者は、生体インピーダン
スの測定を行うにあたり、測定台の前方の電極用固定支
持部に配設された電極への足の裏側の接触を、足の指の
裏側の接触によることができる。そして、固定電極につ
いては、該電極に対応する足の指の裏側を接触させるか
接触させないかを、かかる足の指を必要に応じて伸ばし
たり折り曲げたり反らせたりすることによって、容易に
選択することができる。
【0022】しかも、測定台に乗って体重を測定する通
常の姿勢を維持したまま、生体インピーダンスを測定し
たい時に、前記足の指を接触させるようにすればよい。
【0023】そして、測定台の前方に固定電極を設ける
ようにすることにより、該固定電極と測定台に配設され
る電極との沿面距離を長くすることができるので、かか
る電極間に不要な静電容量や低インピーダンス回路が形
成されることを防ぐことができる。これにより、生体イ
ンピーダンスの測定を安定にすることもできる。
【0024】そして、前記電極用固定支持部を、その表
面が前記測定台の表面より低い位置となるように設ける
こともできる(請求項3)。この場合には、生体インピ
ーダンスを測定するにあたり、固定電極に対応する足の
指を下方に折り曲げるようにすることによって、該足の
指の裏側を固定電極に接触させることができる。
【0025】また、被検者の足の左右に対応させて一対
の前記電極用固定支持部を配設し、該左右の足に対応す
る電極用固定支持部の各々に少なくとも一つの電極を配
設することもできる(請求項4)。これにより、電極用
固定支持部の左右の足の各々に対応する部分に配設され
る電極の各々に、左右の足の指の裏側を接触させて生体
インピーダンスを測定することができる。
【0026】また、前記電極用固定支持部に配設される
電極に、電圧測定用電極を含める構成とすることができ
る(請求項5)。生体インピーダンスの測定するにあた
り、前記電圧測定用電極に接続される人体の電位差を測
定するための回路は、一般にインピーダンスが高い。そ
のため、電圧測定用電極に対するストレイキャパシティ
は、生体インピーダンスの測定により影響を与え易い。
従って、電圧測定用電極を電極用固定支持部に配設して
固定して支持することにより、そのストレイキャパシテ
ィの変化に伴う生体インピーダンスの測定に対する影響
を防ぐことができる。そして、前記一対の電圧測定用電
極を、ともに前記一対の電極用固定支持部に設けると
(請求項6)、より生体インピーダンスの測定を安定に
することができる。
【0027】また、前記電極群に含まれる四つの電極の
全てを前記一対の電極用固定支持部に設けるようにする
と(請求項7)、全ての電極について、ストレイキャパ
シティが変化することによる影響を防ぐことができる。
【0028】また、前記電極用固定支持部が測定台の前
方に設けられる場合について、前記電極用固定支持部に
配設される電極を、操作キーと兼用することもできる
(請求項8)。この場合には、電極用固定支持部に配設
される電極は、被検者が測定台に乗った通常の姿勢で、
足の指を接触させることができる。そして、該電極を操
作キーと兼用することにより、該電極を足の指で操作で
きるので、被検者は測定台に乗った通常の姿勢を維持し
つつ、操作を進めることが可能になる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1乃至図6に基づいて説明する。
【0030】図1(a)は、本発明の実施の形態に係る
体重計付き体脂肪計10を上方より眺めた平面図であ
る。また、図1(b)は、図1(a)におけるI−I線
矢視図である。体重計付き体脂肪計10は、体重計を含
んでなる本体1に、体脂肪計として機能する各種の部材
が一体に組み込まれた構成とされている。
【0031】本体1は、体重を測定するための測定台2
を備えている。そして、本体1の内部には、図1に図示
されないロードセルが設けられており、測定台2の表面
の上に載置された物の重量を検出できるようになってい
る。そして、被検者が測定台2の表面に両足で載ると、
被検者の体重に応じて測定台2の変位を生ずるととも
に、ロードセルの変位を生じて体重を測定できる。ま
た、測定台2の表面には、後に説明する電極5、6が配
設されている。
【0032】また、本体1には、操作部7及び表示部8
が配設されている。操作部7は、これを操作することに
よって、体脂肪率を求める上で必要な被検者の個人デー
タを入力できるようになっており、個人データの入力に
必要な多くの操作キーを備えている。この個人データに
は被検者の身長データや性別や年齢等がある。なお、こ
の個人データのうち、被検者の体重データについては、
この本体1によって測定されたものが用いられるように
されている。
【0033】そして、操作部7には、操作キーとして、
個人データの項目の選択を行うための選択キーや数値デ
ータを入力するための数値キー等も備わっている。ま
た、操作部7に備わる操作キーの操作によって、体脂肪
計10の電源オン(ON)やオフ(OFF)の他、体重
の測定と生体インピーダンスの測定を切り替えたり、生
体インピーダンスの測定を開始することもできるように
なっている。
【0034】表示部8には、前記操作部7を介して入力
された各種のデータが表示され、また最終的な測定結果
としての体脂肪率の他、本体1によって測定された体重
も表示される。
【0035】また、電極を配設するための一対の電極用
固定支持部13、14が、測定台2に対する前方におけ
る左右に設けられている。そして、電極用固定支持部1
3には電極3が配設されており、電極用固定支持部14
には電極4が配設されている。
【0036】電極用固定支持部13、14は、本体1に
おける筐体の一部をなすベース金具11に、一体をなす
ように取り付けられている。そして、電極用固定支持部
13、14は、上記体重測定に伴う測定台2の変位に関
わらず、常に固定して支持される。
【0037】また、電極用固定支持部13、14は、そ
の表面が測定台2の表面より低い位置となるように設け
られている。これにより、電極用固定支持部13、14
に設けられる電極3、4の表面が、測定台2の表面より
低い位置となるようにされている。
【0038】そして、前記電極3、4、5、6からなる
電極群は、これらに被検者の人体を接触させることによ
って被検者の生体インピーダンスを測定するためのもの
である。これら電極群は、人体の内部に電流を導通させ
るための一対の電流路形成電極と、該電流によって生ず
る電位差を測定するための一対の電圧測定用電極とから
なっている。
【0039】この体脂肪計10にあっては、被検者が測
定台2の上に乗ることによって体重を測定できるととも
に、前記電極3、5を左足の裏に接触させ、前記電極
4、6を右足の裏に接触させることにより、両足を末端
とする生体インピーダンスを測定することもできる。
【0040】そして、電極5、6については、図1に示
されるように、左足の踵部分および右足の踵部分に安定
して接触させ得るように配設されている。また、電極
3、4については、足の指を折り曲げるようにすること
によって(図1(b)、矢印20参照)、足の指の裏側
を接触させることができる。即ち、電極3、4が配設さ
れる電極用固定支持部13、14の表面は測定台2の表
面より低い位置にあるので、足の指を伸ばした通常の状
態で測定台2の上に乗っても、電極3、4に足の指の裏
を接触させることはできない。これにより、被検者の足
の裏が濡れていたり汚れている場合に、体重の測定に伴
って足の裏が電極に接触したままとなることによって生
ずる電極が濡れたり汚れたりすることを、電極3、4や
その周辺については低減することができる。
【0041】この図1では、より好ましい例として電極
用固定支持部13、14を測定台2より低い位置とする
例を図示しているが、電極用固定支持部13、14の表
面と測定台2とを略同一の高さとなるようにするのであ
っても構わない。この場合でも、測定台2に乗って体重
を測定するに際して、足の指を上方に反らせるようにす
ることにより、電極3、4に足の指が接触しないように
できるからである。
【0042】このように、電極3、4やその周辺が濡れ
たり汚れたりすることを低減することによって、該電極
3、4が濡れる等の状態となることに伴う生体インピー
ダンスの測定に対する誤差を低減し、生体インピーダン
スの測定を安定化させ測定精度を高めることができる。
【0043】また、この体脂肪計10では、電極用固定
支持部13に設けられる電極3と、電極用固定支持部1
4に設けられる電極4とが左右に離間して設けられるの
で、電極3と4との沿面距離が長くなっている。また、
電極3、4は、測定台2に設けられないので、測定台2
に設けられる電極5、6との間で沿面距離が長くなって
いる。これにより、各電極間に不要なキャパシタンスが
形成されにくくなっている。
【0044】また、電極用固定支持部13、14に配設
する電極3、4として、後に説明するように、電圧測定
用電極を優先するのが好ましい。
【0045】なお、この図1では、左足用の電極用支持
部13に電極3を設け、右足用の電極用固定支持部14
に電極4を設ける例を示したが、四つの電極のうちの一
の電極を電極用固定支持部に設けるのであっても構わな
い。電極のいずれか一つでも固定して支持することによ
り、四つの電極の全てを測定台2に配設する場合に比
べ、生体インピーダンスの測定を安定させ得るからであ
る。
【0046】また、電極用固定支持部13、14に配置
された電極3、4を、操作キーと兼用する構成とするこ
ともできる。即ち、測定台2に対する前方の電極用固定
支持部13、14に設けられる電極3、4を操作キーと
しても用い得るようにし、該操作キーとしての電極3、
4を足の指によって押圧操作できるようにするのであ
る。これにより、被検者は、測定台2に立って体重を測
定する通常の姿勢のままで、操作キーである電極3、4
を足の指によって操作することができる。
【0047】この電極を操作キーと兼用するための構造
として、例えば、電極用固定支持部13、14の内部に
押し下げスイッチの機構を持つ部材を取り付け、その最
上部分に電極3、4が位置する構成とすることができ
る。そして、かかるスイッチ機構を設けるにあたり、電
極3、4とスイッチの接点金属面との距離を十分保つよ
うにすると、電極3、4のストレイキャパシティの変化
を抑えることができる。
【0048】図2は、電極3、4が操作キーと兼用され
る体重計付き体脂肪計の一構成例を示す図である。この
図2に示される体重計付き体脂肪計30にあっては、前
記体重計付き体脂肪計10における操作部7が設けられ
ず、体重の測定や体脂肪の測定に必要な操作を、電極
3、4に対する操作によって行えるようにされている。
【0049】次に、電極3、4を操作キーと兼用する場
合の、操作の構成の一例について以下に説明する。電極
3、4が操作されない状態では、体重測定表示モードと
し、表示部8には体重値が表示されるようにする。そし
て、その後も電極3、4が操作されない場合には、表示
部8には体重値が表示されるようにする。そして、この
体重測定表示モードでは、最新の安定した体重値が常に
定期的に、後に説明するメモリ25内のレジスタに自動
的にストアされ更新されるようにし、被検者が測定台2
に乗って静止すると、自動的に体重値がメモリ25に記
憶されるようにする。
【0050】次に、両足の指により電極3、4を同時に
押し下げると、表示部8の表示が体脂肪率の表示に変更
され固定されるようにする。また、いずれか一方の電極
を足の指で押して行くと、表示内容の切り替えと表示桁
指定ができるようにする。例えば、設定年齢、性別、肥
満度、体重、体脂肪率と切り替え表示を循環的にできる
ようにする。そして、年齢表示になったときは、最初の
指定が10の桁にあり、続いて押すと1の桁の指定に替
わり、さらに押すと次の表示項目設定、例えば、1桁で
表される性別に変わるようにする。
【0051】一方、設定値の変更については、他方の足
の指を使い、対応する方の電極を順に押して行くと、指
定された桁の数字が0から1、2、・・・と順に9まで
上がり0へ戻るようにする。
【0052】このように、電極3、4と操作キーとを兼
用する構成を採用することにより、被検者は、体重を測
定するために測定台2に通常に立つ姿勢を特に変えるこ
となく、電極3、4にこれと対応する左右の足の指を重
ねて立ち、該足の指による操作により、必要なデータ設
定と、表示内容の切り替えと、体重の測定と、体脂肪の
測定のための動作を実施できる。これにより、手の指に
よってデータ設定したり、表示項目を設定する等する必
要がなく、操作性の向上を図ることができる。
【0053】また、前記電極群に含まれる電極の全てを
電極用固定支持部13、14に配設するようにしてもよ
い。即ち、図3に示されるように、左足に対応する電極
3、5を電極用固定支持部13に配設し、右足に対応す
る電極4、6を電極用固定支持部14に配設することも
できる。
【0054】図3(a)に示される場合については、測
定台2に乗るとともに、左足の親指を電極3、5に接触
させ、右足の親指を電極4、6に接触させることによっ
て生体インピーダンスを測定することができる。また、
図3(b)に示される場合については、測定台2に乗る
とともに、例えば、左足の親指を電極3に接触させ親指
以外の指を電極5に接触させ、右足の親指を電極4に接
触させ親指以外の指を電極6に接触させることにより、
生体インピーダンスを測定することができる。
【0055】この図3に示されるように、四つの電極の
全てを電極用固定支持部に設けると、全ての電極につい
て、体重測定に伴う測定台2の動きに影響されなくでき
るので、生体インピーダンスの測定をより安定にするこ
とができる。
【0056】また、四つの電極の全てを電極用固定支持
部13、14に配置する場合において、これら電極を前
記操作キーと兼用する構成としてもよい。この場合に、
例えば、片足側の二つの電極のうち、親指側を表示切り
替え用とし、小指側を体脂肪率測定用とするようにして
もよい。
【0057】次に、図4により、体脂肪計10におけ
る、その操作に伴う信号処理のブロックについて説明す
る。体脂肪率を求めるための各種の演算は、CPU24
とメモリ25とによって行われる。メモリ25には、操
作部7に備わる操作キーの操作を介して入力された個人
データが記憶され、図示されないロードセルにより出力
された体重データも記憶されるようになっている。ま
た、前記電極が操作キーと兼用される場合には、該電極
からの操作入力は、操作キーによる入力として処理され
るようにされている。
【0058】また、メモリ25には、後に図5により説
明する定電流回路より人体に供給される電流値が記憶さ
れており、また、電位差測定回路により測定される人体
の電圧値が記憶されるようにもなっている。なお、電位
差測定回路により測定された電圧値がメモリ25に記憶
されるにあたり、A/D変換器27によってディジタル
データとされる。また、メモリ25には、生体インピー
ダンスや個人データに基づく、体脂肪率を求めるために
必要な各種の演算式や係数等も記憶されている。
【0059】そして、メモリ25に記憶された上記各種
のデータや測定値は表示部8に表示される。なお、上記
各データや測定値をCPU24やメモリ25により処理
するための入出力は、入出力装置(I/O)26を介し
て行われる。
【0060】次に、本発明の体重計付き体脂肪計に備わ
る、生体インピーダンスを測定するための回路の例につ
いて、図5に基づいて説明する。図5において、Zは測
定したい人体のインピーダンスを表している。また、R
X1、RX2、RY1、RY2は、各々、前記電極群の
各電極と人体の皮膚表面との間の接触抵抗を表す。
【0061】図5に示される回路において、端子TM
5、TM6(TM5、TM6に接続される各電極)を介
して、AMP2によって人体(インピーダンスZ)に定
電流を供給する部分が定電流回路を構成する。AMP2
は、人体(インピーダンスZ)を経由して流れる電流を
リファレンス抵抗RFへ流し、電圧の形で検出する。A
MP2の別の一端Pには一定電圧VP が与えられてお
り、AMP2は、ZやRX1、RY1等が変化しても、
P点の電圧とRF の両端の電圧VRFが常に等しくなるよ
うに出力電圧を制御する。これにより、人体に一定の電
流I0を導通させ得るようになっている。AMP2より
出力される他の電流の部分I1については、後に、スト
レイキャパシティCSa2 の変化が出力電圧V0 に対して
及ぼす影響に関する説明において説明する。
【0062】また、図5の回路において、AMP1と、
AMP1に接続される抵抗R1、R2とを備え、端子T
M3、TM4(TM3、TM4に接続される各電極)を
介して人体の電位差を検出する部分が電位差測定回路を
構成する。この電位差測定回路により、端子TM3、T
M4間の電位差(インピーダンスZによる電位差)が、
AMP1で増幅されQ点の電圧値V0として出力され
る。
【0063】R1、R2の抵抗値として、AMP2より
出力される電流の大部分がインピーダンスZを経由して
F へ流れ込むように、かつ、端子TM3による電圧の
検出にあたって等価入力抵抗がほぼR1で一定となりR
Y1、RY2の変化による影響を受けないように、Zに
対して十分大きい抵抗値が選ばれる。このように、接触
抵抗値の変化の影響を受けないように回路定数を選び、
インピーダンスZにほぼ一定電流が流れるようにすると
ともに、インピーダンスZの両端の電位差をTM3、T
M4間の電位差とほぼ等しく測定できるようにされてい
る。そして、電流値が一定であると、人体のインピーダ
ンスZの変化を、端子TM3、TM4間の電位差に比例
する形にして、AMP1の出力端である点Qにおける電
圧値V0の変化として出力させることができる。
【0064】また、図5に示される回路において、C
Sa1 は端子TM5に接続される電極と対向するロードセ
ル等の金属体との間のストレイキャパシティであり、C
Sa2 は端子TM3に接続される電極と対向する前記金属
体との間のストレイキャパシティであり、CSb1 は端子
TM6に接続される電極と対向する前記金属板との間の
ストレイキャパシティであり、CSb2は端子TM4に接
続される電極と対向する前記金属板との間のストレイキ
ャパシティである。
【0065】図5に示される回路において、定電流回路
の端子TM5、TM6から見た対地インピーダンスは低
く、電位差測定回路の端子TM3、TM4から見た対地
インピーダンスは高い。そのため、端子TM3、TM4
から見た回路に対するストレイキャパシティCSa2、C
Sb2の変化に伴う影響は、端子TM5、TM6から見た
回路に対するストレイキャパシティCSa1、CSb1 の変
化に対する影響よりも大きい。
【0066】例えば、端子TM6に接続される電極のス
トレイキャパシティCSb1が変化しても、CSb1 の交流
インピーダンスに比べてRFが小さいので、ストレイキ
ャパシティCSb1の変化に伴う、生体インピーダンスの
測定に対する影響は少ない。
【0067】従って、ストレイキャパシティが変化する
ことによる生体インピーダンスの測定に対して及ぼす影
響を少なくする観点から、電極用固定支持部13、14
に配設する電極3、4として、端子TM3、TM4に接
続される電圧測定用電極を優先するのが好ましい。
【0068】ここで、測定台2に電極を設けた場合につ
き、該電極が測定台2とともに変位することに伴うスト
レイキャパシティの変化による、AMP1の出力電圧値
0に対する影響について、以下に具体的な構造の例を
与え、これに対する評価を行う。
【0069】図6は、測定台2の電極が設けられる部分
の周辺について詳しく示す断面図である。図6におい
て、Eは電極板であり、Fは絶縁樹脂フィルムであり、
G1は測定台2の鉄板であり、G2は秤のロードセル等
の金属体である。絶縁フィルムFの厚みをd1、鉄板G
1の厚みをt、鉄板G1と秤の固定部の金属体G2との
間隙をd2とすると、電極板Eと金属体G2との間の静
電容量Cは、(2)式で与えられる。
【0070】 C=(ε0・S)/(d1/εs+d2) (2) (2)式において、ε0は、真空の誘電率であり、8.85
×10-12である。εsは樹脂フィルムの比誘電率である
が、一般的に樹脂フィルムとしてεsが5程度のものが
用いられる。また、(2)式において、Sは、電極E
と、これに対向するロードセル等の固定部の金属体G2
の面積である。
【0071】樹脂フィルムFは極めて薄いので、(2)
式におけるd1/εsは無視できる。
【0072】秤の超薄型化は今後ますます進むので秤に
内蔵されているロードセル等固定部金属体G2と秤の測
定台2の金属板G1とは極めて接近した設計となる傾向
がある。この距離d2は使用者の体重差によるロードセ
ルの撓み量の大小によって異なる。仮に、体重の軽い人
の場合についてd2=0.8mm、体重の重い人の場合
についてd2=0.4mmであるとする。
【0073】d2=0.8mmである場合について、
(2)式より求められる静電容量をC8とすると、C8
=10pF(ピコファラッド)となる。また、d2=
0.4mmである場合について、(2)式より求められ
る静電容量をC4とすると、C4=20pF(ピコファ
ラッド)となる。これらC8、C4は、d2=0.8m
m、d2=0.4mmである各々の場合の、ストレイキ
ャパシティとなる。
【0074】次に、ストレイキャパシティが被検者の体
重の違いや使用中のふらつきによって上記C4とC8と
の間で変化した場合に、Q点の出力電圧V0 に生ずる影
響について、図5の回路に基づいて検討する。図5の回
路において、端子TM3に接続される電極が測定台2と
ともに変位したとし、これによってストレイキャパシテ
ィCSa2が変化した場合を考える。
【0075】図5の回路において、AMP2より電流I
0+I1が出力され、I0が体内のインピーダンスZへ
流れ、I1がRX1を経由してAMP1の入力点へ流れ
込むとする。I0は大部分抵抗RF へ流れ込み、一定量
になるようにAMP2で制御されるので、接触抵抗RY
1の変化やストレイキャパシタCSa2 の変化で影響され
て増減するのはI1の成分である。
【0076】図5において、仮にI0=0とし、I1が
RY1を通った後にI2とI4とに分流するとし、AM
P1のフィードバック電流をI3とすると、以下の関係
式、(3)、(4)、(5)が成立する。
【0077】 I2+I3=0 (3) Vi=R1・I2 (4) V0 =R3・I3=−R3・I2 =(−R3/R1)・Vi (5) 各素子の交流インピーダンスについて、Z0=RX1+
RY1、Z1=R1、Zc=1/ωC=1/2πfC、
と表す(Cは(2)式のストレイキャパシティを表す、
fは印加される交流の周波数を表す)。
【0078】AMP1への電流I2は、(6)式のよう
に表される。
【0079】 I2=[Z2/{Z0・(Z1+Z2)+Z1・Z2}]・Vi (6) ここで、R1=100KΩ、接触抵抗値Z0=RX1+
RX2=1KΩ、交流周波数f=100KHzとし、C
8=10pF、C4=20pFの各々の場合について、
I2を(6)式より求める。C8=10pFの場合につ
いてI2=9.84×10-6Viとなり、C4=20pFの
場合についてI2=9.78×10-6Viとなる。なお、求
められた電流I2の単位は、電圧Viの単位がV(ボル
ト)であれば、A(アンペア)が対応する。
【0080】そして、ストレイキャパシティCSa2が上
記C8とC4との間で変化することに伴うAMP1への
入力電流の変化する割合、即ち出力電圧V0 の変化する
割合は、上記I2の変化の割合より、(9.84−9.78)/
9.84=1/164となる。この変化の割合は、被検者の
体重やふらつきによる測定台2の変位によって変化し、
体内インピーダンスの測定値を変化させることになる。
【0081】本発明にあっては、前記図1、図3に基づ
き説明したように、測定台2に配設される電極を少なく
し、特に、前記TM3、TM4に接続される電極を優先
的に電極用固定支持部13、14に配置するようにする
ので、測定台2の変位に伴うストレイキャパシティの変
化による、体内インピーダンスの測定への影響を低減す
ることができる。これにより、生体インピーダンスの測
定を安定して精度良く行うことが可能である。
【0082】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
体重計付き体脂肪計によると、生体インピーダンスを測
定するための電極に対するストレイキャパシティの変化
に伴う、生体インピーダンスの測定に対する影響を低減
することができる。また、電極が濡れたり、汚れたりす
ることを低減することもできる。これにより、生体イン
ピーダンスの測定の安定を図ることができ、その測定精
度を高めることができるという効果を奏する。
【0083】また、本発明の体重計付き体脂肪計による
と、生体インピーダンスを測定するための電極が操作キ
ーと兼用される構成であるので、体重の測定や体脂肪を
測定するための操作について、手によることなく足の指
によって行うこともでき、体重を測定するための通常に
立った姿勢のままでの操作が可能であり、操作し易いと
いう効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明にかかる体重計付き体脂肪計の平
面図である。 (b)図1(a)における、I−I線矢視図である。
【図2】体重計付き体脂肪計の一構成例を示す平面図で
ある。
【図3】電極用固定支持部に電極を配設する例を示す図
である。
【図4】本発明にかかる体重計付き体脂肪計の信号処理
に係るブロック図である。
【図5】生体インピーダンスを測定するための回路を示
す回路図である。
【図6】電極が設けられた測定台の電極周辺の構造の例
を示す図である。
【図7】従来の体重計付き体脂肪計の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 測定台 3、4、5、6 (生体インピーダンスを測定するため
の)電極 7 操作部 8 表示部 10 体重計付き体脂肪計 13 電極用固定支持部(左足用) 14 電極用固定支持部(右足用) 24 CPU 25 メモリ 26 入出力装置(I/O) 27 A/D変換器 30 体重計付き体脂肪計 50 (従来の)体重計付き体脂肪計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G028 AA01 AA04 BC07 CG07 CG08 DH05 DH14 FK01 GL07 HN01 HN11 LR02 MS03 4C027 AA06 CC00 EE01 KK01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者の左足と右足とに対応させて各一
    つづつ配設され被検者の人体内部に電流を導通させるた
    めの一対の電流路形成電極、および被検者の左足と右足
    とに対応させて各一つづつ配設され前記電流によって生
    ずる人体の二点間の電位差を測定するための一対の電圧
    測定用電極からなり、両足を末端とする人体の生体イン
    ピーダンスを測定するための電極群と、 被検者が表面に足で載ることによって体重を測定するこ
    とができ、該体重の測定に伴って変位を生ずる測定台が
    設けられた本体とを備え、 足で載ることによって、体重を測定できるとともに、足
    の裏側を前記電極群に接触させることによって前記生体
    インピーダンスを測定できるようにされている、体重計
    付き体脂肪計であって、 前記測定台から分離されており、前記本体における筐体
    をなすいずれかの部分と一体をなし、前記電極の少なく
    とも一つが表面に配設される電極用固定支持部が設けら
    れたことを特徴とする、体重計付き体脂肪計。
  2. 【請求項2】 前記電極用固定支持部は、該電極用固定
    支持部に配設される電極が前記測定台の前方に位置する
    ように設けられ、かつ、その表面が前記測定台の表面と
    略同一の位置又は低い位置となるように設けられている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の体重計付き体脂肪
    計。
  3. 【請求項3】 前記電極用固定支持部は、その表面が前
    記測定台の表面より低い位置となるように設けられてい
    ることを特徴とする、請求項2に記載の体重計付き体脂
    肪計。
  4. 【請求項4】 被検者の足の左右に対応させて一対の前
    記電極用固定支持部が配設され、該左右の足に対応する
    電極用固定支持部の各々に少なくとも一つの電極が配設
    されていることを特徴とする、請求項2又は3に記載の
    体重計付き体脂肪計。
  5. 【請求項5】 前記電極用固定支持部に配設される電極
    に、電圧測定用電極が含まれることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の体重計付き体脂肪計。
  6. 【請求項6】 前記一対の電圧測定用電極が、ともに前
    記一対の電極用固定支持部に設けられることを特徴とす
    る請求項4に記載の体重計付き体脂肪計。
  7. 【請求項7】 前記電極群に含まれる四つの電極の全て
    が、前記一対の電極用固定支持部に設けられることを特
    徴とする請求項6に記載の体重計付き体脂肪計。
  8. 【請求項8】 前記電極用固定支持部に配設される電極
    が、操作キーと兼用されることを特徴とする請求項2乃
    至7のいずれかに記載の体重計付き体脂肪計。
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