JP2001027947A - ソフトウェア設計支援装置及び記録媒体 - Google Patents

ソフトウェア設計支援装置及び記録媒体

Info

Publication number
JP2001027947A
JP2001027947A JP11202297A JP20229799A JP2001027947A JP 2001027947 A JP2001027947 A JP 2001027947A JP 11202297 A JP11202297 A JP 11202297A JP 20229799 A JP20229799 A JP 20229799A JP 2001027947 A JP2001027947 A JP 2001027947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
graphic element
computer
storage unit
record
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11202297A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuoki Takenaka
一起 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP11202297A priority Critical patent/JP2001027947A/ja
Publication of JP2001027947A publication Critical patent/JP2001027947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の装置では、既存の設計情報の内のエン
ティティ型のデータベース情報の再利用は可能ではある
が、より作成に労力を要するリレーション型のビューフ
ァイルの再利用は不可能であった。 【解決手段】 エンティティ用データベース26内のオブ
ジェクトを参照する図形要素にはそれが参照するオブジ
ェクトのレコードを識別するデータが付与されている。
参照オブジェクト整合性保持部24は、作業用記憶部20が
記憶している図形要素の内のエンティティ用データ管理
部25が管理するオブジェクトを参照する図形要素に付与
されているオブジェクトのレコードを識別するデータま
たは名称情報をキーとしてエンティティ用データベース
26を検索し、レコードが存在しその属性に変更がある場
合はその変更を対応する図形要素の属性に反映させ、 レ
コードが存在しない場合は図形要素に付与されているレ
コードを識別するデータを指定された参照オブジェクト
に対応するデータに更新させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ用のソ
フトウェアの設計を支援する装置に関し、特に図形を多
用して記述される設計ドキュメントの作成に際して、既
存の設計ドキュメントをテンプレートとして流用するこ
とを可能にすることにより、 ソフトウェア設計の効率化
を図ったソフトウェアの設計を支援する装置に関する。
また、そのような装置を汎用コンピュータで実現するた
めのコンピュータプログラムを記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ用のソフトウェアの設計工
程においては、一般に多種類かつ膨大な量の設計ドキュ
メントが作成される。工程の区切り方及び名称、 ドキュ
メントの体系及び名称等は様々であるが、基本的には以
下のような種々のドキュメントが作成される。たとえ
ば、上流工程である外部仕様定義または機能設計の工程
では、機能一覧表、機能関連図、システムフロー図等が
作成される。中流工程である内部仕様定義または機構設
計の工程では、処理一覧表、 タスク一覧表、 タスク関連
図、テーブル/ファイル一覧表、 テーブル/ファイル関
連図等が作成される。下流工程である詳細設計またはプ
ログラム設計の工程では、 タスク、共通サブルーチンの
処理手続きがフローチャートまたはPAD(Problem Analys
is Diagram)で作成され、更にテーブル及びファイルの
項目定義書等の作成も必要になる。
【0003】これらの多種類かつ膨大な量のドキュメン
トを効率的に作成することは生産性向上の観点から非常
に重要である。また、設計情報に追加及び修正の必要が
生じた場合、その変更を設計ドキュメント上の関連個所
の全てに正しく反映しておくことは、以降の保守性向上
の観点から非常に重要である。
【0004】以上のように、ソフトウェアの設計工程に
おいて作成されるドキュメントは多岐に及ぶが、それら
が記述される設計情報の構造に着目した場合、以下のエ
ンティティ型とリレーション型との2種類に大別でき
る。
【0005】エンティティ型には機能一覧表、 ファイル
一覧表、 ファイル項目説明書等が該当する。 ファイル、
テーブル等の受動的なオブジェクトに関しては勿論のこ
と、機能及びタスク等の能動的なオブジェクトに関して
もエンティティ型のドキュメントは作成される。一例と
して機能一覧表では、どのような機能が存在するか、そ
してその実行タイミング及び内容説明等の属性が一般的
には表形式で入力される。そして、オブジェクト間の抽
象/具象の縦の関係は一般的にはこの属性の中に含めら
れる。
【0006】リレーション型には機能関連図、処理フロ
ー図、処理仕様書(IPO形式)等が該当する。リレーショ
ン型のドキュメントでは上記のエンティティ型で定義さ
れたオブジェクト間の横の関係を交えて、処理の手順乃
至はデータの流れが記述されるが、一般的には図形要素
で構成される任意のダイアグラム形式で入力される。こ
れらのオブジェクト間の論理的な出現関係及び接続関係
は下流工程での入力として活用される。更に、図形要素
の物理的な位置、サイズ、線の太さ等のビュー情報の見
栄えは完成図書としての観点において、より具体的には
商品としての観点において非常に重要であるため、その
ようなビュー情報をファイル(以下、ビューファイルと
言う)として保存しておくことが望ましい。
【0007】従来は上述のような設計ドキュメントは手
書きで作成されるか、またはパソコン上のワードプロセ
ッサを使用して作成されていた。しかし、近年ではこれ
らの設計ドキュメント作成の効率化を目的として種々の
CASE(Computer Aided Software Engineering)ツールが
開発され実用化されている。そのようなCASEシステムの
中でオブジェクトの変更に対する頑健性を特徴とするツ
ールは通常、以下のような機能を有する。
【0008】まず、エンティティ型のドキュメントで
は、表形式でオブジェクトの登録及び削除、属性変更等
の編集が行なえるようになっている。この編集結果は所
定のデータベースに格納され、ID管理される。
【0009】一方、リレーション型のドキュメントで
は、 オブジェクトの参照に関して以下の機能を有する。
【0010】第1は、所定のデータベースにおいて該当
する設計情報を検索し、オペレータに提示する機能であ
る。オペレータはこの検索結果から所望の情報を選択す
ることにより、 オブジェクトの名称をキーボードから入
力する等の煩瑣な操作を行なうことなしに参照したいオ
ブジェクトを特定できる。
【0011】第2は、ビューファイル上の図形要素に
は、対応するデータベースを特定する種別と、該当デー
タベース内でのレコードを特定するIDを設定しておく機
能である。
【0012】第3は、エンティティ型ドキュメントでオ
ブジェクトが変更または削除された場合に、ビューファ
イル上の情報を見直す機能である。具体的には、ビュー
ファイルの中で参照オブジェクトが設定されている図形
要素に関して、種別とIDとをキーとしてデータベースを
検索し、変更がある場合はその変更を図形要素に反映
し、削除されていた場合は該当する図形要素を削除する
機能である。
【0013】第4は、オペレータが指定した参照オブジ
ェクトに関して、定義された設計ドキュメントが存在す
る場合はその内容を表示する機能である。
【0014】第5は、オペレータが指定した参照オブジ
ェクトと同一のオブジェクトを参照している図形要素を
検索し、何らかの手段でそれを明示する機能である。
【0015】このようなソフトウェア設計支援装置は、
たとえば情報処理学会第47回(平成5年後期)全国大会
「鉄鋼プロセス制御システム開発一貫支援システム−設
計データベース−」(Vol.6.pp197−198)として開示され
ている。また、プラント制御システムの分野での同様な
装置は、特開平10‐171852号公報に「制御システムの設
計支援方法及び装置」として開示されている。
【0016】このような支援機能を有するCASEシステム
を利用した場合、オブジェクトの内容が変更された場合
にも、 リレーション型ドキュメント上でそのオブジェク
トを参照している箇所は漏れなく自動的に変更が反映さ
れるため、設計ドキュメント上の記述内容の整合性を保
持し続けることができる。また、オペレータがリレーシ
ョン型ドキュメント上に記述されている設計情報の詳細
を知りたい場合は、従来のように膨大な量のドキュメン
トを探し回る必要はなく、マウスのダブルクリックのよ
うな簡便な操作によって、その詳細内容を記述した設計
ドキュメント(エンティティ型、 リレーション型いずれ
の場合もあり得る)を即座に画面上に開いて表示させる
ことができる。この結果、 ソフトウェアの設計作業の生
産性を大幅に向上させることが可能となった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来のCASEシステムは、一般的には新規案件の設計ド
キュメントを作成支援することを主目的に開発・実用化
されている。従って、参照オブジェクトを検索したり、
ある参照オブジェクトの属性変更に連動してその変更を
ドキュメント上に反映したり、または特定のオブジェク
トの参照箇所を検索・強調表示するような機能を具備し
ており、その操作性も良好なように実装されてはいる
が、一旦完成した設計ドキュメントを別案件に転用する
場合についてまでは考慮されていない。たとえば、従来
のCASEシステムでは、リレーション型の設計ドキュメン
ト上でオブジェクトを参照する箇所ではオブジェクト自
身ではなくオブジェクトの参照情報を保持しているた
め、既存オブジェクトに関する属性変更程度の軽度の変
更が行なわれた場合には自動的に変更されて矛盾しない
状態に維持されるが、既存オブジェクトの消去、分割・
統合等の重度の変更が行なわれた場合には手作業で対応
せざるを得ない。この作業は非常に困難であり、且つ労
力を要していた。
【0018】このような従来の設計支援装置で既存案件
の成果物を別案件に転用する場合、通常は以下のような
手順を採っている。
【0019】その第1はエンティティ用データベースの
コピー及び編集である。即ち、データベースの内容がコ
ピーされ、その後に一覧表形式で追加、変更、削除等の
編集が行なわれる。 エンティティ情報に関しては、属性
情報のみが重要で、見栄えに関する情報はほとんどの場
合は不要なため、再利用は比較的容易である。
【0020】第2はリレーション型ドキュメントの作成
である。即ち、リレーション型の設計ドキュメントは論
理的な接続関係は勿論のこと、見栄えに関する情報も非
常に重要な要素を占めるにも拘わらず、従来のソフトウ
ェア設計支援装置にはリレーション型のドキュメントを
コピーして編集する機能は実装されていなかった。この
ため、リレーション型の設計ドキュメントは、上述のエ
ンティティ用データベースのコピー及び編集により編集
された後のエンティティ情報を元にその都度、新規に作
成する必要があった。
【0021】このように従来のソフトウェア設計支援装
置では、既存案件の設計情報の内のエンティティ型のデ
ータベース情報を再利用することは可能ではあるが、そ
れよりも作成に労力を要するリレーション型のビューフ
ァイルは再利用することが出来ず、新規に作成せざるを
得なかった。
【0022】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、過去の既存の類似案件の設計ドキュメント
のビューファイルを再利用することを可能にするソフト
ウェア設計支援装置の提供を目的とする。具体的には、
過去の類似案件の設計ドキュメントをテンプレートとし
て使用可能にすることにより、必要箇所を見直すことの
みにて、時間を要するリレーション型の設計ドキュメン
トの効率的な作成を図ると共に、また過去の実績のある
設計を再利用することにより設計品質の向上を図ったソ
フトウェア設計支援装置及びそのような装置を汎用コン
ピュータで実現するためのコンピュータプログラムを記
録した記録媒体の提供を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係るソフトウェ
ア設計支援装置は、 端的には、ソフトウェアの仕様を図
形の部品である図形要素の集合として記述するドキュメ
ントを編集する装置であり、具体的には、設計ドキュメ
ント上の図形要素に関する属性値として、オブジェクト
の名称ではなく、 オブジェクトの属性情報を保存するデ
ータベースのテーブル及びレコードを識別するデータを
用い、更にある図形要素に対して関連付けが可能なオブ
ジェクトを検索する機能を有するオブジェクト検索部
と、図形要素に関連付けられたオブジェクトがデータベ
ースに存在するか否かを調べて設計ドキュメントとデー
タベース間の矛盾がないように誘導する整合性保持部と
を備えている。
【0024】本発明に係るソフトウェア設計支援装置
は、ソフトウェアを構成するオブジェクトそれぞれをレ
コードとして記憶すると共に、各オブジェクトの名称情
報を含む属性情報を記憶するオブジェクト記憶部と、設
計対象のソフトウェアの仕様を図形要素で記述した設計
ドキュメントを編集する図形編集部と、設計ドキュメン
トに記述された図形要素から参照することが可能なオブ
ジェクトを前記オブジェクト記憶部から検索するオブジ
ェクト検索部と、前記図形編集部が編集中の設計ドキュ
メントの内容を記憶しておく作業用記憶部と、該作業用
記憶部が記憶している内容を表示装置の画面上での視認
が可能な形式に変換する変換部と、前記図形編集部によ
る編集の結果作成される設計ドキュメントを視認可能な
形式に変換したビューファイルを記憶するビューファイ
ル記憶部とを備えたソフトウェア設計支援装置であっ
て、前記ビューファイル記憶部は、自身が記憶している
ビューファイルに含まれる図形要素の内の前記オブジェ
クト記憶部に記憶されているオブジェクトを参照する図
形要素に関して、それぞれが参照するオブジェクトの名
称情報に加えて前記オブジェクト記憶部内でのレコード
を識別するデータを付与すべくなしてあり、前記作業用
記憶部が記憶している図形要素の内の前記オブジェクト
記憶部が記憶しているオブジェクトを参照する図形要素
に関して、各図形要素に付与されているオブジェクトの
レコードを識別するデータまたは名称情報をキーとして
前記オブジェクト記憶部を検索する検索手段と、該検索
手段による検索の結果、レコードが存在し、そのレコー
ドの属性情報に変更があったことが判明した場合はその
属性情報の変更を対応する図形要素の属性情報に反映さ
せ、レコードが存在しないことが判明した場合は対応す
る図形要素の前記表示装置の画面上での表示状態を前記
変換部をして変更させる手段と、表示状態が変更された
図形要素に対応して参照することが可能なオブジェクト
が指定された場合に、図形要素に付与されている前記オ
ブジェクト記憶部内でのレコードを識別するデータを指
定されたオブジェクトに対応するデータに更新させる手
段とを有する整合性保持部を備えたことを特徴とする。
【0025】また本発明に係るソフトウェア設計支援装
置は上述の構成に加えて、前記ビューファイル記憶部が
記憶しているビューファイルを前記ビューファイル記憶
部内にコピーする手段を更に備えることを特徴とする。
【0026】更に本発明に係るソフトウェア設計支援装
置は前述の構成に加えて、前記作業用記憶部上の図形要
素群を前記作業用記憶部上にコピーする手段を更に備え
ることを特徴とする。
【0027】このような本発明に係るソフトウェア設計
支援装置では、オブジェクトの属性が変更された場合に
そのオブジェクトを参照している全ての図形要素に対し
てその変更が自動的に反映されると共に、そのオブジェ
クトが存在しなくなった場合は該当する図形要素が強調
表示されるので、その図形要素の見栄え等のビュー情報
は継承しつつ参照先のオブジェクトを見直すことが可能
になる。このため、特に既存案件の設計ドキュメントを
テンプレートとして別案件の設計ドキュメントを作成す
る場合の効率化が図られる。
【0028】本発明に係る記録媒体は、ソフトウェアを
構成するオブジェクトそれぞれをレコードとして、また
各オブジェクトの名称情報を含む属性情報を記憶させて
あるコンピュータにソフトウェアの設計を支援させるコ
ンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体であって、コンピュータに、設計対象の
ソフトウェアの仕様を図形要素で記述した設計ドキュメ
ントを編集させるプログラムコード手段と、コンピュー
タに、設計ドキュメントに記述された図形要素から参照
することが可能なオブジェクトを記憶させてあるオブジ
ェクトから検索させるプログラムコード手段と、コンピ
ュータに、編集中の設計ドキュメントの内容を記憶させ
るプログラムコード手段と、コンピュータに、記憶させ
てある編集中の設計ドキュメントの内容を表示装置の画
面上での視認が可能な形式に変換させるプログラムコー
ド手段と、コンピュータに、編集の結果作成させた設計
ドキュメントを視認可能な形式に変換したビューファイ
ルを記憶させるプログラムコード手段と、コンピュータ
に、記憶させてあるビューファイルに含まれる図形要素
の内の記憶させてあるオブジェクトを参照する図形要素
に関して、それぞれが参照するオブジェクトの名称情報
に加えてレコードを識別するデータを付与させるプログ
ラムコード手段と、コンピュータに、記憶させてある図
形要素の内の記憶させてあるオブジェクトを参照する図
形要素に関して、各図形要素に付与されているオブジェ
クトのレコードを識別するデータまたは名称情報をキー
として検索させるプログラムコード手段と、コンピュー
タに、検索によってレコードが存在し、そのレコードの
属性情報に変更があったことが判明した場合はその属性
情報の変更を対応する図形要素の属性情報に反映させる
プログラムコード手段と、コンピュータに、 検索によっ
てレコードが存在しないことが判明した場合は対応する
図形要素の前記表示装置の画面上での表示状態を変更さ
せるプログラムコード手段と、コンピュータに、表示状
態を変更させた図形要素に対応して参照することが可能
なオブジェクトが指定された場合に、図形要素に付与さ
れているレコードを識別するデータを指定されたオブジ
ェクトに対応するデータに更新させるプログラムコード
手段とを含むコンピュータプログラムを記録したことを
特徴とする。
【0029】また本発明に係る記録媒体は上述の構成に
加えて、コンピュータに、記憶させてあるビューファイ
ルをコピーさせるプログラムコード手段を更に含むコン
ピュータプログラムを記録したことを特徴とする。
【0030】更に本発明に係る記録媒体は上述の構成に
加えて、コンピュータに、記憶させてある図形要素群を
コピーさせるプログラムコード手段を更に含むコンピュ
ータプログラムを記録したことを特徴とする。
【0031】このような本発明に係る記録媒体を汎用コ
ンピュータに読み取らせることにより、前述のような本
発明に係るソフトウェア設計支援装置が実現される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明に係るソフトウェア設計支
援装置の実施の形態の一構成例を示すブロック図であ
る。 なお、本発明に係るソフトウェア設計支援装置は具
体的には汎用コンピュー等の情報処理装置で構成されて
いる。
【0034】本発明に係るソフトウェア設計支援装置は
本体(以下、設計支援装置という)1と、キーボード及
びマウス(他のたとえばタッチスクリーン、トラックボ
ール等の入力手段を使用することも可能であるが以下の
説明ではキーボード及びマウスを使用するものとする)
で構成された入力装置11と、 CRT等の表示手段で構成さ
れた表示装置12と、エンティティ用データベース26を格
納するオブジェクト記憶部としてのエンティティ用デー
タ管理部25と、ビューファイル28を格納するビューファ
イル記憶部としてのリレーション用データ管理部27と、
図形編集部21と、変換部としての図形表示部22と、オブ
ジェクト検索部としての参照オブジェクト候補検索部23
と、参照オブジェクト整合性保持部24と、編集中の設計
ドキュメントの内容を一時的に記憶する作業用記憶部20
とを備えている。
【0035】エンティティ用データ管理部25及びリレー
ション用データ管理部27には、それぞれビューファイ
ル、リレーション用データベースをオプションで設置す
ることも可能であるが、本実施の形態ではいずれも省略
してある。また、エンティティ用データベース26の編集
手段として、設計支援装置1の外部にたとえばスプレッ
ドシート等の文書作成装置を利用した一覧表編集装置29
が存在する。
【0036】これらに加えて更に、設計ドキュメントの
単位での再利用を可能にするための設計ドキュメント搬
出部31及び設計ドキュメント搬入部32をも備えることが
可能である。また、設計ドキュメントの一部分を再利用
可能にするための図形要素群移出部41及び図形要素群移
入部42をも更に備えることが可能である。
【0037】図形編集部21は、設計支援装置1のオペレ
ータによる入力装置11に対する入力操作に呼応して、図
形要素の組合わせによってコンピュータ用のソフトウェ
アの仕様を説明する設計ドキュメントを作業用記憶部20
上に作成していく。この作業用記憶部20上の編集内容は
図形表示部22によりリアルタイムに表示装置12の画面上
に表示される。
【0038】そのような設計ドキュメントの一例である
IPO図は、たとえば図2に例示されているように、表示
形状がオブジェクト種別毎に予め定められている図形要
素51a 〜51h 及びそれぞれに付随した説明のための文字
列52a 〜52hの集合により構成される。なお、実際には
図形要素等のノード間を接続するアークについても同様
に管理しているが、ここでは省略している。また、文字
列52a 〜52hが破線で囲まれているが、これは説明の便
宜上のためであって実際にはこれらの破線は表示されな
い。
【0039】なお、図形要素51f 〜51h は、 オブジェク
ト間の関連付けを行なう図形要素であり、設計支援装置
1により作成される設計ドキュメントにおける記述の主
対象となる情報である。このため、それらの図形要素51
f 〜51h に付随する文字列52f 〜52h は、それらの図形
要素51f 〜51h を入力装置11のマウスでダブルクリック
することにより文字列編集モードに遷移させた状態で入
力装置11のキーボードから入力される。
【0040】一方、図形要素51a 〜51e はオブジェクト
を参照している図形要素である。従って、これらに付随
する文字列52a 〜52e は入力装置11のキーボードから入
力するのではなく、 エンティティ用データベース26から
参照オブジェクト候補検索部23を介して取得されたもの
である。
【0041】次に、設計支援装置1の動作について説明
する。まず、ソフトウェアの設計ドキュメントを全く新
規に作成する場合の手順について説明する。オペレータ
は、開発対象のソフトウェアを構成するオブジェクトを
抽出し、それらを設計支援装置1の外部の一覧表編集装
置29を利用して通常は一覧表形式で編集し、その結果を
設計支援装置1内のエンティティ用データ管理部25のエ
ンティティ用データベース26に格納させる。
【0042】この時点のエンティティ用データベース26
の内容の一例の一部を図3の模式図に示す。 エンティテ
ィ用データベース26にはオブジェクトの種別に対応した
テーブルが用意されており、それぞれのオブジェクトは
レコードとして格納されている。具体的には、エンティ
ティ用データベース26は、 オブジェクトの種別ごとにテ
ーブルを有し、個々のオブジェクトはテーブル内の1レ
コードとして管理している。なお、テーブルの項目とし
ては、 オブジェクトを一意に識別するためのキーとなる
ID及びそのオブジェクトに関する各種の属性が存在す
る。
【0043】このようにしてエンティティの編集が一応
終わった段階で、次にリレーション型の設計ドキュメン
トの編集が行なわれる。オペレータがこれから設計しよ
うとしているオブジェクトに関してリレーション用デー
タ管理部27が検索され、そのオブジェクトのビューファ
イルが既に存在している場合はそれが開かれ、存在しな
い場合は新規のビューファイルが開かれる。このように
して開かれたビューファイルに対してオペレータが入力
装置11から必要な設計情報を入力していく。ここで、オ
ブジェクトを参照する必要がある場合は、オペレータは
表示装置12の画面に表示されたメニュー等で参照したい
オブジェクトの種別を選択し、その図形要素を配置した
い位置とサイズとを入力装置11のマウスで指定する。
【0044】具体例として図2に示されている図形要素
51c を作成する場合について説明する。入力装置11の操
作により、オペレータが表示装置12の画面上に表示され
たメニューで「ファイル」を選択し、 ドキュメント上の
位置とサイズとを入力装置11のマウスで指定すると、作
業用記憶部20上に図形要素51c が作成され、それが図形
表示部22によって表示装置12の画面上の指定された位置
に指定されたサイズで表示される。
【0045】このようにして作業用記憶部20上に図形要
素が作成されて種別が設定されると、次にエンティティ
用データ管理部25に対して、 オブジェクト種別をキーと
して検索が要求される。 エンティティ用データ管理部25
はオブジェクト種別に対応するテーブルを検索し、複数
の検索結果が得られた場合はそれらを表示装置12の画面
上でダイアログ等によりオペレータに候補として提示す
る。
【0046】但し、エンティティ用データ管理部25のテ
ーブルからはIDと名称等が抽出されるが、IDがダイアロ
グに表示されることはない。オペレータがそれらの候補
から1つを入力装置11のマウスで選択すると、作業用記
憶部20上の図形要素に名称等の属性が設定されると共
に、参照するオブジェクトのIDがその図形要素に設定さ
れる。 オブジェクトを参照しない図形要素に関しては、
オペレータがメニュー等から図形要素の種別を選択し、
その図形要素を配置したい位置とサイズとを入力装置11
のマウスで指定した後、内容についてはキーボード入力
を行なう。
【0047】具体的には、参照オブジェクト候補検索部
23が、 エンティティ用データベース26のファイルテーブ
ルを検索する。たとえば図3に示されている例では、 フ
ァイルは複数個存在するので、それらを候補として表示
装置12の画面上でダイアログに表示することによりオペ
レータに対して問い合わせが行なわれる。ここで「CA
ファイル」が選択されたとすると、図2に破線にて示さ
れているように、内部的に該当オブジェクトのIDが設定
され、同時に必要な属性、たとえば名称52c が文字列と
して設定される。
【0048】このようにしてリレーション型ドキュメン
トの編集が終了した後は、作業用記憶部20上の編集結果
はリレーション用データ管理部27に格納される。リレー
ション型ドキュメントは見栄え情報が重要であるため、
ファイル形式での格納は必須である。設計の検証、プロ
グラム合成を設計完了後に行ないたい場合等のために
も、論理的な出現関係及び接続関係の情報をデータベー
ス形式でも格納しておくことが望ましい。 エンティティ
用データベース26は、 リレーション型ドキュメントから
は参照するのみであるため、編集終了の際も内容の変更
は行なわれない。
【0049】次に、既存の類似案件の設計ドキュメント
をテンプレートとして利用することにより、別案件用に
転用する場合について説明する。
【0050】まず、オペレータは既存の類似案件に関す
るエンティティ用データ管理部25及びリレーション用デ
ータ管理部27の内容の全てをコピーさせる。次に、設計
支援装置1の外部の一覧表編集装置29を利用して、オペ
レータはコピーされたエンティティ用データを別の案件
用に見直す。具体的には、属性変更、分割・統合、追加
・削除等の編集操作を行ない、その結果をエンティティ
用データ管理部25に格納させる。ここでは「BBテーブ
ル」が「BBCテーブル」に名称変更され、また「CA
ファイル」が消去され、「ACファイル」が「AC1フ
ァイル」と「AC2ファイル」 とに分割されたとする。
以上の編集が行なわれた後のエンティティ用データベー
ス26の内容の一部を図4の模式図に示す。
【0051】その後、オペレータはリレーション用デー
タ管理部27に格納されている全てのビューファイルを開
き、以下の見直し処理を行なう。即ち、上述のようにし
てエンティティの変更が一段落すると、オペレータは次
にリレーション用データ管理部27に格納されている全て
のビューファイル28を開き、以下のような2段階の見直
し処理を行なう。
【0052】第1段階は、参照オブジェクト整合性保持
部24が、設計ドキュメント上の図形要素の全ての整合性
をチェックする。
【0053】具体的には、設計ドキュメント上の図形要
素の内のオブジェクトを参照している全ての図形要素に
設定されている種別とIDをキーとしてエンティティ用デ
ータ管理部25に対して検索要求が発行される。 IDがクリ
アされている(その理由は後述)場合は、種別と名称と
をキーとしてエンティティ用データ管理部25に検索要求
が発行される。そしてエンティティ用データ管理部25内
に対応するテーブル及びレコードが存在する場合は、そ
のレコードの属性情報が読出され、最新値が図形要素に
反映される。 レコードが存在しない場合は、その図形要
素は網がけ、色替え等の手段で強調表示される。
【0054】図5は、この処理手順を示すフローチャー
トである。なお、図2に示されている設計ドキュメント
に対して、図5のフローチャートの処理を施した結果が
図6に示されている。
【0055】まず、作業用記憶部20上に存在する図形要
素が取出され (ステップS11)、実際に図形要素が存在し
(ステップS12 で”YES")、且つその図形要素がオブジ
ェクトを参照する図形要素である場合は (ステップS13
で”YES")、その図形要素は整合性処理の対象となる。
以下、当該図形要素から種別とIDと名称が取出され (ス
テップS14)、IDがクリアされている場合は (ステップS1
5 で”YES")、取出された種別と名称とをキーとして参
照オブジェクト整合性保持部24を介してエンティティ用
データベース26が検索され (ステップS17)、IDがクリア
されていない場合は (ステップS15 で”NO" )、種別と
IDとをキーとしてエンティティ用データベース26が検索
される (ステップS16)。検索の結果、レコードが存在す
る場合は(ステップS18 で”YES") 、当該図形要素上の
名称、その他の属性が最新値に置換され (ステップS1
9)、レコードが存在しない場合は (ステップS18 で”N
O")、当該図形要素が強調表示される (ステップS20)。
【0056】たとえば、5つの図形要素51a 〜51e がス
テップS13 以降の整合性処理の対象になったとする。こ
の場合、図形要素51b は、そこから参照するオブジェク
ト(ID:70xxx123)が「BBテーブル」から「BBCテ
ーブル」に名称変更されたことに連動して、図形要素51
b に付随する文字列52b が置換されて更新される(ステ
ップS13 →S14 →S15 →S16 →S18 →S19)。また、図形
要素51c 及び51d は、そこから参照するオブジェクト
(ID:80xxx111及び80xxx112) が消去されたため、網掛
けで強調表示される(ステップS13 →S14 →S15 →S16
→S18 →S20)。
【0057】第2段階は、この強調表示された図形要素
をオペレータが見つけてその必要性を判断する。そし
て、不要である場合は削除し、必要である場合は参照オ
ブジェクトの新規生成の場合と同様の手順で、オペレー
タが付替えたいオブジェクトを表示装置12の画面上のダ
イアログ中で選択する。これによりその図形要素に設定
されているオブジェクトのIDが更新される。この際、そ
の図形要素に関する位置及びサイズ等のビュー情報はそ
のまま継続利用される。
【0058】たとえば、図形要素51c を不要と判断して
削除し、図形要素51d は「ACファイル」を二分割した
一方である「AC1ファイル」 に見直したとする。この
見直し手順は、新規生成の場合と同様に、参照オブジェ
クト候補検索部23を介して付替えたいオブジェクトを表
示装置12の画面上のダイアログ中でオペレータが選択す
る。この見直し結果が図7に示されている。 図7におい
て、図形要素51d の網掛けによる強調表示が解除され、
内部的に設定されている参照オブジェクトのIDが「80xx
x112」から「80xxx113」に更新されている。この際、図
形要素51d に関する位置及びサイズ等のビュー情報はそ
のまま継続利用されている。
【0059】以上に説明した設計支援装置1のオブジェ
クト参照の見直し機能によって、既存の類似案件の設計
ドキュメントをテンプレートとして別案件に転用する見
直し作業を容易に実施することが可能になる。見栄えの
良い設計ドキュメントを新規に作成するにはかなりの時
間を要するが、本発明によればビューファイルは既存の
類似案件からそのまま転用できるため、設計作業の効率
を向上させることができる。なお、ここでは別案件に転
用する場合として説明を進めてきたが、新規の設計ドキ
ュメント作成中にエンティティ用データを削除した場合
も同様の手順で対応可能である。
【0060】以上の説明は既存の類似案件の設計ドキュ
メント全体を別案件用に転用する場合の設計支援装置1
の動作の説明であるが、これに加えて特定の設計ドキュ
メントのみを、同一案件内で、または別案件へ転用する
ことも可能であり、以下にその場合について説明する。
【0061】現在の、即ち搬出元のエンティティ用デー
タベースの内容は図3に示されている状態であるとす
る。また、転用したい設計ドキュメントはXXタスクのも
のとし、内容的には図2に示されているものとする。
【0062】まず、転用したい、即ち元の設計ドキュメ
ントのビューファイル28を設計ドキュメント搬出部31に
よってリレーション用データ管理部27から設計支援装置
1の外部へ一時的に搬出する。この際、搬出元の案件ID
を埋め込んでおく。
【0063】次に、設計支援装置1の外部へ一時的に搬
出されたビューファイルを設計ドキュメント搬入部32に
よってリレーション用データ管理部27に取り込む。図8
はこの設計ドキュメント搬入部32の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0064】まず、設計ドキュメント搬入部32はそのビ
ューファイルに埋め込まれた案件IDと設計支援装置1の
現在の案件IDとを比較し (ステップS21)、一致する場合
は (ステップS21 で”YES")、処理を終了する。しか
し、一致しない場合は (ステップS21 で”NO")、その設
計ドキュメント上の図形要素を取出し (ステップS22)、
図形要素が存在し (ステップS23 で”YES") 、その図形
要素がオブジェクトを参照している場合は (ステップS2
4 で”YES")、その図形要素に設定されているIDをクリ
アする (ステップS25)。以上の処理が全ての図形要素に
対して行なわれる。
【0065】また、リレーション用データ管理部27にビ
ューファイルを取り込むに際しては、そのビューファイ
ルが既に存在する場合は搬入したビューファイルで置換
し、未だ存在しない場合は搬入したビューファイルを新
規登録する。その後のオブジェクト参照の整合性処理は
前述した手順による。
【0066】同一案件の別ドキュメントとして搬入する
具体的な例として、一時的に設計支援装置1の外部へ搬
出されたXXタスクのビューファイルを、 リレーション用
データ管理部27にXYタスクのものとして新規登録する場
合について説明する。この場合、図8に示されている処
理が行なわれるが、同一案件であるためにIDが一致する
ので、ステップS22 以降の処理は行なわれず、結果とし
てビューファイルの内容は更新されない。
【0067】次に、オペレータがこのビューファイルを
開き、編集を始めるが、これに先立って参照オブジェク
ト整合性保持部24が動作して内容の整合性のチェックが
行なわれる。今回は同一案件からの搬入であるため、結
果として何も変化しない。即ち、XYタスクの設計ドキュ
メントとして、XXタスクと同一の図2に示すものが得ら
れる。従って、オペレータはこれをテンプレートとして
XYタスク用の修正を行なう。ここで、参照しているオブ
ジェクトを変更したい場合は、その図形要素を、 オブジ
ェクトが消去された場合と同様の網掛けによる強調表示
に強制的に移行させ、前述の見直し手順を実行すればよ
い。
【0068】次に、別案件のドキュメントとして搬入す
る具体的な例として設計支援装置1の外部へ一時的に搬
出されたXXタスクのビューファイルをリレーション用デ
ータ管理部27にZZタスクのものとして新規登録する場合
について説明する。なお、この別案件のエンティティ用
データベース26の内容は図9に示されているものとす
る。
【0069】この場合、設計ドキュメント搬入部32で図
8の処理が施されるが、その結果を図10の模式図に示
す。 5つの図形要素61a 〜61e がステップS25 での処理
対象となり、内部的に設定されている参照オブジェクト
のIDがクリアされているのが分かる。次に、オペレータ
の手でこのビューファイルを開き、編集を始めるが、こ
れに先立って参照オブジェクト整合性保持部24が動作し
て図5の処理が施される。
【0070】その結果を図11に示す。 5つの図形要素61
a 〜61e が図5のステップS13 以降の整合性処理の対象
になる。 図形要素61a 、61d 及び61e は、そこから参照
するオブジェクトのレコードが名称一致では見つからな
いため、網掛けで強調表示される(ステップS13 →S14
→S15 →S17 →S18 →S20)。図形要素61b 及び61c は、
そこから参照するオブジェクトのレコードが名称一致で
見つかるため、内部的に設定されている参照オブジェク
トのIDが今回のものに更新される(ステップS13 →S14
→S15 →S17 →S18 →S19)。その後、オペレータは、こ
れをテンプレートとしてZZタスク用の修正を行なう。こ
こで強調表示された図形要素については必要性を判断の
上、前述の見直し手順を実行する。
【0071】この設計支援装置1の設計ドキュメントの
搬出入機能によって、同一案件内の類似した特定の設計
ドキュメントを別の設計ドキュメントのテンプレートと
して利用できるようになることは勿論のこと、別案件内
の類似した特定の設計ドキュメントについてもテンプレ
ートとして利用できるようになる。設計ドキュメントの
ぺージ数が1ぺージのみであるような場合は図形要素群
の部分的な移出入でも事足りるが、複数ページである場
合は設計ドキュメント単位での搬出入は非常に有用な手
段となる。
【0072】更に、設計支援装置1は、特定の設計ドキ
ュメントの一部分のみを、同一案件内で、または別案件
へ転用することも可能である。まず、オペレータが入力
装置11の操作により指定した作業用記憶部20上の図形要
素群を設計支援装置1の外部へ図形要素群移出部41によ
って一時的に転出乃至は転写する。この際、搬出元の案
件IDを埋め込んでおく。
【0073】次に、設計支援装置1の外部へ一時的に転
出乃至は転写された図形要素群を図形要素群移入部42に
よって作業用記憶部20上に追加する。図12は、この図形
要素群移入部42の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0074】まず、図形要素群移入部42は、その図形要
素群に埋め込まれた案件ID(移出元の案件ID) と設計支
援装置1の現在の案件IDとを比較し (ステップS31)、一
致する場合は (ステップS31 で”YES")、処理を終了す
る。しかし、一致しない場合は (ステップS31 で”N
O")、その図形要素を取出し (ステップS32)、図形要素
が存在し (ステップS33 で”YES") 、その図形要素がオ
ブジェクトを参照している場合は (ステップS34 で”YE
S")、その図形要素に設定されているIDをクリアする
(ステップS35)。以上の処理が全ての図形要素に対して
行なわれる。その後のオブジェクト参照の整合性処理は
前述した手順による。
【0075】特定の設計ドキュメントの一部分のみを、
別案件へ転用する具体的な例として、転用したい設計ド
キュメントは図2に示されているものとし、その中の図
形要素51c 、51d 及び51g とその間のアークからなる図
形要素群を対象とする場合について説明する。なお、移
出元のエンティティ用データベース26の内容は図3に、
移入先のエンティティ用データベース26の内容は図9に
それぞれ示されている如くであるとする。
【0076】まず、オペレータが入力装置11の操作によ
り指定した作業用記憶部20上の図形要素群が設計支援装
置1の外部へ図形要素群移出部41によって一時的に転出
またはコピーされる。この際、移出元の案件IDを埋め込
んでおく。次に、一時的に転出乃至はコピーされた図形
要素群を図形要素群移入部42によって別案件で編集中の
設計ドキュメントに対応した作業用記憶部20上に追加す
る。
【0077】この際、図形要素群移入部42が図12に示さ
れている処理を、参照オブジェクト整合性保持部24が図
5に示されている処理をそれぞれ実行する。その結果を
図13に示すが、簡単のため、移入してできた図形要素の
みを示している。 2つの図形要素71c 及び71d が図12の
ステップS35 での処理対象となり、内部的に設定されて
いる参照オブジェクトのIDがクリアされる。次に、同じ
く71c 及び71d が図5に示されている処理の対象とな
り、図形要素71c は、そこから参照するオブジェクトが
名称一致で見つかるため、内部的に設定されている参照
オブジェクトのIDが更新される。 図形要素71d は、そこ
から参照するオブジェクトが名称一致では見つからない
ため、網掛けで強調表示される。
【0078】この後、オペレータは、これをテンプレー
トとして修正を加えていく。ここで強調表示された図形
要素については、オペレータが必要性を判断した上で、
前述の見直し手順を実行する。
【0079】このような設計支援装置1の図形要素群の
移出入機能によって、同一案件内の類似の設計ドキュメ
ントの一部分を別の設計ドキュメントにコピーして利用
できるようになることは勿論のこと、別の案件内の類似
の設計ドキュメントの一部分についてもコピーして利用
できるようになる。
【0080】ところで、上述のような本発明のソフトウ
ェア設計支援装置はたとえばパーソナルコンピュータの
ような汎用コンピュータに、記録媒体に記録されている
ソフトウェアプログラムを読み込ませてインストールす
ることにより実現可能である。
【0081】図14は汎用コンピュータしてのパーソナル
コンピュータPCの外観を示す模式図である。このパーソ
ナルコンピュータPCには、上述のような本発明のソフト
ウェア設計支援装置として機能させるためのプログラム
PGが記録されたフレキシブルディスク205Mからその記録
内容 (プログラムコード) を読み取るためのフレキシブ
ルディスクドライブ205 及び/又は上述のような処理プ
ログラムPGが記録されたCD-ROM206Mからその記録内容
(プログラムコード) を読み取るためのCD-ROMドライブ2
06 が備えられている。
【0082】なお、表示装置12はこの例では CRTディス
プレイである。また、参照符号110はキーボードを、111
はマウス等のポインティングデバイスを示しており、
これらにより入力装置11が構成される。
【0083】フレキシブルディスクドライブ205 により
フレキシブルディスク205Mから読み取られたプログラム
PGのコードまたはCD-ROMドライブ206 によりCD-ROM206M
から読み取られたプログラムPGのコードはたとえばハー
ドディスクを利用した記憶媒体、たとえばエンティティ
用データ管理部25またはリレーション用データ管理部27
にインストールされ、前述の種々の機能部として機能す
る。なお、エンティティ用データ管理部25またはリレー
ション用データ管理部27とは別に、プログラムPG用の記
憶媒体を備えていてもよいことは言うまでもない。
【0084】なお、ここでは記録媒体としてはフレキシ
ブルディスク及び/又はCD-ROMを示したが、これらに限
られることはなく、適宜のドライブ (読み取り手段) と
組み合わせることにより、磁気テープ, 光磁気ディスク
等の利用も勿論可能であることは言うまでもない。
【0085】また参照符号100 は LAN回線であり、他の
コンピュータ、たとえば一覧表編集装置29とこのパーソ
ナルコンピュータPCとを接続している。なお、この LAN
回線100 を介して他のコンピュータから処理プログラム
PGをインストールすることも可能である。
【0086】図15及び図16は記録媒体の一例としてのフ
レキシブルディスク205Mに記録されている本発明のソフ
トウェア設計支援装置の機能をパーソナルコンピュータ
PCに実現させるためのプログラムPGの内容、即ちプログ
ラムコードを示す模式図である。
【0087】図15に示されているフレキシブルディスク
205Mは、ソフトウェアを構成するオブジェクトそれぞれ
をレコードとして、また各オブジェクトの名称情報を含
む属性情報をエンティティ用データ管理部25に記憶させ
てあるコンピュータにソフトウェアの設計を支援させる
ためのコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体である。
【0088】そしてそのコンピュータプログラムの具体
的な内容は、設計対象のソフトウェアの仕様を図形要素
で記述した設計ドキュメントを編集させるプログラムコ
ードPC11と、設計ドキュメントに記述された図形要素か
ら参照することが可能なオブジェクトをエンティティ用
データ管理部25に記憶させてあるオブジェクトから検索
させるプログラムコードPC12と、編集中の設計ドキュメ
ントの内容を作業用記憶部20に記憶させるプログラムコ
ードPC13と、作業用記憶部20に記憶させてある編集中の
設計ドキュメントの内容を表示装置12の画面上での視認
が可能な形式に変換させるプログラムコードPC14と、編
集の結果作成させた設計ドキュメントを視認可能な形式
に変換したビューファイルをリレーション用データ管理
部27に記憶させるプログラムコードPC15と、リレーショ
ン用データ管理部27に記憶させてあるビューファイルに
含まれる図形要素の内のエンティティ用データ管理部25
に記憶させてあるオブジェクトを参照する図形要素に関
して、それぞれが参照するオブジェクトの名称情報に加
えてレコードを識別するデータを付与させるプログラム
コードPC16と、作業用記憶部20に記憶させてある図形要
素の内のエンティティ用データ管理部25に記憶させてあ
るオブジェクトを参照する図形要素に関して、各図形要
素に付与されているオブジェクトのレコードを識別する
データまたは名称情報をキーとしてエンティティ用デー
タ管理部25を検索させるプログラムコードPC17と、検索
によってレコードが存在し、そのレコードの属性情報に
変更があったことが判明した場合はその属性情報の変更
を対応する図形要素の属性情報に反映させるプログラム
コードPC18と、検索によってレコードが存在しないこと
が判明した場合は対応する図形要素の表示装置12の画面
上での表示状態を変更させるプログラムコードPC19と、
表示状態を変更させた図形要素に対応して参照すること
が可能なオブジェクトが指定された場合に、指定された
オブジェクトに対応する図形要素に付与されているレコ
ードを識別するデータを更新させるプログラムコードPC
20とを含む。
【0089】更に図16に示されているように、フレキシ
ブルディスク205Mは、リレーション用データ管理部27に
記憶させてあるビューファイルをコピーさせるプログラ
ムコードPC21と、作業用記憶部20に記憶させてある図形
要素群をコピーさせるプログラムコードPC22とを含む。
【0090】このような記録媒体の一例としてのフレキ
シブルディスク205Mに記録されているプログラムPGを汎
用コンピュータが読み込むことにより前述のような本発
明のクライアントユニット2として機能する。
【0091】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明に係るソフ
トウェア設計支援装置によれば、 コンピュータ用のソフ
トウェア仕様を図形を多用して記述する設計ドキュメン
トの作成に関して、既存の類似案件の設計ドキュメント
の全体を一括して、または、自己を含む類似案件の特定
の設計ドキュメントを、または自己を含む類似案件の特
定の設計ドキュメント内の一部分を、 テンプレートとし
て流用することが可能となる。
【0092】特に、ソフトウェア作成の都度、新規に設
計ドキュメントを作成していたのでは、生産性の向上に
も限界があるが、本発明によれば類似案件の設計ドキュ
メントを再利用することができるので、労働集約的なソ
フトウェア開発の生産性を抜本的に向上させることが可
能となる。また、実績のある設計を再利用することによ
り、設計品質も向上するなどの優れた効果を奏する。
【0093】また本発明に係る記録媒体に記録されてい
るコンピュータプログラムの各プログラムコードを汎用
コンピュータに読み込ませることにより、上述のような
本発明のソフトウェア設計支援装置を汎用コンピュータ
で実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るソフトウェア設計支援装置の実施
の形態の一構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るソフトウェア設計支援装置が編集
・作成の対象とする設計ドキュメントの一例を示す模式
図である。
【図3】本発明に係るソフトウェア設計支援装置のエン
ティティ用データベースの内容の一例を示す模式図であ
る。
【図4】本発明に係るソフトウェア設計支援装置のエン
ティティ用データベースの内容の一例を示す模式図であ
る。
【図5】本発明に係るソフトウェア設計支援装置の参照
オブジェクト整合性保持部による処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】一つの案件に属する設計ドキュメント全体を再
利用する場合の設計ドキュメントのテンプレートの一例
を示す模式図である。
【図7】図6に示されているテンプレートを基に本発明
に係るソフトウェア設計支援装置により編集して得られ
た設計ドキュメントの一例を示す模式図である。
【図8】本発明に係るソフトウェア設計支援装置の設計
ドキュメント搬入部による処理手順を示すフローチャー
トである。
【図9】本発明に係るソフトウェア設計支援装置のエン
ティティ用データベースの内容の一例を示す模式図であ
る。
【図10】特定の設計ドキュメントを他案件に搬入した
直後の設計ドキュメントの状態の一例を示す模式図であ
る。
【図11】特定の設計ドキュメントを他案件に搬入した
後の設計ドキュメントのテンプレートの一例を示す模式
図である。
【図12】本発明に係るソフトウェア設計支援装置の図
形要素群移入部による処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図13】特定の設計ドキュメントの一部分を他案件に
移入した後の設計ドキュメントのテンプレートの一例を
示す模式図である。
【図14】本発明に係るソフトウェア設計支援装置とし
ての汎用コンピュータの構成例を示す模式図である。
【図15】本発明に係る記録媒体に記録されたコンピュ
ータプログラムの内容を示す模式図である。
【図16】本発明に係る記録媒体に記録されたコンピュ
ータプログラムの内容を示す模式図である。
【符号の説明】
1 設計支援装置 11 入力装置 12 表示装置 20 作業用記憶部 21 図形編集部 22 図形表示部 23 参照オブジェクト候補検索部 24 参照オブジェクト整合性保持部 25 エンティティ用データ管理部 26 エンティティ用データベース 27 リレーション用データ管理部 28 ビューファイル 29 一覧表編集装置 31 設計ドキュメント搬出部 32 設計ドキュメント搬入部 41 図形要素群移出部 42 図形要素群移入部 205M フレキシブルディスク 206M CD-ROM PC パーソナルコンピュータ PG コンピュータプログラム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェアを構成するオブジェクトそ
    れぞれをレコードとして記憶すると共に、各オブジェク
    トの名称情報を含む属性情報を記憶するオブジェクト記
    憶部と、 設計対象のソフトウェアの仕様を図形要素で記述した設
    計ドキュメントを編集する図形編集部と、 設計ドキュメントに記述された図形要素から参照するこ
    とが可能なオブジェクトを前記オブジェクト記憶部から
    検索するオブジェクト検索部と、 前記図形編集部が編集中の設計ドキュメントの内容を記
    憶しておく作業用記憶部と、 該作業用記憶部が記憶している内容を表示装置の画面上
    での視認が可能な形式に変換する変換部と、 前記図形編集部による編集の結果作成される設計ドキュ
    メントを視認可能な形式に変換したビューファイルを記
    憶するビューファイル記憶部とを備えたソフトウェア設
    計支援装置において、 前記ビューファイル記憶部は、自身が記憶しているビュ
    ーファイルに含まれる図形要素の内の前記オブジェクト
    記憶部に記憶されているオブジェクトを参照する図形要
    素に関して、それぞれが参照するオブジェクトの名称情
    報に加えて前記オブジェクト記憶部内でのレコードを識
    別するデータを付与すべくなしてあり、 前記作業用記憶部が記憶している図形要素の内の前記オ
    ブジェクト記憶部が記憶しているオブジェクトを参照す
    る図形要素に関して、各図形要素に付与されているオブ
    ジェクトのレコードを識別するデータまたは名称情報を
    キーとして前記オブジェクト記憶部を検索する検索手段
    と、 該検索手段による検索の結果、レコードが存在し、その
    レコードの属性情報に変更があったことが判明した場合
    はその属性情報の変更を対応する図形要素の属性情報に
    反映させ、 レコードが存在しないことが判明した場合は
    対応する図形要素の前記表示装置の画面上での表示状態
    を前記変換部をして変更させる手段と、表示状態が変更
    された図形要素に対応して参照することが可能なオブジ
    ェクトが指定された場合に、図形要素に付与されている
    前記オブジェクト記憶部内でのレコードを識別するデー
    タを指定されたオブジェクトに対応するデータに更新さ
    せる手段とを有する整合性保持部を備えたことを特徴と
    するソフトウェア設計支援装置。
  2. 【請求項2】前記ビューファイル記憶部が記憶している
    ビューファイルを前記ビューファイル記憶部内にコピー
    する手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載
    のソフトウェア設計支援装置。
  3. 【請求項3】 前記作業用記憶部上の図形要素群を前記
    作業用記憶部上にコピーする手段を更に備えることを特
    徴とする請求項1に記載のソフトウェア設計支援装置。
  4. 【請求項4】 ソフトウェアを構成するオブジェクトそ
    れぞれをレコードとして、また各オブジェクトの名称情
    報を含む属性情報を記憶させてあるコンピュータにソフ
    トウェアの設計を支援させるコンピュータプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 コンピュータに、設計対象のソフトウェアの仕様を図形
    要素で記述した設計ドキュメントを編集させるプログラ
    ムコード手段と、 コンピュータに、設計ドキュメントに記述された図形要
    素から参照することが可能なオブジェクトを記憶させて
    あるオブジェクトから検索させるプログラムコード手段
    と、 コンピュータに、編集中の設計ドキュメントの内容を記
    憶させるプログラムコード手段と、 コンピュータに、記憶させてある編集中の設計ドキュメ
    ントの内容を表示装置の画面上での視認が可能な形式に
    変換させるプログラムコード手段と、 コンピュータに、編集の結果作成させた設計ドキュメン
    トを視認可能な形式に変換したビューファイルを記憶さ
    せるプログラムコード手段と、 コンピュータに、記憶させてあるビューファイルに含ま
    れる図形要素の内の記憶させてあるオブジェクトを参照
    する図形要素に関して、それぞれが参照するオブジェク
    トの名称情報に加えてレコードを識別するデータを付与
    させるプログラムコード手段と、 コンピュータに、記憶させてある図形要素の内の記憶さ
    せてあるオブジェクトを参照する図形要素に関して、各
    図形要素に付与されているオブジェクトのレコードを識
    別するデータまたは名称情報をキーとして検索させるプ
    ログラムコード手段と、 コンピュータに、検索によってレコードが存在し、その
    レコードの属性情報に変更があったことが判明した場合
    はその属性情報の変更を対応する図形要素の属性情報に
    反映させるプログラムコード手段と、 コンピュータに、 検索によってレコードが存在しないこ
    とが判明した場合は対応する図形要素の前記表示装置の
    画面上での表示状態を変更させるプログラムコード手段
    と、 コンピュータに、表示状態を変更させた図形要素に対応
    して参照することが可能なオブジェクトが指定された場
    合に、図形要素に付与されているレコードを識別するデ
    ータを指定されたオブジェクトに対応するデータに更新
    させるプログラムコード手段とを含むコンピュータプロ
    グラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、記憶させてあるビュー
    ファイルをコピーさせるプログラムコード手段を更に含
    むコンピュータプログラムを記録したことを特徴とする
    請求項4に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、記憶させてある図形要
    素群をコピーさせるプログラムコード手段を更に含むコ
    ンピュータプログラムを記録したことを特徴とする請求
    項4に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP11202297A 1999-07-15 1999-07-15 ソフトウェア設計支援装置及び記録媒体 Pending JP2001027947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11202297A JP2001027947A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 ソフトウェア設計支援装置及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11202297A JP2001027947A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 ソフトウェア設計支援装置及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001027947A true JP2001027947A (ja) 2001-01-30

Family

ID=16455224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11202297A Pending JP2001027947A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 ソフトウェア設計支援装置及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001027947A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006190279A (ja) * 2004-12-29 2006-07-20 Microsoft Corp メタデータ駆動型ビジネス・ロジック(metadatadrivenbusinesslogic)処理のための方法および装置
JP2018109957A (ja) * 2016-12-30 2018-07-12 國家中山科學研究院 製品開発管理システム及び方法
CN115176222A (zh) * 2020-03-04 2022-10-11 欧姆龙株式会社 视觉编程的辅助方法、程序以及视觉编程辅助装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006190279A (ja) * 2004-12-29 2006-07-20 Microsoft Corp メタデータ駆動型ビジネス・ロジック(metadatadrivenbusinesslogic)処理のための方法および装置
JP2018109957A (ja) * 2016-12-30 2018-07-12 國家中山科學研究院 製品開発管理システム及び方法
CN115176222A (zh) * 2020-03-04 2022-10-11 欧姆龙株式会社 视觉编程的辅助方法、程序以及视觉编程辅助装置
CN115176222B (zh) * 2020-03-04 2023-06-20 欧姆龙株式会社 视觉编程的辅助方法、存储介质以及视觉编程辅助装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100498764C (zh) 同步更新数据的方法
AU4098700A (en) Circuit arrangement for measuring the resistances of a pressure-sensitive resistance mat
JP2001243098A (ja) データベース構造をブラウザを用いて表示する方法
US20080140608A1 (en) Information Managing Apparatus, Method, and Program
US7707211B2 (en) Information management system and method
JP7055064B2 (ja) データベースマイグレーション支援システム及びプログラム
JPH09212353A (ja) 再利用設計支援方法および設計支援装置
JPH11265368A (ja) 作業手順管理システム
JPH096982A (ja) 階層図編集装置
JP2001027947A (ja) ソフトウェア設計支援装置及び記録媒体
CN101017454A (zh) 编辑设备和方法、程序以及记录介质
JPH1097417A (ja) プログラム組立装置及び記憶媒体
JP3299259B2 (ja) プログラムの構造図編集処理方式
JP2006048521A (ja) 文書検索装置及びその制御方法、並びに制御プログラム
EP1248189A1 (en) Program reproducing method and device, and medium on which a program for program reproduction recording
JP3345522B2 (ja) データ項目部品を利用するプログラム開発支援装置
JP4056622B2 (ja) データベース管理装置
JPH0736684A (ja) ドメイン指向部品管理方法
JP3824468B2 (ja) データ管理システム
JP3417318B2 (ja) ドキュメント作成管理方法及びその装置並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
US20020059167A1 (en) Apparatus for saving files into a plurality of holders
JP3577480B2 (ja) リバースエンジニアリング装置
JPH04190423A (ja) 機能別ポインタを用いた情報管理支援装置
JPH05282391A (ja) 図面検索装置
JPH06149798A (ja) 文書作成装置