JP2001027919A - レシーバ回路 - Google Patents

レシーバ回路

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JP2001027919A JP11200550A JP20055099A JP2001027919A JP 2001027919 A JP2001027919 A JP 2001027919A JP 11200550 A JP11200550 A JP 11200550A JP 20055099 A JP20055099 A JP 20055099A JP 2001027919 A JP2001027919 A JP 2001027919A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のPRDを利用したレシーバ回路では、
判定回路の動作タイミングのマージンが小さかった。 【解決手段】 入力信号が供給される入力線1,2と、
該入力線に接続され、多相の周期的クロックφ1〜φn
により前記入力信号V+,V- を順次取り込んで保持する
複数のサンプル/ホールド回路3−1〜3−nと、該サ
ンプル/ホールド回路の出力の重み付き和に相当する信
号を生成して、前記入力信号を判定する判定回路4−1
〜4−nとを備え、前記各サンプル/ホールド回路のホ
ールド出力が有効な期間を前記入力信号のビットタイム
よりも長くして、当該サンプル/ホールド回路に前後し
て動作するサンプル/ホールド回路の有効出力のオーバ
ーラップ期間に生成された重み付き和を用いて前記判定
回路を動作させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレシーバ回路に関
し、特に、複数のLSIチップ間や1 つのチップ内にお
ける複数の素子や回路ブロック間の信号伝送、或いは、
複数のボード間や複数の匡体間の信号伝送を高速に行う
ためのレシーバ回路に関する。近年、コンピュータやそ
の他の情報処理機器を構成する部品の性能は大きく向上
しており、例えば、DRAM(Dynamic Random Access
Memory)等の半導体記憶装置やプロセッサ等の性能向上
は目を見張るものがある。そして、この半導体記憶装置
やプロセッサ等の性能向上に伴って、各部品或いは要素
間の信号伝送速度を向上させなければ、システムの性能
を向上させることができないという事態になって来てい
る。具体的に、例えば、DRAM等の主記憶装置とプロ
セッサとの間の信号伝送速度がコンピュータ全体の性能
向上の妨げになりつつある。さらに、サーバと主記憶装
置或いはネットワークを介したサーバ間といった匡体や
ボード(プリント配線基板)間の信号伝送だけでなく、
半導体チップの高集積化並びに大型化、および、電源電
圧の低電圧化(信号振幅の低レベル化)等により、チッ
プ間の信号伝送やチップ内における素子や回路ブロック
間での信号伝送においても信号伝送速度の向上が必要と
なって来ている。そこで、より一層の高精度で高速の信
号伝送が可能なレシーバ回路の提供が要望されている。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の信号伝送システムの一例を
概略的に示すブロック図である。図1において、参照符
号101は差動ドライバ、102は信号伝送路(ケーブ
ル)、そして、103は差動レシーバ(レシーバ回路)
を示している。図1に示されるように、例えば、ボード
間や匡体間(例えば、サーバと主記憶装置との間)の高
速信号伝送では一般に差動の信号伝送が行われている。
ここで、例えば、差動ドライバ101は信号の送信側で
あるサーバ(主記憶装置)に設けられ、また、レシーバ
回路103は信号の受信側である主記憶装置(サーバ)
に設けられている。なお、差動信号(相補信号)による
信号伝送は、ボード間や匡体間だけでなく、例えば、チ
ップ内の素子や回路ブロック間等においても利用され
る。
【0003】図2は図1の信号伝送システムにより伝送
された信号データの一例を示す波形図である。LSIや
ボード間、或いは、匡体間でデータ信号を伝送する場
合、伝送路(ケーブル102)等による伝送距離が比較
的長かったり、伝送路の導体幅が狭い場合等には、表皮
効果その他の高周波損失により符号間に干渉が生じて、
信号データの『0』,『1』を正確に判別することが難
しくなって高速の信号伝送が困難になる。すなわち、例
えば、図1に示すような信号伝送システムにおいて、送
信側の差動ドライバ101から受信側の差動レシーバ1
03に対して、ケーブル102を介してデータ”101
001011…”を伝送したとき、受信側(差動レシー
バ103)に送られた信号データの波形は図2に示すよ
うな歪んだものとなって本来差動信号の電圧値が交差す
るはずの個所(EP)で交差が生じないために、通常の
差動増幅器を用いた差動レシーバ(103)では、送ら
れてきたデータを”100001111…”として誤っ
て判定してしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、高速
伝送された差動信号を受信するために通常の差動増幅器
を用いると、符号間干渉により信号データの『0』,
『1』を正確に判別することができずに誤判定が生じる
危険がある。この問題を解決する手法として、PRD
(Partial Response Detection)を利用することが提案
されている。
【0005】図3は従来のレシーバ回路の一例を概略的
に示すブロック回路図であり、図4は図3のレシーバ回
路の問題を説明するための図である。図3に示されるよ
うに、レシーバ回路は、容量ネットワークおよび判定回
路(ラッチ20)を備えて構成されている。容量ネット
ワークは、スイッチ10〜15および容量16〜19で
構成され、レシーバ回路(103)の一方の入力(信
号)V+ は、容量16と,直列接続されたスイッチ10
および容量17とを介してラッチ20の一方の入力に接
続され、同様に、レシーバ回路の他方の入力V-は、容
量19と,直列接続されたスイッチ13および容量18
とを介してラッチ20の他方の入力に接続されておい
る。
【0006】スイッチ10と容量17との接続ノード、
および、スイッチ13と容量18との接続ノードには、
それぞれスイッチ11および12を介して参照電圧Vre
f が印加されるようになっており、また、ラッチ20の
各入力にはそれぞれスイッチ14および15を介してプ
リチャージ電圧Vprが印加されるようになっている。そ
して、この容量ネットワーク部(10〜19)により差
動信号に含まれる符号間干渉成分の推定動作および信号
判定動作を交互に行ってデータの判定を行うようになっ
ている。
【0007】すなわち、符号間干渉成分の推定動作は、
図4におけるクロックCLKの立ち下がりタイミングt
fにおいて、スイッチ11,12およびスイッチ14,
15をオンとし、スイッチ10,13をオフとして前ビ
ットタイムでの電圧を容量に蓄積する。一方、信号判定
動作は、図4におけるクロックCLKの立ち上がりタイ
ミングtrにおいて、スイッチ11,12およびスイッ
チ14,15をオフとし、スイッチ10,13をオンと
して容量に蓄積された前ビットタイムでの電圧値の一部
を現ビットタイムの判定のときに信号値から差し引くこ
とで、すなわち、前ビットの信号電圧を蓄積した容量1
7および18を、入力線と判定回路を接続する結合容量
16および19に対して並列に接続することで行う。そ
して、このPRDを利用したレシーバ回路により、符号
間干渉の影響を低減して信号データを正しく判定するよ
うになっている。なお、レシーバ回路としては、図3に
示したものに限定されず他の様々なものを使用すること
ができる。
【0008】しかしながら、上述のPRDを利用したレ
シーバ回路は、符号間干渉の差し引きを正しく行うこと
ができるのは前ビットの信号値を蓄積したタイミングの
ビットタイム(T)だけ後の時点だけであり、それ以後
は信号電圧の変化に伴いラッチ20(判定回路)の信号
値は変化してしまう。すなわち、判定回路は、正しいタ
イミングに合わせて極めて高速に動作させなければなら
ず、判定回路の動作タイミングに対する余裕度が小さい
ことになる。
【0009】本発明は、上述した従来のレシーバ回路が
有する課題に鑑み、判定回路に大きなタイミングの余裕
を与えることで、より一層高精度で高速の信号伝送が可
能なレシーバ回路の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力信
号が供給される入力線と、該入力線に接続され、多相の
周期的クロックにより前記入力信号を順次取り込んで保
持する複数のサンプル/ホールド回路と、該サンプル/
ホールド回路の出力の重み付き和に相当する信号を生成
して、前記入力信号を判定する判定回路とを備え、前記
各サンプル/ホールド回路のホールド出力が有効な期間
を前記入力信号のビットタイムよりも長くして、当該サ
ンプル/ホールド回路に前後して動作するサンプル/ホ
ールド回路の有効出力のオーバーラップ期間に生成され
た重み付き和を用いて前記判定回路を動作させるように
したことを特徴とするレシーバ回路が提供される。
【0011】図5は本発明に係るレシーバ回路の原理構
成を示すブロック回路図であり、図6は図5のレシーバ
回路における動作を説明するためのタイミング図であ
る。図5において、参照符号1,2は入力線、3−1〜
3−nはサンプル/ホールド回路、そして、4−1〜4
−nは判定回路(ラッチ)を示している。なお、入力線
としては、相補(2本)である必要はなく、シングルエ
ンド(1本)の入力線として構成することもできる。
【0012】本発明のレーバ回路は、容量およびスイッ
チを用いたサンプル/ホールド回路3−1〜3−nを用
いるが、サンプル/ホールド回路には様々な方式があ
り、以下に示す各実施例では、信号線(V+,V-)からの
電圧をトランジスタスイッチを介して容量に接続した形
を例にして説明する。まず、トランジスタスイッチは、
クロックφが高レベルHの期間に導通するものと仮定す
る。この導通期間において、容量は信号電圧により充電
される。ここで、スイッチのオン抵抗とサンプル容量の
積が、クロックφが高レベルHの期間の長さTsより十
分小さければサンプル容量の電圧は信号電圧をほぼ忠実
にフォローすることになる。
【0013】次に、スイッチをオフにすると、サンプル
容量の電圧は、スイッチがオフになった時点の信号値を
ホールドする。ここで、ホールドされた信号が有効な期
間をThとすると、TsとThの和はクロックφ(φ
k)の周期Tpに等しくなる。ここで、複数のサンプル
ホールド回路3−1〜3−nを多相のクロックφ1〜φ
nで動作させると、動作が連続する2つのサンプル/ホ
ールド回路3−kおよび3−(k+1) の間では動作クロッ
クは時間的にビットタイムTだけずれている。従って、
もし各サンプル/ホールド回路の出力の有効期間Thが
ビットタイムTより長ければ、隣り合うサンプル/ホー
ルド回路(3−k,3−(k+1))間において、有効期間に
オーバーラップ期間Topが生じる。このオーバーラップ
期間Topは、2つのサンプル/ホールド回路(3−k,
3−(k+1))の出力が一定であり、この期間だけのタイミ
ングマージンが生じることになる。
【0014】このように、本発明のレシーバ回路は、多
相クロックを用いてサンプル/ホールド回路のクロック
周期Tpを長くし、サンプル期間Tsを短くすることに
より、オーバーラップ期間Topを長くすることで、その
分判定回路の動作に時間をかけることができる。すなわ
ち、判定回路のタイミングマージンを大きくとることが
可能になる。さらに、本発明に係るのPRDを適用した
レシーバ回路は、多相クロックで駆動されるサンプル/
ホールド回路の有効出力期間をオーバーラップさせるこ
とにより、このオーバーラップ期間の分だけ判定回路の
動作時間を長くすることができ、タイミングマージンが
大きくなり、結果として高速動作を実現することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るレシーバ回路
の各実施例を図面を参照して詳述する。図7は本発明に
係るレシーバ回路の第1実施例を示すブロック回路図で
あり、また、図8は図7のレシーバ回路の動作を説明す
るためのタイミング図である。図7において、参照符号
1および2は信号線、31および32はサンプル/ホー
ルド回路、そして、41および42は判定回路(ラッ
チ)を示している。
【0016】図7に示されるように、本第1 実施例のレ
シーバ回路は、2 つのサンプル/ホールド回路31,3
2、および、2 つの判定回路41,42を備えている。
各サンプル/ホールド回路31および32は、それぞれ
容量311,312および321,322、並びに、ス
イッチ313,314および323,324を備え、そ
れぞれ容量311,312;321,322にスイッチ
313,314;323,324を介して信号線1およ
び2に伝えられた信号を導入するようになっている。
【0017】スイッチ313および314はクロックφ
1により動作し、クロックφ1が高レベルHの期間は導
通し、それ以外の期間は切れるようになっている。ま
た、スイッチ323および324はクロックφ2により
動作し、クロックφ2が高レベルHの期間は導通し、そ
れ以外の期間は切れるようになっている。そして、図8
に示されるように、2つのサンプル/ホールド回路31
および32は、それぞれクロックφ1およびφ2で動作
するが、このクロックφ1とφ2とは時間T(Tはビッ
トタイム)だけずれた周期2Tのクロックとされ、互い
の低レベルLの期間(Top)はオーバーラップしてい
る。なお、図8において、参照符号Sはサンプリングタ
イミング、Dは検出(判定)タイミング、Tsはクロッ
クφ1が高レベルHとなる期間、そして、Thはホール
ドされた信号が有効な期間を示している。
【0018】判定回路41および42は、リジェネラテ
ィブ(regenerative)ラッチ回路であり、これら各リジェ
ネラティブラッチ回路41および42は、後述するよう
に入力トランジスタペアを2組備えている。図9は図7
のレシーバ回路におけるラッチの一構成例を示す回路図
である。図9に示されるように、判定回路41(42)
は、Pチャネル型MOSトランジスタ401〜404、
Nチャネル型MOSトランジスタ405〜412、およ
び、NANDゲート413,414を備えて構成され、
トランジスタ405,406により信号V+,V- を受け
取る第1のトランジスタペアを構成し、また、トランジ
スタ407,408により信号Vo+, Vo-を受け取る第
2のトランジスタペアを構成するようになっている。こ
こで、トランジスタ405,406のゲート幅(2W)
およびトランジスタ411のゲート幅(2Wt)は、トラ
ンジスタ407,408のゲート幅(W)およびトラン
ジスタ412のゲート幅(Wt)の2倍として形成されて
いる。すなわち、例えば、判定回路41において、前段
の一方のサンプル/ホールド回路31の出力(V+,V-)
は、第1のトランジスタペアのトランジスタ405,4
06のゲートに供給され、また、他方のサンプル/ホー
ルド回路32 の出力(Vo+, Vo-)は、上記第1のトラ
ンジスタペアと反対の極性で第2のトランジスタペアの
トランジスタ407,408のゲートに供給されるよう
になっている。なお、トランジスタ405,406およ
び411のゲート幅と、トランジスタ407,408お
よび412のゲート幅とは、2:1の比率に限定される
ものではなく、現在のビットタイムの信号(V+,V-)に
対する直前のビットタイムの信号(Vo+, Vo-)の影響
を考慮して他の値に設定することもできる。
【0019】これにより、判定回路41は、現在のビッ
トタイムの信号(V+,V-)から直前のビットタイムの信
号(Vo+, Vo-)の50%を差し引いた値を判定する。
なお、判定回路42も判定回路41と同様の動作をビッ
トタイムTだけずれた位相で行うことになる。本第1実
施例では、判定回路41および42は、2つのサンプル
/ホールド回路31および32の出力が共に一定の期間
に判定動作を行うため、このオーバーラップ時間(To
p)だけ判定タイミングがずれても判定結果に影響が生
じることがなく、従来の回路に比べてより高速な動作に
対して余裕を持たせることができる。
【0020】図10は図7のレシーバ回路におけるサン
プル/ホールド回路31,32の変形例を示す回路図で
ある。図10に示されるように、本変形例のサンプル/
ホールド回路30は、容量(ホールド用容量)301,
302、および、スイッチ303〜308を備えて構成
される。サンプル期間中は、スイッチ303,306お
よび307,308がオンでスイッチ304,305が
オフとなって、ホールド用容量301および302は、
一端が信号線1および2に接続され、他端が判定回路4
0の入力に接続され、さらに、判定回路40の入力端が
プリチャージ電位Vprに充電される。また、ホールド期
間には、スイッチ303,306および307,308
がオフでスイッチ304,305がオンとなって、ホー
ルド用容量301および302の一端は信号線1および
2から切り離されて基準電位Vref が印加される。
【0021】一般に、サンプル/ホールド回路ではトラ
ンジスタスイッチが切れるときのチャネルチャージがホ
ールド容量に流れ込んで誤差を生じることになるが、本
変形例の場合には、その電荷は信号振幅に依存せずに一
定であるため、差動信号を扱う限りは相殺されて出力に
影響を与えないという利点がある。図11は本発明に係
るレシーバ回路の第2実施例を示す回路図であり、ま
た、図12は図11のレシーバ回路の動作を説明するた
めのタイミング図である。図11において、参照符号3
−1〜3−4はサンプル/ホールド回路、また、4−1
〜4−4は判定回路(ラッチ)を示している。
【0022】図11に示されるように、本第2実施例
は、4つのサンプル/ホールド回路3−1〜3−4およ
び4つの判定回路4−1〜4−4を使用し、各サンプル
/ホールド回路3−1〜3−4に対してそれぞれ信号
(クロック)φ1〜φ4を供給して駆動するようになっ
ている。ここで、サンプル/ホールド回路3−1〜3−
4の駆動信号φ1〜φ4は、図12に示されるように、
周期Tpが4ビットタイム(4T)の4相クロックとさ
れており、また、判定回路4−1〜4−4のラッチタイ
ミングを制御するラッチ信号LAT1〜LAT4は、信
号φ1〜φ4を多少遅延させたタイミングとなってい
る。ここで、各クロックφ(φ1〜φ4)が高レベルH
の期間Tsは2ビットタイム(2T)であり、また、ホ
ールドされた信号が有効な期間Thも2ビットタイム
(2T)である。そして、隣り合う相で動作する2つの
サンプル/ホールド回路間(例えば、サンプル/ホール
ド回路3−1と3−2との間)で出力の有効期間に1ビ
ットタイム(T)だけのオーバーラップ期間Topが生
じ、従って、判定回路(ラッチ)4−1〜4−4が動作
するためのタイミングマージンをビットタイムTとする
ことができる。具体的に、本第2 実施例では、判定回路
の動作タイミングマージンをビットタイム(T)と同等
だけ十分長くすることができるため、例えば、10Gb
/s程度の超高速信号伝送であっても判定回路を余裕を
持って動作させることが可能となる。
【0023】図13は本発明に係るレシーバ回路の第3
実施例の要部(判定回路)を示す回路図である。図13
に示されるように、本第3実施例の判定回路は、ラッチ
420、Pチャネル型MOSトランジスタ421,42
2、Nチャネル型MOSトランジスタ423〜428を
備えており、前段のサンプル/ホールド回路の出力電圧
(V+,V- ;Vo+,Vo-)がそれぞれ電圧−電流変換の
機能を持つ差動のトランスコンダクターに接続されてい
る。ここで、差動のトランスコンダクターは、テイル電
流を定電流とした差動ペア(423,424;425,
426)を用いており、これがPチャネル型トランジス
タの負荷デバイス(421;422)に接続される。す
なわち、本第3実施例では、判定回路のステージで電流
和の形でサンプル/ホールド回路出力の重み付き和が生
成され、その値を判定するようになっている。このよう
に、本第3実施例で、直接ラッチに接続するのに比べて
重み付き和を生成するリニアリティが優れ、精度の高い
判定が可能になる。
【0024】ここで、トランジスタ423,424のゲ
ート幅(2W)およびトランジスタ427のゲート幅
(2Wt)は、例えば、トランジスタ425,426のゲ
ート幅(W)およびトランジスタ428のゲート幅(W
t)の2倍として形成され、現在のビットタイムの信号
(V+,V-)から直前のビットタイムの信号(Vo+, Vo
-)の50%を差し引いて重み付けをした値を判定する
ようになっている。なお、トランジスタ423,424
および427のゲート幅と、トランジスタ425,42
6および428のゲート幅とは、2:1の比率に限定さ
れるものではなく、現在のビットタイムの信号に対する
直前のビットタイムの信号の影響を考慮して他の値に設
定することができるのは前述したのと同様である。
【0025】図14は本発明に係るレシーバ回路の第4
実施例を示す回路図であり、1つのサンプル/ホールド
回路(3−n)および判定回路(4ーn)のみを示すも
のである。図14に示されるように、サンプル/ホール
ド回路(3−n)は、容量331,332、スイッチ3
35〜342を備え、n番目の制御信号φnおよびn−
1番目の制御信号φn−1により制御されるスイッチ3
35〜342により2組のホールド容量331,332
の接続を制御するようになっている。また、判定回路
(4−n)は、容量333、インバータ334、スイッ
チ343,344を備えている。ここで、参照符号φop
は、制御信号/φn−1および/φnのオーバーラップ
する期間に出力される信号であり、/φopは信号φopの
反転レベルの信号である。
【0026】本第4実施例のレシーバ回路において、判
定期間には、現在のビットタイムの信号電圧をホールド
する容量332に対して直列に、過去のビットタイムの
信号をホールドした容量331ともう1個の結合容量3
33との並列接続したものを接続する。この結果、ラッ
チに入力される信号値は、現在のビットタイムの信号値
からWW×(過去のビットタイムの信号値)を差し引い
たものになる。ここで、容量331の値をC1とし、容
量332の値をC2とし、容量333の値をC3とする
と、WWは並列接続される容量331および333の比
率で決まり、WW=C1/(C1+C3)となる。本第
4実施例では、重み付けの和(重み付き和)が各容量3
31〜333の容量比(C1,C2,C3)で決まるた
めに、本質的にリニアリティを高くすることができる。
【0027】図15は本発明に係るレシーバ回路の第5
実施例を示す回路図である。図15において、参照符号
31および32は、例えば、図7を参照して説明した第
1実施例と同様の構成を有するサンプル/ホールド回
路、430はラッチ(判定回路)、431〜434はN
チャネル型MOSトランジスタ、そして、435および
436はスイッチを示している。
【0028】図15に示されるように、本第5実施例で
は、サンプル/ホールド回路のサンプル容量(図7に示
す容量311,312;321,322)は、判定期間
にはゲート電位を一定にバイアスされたNチャネル型M
OSトランジスタ431〜434のソースに接続(いわ
ゆるゲート接地形式)されている。これらのトランジス
タ431〜434は定電流モードで動作されるため、ホ
ールド容量(311,312;321,322)からソ
ースへの電荷の流れ込みはドレイン側のノードを定電流
で放電し、流れ込んだのと同じ量の電荷変化がドレイン
側に発生する。その結果、ドレイン側では、現ビットタ
イムの信号電荷と1ビット前のビットタイムの信号電荷
の重み付き和に相当する電荷の変化が生じることにな
る。これは、いわゆるチャージトランスファアンプと同
じ動作原理である。
【0029】この本第5実施例によれば、信号の重み付
き和と信号増幅とが同時に行われることになる。また、
チャージトランスファに用いるトランジスタのゲート・
ソース電圧は自然に閾値電圧(Vth)の近くにバイアス
されるため、トランジスタのVthのばらつきが補償さ
れ、このVthのばらつきに依存しない高感度の増幅が可
能になる。従って、本第5実施例は、感度の高いレシー
バを容易に実現することができる。
【0030】図16は本発明に係るレシーバ回路の第6
実施例の要部(判定回路)を示す回路図である。図16
に示されるように、本第6実施例の判定回路は、ラッチ
440、Pチャネル型MOSトランジスタ441,44
2、そして、Nチャネル型MOSトランジスタ443〜
445,446−1〜446−n,447−1〜447
−n,448−1〜448−n,449−1〜449−
nを備えている。
【0031】本第6実施例の判定回路は、前述した図1
3に示す第3実施例の判定回路と異なり、1ビット前の
信号を電流に変換するトランスコンダクターが複数のト
ランスコンダクター(446−1,447−1,448
−1,449−1〜446−n,447−n,448−
n,449−n)の並列接続で構成され、そのテイル電
流をスイッチすることで動作するトランスコンダクター
の数を重み制御コードにより制御できるようになってい
る。なお、この重み制御コードは、各判定回路に対して
同じものを与える。
【0032】本第6実施例では、例えば、PRDの等化
パラメータを制御することが可能であり、伝送線路の品
質に合わせた最適の等化パラメータを選ぶことができ
る。なお、トランスコンダクター以外でも、前述した第
4実施例や第5実施例のように容量接続を使う形式でも
チャージトランスファを用いる場合でも同様に等化パラ
メータの調整が可能なのは言うまでもない。
【0033】図17は本発明に係るレシーバ回路の第7
実施例の要部(判定回路)を示す回路図である。図17
に示されるように、本第7実施例の判定回路は、ラッチ
450、Pチャネル型MOSトランジスタ451,45
2、Nチャネル型MOSトランジスタ453〜459、
および、電流出力D/Aコンバータ460を備えてい
る。
【0034】本第7実施例の判定回路は、前述した図1
3に示す第3実施例の判定回路と異なり、サンプルされ
た信号を電流に変換するトランスコンダクターのテイル
電流を、例えば、6ビットの電流出力D/Aコンバータ
460で制御して重み付き和を調整するようになってい
る。本第7実施例によれば、重み付き和は、D/Aコン
バータの分解能により制御することができるため、制御
の分解能を高くすることが容易であり、その結果とし
て、より最適なイコライズが可能になって高感度のレシ
ーバを実現することができる。
【0035】
〔付記〕
1.入力信号が供給される入力線と、該入力線に接続さ
れ、多相の周期的クロックにより前記入力信号を順次取
り込んで保持する複数のサンプル/ホールド回路と、該
サンプル/ホールド回路の出力の重み付き和に相当する
信号を生成して、前記入力信号を判定する判定回路とを
備え、前記各サンプル/ホールド回路のホールド出力が
有効な期間を前記入力信号のビットタイムよりも長くし
て、当該サンプル/ホールド回路に前後して動作するサ
ンプル/ホールド回路の有効出力のオーバーラップ期間
に生成された重み付き和を用いて前記判定回路を動作さ
せるようにしたことを特徴とするレシーバ回路。
【0036】2.項目1に記載のレシーバ回路におい
て、前記判定回路は、前記サンプル/ホールド回路の出
力の重み付き和に相当する電圧、電流或いは電荷信号を
生成することを特徴とするレシーバ回路。 3.項目1に記載のレシーバ回路において、前記サンプ
ル/ホールド回路の動作周期を前記入力信号のビットタ
イムの2倍とし、且つ、該サンプル/ホールド回路のサ
ンプル期間をホールド期間よりも長くして、動作が前後
するサンプル/ホールド回路の出力有効期間をオーバー
ラップさせるようにしたことを特徴とするレシーバ回
路。
【0037】4.項目1に記載のレシーバ回路におい
て、前記サンプル/ホールド回路の動作周期を前記入力
信号のビットタイムの3倍以上とし、前記各サンプル/
ホールド回路の出力有効期間を前記入力信号のビットタ
イム以上としたことを特徴とするレシーバ回路。 5.項目1に記載のレシーバ回路において、前記サンプ
ル/ホールド回路の出力の重み付き和を、トランジスタ
を用いたトランスコンダクターにより該各サンプル/ホ
ールド回路の出力信号を電流に交換し、当該各電流を共
通の負荷デバイスに流し込むことで生成するようにした
ことを特徴とするレシーバ回路。
【0038】6.項目5に記載のレシーバ回路におい
て、前記トランスコンダクターのトランジスタの並列接
続数を変化させることにより前記重み付き和の重みを調
整するようにしたことを特徴とするレシーバ回路。 7.項目5に記載のレシーバ回路において、前記トラン
スコンダクターの電流バイアス値を調整することにより
前記重み付き和の重みを調整するようにしたことを特徴
とするレシーバ回路。
【0039】8.項目1に記載のレシーバ回路におい
て、前記判定回路は、各ホールド電圧に充電された容量
を互いに接続することによって前記サンプル/ホールド
回路の出力の重み付き和に相当する信号を生成すること
を特徴とするレシーバ回路。 9.項目8に記載のレシーバ回路において、前記判定回
路は、前記各容量に蓄積された電荷の違いによって前記
重み付き和を生成することを特徴とするレシーバ回路。
【0040】10.項目1に記載のレシーバ回路におい
て、前記判定回路は、前記各サンプル/ホールド回路の
出力に対応する電荷を電荷トランスファ回路で共通の容
量に移動することによって前記サンプル/ホールド回路
の出力の重み付き和に相当する信号を生成することを特
徴とするレシーバ回路。 11.項目10に記載のレシーバ回路において、前記電
荷トランスファ回路のトランジスタの並列接続数を変化
させることにより前記重み付き和の重みを調整するよう
にしたことを特徴とするレシーバ回路。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の信号伝送システムの一例を概略的に示す
ブロック図である。
【図2】図1の信号伝送システムにより伝送された信号
データの一例を示す波形図である。
【図3】従来のレシーバ回路の一例を概略的に示すブロ
ック回路図である。
【図4】図3のレシーバ回路の問題を説明するための図
である。
【図5】本発明に係るレシーバ回路の原理構成を示すブ
ロック回路図である。
【図6】図5のレシーバ回路の動作を説明するためのタ
イミング図である。
【図7】本発明に係るレシーバ回路の第1実施例を示す
ブロック回路図である。
【図8】図7のレシーバ回路の動作を説明するためのタ
イミング図である。
【図9】図7のレシーバ回路における判定回路の一構成
例を示す回路図である。
【図10】図7のレシーバ回路におけるサンプル/ホー
ルド回路の変形例を示す回路図である。
【図11】本発明に係るレシーバ回路の第2実施例を示
す回路図である。
【図12】図11のレシーバ回路の動作を説明するため
のタイミング図である。
【図13】本発明に係るレシーバ回路の第3実施例の要
部(判定回路)を示す回路図である。
【図14】本発明に係るレシーバ回路の第4実施例を示
す回路図である。
【図15】本発明に係るレシーバ回路の第5実施例を示
す回路図である。
【図16】本発明に係るレシーバ回路の第6実施例の要
部(判定回路)を示す回路図である。
【図17】本発明に係るレシーバ回路の第7実施例の要
部(判定回路)を示す回路図である。
【符号の説明】
1,2…信号線 3−1〜3−n,30,31,32…サンプル/ホール
ド回路 4−1〜4−n,40,41,42…判定回路(ラッ
チ) 101…差動ドライバ(ドライバ) 102…信号伝送路(ケーブル) 103…差動レシーバ(レシーバ)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号が供給される入力線と、 該入力線に接続され、多相の周期的クロックにより前記
    入力信号を順次取り込んで保持する複数のサンプル/ホ
    ールド回路と、 該サンプル/ホールド回路の出力の重み付き和に相当す
    る信号を生成して、前記入力信号を判定する判定回路と
    を備え、前記各サンプル/ホールド回路のホールド出力
    が有効な期間を前記入力信号のビットタイムよりも長く
    して、当該サンプル/ホールド回路に前後して動作する
    サンプル/ホールド回路の有効出力のオーバーラップ期
    間に生成された重み付き和を用いて前記判定回路を動作
    させるようにしたことを特徴とするレシーバ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のレシーバ回路におい
    て、前記判定回路は、前記サンプル/ホールド回路の出
    力の重み付き和に相当する電圧、電流或いは電荷信号を
    生成することを特徴とするレシーバ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のレシーバ回路におい
    て、前記サンプル/ホールド回路の出力の重み付き和
    を、トランジスタを用いたトランスコンダクターにより
    該各サンプル/ホールド回路の出力信号を電流に交換
    し、当該各電流を共通の負荷デバイスに流し込むことで
    生成するようにしたことを特徴とするレシーバ回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のレシーバ回路におい
    て、前記トランスコンダクターのトランジスタの並列接
    続数を変化させることにより前記重み付き和の重みを調
    整するようにしたことを特徴とするレシーバ回路。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のレシーバ回路におい
    て、前記判定回路は、各ホールド電圧に充電された容量
    を互いに接続することによって前記サンプル/ホールド
    回路の出力の重み付き和に相当する信号を生成すること
    を特徴とするレシーバ回路。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のレシーバ回路におい
    て、前記判定回路は、前記各サンプル/ホールド回路の
    出力に対応する電荷を電荷トランスファ回路で共通の容
    量に移動することによって前記サンプル/ホールド回路
    の出力の重み付き和に相当する信号を生成することを特
    徴とするレシーバ回路。
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