JP2001027681A - 表示付受信装置 - Google Patents
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Abstract
のより一層の小型化を可能とする。 【解決手段】 GPS衛星からの電波を受信し現在位置
を計測するGPS受信機1である。ケース2の上面に設
ける表示部を、ケース2の上面側に並べて配置した第1
のLCDパネル6と第2のLCDパネル7とによって構
成する。第1のLCDパネル6を透過型とし、その裏面
側に平板状のGPSアンテナ8を配置する。位置計測時
には、第1のLCDパネル6の表示動作を停止し、第1
のLCDパネル6の電気的ノイズの影響を受けることな
く電波の受信を可能とする。ケース2の上面のほぼ全域
を表示部とすることができ、ケース2の外形寸法を小さ
くした場合であっても、表示部には十分な面積を確保す
ることができる。
Description
た情報を受信するとともに受信結果等の各種の表示を行
う表示器を備えた表示付受信装置であって、特にGPS
による位置計測を行うGPS受信機に用いて好適な表示
付受信装置に関する。
して車載用のナビゲーション装置や、電池を電源として
動作する携帯型のGPS受信機が広く用いられており、
携帯型のものにあっては小型化が進み、近時では腕時計
型のGPS受信機が実用化されるに至っている。また、
このような携帯型のGPS受信機では、計測した緯度・
経度等の表示に液晶表示器を用いることにより装置の小
型化を実現するとともに、アンテナと液晶表示器とを面
的に並べて配置することにより、液晶表示器の動作に伴
い生ずるノイズの影響により受信障害が発生することが
防止されている。
のGPS受信機においては、前述したようにアンテナと
表示器とを平面的に並んで配置する必要があることか
ら、装置の小型化には自ずと限界があった。無論、かか
る問題は表示器を小型のものに変更すれば解消できる
が、その場合には一度に表示可能な情報量が低下すると
いう新たな問題が生じることとなっていた。
れたものであり、一度に表示可能な情報量を確保しつ
つ、装置のより一層の小型化が可能となる表示付受信装
置を提供することを目的とする。
に請求項1の発明にあっては、情報を表示するとともに
電波が透過可能な表示部と、この表示部の裏面側に配置
され表示部を透過した電波を受信するアンテナ部と、こ
のアンテナ部による電波の受信時に、前記表示部による
情報の表示動作を停止する制御手段とを備えたものとし
た。かかる構成においては、アンテナ部が表示部の裏面
側に配置されることにより、装置上面のほぼ全域を表示
部の表示領域として使用できる。しかも、アンテナ部に
よる電波の受信時には、表示部における情報の表示動作
が停止されることにより受信障害の発生が回避される。
前記表示部は、情報を表示する第1の表示領域及び第2
の表示領域を有し、前記アンテナ部が前記第1の表示領
域の裏面側に配置され、前記制御手段は、前記アンテナ
部による電波の受信時に、前記表示部による前記第1の
表示領域における情報の表示動作を停止するものとし
た。かかる構成においては、アンテナ部による電波の受
信時であっても、第2の表示領域において情報の表示が
できる。
と、この本体に上下に重なった閉状態と平面的に並んだ
開状態とに開閉可能に連結された蓋体とを備え、情報を
表示する表示部が、前記閉状態で前記蓋体と対向する前
記本体の表面部に設けられ、電波を受信するアンテナ部
が前記蓋体の裏面部に配置されたものとした。かかる構
成においては、蓋体を開状態とすれば表示部の視認が可
能であり、しかも、表示部には、蓋体を閉状態としたと
きの装置上面とほぼ同様の表示面積がアンテナ部の存在
と関係なく確保できる。
前記閉状態で前記本体と対向する前記蓋体の裏面部に、
情報を表示する他の表示部が設けられたものとした。か
かる構成においては、蓋体を閉状態としたときの装置の
外形寸法を小さくしても、蓋体を開状態としたときの情
報の表示面積が容易に確保できる。
に、前記蓋体の表面に配置された指針を駆動し時刻を示
す時計手段と、前記アンテナ部による電波の受信時に前
記時計手段による前記指針の動作を停止させる制御手段
とを備えたものとした。かかる構成においては、蓋体を
閉状態としているときには時刻を知らせることができ、
しかも、アンテナ部による電波の受信時には、指針の動
作を停止させることにより、指針の駆動に伴い発生する
ノイズの影響を受けることなく良好な受信ができる。
針は複数本であって、制御手段は、前記アンテナ部によ
る電波の受信時に前記複数本の指針を同一位置に停止さ
せるものとした。かかる構成においては、指針の影響を
あまり受けることなく電波の受信ができる。
に、前記アンテナ部による電波の受信状況を取得する取
得手段を備え、前記制御手段は、その取得手段により取
得された受信状況が良好であると判断した位置に前記指
針を停止させるものとした。かかる構成においては、常
に電波の受信が確実に行える。
ンテナ部は衛星から送られた測位情報を含む電波の受信
用であって、さらに、前記アンテナ部により受信した電
波に含まれる測位情報に基づき現在位置を計測する測位
手段と、この測位手段による現在位置の計測動作が終了
したことを報知する報知手段とを備えたものとした。か
かる構成においては、蓋体を開状態としなくとも、報知
手段による報知によって現在位置の計測が完了したこと
を知ることができる。
明の第1の実施の形態を図にしたがって説明する。図1
は、本発明にかかるGPS受信機1を示す平面図であ
る。
るケース2によって形成されており、ケース2の上面に
は表示部3と操作部4とが設けられている。表示部3
は、ケース2表面の左側半分の全域を占める第1の表示
領域3aと、右側半分の操作部4を除いた全域を占める
第2の領域とからなり、操作部4には操作スイッチ5が
複数設けられている。また、前記第1及び第2の表示領
域3a,3bは、図2に示すように、ケース2内の上部
に配置されるとともに図示しない風防ガラスによって覆
われた第1のLCDパネル6と第2のLCDパネル7と
によって各々構成されている。第1のLCDパネル6は
可視光線が通過可能な透過型であって、その裏面側に
は、GPS衛星からのL1帯の電波を受信する平板状の
GPSアンテナ8が収容されており、第1のLCDパネ
ル6を介して前記電波が受信されるようになっている。
また、第2のLCDパネル7の裏面側には、GPS受信
機1の後述するメインモジュール11、GPSモジュー
ル12を構成する各種の電子部品からなるモジュール体
9、及び電池等が収容されている。
すブロック図であって、GPS受信機1は、メインモジ
ュール11とGPSモジュール12とから構成されてい
る。GPSモジュール12は、前記GPSアンテナ8や
RF、A/D等で構成された受信部13と、受信部13
で受信した電波からエフェメリスデータやアルマナック
データといった測位情報を解読するのに必要なデータレ
ジスタ、カウンター、デコーダー、及びそれらの制御を
行うCPU等からなる信号処理部14を備えている。ま
た、信号処理部14には、前記CPUのプログラムを格
納する読み出し専用のマスクROM15と、位置計測作
業に伴い各種データを保存するとともに、前記CPUの
演算用のレジスタとして用いられる読み書き可能なSR
AM16とが接続されている。GPSモジュール12
は、入力データ線a及び出力データ線bを介して、前記
メインモジュール11が有するCPU17と接続されて
おり、位置計測結果等の各種情報をCPU17へ送出す
る。
御プログラムに従いRAM19をワーキングメモリとし
てGPS受信機1の各部を制御する。なお、ROM18
には前記制御プログラムと共に各種のデータが記憶され
ている。また、CPU17には時計部20、スイッチ入
力部21、第1の表示部22、第2の表示部23が接続
されている。時計部20は、現在時刻をカウントしてC
PU17へ送出するための水晶発振器等で構成され、ス
イッチ入力部21は、GPS受信機1の操作に用いられ
る前述した複数のスイッチ5により構成されている。第
1の表示部22及び第2の表示部23は、前述した第1
のLCDパネル6及び第2のLCDパネル7と、その駆
動回路とからそれぞれ構成されており、各々がアドレス
線c及びデータ線dによってCPU17と接続されてい
る。また、第1の表示部22側のアドレス線c及びデー
タ線dとCPU17との間には、前記駆動回路による第
1のLCDパネル6の表示動作を必要に応じて停止させ
るための表示オフ線eが設けられている。
において、CPU17によって実行される位置計測処理
にかかる動作を図4のフローチャートに従い説明する。
すなわち、CPU17は使用者によって所定の計測操作
が行われると、先ず第1の表示部22における第1のL
CDパネル6の表示動作を停止した後(ステップSA
1)、計測処理を開始し(ステップSA2)、計測が終
了するまでその状態を維持する(ステップSA3でN
O)。そして、計測が終了すると(ステップSA3でY
ES)、第1の表示部22における第1のLCDパネル
6の表示動作を再開し(ステップSA4)、計測結果を
表示し位置計測を終了する。なお、電波の受信状況が悪
く所定時間が経過しても計測できない場合には、その時
点で計測を終了し第1のLCDパネル6の表示動作を再
開する。そして、かかる動作中においては、使用者によ
って計測操作が行われたとき、例えば図5(a)に示す
ように、第1の表示領域3aに予め使用者により設定さ
れたルートを示す簡易地図が表示され、かつ第2の表示
領域3bに日付と時刻が表示された状態にあれば、計測
操作に伴い、いったん図5(b)に示すように第2の表
示領域3bにて日付と時刻の表示のみを表示した状態と
なり、位置計測ができた時点で、図5(c)に示すよう
に、第1の表示領域3aに現在位置を示す簡易地図と、
現在地の緯度・経度が表示されることとなる。
ンテナ8によって電波を受信する際、第1のLCDパネ
ル6の表示動作を停止しているため、GPS受信機1の
上面のほぼ全域に表示部3(第1及び第2の表示領域3
a,3b)とした構成であっても、GPSアンテナ8は
第1のLCDパネル6を透過した電波を電気的ノイズの
影響を受けることなく受信できる。このため、ケース2
の外形寸法を小さくした場合であっても、表示部3には
十分な面積を確保することができる。よって、一度に表
示可能な情報量を確保しつつ、従来のものに比べ装置の
小型化を図ることが可能である。なお、前述した第2の
表示部23(第2のLCDパネル7)を廃止し、第1の
表示部22(第1のLCDパネル7)のみで各種の情報
を表示する構成としてもよい。その場合であっても、一
度に表示可能な情報量を確保しつつ、従来のものに比べ
装置の小型化が可能である。
3(第2のLCDパネル7)を有することにより、使用
者に対して常に情報(前述した例では日付と時刻)を提
供することができ、同時に一度に表示可能な情報量が多
く都合がよい。しかも、第1及び第2の表示領域3a,
3bを第1及び第2のLCDパネル6,7によって個別
に構成したため、それらには汎用的なディバイスを用い
ることができ、GPS受信機1を低コストで提供でき
る。なお、表示部3は、必要に応じて所望の表示領域の
みの表示駆動が可能な透過型のLCDパネルによって構
成してもよい。
2の実施の形態を示すGPS受信機31を示す平面図、
図7は、それと対応する模式断面図である。このGPS
受信機31は腕時計型であって、略正方形の平面形状を
有するとともにベルト32,32が設けられた本体33
と、その右辺側にヒンジを介して開閉自在に連結された
蓋体34とから構成されている。本体33には、一方の
ベルト32の取り付け部分に操作スイッチ35が複数設
けられている。また、図7に示すように本体33の内部
には、本体33の表面側に第1のLCDパネル36が配
置され、その裏面側には、GPS受信機31の後述する
メインモジュール11、GPSモジュール12を構成す
る各種の電子部品からなるモジュール体37及び電池等
が収容されている。前記蓋体34の内部には、本体33
と重なった図6(a)及び図7(a)に示した閉状態で
本体33と対向する裏面側に第2のLCDパネル38が
収容され、その表面側にはアンテナ・アナログ針部39
が収容されている。アンテナ・アナログ針部39は、平
板状のGPSアンテナ40、GPSアンテナ40の表面
40aを文字盤として時刻を示す時針41及び分針4
2、時針41及び分針42を駆動するためのムーブメン
トによって構成されている。なお、ムーブメントは、時
針41及び分針42に通常の時刻表示の動作を行わせる
だけでなく後述する所定の動作を行わせるためのアクチ
ュエータを有するものであって、図示しないが第2のL
CDパネル38側に接して配置されている。また、ムー
ブメントから延出する時針41及び分針42の駆動軸は
GPSアンテナ40の中心部を貫通している。
示すブロック図である。GPS受信機31はメインモジ
ュール11とGPSモジュール12とから構成されてい
る。以下、第1の実施の形態で図3に示したものと異な
る部分について説明すると、本実施の形態においては、
時計部20に前述したムーブメントを構成する前述した
アクチュエータ43が接続されている。また、CPU1
7にはアラーム音を発生するための回路及び発音ディバ
イス等からなる報知部44と、前記第1のLCDパネル
36及びその駆動回路からなる第1の表示部45、前記
第2のLCDパネル38及びその駆動回路からなる第2
の表示部46が接続されている。
1において、CPU17によって実行される位置計測処
理にかかる動作を図8のフローチャートに従い説明す
る。すなわち、CPU17は、蓋体34が図6(a)及
び図7(a)に示した閉状態で使用者により所定の計測
操作が行われることによって動作を開始し、先ず、時針
41及び分針42を同一位置、例えば12時を指し示す
位置に駆動し停止させる(ステップSB1)。次に、時
針41及び分針42による受信妨害が無いか否かを電波
の受信状況に基づき判断する(ステップSB2)。かか
る判断は、例えばGPSモジュール12側で衛星の捕捉
を行わせ、補足できた衛星数が5つ以上の場合には「受
信妨害無し」、4つ以下の場合には「受信妨害有り」と
するといった予め決められている所定の判断基準に従い
行う。そして、ステップSB2の判断結果がNOであっ
て、受信妨害があると判断される間においては、時針4
1及び分針42を共に所定量、例えば5分刻みに移動さ
せた後(ステップSB3)、再び受信妨害が無いか否か
を判断する。
が無いと判断されると(ステップSB2でYES)、計
測処理を開始し(ステップSB4)、計測が終了するま
でその状態を維持する(ステップSB5でNO)。その
後、計測が終了すると(ステップSB5でYES)、ア
ラーム音を発生し(ステップSB6)、計測結果等を第
1及び第2のLCDパネル36,38に表示した後(ス
テップSB7)、時針41及び分針42の通常の動作を
再開し(ステップSB8)、処理を終了する。したがっ
て、使用者は、アラーム音が鳴った時点で蓋体34を図
6(b)及び図7(b)に示した開状態とすることによ
り計測結果等を知ることかができる。なお、前述した処
理においては、前述したステップSB2、ステップSB
3の処理で、時針41及び分針42を1周させても、例
えば5つ以上の衛星が捕捉できず「受信妨害無し」の状
態が得られなかった場合には、その間で衛星の捕捉数が
最も多い位置つまり受信状態が最も良好であった位置に
時針41及び分針42を移動させる。
置計測が終了した時点で蓋体34を開状態とすれば計測
結果を知ることができ、しかも、第1及び第1のLCD
パネル36には蓋体34を閉状態としたときの装置上面
とほぼ同様の表示面積を確保することができる。また、
蓋体34を閉状態としたまま位置計測を行うことにより
第1及び第2のLCDパネル36,38からの電気的ノ
イズの影響を受けることなく電波の受信を行い得る。よ
って、一度に表示可能な情報量を確保しつつ、従来のも
のに比べ装置の小型化を図ることが可能である。さら
に、蓋体34の裏面側に第2のLCDパネル38が設け
られているため、本体33の外形寸法つまり第1のLC
Dパネル36の表示面積を小さくしても一度に表示可能
な情報量の確保が容易であり、これによっても装置の小
型化が可能である。また、使用者は蓋体34を開くタイ
ミングをアラーム音によって的確に知ることができるこ
とから、位置計測中に蓋体34が開けられることにより
計測動作が中断されてしまうことがなく、常に最短時間
で現在位置を計測することができる。
通常のアナログ時計として使用することができるため便
利である。しかも、位置計測時には時針41及び分針4
2の動作を停止させ、かつ受信妨害を生じさせない最も
受信状況が良好な位置に移動させるため常に電波の受信
を確実に行うことができ、電波の受信機能を維持するこ
とができる。なお、この点については、位置計測時に少
なくとも時針41及び分針42の動作を停止させれば指
針の影響をあまり受けずに電波を受信することが可能で
あり、また両者の停止位置を同一位置とすれば、より顕
著な効果が得られる。
の裏面側に第2のLCDパネル38を設けたものを示し
たが、第2のLCDパネル38を設けなくとも、蓋体3
4にGPSアンテナを設けた構成であれば、一度に表示
可能な情報量を確保しつつ、従来のものに比べ装置の小
型化を図ることが可能である。次に、その一例を示す。
第3の実施の形態を示すGPS受信機51を示す平面
図、図11は、それと対応する模式断面図である。GP
S受信機51も本体33と、それに開閉自在に連結され
た蓋体34とから構成されている。蓋体34の内部に
は、本体33と重なった閉状態(図10(a)及び図1
1(a)に示した状態)で本体33と対向する裏面側に
平板状のGPSアンテナ52が収容されており、その表
面側には文字盤53、時針41及び分針42、図示しな
いムーブメント等からなるアナログ針部54が収容され
ている。また、これ以外の本体33の構成については、
第2の実施の形態に示したものと同様であるため、同一
の符号を付し説明を省略する。なお、GPS受信機51
の電気的な構成については、図8に示した構成から第2
の表示部46を廃止するとともに、前記アクチュエータ
43に代えて前述したムーブメントを構成するステップ
モータが時計部20に接続された構成である。
(b)及び図11(b)に示した開状態として所定の計
測操作を行えば、計測結果等の情報がLCDパネル36
に表示される。しかも、LCDパネル36に日付や時刻
等を表示したままで位置計測を行ったとしても、そこで
発生する電気的ノイズの影響を受けることなくGPSア
ンテナ52によって電波の受信を良好に行うことができ
る。したがって、本実施の形態においても、LCDパネ
ル36にはGPSアンテナ52の存在と関係なく装置上
面とほぼ同様の表示面積を確保することができ、一度に
表示可能な情報量を確保しつつ、従来のものに比べ装置
の小型化が可能である。
ムーブメントの大きさをGPSアンテナ52を覆い隠さ
ない面積とすれば、蓋体34を閉状態としたままでもG
PSアンテナ52による電波の受信が可能である。その
場合には、時針41及び分針42を駆動するムーブメン
トを、第2の実施の形態と同様のものとし、位置計測時
における時針41及び分針42の動作を前述した第2の
実施の形態と同様に制御すれば、常に電波の受信を確実
に行うことができる。
装置においては、アンテナ部を表示部の裏面側に配置す
ることにより、装置上面のほぼ全域を表示部の表示領域
として使用でき、しかも、アンテナ部による電波の受信
時には表示部における情報の表示動作を停止させること
により、受信障害の発生が回避できるようにした。よっ
て、一度に表示可能な情報量を確保しつつ、装置のより
一層の小型化が可能となる。また、表示部が第1の表示
領域と第2の表示領域とを有し、アンテナ部を第1の表
示領域の裏面に配置し、電波の受信時であっても第2の
表示領域において情報の表示ができるようにした。よっ
て、使用者に対して常に情報を提供することができ、同
時に一度に表示可能な情報量が多くなり都合がよい。
体を開状態とすれば表示部の視認が可能であり、しか
も、表示部には、蓋体を閉状態としたときの装置上面と
ほぼ同様の表示面積がアンテナ部の存在と関係なく確保
できる。よって、一度に表示可能な情報量を確保しつ
つ、装置のより一層の小型化が可能となる。また、蓋体
の裏面部に、情報を表示する他の表示部を設ければ、蓋
体を閉状態としたときの装置の外形寸法を小さくして
も、蓋体を開状態としたときの情報の表示面積が容易に
確保できるため、より大きな効果が得られる。
し、電波の受信時には指針の動作を停止させるもので
は、電波の良好な受信を可能としつつ時刻を知らせるこ
とができるため、一度に表示可能な情報量や、装置の外
形寸法を維持したままで、アナログ時計としての機能を
確保することができる。その場合、電波の受信時に前記
複数本の指針を同一位置に停止させるようにすれば、指
針の影響をあまり受けずに電波の受信ができ、さらに、
受信状況が最も良好な位置に指針を停止させるようにす
れば、常に電波の受信が確実に行えるため、電波の受信
機能の確保が容易となる。また、アンテナ部が衛星から
送られた測位情報を含む電波の受信用であるものにおい
ては、測位情報に基づく現在位置の計測動作が終了した
ことを報知することにより、蓋体を開状態としなくとも
現在位置の計測が完了したことを知ることができるよう
したことから、現在位置の計測中に蓋体が開状態に操作
され流ことによって計測動作が中断されてしまうことが
なく、常に最短時間で現在位置を計測することができ
る。
の模式平面図である。
ク図である。
理にかかる動作を示すフローチャートである。
移図である。
の平面図であって、(a)は蓋体を閉じた非計測時の状
態、(b)は蓋体を開いた計測時の状態を示す図であ
る。
面図である。
ク図である。
理にかかる動作を示すフローチャートである。
機の平面図であって、(a)は蓋体を閉じた非計測時の
状態、(b)は蓋体を開いた計測時の状態を示す図であ
る。
断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 情報を表示するとともに電波が透過可能
な表示部と、 この表示部の裏面側に配置され表示部を透過した電波を
受信するアンテナ部と、 このアンテナ部による電波の受信時に、前記表示部によ
る情報の表示動作を停止する制御手段とを備えたことを
特徴とする表示付受信装置。 - 【請求項2】 前記表示部は、情報を表示する第1の表
示領域及び第2の表示領域を有し、前記アンテナ部が前
記第1の表示領域の裏面側に配置され、前記制御手段
は、前記アンテナ部による電波の受信時に、前記表示部
による前記第1の表示領域における情報の表示動作を停
止することを特徴とする請求項1記載の表示付受信装
置。 - 【請求項3】 本体と、この本体に上下に重なった閉状
態と平面的に並んだ開状態とに開閉可能に連結された蓋
体とを備え、情報を表示する表示部が、前記閉状態で前
記蓋体と対向する前記本体の表面部に設けられ、電波を
受信するアンテナ部が前記蓋体に設けられたことを特徴
とする表示付受信装置。 - 【請求項4】 前記閉状態で前記本体と対向する前記蓋
体の裏面部に、情報を表示する他の表示部が設けられた
ことを特徴とする請求項3記載の表示付受信装置。 - 【請求項5】 さらに、前記蓋体の表面に配置された指
針を駆動し時刻を示す時計手段と、 前記アンテナ部による電波の受信時に前記時計手段によ
る前記指針の動作を停止させる制御手段とを備えたこと
を特徴とする請求項3又は4記載の表示付受信装置。 - 【請求項6】 前記指針は複数本であって、制御手段
は、前記アンテナ部による電波の受信時に前記複数本の
指針を同一位置に停止させることを特徴とする請求項5
記載の表示付受信装置。 - 【請求項7】 さらに、前記アンテナ部による電波の受
信状況を取得する取得手段を備え、前記制御手段は、そ
の取得手段により取得された受信状況が良好であると判
断した位置に前記指針を停止させることを特徴とする請
求項5又は6記載の表示付受信装置。 - 【請求項8】 前記アンテナ部は衛星から送られた測位
情報を含む電波の受信用であって、 さらに、前記アンテナ部により受信した電波に含まれる
測位情報に基づき現在位置を計測する測位手段と、 この測位手段による現在位置の計測動作が終了したこと
を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする請求項
5,6又は7記載の表示付受信装置。
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JP20066499A JP4337178B2 (ja) | 1999-07-14 | 1999-07-14 | 表示付受信装置 |
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JP20066499A JP4337178B2 (ja) | 1999-07-14 | 1999-07-14 | 表示付受信装置 |
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JP4337178B2 JP4337178B2 (ja) | 2009-09-30 |
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JP20066499A Expired - Fee Related JP4337178B2 (ja) | 1999-07-14 | 1999-07-14 | 表示付受信装置 |
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