JP2016080356A - 電子時計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子時計1は、非導電性部材からなる地板21と、地板21の裏面側に配置される平面アンテナ40とを備える。平面アンテナ40は、誘電体基材41と、誘電体基材41の地板21側の表面に積層されたアンテナ電極42とを有する。誘電体基材41の表面には、アンテナ電極42が積層されていない露出面411が形成される。地板21は、アンテナ電極42の少なくとも一部と平面的に重なる貫通孔216と、露出面411の少なくとも一部と平面的に重なる被覆部215とを有する。
【選択図】図5
Description
この電子時計では、文字板の裏面側に平面アンテナを配置し、この平面アンテナを周囲の金属ケースから離間させることで、アンテナの感度劣化を抑制していた。
しかしながら、地板は誘電体であるため、アンテナ電極との間隔が非常に小さくなると、アンテナ周波数がシフトしてしまうという新たな課題が生じた。すなわち、平面アンテナのアンテナ電極と地板との間隔が約1.0mm以下になるとアンテナ周波数がシフトするという影響が出始める。特に、前記間隔が0.5mm以内では影響が顕著になり、地板とアンテナ電極とのわずかな間隔の変化で周波数シフト量が大きくなり、受信特性が劣化してアンテナ特性が安定化しないという課題がある。
さらに、地板には、前記露出面の少なくとも一部と平面的に重なる被覆部を形成している。このため、平面アンテナの地板側への移動を、前記露出面が前記被覆部に直接的または間接的に当接することで規制できる。したがって、電子時計が落下した場合等に、平面アンテナが地板の貫通孔から飛び出して文字板等に衝突することも防止できる。
本発明では、地板の被覆部および誘電体基材の露出面間に緩衝材が配置されているので、平面アンテナの露出面を緩衝材に当接させることで、電子時計の高さ方向(厚さ方向)における平面アンテナの位置を設定できる。このため、地板に対する平面アンテナの位置精度を向上でき、位置精度のばらつきによるアンテナ周波数の変化量をさらに低減できてアンテナ特性をより安定化できる。
さらに、平面アンテナの露出面は、スポンジなどの緩衝材に当接するため、被覆部に直接接触することを防止できる。平面アンテナの誘電体基材を、硬く欠けやすいセラミックで形成していても、誘電体基材は直接地板に当接しないので破損を防止できる。
本発明では、地板に形成した貫通孔を、前記アンテナ電極全体と平面的に重なるように形成している。したがって、アンテナ電極には地板の貫通孔が対向し、誘電体である地板が対向しないので、アンテナ周波数の変化量を一層低減できてアンテナ特性を安定化できる。その上、地板の貫通孔部分にアンテナ電極を配置することもでき、ムーブメントの厚さ寸法をより小さくできる。
本発明では、日車などのカレンダー車を非導電性部材で構成しているので、平面アンテナと平面的に重なる位置に配置しても、電波の受信を妨げない。また、時分秒針や情報指示用の指針の指針軸は、文字板、地板を貫通して配置されるので、日車や平面アンテナとは異なる平面位置に配置しなければならない。このため、平面アンテナがカレンダー車と平面的に重なる位置に配置されていれば、これらが異なる位置に配置されている場合に比べて、前記指針軸の配置の自由度が高まり、電子時計のデザイン自由度を向上できる。
例えば、太陽電池パネルにおいて、前記平面アンテナと平面的に重なる部分を切り欠くことで、平面アンテナに重ならないように太陽電池パネルを配置できる。
太陽電池パネルは電極を含んで構成されるが、本発明によれば、平面視において平面アンテナと太陽電池パネルとが重ならないため、時計の表面側から伝播されてくる電波は、太陽電池パネルで遮られることなくアンテナに入射する。このため、受信性能を低下させることなく、太陽電池パネルを電子時計に設けることができる。
図1、2に示すように、電子時計1は、文字板2および指針3からなる時刻表示用の時刻表示部と、文字板2のサブダイヤル2Aおよび指針4からなる情報表示部と、文字板2の日窓2Bおよび日車5からなるカレンダー表示部とを備える腕時計である。
指針3は、秒針、分針、時針等を備えて構成される。指針3,4および日車5は、後述するステップモーターおよび歯車列を含む駆動機構を介して駆動される。
また、電子時計1には、外部操作用のリューズ6、ボタン7,8が設けられている。
なお、図1に示すGPS衛星Sは、位置情報衛星の一例であり、地球の上空に複数存在している。現在は約30個のGPS衛星が周回している。
図2、図3に示すように、電子時計1は、後述するムーブメント20等を収容するケース10を備える。ケース10は、ケース本体11と、裏蓋12とを備える。
ケース本体11は、円筒状の外装ケース111と、外装ケース111の表面側に設けられたベゼル112とを備える。
ベゼル112は、外周が外装ケース111の外周に連続するリング状に形成されている。そして、ベゼル112と外装ケース111とは、互いの対向面に形成された凹凸による嵌め合わせ構造あるいは両面粘着テープや接着剤等の手段により接続されている。なお、ベゼル112は、外装ケース111に対して回転可能に取り付けられていてもよい。
また、ベゼル112の内側には、ベゼル112によって保持されたカバー部材としてのカバーガラス31が取り付けられている。
なお、本実施形態では、外装ケース111と裏蓋12とは、別体で構成されているが、これに限らず、外装ケース111および裏蓋12が一体化されたワンピースケースでもよい。
外装ケース111、ベゼル112、裏蓋12には、BS(真鍮)、SUS(ステンレス鋼)、チタン合金などの導電性の金属材料が利用される。
次に、電子時計1のケース10に内蔵される内部構造について説明する。
図2、図3、図4に示すように、ケース10内には、文字板2の他、ムーブメント20、平面アンテナ(パッチアンテナ)40、日車5、ダイヤルリング32等が収容される。
地板21は、プラスチック等の非導電性部材にて形成されている。地板21は、駆動体22を収容する駆動体収容部21Aと、日車5が配置される日車配置部21Bと、平面アンテナ40を収容するアンテナ収容部21Cとを備える。
日車配置部21Bは、地板21の表面から上側(文字板2側)に突出した複数のガイド部213の外側の領域によってリング状に構成されている。日車配置部21Bに配置された日車5の平面方向の移動は、ガイド部213によって規制される。
駆動体収容部21Aおよびアンテナ収容部21Cは、地板21の裏面側に設けられている。アンテナ収容部21Cは、図5、図6にも示すように、平面アンテナ40の4つの側面に各々対向する4つの壁部214(図5には2つのみ図示)と、各壁部214から張り出して平面アンテナ40の表面に対向する4つの被覆部215(図5には2つのみ図示)とを備える。さらに、各被覆部215間には、平面アンテナ40のアンテナ電極42の少なくとも一部と平面的に重なる貫通孔216が形成されている。なお、4つの壁部214は一体化して形成されており、4つの被覆部215も一体化して形成されている。
このアンテナ収容部21Cは、平面位置が文字板2の12時位置であるため、図2に示すように、平面アンテナ40は12時位置に配置されている。
GPS衛星信号の周波数は、約1.5GHzであり、高周波であるため、電波時計で受信する長波の標準電波と異なり、ソーラーパネルの薄い透明電極でも電波は減衰し、アンテナ特性が低下する。このため、円板状に形成された太陽電池パネル25は、平面アンテナ40と平面視で重なる部分に切欠部251が形成されている。このため、太陽電池パネル25は、地板21の表面側に配置され、平面アンテナ40の表面側には配置されていない。したがって、平面アンテナ40は、太陽電池パネル25の切欠部251を通して電波を受信できる。
なお、太陽電池パネル25には、文字板2の日窓2Bと平面的に重なる開口252や、指針3,4の軸3A,4Aが挿通される孔253,254が形成されている。
ここで、平面視において平面アンテナ40と重なる文字板2の表面に、略字等を設けることができる。この場合、平面アンテナ40の受信性能を向上させるため、これらのパーツは、金属製ではなく、プラスチック等の非導電性部材にて形成することが好ましい。
また、文字板2は、透光性を有するため、時計の表面側から見て、文字板2の裏面側に配置された太陽電池パネル25が透けて見える。このため、太陽電池パネル25が配置されている領域と配置されていない領域とで、文字板2の色が違って見える。この色の違いが目立たないように、文字板2にはデザイン的なアクセントをつけてもよい。
さらに、太陽電池パネル25に切欠部251を形成したことで、切欠部251に重なる部分の文字板2の色調が他の部分と違って見えることがある。それを防止するために太陽電池パネル25と同色(例えば紺色や紫色)のプラスチックシートを太陽電池パネル25の下に重ねてもよいし、太陽電池パネル25全体を切り欠かずに、電波遮蔽する電極層を平面アンテナ40と平面的に重なる部分のみ取り除いて、基材となる樹脂フィルム層を残して色調を合わせてもよい。
このため、時計表面側から伝播されてくる衛星信号は、カバーガラス31を透過した後、ケース本体11または太陽電池パネル25によって遮られることなく、文字板2、日車5、地板21を透過して平面アンテナ40に入射する。なお、指針3,4は平面アンテナ40と重なる面積が小さいことから、金属製であっても無線電波の受信に支障ないが、非導電性部材であれば無線電波が遮断される影響を回避できて好ましい。
GPS衛星Sは、右旋円偏波で衛星信号を送信している。そのため、本実施形態の平面アンテナ40は、円偏波特性に優れるパッチアンテナ(マイクロストリップアンテナともいう)で構成されている。
本実施形態の平面アンテナ40は、図5に示すように、セラミックの誘電体基材41に導電性のアンテナ電極42を積層したパッチアンテナである。
この平面アンテナ40は、次のようにして製造できる。まず、比誘電率が60〜100程度のチタン酸バリウムを主原料にプレス機で目的の形に成形し、焼成を経てアンテナの誘電体基材41となるセラミックスを完成する。誘電体基材41の裏面(回路基板23側の面)には、主に銀(Ag)等のペースト材をスクリーン印刷すること等で、アンテナのグランド(GND)となるGND電極43を構成する。
誘電体基材41の表面(地板21、文字板2側の面)には、アンテナの周波数、受信する信号の偏波を決める放射アンテナ電極42をGND電極43と同様な方法で構成する。アンテナ電極42は、誘電体基材41の表面よりも一回り小さく形成されており、誘電体基材41の表面においてアンテナ電極42の周囲には、アンテナ電極42が積層されていない露出面411が設けられる。
パッチアンテナが方形の場合は一辺が半波長で共振し、円形の場合は直径が約0.58波長で共振するが、誘電体を使うと波長短縮効果で小形化できる。パッチアンテナの動作原理は、パッチ(アンテナ電極42)の縁に沿った強い電界が、縁から空間へ向かって放射されるため、アンテナ近傍の電気力線は強くなり、近傍の金属や誘電体の影響を受けやすい。このため、GPS受信においては、金属製の外装ケース111とアンテナ電極42との距離は少なくとも3mm、理想的には4mm程度離す必要がある。
本実施形態では、平面アンテナ40と、外装ケース111との間には、前記壁部214等が配置されており、平面アンテナ40は外装ケース111の内周面から所定寸法以上、離間した位置に配置される。このため、平面アンテナ40を金属製の外装ケース111に近づけることで生じる受信特性の劣化等を抑制でき、電子時計1に求められる受信性能を確保できる。
本実施形態の貫通孔216は、アンテナ電極42の全体と平面的に重なるように構成されている。すなわち、アンテナ電極42は平面略矩形状に形成されているため、貫通孔216も電子時計1の表面側から見た平面視で矩形状に形成されている。
そして、平面矩形状の貫通孔216の一辺の寸法W1は、アンテナ電極42の一辺の寸法W2に比べて大きく設定され、誘電体基材41の一辺の寸法W3に比べて小さく設定されている。なお、本実施形態では、図6に示すように、貫通孔216の各四辺の寸法は同一としていたが、平面長方形状に形成されて図6において縦寸法および横寸法が異なる寸法とされていてもよい。
このようにアンテナ電極42に平面的に重なる地板21に貫通孔216を設けることで、アンテナ電極42に対向し、かつ1.0mm以下で近接する地板21(誘電体)が存在しなくなるので、アンテナ電極42と誘電体である地板21との間隔変動によってアンテナ周波数がシフトすることも抑制される。
そして、前記露出面411と被覆部215との間には、スポンジなどで構成された緩衝材47が配置されている。誘電体基材41を緩衝材47に接触させることで、平面アンテナ40の時計厚さ方向の位置が設定されている。また、誘電体基材41はセラミックで硬く欠けやすいが、緩衝材47が介在されているため、誘電体基材41が地板21に衝突することを防止できる。このため、誘電体基材41が地板21にぶつかって破損することも防止できる。
図8は、電子時計1の回路構成を示す概略図である。
電子時計1は、図8に示すように、平面アンテナ40と、フィルター(SAW)35と、受信部50と、制御表示部60と、電源供給部70を含んで構成されている。
フィルター35は、バンドパスフィルターであり、1.5GHzの衛星信号を通過させるものとなっている。また、平面アンテナ40とフィルター35との間に、受信感度を良好にするLNA(ローノイズアンプ)を別途組み込む構成としてもよい。
なお、フィルター35が受信部50内に組み込まれる構成としてもよい。
RF部51は、PLL回路511、VCO(Voltage Controlled Oscillator)512、LNA(Low Noise Amplifier)513、ミキサー514、IFアンプ515、IFフィルター516、ADC(A/D変換器)517等を備えている。
ミキサー514でミキシングされたIFは、IFアンプ515、IFフィルター516を通り、ADC(A/D変換器)517でデジタル信号に変換される。
そして、ベースバンド部52は、RF部51のADC517からデジタル信号が入力され、相関処理や測位演算等を行うことにより、衛星時刻情報や測位情報を取得できるようになっている。
なお、PLL回路511用のクロック信号は、温度補償回路付き水晶発振回路(TCXO)53から生成されるようになっている。
制御部61は、RTC611、記憶部612を含んで構成されている。
RTC611は、水晶振動子63から出力される基準信号を用いて、内部時刻情報を計時している。
記憶部612は、受信部50から出力される衛星時刻情報や測位情報を記憶する。また、記憶部612には、測位情報に対応する時差データも記憶され、RTC611で計時されている内部時刻情報および時差データにより、現在地のローカルタイムを算出できるようにされている。
二次電池24は、第1レギュレーター72を介して制御表示部60に駆動電力を供給し、第2レギュレーター73を介して受信部50に駆動電力を供給する。
電圧検出回路74は、二次電池24の電圧をモニターし、制御部61に出力する。従って、制御部61は、二次電池24の電圧を把握して受信処理を制御できる。
平面アンテナ40のアンテナ電極42全体と平面的に重なる貫通孔216を地板21に形成することで、アンテナ電極42に近接する地板21が存在しないので、アンテナ電極42に誘電体である地板21が近接することによってアンテナ周波数がシフトすることを防止できる。このため、周波数の変動が少なくなり、アンテナ特性を安定化できる。
また、アンテナ電極42には貫通孔216が対向するため、平面アンテナ40の露出面411と、地板21の被覆部215との隙間をより小さくできる。このため、平面アンテナ40を内蔵するムーブメント20を薄型化でき、電子時計1も薄型化できる。
さらに、平面アンテナ40の露出面411は、緩衝材47に当接するため、被覆部215に直接接触することを防止でき、セラミックで形成された誘電体基材41の破損を防止できる。
また、日車5は、平面視において平面アンテナ40と重なるため、日車5および平面アンテナ40を避けて配置する指針3、4の軸3A、4Aの配置位置の自由度が高まり、電子時計1のデザイン自由度を向上できる。
また、ベゼル112を導電性部材にて形成しているので、ベゼル112をセラミック製とした場合に比べて加工が容易になりデザインの自由度を向上でき、コストも低減できる。また、ベゼル112は金属製のため、セラミック製のベゼルに比べて小さな断面積で剛性を確保できる。このため、リング状のベゼル112の断面幅寸法を小さくでき、カバーガラス31の平面サイズを大きくすることもでき、時計のデザインの自由度を向上できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
この場合でも、地板21に貫通孔216を形成しない場合に比べると、アンテナ電極42に近接する地板21つまり誘電体が少なくなり、アンテナ周波数がシフトする影響も軽減でき、アンテナ特性を安定化できる。
なお、図9に示すように、アンテナ電極42と、地板21(被覆部215)とが平面的に重なる場合、その重なる面積は小さいほうがアンテナ周波数のシフトの影響を軽減できる点で好ましく、前記重なる面積を概ねアンテナ電極42全体の面積の30%以下にすることが好ましい。
受信部50、制御部61等の各種ICは、回路基板23Aにおいて平面アンテナ40Aが実装される表面とは反対側の裏面側に実装されている。これにより、前記実施形態と同様に、受信回路や電源回路から発生するデジタルノイズが平面アンテナ40に入力し難くなるため、受信感度を向上できる。
また、長さ寸法D1は、平面視において、外装ケース111に最も近いアンテナ電極42Aの一辺から、外装ケース111に最も近い誘電体基材の一辺までの長さ寸法と言い換えることができる。そして、長さ寸法D2は、電子時計1の平面中心位置に最も近いアンテナ電極42Aの一辺から、電子時計1の平面中心位置に最も近い誘電体基材の一辺までの長さ寸法と言い換えることができる。
このように平面アンテナ40Aのアンテナ電極42Aを金属製の外装ケース111から離れるように配置することで、金属製の外装ケース111による電波の遮蔽の影響を低減することができる。
また、この場合、電子時計は時刻表示機能を備えていればよく、時刻表示部は、時刻表示専用の表示部である必要はない。このような電子時計としては、ユーザーの腕に装着されて脈拍を計測する脈拍計や、ユーザーがランニングを行う際などにユーザーの腕に装着されて現在位置を計測して蓄積するGPSロガー等のリスト型機器を例示できる。
Claims (5)
- 非導電性部材からなる地板と、
前記地板の裏面側に配置される平面アンテナと、を備え、
前記平面アンテナは、誘電体基材と、前記誘電体基材の前記地板側の表面に積層されたアンテナ電極とを有し、
前記誘電体基材の表面には、前記アンテナ電極が積層されていない露出面が形成され、
前記地板は、
前記アンテナ電極の少なくとも一部と平面的に重なる貫通孔と、
前記露出面の少なくとも一部と平面的に重なる被覆部とを有する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1に記載の電子時計において、
前記被覆部と前記露出面との間には、緩衝材が配置されている
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1または請求項2に記載の電子時計において、
前記貫通孔は、少なくとも前記アンテナ電極の全体と平面的に重なって形成されている
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子時計において、
カレンダー情報を表示する非導電性部材からなるカレンダー車を備え、
前記平面アンテナは、前記カレンダー車と平面的に重なる位置に配置されている
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子時計において、
前記地板の表面側に設けられ、前記平面アンテナと平面的に重ならない太陽電池パネルを備える
ことを特徴とする電子時計。
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