JP2001027287A - トーショナルダンパ及びその製造方法 - Google Patents
トーショナルダンパ及びその製造方法Info
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Abstract
リトルクを大幅に増大させ、しかも製造上の問題のない
嵌合式のトーショナルダンパを提供する。 【解決手段】 金属からなるハブ1と、その外周側に配
置した金属からなる環状マス2との対向周面間に、環状
ゴム3を圧入する際に、ハブ1と環状マス2の対向周面
又は前記環状ゴム3に、シランカップリング剤を塗布す
ることによって、ハブ1及び環状マス2と環状ゴム3と
の嵌合面に、前記シランカップリング剤を介在させる。
Description
クランク軸等、回転軸に発生する捩り振動を吸収するト
ーショナルダンパ及びその製造技術に関する。
縮、爆発(膨張)及び排気の各行程を繰り返しながら行
われ、ピストンの往復運動をクランク軸の回転運動に変
換しているため、このクランク軸には、回転に伴って捩
り振動(回転方向の振動)が生じる。そしてこのような
捩り振動の増大による不具合の発生を防止するため、前
記クランク軸の軸端には、トーショナルダンパが取り付
けられる。
付けられるハブの外周にゴムを介して環状マスを同心的
かつ弾性的に連結した構成を備え、ゴムのばね定数と、
質量体の慣性質量とによって決まる一定の捩り方向固有
振動数を有し、その共振による動的吸振効果によって、
特定の回転数域における捩り振動を低減するものであ
る。トーショナルダンパには、嵌合式トーショナルダン
パと呼ばれるものがあり、この種のものは、環状に成形
したゴムをハブと環状マスの対向周面間に軸方向一方か
ら圧入嵌合することによって製作されるため、ゴムを加
硫接着した構造のものに比較して安価に提供できるとい
った利点がある。
合式トーショナルダンパにおいては、ハブ、環状ゴム、
環状マスの互いの結合が、圧入時のゴムの圧縮反力によ
る摩擦抵抗に依存されるため、動的吸振動作等による入
力トルクが大きくなると、ハブ又は環状マスと環状ゴム
との嵌合面間で円周方向の滑りを生じることがあり、ゴ
ムを加硫接着した構造のものに比較して適用可能な範囲
が著しく制限されているのが現状である。したがって、
この種のトーショナルダンパには、滑りが発生する時の
入力トルク値(スベリトルク)の向上が求められてい
た。
たものであって、その主な技術的課題は、ハブ、環状ゴ
ム及び環状マス間のスベリトルクを大幅に増大させ、し
かも製造上の問題のない嵌合式のトーショナルダンパを
提供することにある。
性や製造設備の汚染抑制を考慮し、環状ゴムとハブ及び
環状マスとの嵌合面へ介在させる物質の研究を重ねた結
果、シランカップリング剤がスベリトルクの増大に著し
い効果を発揮することを確認して本発明の完成に到っ
た。
手段として、本発明に係るトーショナルダンパは、金属
からなるハブと、このハブの外周側に配置した金属から
なる環状マスと、前記ハブと環状マスとの対向周面間に
圧入嵌合した環状ゴムとを備え、前記環状ゴムとハブ又
は環状マスとの互いの嵌合面に、シランカップリング剤
を介在させたものである。
いては、金属からなるハブと、このハブの外周側に配置
した金属からなる環状マスとの対向周面間に、環状ゴム
を圧入する際に、予め前記ハブと環状マスの対向周面又
は前記環状ゴムにシランカップリング剤を塗布する。
ン系やウレタン系のものがあり、このうちアミン系シラ
ンカップリング剤(アミノ基含有シランカップリング
剤)としては、γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミ
ノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピ
ルメチルジエトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)
アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−(2−アミノ
エチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
(2−アミノエチル)アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジ
エトキシシラン、γ−ウレイドプロピルトリメトキシシ
ラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、N−ベンジル−γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、N−ビニルベンジル−γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン等がある。
(イソシアネート基含有シランカップリング剤)として
は、γ−イソシアネートプロピルトリメトキシシラン、
γ−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、γ−
イソシアネートプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
イソシアネートプロピルメチルジエトキシシラン等があ
る。
又は環状マスとの互いの嵌合面に介在させる成分とし
て、アミン系やウレタン系以外のシランカップリング剤
も使用可能である。そしてこのようなシランカップリン
グ剤としては、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、γ
−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メ
ルカプトプロピルメチルジエトキシシラン等のメルカプ
ト基含有シラン類や、γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシ
ラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル
トリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘ
キシル)エチルトリエトキシシラン等のエポキシ基含有
シラン類や、β−カルボキシエチルトリエトキシシラ
ン、β−カルボキシエチルフェニルビス(2−メトキシ
エトキシ)シラン、N−β−(カルボキシメチル)アミ
ノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等の
カルボキシシラン類や、ビニルトリメトキシシラン、ビ
ニルトリエトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプ
ロピルメチルジメトリメトキシシラン、γ−アクロイル
オキシプロピルメチルトリエトキシシラン等のビニル型
不飽和基含有シラン類や、γ−クロロプロピルトリメト
キシシラン等のハロゲン含有シラン類や、トリス(トリ
メトキシシリル)イソシアヌレート等のイソシアヌレー
トシラン類がある。また、これらを変性した誘導体であ
るアミノ変性シリルポリマー、シリル化アミノポリマ
ー、不飽和アミノシラン錯体、ブロックイソシアネート
シラン、フェニルアミノ長鎖アルキルシラン、アミノシ
リル化シリコーン、シリル化ポリエステル等も用いるこ
とができる。
で使用しても良いが、二種類以上を混合使用しても良
い。
パを、その軸心を通る平面で切断して示すものである。
このトーショナルダンパは、図示されていない自動車エ
ンジン等のクランク軸の軸端に取り付けられるハブ1
と、その外周側に同心的に離間配置された環状マス2と
の対向周面間に環状ゴム3が圧入嵌合され、この環状ゴ
ム3を介して前記ハブ1と環状マス2が互いに弾性的に
連結された構造を有する。
て、クランク軸の軸端に取り付けられる内周側のボス部
11と、そこから外周側へ展開した円盤部12と、その
外周部に形成されたプーリ部13及びリム部14とを有
する。環状マス2も金属材料からなるものであって、前
記ハブ1のリム部14の外周側に配置され、外周面にプ
ーリ部21が形成されている。前記プーリ部13,21
は、クランク軸の回転力を図示されていないVベルトを
介して各種補機へ伝達するためのものである。
形されたものであって、ハブ1のリム部14の外周面
と、これに径方向に対向する環状マス2の内周面との間
に所要の圧縮代をもって圧入嵌合されている。また、環
状ゴム3と前記リム部14及び環状マス2との嵌合面に
は、それぞれシランカップリング剤が介在されている。
グ剤は、ゴム材料と金属との圧接面におけるスベリトル
クの増大に優れた効果を発揮する。したがって、ハブ
1、環状ゴム3、環状マス2が互いに強固に保持された
状態になって、スベリトルクを著しく増大させ、動的吸
振動作等による大トルク入力時にハブ1又は環状マス2
と環状ゴム3の嵌合面間で円周方向の滑りが発生するの
を有効に防止することができる。
るため、このトーショナルダンパの製造過程で環状ゴム
3とハブ1のリム部14及び環状マス2との圧接面へ介
在させるには、例えばエタノール水溶液又は他のアルコ
ール水溶液で希釈したものを、前記リム部14の外周面
及び環状マス2の内周面に塗布し、環状ゴム3を前記リ
ム部14の外周面と環状マス2の内周面との間に軸方向
一側から圧入する。
シシラン等、シランカップリング剤を希釈するエタノー
ル水溶液中のエタノール濃度は、70〜80%とするこ
とが望ましいが、それ以外(0〜90%)でも十分にス
ベリトルクの向上を実現することができる。
実施したスベリトルク評価試験について説明する。な
お、これらの試験に供されるトーショナルダンパは、図
1に示される構造のものとし、環状ゴム3の材料として
はEPDM(エチレン・プロピレンゴム)又はVAMA
C(デュポン社商品名;エチレン・アクリレートゴム)
を用いた。EPDM及びVAMACの配合諸元は表1の
とおりである。
ルダンパは、嵌合面への介在成分を、環状ゴム3又は金
属(ハブ1及び環状マス2)側に塗布してから、環状ゴ
ム3をハブ1と環状マス2の間に環状ゴム3を嵌合し、
次にアルカリ洗浄液に浸漬して、嵌合液(潤滑油)を洗
浄したものである。なお、前記介在成分としてポリメチ
レンポリフェニルイソシアネートを用いたものは、嵌合
後、120℃×22時間の熱処理を実施し、シランカッ
プリング剤はエタノール水溶液(75%重量比)で1:
1(重量比)希釈したものを用いた。
マス2を固定した後に、5kg刻みで円周方向の荷重を
かけ、この状態を1分間保持する。そしてこの保持時間
内にハブ1と環状マス2の相対的な捩り変位が2度未満
であれば、更に前記荷重を5kg増大させて1分間保持
する。そして、保持時間中にハブ1と環状マス2の相対
的な捩り変位が2度以上となった場合のトルクをスベリ
トルクとした。
のとおりであった。
を、各供試体について説明すると、次のとおりである。 実施例1,2;嵌合面の介在成分としてアミン系シラン
カップリング剤が用いられており、圧入嵌合するゴム材
料に依存せずにスベリトルクの向上効果が得られた。ま
た、嵌合後の熱処理を行わなくても、従来技術によるス
ベリトルク向上方法(比較例1)の約1.3倍、接着成
分を用いない場合(比較例2)の2倍のスベリトルク向
上効果が得られた。また、熱老化後のスベリトルク低下
は発生しなかった。 実施例1,3;嵌合面の介在成分としてアミン系シラン
カップリング剤が用いられており、環状ゴム3に塗布す
るか、金属(ハブ1及び環状マス2)側に塗布するかに
関係なく、スベリトルク向上効果が得られた。 実施例4;嵌合面の介在成分としてウレタン系シランカ
ップリング剤が用いられており、環状ゴム嵌合後の熱処
理を行わなくても、従来技術によるスベリトルク向上方
法(比較例6)と同等以上のスベリトルク向上効果が得
られた。
金属からなるハブ及び環状マスとその対向周面間に圧入
した環状ゴムとの互いの嵌合面に、シランカップリング
剤を介在させることによって、前記嵌合面におけるスベ
リトルクが大幅に向上するので、大きな捩り変位の入力
時にハブと環状ゴム間あるいは環状ゴムと環状マスとの
間にスベリが発生するのを有効に防止することができ
る。しかも製造上の安全性及び製造設備を汚染する問題
もないといった優れた効果が実現される。
をその軸心を通る平面で切断して示す半断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 金属からなるハブ(1)と、 このハブ(1)の外周側に配置した金属からなる環状マ
ス(2)と、 前記ハブ(1)と環状マス(2)との対向周面間に圧入
嵌合した環状ゴム(3)とを備え、 前記環状ゴム(3)とハブ(1)又は環状マス(2)と
の互いの嵌合面に、シランカップリング剤を介在させた
ことを特徴とするトーショナルダンパ。 - 【請求項2】 金属からなるハブ(1)と、このハブ
(1)の外周側に配置した金属からなる環状マス(2)
との対向周面間に、環状ゴム(3)を圧入する際に、前
記ハブ(1)と環状マス(2)の対向周面又は前記環状
ゴム(3)に、シランカップリング剤を塗布することを
特徴とするトーショナルダンパの製造方法。
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JP11-128096 | 1999-05-10 | ||
JP2000110427A JP4012358B2 (ja) | 1999-05-10 | 2000-04-12 | トーショナルダンパ及びその製造方法 |
Publications (2)
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Cited By (3)
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-
2000
- 2000-04-12 JP JP2000110427A patent/JP4012358B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN100334369C (zh) * | 2002-10-04 | 2007-08-29 | Nok株式会社 | 扭振减振器的制造方法 |
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