JP2001027232A - 転がり軸受 - Google Patents

転がり軸受

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JP2001027232A
JP2001027232A JP11200615A JP20061599A JP2001027232A JP 2001027232 A JP2001027232 A JP 2001027232A JP 11200615 A JP11200615 A JP 11200615A JP 20061599 A JP20061599 A JP 20061599A JP 2001027232 A JP2001027232 A JP 2001027232A
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JP
Japan
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bearing
ring
rolling
raceway
double
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JP11200615A
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English (en)
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Kazuhiko Otaka
一彦 大高
Yu Suzuki
佑 鈴木
Michio Suzuki
三千男 鈴木
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/54Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
    • F16C19/55Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction with intermediate floating or independently-driven rings rotating at reduced speed or with other differential ball or roller bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C13/00Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
    • F16C13/02Bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C23/00Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
    • F16C23/10Bearings, parts of which are eccentrically adjustable with respect to each other

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小型でしかも高剛性,高精度を得るための予圧
の調整が容易で、かつ組立て作業が煩雑でない転がり軸
受を提供する。 【解決手段】内輪1と外輪2との間に中間輪3を有する
二重軸受の中間輪3を、内輪1に対し偏心させてあり、
その中間輪3の外側軌道3oと外輪軌道2iとの間にこ
ろ転動体4を有する転がり軸受において、ころ転動体4
はその小端面4bを軸受の側面側に向けた複列の円錐こ
ろとし、且つころ中心軸4jが軸受中心軸1jに平行と
なるように配設した。外輪2は間座2Kを介して突き合
わせた複列組合せとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば印刷機械、
圧延機、製紙機械等の各種機械装置に用いられる転がり
軸受の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の転がり軸受としては、例えば図7
に示すような偏心複列円錐ころ軸受がある。このもの
は、同形式のアジアル軸受を二重に組み合わせた二重軸
受で、内輪1と外輪2との間に、内輪1に対し偏心させ
た中間輪3を有するトリプルリング(またはトリプルレ
ース)偏心軸受ともいわれ、中間輪3の外側軌道と外輪
2の軌道との間に複列内向きのころ列からなる転動体4
を有するとともに、中間輪3の内側軌道と内輪1の軌道
との間に複列外向きのころ列からなる転動体5を有して
いる。
【0003】この偏心複列円錐ころ軸受は、その中間輪
3の取付け孔6にブラケットを取り付ければ、少い動力
でカム作用を行わせることができるから、例えば印刷用
紙排出時のリリース機構に利用できる。すなわち、図9
に示すオフセット印刷機(単色)ユニットの印刷シリン
ダを構成しているゴム胴7の支持軸受として用い、紙送
り時にブラケットを操作して中間輪3を揺動させること
により、ゴム胴7を移動させて胴間に隙間をあけ、紙を
通過させる。紙の通過後、速やかに逆方向に揺動させる
ことで、元の圧力でゴム胴7を圧胴9と接触させて印刷
を行う。このようにゴム胴7の支持軸受として偏心複列
円錐ころ軸受を用いれば、速やかにしかも小動力でゴム
胴7の位置を移動させることが可能である。
【0004】また、図8に示すように、上記偏心複列円
錐ころ軸受における外側軸受を針状ころ軸受10とし、
針状ころ11の中心軸11jが軸受中心軸Jと平行とな
るように配設した偏心軸受が使われることもある。この
ような針状ころ軸受構造を有する偏心軸受は、円錐ころ
軸受構造のものに比べて軸受外径及び質量を小さくでき
るから、ハウジングを小さく設計できるという利点があ
る。
【0005】なお、これら従来の偏心軸受の潤滑に関し
ては、内輪1と中間輪3の内側軌道との間の転動体5
は、ゴム胴7を支持して高速回転運動するから油潤滑が
用いられている。一方、外輪2と中間輪3の外側軌道と
の間の転動体4の方は、低速の揺動運動のみであるから
多量の潤滑剤を必要とはせず、油漏れにより紙が汚れる
のを防止するため、グリース潤滑されることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、偏心複
列円錐ころ軸受の場合は、構造上から軸受寸法が大きく
なり、そのためこの軸受を使用する装置例えば印刷機の
胴部のコンパクト化が難しいという問題点がある。ま
た、印刷機では、印刷時のずれ、ムラを防ぐため軸受に
予圧を負荷して用いることが一般的であるが、コンパク
ト化のために外側軸受を針状ころ軸受とした偏心軸受
(図7)を用いた場合は、偏心複列円錐ころ軸受(図
6)のように複列の外輪2の間に挿入した間座Kで予圧
の大きさを調整することができない。そこで、さまざま
の外径を有する多種の針状ころを予め用意しておき、偏
心軸受と軸及びハウジングとのはめあいに応じて軸受の
内部すきまが変化するのに合わせて針状ころの外径を選
択し軸受に組み込む選択勘合を行わねばならない。この
ため、在庫管理が煩雑になることは避けられない。
【0007】また、針状ころの組み込みは、針状ころ1
1を保持器12と共に軸方向から差し入れて軌道面上を
滑らせながら挿入しなければならないため、作業性が悪
く、組込み傷などのトラブルも発生しやすい。そこで本
発明は、従来の転がり軸受に係るこれら未解決の課題を
解決するためになされたものであり、小型でしかも高剛
性,高精度を得るための予圧の調整が容易で、かつ組立
て作業が煩雑でない転がり軸受を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、内輪と外輪との間に中間
輪を有する二重軸受の中間輪を内輪に対し偏心させ、そ
の中間輪の外側軌道と外輪軌道との間にころ転動体を配
した転がり軸受に係るものであり、当該ころ転動体を、
ころ小端面が軸受の側面側に向いた実質的に複列の円錐
ころとするとともに、ころ中心軸が軸受中心軸と平行と
なるように配設し、且つ、外輪は間座を介して突き合わ
せた複列組合せとしたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2に係る発明は、内輪と外輪
との間に中間輪を有する二重軸受の中間輪を内輪に対し
偏心させ、その中間輪の外側軌道と外輪軌道との間にこ
ろ転動体を配した転がり軸受に係るものであり、当該こ
ろ転動体を、接触角を有する複列針状ころとしたことを
特徴とする。さらに、請求項3に係る発明は、内輪と外
輪との間に中間輪を有する二重軸受であって、その中間
輪の外側軌道と外輪軌道との間及び中間輪の内側軌道と
内輪軌道との間に、それぞれ複数の転動体からなる転動
体列を有する転がり軸受に係るものであり、少なくとも
一方の転動体列の軸受空間に潤滑油含有ポリマからなる
固形油を充填したことを特徴とする。
【0010】本発明が対象とする転がり軸受は二重軸受
であり、請求項1及び請求項2に係る発明はそのうちの
偏心軸受を対象としている。一方、請求項3に係る発明
は、偏心軸受だけではなく非偏心の同心軸受をも対象と
している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。この第1の実施形態は、印刷機械
のゴム胴を支持するトリプルリング偏心軸受で、図1
(a)は平面図、(b)はその拡大半断面図である。内
輪1は、一対の円錐ころ軸受の内輪を間座1Kを介して
複列背面組合せとした構成を有し、各内輪の軌道溝1
m,1mには打抜き保持器15で支持される円錐ころか
らなる転動体5が複列外向きに装着されている。内輪1
に対し偏心させた中間輪3の内周面は、複列の外開きテ
ーパ面からなる内側軌道面3iとされ、前記内輪の軌道
溝1m,1mに対向して円錐ころからなる転動体5に接
している。
【0012】その中間輪3の外周面は外側軌道面3oと
され、複列の内開きテーパ面で構成されている。そし
て、中間輪3の外側に、中間輪3と同軸に外輪2が配置
されている。この場合の外輪2は、内周面がテーパ面で
構成される軌道面2iとされた一対の円錐ころ軸受の外
輪を間座2Kを介して背面組合せとした構成を有し、外
輪2を幅方向に貫通するボルト16a及びナット16b
からなる締結手段16により円周上の複数箇所で一体に
締結されている。
【0013】上記中間輪3の複列の外側軌道面3oと上
記外輪2の軌道面2iとの間に、スタッドタイプ保持器
17を介して保持された複列の円錐ころからなる転動体
列4が装着されている。各円錐ころ4は、その大端面4
aをスタッドタイプ保持器16の側に向け、小端面4b
を軸受の側面側に向けて対称に装着されている。また、
対称の対の各円錐ころ4,4同士は、その中心軸4jが
同軸に配置されるとともに、当該中心軸4jが偏心軸受
の内輪1の軸1j及びこれと偏心した外輪2の軸2j,
中間輪3の軸3jのいずれとも交叉しない、すなわち平
行となるように配設してある。ここに、上記外輪2の側
の円錐ころ4は、円錐角度β=1〜10°とするのが良
い。円錐角度βが1°未満では予圧の発生が難しくな
り、一方、円錐角度βが10°を超えると、ころ差動す
べりが大きくなり、回転時のトルクが大きくなるからで
ある。
【0014】なお、中間輪3には、揺動用のブラケット
18が連結されている。次に、作用を説明する。このト
リプルリング偏心軸受の第1の実施形態を、図8に示す
オフセット印刷機械のゴム胴7支持する軸受として使用
するものとする。印刷工程では、内輪1で支持したゴム
胴7が版胴8及び圧胴9に押し当てられた状態で高速回
転運動する。版に塗布されたインキがゴム胴7を介して
印刷用紙に転写され印刷される。印刷トラブルにより途
中で紙が止まった場合や、紙が正常にクランプされず給
紙されない時には、リリース機構を作動させて排紙す
る。その場合、ブラケット18を操作して中間輪3を回
転させることにより、ゴム胴7を移動させて胴間に隙間
をあけ、ゴム胴のインクが圧胴に転写されるのを防止
し、また詰まった紙を排出させる。紙の通過後、速やか
にブラケット18を逆方向に操作して中間輪3を逆回転
させることで、ゴム胴7を版胴8及び圧胴9と再接触さ
せて次の印刷を行う。
【0015】この場合、中間輪3の外側の転動体列を形
成する円錐ころ4は、その中心軸4jが軸受の中心軸1
j,2j,3jと平行な構造であるから、ブラケット1
8を操作して中間輪3と外輪2とを相対運動させると、
円錐ころ4の大端面4a側と小端面4b側との転がり速
度の差から、ころ小端面4b側において差動滑りが生じ
る。しかし、印刷機械のゴム胴部の支持軸受として用い
る場合は、用紙排出のリリース時のみ中間輪3と外輪2
とが相対回転するのであり、しかも回転速度も遅く、1
動作あたり1/2回転以下程度にすぎないし、且つころ
円錐角度βを小さくしていることから、十分な潤滑状態
であれば機能上問題はない。
【0016】そして、この発明の偏心軸受は、複列の上
記円錐ころ4の中心軸4jが軸受の中心軸1j,2j,
3jと平行であるから、必然的に中間輪3の外周面(す
なわち、軌道面3o,3o)が凹面となる。これに対し
て、従来の偏心軸受(図6)では複列内向きの円錐ころ
4の中心軸4jが軸受の中心軸Jと交叉する構造である
から、中間輪3の外周面は凸面である。したがって、本
実施の形態の偏心軸受は中間輪3の外径を従来より小さ
くでき、ひいては偏心軸受全体がよりコンパクトになり
小型化できるという効果を奏する。
【0017】また、本発明によれば、円錐ころ4の予圧
調整も、外輪2の中間に介挿した外輪間座2Kの幅方向
の寸法調整により容易に行うことができる。また、内輪
1の側の転動体列5の予圧調整は内輪間座1Kの幅方向
の寸法調整により同じく容易に行うことができる。また
は、内輪1,1の間に間座1Kを介在させずに直接背面
同士を当接させた構造として、内輪1をナット等で締め
込み、適正な予圧を与えるようにしても良い。
【0018】図2に、本発明の偏心軸受の第2の実施の
形態を示す。このものは、外輪側のころ列におけるころ
の形態が上記図1のものとは異なっている。すなわち、
中間輪3の複列の外側軌道面3o,3oと外輪2の軌道
面2i,2iとの間に、中央部が円筒形状で両端部が円
錐形状とされた単列の円筒円錐複合ころ4Aが、図3
(a)に示すような板打ち抜き保持器20を介して保持
されている。但し、各複合ころ4Aの円筒形状の中央部
は、単に両端の円錐形部分を連結しているにすぎず、中
間輪3の外側軌道面3o,3o及び外輪2の軌道面2
i,2iのいずれとも非接触とされている。それゆえ、
複合ころ4Aは、実質的にはその小端面を軸受の側面側
に向けた複列の円錐ころといえる。ころ中心軸4Ajは
軸受中心軸1jと平行とされており、ころ円錐角度βの
大きさは1〜10°である。
【0019】この第2の実施の形態の偏心軸受も中間輪
3の外径を従来より小さくでき、ひいては偏心軸受全体
がよりコンパクトになり小型化できるという利点を有す
る。その他の構成および作用効果は上記第1の実施の形
態と同様である。なお、円筒円錐複合ころ4Aの保持手
段としては、図3(a)に示す板打ち抜き保持器20に
代えて図3(b)に示すような樹脂製スペーサ21を用
いても良い。または、図3(c)に示すように、保持器
を使用しない総ころ構造とすることもできる。
【0020】図4に、本発明の偏心軸受の第3の実施の
形態を示す。この実施の形態は、外輪側軸受のころに針
状ころを使用した場合である。図8に示す従来の外側軸
受を針状ころ軸受10とした偏心軸受の場合に述べたよ
うに、針状ころを用いると円錐ころ軸受に比べて軸受外
径及び質量を小さくできる。しかし、針状ころの軸が軸
受中心軸と平行であると、軸受内部すきまの調整は針状
ころ自身のサイズ調整で行わねばならない。内部すきま
の大きさは内輪1と軸との嵌め合い、外輪2とハウジン
グとの嵌め合いに応じて変化するものであるから、その
大きさに合わせて、適宜の寸法の針状ころを選択しなけ
ればならず、多種の寸法の針状ころを予め準備しておく
必要があり、管理が煩雑である。また、針状ころ11の
組込み作業は、保持器12ところ11とを横方向から滑
らせつつ挿入しなければならず作業性がわるいし、さら
に、軸方向の力は受けることができないため、別にスラ
スト受けを設けなくてならない等、さまざまの不都合が
あった。
【0021】そこで、本実施の形態の針状ころを用いた
偏心軸受(図4)は、内輪1側は従来と同じく背面組合
せの複列円錐ころ軸受とし、一方、外輪2側には、外輪
間座2Kを介して複列正面組合せとした外輪2と中間輪
3の軌道面の間に針状ころ11を接触角θをもたせて複
列内向きに配列した構造にした。本実施の形態の偏心軸
受にあっては、外輪側の軸受を針状ころ軸受10とした
ため、円錐ころ軸受の場合よりコンパクトにすることが
できる。また、軸受外径を同サイズにしても、内輪側の
軸受のスペースが広くとれる分、内輪1の支持軸径を増
すことができて、剛性を向上させることができる。
【0022】更に、その針状ころ軸受10を、接触角θ
をもたせて複列内向きに配列したため、軸方向の力を受
けることができると共に、軸受の組立ても容易であり、
従来の針状ころ軸受のように組込み作業時に軸受を傷つ
けるおそれも少ない。組込み後のすきま調整も外輪間座
2Kを調整することにより可能である。したがって、組
立ての作業性が従来よりも大幅に向上する。
【0023】なお、上記の各実施の形態では、内輪側の
軸受が円錐ころ軸受である偏心軸受の例のみを示した
が、これに限らず内輪側の軸受としてアンギュラ玉軸受
などの玉軸受や円筒ころ軸受など他の形式の軸受を組合
せた偏心軸受に対しても本発明を適用できる。続いて、
本発明の偏心軸受における潤滑に関して説明する。
【0024】先にも述べたように、従来の偏心軸受にあ
っては、高速回転する内輪側の転動体列5には油潤滑が
用いられている。一方、低速の揺動運動のみしか行われ
ない外輪側の転動体列4の方は、グリース潤滑されるこ
とが多い。これに対して、本発明の偏心軸受にあって
は、内輪側の転動体列5,外輪側の転動体列4の少なく
とも一方の転動体列の軸受空間に、潤滑油含有ポリマか
らなる固形油を充填して自己潤滑させるものとすること
ができる。一方の転動体列の方のみを固形油で潤滑する
場合、他方の転動体列は油潤滑またはグリース潤滑とす
る。固形油で潤滑する方は、低速回転運動、揺動運動、
往復運動又は断続回転運動のような限定された範囲の運
動を行う方にすると良い。
【0025】例えば、前記図1に示される偏心複列円錐
ころ軸受の場合、中間輪3と外輪2とその間に保持器1
7を介して保持された複列の円錐ころ4との間の軸受内
部空間を埋めるようにして固形油30が成形される。こ
のとき、固形油30は、外輪2、中間輪3、円錐ころ4
のそれぞれとの間にわずかなすきまを有して成形され、
それらの運動を阻害することがないように配慮される。
このように偏心軸受の外輪側の転動体列に固形油30を
用いることで、組立て時にグリースを塗布する必要がな
く組立てが非常に容易となる。
【0026】一方、内輪1と中間輪3とその間の円錐こ
ろ5に対しては、油潤滑又はグリース潤滑がなされる。
ここで、本発明に用いる固形油の概要を述べる。当該固
形油は、本出願人が先に出願した内容(特願平10−2
32849号)と同じものである。すなわち、本発明の
固形油である潤滑剤含有ポリマは、ポリエチレン,ポリ
プロピレン,ポリブチレン,ポリメチルペンテン等の基
本的に同じ化学構造を有するポリオレフィン系樹脂の群
から選定された合成樹脂に、潤滑剤としてポリαーオレ
フィン油のようなパラフィン系炭化水素油,ナフテン系
炭化水素油,鉱油,ジアルキルジフェニルエーテル油の
ようなエーテル油,フタル酸エステルのようなエステル
油等の何れかを単独若しくは混合油の形で混ぜて調整し
た原料を、樹脂の融点以上で加熱して可塑化し、その後
冷却することで固形状にしたものである。その潤滑剤の
中に、予め酸化防止剤,錆止め剤,摩耗防止剤,あわ消
し剤,極圧剤等の各種添加剤を加えたものでもよい。
【0027】上記潤滑剤含有ポリマの組成比は、全重量
に対してポリオレフィン系樹脂10〜50重量%,潤滑
剤90〜50重量%である。ポリオレフィン系樹脂が1
0重量%未満の場合はあるレベル以上の硬さ・強度が得
られず、軸受の回転などによって負荷がかかった時に初
期の形状を維持するのが難しくなり、軸受の内部空間か
ら脱着する等の不具合を生じる可能性が高くなる。ま
た、ポリオレフィン系樹脂が50重量%を越える場合
(つまり潤滑剤が50重量%未満の場合)は、軸受への
潤滑剤の供給が少なくなる結果、軸受の寿命が短くな
る。
【0028】上記合成樹脂の群は、基本構造は同じでそ
の平均分子量が異なっており、700〜5×106 の範
囲に及んでいる。そのうちの平均分子量700〜l×l
4というワックス(例えばポリエチレンワックス)に
分類されるものと、平均分子量l×l04 〜l×l06
という比較的低分子量のものと、平均分子量1×10 6
〜5×106 という超高分子量のものとを、単独若しく
は必要に応じて混合して用いる。ワックスとしては、ポ
リエチレンワックスのようなポリオレフィン系樹脂の他
にも、融点が100〜130℃以上の範囲にある炭化水
素系のもの(例えばパラフィン系合成ワックス)であれ
ば使用できる。
【0029】成形性,機械的強度,保油性,潤滑剤供給
量のバランスを考慮すると、潤滑剤含有ポリマの組成比
は、ワックスに分類されるもの0〜5重量%,比較的低
分子量のもの8〜48重量%,超高分子量のもの2〜1
5重量%,3つの樹脂分の合計10〜50重量%(残り
90〜50重量%が潤滑剤)とするのが好適である。機
械的強度の一つとして、本発明の潤滑剤含有ポリマの硬
さ[HDA ]は、65〜90の範囲にあることが好まし
く、より好ましくは70〜85の範囲である。硬さ[H
A ]が65未満の場合は、強度的に弱く軸受の回転に
よって破損する恐れがある。それに対して硬さ[H
A ]が90を越える場合は、転動体を拘束する力が大
きく、それによって軸受のトルクが大きくなったり、軸
受の回転による発熱が大きくなって軸受の温度が高くな
る恐れがある。
【0030】本発明の潤滑剤含有ポリマの機械的強度を
向上させるため、上述のポリオレフィン系樹脂に、以下
のような熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂を添加したもの
でもよい。熱可塑性樹脂としては、ポリアミド,ポリカ
ーボネート,ポリブチレンテレフタレート,ポリフェニ
レンサルファイド,ポリエーテルスルホン,ポリエーテ
ルエーテルケトン,ポリアミドイミド,ポリスチレン,
ABS樹脂等の各樹脂を使用することができる。また、
熱硬化性樹脂としては,不飽和ポリエステル樹脂,尿素
樹脂,メラニン樹脂,フェノール樹脂,ポリイミド樹
脂,エポキシ樹脂等の各樹脂を使用することができる。
これらの樹脂は、単独または混合して用いてもよい。更
に、ポリオレフィン系樹脂とそれ以外の樹脂とを、より
均一な状態で分散させるために、必要に応じて適当な相
溶化剤を加えてあっても良い。
【0031】また、機械的強度を向上させるために、充
填材を添加しても良い。充填材としては、例えば、炭酸
カルシウム,炭酸マグネシウム,チタン酸カリウムウィ
スカ−やホウ酸アルミニウムウィスカー等の無機ウィス
カー類、或いはガラス繊維や金属繊維等の無機繊維類及
びこれらを布状に編組したもの、また有機化合物ではカ
ーボンブラック,黒鉛粉末,カーボン繊維,アラミド繊
維やポリエステル繊維等を添加してもよい。
【0032】更に、ポリオレフィン系樹脂の熱による劣
化を防止する目的で、N,N‘−ジフェニル−P−フェ
ニルジアミン,2,2‘−メチレンビス(4−エチル−
6−t−ブチルフェノール)等の老化防止剤、また光に
よる劣化を防止する目的で2−ヒドロキシ−4−n−オ
クトキシベンゾフェノン,2−(2‘−ヒドロキシ−3
‘−t−ブチルー5’−メチル−フェニル)−5ークロ
ロベンゾトリアゾール等の紫外線吸収剤を添加してもよ
い。
【0033】以上の全ての添加剤(ポリオレフィン系樹
脂+潤滑剤以外)の添加量としては、添加剤全体とし
て、成形原料全量の20重量%以下であることが、潤滑
剤の供給能力を維持する上で好ましい。本発明にあって
は、上記の潤滑剤含有ポリマである固形油30を軸受空
間に充填するにあたり、中間輪3の外周面及び外輪2の
内周面の両方またはいずれか一方における軌道面を除く
周面部分と充填した固形油30との間に、大きさを制御
した間隙を意図的に設ける。その間隙の大きさの制御方
法としては、以下のようなものがある。
【0034】すなわち、先ず、組み立て済の偏心軸受の
外輪2と中間輪3の軌道面を除く中間輪外周面部あるい
は外輪内周面部に接触させて、所定の厚さのリング状の
間座を嵌合する。その状態で、未焼成の潤滑剤含有ポリ
マを軸受すき間内に充填する。次いで、潤滑剤含有ポリ
マをベースとなる樹脂の融点以上で加熱して溶融させ、
その後冷却して固化させる。その後で前記リング状間座
を外すことによって、当該リング状間座の厚さに見合っ
た大きさの間隙を有する固形油充填偏心軸受を作ること
ができる。その際、ベースとなる樹脂が熱硬化性樹脂で
あれば、加熱によってそのまま硬化する。一方、ベース
となる樹脂が熱可塑性樹脂の場合は、上記の方法の他
に、前記リング状間座と同様の大きさの間隙を形成する
ような金型を用いて、インサート成形(射出成形)する
ことによっても製造することができる。
【0035】固形油30と、中間輪3,外輪2の軌道面
を除く周面部分との間に形成する前記間隙の大きさは、
0.1〜1.0mm程度がよく、より好ましくは0.3
〜0.7mmである。0.1mm未満であると、軸受の
回転等によって軸受温度が上昇すると軸受を構成する金
属に比べて固形油30の体積膨張が大きいために間隙が
なくなる。一方、1.0mmを越える場合は、その分固
形油30の充填量が減少するとともに、軸受内部に異物
が侵入しやすくなる。
【0036】上記のようにして、中間輪外周面及び/又
は外輪内周面の軌道面を除く周面部分と固形油との間
に、大きさを0.1〜1.0mmの範囲に制御した間隙
を設けると、軸受空間に固形油が隙間なく或いは自然発
生的な隙間を介して充填されている場合に比べて、中間
輪あるいは外輪の動きが固形油で拘束されにくい。その
ため、低トルクであり軸受の回転による温度上昇を小さ
くできる。
【0037】本発明の固形油30は、図1ないし図4に
示す偏心軸受には勿論のこと、その他例えば図5に示す
ような外輪側の転動体4に円筒ころを使用した偏心軸受
に適用できる。また、図示しないが、内輪側の転動体5
にころではなく玉を使用した偏心軸受にも適用できる。
しかも、偏心軸受の中間輪3と外輪2との間の軸受空間
のみでなく、中間輪3と内輪1との間の軸受空間にも適
用できるのであって、少なくとも一方の転動体列の軸受
空間に固形油30を充填可能である。
【0038】更に、偏心軸受のみに限られず、図6に示
すような同心型の二重転がり軸受にも適用することがで
きる。ちなみに、図6のものは圧延機のロールクランプ
車輪部に使用される多段(二重)転がり軸受の例であ
る。この同心型の二重転がり軸受では、外輪2は円筒こ
ろ4を有しており、圧延材の厚みの微調整に応じて軸箱
が上下動するのに追従して回転する。一方、内輪1は玉
5を有しており、圧延精度を調整するため、図外のロー
ルを支持する軸箱が左右動するのに追従して揺動する。
この同心型の二重転がり軸受の、外輪側の円筒ころ部分
または内輪側の玉部分、あるいは両方に本発明の固形油
30を充填すると、組立て時にグリースを塗布する必要
もなくて組み立てが非常に容易になると共に潤滑剤の使
用量も少なくて済む利点がある。
【0039】かくして、これらの軸受空間に固形油30
を充填することで、転動体が覆われるため転動体と軌道
輪との間に塵埃が入り込むおそれが無くなると共に、固
形油に内蔵されている潤滑剤が潤滑の必要な部分に自動
的に常時供給されるため、良好な潤滑状態が維持でき
る。また、従来の全てグリース潤滑された二重軸受と同
様の高い負荷容量や剛性が得られると共に、組立てが格
段に容易になる等の利点がある。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る本
発明によれば、偏心させた二重転がり軸受の外側の転動
体を、小端面を軸受の側面側に向けた実質的に複列の円
錐ころで構成すると共に、ころ中心軸が軸受中心軸と平
行となるように配設したので、複列組合せとした外輪間
の間座を調整することで、狙いの予圧荷重を容易に得る
ことができ且つ従来の二重転がり軸受よりも径を小さく
することができる。
【0041】請求項2に係る本発明によれば、偏心軸受
の外側の転動体を接触角を有する複列針状ころとしたこ
とで、従来のものより組み立て作業を容易にすると共に
省スペース化が実現され、しかも比較的安価に提供でき
る。請求項3に係る本発明によれば、偏心、非偏心(同
心)にかかわらず、転がり軸受の少なくとも一方の転動
体列の軸受空間に、潤滑油含有ポリマからなる固形油を
充填することで、偏心軸受の取り扱い性と信頼性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏心軸受の第1の実施の形態で、
(a)は平面図、(b)は半断面図である。
【図2】本発明の偏心軸受の第2の実施の形態の半断面
図である。
【図3】図2に示すもののころ配置の種類を説明する図
である。
【図4】本発明の偏心軸受の第3の実施の形態を示す断
面図である。
【図5】本発明の固形油を充填した偏心軸受の例を示す
断面図である。
【図6】本発明の固形油を充填した同心の圧延機用二重
転がり軸受の断面図である。
【図7】従来の偏心複列円錐ころ軸受の断面図である。
【図8】従来の偏心複列針状ころ軸受の断面図である。
【図9】偏心軸受が使用される印刷機械の要部の模式図
である。
【符号の説明】
1 内輪 2 外輪 2K 間座 3 中間輪 4 転動体(円錐ころ) 4j ころ中心軸 5 転動体 11 針状ころ θ 接触角 30 固形油
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 三千男 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 3J012 AB04 BB05 CB01 CB08 EB20 FB09 FB11 FB12 3J101 AA02 AA13 AA14 AA16 AA24 AA25 AA32 AA42 AA43 AA52 AA54 AA62 AA75 BA54 BA56 EA53 FA41 FA46 FA53 GA36 GA60

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内輪と外輪との間に中間輪を有する二重
    軸受の中間輪を内輪に対し偏心させてなり、当該中間輪
    の外側軌道と外輪軌道との間にころ転動体を有する転が
    り軸受において、 前記ころ転動体はその小端面を軸受の側面側に向けた実
    質的に複列の円錐ころであってころ中心軸が軸受中心軸
    と平行となるように配設してなり、前記外輪は間座を介
    して突き合わせた複列組合せとしたことを特徴とする転
    がり軸受。
  2. 【請求項2】 内輪と外輪との間に中間輪を有する二重
    軸受の中間輪を内輪に対し偏心させてなり、当該中間輪
    の外側軌道と外輪軌道との間にころ転動体を有する転が
    り軸受において、 前記ころ転動体を接触角を有する複列針状ころとしたこ
    とを特徴とする転がり軸受。
  3. 【請求項3】 内輪と外輪との間に中間輪を有する二重
    軸受であって、当該中間輪の外側軌道と外輪軌道との間
    及び当該中間輪の内側軌道と内輪軌道との間に、それぞ
    れ複数の転動体からなる転動体列を有する転がり軸受に
    おいて、少なくとも一方の転動体列の軸受空間に潤滑油
    含有ポリマからなる固形油を充填したことを特徴とする
    転がり軸受。
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Cited By (8)

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