JP2001026507A - 塩の殺菌殺虫剤 - Google Patents

塩の殺菌殺虫剤

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作物の栽培において、作物増産の必要性か
ら、化学農薬を多用する近代農業が発達して来たが、近
年この化学農薬の毒性が表面化し、無農薬農法が注目を
浴び始め、化学農薬ではなく、天然原料から造った殺菌
殺虫剤が待望されていた。 【解決手段】 天然塩に、略2倍のマグネシウム塩を混
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多種多様な作物の
殺菌剤や殺虫剤の中で、化学薬剤を使わない自然の材料
から製造した作物の殺菌剤や殺虫剤に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、園芸農業の分野では近代農法が発
達し、以前に比べて農作物の大量生産が可能となって来
ている。現在の農業は大量消費に対応する必要性から、
科学的な増産農法が研究され隆盛を極めている。この成
功の影には化学肥料、化学殺菌剤、化学殺虫剤等の化学
薬剤の効果の結果であると言われている。化学薬剤の例
として、古くはDDTやBHC等の農薬、臭化メチル
類、DDVP等の乳剤が使われていた。この中には、毒
性の関係から、既に使用禁止になっているものや禁止が
予定されているものなどがある。この禁止理由として、
明かに毒性があるものは当然であるが、近年において注
目される環境ホルモンを含んでいるものは使用禁止にな
りつつある。更に、化学薬剤に含まれる微量薬物でも、
様々な薬物が混在すると複合汚染として俄かに毒性が現
れることが明らかになって禁止の方向に進んでいる。こ
の多かれ少なかれ毒性のある化学薬剤を殺菌や殺虫の手
段に使うことに対して、全く無害な手段も存在する。先
ず、土壌の殺菌手段に蒸気消毒の方法があり、これは高
温高圧の水蒸気を土壌に噴射するか、土壌をシート等で
被い、土壌とシートの間に高温高圧の水蒸気を噴射して
蒸し込んで土壌の殺菌と殺虫を行う手段がある。又、殺
菌であるが、水に食塩を添加した薄い食塩水を電気分解
して生成した強電解水のうち強酸性水は強い殺菌力があ
ることがわかり、医療分野ばかりでなく農業分野でも殺
菌のために使用されている。他に、竹を蒸し焼きにした
際に出る煙から採取した竹酢液や竹瀝液は、同様に木か
ら採取した木酢液も殺菌力があり、除虫効果もあること
がわかっている。又、殺菌殺虫農法ではないが、植物エ
キス、酵素、微生物を使った地球環境にやさし農法があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術のよ
うに、殺菌や殺虫を行うために、現状では大量の化学薬
剤が使われている。この化学薬剤が広く使用される背景
には、大量消費に対応するためや農業従事者の高年齢化
と減少化があり、機械化と共に化学薬剤の多用に拍車を
かけている。現在の産業構造では機械化農法には化学肥
料等がどんどんと使われる仕組みになっていて、自然農
法からほど遠い無理な農法がまかり通っている状況であ
り、人類を滅亡に導く農法であるとの指摘もある。一方
で、消費者は虫食い作物よりは外見がきれいな作物を買
いたいという心理が働き、これが殺虫農薬の多用を許す
一原因にもなっている。しかし、幸いなことに、以前か
ら使用されていた農薬等の化学薬剤は、近年になって有
毒であるとの判断がされ次第に使用禁止になって来てい
る。更に、化学薬剤の有毒性のみならず、環境ホルモン
が含まれることが確認され、俄かに各団体や消費者によ
って化学薬剤の危険性が以前にも増して公言されて来
た。その結果、自分の健康は自分で守るという理念で無
農薬野菜を求める消費者が増え、無農薬栽培が一定の水
準までになって来ている。一例として、消費者が共同で
農家と契約し、そこで育てた無農薬栽培の作物を一括購
入するという運動が全国的に広がっている。しかし、無
農薬栽培の作物は依然として少なく、多くの消費者は無
農薬栽培の作物の安全性は認めるものの、無農薬野菜は
値段が高く手が出ないとか、少々の毒ならばかまわな
い、という安易な考えから依然として農薬野菜を食して
いるのが現状である。この消費者の安易な考えを幸い
に、化学薬剤の大量使用の状況の責任は供給元や流通機
構そして行政にもある。現状では、完全無農薬栽培はな
かなか困難であるので、極力、減農薬栽培の道を探るべ
きではないだろうか。そうでもしなければ、生態系は有
毒化学物質に犯され滅亡の道を突き進むことにもなろ
う。さて、土壌の蒸気殺菌方式であるが、近年に完全禁
止になる臭化メチルの代替手段として登場している。こ
れは、高温高圧の水蒸気で殺菌と殺虫を行う手段である
ので、全く薬剤を使用しなく安全である。しかし、この
蒸気殺菌装置は大掛りな装置であるので決して安価なも
のではなく、普及するかどうかが問題だと指摘されてい
る。年々、日本の食料事情は諸外国からの安価な食材が
輸入され、毎年毎年輸入用は増加の一途にある。この輸
入増加の理由は、単に外国物が安いので輸入が増加する
という経済原理に因るだけではなく、政治絡みの輸入割
当制にもある。以上の理由から、国内の農作物は低コス
ト化を余儀なくされるので、設備費の高騰はその普及を
阻害する要因となろう。これは、強酸性水の場合にも当
てはまる。強酸性水は強力な殺菌力を有する殺菌水であ
り、殺菌効果は認知されているが生成コストは非常に安
価であるものの、装置一式は高額であるので、なかなか
普及していない。他方、竹材から採取した竹酢液や竹瀝
液、木材から採取した木酢液は、化学薬剤を全く使わな
い環境にやさしい殺菌剤として脚光を浴びているが、夫
々の酢液は竹材或いは木材から少量しか採取できないも
ので、大規模農業には充分量の供給ができないという欠
点がある。以上の観点から、人体や環境に悪影響を与え
る若しくは危惧される化学薬剤というものを使わない安
価な大量生産ができて地球環境にやさしい殺菌剤や殺虫
剤の出現が待望されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、数ある塩の中で天然塩を使用する。天然塩は海水
の水分を除去したもので、海水と同じミネラルバランス
を有し、様々なミネラルを含んでいる。これに対して、
食塩は通常精製塩と言われ、主成分は塩化ナトリウムで
あり、天然塩とは異なって主に塩化ナトリウムである。
天然塩は原塩から不純物を除去したものであるので、天
然塩の代わりに原塩でもよく、又、原塩が固形化した岩
塩でも当然よい。この天然塩に約2倍のマグネシウム塩
を混合させるだけであり、少量の有機物を添加すると更
に効果が高まる。以上の工程で合成した塩類を水で希釈
し、作物に対して葉面散布すると葉面の殺菌と殺虫が行
われる。
【0005】
【発明の実施の形態】天然塩は海水から水分を除去した
もので、海水と同じ溶存ミネラル比率を有し、作物に限
らず生物が必要とするミネラルを含んでいる。又、岩塩
は海水中の水分が蒸発して固形化したものであるので、
成分は調整されていないので天然塩であると言える。天
然塩は原塩から不純物を除去したものであるので、天然
塩の代わりに原塩でもよい。これに反して、食塩には食
卓塩や料理塩などがあり、これらは通常は精製塩と言わ
れ、主成分は塩化ナトリウムである。又販売店では天然
塩が多く販売されているが、天然塩と称して特定のミネ
ラルを調整したものもあるが、極力ミネラル分を調整し
ない元の天然塩が望ましい。それは、作物に散布するの
で特定のミネラルが過剰であったり不足していると作物
の成長に影響するからである。又、ミネラルは単独で働
くだけでなく相乗効果を発揮するので、微量ミネラルと
言えども極力削除しないことが重要である。ここで、特
定のミネラルが不足した塩を使い、別途に不足ミネラル
を添加する手段もあるが、ミネラル調整しない天然塩で
あれば、海水と同じ溶存ミネラル比率であるので、二度
手間を省くことが可能である。天然塩が入手できない場
合は、精製塩にニガリを添加して近似的に海水と同じミ
ネラルバランスに調整することが可能である。しかし、
海水と同じミネラルバランスが絶対的に必要であるとは
言明できない。つまり、海水は場所や時期によって溶存
ミネラル比率は異なるので、各ミネラルが確定的に何パ
ーセントでなくてはならない、と限定するものではな
く、近似的に海水と同じ程度の溶存ミネラル比率であれ
ばよい。又、微量ミネラルについては、極力含有するこ
とが望ましいが、除去することもできる。マグネシウム
塩として、代表的なものは塩化マグネシウムであるの
で、本実施例では、この塩化マグネシウムを使用する
が、他に硫酸マグネシウムや炭酸マグネシウムを利用し
てもよい。
【0006】
【実施例】本第1実施例を図1で説明する。本実施例
は、天然塩と塩化マグネシウムを混合するだけである
が、この混合は天然塩を1とすると塩化マグネシウムを
約2の比率で混合させる。この混合比率は1対2と厳格
に合わせる必要はなく、天然塩に天然塩の約2倍程度の
塩化マグネシウムを混ぜる、と考えればよい。この天然
塩と塩化マグネシウムの混合塩が、本発明の塩の殺菌殺
虫剤であり、実際の使用方法は、この混合塩を水等に溶
解させ、充分に攪拌して均一な液状にして作物に散布す
る。幾度となく希釈濃度を変えて試験散布した結果、
水、天然塩、塩化マグネシウムの各量は、1,000リ
ットルの水に対して、天然塩を2キログラム、塩化マグ
ネシウムを4キログラムを溶解させ、作物の両面に葉面
散布すると殺菌と殺虫効果が高いことが確認できた。
【0007】本発明の第2実施例を説明するが、以下の
実施例は図1を流用する。通常、天然塩は粉末状や粒状
になっっているが、天然塩を同じミネラルバランスの岩
塩を使用することもできる。岩塩は通常は大きな塊であ
るが、実際の本発明は水等に溶解させて使用するもので
あるので、岩塩であっても全く差し支えない。本実施例
においても、塩化マグネシウムの量は、第1実施例と同
量である。
【0008】本発明の第3実施例を説明する。本発明の
第1実施例では、天然塩か海水を脱水して造った原塩、
若しくは岩塩であるが、夫々の混合塩でもよい。天然塩
が入手できない場合は、精製塩にニガリを天然塩のミネ
ラル比率に略合致するように添加し、これを天然塩の代
用としてもよい。又、ニガリの代わりに、各ミネラル要
素を個別に精製塩に添加することで、天然塩としてもよ
い。
【0009】本発明の第4実施例を説明する。本発明の
第1、2、3実施例において、製造された混合塩は、粉
状、粒状、小塊状等であるが、通常の使用方法は、これ
を水等に溶解させて散布することから、天然塩や岩塩そ
して他の塩を使用せず、天然塩が水に溶けた状態である
海水をそのまま利用することができる。この時、海水に
溶解させる塩化マグネシウムの量は、天然塩に対する塩
化マグネシウムの量、つまり約2倍であることから、海
水の塩分濃度を天然塩若しくはその代替品の量として塩
化マグネシウムの量を計算すればよい。
【0010】本発明の第5実施例を説明する。本発明の
第1、2、3実施例において、製造された混合塩は、粉
状、粒状、小塊状等であるが、通常の使用方法は、これ
を水等に溶解させて散布することから、第1、2、3実
施例において、製造された混合塩を水等に溶解させても
問題はない。2種類の塩の量は、完全な液状とするなら
ば、飽和濃度以下に調整すればよく、容器の底に沈殿し
ても良いならば、飽和濃度以上の量を入れれば良い。
又、本発明の第4実施例の海水を使用する場合では、こ
のままでも良く、更に希釈する方法もある。こうして製
造された殺菌殺虫剤を水等で希釈して作物等に散布すれ
ば良い。
【0011】本発明の第6実施例を説明する。本発明の
第1実施例から第5実施例に、少量の有機物を添加す
る。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記説明したように構成され
るので、以下の様な効果を奏する。従来は、農作物の大
量消費に対応して、科学的な増産農法が隆盛を極めてい
るが、これは化学肥料や化学農薬に依るところが多い。
近年まで、増産、増産と叫ばれて来たが、科学の発展と
消費者の安全性への意識の変化から、食材は安全でなく
てはならない、と声高らかに言われ出した。それは、ま
だまだ充分な市民権を獲得するには至っていないが、都
会の消費者を中心に、農家と無農薬栽培の契約をし、そ
の作物を一括共同購入する運動が年々増加傾向にあり、
無農薬野菜や低農薬野菜が珍重されつつある。そのニー
ズから、化学薬剤を使わない殺菌や殺虫手段が各種開発
されているが、蒸気消毒や強電解水生成装置等の装置一
式はかなりの高額であるので、なかなか普及していない
のが現状である。高価な装置に依存しないや無農薬栽培
の手段もある。その一つに、微生物農法としてEM菌を
使った農法があり、一定の成果を上げている。他に、竹
酢液や木酢液を使って殺菌除虫する方法もあり、小規模
ながら成果を上げつつある。又、酵素を使った農法もあ
り、注目されている。しかし何れの農法も様々な理由か
ら大量供給ができないので、小規模農業に限定せざるを
得ないのが実情である。更に、微生物や酵素を使う場合
の注意点は、微生物や酵素は生き物であるので、使用マ
ニュアルに従って使用しても、失敗する場合が多いこと
である。微生物や酵素は日々変化するので、誰でも何時
でも成功するとは限らず、使いこなすには熟練が必要
だ、との指摘がある。以上の各農法の長所と短所に鑑
み、本発明の効果を実例を挙げて説明する。本発明の、
塩の殺菌殺虫剤の「塩」は、「しお」とは読まず「え
ん」と読む。「しお」とは通常、食用を意味するので、
本発明では「しお」と読むことは不適当である。
【0013】本発明の殺菌殺虫剤は、天然塩とマグネシ
ウム塩を使用する。マグネシウム塩は、ここでは塩化マ
グネシウムを使用する。天然塩を1、塩化マグネシウム
を約2の割合で混合するだけである。実際の使用例で
は、1,000リットルの水に、2キログラムの天然塩
と4キログラムの塩化マグネシウムを溶かして作物に葉
面散布した。作物は、「ししとう」で、この葉面及び茎
には夜盗虫が全体を被わんばかりにいた。夜盗虫の数
は、凡そ300匹/平方メートルと、大変な虫の数であ
った。以上の条件で試験すると以下の結果になった。し
しとうの茎と葉面に、上記の条件で希釈した本発明の殺
菌殺虫剤を散布すると、散布直後の虫の様子は農薬を散
布した場合と同じ動きをし、24時間後には全滅してい
た。死骸は溶解し始めたもの、触ると崩れてしまったも
のがあった。更に24時間放置すると、土の上で死んで
いたは夜盗虫は、土の表面に痕跡は残すものの死骸を残
さずに消え去っていた。本発明の効果の理論であるが、
農業の専門家に問い合わせたが、理解できない、という
結論だった。想像の域を出ないが、散布後24時間で夜
盗虫を死滅させたのは、天然塩が若しくは天然塩と塩化
マグネシウムが夜盗虫の体内水分を奪ったことが理由の
一つであると思われる。そして夜盗虫が溶解状態になっ
ていたことは、夜盗虫の体内に入った塩化マグネシウム
の潮解性で水分を呼び込んだものではないかと推測され
る。本発明の発明者は、出願時には本結果の明確な理論
展開ができないが、後日、然るべき機関で検証する予定
である。
【0014】本発明を他の害虫にも試験散布したら、夜
盗虫以外では、ミナミキイロアザミウマ、アブラムシに
効果が見られた。試験例が3件と少ないが、様々な害虫
に試験散布すると、様々な害虫に殺虫効果があることが
検証できるものと推測される。一方、殺菌効果として、
灰色カビ病、葉スス病、ベト病、ウドンコ病には大変な
効果が見られ、然も、散布後には各病気が長期間発生し
ないことが実証されている。この長期間病気が発生しな
いことは、なかなか農薬では達成できないことであり、
殺菌力と共にこの殺菌剤の一大特長でもある。通常、農
薬散布時には散布者は農薬を吸入しないように安全マス
ク等の防具を使用しなければならないが、本発明は全く
無害であるのでマスクを装着する必要がなく、その為に
作業性が良いと評判である。
【0015】本発明の第2実施例の、天然塩の代替とし
て岩塩を使用すれば、岩塩は安価であるので製造コスト
の引き下げが可能となる。
【0016】本発明の第3実施例は、天然塩が入手でき
ない場合であるが、精製塩にニガリやミネラルを補充し
て製造することは可能である。が、製造コストの面で高
額になる欠点がある。
【0017】本発明の第4実施例は、第1、2、3実施
例の使用方法は、水等に溶解させて散布するものである
ので、天然の海水を使ってもよいことになる。海水を使
用するならば、天然塩を用意する必要はなく塩化マグネ
シウムや他のマグネシウム塩のみ準備するだけでよく、
製造コストを格段に下げることができる。その反面、海
水の調達手段や、製品の運送面での問題はあるが、本発
明を大量に使用する場合には、この実施例が最も現実的
であろう。
【0018】本発明の第5実施例は、本実施例は粉状、
粒状等に限定する必要はなく、農家では大量に使用する
のでこの形態がよいが、家庭菜園では液状が使い勝手が
よい。ホームセンター等で家庭用液肥が販売されている
が、原液を希釈して使用するので、家庭用としてあまり
使用量が多くない場合は液状が使い易い。
【0019】本各実施例に、少量の或有機物を添加する
と、更に殺虫殺菌効果が高まることが確認できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 天然塩 2 塩化マグネシウム 3 殺菌殺虫剤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然塩若しくは原塩若しくは岩塩に略2
    倍のマグネシウム塩を混合してなる塩の殺菌殺虫剤。
  2. 【請求項2】 マグネシウム塩を塩化マグネシウムとす
    る請求項1の塩の殺菌殺虫剤。
  3. 【請求項3】 精製塩にニガリや各ミネラルを添加して
    近似天然塩とした請求項1、2の塩の殺菌殺虫剤。
  4. 【請求項4】 海水に、海水中の塩分濃度に対応した天
    然塩とマグネシウム塩を請求項1から3の比率で混合し
    てなる塩の殺菌殺虫剤。
  5. 【請求項5】 水等に溶解させてなる請求項1から4の
    塩の殺菌殺虫剤。
  6. 【請求項6】 少量の有機物を添加してなる請求項1か
    ら5の塩の殺菌殺虫剤。
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