JP2001026263A - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

ブレーキ液圧制御装置

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JP2001026263A
JP2001026263A JP11198456A JP19845699A JP2001026263A JP 2001026263 A JP2001026263 A JP 2001026263A JP 11198456 A JP11198456 A JP 11198456A JP 19845699 A JP19845699 A JP 19845699A JP 2001026263 A JP2001026263 A JP 2001026263A
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closed
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abs
brake fluid
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Norio Iida
典男 飯田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキ操作を伴わないブレーキ液圧制御
時、ポンプ回転数制御を要することなく、あるいは、小
さい回転数制御範囲にて脈圧を抑えた滑らかな緩増圧制
動と、プリチャージポンプ等を要することなく高応答に
よる急増圧制動とが共に可能なブレーキ液圧制御装置を
提供すること。 【解決手段】 ブレーキ液圧制御アクチュエータ5に、
セカンダリ系統のポンプ吐出側油路36とプライマリ系
統の副連通路19を連通する第1連通路20と、第1連
通路20の途中位置に設けられた常閉の第1連通路切換
バルブ14と、プライマリ系統のポンプ吐出側油路37
と副連通路19とを連通する第2連通路21と、第2連
通路21の途中位置に設けられた常閉の第2連通路切換
バルブ15を追加し、ABSポンプ34,35の吐出位
相を互いに約180度ずらして設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前車追従制御、V
DC(ビークル・ダイナミクス・コントロール)、TC
S(トラクション・コントロール・システム)、ABS
(アンチスキッド・ブレーキ・システム)等の制御に適
用されるブレーキ液圧制御装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブレーキ液圧制御装置としては、
例えば、図10に示すものが知られている。
【0003】このブレーキ液圧制御装置は、ブレーキ液
リザーバを有し、ペダル踏力に応じセカンダリ系統とプ
ライマリ系統にマスタシリンダ圧を発生するマスタシリ
ンダと、供給されるホイールシリンダ圧に応じた制動力
を各車輪に付与するホイールシリンダと、マスタシリン
ダとホイールシリンダとの間に配置され、切換制御部と
ABSアクチュエータにより構成されたブレーキ液圧制
御ユニットとを備え、前記切換制御部には、マスタシリ
ンダとABSポンプの吐出側とを連通する2系統の連通
路の途中位置にそれぞれ設けられた常開の第1切換バル
ブVDC1,VDC1と、マスタシリンダとABSポン
プの吸入側とを連通する2系統の連通路(サッキングラ
イン)の途中位置にそれぞれ設けられた常閉の第2切換
バルブVDC2,VDC2とが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のブレーキ液圧制御装置にあっては、第1切換バルブ
VDC1,VDC1が閉とされ、第2切換バルブVDC
2,VDC2が開とされるブレーキ操作を伴わないブレ
ーキ液圧制御時には、2個のABSポンプにて4輪のホ
イールシリンダを増圧するものであるため、下記に述べ
る問題がある。
【0005】(1) 前車との車間距離を保ちながら走行す
る前車追従制御作動等での自動ブレーキ時に緩増圧制動
を行おうとした場合、 ポンプ回転数の大小切り換えをカバーするためのポン
プ、モータハード及び回転数制御回路が必要である。
【0006】ポンプ1個当たり2輪(1系統)を増圧
するため、脈圧が大となり、音振上の制約を受ける。
【0007】2つの系統毎に独立して増圧するため、
X配管の場合、左右制動力差が無視できない。また、前
後配管の場合、前後液圧配分上、追加制御が必要にな
る。
【0008】等、コスト、性能、開発工数の点で不利で
ある。
【0009】(2) VDC、TCS等の制御で、応答良く
急増圧制動を行おうとした場合、 増圧応答性を確保するために、場合によっては、プリ
チャージポンプ、制御ブースタ等、または、サクション
ラインの大径化、リザーバタンクから直接サクションラ
インの引き回し等、が必要であり、コストや信頼性の面
で不利となっていた。
【0010】本発明が解決しようとする課題は、ブレー
キ操作を伴わないブレーキ液圧制御時、ポンプ回転数制
御を要することなく、あるいは、小さい回転数制御範囲
にて脈圧を抑えた滑らかな緩増圧制動と、プリチャージ
ポンプ等を要することなく高応答による急増圧制動とが
共に可能なブレーキ液圧制御装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決手段は、
下記の通りである。
【0012】請求項1記載の発明では、ブレーキ液リザ
ーバを有し、ペダル踏力に応じセカンダリ系統とプライ
マリ系統にマスタシリンダ圧を発生するマスタシリンダ
と、供給されるホイールシリンダ圧に応じた制動力を各
車輪に付与するホイールシリンダと、前記マスタシリン
ダとホイールシリンダとの間に配置され、切換制御部と
ABSアクチュエータにより構成されたブレーキ液圧制
御ユニットとを備えたブレーキ液圧制御装置において、
前記切換制御部には、マスタシリンダとABSポンプの
吐出側とを連通する2系統の主連通路の途中位置にそれ
ぞれ設けられた常開の主連通路切換バルブと、マスタシ
リンダとABSポンプの吸入側とを連通する2系統の副
連通路の途中位置にそれぞれ設けられた常閉の副連通路
切換バルブと、前記セカンダリ系統とプライマリ系統の
うち、一方の系統に設けられたABSポンプの吐出側と
他方の系統に設けられた副連通路切換バルブの下流側と
を連通する第1連通路の途中位置に設けられた常閉の第
1連通路切換バルブと、前記セカンダリ系統とプライマ
リ系統のうち、他方の系統に設けられたABSポンプの
吐出側と他方の系統に設けられた副連通路切換バルブの
下流側とを連通する第2連通路の途中位置に設けられた
常閉の第2連通路切換バルブと、を備え、前記ABSア
クチュエータには、吐出位相を互いに約180度ずらし
て設定したABSポンプを備えていることを特徴とす
る。
【0013】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
ブレーキ液圧制御装置において、ブレーキ操作を伴わな
いブレーキ液圧制御で緩増圧の要求があるとき、2つの
主連通路切換バルブを開から閉に切り換え、一方の系統
に設けられた副連通路切換バルブを閉から開に切り換
え、他方の系統に設けられた副連通路切換バルブは閉の
ままとし、第1連通路切換バルブと第2連通路切換バル
ブとを閉から開に切り換え、且つ、2個のABSポンプ
を駆動させる緩増圧モード制御手段を設けたことを特徴
とする。
【0014】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
ブレーキ液圧制御装置において、緩増圧モード制御に先
行し、2つの主連通路切換バルブを開から閉に切り換
え、一方の系統に設けられた副連通路切換バルブを閉か
ら開に切り換え、他方の系統に設けられた副連通路切換
バルブは閉のままとし、第1連通路切換バルブを閉から
開に切り換え、第2連通路切換バルブは閉のままとし、
一方の系統に設けられたABSアクチュエータの増圧制
御バルブを閉に切り換え、且つ、2個のABSポンプを
駆動させるプリチャージモード制御手段を設けたことを
特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明では、請求項1ないし
請求項3記載のブレーキ液圧制御装置において、ブレー
キ操作を伴わないブレーキ液圧制御で急増圧の要求があ
るとき、2つの主連通路切換バルブを開から閉に切り換
え、一方の系統に設けられた副連通路切換バルブを閉か
ら開に切り換え、他方の系統に設けられた副連通路切換
バルブは閉のままとし、第1連通路切換バルブを閉から
開に切り換え、第2連通路切換バルブは閉のままとし、
一方の系統に設けられたABSアクチュエータの増圧制
御バルブを閉に切り換え、且つ、2個のABSポンプを
駆動させる急増圧モード制御手段を設けたことを特徴と
する。
【0016】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
ブレーキ液圧制御装置において、急増圧される他方の系
統のABSアクチュエータに接続されるホイールシリン
ダを、左右前輪のホイールシリンダとしたことを特徴と
する。
【0017】
【発明の作用および効果】(請求項1記載の発明の作用
および効果)通常時、主連通路切換バルブは開いたまま
で、副連通路切換バルブと第1連通路切換バルブと第2
連通路切換バルブは閉じたままである。すると、ブレー
キ操作時、マスタシリンダで発生したブレーキ液圧は、
主連通路及びABSアクチュエータを経過し、ホイール
シリンダに供給される通常の液圧伝達となる。なお、急
ブレーキ操作等でABSが駆動する時も各バルブ開閉位
置は同様である。
【0018】ブレーキ操作を伴わないブレーキ液圧制御
時、2つの主連通路切換バルブを開から閉に切り換え、
一方の系統に設けられた副連通路切換バルブを閉から開
に切り換え、他方の系統に設けられた副連通路切換バル
ブは閉のままとし、第1連通路切換バルブと第2連通路
切換バルブとを閉から開に切り換え、且つ、2個のAB
Sポンプを駆動させると、ブレーキ液リザーバ→マスタ
シリンダ→一方の副連通路→一方のABSポンプを経過
し、一方の系統のホイールシリンダにブレーキ液が供給
されると共に、第1連通路及び第2連通路を介して他方
の系統のホイールシリンダにブレーキ液が供給される。
【0019】すなわち、ABSポンプを1個用いて4輪
のホイールシリンダが増圧され、2個のポンプにより4
輪のホイールシリンダを増圧する従来装置に比べ、単位
時間当たりにホイールシリンダに供給されるブレーキ液
量が半分となり、これによって緩増圧ができる。
【0020】また、2個のABSポンプは吐出位相を互
いに約180度ずらして設定されているため、一方の系
統のABSポンプからの吐出脈圧が、他方の系統の循環
ポンプとして作用するABSポンプからの吐出脈圧によ
り打ち消され、吐出脈圧が抑えられたものとなる。
【0021】ブレーキ操作を伴わないブレーキ液圧制御
時、2つの主連通路切換バルブを開から閉に切り換え、
一方の系統に設けられた副連通路切換バルブを閉から開
に切り換え、他方の系統に設けられた副連通路切換バル
ブは閉のままとし、第1連通路切換バルブを閉から開に
切り換え、第2連通路切換バルブは閉のままとし、一方
の系統に設けられたABSアクチュエータの増圧制御バ
ルブを閉に切り換え、且つ、2個のABSポンプを駆動
させると、ブレーキ液リザーバ→マスタシリンダ→一方
の副連通路→一方のABSポンプ→第1連通路→他方の
副連通路→他方のABSポンプを経過し、他方のホイー
ルシリンダにブレーキ液が供給される。
【0022】すなわち、2個のABSポンプが直列に配
置され、一方のABSポンプをプリチャージポンプと
し、他方のABSポンプをメインポンプとする2段増圧
により、応答性良く急増圧制動を行うことができる。
【0023】よって、ブレーキ操作を伴わないブレーキ
液圧制御時、ポンプ回転数制御を要することなく、ある
いは、小さい回転数制御範囲にて脈圧を抑えた滑らかな
緩増圧制動と、プリチャージポンプ等を要することなく
高応答による急増圧制動とが共に可能なブレーキ液圧制
御装置を提供することができる。
【0024】(請求項2記載の発明の作用および効果)
ブレーキ操作を伴わないブレーキ液圧制御で緩増圧の要
求があるとき、緩増圧モード制御手段において、2つの
主連通路切換バルブが開から閉に切り換えられ、一方の
系統に設けられた副連通路切換バルブが閉から開に切り
換えられ、他方の系統に設けられた副連通路切換バルブ
は閉のままとされ、第1連通路切換バルブと第2連通路
切換バルブとが閉から開に切り換えられ、且つ、2個の
ABSポンプが駆動される。
【0025】この結果、ブレーキ液リザーバ→マスタシ
リンダ→一方の副連通路→一方のABSポンプを経過
し、一方の系統のホイールシリンダにブレーキ液が供給
されると共に、第1連通路及び第2連通路を介して他方
の系統のホイールシリンダにブレーキ液が供給される。
【0026】よって、1個のABSポンプによる4輪の
ホイールシリンダの緩増圧作用と、2個のABSポンプ
からの吐出脈圧の打ち消し作用が得られ、前車追従制御
作動等で緩増圧の要求があるとき、ポンプ回転数制御を
要することなく、あるいは、小さい回転数制御の幅で脈
圧を抑えた滑らかな緩増圧制動を達成できる。
【0027】(請求項3記載の発明の作用および効果)
ブレーキ操作を伴わないブレーキ液圧制御で緩増圧の要
求があるとき、緩増圧モード制御に先行し、プリチャー
ジモード制御手段において、2つの主連通路切換バルブ
が開から閉に切り換えられ、一方の系統に設けられた副
連通路切換バルブが閉から開に切り換えられ、他方の系
統に設けられた副連通路切換バルブは閉のままとされ、
第1連通路切換バルブが閉から開に切り換えられ、第2
連通路切換バルブは閉のままとされ、一方の系統に設け
られたABSアクチュエータの増圧制御バルブが閉に切
り換えられ、且つ、2個のABSポンプが駆動される。
【0028】この結果、ブレーキ液リザーバ→マスタシ
リンダ→一方の副連通路→一方のABSポンプ→第1連
通路→他方の副連通路→他方のABSポンプを経過し、
他方のホイールシリンダにブレーキ液が供給される。
【0029】よって、直列配置の一方のABSポンプを
プリチャージポンプとし、他方のABSポンプをメイン
ポンプとする2段増圧作用により、前車追従制御作動等
で緩増圧の要求があるとき、初期応答性を確保すること
ができる。
【0030】(請求項4記載の発明の作用および効果)
ブレーキ操作を伴わないブレーキ液圧制御で急増圧の要
求があるとき、急増圧モード制御手段において、2つの
主連通路切換バルブが開から閉に切り換えられ、一方の
系統に設けられた副連通路切換バルブが閉から開に切り
換えられ、他方の系統に設けられた副連通路切換バルブ
は閉のままとされ、第1連通路切換バルブが閉から開に
切り換えられ、第2連通路切換バルブは閉のままとさ
れ、一方の系統に設けられたABSアクチュエータの増
圧制御バルブが閉に切り換えられ、且つ、2個のABS
ポンプが駆動される。
【0031】この結果、ブレーキ液リザーバ→マスタシ
リンダ→一方の副連通路→一方のABSポンプ→第1連
通路→他方の副連通路→他方のABSポンプを経過し、
他方のホイールシリンダにブレーキ液が供給される。
【0032】よって、直列配置の一方のABSポンプを
プリチャージポンプとし、他方のABSポンプをメイン
ポンプとする2段増圧作用により、VDC作動やTCS
作動等で急増圧の要求があるとき、プリチャージポンプ
等を要することなく高応答による急増圧制動を達成でき
る。
【0033】(請求項5記載の発明の作用および効果)
請求項4記載の発明において、急増圧される他方の系統
のABSアクチュエータに接続されるホイールシリンダ
が、左右前輪のホイールシリンダとされているため、後
輪に比べて制動力の許容レベルが大きく、高応答による
急増圧制動を有効に達成できる。
【0034】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)実施の形態1は
請求項1ないし請求項5に記載の発明に対応するブレー
キ液圧制御装置である。
【0035】まず、構成を説明する。図1は実施の形態
1のブレーキ液圧制御装置を示す全体システム図であ
る。
【0036】図1において、1はブレーキペダル、2は
ブースタ、3はマスタシリンダ、4はブレーキ液リザー
バ、5はブレーキ液圧制御ユニット、6は切換制御部、
7はABSアクチュエータ、8RR,8RL,8FR,8FLは
ホイールシリンダ、9はブレーキ液圧コントロールユニ
ットである。
【0037】前記マスタシリンダ3は、ブレーキペダル
1へのペダル踏力をブースタ2により高め、ペダル踏力
に応じセカンダリ系統とプライマリ系統にマスタシリン
ダ圧を発生する。
【0038】前記各ホイールシリンダ8RR,8RL,8F
R,8FLは、マスタシリンダ3から切換制御部6及びA
BSアクチュエータ7を介して導かれるホイールシリン
ダ圧に応じた制動力を各車輪に付与する。
【0039】前記ブレーキ液圧制御ユニット5は、マス
タシリンダ3とABSアクチュエータ7との間に配置さ
れ、切換制御部6とABSアクチュエータ7により構成
される。
【0040】前記切換制御部6において、10,11は
主連通路切換バルブ、12,13は副連通路切換バル
ブ、14は第1連通路切換バルブ、15は第2連通路切
換バルブ、16,17は主連通路、18,19は副連通
路、20は第1連通路、21は第2連通路、22,23
はチェックバルブである。
【0041】前記ABSアクチュエータ7において、3
0RR,30RL,30FR,30FLは増圧制御バルブ、31
RR,31RL,31FR,31FLは減圧制御バルブ、32,
33はABSリザーバ、34,35はABSポンプ、3
6,37はポンプ吐出側油路、38,39はポンプ吸入
側油路である。
【0042】前記主連通路切換バルブ10,11は、マ
スタシリンダ3とポンプ吐出側油路36,37とを連通
する2系統の主連通路16,17の途中位置にそれぞれ
設けられた常開のソレノイドバルブである。なお、バル
ブ閉位置では、差圧チェックバルブ機能を持ちなが主連
通路16,17を遮断する。
【0043】前記副連通路切換バルブ12,13は、マ
スタシリンダ3とポンプ吸入側油路38,39とを連通
する2系統の副連通路18,19の途中位置にそれぞれ
設けられた常閉のソレノイドバルブである。
【0044】前記第1連通路切換バルブ14は、セカン
ダリ系統に設けられたポンプ吐出側油路36とプライマ
リ系統に設けられた副連通路切換バルブ13より下流側
の副連通路19とを連通する第1連通路20の途中位置
に設けられた常閉のソレノイドバルブである。
【0045】前記第2連通路切換バルブ15は、プライ
マリ系統に設けられたポンプ吐出側油路37とプライマ
リ系統に設けられた副連通路切換バルブ13より下流側
の副連通路19とを連通する第2連通路21の途中位置
に設けられた常閉のソレノイドバルブである。
【0046】前記ABSポンプ34,35は、1つのポ
ンプモータにより駆動されるが、吐出位相を互いに約1
80度ずらして設定されている。
【0047】前記ブレーキ液圧コントロールユニット9
は、各種の入力情報に基づいて、ブレーキ液圧制御ユニ
ット5の各ソレノイドバルブやABSポンプ34,35
の駆動制御を行う手段である。
【0048】次に、作用を説明する。
【0049】[通常時]通常時、図1に示すように、主
連通路切換バルブ10,11は開いたままで、副連通路
切換バルブ12,13と第1連通路切換バルブ14と第
2連通路切換バルブ15は閉じたままである。
【0050】この状態でブレーキ操作を行うと、マスタ
シリンダ3で発生したブレーキ液圧は、主連通路16,
17及びABSアクチュエータ7を経過し、ホイールシ
リンダ8RR,8RL,8FR,8FLに供給される通常の液圧
伝達となる。
【0051】なお、低μ路ブレーキ操作や急ブレーキ操
作等でABSが駆動する時も各バルブ10〜15の開閉
位置は同様であり、ABSポンプ34,35を駆動させ
ながら、増圧制御バルブ30RR,30RL,30FR,30
FL及び減圧制御バルブ31RR,31RL,31FR,31FL
を開閉制御することで制動ロックを抑えるブレーキ液圧
に制御される。
【0052】[前車追従制御での増圧時]緩増圧の要求
がある前車追従制御作動時、ブレーキ液圧制御ユニット
5の緩増圧モード制御部(緩増圧モード制御手段)から
の指令により、図2に示すように、2つの主連通路切換
バルブ10,11が開から閉に切り換えられ、セカンダ
リ系統に設けられた副連通路切換バルブ12が閉から開
に切り換えられ、プライマリ系統に設けられた副連通路
切換バルブ13は閉のままとされ、第1連通路切換バル
ブ14と第2連通路切換バルブ15とが閉から開に切り
換えられ、且つ、2個のABSポンプ34,35が駆動
される。
【0053】この結果、図4に示すように、ブレーキ液
リザーバ4→マスタシリンダ3→副連通路18→ABS
ポンプ34を経過し、ポンプ吐出側油路36を介してセ
カンダリ系統のホイールシリンダ8RR,8RLにブレーキ
液が供給されると共に、第1連通路20,第2連通路2
1及びポンプ吐出側油路37を介してプライマリ系統の
ホイールシリンダ8FR,8FLにブレーキ液が供給され
る。
【0054】すなわち、ABSポンプ34を1個用いて
4輪のホイールシリンダ8RR,8RL,8FR,8FLが増圧
され、2個のポンプにより4輪のホイールシリンダを増
圧する従来装置に比べ、単位時間当たりにホイールシリ
ンダ8RR,8RL,8FR,8FLに供給されるブレーキ液量
が半分となり、これによって緩増圧ができる。
【0055】また、2個のABSポンプ34,35は、
吐出位相を互いに約180度ずらして設定されているた
め、図3に示すように、セカンダリ系統のABSポンプ
34からの吐出脈圧が、プライマリ系統の循環ポンプと
して作用するABSポンプ35からの吐出脈圧により打
ち消され、吐出脈圧が抑えられたホイールシリンダ圧と
なる。
【0056】特に、前車追従制御では、前車との車間距
離が設定車間距離より近づいた場合に作動する自動ブレ
ーキが急制動であると一気に車間距離が広がり、後続車
との車間距離が近づきすぎる。よって、前車との車間距
離をなるべく変えることなく追従して走行する制御、つ
まり、自動ブレーキ側では滑らかな緩制動が要求される
が、この要求に応えることができる。
【0057】[前車追従制御でのプリチャージ+緩増
圧]緩増圧の要求がある前車追従制御作動時、上記緩増
圧モード制御に先行し、ブレーキ液圧制御ユニット5の
プリチャージモード制御部(プリチャージモード制御手
段)からの指令により、図5に示すように、2つの主連
通路切換バルブ10,11が開から閉に切り換えられ、
セカンダリ系統に設けられた副連通路切換バルブ12が
閉から開に切り換えられ、プライマリ系統に設けられた
副連通路切換バルブ13は閉のままとされ、第1連通路
切換バルブ14が閉から開に切り換えられ、第2連通路
切換バルブ15は閉のままとされ、且つ、2個のABS
ポンプ34,35が駆動される。同時にセカンダリ系統
に設けられたABSアクチュエータ7の増圧制御バルブ
30RR,30RLが閉に切り換えられる。
【0058】この結果、図6に示すように、ブレーキ液
リザーバ4→マスタシリンダ3→副連通路18→ABS
ポンプ34→第1連通路20→副連通路19→ABSポ
ンプ35→ポンプ吐出側油路37を経過し、プライマリ
系統のホイールシリンダ8FR,8FLにブレーキ液が供給
される。
【0059】すなわち、2個のABSポンプ34,35
が直列に配置され、一方のABSポンプ34をプリチャ
ージポンプとし、他方のABSポンプ35をメインポン
プとする2段増圧により、前車追従制御作動によるブレ
ーキ液圧の付与開始時に応答性良く左右前輪に制動力を
付与することができる。
【0060】その後、図5に示すように、第2連通路切
換バルブ15を閉から開に切り換え、また、セカンダリ
系統の増圧制御バルブ30RR,30RLを開くと、滑らか
緩増圧へ移行することができる。
【0061】[VDCフロント増圧時]急増圧の要求が
あるVDC作動時(またはTCS作動時)、ブレーキ液
圧制御ユニット5の急増圧モード制御部(急増圧モード
制御手段)からの指令により、図7に示すように、2つ
の主連通路切換バルブ10,11が開から閉に切り換え
られ、セカンダリ系統に設けられた副連通路切換バルブ
12が閉から開に切り換えられ、プライマリ系統に設け
られた副連通路切換バルブ13は閉のままとされ、第1
連通路切換バルブ14が閉から開に切り換えられ、第2
連通路切換バルブ15は閉のままとされ、且つ、2個の
ABSポンプ34,35が駆動され、増圧制御バルブ3
0RR,30RLが閉に切り換えられる。つまり、上記プリ
チャージモードと急増圧モードとは全く同じ制御モード
である。
【0062】この結果、図6に示すように、ブレーキ液
リザーバ4→マスタシリンダ3→副連通路18→ABS
ポンプ34→第1連通路20→副連通路19→ABSポ
ンプ35→ポンプ吐出側油路37を経過し、プライマリ
系統のホイールシリンダ8FR,8FLにブレーキ液が供給
される。
【0063】すなわち、2個のABSポンプ34,35
が直列に配置され、一方のABSポンプ34をプリチャ
ージポンプとし、他方のABSポンプ35をメインポン
プとする2段増圧により、VDCの作動開始時に応答性
良く急増圧制動を行うことができる。
【0064】特に、VDCやアクティブブレーキ制御で
は、なるべく早い段階で車両の挙動変化を抑えることが
重要であり、応答性向上は非常に有効である。また、ブ
レーキ液圧を付与する制御輪としては、後輪に比べて大
きな制動力を許容することができる前輪(前輪)を制御
するのが有効である。
【0065】次に、効果を説明する。
【0066】(1) ブレーキ液圧制御アクチュエータ5
に、セカンダリ系統のポンプ吐出側油路36とプライマ
リ系統の副連通路19を連通する第1連通路20と、第
1連通路20の途中位置に設けられた常閉の第1連通路
切換バルブ14と、プライマリ系統のポンプ吐出側油路
37と副連通路19とを連通する第2連通路21と、第
2連通路21の途中位置に設けられた常閉の第2連通路
切換バルブ15を追加し、ABSポンプ34,35の吐
出位相を互いに約180度ずらして設定したため、ブレ
ーキ操作を伴わないブレーキ液圧制御時、ポンプ回転数
制御を要することなく、あるいは、小さい回転数制御範
囲にて脈圧を抑えた滑らかな緩増圧制動と、プリチャー
ジポンプ等を要することなく高応答による急増圧制動と
が共に可能なブレーキ液圧制御装置を提供することがで
きる。
【0067】(2) ブレーキ液圧制御ユニット5に、2つ
の主連通路切換バルブ10,11を開から閉に切り換
え、セカンダリ系統の副連通路切換バルブ12を閉から
開に切り換え、プライマリ系統の副連通路切換バルブ1
3を閉のままとし、第1連通路切換バルブ14と第2連
通路切換バルブ15とを閉から開に切り換え、且つ、2
個のABSポンプ34,35を駆動させる緩増圧モード
制御部を設けたため、1個のABSポンプ34による4
輪のホイールシリンダ8RR,8RL,8FR,8FLの緩増圧
作用と、2個のABSポンプ34,35からの吐出脈圧
の打ち消し作用が得られ、前車追従制御作動等で緩増圧
の要求があるとき、ポンプ回転数制御を要することなく
脈圧を抑えた滑らかな緩増圧制動を達成できる。
【0068】(3) ブレーキ液圧制御ユニット5に、緩増
圧モード制御に先行し、2つの主連通路切換バルブ1
0,11を開から閉に切り換え、セカンダリ系統の副連
通路切換バルブ12を閉から開に切り換え、プライマリ
系統の副連通路切換バルブ13を閉のままとし、第1連
通路切換バルブ14を閉から開に切り換え、第2連通路
切換バルブ15を閉のままとし、且つ、2個のABSポ
ンプ34,35を駆動させ、増圧制御バルブ30RR,3
0RLを開から閉に切り換えるプリチャージモード制御部
を設けたため、一方のABSポンプ34をプリチャージ
ポンプとし、他方のABSポンプ35をメインポンプと
する2段増圧作用により、前車追従制御作動等で緩増圧
の要求があるとき、初期応答性を確保することができ
る。
【0069】(4) ブレーキ液圧制御ユニット5に、2つ
の主連通路切換バルブ10,11を開から閉に切り換
え、セカンダリ系統の副連通路切換バルブ12を閉から
開に切り換え、プライマリ系統の副連通路切換バルブ1
3を閉のままとし、第1連通路切換バルブ14を閉から
開に切り換え、第2連通路切換バルブ15を閉のままと
し、且つ、2個のABSポンプ34,35を駆動させ、
増圧制御バルブ30RR,30RLを開から閉に切り換える
急増圧モード制御部を設けたため、一方のABSポンプ
34をプリチャージポンプとし、他方のABSポンプ3
5をメインポンプとする2段増圧作用により、VDC作
動やTCS駆動等で急増圧の要求があるとき、プリチャ
ージポンプ等を要することなく高応答による急増圧制動
を達成できる。
【0070】(5) 急増圧モード制御部より急増圧される
プライマリ系統のABSアクチュエータ7に接続される
ホイールシリンダを、左右前輪のホイールシリンダ8F
R,8FLとしたため、後輪である左右後輪に比べて制動
力の許容レベルが大きく、高応答による急増圧制動を有
効に達成できる。
【0071】(6) VDCやTCS作動中(バルブ10,
11閉時)にドライバー要求で制動力が制御圧よりも大
きくなった場合、チェックバルブ22,23を通じ増圧
することが可能となる。
【0072】(その他の実施の形態)実施の形態1で
は、ブレーキ配管として前後スプリット配管の例を示し
たが、X配管にしても良い。このX配管の場合、マスタ
シリンダから離れた車輪側(右ハンドル車では、左前輪
と右後輪)にプライマリ系統のホイールシリンダを接続
すると効果が期待できる。
【0073】また、制御要求に応え、実施の形態1で示
した以外に、緩増圧モードと急増圧モードを種々に組み
合わせるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のブレーキ液圧制御装置を示す全
体システム図である。
【図2】前車追従制御での増圧時のバルブ切り換えとポ
ンプ駆動のタイムチャートである。
【図3】2つのABSポンプでの脈圧低減作用を説明す
る図である。
【図4】緩増圧モードでのブレーキ液の流れを示す作用
説明図である。
【図5】前車追従制御でプリチャージモードから緩増圧
モードに移行する場合のバルブ切り換えとポンプ駆動の
タイムチャートである。
【図6】プリチャージモード(急増圧モード)でのブレ
ーキ液の流れを示す作用説明図である。
【図7】VDCフロント増圧でのバルブ切り換えとポン
プ駆動のタイムチャートである。
【図8】従来のブレーキ液圧制御装置を示す全体システ
ム図である。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル 2 ブースタ 3 マスタシリンダ 4 ブレーキ液リザーバ 5 ブレーキ液圧ユニット 6 切換制御部 7 ABSアクチュエータ 8RR,8RL,8FR,8FL ホイールシリンダ 9 ブレーキ液圧コントロールユニット 10,11 主連通路切換バルブ 12,13 副連通路切換バルブ 14 第1連通路切換バルブ 15 第2連通路切換バルブ 16,17 主連通路 18,19 副連通路 20 第1連通路 21 第2連通路 22,23 チェックバルブ 30RR,30RL,30FR,30FL 増圧制御バルブ 31RR,31RL,31FR,31FL 減圧制御バルブ 32,33 ABSリザーバ 34,35 ABSポンプ 36,37 ポンプ吐出側油路 38,39 ポンプ吸入側油路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ液リザーバを有し、ペダル踏力
    に応じセカンダリ系統とプライマリ系統にマスタシリン
    ダ圧を発生するマスタシリンダと、 供給されるホイールシリンダ圧に応じた制動力を各車輪
    に付与するホイールシリンダと、 前記マスタシリンダとホイールシリンダとの間に配置さ
    れ、切換制御部とABSアクチュエータにより構成され
    たブレーキ液圧制御ユニットとを備えたブレーキ液圧制
    御装置において、 前記切換制御部には、 マスタシリンダとABSポンプの吐出側とを連通する2
    系統の主連通路の途中位置にそれぞれ設けられた常開の
    主連通路切換バルブと、 マスタシリンダとABSポンプの吸入側とを連通する2
    系統の副連通路の途中位置にそれぞれ設けられた常閉の
    副連通路切換バルブと、 前記セカンダリ系統とプライマリ系統のうち、一方の系
    統に設けられたABSポンプの吐出側と他方の系統に設
    けられた副連通路切換バルブの下流側とを連通する第1
    連通路の途中位置に設けられた常閉の第1連通路切換バ
    ルブと、 前記セカンダリ系統とプライマリ系統のうち、他方の系
    統に設けられたABSポンプの吐出側と他方の系統に設
    けられた副連通路切換バルブの下流側とを連通する第2
    連通路の途中位置に設けられた常閉の第2連通路切換バ
    ルブと、を備え、 前記ABSアクチュエータには、吐出位相を互いに約1
    80度ずらして設定したABSポンプを備えていること
    を特徴とするブレーキ液圧制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブレーキ液圧制御装置に
    おいて、 ブレーキ操作を伴わないブレーキ液圧制御で緩増圧の要
    求があるとき、2つの主連通路切換バルブを開から閉に
    切り換え、一方の系統に設けられた副連通路切換バルブ
    を閉から開に切り換え、他方の系統に設けられた副連通
    路切換バルブは閉のままとし、第1連通路切換バルブと
    第2連通路切換バルブとを閉から開に切り換え、且つ、
    2個のABSポンプを駆動させる緩増圧モード制御手段
    を設けたことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のブレーキ液圧制御装置に
    おいて、 緩増圧モード制御に先行し、2つの主連通路切換バルブ
    を開から閉に切り換え、一方の系統に設けられた副連通
    路切換バルブを閉から開に切り換え、他方の系統に設け
    られた副連通路切換バルブは閉のままとし、第1連通路
    切換バルブを閉から開に切り換え、第2連通路切換バル
    ブは閉のままとし、一方の系統に設けられたABSアク
    チュエータの増圧制御バルブを閉に切り換え、且つ、2
    個のABSポンプを駆動させるプリチャージモード制御
    手段を設けたことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載のブレーキ
    液圧制御装置において、 ブレーキ操作を伴わないブレーキ液圧制御で急増圧の要
    求があるとき、2つの主連通路切換バルブを開から閉に
    切り換え、一方の系統に設けられた副連通路切換バルブ
    を閉から開に切り換え、他方の系統に設けられた副連通
    路切換バルブは閉のままとし、第1連通路切換バルブを
    閉から開に切り換え、第2連通路切換バルブは閉のまま
    とし、一方の系統に設けられたABSアクチュエータの
    増圧制御バルブを閉に切り換え、且つ、2個のABSポ
    ンプを駆動させる急増圧モード制御手段を設けたことを
    特徴とするブレーキ液圧制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のブレーキ液圧制御装置に
    おいて、 急増圧される他方の系統のABSアクチュエータに接続
    されるホイールシリンダを、左右前輪のホイールシリン
    ダとしたことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017170596A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社アドヴィックス 車両用制動装置
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