JP2001025761A - 液濃縮装置及び液濃縮方法 - Google Patents

液濃縮装置及び液濃縮方法

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JP2001025761A JP19896199A JP19896199A JP2001025761A JP 2001025761 A JP2001025761 A JP 2001025761A JP 19896199 A JP19896199 A JP 19896199A JP 19896199 A JP19896199 A JP 19896199A JP 2001025761 A JP2001025761 A JP 2001025761A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、使用済み廃液等の液を一定の濃
度に濃縮する液濃縮装置及び方法を提供する。 【解決手段】 製氷コイル7,8を備えた氷蓄熱槽1,
2を設け、ブラインクーラ13,14を配置したヒート
ポンプ12により、それら製氷コイル7,8に対するブ
ラインを冷却及び加熱する。最初に、廃液を氷蓄熱槽1
に供給し、製氷コイル7に対するブラインを冷却するこ
とにより、廃液内の水分の一部を氷として製氷コイル7
に付着させる。次に、残りの濃縮液を移送管6により氷
蓄熱槽2に供給し、同様に製氷コイル8を冷却して濃縮
液の水分の一部を製氷コイル8に付着させると共に、圧
縮機16によって圧縮された冷媒をブラインクーラ13
に供給することにより製氷コイル8を加熱し、表面の氷
を溶かす。この時、ブラインクーラ13で熱を奪われた
冷媒をブラインクーラ14に供給することにより、氷蓄
熱槽1,2の加熱・冷却を同時運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液を濃縮する液濃
縮装置に関し、特に、漬物の使用済み液等の廃液を濃縮
して再利用することができるようにする液濃縮装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、漬物工場等において、各種野菜
等の漬物を製造する際、所定の割合(例えば3%程度)
の塩分を含む調味液を満たした漬物槽に野菜等の材料を
投入し、一定の時間漬けた後に材料を引き揚げる作業を
行う。この時、残った使用済み液は、再利用できること
が望ましいが、野菜等の材料から滲出する水分が含まれ
るため、調味液として必要な塩分の割合に満たなくなっ
ている(例えば1%程度)。そのため、従来、このよう
な使用済み液は、廃液として廃棄されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな使用済み液にはある程度の塩分が含まれているた
め、産業廃棄物となり、そのまま廃棄することができな
かった。すなわち、液中の塩分を回収又は希釈して許容
量以下とした後、河川に放流しなければならなかった。
そのため、各漬物工場において、そのような希釈等のた
めの装置を設置するか、もしくは専門の引取業者に廃棄
委託するかしていた。従って、処理のための経費がかさ
むこととなり、製品コストにも影響を及ぼしていた。
【0004】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
低コストで、使用済み廃液等の液を一定の濃度に濃縮す
る液濃縮装置及び方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る液濃縮装置は、液中の水分の一部を他の成分から分離
することにより該液を濃縮する液濃縮装置であって、前
記液を貯えるよう構成された水槽と、その内部に設けら
れた、表面に氷が付着する製氷手段とを具備することを
特徴としている。
【0006】請求項1記載の発明によれば、水分を含む
液を水槽に供給すると、液中の水分の一部が製氷手段に
よって氷となり、その製氷手段の表面に付着する。その
残りの液を取り出すことにより、水分の割合が減少した
濃縮液を得ることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記製氷手段が、ブラインが供給される製
氷コイルであり、前記ブラインを冷媒と熱交換する熱交
換手段、前記冷媒を圧縮して高温の冷媒とする圧縮手
段、前記冷媒を凝縮液化して高温の冷媒とする凝縮手
段、及び、前記冷媒を前記熱交換手段、圧縮手段及び凝
縮手段間で循環させる第1の冷媒循環手段を備えたヒー
トポンプと、前記ブラインを前記熱交換手段と前記製氷
コイルとの間で循環させるブライン循環手段とを具備
し、前記ヒートポンプが、前記圧縮手段によって圧縮さ
れた高温の冷媒を前記熱交換手段に供給する第2の冷媒
循環手段と、前記冷媒を、前記第1の冷媒循環手段と前
記第2の冷媒循環手段とのいずれかに循環させる切換手
段とを更に含むことを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明によれば、熱交換手段
に、冷媒循環手段を循環する冷却された冷媒が供給され
た場合は、ブラインが冷却され、高温冷媒循環手段によ
って圧縮手段で圧縮された冷媒が供給された場合は、ブ
ラインが加熱される。ブラインが冷却された場合、製氷
コイルが冷却され、その表面に氷が付着する。ブライン
が加熱された場合、製氷コイルが加熱されることによっ
て、その表面に付着していた氷が溶ける。従って、切換
手段による切換により、ブラインを冷却して製氷コイル
に氷を付着させ、残りの液、すなわち濃縮液を取り出し
た後、ブラインを加熱することによりその氷を溶かし
て、水だけを回収することができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記水槽が、複数設けられており、前記熱
交換手段が、前記水槽の前記製氷コイルの各々に対応し
て複数設けられており、前記ヒートポンプが、前記圧縮
手段によって圧縮された高温の冷媒を前記熱交換手段の
1つに供給し、そこで前記ブラインと熱交換することに
より凝縮した前記冷媒を、他の前記熱交換手段に供給
し、そこで前記ブラインと熱交換することにより蒸発し
た前記冷媒を、前記圧縮手段に戻す第3の冷媒循環手段
を更に含み、前記切換手段が、前記複数の熱交換手段の
間で、前記第1の冷媒循環手段、前記第2の冷媒循環手
段及び前記第3の冷媒循環手段を切換えるよう構成され
ており、前記複数の水槽の各々の間で、濃縮された液を
他の水槽に移す移送手段を更に具備することを特徴とし
ている。
【0010】請求項3記載の発明によれば、ある熱交換
手段に対し、圧縮手段によって圧縮された高温の冷媒が
供給されると、その熱交換手段においてブラインが加熱
され、対応する水槽において製氷コイルが加熱される。
その熱交換手段においてブラインに熱を奪われた冷媒
は、第3の冷媒循環手段により別の熱交換手段に供給さ
れ、そこでブラインを冷却する。それにより、対応する
水槽において製氷コイルが冷却される。その熱交換手段
においてブラインから熱を奪った高温の冷媒は、再び圧
縮手段に戻される。
【0011】従って、切換手段の切換により、ある水槽
に対応する熱交換手段との間で第1の冷媒循環手段によ
り冷却した冷媒を循環させ、その水槽に貯えた液を濃縮
した後、その濃縮した液を移送手段によって別の水槽に
移送し、第3の冷媒循環手段により、最初の水槽に対応
する熱交換手段に高温の冷媒を供給すると共に次の水槽
に対応する熱交換手段に低温の冷媒を供給することがで
きる。これによって、更に液を濃縮することができる。
そして、最後の水槽から濃縮された液を取り出した後、
第2の冷媒循環手段により対応する熱交換手段を加熱す
ることによって、水を回収することができる。
【0012】このように、濃縮する液の濃度に応じて、
水槽の数を設定することにより、所望の濃度の濃縮液を
得ることができる。また、1つの水槽を加熱した冷媒を
用いて他の水槽を冷却することができるため、同時に2
つの水槽を低コストかつ省エネルギーで運転することが
可能となる。
【0013】請求項4記載の発明は、液中の水分の一部
を他の成分から分離することにより該液を濃縮する液濃
縮方法であって、表面に氷が付着する製氷コイルを内部
に備えた複数の水槽を設けると共に、前記製氷コイル毎
に設けられ、前記製氷コイルに供給するブラインと冷媒
とを熱交換させる熱交換手段、前記冷媒を圧縮して高温
の冷媒とする圧縮手段、前記冷媒を凝縮液化して高温の
冷媒とする凝縮手段を含むヒートポンプを設け、前記複
数の水槽のうちの第1の水槽に前記液を貯え、その第1
の水槽に対応する第1の熱交換手段に前記低温の冷媒を
供給し、その製氷コイルに氷を付着させて前記液を濃縮
し、その濃縮された液を、前記複数の水槽のうちの第2
の水槽に移した後、前記第1の熱交換手段に前記高温の
冷媒を供給し、該第1の水槽の前記製氷コイルを加熱す
ると共に、前記第1の熱交換手段で前記ブラインと熱交
換することにより低温となった前記冷媒を、前記第2の
水槽に対応する第2の熱交換手段に供給し、該第2の水
槽の前記製氷コイルを冷却することを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明によれば、液中の水分
の一部を氷とすることで液を濃縮させることができ、複
数の水槽を設けることで所望の濃度に液を濃縮させるこ
とが可能となる。また、第1の水槽の加熱に用いた冷媒
をそのまま第2の水槽の冷却に用いることができるた
め、同時に2つの水槽を低コストかつ省エネルギーで運
転させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】[1.構成]以下、本発明の具体
的な実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本
発明の実施の形態による液濃縮装置の構成を示す系統図
である。
【0016】この図において、1及び2は、それぞれ氷
蓄熱槽であり、特許請求の範囲における水槽に対応して
いる。氷蓄熱槽1には、漬物の使用済み液等の廃液が供
給される廃液入口3が設けられており、氷蓄熱槽2に
は、濃縮液を排出する濃縮液出口4が設けられている。
なお、上記廃液は、氷蓄熱槽1に供給される前に図示し
ないフィルタ等により異物が取り除かれている。この異
物は、例えば漬物の使用済み液の場合、漬物の端切れ等
である。或いは、氷蓄熱槽2から排出された濃縮液か
ら、フィルタ等によって異物を取り除くようにしてもよ
い。
【0017】また、氷蓄熱槽1,2は、特許請求の範囲
における移送手段である、移送ポンプ5が設けられた移
送管6によって接続されており、後述する方法によって
抽出される第1の氷蓄熱槽内の濃縮液が、第2の氷蓄熱
槽2に供給される構成となっている。なお、氷蓄熱槽
1,2の大きさは、必要な濃縮液の濃度等によって定め
られ、通常氷蓄熱槽1より氷蓄熱槽2の方が小さい構成
となっているが、それに限定されるものではない。
【0018】これら氷蓄熱槽1,2には、それぞれ製氷
コイル7,8が蛇行して配設されている。この製氷コイ
ル7,8の一端は、ブライン供給口7a,8aとして構
成されており、他端は、ブライン回収口7b,8bとし
て構成されている。また、ブライン供給口7a,8aに
は、ヒートポンプ12からブラインが供給され、ブライ
ン回収口7b,8bは、ブラインポンプ9,10を介し
てヒートポンプ12によりブラインが回収される構成と
なっている。
【0019】また、氷蓄熱槽1,2では、製氷コイル
7,8に冷却されたブラインが供給されると、それら製
氷コイル7,8の外周に氷が生成され、加熱されたブラ
インが供給されると、その生成された氷が溶ける構成と
なっている。溶けた氷は、氷蓄熱槽1では、ドレン出口
11から、氷蓄熱槽2では上記濃縮液出口4から、排出
されるようになっている。
【0020】ヒートポンプ12は、2つのブラインクー
ラ13,14、アキュムレータ15、圧縮機16、送風
機17及び凝縮器18からなる空気熱交換器19、受液
器20、ストレーナ21、膨張弁22〜24、電磁弁2
5〜31、逆止弁32〜37及び四方弁38を有してい
る。なお、ブラインクーラ13,14は、特許請求の範
囲における熱交換手段に対応し、四方弁38は、特許請
求の範囲における切換手段に対応する。
【0021】ブラインクーラ13には、氷蓄熱槽1のブ
ライン回収口7bに接続されたブライン回収管40と、
氷蓄熱槽1のブライン供給口7aに接続されたブライン
供給管41とが取り付けられている。また、ブラインク
ーラ14には、氷蓄熱槽2のブライン回収口8aに接続
されたブライン回収管42と、氷蓄熱槽2のブライン供
給口8aに接続されたブライン供給管43とが取り付け
られている。
【0022】更に、ブラインクーラ13,14は、内部
にコイルが設けられており、このコイルにブラインが接
触するようになっている。これらブラインクーラ13,
14では、膨張弁23,22を経て圧力が降下し冷媒管
44,45を介して供給される冷媒が、コイルにおいて
ブラインから熱を奪って冷媒ガスとなり、それによって
ブラインが冷却される。或いは、圧縮機16により圧縮
された冷媒ガスが、冷媒管46,47を介して供給さ
れ、コイルにおいてブラインに熱を与え、それによって
ブラインが加熱される。
【0023】アキュムレータ15は、冷媒管46,4
8,50又は冷媒管47,49,48,50を介して供
給される冷媒中の液を分離し、冷媒管51を介して冷媒
ガスを圧縮機16に供給する。圧縮機16は、蒸気とな
った冷媒ガスを、凝縮するまで圧縮する。そして、圧縮
した冷媒ガスを、四方弁38の制御により、冷媒管52
を介して空気熱交換器19に供給するか、或いは、冷媒
管47を介してブラインクーラ14か又は冷媒管47,
53,46を介してブラインクーラ13に供給する。
【0024】空気熱交換器19では、送風機17が、凝
縮器18に低温の外気を供給するために設けられてお
り、この外気が凝縮器18の内部を流れることによっ
て、冷媒ガスが液化した冷媒となるように構成されてい
る。また、受液器20には、凝縮器18において液化し
た冷媒が冷媒管54,55を介して流入するか、又は、
ブラインクーラ13又は14においてブラインに熱が奪
われた冷媒が、冷媒管44,56,55又は45,5
7,55を介して流入する。更に、この受液器20に流
入した冷媒は、冷媒管58に設けられたストレーナ21
によって濾過され、冷媒管59から冷媒管44に流れ
て、電磁弁30、膨張弁23及び逆止弁33を介してブ
ラインクーラ13に供給されるか、冷媒管59から冷媒
管45に流れて、電磁弁29、膨張弁22及び逆止弁3
2を介してブラインクーラ14に供給される。或いは、
冷媒管60に流れて、電磁弁31、膨張弁24及び逆止
弁37を介して空気熱交換器19に供給される。
【0025】なお、冷媒管44,46,48,50〜5
2,54,55,58,59又は45,49,48,5
0〜52,54,55,58,59は、特許請求の範囲
における第1の冷媒循環手段に対応し、冷媒管47,4
5,57,55,58,60,52,51は第2の冷媒
循環手段に対応し、冷媒管47,53,46,44,5
6,55,58,59,45,49,48,50,51
は第3の冷媒循環手段に対応する。
【0026】[2.作用]以上のように構成される液濃
縮装置の動作について、図2〜図5を参照して説明す
る。
【0027】[2−1.氷蓄熱槽1の冷却]まず、図2
において、図示しない漬物槽等における使用済みの廃液
が、廃液入口3から氷蓄熱槽1に供給される。この時、
氷蓄熱槽1の冷却動作が行われる。すなわち、ヒートポ
ンプ12のブラインクーラ13で冷却されたブライン
が、ブライン供給管41を介して氷蓄熱槽1のブライン
供給口7aから製氷コイル7に供給される。製氷コイル
7では、冷却されたブラインが蛇行しながらブライン回
収口7b方向に一方向に流動し、ブライン回収管40を
介してブラインクーラ13に回収される。
【0028】この製氷コイル7内での流動により、ブラ
インと製氷コイル7外周の水、すなわち、廃液のうちの
水成分とが熱交換し、その結果、氷蓄熱槽1内の廃液中
の水分の一部が凍結して、製氷コイル7の外周に氷が生
成される。
【0029】一方、ヒートポンプ12では、以下のよう
に冷媒が流れることにより、上記ブラインが冷却され
る。なお、ここでは、冷媒は矢印A方向に流れるものと
する。また、四方弁38が切換えられることにより、冷
媒が圧縮機16から空気熱交換器19に流れる流路が形
成される。
【0030】すなわち、受液器20内の冷媒は、冷媒管
58,59から冷媒管44に流れ込み、膨張弁23を経
て圧力が降下した後、ブラインクーラ13に供給され
る。そして、冷媒は、ブラインクーラ13においてブラ
インから熱を奪って冷媒ガスとなり、冷媒管46,4
8,50を介してアキュムレータ15に供給される。そ
して、アキュムレータ15において液が分離された冷媒
は、冷媒管51を介して圧縮機16に供給され、凝縮す
るまで圧縮される。更に、圧縮機16から圧縮吐出され
る冷媒ガスは、冷媒管52を介して空気熱交換器19に
供給され、送風機17及び凝縮器18において低温の冷
媒に液化された後、冷媒管54,55を介して受液器2
0に供給される。
【0031】以上のように冷媒が循環することにより、
ブラインクーラ13においてブラインが冷却され、氷蓄
熱槽1において製氷コイル7外周に氷が生成される。こ
の時、氷蓄熱槽1に供給される廃液のうち、水分のみが
氷として製氷コイル7に付着するため、氷蓄熱槽1内に
は濃縮された廃液が蓄えられることとなる。この濃縮さ
れた廃液、すなわち濃縮液は、移送ポンプ5により移送
管6を介して、氷蓄熱槽2に供給される。
【0032】[2−2.氷蓄熱槽1の加熱及び氷蓄熱槽
2の冷却]次に、図3において、以上のようにして氷蓄
熱槽1において濃縮された廃液が、氷蓄熱槽2において
更に濃縮される。この時、氷蓄熱槽1では加熱動作が行
われ、氷蓄熱槽2では冷却動作が行われる。すなわち、
ヒートポンプ12のブラインクーラ13で加熱されたブ
ラインが、ブライン供給管41を介して氷蓄熱槽1のブ
ライン供給口7aから製氷コイル7に供給され、製氷コ
イル7内を蛇行して流動する。これにより、製氷コイル
7外周に付着していた氷が溶け、ドレン出口11からド
レンとして排出される。
【0033】一方、氷蓄熱槽2では、ヒートポンプ12
のブラインクーラ14で冷却されたブラインが、ブライ
ン供給管43を介して氷蓄熱槽2のブライン供給口8a
から製氷コイル8に供給される。製氷コイル8では、冷
却されたブラインが蛇行しながらブライン回収口8b方
向に一方向に流動し、ブライン回収管8bを介してブラ
インクーラ14に回収される。
【0034】この製氷コイル8内での流動により、ブラ
インと製氷コイル8外周の水、すなわち、氷蓄熱槽1か
ら供給された濃縮液のうちの水成分とが熱交換し、その
結果、氷蓄熱槽1内の濃縮液中の水分の一部が凍結し
て、製氷コイル8の外周に氷が生成される。
【0035】一方、ヒートポンプ12では、以下のよう
に冷媒が流れることにより、ブラインクーラ13におい
てブラインが加熱されると共に、ブラインクーラ14に
おいてブラインが冷却される。なお、ここでは、冷媒は
矢印B方向に流れるものとする。また、四方弁38が切
換えられることにより、冷媒が圧縮機16から冷媒管4
7に流れる流路が形成される。
【0036】すなわち、受液器20内の冷媒は、冷却管
58,59から冷媒管45に流れ込み、膨張弁22を経
て圧力が降下した後、ブラインクーラ14に供給され
る。そして、冷媒は、ブラインクーラ14においてブラ
インから熱を奪って冷媒ガスとなり、冷媒管49,4
8,50を介してアキュムレータ15に供給される。そ
して、冷媒管51を介して圧縮機16に供給され、圧縮
されることにより高温高圧となった後、冷媒管47,5
3,46を介してブラインクーラ13に供給される。そ
して、冷媒は、ブラインクーラ13においてブラインに
熱を与えることにより液化し、冷媒管44,56,55
を介して受液器20に供給される。
【0037】以上のように冷媒が循環することにより、
ブラインクーラ14においてブラインが冷却され、氷蓄
熱槽2において製氷コイル8外周に氷が生成される。こ
の時、氷蓄熱槽2に供給される濃縮液のうち、水分のみ
が氷として製氷コイル8に付着するため、氷蓄熱槽2内
には、更に濃縮された濃縮液が蓄えられることとなる。
一方、ブラインクーラ13においてブラインが加熱され
ることにより、上述したように、氷蓄熱槽1から、溶け
た水がドレンとしてドレン出口11から排出される。
【0038】[2−3.氷蓄熱槽2の冷却]次に、図4
において、上述したように氷蓄熱槽1からドレンが排出
されると、氷蓄熱槽1における加熱動作が終了し、氷蓄
熱槽2の冷却動作のみが行われる。この時、上述した場
合と同様に、ヒートポンプ12のブラインクーラ14で
冷却されたブラインが、氷蓄熱槽2に供給されることに
より、製氷コイル8に氷が生成されている。
【0039】一方、ヒートポンプ12では、以下のよう
に冷媒が流れる。なお、ここでは、冷媒は矢印C方向に
流れるものとする。また、四方弁38が切換えられるこ
とにより、冷媒が圧縮機16から空気交換器19に流れ
る流路が形成される。すなわち、図3に示す氷蓄熱槽1
の加熱を同時に行う際には、圧縮機16において圧縮さ
れた冷媒が冷媒管47,53,46を介してブラインク
ーラ13に供給されていたが、この場合は、圧縮機16
から空気交換器19に供給される。そして、冷媒は、空
気交換器19において凝縮された後、冷媒管54,55
を介して受液器20に供給され、冷媒管58,59,4
5を介してブラインクーラ14に供給される。
【0040】以上のように冷媒が循環することにより、
ブラインクーラ14においてブラインが冷却され、氷蓄
熱槽2において製氷コイル8外周に氷が生成され、濃縮
液のうちの水分のみが氷となる。このようにして、更に
濃縮された濃縮液は、濃縮液出口4から排出され、図示
しない漬物槽等において再利用される。
【0041】[2−4.氷蓄熱槽2の加熱]次に、以上
のようにして濃縮液4が排出された後、図5において、
氷蓄熱槽2において加熱動作が行われる。すなわち、ヒ
ートポンプ12のブラインクーラ14で加熱されたブラ
インが、氷蓄熱槽2の製氷コイル8に供給され、その中
を蛇行することにより、製氷コイル8外周に付着してい
た氷が溶ける。そして、この水が、ドレンとして濃縮液
出口4から排出される。
【0042】一方、ヒートポンプ12では、以下のよう
に冷媒が流れることにより、ブラインクーラ14におい
てブラインが加熱される。なお、ここでは、冷媒は矢印
D方向に流れるものとする。また、四方弁38が切換え
られることにより、冷媒が圧縮機16から冷媒管47に
流れる流路が形成される。
【0043】すなわち、受液器20内の冷媒は、冷却管
58から冷媒管60に流れ込み、膨張弁24を経て圧力
が降下した後、空気熱交換器19を経て、冷媒管52,
50を介してアキュムレータ15を経た後、冷媒管51
を介して圧縮機16に供給される。そして、圧縮機16
において高温高圧となって圧縮吐出される冷媒ガスが、
冷媒管47を介してブラインクーラ14に供給され、ブ
ラインに熱を与えることによって液化する。その後、そ
の液化した冷媒は、冷媒管45,57を介して受液器2
0に供給される。
【0044】以上のように冷媒が循環することにより、
ブラインクーラ14においてブラインが加熱され、上述
したように、製氷コイル8の氷が溶けて、ドレンとして
濃縮液出口4から排出される。
【0045】[3.効果]以上のように、本実施の形態
によれば、氷蓄熱槽1において廃液の水分のみが氷とな
って製氷コイル7に付着するため、残りの液を濃縮液と
して取り出すことができる。また、これを氷蓄熱槽2に
供給し、同様に水分のみが氷となって製氷コイル8に付
着するため、更に濃縮した濃縮液を取り出すことができ
る。
【0046】このように、廃液を適当に濃縮することに
より、その濃縮液を再利用することができる。すなわ
ち、漬物の使用済み液の場合であれば、その濃縮液を再
度漬物の調味液として利用することができる。また、ド
レンとして取り出される水は、塩分を含んでいないた
め、廃液としてそのまま放流することができ、希釈等の
ための高価な装置を設置する必要がない。
【0047】また、図3に示すように、氷蓄熱槽1の加
熱と氷蓄熱槽2の冷却とを行う場合、ブラインクーラ1
3において熱が奪われた冷媒を用いて、ブラインクーラ
14でブラインを冷却するため、低コスト及び省エネル
ギーで2台の氷蓄熱槽1,2を運転することができる。
【0048】[4.他の実施の形態]なお、本発明は上
述した実施の形態に限定されるものではなく、以下に示
すような各種態様も可能である。例えば、図6に示すよ
うに、図5に示す氷蓄熱槽2の加熱時に氷蓄熱槽1の冷
却を行うようにしてもよい。すなわち、矢印Eに示すよ
うに、圧縮機16によって圧縮された冷媒を冷媒管47
によってブラインクーラ14に供給し、それを冷媒管4
5,57,55、受液器20、冷媒管58,59、膨張
弁23及び冷媒管44等を介して、ブラインクーラ13
に供給する。そして、ブラインクーラ13でブラインを
冷却した冷媒を、再び圧縮機16に戻す。
【0049】これにより、大量の廃液を小型の氷蓄熱槽
1,2で連続して濃縮する際に、氷蓄熱槽2による濃縮
が終了して、その濃縮液を取り出した後、氷蓄熱槽2を
加熱して製氷コイル8の氷を溶かしている間に、次の廃
液を氷蓄熱槽1に供給し、その氷蓄熱槽1を冷却するこ
とができる。従って、時間及びコストの両面で、効率よ
く濃縮を行うことが可能となる。
【0050】また、氷蓄熱槽は2つに限らず、取り出す
濃縮液の濃度等により、1つ又は3つ以上でもよい。そ
の場合、濃縮液を移した後の氷蓄熱槽の加熱に用いた冷
媒を、そのまま次の氷蓄熱槽の冷却に用いるよう、順次
冷媒管を切換える構成としてもよいし、ヒートポンプを
複数設ける構成としてもよい。或いは、2つの氷蓄熱槽
間で、2番目に濃縮を行った氷蓄熱槽から最初の氷蓄熱
槽に戻して、その氷蓄熱槽を冷却することにより再度濃
縮するようにしてもよい。また、濃縮する廃液は漬物の
使用済み液に限らず、水分を減らして濃縮する必要のあ
る廃液であれば他のものでもよい。
【0051】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、使用
済み液の場合、その液に含まれる水分のみを凍らせて分
離することにより濃縮することができるため、それを再
利用することができる。また、水分だけを取り出すこと
ができるため、希釈等の処理を行うことなく廃棄するこ
とができる。従って、工場等の場合、廃液処理のための
経費がかさむことがなく、製品コストも低減することが
可能となる。
【0052】また、複数の水槽を設け、1つの水槽を加
熱するのに使用する冷媒をそのまま他の水槽を冷却する
のに使用することができるため、同時に2つの水槽を低
コストかつ省エネルギーで運転させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による液濃縮装置の構成
を示す系統図である。
【図2】同実施の形態において、氷蓄熱槽1の冷却運転
を説明する図である。
【図3】同実施の形態において、氷蓄熱槽1の加熱運転
及び氷蓄熱槽2の冷却運転を説明する図である。
【図4】同実施の形態において、氷蓄熱槽2の冷却運転
を説明する図である。
【図5】同実施の形態において、氷蓄熱槽2の加熱運転
を説明する図である。
【図6】本発明の他の実施の形態として、氷蓄熱槽2の
加熱運転時に氷蓄熱槽1の冷却運転を行う場合を説明す
る図である。
【符号の説明】 1,2…氷蓄熱槽 5…移送ポンプ 6…移送管 7,8…製氷コイル 12…ヒートポンプ 13,14…ブラインクーラ 15…アキュムレータ 16…圧縮機 17…送風機 18…凝縮器 19…空気熱交換器 20…受液器 22〜24…膨張弁 38…四方弁 44〜60…冷媒管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 誠 愛知県名古屋市南区大堀町3−28 奥村商 事合資会社内 Fターム(参考) 4B069 DB20 HA01 4D037 AA11 AB18 BA21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液中の水分の一部を他の成分から分離す
    ることにより該液を濃縮する液濃縮装置であって、 前記液を貯えるよう構成された水槽と、 その内部に設けられた、表面に氷が付着する製氷手段と
    を具備することを特徴とする液濃縮装置。
  2. 【請求項2】 前記製氷手段は、ブラインが供給される
    製氷コイルであり、 前記ブラインを冷媒と熱交換する熱交換手段、前記冷媒
    を圧縮して高温の冷媒とする圧縮手段、前記冷媒を凝縮
    液化して高温の冷媒とする凝縮手段、及び、前記冷媒を
    前記熱交換手段、圧縮手段及び凝縮手段間で循環させる
    第1の冷媒循環手段を備えたヒートポンプと、 前記ブラインを前記熱交換手段と前記製氷コイルとの間
    で循環させるブライン循環手段とを具備し、 前記ヒートポンプは、前記圧縮手段によって圧縮された
    高温の冷媒を前記熱交換手段に供給する第2の冷媒循環
    手段と、前記冷媒を、前記第1の冷媒循環手段と前記第
    2の冷媒循環手段とのいずれかに循環させる切換手段と
    を更に含むことを特徴とする請求項1記載の液濃縮装
    置。
  3. 【請求項3】 前記水槽は、複数設けられており、 前記熱交換手段は、前記水槽の前記製氷コイルの各々に
    対応して複数設けられており、 前記ヒートポンプは、前記圧縮手段によって圧縮された
    高温の冷媒を前記熱交換手段の1つに供給し、そこで前
    記ブラインと熱交換することにより凝縮した前記冷媒
    を、他の前記熱交換手段に供給し、そこで前記ブライン
    と熱交換することにより蒸発した前記冷媒を、前記圧縮
    手段に戻す第3の冷媒循環手段を更に含み、 前記切換手段は、前記複数の熱交換手段の間で、前記第
    1の冷媒循環手段、前記第2の冷媒循環手段及び前記第
    3の冷媒循環手段を切換えるよう構成されており、 前記複数の水槽の各々の間で、濃縮された液を他の水槽
    に移す移送手段を更に具備することを特徴とする請求項
    2記載の液濃縮装置。
  4. 【請求項4】 液中の水分の一部を他の成分から分離す
    ることにより該液を濃縮する液濃縮方法であって、 表面に氷が付着する製氷コイルを内部に備えた複数の水
    槽を設けると共に、前記製氷コイル毎に設けられた、前
    記製氷コイルに供給するブラインと冷媒とを熱交換させ
    る熱交換手段と、前記冷媒を圧縮して高温の冷媒とする
    圧縮手段と、前記冷媒を凝縮液化して高温の冷媒とする
    凝縮手段とを含むヒートポンプを設け、 前記複数の水槽のうちの第1の水槽に前記液を貯え、そ
    の第1の水槽に対応する第1の熱交換手段に前記低温の
    冷媒を供給して、その製氷コイルに氷を付着させて前記
    液を濃縮し、その濃縮された液を、前記複数の水槽のう
    ちの第2の水槽に移した後、前記第1の熱交換手段に前
    記高温の冷媒を供給して、該第1の水槽の前記製氷コイ
    ルを加熱すると共に、前記第1の熱交換手段で前記ブラ
    インと熱交換することにより低温となった前記冷媒を、
    前記第2の水槽に対応する第2の熱交換手段に供給し、
    該第2の水槽の前記製氷コイルを冷却することを特徴と
    する液濃縮方法。
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