JP2001024817A - 移動体通信端末 - Google Patents

移動体通信端末

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JP2001024817A
JP2001024817A JP11194485A JP19448599A JP2001024817A JP 2001024817 A JP2001024817 A JP 2001024817A JP 11194485 A JP11194485 A JP 11194485A JP 19448599 A JP19448599 A JP 19448599A JP 2001024817 A JP2001024817 A JP 2001024817A
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JP11194485A
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Hiroyasu Otsubo
宏安 大坪
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】限られたメモリ容量の移動体通信端末におい
て、利用者が気軽に利用できるデータの配信サービスを
実現することである。 【解決手段】 受信したデータの利用形態が異なる第1
の形態と第2の形態とがあるシステムにおける移動体通
信端末において、第1の形態と第2の形態とのうちいず
れの形態によるデータ受信を行うかの選択をユーザから
受け付け、選択に対応する形態によりデータの送信を要
求する。第1の形態の場合には、受信されたデータを不
揮発性メモリ13に記録させ、第2の形態の場合には、
データを外部記録媒体15に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声、画像信号な
どのデータを無線で受信して再生する移動体通信端末に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話に代表される移動体通信
端末は、機器のディジタル化・小型化および利用料金の
低価格化により、急速に普及率が高まっている。この移
動体通信端末の詳細については、安田靖彦「ISDN時
代の移動体通信システム」(pp.97-131、オーム社)
(以下、従来技術1という)に記載されている。携帯電
話は、当初、電話による通話サービスからスタートした
が、その後、データ通信端末としての機能も付加され、
現在、電子メール、インターネットへのアクセス機能を
有するものも製品化されている。携帯電話のデータ通信
の転送レートは、当初2.4Kbps程度から、9.6
Kbps、28.8Kbpsと徐々に高くなっており、
さらに、CDMA方式の端末においては、高速移動で1
44kbps、歩行で384kbps、屋内で2Mbp
sとなる。この移動体通信端末でのデータ転送に関して
は、本間光一「無線端末」(Vol.82 No.2 pp.138-144、
電子通信学会誌)(以下、従来技術2という)に記載さ
れている。
【0003】また、音声の圧縮技術も進歩してきてお
り、移動体通信のデータ転送により音楽などの音声デー
タの配信さえ可能になろうとしている。例えば、音楽の
タイトルを指定し、サーバより音声データをダウンロー
ドしてこのダウンロードした音楽を利用者が移動中に楽
しむことも可能になろうとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】移動体通信のデータ転
送による音楽などの音声データの配信を実現するために
は、いくつかの問題点がある。そのひとつが、移動体通
信に搭載可能なメモリの容量である。上述したように、
音声の圧縮技術が進歩してきているが、音楽の品質をC
D品質程度に維持するには128kbps程度の速度が必要で
ある。したがって、45分のCDタイトルの圧縮データ
をすべて保持するには、35MB程度の記録容量が必要
となる。複数のタイトルをダウンロードする場合、容量
不足となることがあり、この場合、以前記録した音楽デ
ータを消去して上書きする必要がある。音楽のデータの
多くは、著作権があるためダウンロードの時などに、利
用者がライセンス料を徴収されることとなるが、ライセ
ンス料の支払後に音声データを削除されるということ
は、利用者としては不利になり、気軽に利用できるサー
ビスにはならない可能性もある。
【0005】本発明の課題は、限られたメモリ容量の移
動体通信端末において、利用者が気軽に利用できるデー
タの配信サービスに対応する移動体通信端末を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、受信したデータの利用形態が異なる第1
の形態と第2の形態とがあるシステムにおける移動体通
信端末において、前記データの受信を行う受信手段と、
データを記憶する記録手段と、外部記録媒体を接続させ
るためのインターフェイス手段と、前記第1の形態と前
記第2の形態とのうちいずれの形態によるデータ受信を
行うかの選択を受け付ける選択手段と、前記選択手段で
受け付けた選択に対応する形態によりデータの送信を要
求する要求手段と、前記選択手段で受け付けた選択が、
前記第1の形態の場合には、前記受信手段により受信さ
れたデータを前記記録手段に記録させ、前記第2の形態
の場合には、前記受信手段により受信されたデータを前
記インターフェイス手段を介して前記外部記録媒体に転
送する制御手段とを有する。
【0007】受信したデータの利用形態が異なる第1の
形態と第2の形態とがあるシステムにおける移動体通信
端末において、前記データの受信を行う受信手段と、デ
ータを記憶する記録手段と、外部記録媒体を接続させる
ためのインターフェイス手段と、前記外部記録媒体への
データの転送指示を受け付ける受付け手段と、第1の形
態と前記第2の形態とのうちいずれの形態によるデータ
受信を行うかの選択を受け付ける選択手段と、前記選択
手段で受け付けた選択に対応する形態によりデータの送
信を要求する要求手段と、前記選択手段で受け付けた選
択が、前記第1の形態の場合には、前記受信手段により
受信されたデータを前記記録手段に記録させ、前記第2
の形態の場合には、前記受信手段により受信されたデー
タを前記記録手段に記録させ、前記受付け手段で指示を
受け付けたときに、前記記録手段に記録されたデータを
前記インターフェイス手段を介して前記外部記録媒体に
転送する制御手段とを有する。
【0008】受信するデータの種別を表示する表示手段
を有し、前記選択手段は、前記データの種別の選択をさ
らに受け付け、前記要求手段は、前記選択手段により選
択されたデータの種別を送信する。
【0009】金額情報を記録する記録媒体が装着される
ポート手段をさらに有し、前記制御手段は、前記記録媒
体が前記ポート手段に装着されているときに、前記受信
手段でデータを受信した場合に、前記選択された形態に
対応する金額情報により前記記録媒体に記録されている
金額情報を更新する。
【0010】前記要求手段により要求された形態による
データ送信が拒否された場合に、その旨を通知する通知
手段をさらに有するようにしてもよい。
【0011】前記受信手段により受信されたデータか
ら、当該データが前記第1の形態であるか第2の形態で
あるかを示す情報を検出し、検出した形態が、前記選択
手段により選択された形態と一致するか否かを認証する
認証手段をさらに有することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施の形態の構成
図を示したものである。図1において、移動体通信端末
は、電波の送受信を行うアンテナ1と、送受信のRF信
号を増幅するRF部2と、データの変復調及びフレーム
の組み立て・分解をおこなうモデム・チャネルコーデッ
ク部3と、第1の音声のエンコード及びデコードを行う
音声コーデック4と、制御手段であるMPU(Micro-Pro
cessor Unit)5と、音声入力を行うマイク6と、音声出
力を行うスピーカ7と、文字情報を表示する表示部8
と、電話番号や指示を受け付けるキーボード9と、一時
的にデータを記憶するRAM10と、処理に対応するプ
ログラムを記憶するROM11と、後述する認証を行う
認証部12と、受信したデータを記憶する不揮発性メモ
リ13と、着脱可能な外部記録媒体15と、外部記録媒
体15が装着されるカードインターフェイス14と、制
御手段であるMPU16と、第2の音声のエンコードお
よびデコードを行う音声コーデック17と、音声を出力
するスピーカ18とを備える。不揮発性メモリ13は、
FLASHタイプ、または、バックアップ電源を有する
RAMなどの移動体通信端末の電源がOFFでもデータ
の保持ができる記録媒体であり、磁気記録タイプの記憶
媒体でもよい。
【0014】また、図6に、移動体通信端末の一例とし
て、携帯電話の外観図を示す。図6に示すように、本実
施の形態における携帯電話は、外部記録媒体15が内部
のカードインターフェイス14に装着される。また、キ
ーボード9は、電話番号の入力のほかに、ダウンロード
サービスの選択の受付け、メニューの選択の受付け、利
用形態の選択の受付けなどを行うために、キーボードの
各キーもしくはキーの組み合わせによりファンクション
が予め設定されている。
【0015】また、図2は、通常の移動体通信端末の構
成例を示している。 本例は、PDCなどの携帯電話の
構成例であり、電波の送受信を行うアンテナ1、送受信
のRF信号を増幅するRF部2、データの変復調及びフ
レームの組み立て・分解をおこなうモデム・チャネルコ
ーデック部3、音声のエンコード及びデコードを行う音
声コーデック4、制御手段であるMPU5、音声入力を
行うマイク6、音声出力を行うスピーカ7、文字情報を
表示する表示部8、電話番号を受け付けるキーボード
9、一時的にデータを記憶するRAM10、及び、処理
に対応するプログラムを記憶するROM11を備える。
【0016】以下、まず図2により移動体通信装置の通
常の動作について説明し、次に図1に示した本実施の形
態の構成における動作を説明する。
【0017】まず、図2において、アンテナ1からは、
携帯電話で使用されている無線周波数の信号を受信す
る。受信した信号はRF2により増幅して、増幅した信
号をモデム・チャネルコーデック3に供給する。モデム
・チャネルコーデック3では、モデム部において供給さ
れたRF信号を復調する。一般に携帯電話では、QPS
Kなどで変調されているので、このでは、QPSKの復
調処理等を行う。復調した信号はモデム・チャネルコー
デック3のチャネルコーデック部に供給して、チャネル
コーデック部ではフレームの分解を行い、多重化された
各種データを取り出す。データ通信では、一定の時間間
隔(フレーム)にいくつかの情報を多重化しており、デ
ータの種別ごとにデータを送受信するチャネルを設けて
いる。このチャネルには、端末(移動局)側に知らせる
報知用チャネル、発着呼制御を主目的として各通信機器
が共用する制御チャネル、及び、通信に必要な情報と音
声データの電送を目的とした通信チャネルなどがある。
上記のチャネルコーデック部においては、これらの各チ
ャネルより、データ種別ごとに分割して、MPU5及び
音声コーデック4に供給する。MPU5では、チャネル
コーデックより得たデータに応じ、各部の制御などを行
う。たとえば、表示部への情報表示、または、モデム・
チャネルコーデック3の制御などを行う。音声は、通信
のデータ量を削減するためにデータ圧縮された状態で送
られてくるため、音声コーデックでは、モデム・チャネ
ルコーデック3より音声データを受け取り、伸長処理を
行い、音声データをスピーカに供給する。
【0018】以上は、受信側に説明をしたが、携帯電話
では、音声の送信も同時に行われる。
【0019】送信時には、まずマイクより取り込んだ音
声データを音声コーデック4に供給して、音声コーデッ
ク4において音声の圧縮を行い圧縮後のデータをモデム
・チャネルコーデック3に供給する。モデム・チャネル
コーデック3では、圧縮後の音声データを他の通信に必
要な情報及び制御データと共にフレームを組み立て、Q
SPKなどの変調を行った後、RF部に供給する。RF
部では、供給された信号を増幅してアンテナ1に供給す
る。アンテナ1では、RF部で増幅された信号を電波と
して送信する。
【0020】次に、本発明による実施の形態の動作を図
5を参照して説明する。本実施の形態は、携帯電話の機
能に、さらに、音声及び画像などのデータを保持する基
地局または基地局のバックボーンに設けられたデータサ
ーバから、データをダウンロードする機能と、ダウンロ
ードする場合に、データの複数の利用形態の中からユー
ザの選択を受け付け、選択された利用形態に対応する処
理を行う機能とを備える。携帯電話の通話機能について
は、図2に示す動作と同じである。本実施の形態におい
ては、データの複数の利用形態として、ダウンロードデ
ータをコピーできないデータ形態でダウンロードする第
1の形態と、ダウンロードデータをコピーできる形態で
ダウンロードする第2の形態とを備える。第1の利用形
態が選択された場合には、基地局側から、コピーできな
いようなダウンロードデータが送信され、受信したダウ
ンロードデータを不揮発性メモリ13に記録させる。ユ
ーザは、不揮発性メモリ13に記録されたデータを再生
することにより、一時的にデータを利用することができ
るが、外部記録媒体15にデータを保存させることはで
きない。不揮発性メモリ13に記録されたデータは、予
め定めた時間経過したときに、消去される。もしくは、
次のデータが受信されたときに、不揮発性メモリ13に
記録されているデータを更新するようにしてもよい。ま
た、第2の利用形態が選択された場合には、基地局側か
ら、コピーできるダウンロードデータが送信され、受信
したダウンロードデータを不揮発性メモリ13、もしく
は、取り出し可能な記録媒体である外部記録媒体15に
保存させる。また、第1の利用形態と、第2の利用形態
とで、受信したデータに対する対価(ライセンス料、使
用料等)を異ならせるようにできる。この場合、基地局
側で、ライセンス料を通話料とともに徴収するようにで
きる。また、基地局側から送信されるコピーできないデ
ータ形態としては、コピープロテクトをかけたデータ
や、暗号化したデータなどが利用される。
【0021】図5は、本実施の形態における処理のフロ
ーチャートを示している。図5に示すフローチャートに
対応するプログラムは、ROM11に記憶されており、
MPU5により実行される。また、図7に、移動体通信
端末の表示部に表示される内容を示す説明図を示す。
【0022】図5において、移動体通信端末の使用者
は、キーボード9よりデータのダウンロードサービスを
選択指定する。ダウンロードサービスの指定を受け付け
ると、MPU5は、モデム・チャネルコーデック3に、
ダウンロードサービス要求のデータを供給する。モデム
・チャネルコーデック3は、チャネルコーデック部に
て、基地局側に送出するフレームにこの要求を組み込
み、モデム部にて変調を行い、変調後の信号をRF部2
に供給する。この指定データを含んだRF信号は、RF
部2において増幅された後、アンテナ1より送信される
(S101)。この送出された信号は、基地局側で受信
され、基地局側もしくはサーバ側では、この受信した信
号を解析し、使用者がデータのダウンロードサービスを
指定したことを検知して、データのメニューを含む信号
を送出する。移動体通信側では、この送出されたメニュ
ーデータをアンテナ1で受信し、RF部で増幅された
後、モデム・チャネルコーデック3において復調および
フレームの分解を行い、基地局側から送出されたメニュ
ーデータを検出する。MPU5は、モデム・チャネルコ
ーデック3からをこのメニューデータを受け取り、表示
部8にメニューを表示させる(S102)。メニューの
表示例としては、例えば、音楽のジャンルや、曲名など
のデータの種別を示す情報が示される。使用者は、この
メニューからダウンロードするデータをキーボード9に
より選択する。メニューの選択肢を受け付けると、MP
U5は、上述したデータのダウンロードサービスの指定
を基地側に送出した処理と同様の処理により、基地側に
メニューの選択肢を送信する(S103)。基地側で
は、ダウンロードするデータを検知し、利用形態が、第
1の形態か、第2の利用形態であるかの問い合わせの信
号を移動体端末側に送る。移動体端末側では、アンテナ
1、RF部2、モデム・チャネルコーデック3およびM
PU5を介して、この問い合わせを、図7に示すように
表示部8に表示する。図7において、第1の利用形態と
第2の利用形態との選択肢を表示した例を示している。
第1の利用形態の場合、一時的な利用となり、第2の利
用形態の場合、永久的な利用であり、買い取りというこ
とになる。ユーザは、この問い合わせに対し、第1の利
用形態と第2の利用形態とのうちいずれの形態でダウン
ロードするかをキーボード9により選択する。移動体通
信端末は、キーボード9で受け付けた利用形態の選択信
号を、 MPU5、モデム・チャネルコーデック3、 R
F部2およびアンテナ1を介して基地局側に送出する
(S105)。基地局側では、この選択信号を受信し、
指定されたダウンロードデータと、選択された利用形態
に対応する対価の額を示す金額情報とを組み込んだデー
タを送出する。移動体通信端末側では、このデータを受
信して(S106)、アンテナ1、RF部2、モデム・
チャネルコーデック3およびMPU5を介して、MPU
16に供給する。MPU16では、認証部12におい
て、このデータが本移動体通信端末に送られてきた利用
者が指定したデータであることと、利用者が選択した利
用形態にあったデータであることとを確認したのち、
供給されたデータの利用形態を判断し(S107)、利
用形態に対応させてメモリ13または取り出し可能な記
録媒体15に記録させる。このとき、利用者が、第1の
利用形態を選択した場合には、端末から取り外しのでき
ない不揮発性メモリ13にコピーできない形態でデータ
が記録される(S109)。また、利用者が、第2の利
用形態を選択した場合、取り出し可能な外部記録媒体1
5にコピーできる形態でデータを記憶させる(S10
8)。もしくは、第2の利用形態が選択された場合に、
一時的に不揮発性メモリ13に記憶させ、利用者が、外
部記録媒体15へのコピーを指定したときに、 MPU
16の認証部12で、指定されたデータが第2の利用形
態であるか否かを認証し、第2の利用形態である場合に
は、不揮発性メモリ13から外部記録媒体15にデータ
を転送させるようにしてもよい。
【0023】利用者が、データの再生を指示した場合、
再生指示を受け付けたMPU5は(S110)、不揮発
性メモリ13または外部記録媒体15よりデータを読み
出させ、データを音声コーデック17に供給し、音声コ
ーデック17においてデータの伸張を行い、スピーカに
供給して、音声を出力させる(S111)。
【0024】本実施の形態によれば、移動体通信端末に
おいて、不揮発性メモリ13にコピーできない形態でデ
ータを記憶させる第1の利用形態と、取り出し可能な外
部記録媒体15にコピーできる形態でデータを記録させ
る第2の形態という2つの形態のデータのダウンロード
が可能である。一時的にデータを利用する第1の利用形
態の場合のライセンス料を、長期または永久に音楽デー
タを利用する第2の利用形態のライセンス料に比べ安価
に設定することにより、限られた内蔵のメモリ容量の移
動体通信端末において、利用者は、気軽に音楽データな
どを自由に利用することができる。
【0025】次に、第2の実施の形態を図3を参照して
説明する。図3は、第2の実施の形態による移動体通信
端末の構成を示したものである。図3において、移動体
通信端末は、電波の送受信を行うアンテナ1と、送受信
のRF信号を増幅するRF部2と、データの変復調及び
フレームの組み立て・分解をおこなうモデム・チャネル
コーデック部3と、音声のエンコード及びデコードを行
う音声コーデック40と、制御手段であるMPU50
と、音声入力を行うマイク6と、音声出力を行うスピー
カ7と、文字情報を表示する表示部8と、電話番号や指
示を受け付けるキーボード9と、一時的にデータを記憶
するRAM10と、処理に対応するプログラムを記憶す
るROM11と、後述する認証を行う認証部12と、受
信したデータを記憶する不揮発性メモリ13と、着脱可
能な外部記録媒体15と、外部記録媒体15が装着され
るカードインターフェイス14とを備える。
【0026】第2の実施の形態が、第1の実施の形態と
異なる点は、MPU50の内部に、認証部12を持た
せ、また、不揮発性メモリ13および外部記録媒体15
へのデータの書き込みおよび読み出し(再生処理)の機
能(第1の実施の形態におけるMPU16の機能)を持
たせた点と、音声コーデック40が2種類のモードを備
える点である。本実施の形態における音声コーデック4
0は、電話の通話用の圧縮・伸張用モードのコーデック
機能と、基地局側からダウンロードした音声データの伸
張モードのための機能と2つ圧縮・伸張モードに対応し
ている。本実施の形態においても、第1の実施の形態の
すべての機能を有しており、第1の実施の形態と同様の
効果が得られる。本実施の形態によれば、MPUおよび
音声コーデック部が1つですむため、小型化および低価
格化が可能である。また、図3において、スピーカは1
つで、通話時とダウンロードした音声データの出力に兼
用する形になっているが、図1と同様に、ダウンロード
した音声データの出力に別のスピーカ18または外付け
のヘッドホーンなどをつける端子を設けてもよい。ま
た、音声用の圧縮伸長モード1とダウンロードしたデー
タの伸長用のモード2とを持たせているが、音声用の圧
縮伸長とダウンロードしたデータの伸長用の圧縮方式
は、同一の方式でも構わない。
【0027】次に、第3の実施の形態を図4を参照して
説明する。図4は、第4の実施の形態における移動体通
信端末の構成例を示したものである。本実施の形態は、
ポート手段であるカードインターフェイス140に、着
脱可能な外部記録媒体15とマネーカード19とを取り
付け可能にしたものである。マネーカード19は、金額
情報を記録する記録媒体であり、ICカードや、プリペ
イドカードなどである。本実施の形態において、制御手
段であるMPU50は、マネーカード19がカードイン
ターフェイス140に装着されているときに、データを
受信した場合に、選択された利用形態に対応する金額情
報によりマネーカード19に記録されている金額情報を
更新する。これにより、利用者が、ダウンロードする場
合のライセンス料をピリペイドカードなどのマネーカー
ドから支払うことができる。
【0028】上記各実施に形態によれば、移動体通信端
末において、不揮発性メモリ13にデータをコピーでき
ない形態で記録する第1の形態と、取り出し可能な外部
記録媒体14にデータをコピーできる形態で記録する第
2の形態という2つの形態のデータダウンロードを実現
することができる。これにより、限られた内蔵のメモリ
容量の移動体通信端末において、利用者は、気軽に音楽
データなどを自由に利用できる環境を実現できる。
【0029】また、以上の説明では、第1の形態と、第
2の形態という2つの形態のダウンロードを実現する実
施の形態について説明してきたが、第1の形態から、第
2の形態への変更を可能にしてもよい。この場合、ユー
ザから形態の変更指示を受け付けると、MPUは、基地
局側に、形態変更指示を要求し、基地局側から許可を受
けるとともに第2の形態によるデータを受信することに
より実現できる。
【0030】さらに、以上の説明では、ダウンロードす
るデータを音楽などの音声データとして説明してきた
が、音声データと画像データとを含んだデータであって
もよい。この場合、画像データを、表示部8に表示させ
るようにMPU5にて処理するように構成すればよい。
【0031】また、データの複数の利用形態として、デ
ータを受信したときに、記録しないで、ライブで再生出
力するような形態を備えるようにしてもよい。データを
一時的に利用する場合に、利用時間を指定するようにし
てもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、移動体通信端末におい
て、限られたメモリ容量の移動体通信端末において、利
用者が気軽に利用できるデータの配信サービスに対応す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態の構成図。
【図2】移動体通信端末の構成図。
【図3】本発明による第2の実施の形態の構成図。
【図4】本発明による第3の実施の形態の構成図。
【図5】第1の実施の形態における処理のフローチャー
ト。
【図6】第1の実施の形態における携帯電話の外観図。
【図7】第1の実施の形態における表示部の表示内容を
示す説明図。
【符号の説明】
1…送受信アンテナ 2…RF部 3…モデム・チャネルコーデック部 4…音声コーデック部 5…MPU 6…マイク 7…スピーカ 8…表示部 9…キーボード 10…RAM 11…ROM 12…認証部 13…メモリ 14…カードインターフェイス 15…外部記録媒体 16…MPU 17…音声コーデック 18…スピーカ 19…マネーカード。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信したデータの利用形態が異なる第1の
    形態と第2の形態とがあるシステムにおける移動体通信
    端末において、前記データの受信を行う受信手段と、デ
    ータを記憶する記録手段と、外部記録媒体を接続させる
    ためのインターフェイス手段と、前記第1の形態と前記
    第2の形態とのうちいずれの形態によるデータ受信を行
    うかの選択を受け付ける選択手段と、前記選択手段で受
    け付けた選択に対応する形態によりデータの送信を要求
    する要求手段と、前記選択手段で受け付けた選択が、前
    記第1の形態の場合には、前記受信手段により受信され
    たデータを前記記録手段に記録させ、前記第2の形態の
    場合には、前記受信手段により受信されたデータを前記
    インターフェイス手段を介して前記外部記録媒体に転送
    する制御手段とを有することを特徴とする移動体通信端
    末。
  2. 【請求項2】受信したデータの利用形態が異なる第1の
    形態と第2の形態とがあるシステムにおける移動体通信
    端末において、前記データの受信を行う受信手段と、デ
    ータを記憶する記録手段と、外部記録媒体を接続させる
    ためのインターフェイス手段と、前記外部記録媒体への
    データの転送指示を受け付ける受付け手段と、前記第1
    の形態と前記第2の形態とのうちいずれの形態によるデ
    ータ受信を行うかの選択を受け付ける選択手段と、前記
    選択手段で受け付けた選択に対応する形態によりデータ
    の送信を要求する要求手段と、前記選択手段で受け付け
    た選択が、前記第1の形態の場合には、前記受信手段に
    より受信されたデータを前記記録手段に記録させ、前記
    第2の形態の場合には、前記受信手段により受信された
    データを前記記録手段に記録させ、前記受付け手段で指
    示を受け付けたときに、前記記録手段に記録されたデー
    タを前記インターフェイス手段を介して前記外部記録媒
    体に転送する制御手段とを有することを特徴とする移動
    体通信端末。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の移動体通信端末
    において、受信するデータの種別を表示する表示手段を
    有し、前記選択手段は、前記データの種別の選択をさら
    に受け付け、前記要求手段は、前記選択手段により選択
    されたデータの種別を送信することを特徴とする移動体
    通信端末。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の移動体通信端末
    において、金額情報を記録する記録媒体が装着されるポ
    ート手段をさらに有し、前記制御手段は、前記記録媒体
    が前記ポート手段に装着されているときに、前記受信手
    段でデータを受信した場合に、前記選択された形態に対
    応する金額情報により前記記録媒体に記録されている金
    額情報を更新することを特徴とする移動体通信端末。
  5. 【請求項5】請求項1または2に記載の移動体通信端末
    において、前記要求手段により要求された形態によるデ
    ータ送信が拒否された場合に、その旨を通知する通知手
    段をさらに有することを特徴とする移動体通信端末。
  6. 【請求項6】請求項1または2に記載の移動体通信端末
    において、前記受信手段により受信されたデータから、
    当該データが前記第1の形態であるか第2の形態である
    かを示す情報を検出し、検出した形態が、前記選択手段
    により選択された形態と一致するか否かを認証する認証
    手段をさらに有することを特徴とする移動体通信端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010503044A (ja) * 2006-09-08 2010-01-28 リアルネットワークス,インコーポレーテッド メディア・ライブラリを修正するシステムおよび方法

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