JP2001024801A - マルチユーザー仮想空間における会話処理装置及び方法並びに会話処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

マルチユーザー仮想空間における会話処理装置及び方法並びに会話処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2001024801A
JP2001024801A JP11192012A JP19201299A JP2001024801A JP 2001024801 A JP2001024801 A JP 2001024801A JP 11192012 A JP11192012 A JP 11192012A JP 19201299 A JP19201299 A JP 19201299A JP 2001024801 A JP2001024801 A JP 2001024801A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、発話者の声が聞き手に届いた
かどうかが視覚的に確認でき、円滑な会話が行えるマル
チユーザー仮想空間における会話処理装置及び方法並び
に会話処理プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とにある。 【解決手段】本発明は、発話者端末が音声データおよび
IDを送信し、発話者端末から音声データおよびIDが
送信される毎に聞き手端末の応答を確認するためチェッ
クテーブルを作成し、前記チェックテーブルのチェック
時間を設定し、聞き手端末から受信判定結果の応答がチ
ェック時間内にあれば発話者端末は応答内容を画面に表
示すると共に受信判定結果の応答がチェック時間内にな
ければ発話者端末はその旨を画面に表示し、発話者端末
は聞き手端末からの応答結果を画面に表示した後、チェ
ックテーブルを消去することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークの分野及びコンピュータグラフィックスを用い
たマルチユーザー仮想空間システム及び遠隔通信システ
ムに関わるマルチユーザー仮想空間における会話処理装
置及び方法並びに会話処理プログラムを記録した記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の利用者がクライアント端末として
パーソナルコンピュータを用いて、LANや電話回線等
のネットワークを介してサーバーに接続し、同一の仮想
空間に各利用者が分身として表現される、多人数参加型
の仮想空間システムが、インターネットを通じて提供さ
れている。
【0003】このようなシステムで会話をする場合、テ
キストを基本にしてその文字情報を通信しあうテキスト
文字チャット、電話の会話のように、音声をリアルタイ
ムに送受信する音声チャット、文字や音声に加えて、利
用者の顔映像や似顔絵等の映像を他の利用者に分配して
表示することが一般的である。
【0004】テキスト文字チャットでは、聞き手の利用
者の端末画面上の文字入力者の分身上にその入力文字を
サーバーから配信して表示したり、別ウィンドウに話者
名と併せて表示するシステムがある。
【0005】また、音声チャットの肉声の音声会話での
聞き手側の利用者の端末画面では、音声と併せて発話し
ている分身に波紋のような印をつけたり、発話者の分身
の口を動かすといった、発話者の分身に装飾や動作等の
発話を示す表示を付けることが主であった。
【0006】このように、従来のシステムでは、聞き手
側の視点に立った、話者表示技術が主に利用されてい
る。仮想空間におけるアバタやそのコミュニケーション
については、マイケル・ベネティクト編、NTTヒュー
マンインタフェース研究会他訳「サイバースペース」N
TT出版ISBN4−87188−265−9C001
0,p282−307に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、肉声や文字に
よるリアルタイムの会話では、聞き手側で発話者が誰か
だけ表示されて分かっても、発話者から見れば、聞き手
に自分の声や文字が届いているか、また、話しを聞いて
いるかといった、聞き手側の情報が欠けている。このた
め、このような仮想空間での会話では、電話機による会
話と異なり、発話者が、発言する度に、聞き手に声が届
いているか確認しながら会話をしなければならない。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、発話者の声が聞き手に届いたかどうかが視覚的に確
認でき、円滑な会話が行えるマルチユーザー仮想空間に
おける会話処理装置及び方法並びに会話処理プログラム
を記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ネットワークで接続された複数の利用者端
末が同一の仮想空間を共有し、その仮想空間内で各利用
者の分身がオブジェクトとして表現されるマルチユーザ
ー仮想空間における会話処理装置において、発話者端末
の音声データが発話者のIDとともにサーバーを通して
聞き手端末に配信される手段と、発話者端末の表示画面
で聞き手の利用者が誰かを画面に表示する手段と、発話
者端末からの音声データおよびIDを受信した聞き手端
末からの受信判定結果の応答内容を所定時間内に受信し
たか否かに応じて発話者端末が聞き手の画面表示と併せ
て聞き手端末の受信状態を画面表示で確認する応答表示
手段とを具備することを特徴とするものである。
【0010】また本発明は、前記マルチユーザー仮想空
間における会話処理装置において、発話者端末が聞き手
端末からの応答内容を聞き手の分身の動作で画面に表示
する手段を具備することを特徴とするものである。
【0011】また本発明は、ネットワークで接続された
複数の利用者端末が同一の仮想空間を共有し、その仮想
空間内で各利用者の分身がオブジェクトとして表現され
るマルチユーザー仮想空間における会話処理装置におい
て、聞き手端末が発話者端末が配信したIDと音声デー
タを受信する手段と、聞き手端末が受信したデータがデ
ータ形式を基に正確に届いたかを判定する手段とを具備
することを特徴とするものである。
【0012】また本発明は、前記マルチユーザー仮想空
間における会話処理装置において、聞き手端末から発話
者端末へ受信判定結果を送信する手段を具備することを
特徴とするものである。
【0013】また本発明のマルチユーザー仮想空間にお
ける会話処理方法は、発話者端末が音声データおよびI
Dを送信するステップと、発話者端末から音声データお
よびIDが送信される毎に聞き手端末の応答を確認する
ためチェックテーブルを作成するステップと、前記チェ
ックテーブルのチェック時間を設定するステップと、聞
き手端末から受信判定結果の応答がチェック時間内にあ
れば発話者端末は応答内容を画面に表示すると共に受信
判定結果の応答がチェック時間内になければ発話者端末
はその旨を画面に表示するステップと、発話者端末は聞
き手端末からの応答結果を画面に表示した後、チェック
テーブルを消去するステップとを具備することを特徴と
する。
【0014】また本発明のマルチユーザー仮想空間にお
ける会話処理方法は、聞き手端末が発話者端末からのI
Dおよび音声データを音声サーバーを介して受信するス
テップと、聞き手端末が受信したデータがデータ形式を
基に正確に届いたかを判定するステップと、聞き手端末
から発話者端末へ受信判定結果を送信するステップとを
具備することを特徴とする。
【0015】また本発明のマルチユーザー仮想空間にお
ける会話処理プログラムを記録した記録媒体は、発話者
端末が音声データおよびIDを送信する手順、発話者端
末から音声データおよびIDが送信される毎に聞き手端
末の応答を確認するためチェックテーブルを作成する手
順、前記チェックテーブルのチェック時間を設定する手
順、聞き手端末から受信判定結果の応答がチェック時間
内にあれば発話者端末は応答内容を画面に表示すると共
に受信判定結果の応答がチェック時間内になければ発話
者端末はその旨を画面に表示する手順、発話者端末は聞
き手端末からの応答結果を画面に表示した後、チェック
テーブルを消去する手順をコンピュータに実行させるた
めのものである。
【0016】また本発明のマルチユーザー仮想空間にお
ける会話処理プログラムを記録した記録媒体は、聞き手
端末が発話者端末からのIDおよび音声データを音声サ
ーバーを介して受信する手順、聞き手端末が受信したデ
ータがデータ形式を基に正確に届いたかを判定する手
順、聞き手端末から発話者端末へ受信判定結果を送信す
る手順をコンピュータに実行させるためのものである。
【0017】本発明では発話者の声が聞き手に届いた場
合は、聞き手の分身に首を縦に振るといった頷きの動作
を付加したり、画面上に聞き手の利用者名(ID)とそ
れぞれにOKやNGの受信状態を一覧できる表を表示し
て、発話者が仮想空間を通して通話の確認をできるよう
にする。
【0018】このようにして、発話者と聞き手が1会話
毎にお互いに声「聞こえてる?」といった通話の確認せ
ずに、スムーズな会話を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態例を詳細に説明する。
【0020】多人数で同一の仮想空間を共有するネット
ワークシステムは、図1に示すように、複数のクライア
ント端末101,102,103とサーバー2からな
る。
【0021】サーバー2は、仮想空間制御サーバー20
1と音声制御サーバー202より構成されている。
【0022】仮想空間制御サーバー201は、各利用者
のログイン(login)情報(各利用者の端末のIP
アドレスや仮想空間内でのID)を保持し、ログアウト
(logout)メッセージが端末101〜103から
届くか、各端末101〜103の接続状態の定期的なチ
ェックのためメッセージに対して、ある時間内に端末1
01〜103から返信がなければ、これらの情報をサー
バー201から削除する。また、同時にサーバー201
では、上記のlogin情報により、各利用者が現在、
どこの空間に属しているかを常に把握しており、仮想空
間内での各利用者のアバタの位置情報を定期的に集計し
て、同一空間内の利用者にIPアドレスを基に配信する
機能を有する。
【0023】これらのlogin情報や位置情報は、同
一空間内に他の利用者がloginした段階で、その利
用者にもサーバー201から配信される。
【0024】音声制御サーバー202は、発話者の端末
101から発せられた音声をネットワークを通して他の
仮想空間内の利用者(聞き手)の端末102,103に
配信する。この時、音声データは、発話者のID、スタ
ートビット、音声データ、終了ビットといったデータ形
式で通信され、発話者の端末101が仮想空間制御サー
バー201に接続した際のlogin情報のIDととも
に音声制御サーバー202に送信されて、同一空間内に
いる他の利用者の端末102,103に配信される。受
信した端末102,103では、この音声データの形式
を調べて、受信データが正確に届いたかを判定する。そ
して、この発話者のIDとIPアドレスを基に、受信確
認のために発話者の端末101へ確認のメッセージAC
K/NACKを直接返信する。
【0025】この返信は、サーバー2経由でおこなって
もよい。
【0026】発話者の端末101では、音声データが各
端末102,103への配信が開始された時間からある
定められた時間内にACKメッセージが届けば、分身の
頷き等の動作をするイベントを自端末101の仮想空間
内に表示されている聞き手の分身オブジェクトに対して
送信する。このイベントメッセージを受信した分身オブ
ジェクトでは、頷きや体の色を点滅させる等の動きを数
回表示する。もし、発話者の端末101において発信後
からある時間(チェック時間T)内に上記のACKが聞
き手の端末102,103から届かない、もしくは、N
ACKが届けば、図2に示すように、その聞き手のID
がNGであることを発話者の端末101の画面に表示す
る。また、時間外に届いたACKは無視する。複数の聞
き手がNGの場合は、任意のID1つを表示する。ま
た、同時に、発話者の音声が全員に届けば、OKのイン
ジケータを表示する。発話者の端末101と聞き手の端
末102,103が、それぞれこのような通信を行うこ
とにより、発話者は、仮想空間内に表示されている利用
者全員に自分の音声が届いたかどうかを聞き手の分身を
通じて確認することができる。
【0027】以下、本発明の具体例について説明する。
図6は本発明の具体例のシステム構成図である。各利用
者の端末A,B,C,Dは、全ての利用者の仮想空間内
の分身の位置と視線情報、及びIDをまとめて定期的に
配信する空間サーバーSSと音声データを同様に配信す
る音声サーバーSAにネットワークNWで接続されてい
る。仮想空間のモデルは、各端末A〜Dで同等に保持し
ている。
【0028】図7は図6の詳細図であり、端末Aは、ま
ず、記憶装置15にあるプログラムを起動した後、空間
サーバーSSへloginの要求メッセージを送る。こ
のメッセージは、利用者のlogin時のID、パスワ
ード、仮想空間名である。これに、空間制御部9が予め
登録された利用者のIDとパスワードと照合を行い、許
可のメッセージをデータ送受信部8から送り返す。この
時、空間制御部9では、loginした利用者のIDと
その端末のIPを組みにして一時的に管理テーブルをバ
ッファ10に用意する。これにより、空間サーバーSS
では、現在の空間内の利用者IDとそのIPから、利用
者のアバタの位置情報や視線方向の配信が可能となる。
【0029】仮想空間の表示に関しては、端末Aでは、
端末制御部13により起動されたプログラムが記憶装置
15に保存されている仮想空間モデルをロードして画面
表示装置14に仮想空間を表示する。分身は、操作機1
6により位置と視線方向を入力して、端末制御部13で
画面表示装置14に更新表示される。そして、更新され
た位置と視線方向は、端末制御部13でIDを付加して
データ送受信部11に送られて空間サーバーSSに送信
される。他の端末B,C,Dも同様に仮想空間を画面に
分身の位置と視線方向に基づいた描画を表示し、自身の
位置と視線方向、IDを空間サーバーSSに送信する。
空間サーバーSSでは、データ送受信部8で受信し、空
間制御部9でどの端末の利用者がどの空間にいるのかを
上述のテーブルを基に管理し、定期的に、バッファ10
からデータ送受信部8を経由して送られてきたID以外
の利用者端末に配信する。
【0030】このデータは、各端末のデータ送受信部1
1で受信され、分身制御部12で管理されて端末制御部
13で記憶装置15にある分身モデルをロードして仮想
空間内に表示する。
【0031】端末Aから音声が発せられ、他の端末B,
C,Dへ配信された場合を述べる。
【0032】端末Aから発声した音声データは、図8に
示すように、発話者のID、音声データの始まりを示す
スタートビットの“0”とメッセージ識別番号Nと可変
長の音声データ、その終わりを示す終了ビット“1”の
4つのデータで構成される。この形式の音声データは、
音声入力装置17から音声データに端末制御部13が処
理してデータ送受信部11に送り、音声サーバーSAに
あらかじめ決められたバッファサイズで送信される。こ
の時、発声元の端末Aでは、分身制御部12で受信端末
からの応答を確認するため、上述の他の利用者の位置情
報を基に、利用者IDとIPメッセージ番号のテーブル
を音声が発声される毎にメッセージ番号に基づいて個別
に作成する(図4)。図3に示すように、音声サーバー
SAでは、端末Aで発声された音声データ,IDをデー
タ送受信部5で受信してバッファ6で蓄積し、定期的に
音声加算部7で各端末からの音声データを加算し、デー
タ送受信部5から同一仮想空間内の利用者端末B,C,
Dに配信する。
【0033】データ送受信部11′で受信された音声デ
ータは、端末制御部13′が図8のデータから音声デー
タを読み取り、音声出力装置18′から出力される。そ
れと同時に図5に示す判定アルゴリズムにより、ACK
信号またはNACK信号をデータ送受信部11′から端
末Aのデータ送受信部11へ送信する。図5は本発明に
おける発話者と同一空間内にいる他の利用者(聞き手)
端末B,C,Dのアルゴリズム説明図であり、先ず聞き
手端末B,C,Dが発話者端末AからのIDおよび図8
形式の音声データを音声サーバーSAを介して受信す
る。聞き手端末B,C,Dが受信したデータがデータ形
式を基に正確に届いたかを判定し、聞き手端末B,C,
Dから発話者端末Aへ受信判定結果を送信する。すなわ
ち、データ形式に基づいて、ID,スタートビット,メ
ッセージ識別番号、音声の終了ビットがあり、音声デー
タ部のデータ長が0でない場合には受信した音声データ
のIDの端末AへACK及びメッセージ番号を1組とし
て直接送信し、音声データを音声出力装置18′に出力
する。一方、データ形式に基づいて、ID,スタートビ
ット,音声の終了ビットのいずれかがないか、または音
声データ部のデータ長が0である場合には、受信した音
声データのIDの端末AへNACKを直接送信する。前
記端末B,C,DからのそれぞれのACK/NACK
は、分身制御部12のテーブルで送信開始から時間T内
で確認されて、その時間内にテーブルで全員の受信が確
認され、ACKであればOKをNACKであればNGと
IDを端末制御部13から画面に図2に示すように点滅
表示する。そして、このテーブルは、順次消去される。
図4は本発明における発話者端末Aのアルゴリズム説明
図であり、発話者端末Aは他の利用者端末の聞き手端末
B,C,Dに音声データおよびIDを送信する。発話者
端末Aから聞き手端末B,C,Dに音声データおよびI
Dが送信される毎に聞き手端末B,C,Dの応答を確認
するため他の利用者IDのチェックテーブルを作成して
用意する。前記チェックテーブルに送信開始からのチェ
ック時間Tを設定する。発話者端末Aは聞き手端末B,
C,Dから受信判定結果の応答がチェック時間T内にあ
れば応答結果を画面に表示すると共に受信判定結果の応
答がチェック時間T内になければその旨を画面に表示す
る。すなわち、発話者端末Aは各利用者端末の聞き手端
末B,C,DからのACKがチェック時間T内にある
と、画面にOKを表示する。一方、発話者端末Aは各利
用者端末の聞き手端末B,C,DからのACKがチェッ
ク時間T内にない場合には、画面にNGの1人の端末を
NG・・と表示する。発話者端末Aは聞き手端末B,
C,Dからの応答内容を画面に表示した後、IDチェッ
クテーブルを消去する。
【0034】尚、前記実施形態例における発話者端末の
アルゴリズム、聞き手端末のアルゴリズム、音声サーバ
ーのアルゴリズムは、具体的にはパーソナルコンピュー
タ(PC)等のコンピュータにより、予め所定の記録媒
体に記録されたマルチユーザー仮想空間における会話処
理プログラムに基づいて実行される。
【0035】すなわち、発話者端末のアルゴリズムは、
発話者端末が音声データおよびIDを送信する手順、発
話者端末から音声データおよびIDが送信される毎に聞
き手端末の応答を確認するためチェックテーブルを作成
する手順、前記チェックテーブルのチェック時間を設定
する手順、聞き手端末から受信判定結果の応答がチェッ
ク時間内にあれば発話者端末は応答内容を画面に表示す
ると共に受信判定結果の応答がチェック時間内になけれ
ば発話者端末はその旨を画面に表示する手順、発話者端
末は聞き手端末からの応答結果を画面に表示した後、チ
ェックテーブルを消去する手順をコンピュータに実行さ
せるためのものである。
【0036】また、聞き手端末のアルゴリズムは、聞き
手端末が発話者端末からのIDおよび音声データを音声
サーバーを介して受信する手順、聞き手端末が受信した
データがデータ形式を基に正確に届いたかを判定する手
順、聞き手端末から発話者端末へ受信判定結果を送信す
る手順をコンピュータに実行させるためのものである。
【0037】さらに、音声サーバーのアルゴリズムは、
音声サーバーが発話者端末から音声データ、IDを受信
する手順、音声サーバーが定期的に各端末からの音声デ
ータを加算する手順、音声サーバーが同一仮想空間内の
利用者端末に配信する手順をコンピュータに実行させる
ためのものである。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、仮想
空間内の相手と会話する際に、自身の音声が相手に届い
たかどうかが視覚的に確認できるため、1つの発声毎に
相手に聞こえたかの確認を音声でする必要がなく、円滑
な会話が行える。
【0039】これは、同一空間内のある範囲内間で、自
分のアバタからの視野内でかつある距離内にいるアバタ
間で秘話モードになるように設定しておいた場合に、秘
話モードになったアバタ間で秘話モードになった由の動
作やアバタの変化、または、画面上に秘話対象の利用者
IDを表示することで、周囲に他のアバタがいても安心
して秘話を行うことができる。
【0040】さらに、FAX、電子メールなどの蓄積系
のデータの送受信の確認についても、図8の音声データ
を蓄積系のデータに置きかえれば、確認が自動的にとれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示す構成説明図であ
る。
【図2】本発明に係る発話者の端末画面における音声の
応答確認の表示例を示す説明図である。
【図3】本発明における音声サーバーのアルゴリズムの
一例を示すフロー図である。
【図4】本発明における発話者端末のアルゴリズムの一
例を示すフロー図である。
【図5】本発明における発話者と同一仮想空間内にいる
他の利用者(聞き手)端末のアルゴリズムの一例を示す
フロー図である。
【図6】本発明に係る会話応答システムの一例を示すシ
ステム構成図である。
【図7】本発明に係る会話応答システムの詳細例を示す
システム構成図である。
【図8】本発明に係る音声データの通信形式の一例を示
すデータ構造図である。
【符号の説明】
101,102,103 複数のクライアント端末 2 サーバー2 201 仮想空間制御サーバー 202 音声制御サーバー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークで接続された複数の利用者
    端末が同一の仮想空間を共有し、その仮想空間内で各利
    用者の分身がオブジェクトとして表現されるマルチユー
    ザー仮想空間における会話処理装置において、 発話者端末の音声データが発話者のIDとともにサーバ
    ーを通して聞き手端末に配信される手段と、 発話者端末の表示画面で聞き手の利用者が誰かを画面に
    表示する手段と、 発話者端末からの音声データおよびIDを受信した聞き
    手端末からの受信判定結果の応答内容を所定時間内に受
    信したか否かに応じて発話者端末が聞き手の画面表示と
    併せて聞き手端末の受信状態を画面表示で確認する応答
    表示手段とを具備することを特徴とするマルチユーザー
    仮想空間における会話処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマルチユーザー仮想空間
    における会話処理装置において、発話者端末が聞き手端
    末からの応答内容を聞き手の分身の動作で画面に表示す
    る手段を具備することを特徴とするマルチユーザー仮想
    空間における会話処理装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークで接続された複数の利用者
    端末が同一の仮想空間を共有し、その仮想空間内で各利
    用者の分身がオブジェクトとして表現されるマルチユー
    ザー仮想空間における会話処理装置において、 聞き手端末が発話者端末が配信したIDと音声データを
    受信する手段と、 聞き手端末が受信したデータがデータ形式を基に正確に
    届いたかを判定する手段とを具備することを特徴とする
    マルチユーザー仮想空間における会話処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のマルチユーザー仮想空間
    における会話処理装置において、聞き手端末から発話者
    端末へ受信判定結果を送信する手段を具備することを特
    徴とするマルチユーザー仮想空間における会話処理装
    置。
  5. 【請求項5】 発話者端末が音声データおよびIDを送
    信するステップと、 発話者端末から音声データおよびIDが送信される毎に
    聞き手端末の応答を確認するためチェックテーブルを作
    成するステップと、 前記チェックテーブルのチェック時間を設定するステッ
    プと、 聞き手端末から受信判定結果の応答がチェック時間内に
    あれば発話者端末は応答内容を画面に表示すると共に受
    信判定結果の応答がチェック時間内になければ発話者端
    末はその旨を画面に表示するステップと、 発話者端末は聞き手端末からの応答結果を画面に表示し
    た後、チェックテーブルを消去するステップとを具備す
    ることを特徴とするマルチユーザー仮想空間における会
    話処理方法。
  6. 【請求項6】 聞き手端末が発話者端末からのIDおよ
    び音声データを音声サーバーを介して受信するステップ
    と、 聞き手端末が受信したデータがデータ形式を基に正確に
    届いたかを判定するステップと、 聞き手端末から発話者端末へ受信判定結果を送信するス
    テップとを具備することを特徴とするマルチユーザー仮
    想空間における会話処理方法。
  7. 【請求項7】 発話者端末が音声データおよびIDを送
    信する手順、 発話者端末から音声データおよびIDが送信される毎に
    聞き手端末の応答を確認するためチェックテーブルを作
    成する手順、 前記チェックテーブルのチェック時間を設定する手順、 聞き手端末から受信判定結果の応答がチェック時間内に
    あれば発話者端末は応答内容を画面に表示すると共に受
    信判定結果の応答がチェック時間内になければ発話者端
    末はその旨を画面に表示する手順、 発話者端末は聞き手端末からの応答結果を画面に表示し
    た後、チェックテーブルを消去する手順をコンピュータ
    に実行させるためのマルチユーザー仮想空間における会
    話処理プログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 聞き手端末が発話者端末からのIDおよ
    び音声データを音声サーバーを介して受信する手順、 聞き手端末が受信したデータがデータ形式を基に正確に
    届いたかを判定する手順、 聞き手端末から発話者端末へ受信判定結果を送信する手
    順をコンピュータに実行させるためのマルチユーザー仮
    想空間における会話処理プログラムを記録した記録媒
    体。
JP19201299A 1999-07-06 1999-07-06 マルチユーザー仮想空間における会話処理装置及び方法並びに会話処理プログラムを記録した記録媒体 Expired - Fee Related JP3681924B2 (ja)

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