JP2001024633A - 送信装置 - Google Patents

送信装置

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JP2001024633A
JP2001024633A JP11193180A JP19318099A JP2001024633A JP 2001024633 A JP2001024633 A JP 2001024633A JP 11193180 A JP11193180 A JP 11193180A JP 19318099 A JP19318099 A JP 19318099A JP 2001024633 A JP2001024633 A JP 2001024633A
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JP11193180A
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Naoyuki Oshima
直行 大島
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを暗号化して送信する送信装置であっ
て、送信装置の操作者の手間を低減可能な送信装置を提
供する。 【解決手段】 送信装置100は、暗号化鍵Skを示す
情報を記憶したICカード50から記憶情報を読み取る
アクセス手段20Aと、アクセス手段20AがICカー
ド50から読み取った暗号化鍵Skを用いてデータDx
を暗号化して暗号化データDyを生成し、前記データD
xの暗号化が終了すると終了信号Seを生成する暗号化
手段13と、終了信号Seに基づいて暗号化データDy
を送信する送信手段14Aとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを暗号化し
て送信する送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の送信装置として、暗号化手段と送
信手段とを有する送信装置がある。この送信装置では、
暗号化手段は、データを暗号化して暗号化データを生成
し、この暗号化データを送信手段に供給する。送信手段
は、送信装置の操作者が送信装置の入力装置に送信指示
を入力した場合に、前記暗号化データを送信先に送信す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の送信装
置では、暗号化手段での暗号化処理の後に、入力装置か
らの送信指示を検出して暗号化データを送信する。この
ため、操作者は、暗号化処理の終了を認識して送信指示
を入力する必要があり、操作者にとって手間がかかる。
【0004】特に、データのサイズが大きい場合は、暗
号化処理に長時間を要することがあり、この場合は、操
作者は暗号化処理の終了を長時間待って送信指示を入力
する必要があり、操作者の労力および拘束時間が大きく
なる。本発明の目的は、データを暗号化して送信する送
信装置であって、操作者の手間を低減可能な送信装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る送信装置
は、暗号化鍵を示す情報を記憶した可搬記録媒体から記
憶情報を読み取るアクセス手段と、前記アクセス手段が
前記可搬記録媒体から読み取った前記暗号化鍵を用いて
データを暗号化して暗号化データを生成し、前記データ
の暗号化が終了すると終了信号を生成する暗号化手段
と、前記終了信号に基づいて前記暗号化データを送信す
る送信手段とを有する。
【0006】本発明に係る送信装置では、好適には、前
記送信装置は、前記暗号化データを送信手段が送信する
時刻を指定する指定手段をさらに有し、前記送信手段
は、前記指定手段が指定した時刻までに前記暗号化手段
が前記終了信号を生成した場合には、前記指定した時刻
に前記暗号化データを送信し、前記指定手段が指定した
時刻までに前記暗号化手段が前記終了信号を生成しなか
った場合には、前記指定した時刻後に前記終了信号が生
成されてから前記暗号化データを送信する。
【0007】本発明に係る送信装置では、好適には、前
記可搬記録媒体には、送信先を示す情報が記憶されてお
り、前記送信手段は、前記アクセス手段が前記可搬記録
媒体から読み取った前記送信先へ前記暗号化データを送
信する。
【0008】本発明に係る送信装置では、好適には、前
記可搬記録媒体には、第1の識別情報がさらに記憶され
ており、前記送信装置は、第2の識別情報を記憶する記
憶手段をさらに有し、前記暗号化手段は、前記アクセス
手段が前記可搬記録媒体から読み取った前記第1の識別
情報と前記記憶手段に記憶された前記第2の識別情報と
が一致する場合に、前記暗号化鍵を用いてデータを暗号
化する。
【0009】本発明に係る送信装置では、例えば、前記
送信装置は、通信回線に接続される端末装置であり、前
記端末装置の入力装置は、前記暗号化データを前記送信
手段が送信する時刻を示す情報が入力されてこの情報を
前記指定手段に供給し、前記可搬記録媒体は、前記端末
装置に装着可能な接触式のICカードである構成として
もよい。
【0010】上記した本発明に係る送信装置では、送信
手段は暗号化手段で生成された終了信号に基づいて暗号
化データを送信するので、操作者は暗号化手段での暗号
化の終了を待つ手間を省くことができる。また、暗号化
鍵を示す情報を可搬記録媒体に記憶してアクセス手段か
ら読み出し、この暗号化鍵を用いて暗号化することで、
送信装置で使用する暗号化鍵を操作者自身にも秘密にす
ることが可能であり、暗号化鍵の秘密性を向上すること
が可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。
【0012】送信装置100 図1は、本発明に係る送信装置の実施の形態を示す概略
的なブロック構成図である。この送信装置100は、例
えば端末装置で構成され、入力手段11と、復号化手段
12と、暗号化手段13と、送受信手段14と、記憶手
段15と、インタフェース手段(I/F手段)19と、
制御手段20と、データベース21〜23と、表示手段
24と、プリンタ25とを有する。また、送受信手段1
4は、送信手段14Aおよび受信手段14Bを有する。
【0013】入力手段11は、キーボード等の入力装置
で構成され、入力された情報(入力情報)を制御手段2
0に供給する。この入力手段11は、送信装置100の
操作者により、暗号化データDyの送信の指定時刻S
t、送信装置100を起動するパスワード、識別番号、
暗号化処理の開始の指示等が入力される。
【0014】復号化手段12は、送受信手段14内の受
信手段14Bが受信した暗号化データを復号化し、制御
手段20に供給する。暗号化手段13は、データDxを
暗号化して暗号化データDyを生成し、この暗号化デー
タDyを制御手段20に供給する。この暗号化手段13
は、ICカード50に記憶されている暗号化鍵Skが制
御手段20から供給される。
【0015】送受信手段14は、端子114を介して外
部装置との情報の送受を行う。端子114は、通信回線
を介して、例えばコンピュータネットワーク等に接続さ
れる。この送受信手段14内の送信手段14Aは、送信
用の暗号化データDyが制御手段20から供給され、端
子114を介して暗号化データDyを外部装置に供給す
る。また、送受信手段14内の受信装置14Bは、外部
装置からデータが端子114を介して供給されて受信
し、この受信データを制御手段20に供給する。
【0016】記憶手段15は、RAM等のメモリで構成
され、ICカード50の認証用の識別番号(ID番号)
を記憶し、記憶したID番号を制御手段20に供給す
る。また、記憶手段15は、送信装置100にデータを
送信することが予想される送信者のリスト等を予め記憶
し、記憶した送信者の情報等を制御手段20に供給す
る。
【0017】I/F手段19は、制御手段20がICカ
ード50との通信を行う際のインタフェースを構成す
る。I/F手段19は、ICカード50が接触式ICカ
ードである場合は、電気信号を入出力する外部接続端子
を有し、ICカード50が非接触式ICカードである場
合は、電波信号と電気信号との変換を行うコイル等の変
換手段を有する。
【0018】制御手段20は、送信装置100の全体の
制御を司るコントローラであり、例えば1チップマイク
ロコンピュータ(1チップマイコン)で構成する。この
制御手段20は、I/F手段19を介してICカード5
0との通信を行う。
【0019】制御手段20内のアクセス手段20Aは、
I/F手段19を介してICカード50にアクセスし、
ICカード50からID番号の情報、暗号化鍵Skを示
す情報、送信先Szを示す情報等の記憶情報を読み出
す。制御手段20内の指定手段20Bは、送信手段14
Aが暗号化データDyを送信する日時(指定時刻)St
を指定する。指定手段20Bは、指定時刻Stを示す情
報が入力手段11から供給され、供給された指定時刻S
tを指定手段20Bの内部メモリ20BMに記憶する。
【0020】データベース21は、受信手段14Bが受
信したデータが制御手段20から供給され、この受信デ
ータを記憶する。データベース22は、復号化手段12
が暗号化データを復号化して生成した復号化データが制
御手段20から供給され、この復号化データを記憶す
る。データベース23は、暗号化手段13により暗号化
されるデータDxを記憶する。
【0021】表示手段24は、例えば液晶表示装置(L
CD)や陰極線管(CRT)等の表示装置で構成され、
制御手段20により表示制御されて種々の情報を表示
し、操作者の操作を補助する。
【0022】プリンタ25は、制御手段20により制御
されて種々の情報を紙等の印刷媒体に印刷する。例えば
暗号化データDyの送信後に受領書40を受信手段14
Bが受信した場合に、当該受領書40を印刷する。
【0023】ICカード50は、送信装置100との通
信を行う可搬記録媒体の一例であり、ID番号の情報、
暗号化鍵Skを示す情報、暗号化データDyの送信先S
zを示す情報等を記憶する。ICカード50が接触式I
Cカードの場合は、外部接続端子を介して情報を送受
し、非接触式ICカードの場合は、コイルなどの変換手
段を介して情報を送受する。
【0024】送信装置100の送信動作 次に、送信装置100が送信を行う場合の動作を例示し
て説明する。図2〜図4は、図1の送信装置100が送
信を行う場合の動作例を示す概略的なフローチャートで
ある。このフローチャートでは、ICカード50が接触
式ICカードであり、送信装置100にICカード50
が装着される場合を例示して説明する。
【0025】先ず、ステップS1では、送信装置100
のICカード用の挿入口にICカード50が挿入されて
装着されたか否かを判定する。このとき、表示手段24
にICカード50の挿入を要求する画像表示を行う。I
Cカード50が装着されていない場合は、装着されるま
で待つ。ICカード50が装着された場合は、ステップ
S2に進む。
【0026】ステップS2では、制御手段20は、アク
セス手段20AによりICカード50から所定の記憶情
報を読み出し、ICカード50のチェックを行う。例え
ば、ICカード50が送信装置100で使用可能なタイ
プであるか、また、ICカード50のフォーマットが予
め決められたタイプであるか等をチェックする。
【0027】そして、ステップS3で送信装置100に
適合するICカードであるか否かを判定する。ICカー
ド50が送信装置100に適合しない場合は、表示手段
24にICカードのエラー表示を行って本フローチャー
トの処理を終了する。ICカード50が送信装置100
に適合する場合は、ステップS4に進み、制御手段20
は、アクセス手段20AによりICカード50からID
番号(第1のID番号)、送信先Szを示す情報、暗号
化鍵Skを示す情報等を読み取る。
【0028】ステップS5では、制御手段20は、入力
手段11にID番号(第2のID番号)が入力されたか
否かを判定する。このとき、表示手段24に、ID番号
の入力を要求する画像表示を行う。ID番号が入力され
ない場合は、制御手段20は、ID番号が入力されるま
で待つ。ID番号が入力された場合は、制御手段20
は、入力されたID番号を記憶手段15に書き込んで記
憶させる。
【0029】ステップS6では、制御手段20は、IC
カード50から読み出したID番号(第1のID番号)
と、入力手段11に入力されて記憶手段15に記憶され
たID番号(第2のID番号)とを照合する。
【0030】ステップS7では、制御手段20は、ID
番号の照合結果が不一致を示す場合は、識別番号のエラ
ー表示を行って本フローチャートの処理を終了する。I
D番号の照合結果が一致を示す場合は、ステップS8に
進む。
【0031】ステップS8では、制御手段20は、暗号
化するデータDxを、送信装置100の不図示のハード
ディスクまたは外部のサーバに対して要求する。ステッ
プS9では、データDxが制御手段20に供給され、こ
のデータDxをデータベース23に書き込んで記憶す
る。
【0032】ステップS10では、制御手段20は、入
力手段11に指定時刻Stを示す情報が入力されたか否
かを判定する。このとき、表示手段24に、指定時刻S
tの入力を要求する画像表示を行う。指定時刻Stの情
報が入力されていない場合は、入力されるまで待つ。指
定時刻Stの情報が入力された場合は、制御手段20
は、ステップS11で当該情報を指定手段20B内の内
部メモリ20BMに書き込んで記憶させる。
【0033】ステップS12では、制御手段20は、暗
号化処理の開始を指示する情報が入力手段11に入力さ
れたか否かを判定する。このとき、表示手段24に前記
開始の指示の入力を要求する画像表示を行う。前記開始
の指示が入力されない場合は、入力されるまで待つ。前
記開始の指示が入力された場合は、ステップS13で暗
号化手段13は、データベース23のデータDxを暗号
化して暗号化データDyを生成し、データDxの暗号化
が終了すると終了信号Seを生成して制御手段20に供
給する。
【0034】ステップS14では、制御手段20は、指
定時刻Stの前にデータDxの暗号化が終了したか否か
を判定する。例えば、制御手段20は、暗号化手段13
から終了信号Seが供給された時に基づいて判定する。
指定時刻Stの前にデータDxの暗号化が終了した場合
は、ステップS15において暗号化データDyを、IC
カード50から読み取った前記送信先Szに指定時刻S
tに送信し、ステップS17に進む。指定時刻Stの後
にデータDxの暗号化が終了した場合は、ステップS1
6において暗号化の終了後に暗号化データDyを、IC
カード50から読み取った前記送信先Szに送信し、ス
テップS17に進む。
【0035】ステップS17では、受信手段14Bは、
前記送信先Szからの受領書40を示すデータを受信し
て制御手段20に供給する。制御手段20は、前記受領
書40を示すデータを表示手段24に画像表示し、受領
書40をプリンタ25からプリントアウトして本フロー
チャートの処理を終了する。
【0036】このように、送信装置100では、送信手
段14Aは暗号化手段13で生成された終了信号Seに
基づいて暗号化データDyを送信するので、暗号化の終
了後に自動的に暗号化データDyを送信することがで
き、操作者は暗号化手段13での暗号化の終了を待って
送信指示を入力手段11に入力する手間を省くことがで
きる。また、暗号化鍵Skを示す情報をICカード50
に記憶してアクセス手段20Aから読み出し、この暗号
化鍵Skを用いて暗号化することで、送信装置100で
使用する暗号化鍵Skを操作者自身にも秘密にすること
が可能であり、暗号化鍵Skおよび暗号化データDyの
秘密性および安全性を向上することが可能である。
【0037】また、送信手段14Aは、指定手段20B
の指定時刻Stまでに暗号化手段13が終了信号Seを
生成した場合には指定時刻Stに暗号化データDyを送
信し、指定時刻Stまでに終了信号Seが生成されなか
った場合には、指定時刻St後に終了信号Seが生成さ
れてから暗号化データDyを送信することで、送信時刻
St後に暗号化処理が終了した場合にも、自動的に暗号
化データDyを送信することができ、操作者は暗号化手
段13での暗号化の終了を待って送信指示を入力手段1
1に入力する手間を省くことができる。
【0038】送信装置100の受信動作 次に、送信装置100が受信を行う場合の動作を例示し
て説明する。図5は、送信装置100が、送信装置20
0,300,400,500から送信されたデータを受
信する場合の動作例を示す説明図である。送信装置10
0は、データ受信機能を有しており、接続端子114お
よび通信回線を介して送信装置200,300,40
0,500の各々に接続されている。
【0039】送信装置200は、送信者Aにより操作さ
れ、送信装置100に対してデータDaを送信する。送
信装置300は、送信者Bにより操作され、送信装置1
00に対してデータDbを送信する。この例では、デー
タDbはデータサイズに異常があるものとする。送信装
置400は、送信者Cにより操作され、送信装置100
に対してデータDcを送信する。この例では、データD
cはウィルスに感染しているものとする。送信装置50
0は、疑似送信者C’により操作され、送信装置100
に対してデータDdを送信する。疑似送信者C’は、送
信者Cに成り済ました送信者であるものとする。
【0040】送信装置100では、送信装置200,3
00,400,500から送信されたデータDa,D
b,Dc,Ddを受信手段14Bにより受信して制御手
段20に供給する。制御手段20は、受信手段14Bか
らのデータDa,Db,Dc,Ddをデータベース21
に書き込んで記憶させる。
【0041】次に、制御手段20は、送信装置200,
300,400,500の送信者のチェックを行う(ス
テップS21)。例えば、記憶手段15に記憶された送
信者リストを用いてチェックを行い、疑似送信者C’を
検出してデータDdが不正なデータであることを検出す
る。
【0042】次に、制御手段20は、データDa,D
b,Dcに対してウィルスチェックを行い、データD
a,Db,Dcがウィルスに感染しているか否かを判定
し(ステップS22)、データDcがウィルスに感染し
ていることを検出する。
【0043】次に、制御手段20は、データDa,Db
に対してデータの異常チェックを行い(ステップS2
3)、データDbのデータサイズに異常があることを検
出する。このようにして、制御手段20は、データDa
のみが正常なデータであることを検出する。
【0044】次に、制御手段20は、データDaが暗号
化データであるか否かを判定し、暗号化データである場
合には、データDaをデータベース21から読み出して
復号化手段13に供給する(ステップS24)。復号化
手段13は、データDaを復号化して復号化データD
a’を生成し、制御手段20に供給する。制御手段20
は、復号化データDa’をデータベース22または予め
指定されたフォルダに書き込んで記憶させてもよく、外
部のデータサーバに供給してもよい。制御手段20は、
データDaが平文のデータである場合には、データDa
をデータベース21から読み出してデータベース22ま
たは予め指定されたフォルダに書き込んで記憶させても
よく、外部のデータサーバに供給してもよい。
【0045】次に、制御手段20は、記憶手段15に記
憶された送信先のリスト情報に基づき、データDa,D
b,Dcの各受領書49を生成し(ステップS25)、
作成した受領書49を送信手段14Aに供給する。
【0046】次に、送信手段14Aは、制御手段20か
らの受領書49を、送信者A,B,Cに応じて電子メー
ルまたはファクシミリで送付する。なお、記憶手段15
には、受領書49を送信者に応じて電子メールで送付す
るか、ファクシミリで送付するかを示す情報が予め記憶
されている。送信装置200,300,400は、送信
装置100からの受領書49をそれぞれ受信し、送信装
置200,300,400のプリンタは前記受領書49
をそれぞれプリントアウトする。
【0047】受領書 図6は、送信装置100が返信する受領書49の一例を
示す説明図である。この受領書49は、第1〜第5の領
域41〜45を有する。第1の領域41は、受領書49
の通し番号が記載される。第2の領域42は、受領書4
9の送信時刻が記載される。第3の領域43は、受領書
49の送信先の情報が記載される。第4の領域44は、
送信装置100が受信したデータのデータ名と、当該デ
ータのデータ量とが記載される。第5の領域45は、送
信装置100が受信したデータに対するコメントが記載
される。
【0048】なお、送信装置100において、指定時刻
Stの入力がない場合は、指定手段20Bは、通信料金
が安い深夜等の時間帯をデフォルト値として指定する構
成としてもよい。また、図1の送信装置100におい
て、アクセス手段20Aを制御手段20外に設けてアク
セス手段20AとI/F手段19とを一体化してもよ
い。また、上記実施の形態は本発明の例示であり、本発
明は上記実施の形態に限定されない。
【0049】
【発明の効果】本発明に係る送信装置では、送信手段は
暗号化手段で生成された終了信号に基づいて暗号化デー
タを送信するので、暗号化の終了後に自動的に暗号化デ
ータを送信することができ、操作者が暗号化手段での暗
号化の終了を待って送信指示を入力する手間を省くこと
ができる。また、暗号化鍵を示す情報を可搬記録媒体に
記憶してアクセス手段から読み出し、この暗号化鍵を用
いて暗号化することで、送信装置で使用する暗号化鍵を
操作者自身にも秘密にすることが可能であり、暗号化鍵
および暗号化データの秘密性および安全性を向上するこ
とが可能である。
【0050】また、送信手段は、指定手段の指定時刻ま
でに暗号化手段が終了信号を生成した場合には指定時刻
に暗号化データを送信し、指定時刻までに終了信号が生
成されなかった場合には、指定時刻後に終了信号が生成
されてから暗号化データを送信することで、送信時刻後
に暗号化処理が終了した場合にも、自動的に暗号化デー
タを送信することができ、操作者が暗号化手段での暗号
化の終了を待って送信指示を入力する手間を省くことが
できる。
【0051】このように、本発明によれば、データを暗
号化して送信する送信装置であって、操作者の手間を低
減可能な送信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る送信装置の実施の形態を示す概略
的なブロック構成図である。
【図2】送信装置100が送信を行う場合の動作例を示
す概略的なフローチャートである。
【図3】図2に続いて、送信装置100の動作例を示す
概略的なフローチャートである。
【図4】図3に続いて、送信装置100の動作例を示す
概略的なフローチャートである。
【図5】送信装置100が、他の送信装置からの送信デ
ータを受信する場合の動作例を示す説明図である。
【図6】受領書の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
11…入力手段、12…復号化手段、13…暗号化手
段、14…送受信手段、14A…送信手段、14B…受
信手段、15…記憶手段、19…インタフェース手段
(I/F手段)、20…制御手段、20A…アクセス手
段、20B…指定手段、20BM…内部メモリ、21〜
23…データベース(DB)、24…表示手段、25…
プリンタ、40,49…受領書、41〜45…第1〜第
5の領域、50…ICカード(可搬記録媒体)、10
0,200,300,400,500…送信装置、Dx
…データ、Dy…暗号化データ、Se…終了信号、Sk
…暗号化鍵、St…指定時刻。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】暗号化鍵を示す情報を記憶した可搬記録媒
    体から記憶情報を読み取るアクセス手段と、 前記アクセス手段が前記可搬記録媒体から読み取った前
    記暗号化鍵を用いてデータを暗号化して暗号化データを
    生成し、前記データの暗号化が終了すると終了信号を生
    成する暗号化手段と、 前記終了信号に基づいて前記暗号化データを送信する送
    信手段とを有する送信装置。
  2. 【請求項2】前記送信装置は、前記暗号化データを前記
    送信手段が送信する時刻を指定する指定手段をさらに有
    し、 前記送信手段は、 前記指定手段が指定した時刻までに前記暗号化手段が前
    記終了信号を生成した場合には、前記指定した時刻に前
    記暗号化データを送信し、 前記指定手段が指定した時刻までに前記暗号化手段が前
    記終了信号を生成しなかった場合には、前記指定した時
    刻後に前記終了信号が生成されてから前記暗号化データ
    を送信する請求項1記載の送信装置。
  3. 【請求項3】前記可搬記録媒体には、送信先を示す情報
    が記憶されており、 前記送信手段は、前記アクセス手段が前記可搬記録媒体
    から読み取った前記送信先へ前記暗号化データを送信す
    る請求項1または2記載の送信装置。
  4. 【請求項4】前記可搬記録媒体には、第1の識別情報が
    さらに記憶されており、 前記送信装置は、第2の識別情報を記憶する記憶手段を
    さらに有し、 前記暗号化手段は、前記アクセス手段が前記可搬記録媒
    体から読み取った前記第1の識別情報と前記記憶手段に
    記憶された前記第2の識別情報とが一致する場合に、前
    記暗号化鍵を用いてデータを暗号化する請求項1〜3の
    何れかに記載の送信装置。
  5. 【請求項5】前記送信装置は、通信回線に接続される端
    末装置であり、 前記端末装置の入力装置は、前記暗号化データを前記送
    信手段が送信する時刻を示す情報が入力されてこの情報
    を前記指定手段に供給し、 前記可搬記録媒体は、前記端末装置に装着可能な接触式
    のICカードである請求項2記載の送信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100404451B1 (ko) * 2001-02-20 2003-11-03 박노춘 차량용 블랙박스 시스템 및 차량용 블랙박스 해독방법과그 프로그램 소스를 저장한 기록매체
JP2008193212A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Dainippon Printing Co Ltd データ伝送方法およびシステム
JP2010237999A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Daiwa Securities Group Inc 交通費申請システム

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