JP2001022933A - 2次元テンプレートを用いた顔画像処理装置 - Google Patents

2次元テンプレートを用いた顔画像処理装置

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JP2001022933A JP11192958A JP19295899A JP2001022933A JP 2001022933 A JP2001022933 A JP 2001022933A JP 11192958 A JP11192958 A JP 11192958A JP 19295899 A JP19295899 A JP 19295899A JP 2001022933 A JP2001022933 A JP 2001022933A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報量は少ないが鼻孔および目の特徴を的確
に表した2次元テンプレートを一つ或いは複数用いるこ
とにより、付属情報に左右されることなく精度よく、高
速に鼻孔および目を抽出する。 【解決手段】 本発明の顔画像処理装置は、顔画像を入
力する顔画像入力手段と、入力した顔画像より目候補が
存在する領域を推定する目領域設定手段と、前記目領域
内で目候補を複数の輝度値を有するデータに変換する目
候補抽出手段と、抽出された候補内で目およびその位置
を確定する目確定手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力顔画像より
2次元テンプレートを用いて、より正確に鼻孔および目
の抽出を行う顔画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の運転者のテンプレートを用いた顔
画像処理装置としては、例えば特開平8−175218
号公報等に記載されているものがある。この従来例の装
置全体の構成は、図24のブロック図に示されている。
この従来の顔画像処理装置は、運転者を撮像するカメラ
12と、A/D変換器、正規化回路及び相関演算回路を
備えた画像処理装置13と、標準テンプレート及び眉毛
や目などの顔要素配置データが予め格納されているメモ
リ16と、画像処理装置13の処理結果から運転者の運
転状態を判別し、警報装置15に制御信号を出力して警
報を発する電子制御ユニット(ECU)14からなる。
【0003】また、この装置の動作すなわち処理のフロ
ーは図26に示されている。図26において、ステップ
S101により運転者の顔画像が撮像され、得られた顔
画像は、ステップS102にて、最大輝度を256、最
小輝度を1とする濃淡正規化が行われる。正規化処理が
行われた後、ステップS103にて標準テンプレートを
用いて対象テンプレートが検出される。すなわち、図2
5における、撮像された画像に対して、予め設定されて
いる標準テンプレートを用いて相関演算を行い、テンプ
レート作成手段M2により運転者用の対象テンプレート
を作成する。
【0004】テンプレート作成手段M2は、撮像された
画像内で運転者の対象顔領域を設定する対象顔領域設定
手段M5と、その対象顔領域内で1つの目及び1つの眉
を含む顔の縦方向に長い対象目近傍領域を設定する対象
目近傍領域設定手段M6と、その対象目近傍領域内で目
を含む対象目領域を設定する対象目領域設定手段を備え
ており、対象顔領域及び対象目近傍領域及び対象目領域
それぞれを対象テンプレートとする。対象テンプレート
が検出された後、再びカメラにより運転者の顔画像が撮
影され、ステップS104にて濃淡正規化が行われる。
そして、この正規化顔画像に対し、ステップS105に
て対象テンプレートによる相関演算にて目領域の検出が
行われる。S106において、ECU14は、順次入力
される目領域の画像に基づいて運転者の目の状態を判定
する。そしてステップS107で運転者の目状態に異常
があると判定された場合には、運転者が居眠りしている
と判定して、S108にて警報装置を作動させ、運転者
に注意を促す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像を
多値データのままで処理を行うと非常に時間がかかり、
また眼鏡装着の有無や天候・髪等の付属情報によって顔
の状態(眉と目の関係等)は変化し、不安定である。と
ころが、上記した従来の顔画像処理装置では、眉と目を
含む情報量の多いテンプレートを用いて相関演算を行っ
ているため、入力画像総てを検索するには非常に時間が
かかる上、個人情報を持たない標準テンプレートにより
検索を開始するため、通常とは違った付属情報の影響下
における画像では、鼻孔や目の検出が不可能となる恐れ
がある。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、情報量は少ないが鼻孔および
目の特徴を的確に表した2次元テンプレートを一つ或い
は複数用いることにより、付属情報に左右されることな
く精度よく、高速に鼻孔および目を抽出することができ
る顔画像処理装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の一側面に係る
顔画像処理装置は、顔画像を入力する顔画像入力手段
と、入力した顔画像より目候補が存在する領域を推定す
る目領域設定手段と、前記目領域内で目候補を複数の輝
度値を有するデータに変換する目候補抽出手段と、抽出
された候補内で目およびその位置を確定する目確定手段
とを備えるものである。
【0008】この発明の他の側面に係る顔画像処理装置
は、顔画像を入力する顔画像入力手段と、入力した顔画
像より鼻孔候補が存在する領域を推定する鼻孔領域設定
手段と、前記鼻孔領域内で鼻孔候補を複数の輝度値を有
するデータに変換する鼻孔候補抽出手段と、抽出された
鼻孔候補内で鼻孔を確定する鼻孔確定手段と、確定した
鼻孔より目候補が存在する領域を推定する目領域設定手
段と、目領域内で目候補を複数の輝度値を有するデータ
に変換する目候補抽出手段と、前記目候補抽出手段によ
り抽出された候補内で目候補およびその位置を確定する
目確定手段とを備えるものである。
【0009】この発明の一実施態様においては、上記鼻
孔候補抽出手段もしくは目候補抽出手段は、予め設定さ
れている2次元テンプレートおよび少なくとも一つの閾
値を用いて、注目画素と周辺画素との相対輝度に対する
簡易マッチングを行うことを特徴とするものである。
【0010】この発明の他の実施態様においては、上記
鼻孔候補抽出手段もしくは目候補抽出手段は、さらに可
変抽出輝度閾値を用いて、マッチングを行う対象を限定
することを特徴とするものである。
【0011】この発明の更に他の実施態様においては、
上記鼻孔候補抽出手段もしくは目候補抽出手段は、さら
に可変抽出輝度閾値または2次元テンプレートを複数用
いることを特徴とするものである。
【0012】この発明の更にまた他の実施態様において
は、上記鼻孔候補抽出手段もしくは目候補抽出手段は、
さらに2次元テンプレートを画像抽出度合いにより緩和
していくことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面により本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0014】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1に係る顔画像処理装置の概略構成を示す。本実施の
形態における顔画像処理装置は、顔画像を撮影するCC
Dカメラ1とCCDカメラから出力された顔画像の画像
データを記憶する画像メモリ2と、画像メモリ2から画
像データを読み出して、その画像データに基づいて画像
処理を行うCPU3とで構成される。
【0015】図2は図1におけるCPU3内の処理の概
要を示す機能ブロック図である。図2において、CPU
3は、画像メモリ2から画像データを読み出して入力す
る顔画像入力手段4と、顔画像入力手段4に入力された
画像データに基づいて目領域を設定する目領域設定手段
5と、目領域設定手段5の出力に基づいて目候補を抽出
する目候補抽出手段6と、目候補抽出手段6の出力に基
づいて目とその存在位置を確定する目確定手段7とを備
える。これらの手段は、CPU3がプログラムを実行し
てソフト的に処理する内容を機能的に表したものであ
る。
【0016】まず、CPU3は、画像メモリ2より顔画
像の画像データを読み込んで顔画像入力手段4に入力
し、目領域設定手段5により入力画像内で目が存在する
と思われる領域を推定し、目候補抽出手段6により輝度
変換を行って目候補を抽出する。この際、輝度変換をし
たデータは入力画像とは別のメモリに保存し、入力画像
データも後で参照できるようにしておく。さらに、抽出
された領域から、目確定手段7により目候補および目位
置を確定する。以下、各手段について詳細に説明する。
【0017】図3はCCDカメラ1により撮影された顔
画像8を示した図である。入力画像内で目候補が存在す
ると思われる領域を推定する目領域設定手段5では、例
えば目検索モード中は図8に示すような顔全体をカバー
する比較的大きな矩形の目検索領域5rを設定し、また
目追跡モード中は目のみをカバーする比較的小さな矩形
の目追跡領域5rl、5rrを設定する。目検索モード
とは目位置学習が未だ行われていない(未だ目を見つけ
ていない)状態を指し、目追跡モードとは目学習済の
(目を見つけた)状態を指す。検索領域5rは画面内で
通常の運転姿勢で顔が入る範囲に限定して設定される。
追跡領域5rl、5rrは、目学習位置(又は目前回位
置)5gl、5grから所定幅の領域を設定する。ここ
では、両目に対し目領域を設定したが、左右どちらか一
方でも構わない。
【0018】次に、目候補抽出手段6について説明す
る。図4のフローチャートに示すように、ステップS1
において、目候補抽出手段6は、予め用意した目形状を
簡単かつ的確に表した2次元テンプレート6t(例えば
図5の(a)参照)を用いて、目領域内で簡易マッチン
グを行い、目候補と思われる要素を抽出する(図5の
(b))。目候補抽出手段6では、目領域設定手段5に
より設定した領域内で、注目画素6cをX、Y方向に順
次移動させ、注目画素6cの周辺画素のうち目判定要素
画素(=2次元テンプレートで指し示す点)の条件を確
認し、注目画素6cが目候補画素であるかどうかの判定
を行う。
【0019】判定基準は、条件A(注目画素に対し、目
判定要素画素総ての輝度値が所定閾値6th以上である
こと)である。
【0020】図6に示した注目点(網掛け画素)の輝度
値に対し、目判定要素画素(白画素)総ての輝度値が+
6thを上回れば(図4でYES:実線)、注目点は目
候補画素であると判定し(図6断面図)、ステップS2
において、注目点の画素すなわち注目画素を輝度値1に
設定し、また、ステップS1での判定結果が「NO」
(図4で破線)(目判定要素画素総ての輝度値が+6t
h以下)であれば、ステップS3で注目画素を輝度値0
に設定する。次いで、ステップS4において、全画素に
ついて検索済みか否かを判定し、「NO」であれば次の
画素に移り、「YES」(実線)であれば処理を終了す
る(図6において、斜線画素=周辺画素、黒画素=目候
補画素)。ここで目が抽出でき、眉が抽出されにくい理
由は、図7に示すように、眉上部には髪、下部には目が
あり、また眉の形状から目形状の2次元テンプレートで
は、眉は条件Aを総て満たすのが困難であるためであ
る。
【0021】次に、目確定手段7により上記で抽出した
領域中の目候補および目位置を確定する。目候補抽出手
段6によって抽出された領域に対し、図8の(b)に示
すように、各X座標ごとにそのY軸上に存在する黒画素
数を数えてその数値をX軸に投影し、所定幅7w・所定
高さ7hを持つものを帯状領域として認め、さらにその
帯状領域内の各Y座標ごとにそのX軸上に存在する黒画
素数を数えてその数値をY軸に投影し、所定幅7w'・
所定高さ7h'を持つものを目候補領域とする。目候補
領域推定後にラベリングを行い、目候補を確定する。但
し、通常のラベリングでは、図10の(b)に示すよう
に、各画素につき8方のラベル確認と、全画素がラベル
済みになるまでのループを要するため時間がかかる。そ
こで、図10の(a)に示すように、7方のラベル確認
と1ループでの処理に限定し、ラベリングを簡単化して
行う。図9にラベリングのフローチャートを示す。図9
において、(a)は本発明のラベリング処理フロー、
(b)は通常(従来)のラベリング処理フローである。
【0022】次に、本発明によるラベリング処理につい
て、図9(a)により説明する。 (1)2値化後の画像の所定領域に対し、例えば領域の
左上部より注目画素を順次移動し、まず注目画素が黒色
画素であるか判定する(ステップST1)。黒色画素で
あれば、ラベル済みであるかを判定し(ステップST
2)、ラベル済みでなければ新しいラベル番号(NO.R)
をふる(ステップST3)。
【0023】(2)その後、ラベル開始位置(=現在位
置)を記憶し(ステップST4)、図10(a)に示すよ
うに、ラベル開始位置より走査方向に順次走査する。す
なわち、全画素検索済みか判定し(ステップST5)、
NOであれば次の画素へ進み(ステップST6)、黒色
画素か判定(ステップST7)する。走査中は注目画素
の周辺7画素のラベル状態を判定する。注目画素が黒色
画素であり(ステップST7でYES)、かつ周辺7画
素にラベル済みのものが有れば(ステップST8でYE
S)、注目画素にラベル番号(NO.R)をふる(ステップ
ST9)。(このとき新しいラベル番号(NO)になるこ
とはない。)それ以外はラベルをふらない。すなわち、
周囲7画素中1画素がラベル済みであれば、その時点で
注目画素にラベルをふり、次の画素へ進む。
【0024】(3)検索領域終了まで行ったら(すなわ
ち全画素検索済みになったら(ステップST5でYE
S))、ラベル開始位置へ戻り(ステップST10)、
ラベル番号(NO.R)を更新(インクリメント)し(ステ
ップST11)、全画素検索済みか判定し(ステップS
T12)、検索済みでなければ(NO)、次の画素へ進
み(ステップST13)、ステップST1に戻って前記
走査を繰り返す。
【0025】(4)検索領域内すべての点に対し、
(1)〜(3)の走査がすめば(ステップST12でY
ES)、処理を終了する(ステップST14)。
【0026】これに対して、通常の(すなわち従来より
知られている)動作は、図9(b)に示す通りである。
すなわち、 (A)2値化後の画像の所定領域に対し、例えば領域の
左上部より注目画素を順次移動し、まず注目画素が黒色
画素であるかを判定する(ステップST21)。黒色画
素であれば、ラベル済みであるかどうかを判定し(ステ
ップST22)、ラベル済みでなければ新しいラベル番
号(NO.R)をふる(ステップST23)。ステップST
21で黒色画素でないか、或いはステップST22でラ
ベル済みと判定されれば、全画素検索済みであるか(ス
テップST34)、および黒色画素が全てラベル済みで
あるかを判定し(ステップST35)、全画素検索済み
でないか、或いは全画素がラベル済みでなければ次の画
素へ進んで(ステップST37)、再びステップST2
1へ戻る。
【0027】(B)ステップST23の後、図10(b)
に示すように、注目画素の周囲8画素を確認し(ステッ
プST24)、ラベル済みでなければ、次の周辺画素へ
移り(ステップST25)、これが黒色画素であるかを
判定し(ステップST26)、黒画素で有れば、注目画
素と同じラベル番号(NO.R)を各周辺画素にふり、ラベ
ル数RCTをカウントする(ステップST27)。
【0028】(C)次いで(B)(ステップST24乃
至27)を走査方向に順次行い、ステップST24で周
囲8画素がラベル済みとなったら、全画素検索済みか判
定し(ステップST28)、この判定結果がNOで有れ
ば、次の画素へ進んで(ステップST29)、ラベル済
みかを判定し(ステップST30)、ラベル済みで有れ
ばステップST24へ進み、ラベル済みでなければステ
ップST28へ進む。このようにして、ラベルすべきも
のがなくなるまで前記走査を繰り返す。
【0029】(D)このようにして(C)まで終了すれ
ば、すなわちステップST28で全画素検索済みになれ
ば、領域開始位置へ戻り(ステップST31)、ラベル
数RCTカウントが零であるかを判定し(ステップST3
2)、零でなければステップST30へ進み、零で有れ
ばラベル番号(NO.R)を更新(インクリメント)し(ス
テップST33)、(A)〜(C)を繰り返す。
【0030】(E)検索領域内すべての黒色画素に対
し、(A)〜(D)の走査が済めば、すなわちステップ
ST35で全黒色画素ラベル済みに達したら、処理を終
了する(ステップST38)。
【0031】さらに上記ラベリング処理においてラベル
中にそのX・Y方向重心位置を演算し、目位置とする。
但し、ラベルされた候補のX・Y方向幅や面積などから
目とは判定できない場合には目未検出とし、もしくは要
素が2つ以上ある場合などは要素のX・Y方向幅や面積
などから最も目らしいもの1候補を抽出し、その重心を
目位置とする。図11の(a)乃至(c)には、このよ
うな3つの例が示されている。(a)は目が1つの連続
した領域で表される場合を示しており、目領域が「1」
として連続的にラベリングされており、(b)は反射等
で目が数個に分断された場合を示しており、この例では
3つに分断された連続領域がそれぞれ「1」、「2」、
「3」としてラベリングされており、また(c)は目が
一部分分断された場合を示しており、2つに分離された
領域がそれぞれ「1」、「2」で示されている。(b)
及び(c)では、「2」とトラベルされた領域が目候補
として抽出される。
【0032】また、目確定手段7により確定した目位置
はメモリ内に保存し、目追跡モード時の目領域設定に用
いる。
【0033】実施の形態2.図12乃至16は本発明の
実施の形態2を示すものである。この実施の形態2は、
図12に示すように、上記実施の形態1に、鼻孔領域設
定手段9、鼻孔候補抽出手段10および鼻孔確定手段1
1を追加し、それと同時に目領域設定手段5を変更した
ものである。
【0034】先ず、入力画像内で鼻孔候補が存在すると
思われる領域を推定する鼻孔領域設定手段9について述
べる。鼻孔領域設定手段9では、例えば鼻孔検索モード
中には、図15に示すように、目から顎までを含む比較
的大きな矩形の鼻孔検索領域9r、鼻孔追跡モード中に
は鼻のみを含む比較的小さな矩形の鼻孔追跡領域9rr
をそれぞれ設定する。ここで、鼻孔検索モードとは、鼻
孔位置学習が未(すなわち未だ鼻孔を目を見つけていな
い状態)を指し、鼻孔追跡モードとは、鼻孔学習済の状
態を指す。鼻孔検索領域9rは画面内で通常の運転姿勢
で顔が入る範囲に限定して設定する。また、鼻孔追跡領
域9rrは、鼻孔学習位置(又は、鼻孔前回位置)9g
rから所定幅の領域を設定する。
【0035】鼻孔候補抽出手段10は、例えば図13の
(a)に示すような2次元テンプレート10tで鼻孔領
域内で簡易マッチングを行い、図13の(b)に示すよ
うな鼻孔候補と思われる要素を抽出する。具体的には、
鼻孔候補抽出手段10では、図14の(a)に示すよう
に、鼻孔領域設定手段9により設定した領域内で、注目
画素10cをX、Y方向に順次移動させ、注目画素10
cの周辺画素のうち鼻孔判定要素画素(=2次元テンプ
レートで指し示す点)の条件を確認し、注目画素10c
が鼻孔候補画素であるかどうかの判定を行う。判定基準
は条件A(注目画素に対し、鼻孔判定要素画素総ての輝
度値が所定閾値10th以上であること)である。図1
4の(a)の断面図である図14の(b)に示すよう
に、注目点(網掛け画素)10cの輝度値に対し、鼻孔
判定要素画素(白画素)総ての輝度値が+10thを上
まわれば、注目点は鼻孔候補画素であると判定し、次の
画素に移る。図14の(a)及び(b)において、斜線
画素=周辺画素、黒画素=目候補画素である。
【0036】次に、鼻孔確定手段11により上記のよう
に抽出した領域中の鼻孔候補および鼻孔位置を確定す
る。鼻孔候補抽出手段10によって抽出された領域に対
してラベリングを行い、鼻孔候補を確定する。ラベリン
グは上記実施の形態1と同様に行う。
【0037】さらに、上記ラベリング処理におけるラベ
ル付け中に抽出領域のX・Y方向重心位置を演算し、鼻
孔候補位置とする。鼻孔候補は、図16に示すように、
顔横方向に大きさと形状(楕円に近いもの)の近いもの
が2つ並ぶものを検索し、鼻孔とする。鼻孔位置は2つ
の候補の中点とする。ラベル付けされた要素のX・Y方
向幅や面積などから鼻孔とは判定できない場合には鼻孔
未検出とし、もしくは候補が2つ以上ある場合などは候
補のX・Y方向幅や面積などから最も鼻孔らしいもの1
候補を抽出し、その重心中点を鼻孔位置とする。
【0038】鼻孔確定手段11により確定した鼻孔位置
はメモリ内に保存し、鼻孔追跡モード時の鼻孔領域設定
に用いる。
【0039】実施の形態3.図17および18は本発明
の実施の形態3を示すものである。この実施の形態3
は、上記実施の形態1、2の鼻孔候補抽出手段10およ
び目候補抽出手段6において、可変抽出輝度閾値を用い
るものである。
【0040】具体的には、図17のフローチャートに示
すように、図1のステップS1と同様のテンプレートの
条件を判定するステップS1の前に、ステップS6で、
上記実施の形態1、2の鼻孔候補抽出手段10および目
候補抽出手段6において、注目画素の輝度値を可変抽出
輝度閾値(鼻孔と目はそれぞれ違う閾値)により評価
し、2次元テンプレートによる評価を行うか否かを判定
する。判定基準は、図18に示すように、条件B(注目
画素の輝度値が、可変抽出輝度閾値610th以下であ
ること)である。ここで、注目点画素を減少させること
により、処理速度がより早くなる。また可変抽出輝度閾
値610thは、前画面までの2次元テンプレート通過
画素の輝度値により可変に制御することで、固定値にし
た場合よりさらに画像に適した値を得ることが可能であ
る。
【0041】可変抽出輝度閾値は、例えば、推定閾値を
設定し、目(或いは鼻孔)を検索後、抽出可であれば閾
値が適当であるとして、その閾値を継続して用いる。抽
出不可であれば推定閾値は不適当すなわち目(或いは鼻
孔)画素が範囲外として閾値を段階的に緩めていく。ま
た、抽出可の際の閾値は前述のように継続しても良い
が、2次元テンプレート通過画素の平均輝度値または最
大輝度値などを利用して再設定すると、より適当な閾値
が得られる。
【0042】実施の形態4.図19および20は本発明
の実施の形態4を示すものである。この実施の形態4
は、上記実施の形態1、2および3の鼻孔候補抽出手段
10および目候補抽出手段6において、2次元テンプレ
ートを複数用いるものである。
【0043】上記実施の形態1、2および3では、鼻孔
候補抽出手段10および目候補抽出手段6において2次
元テンプレート6t、9tを使用したが、図19に示す
ように、ステップS1で、最初の2次元テンプレート6
t、9tが条件Aを満たさない場合には、ステップS7
において、次の2次元テンプレート6t'、9t'がその
条件Aを満たしているか否かを判定し、満たせば通過画
素とするものである。
【0044】また、複数テンプレートには色々考えられ
るが、例えば図20(A)では、注目画素とテンプレー
ト画素の距離が変わるだけであるが、(3)及び(4)
に示すように、左側のテンプレートだけでは眼鏡フレー
ムなどの位置によっては、注目点と目下側テンプレート
の距離が長いために通過不可((3)参照)である可能
性があり、また(1)及び(2)に示すように、右側の
テンプレートだけでは眉と目の間隔が狭い人では通過不
可((2)参照)になる可能性がある。
【0045】すなわち、図20(B)のように、テンプ
レートと注目点との距離やテンプレートの大きさの大小
で個人差をカバーすることが可能である。ここでは、テ
ンプレートと注目点との距離の異なる2つ目のテンプレ
ート(1)、(2)及び大きさの異なる2つの鼻孔のテ
ンプレート(3)、(4)を示しているが、これらはど
ちらにも言えることで、目のテンプレートを大小2種類
にすることでの個人差をカバーしたり、鼻孔のテンプレ
ートを大きさは同じで注目点とテンプレートとの距離を
変えることで髭などがあっても鼻孔を検出できるように
することも考えられる。システムの処理速度にもよる
が、テンプレートは2種に限らず、数種あればそれだけ
対応できるものが多くなる。
【0046】実施の形態5.図21および22は本発明
の実施の形態5を示すものである。この実施の形態5
は、上記実施の形態1乃至4の鼻孔候補抽出手段10お
よび目候補抽出手段6において、可変抽出輝度閾値を複
数用いるものである。
【0047】この実施の形態5では、上記実施の形態1
乃至3の鼻孔候補抽出手段10および目候補抽出手段6
において、注目画素の輝度値を評価するための可変抽出
輝度閾値を複数持つことにより、注目画素の輝度範囲限
定による速度アップまたは入力画像の輝度変化への対応
を行うものである。例えば、2つの可変抽出輝度閾値6
10th、610th'(610th'>610th)を
持つ場合には、入力画像の輝度変化により第1の可変抽
出輝度閾値610thによる条件Bを満たす画素が無い
或いは少なかった場合、第1の可変抽出輝度閾値610
thよりも小さな第2の可変抽出輝度閾値610th'
を用いて再度評価して輝度を3値化した画像を得る。す
なわち、図21のフローチャートに示すように、ステッ
プS6の判定結果が「NO」のとき、ステップS8で注
目画素が第2の可変抽出輝度閾値610th'以下であ
るか否かを判定して、判定結果が「YES」であれば、
ステップS7で追加のテンプレートが条件Aをクリアし
ているか否か判定して、この判定結果が「YES」であ
れば、ステップS9で注目画素をテンプレート通過画素
として、輝度値2を設定する。また、ステップS8或い
はステップS7において、判定結果が「NO」であれ
ば、ステップS3で注目画素の輝度値を「0」とする。
【0048】図22に示すように、眼鏡反射などで目画
像の輝度値が上がっている場合には、第1の可変抽出輝
度閾値610thのみを用いた場合では目の形状が崩れ
ていて目と認識できなかったものが(図22の左側)、
第2の可変抽出輝度閾値610th'を用いることによ
り、目として認識できることがある(図22の右側)。
第2の可変抽出輝度閾値610th'は実施の形態3の
可変抽出輝度閾値610thと同様、前画面までの2次
元テンプレート通過画素の輝度値により制御することも
可能であるし、第1の可変抽出輝度閾値610thの値
によって制御することも可能である。
【0049】実施の形態6.図23は本発明の実施の形
態6を示すものである。この実施の形態6は、上記実施
の形態1乃至5の鼻孔候補抽出手段10或いは目候補抽
出手段6或いはそれら両方の手段において、2次元テン
プレートを画像抽出度合いにより緩和していくものであ
る。
【0050】上記実施の形態1乃至5の鼻孔候補抽出手
段10或いは目候補抽出手段6或いはそれら両手段にお
いて、条件Aを満たすことが困難な状況において、2次
元テンプレートを緩和することで対応する。2次元テン
プレート6t、9tを用いて抽出を行った際の通過画素
が無い或いは少ない場合、条件Aにおいて、テンプレー
ト非通過画素を0点−>1点−>2点…と順次ループご
とに緩和していく(上限は設定する)ことにより鼻孔候
補或いは目候補或いはそれら両者を抽出する。
【0051】具体的には、図23のフローチャートに示
すように、まず最初に、ステップS10において、注目
画素が輝度変換済みか否かを判定し、判定結果が「YE
S」であれば、ステップS6へ進み、以下ステップS4
までの処理は図4のフローチャートの処理と同じであ
る。ステップS10の判定結果が「NO」であれば、ス
テップS4へ進み、そこで全画素について検索済みか否
かを判定し、「NO」であれば、ステップS5で処理対
象を次の注目画素に移してステップS10に戻る。
【0052】ステップS4の判定結果が「YES」であ
れば、ステップS11で通過が素が不十分でないか否か
を判定し、「YES」であれば、ステップS12で条件
Aの緩和数(回数)が所定の上限値を超えていないか否
かを判定し、この判定結果が「YES」であれば(超え
ていなければ)、緩和数を更新して(例えば1だけ増加
させて)から開始位置であるステップS10へ戻る。ま
た、ステップS11或いはステップS12において判定
結果が「NO」の場合には、処理を終了する。
【0053】
【発明の効果】以上から明らかなように、この発明の一
側面に係る顔画像処理装置は、顔画像を入力する顔画像
入力手段と、入力した顔画像より目候補が存在する領域
を推定する目領域設定手段と、前記目領域内で目候補を
複数の輝度値を有するデータに変換する目候補抽出手段
と、抽出された候補内で目およびその位置を確定する目
確定手段とを備えるので、2次元テンプレートを用いて
直接目領域の輝度変換を行うことによって、鼻孔やその
他の補助的な要素を利用することなく、高速に目領域を
抽出することができる。
【0054】また、この発明の他の側面に係る顔画像処
理装置は、顔画像を入力する顔画像入力手段と、入力し
た顔画像より鼻孔候補が存在する領域を推定する鼻孔領
域設定手段と、前記鼻孔領域内で鼻孔候補を複数の輝度
値を有するデータに変換する鼻孔候補抽出手段と、抽出
された鼻孔候補内で鼻孔を確定する鼻孔確定手段と、確
定した鼻孔より目候補が存在する領域を推定する目領域
設定手段と、目領域内で目候補を複数の輝度値を有する
データに変換する目候補抽出手段と、前記目候補抽出手
段により抽出された候補内で目候補およびその位置を確
定する目確定手段とを備えるので、2次元テンプレート
を用いて鼻孔抽出を行い、抽出された鼻孔を用いて目存
在領域の推定を行うことにより精度良く、目領域を抽出
することができる。
【0055】この発明の一実施態様においては、上記鼻
孔候補抽出手段もしくは目候補抽出手段は、予め設定さ
れている2次元テンプレートおよび少なくとも一つの閾
値を用いて、注目画素と周辺画素との相対輝度に対する
簡易マッチングを行うので、2次元テンプレートを用い
ることにより、また一般的なテンプレートマッチングに
おける相関演算を用いないため、精度良く、高速に顔要
素を抽出することができる。
【0056】この発明の他の実施態様においては、上記
鼻孔候補抽出手段もしくは目候補抽出手段は、さらに可
変抽出輝度閾値を用いて、マッチングを行う対象を限定
するので、可変抽出輝度閾値を併用することにより2次
元テンプレートを用いる領域を限定して、さらに高速に
顔要素を抽出することができる。
【0057】この発明の更に他の実施態様においては、
上記鼻孔候補抽出手段もしくは目候補抽出手段は、さら
に可変抽出輝度閾値または2次元テンプレートを複数用
いるので、2次元テンプレートおよび可変抽出輝度閾値
を複数併用することにより、個人差による顔要素の違い
をカバーして、さらに精度良く顔要素を抽出することが
できる。
【0058】この発明の更にまた他の実施態様において
は、上記鼻孔候補抽出手段もしくは目候補抽出手段は、
さらに2次元テンプレートを画像抽出度合いにより緩和
していくようにしたので、2次元テンプレートを画像抽
出度合いにより緩和していくことにより、付属情報の変
化(眼鏡反射や髪等)に対応して、さらに精度よく顔要
素を抽出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る顔画像処理装置
の概略構成を示す図である。
【図2】 その顔画像処理装置の機能的構成を示すフロ
ーチャートである。
【図3】 本発明におけるカメラからの入力画像を示す
図である。
【図4】 本発明の実施の形態1、2における目抽出手
段又は鼻孔抽出手段の処理の流れを示すブロック図であ
る。
【図5】 本発明における目抽出手段のテンプレートで
ある。
【図6】 その目抽出手段の説明図である。
【図7】 その目抽出手段による、眉選択時の様子を示
す図である。
【図8】 本発明における目領域設定手段の説明図であ
る。
【図9】 本発明の目確定手段のラベリング処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図10】 本発明及び従来のラベリング時の走査方向
を表す説明図である。
【図11】 3例のラベリングの状態を表す説明図であ
る。
【図12】 本発明の実施の形態2に係る顔画像処理装
置の機能的構成を示すブロック図である。
【図13】 本発明の鼻孔抽出手段のテンプレートであ
る。
【図14】 その鼻孔抽出手段の説明図である。
【図15】 その鼻孔領域設定手段の説明図である。
【図16】 その鼻孔確定手段のラベリングの説明図で
ある。
【図17】 本発明の実施の形態3における目抽出手
段、鼻孔抽出手段の処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図18】 本発明の実施の形態3における目抽出手段
又は鼻孔抽出手段の説明図である。
【図19】 本発明の実施の形態4における目抽出手段
又は鼻孔抽出手段の処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図20】 本発明の実施の形態4における目抽出手段
又は鼻孔抽出手段のテンプレートである。
【図21】 本発明の実施の形態5における目抽出手段
又は鼻孔抽出手段の処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図22】 本発明の実施の形態5における目抽出手段
又は鼻孔抽出手段の説明図である。
【図23】 本発明の実施の形態6における目抽出手段
又は鼻孔抽出手段の処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図24】 従来例の顔画像処理装置の全体構成を示す
図である。
【図25】 従来例の顔画像処理装置のテンプレート作
成手段の詳細を示す図である。
【図26】 従来例の顔画像処理装置の動作の流れを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ、2 画像メモリ、3 CPU、4 顔画像
入力手段、5 目領域設定手段、6 目候補抽出手段、
7 目確定手段、9 鼻孔領域設定手段、10鼻孔候補
抽出手段、11 鼻孔確定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D037 FA05 FB09 5H180 AA01 CC04 LL01 LL02 LL07 LL08 LL20 5L096 CA02 DA03 EA12 FA19 FA34 GA34 GA41 GA51 JA04 JA09 9A001 BB03 EE02 EE05 FF03 HH23 HH27 LL09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔画像を入力する顔画像入力手段と、 入力した顔画像より目候補が存在する領域を推定する目
    領域設定手段と、 前記目領域内で目候補を複数の輝度値を有するデータに
    変換する目候補抽出手段と、 抽出された候補内で目およびその位置を確定する目確定
    手段と、 を備えたことを特徴とする顔画像処理装置。
  2. 【請求項2】 顔画像を入力する顔画像入力手段と、 入力した顔画像より鼻孔候補が存在する領域を推定する
    鼻孔領域設定手段と、 前記鼻孔領域内で鼻孔候補を複数の輝度値を有するデー
    タに変換する鼻孔候補抽出手段と、 抽出された鼻孔候補内で鼻孔を確定する鼻孔確定手段
    と、 確定した鼻孔より目候補が存在する領域を推定する目領
    域設定手段と、 目領域内で目候補を複数の輝度値を有するデータに変換
    する目候補抽出手段と、 前記目候補抽出手段により抽出された候補内で目候補お
    よびその位置を確定する目確定手段と、 を備えたことを特徴とする顔画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記鼻孔候補抽出手段もしくは目候補抽
    出手段は、予め設定されている2次元テンプレートおよ
    び少なくとも一つの閾値を用いて、注目画素と周辺画素
    との相対輝度に対する簡易マッチングを行うことを特徴
    とする請求項1または2に記載の顔画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記鼻孔候補抽出手段もしくは目候補抽
    出手段は、さらに可変抽出輝度閾値を用いて、マッチン
    グを行う対象を限定することを特徴とする請求項1乃至
    3の何れかに記載の顔画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記鼻孔候補抽出手段もしくは目候補抽
    出手段は、さらに可変抽出輝度閾値または2次元テンプ
    レートを複数用いることを特徴とする請求項1乃至4の
    何れかに記載の顔画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記鼻孔候補抽出手段もしくは目候補抽
    出手段は、さらに2次元テンプレートを画像抽出度合い
    により緩和していくことを特徴とする請求項1乃至5の
    何れかに記載の顔画像処理装置。
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