JP2001022843A - 情報処理装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びに提供媒体

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JP2001022843A
JP2001022843A JP19261399A JP19261399A JP2001022843A JP 2001022843 A JP2001022843 A JP 2001022843A JP 19261399 A JP19261399 A JP 19261399A JP 19261399 A JP19261399 A JP 19261399A JP 2001022843 A JP2001022843 A JP 2001022843A
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Akihiro Muto
明宏 武藤
Takeo Oishi
丈於 大石
Taizo Shirai
太三 白井
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Sony Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions

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  • Finance (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツの購入履歴または利用履歴に対応
した割引価格で、コンテンツを利用することができるよ
うにする。 【解決手段】 「購入履歴」には、IDがUCSA10に設定
されているコンテンツAに対する購入履歴が設定され、
例えば、再生された回数などが記憶され、その回数が所
定以上である場合、割引価格が設定されている所定の利
用形式の選択が可能となる。「利用履歴」には、コンテ
ンツAが実際に利用された回数等の利用履歴が記憶さ
れ、その回数が所定以上である場合、割引価格が設定さ
れている所定の形式の選択が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びに提供媒体に関し、特に、暗号化された情
報を利用する情報処理装置および方法、並びに提供媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】音楽などの情報(コンテンツ)を暗号化
し、所定の契約を交わしたユーザの情報処理装置に送信
し、ユーザが、その情報処理装置でコンテンツを復号し
て、利用するシステムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報処理装置に
おいては、例えば、コンテンツの購入履歴に基づた価格
で、コンテンツを再購入することができない課題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、暗号化されている情報、購入される権利の内
容を示す取扱方針、権利の内容に対応する価格内容を特
定する価格情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶
されている取扱方針および価格情報に基づいて、情報の
購入履歴を含む使用許諾条件情報を作成する第1の作成
手段と、情報の利用に基づく利用履歴を使用許諾条件情
報に設定する設定手段と、権利が再購入されるとき、購
入履歴または利用履歴に基づいて、課金額を算出し、課
金額を含む課金情報を作成する第2の作成手段とを備え
ることを特徴とする。
【0005】請求項2に記載の情報処理方法は、暗号化
されている情報、購入される権利の内容を示す取扱方
針、権利の内容に対応する価格内容を特定する価格情報
を記憶する記憶ステップと、記憶ステップに記憶された
取扱方針および価格情報に基づいて、情報の購入履歴を
含む使用許諾条件情報を作成する第1の作成ステップ
と、情報の利用に基づく利用履歴を使用許諾条件情報に
設定する設定ステップと、権利が再購入されるとき、購
入履歴または利用履歴に基づいて、課金額を算出し、課
金額を含む課金情報を作成する第2の作成ステップとを
含むことを特徴とする。
【0006】請求項3に記載の提供媒体は、暗号化され
ている情報、購入される権利の内容を示す取扱方針、権
利の内容に対応する価格内容を特定する価格情報を記憶
する記憶ステップと、記憶ステップに記憶された取扱方
針および価格情報に基づいて、情報の購入履歴を含む使
用許諾条件情報を作成する第1の作成ステップと、情報
の利用に基づく利用履歴を使用許諾条件情報に設定する
設定ステップと、権利が再購入されるとき、購入履歴ま
たは利用履歴に基づいて、課金額を算出し、課金額を含
む課金情報を作成する第2の作成ステップとを含む処理
を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラム
を提供することを特徴とする。
【0007】請求項1に記載の情報処理装置、請求項2
に記載の情報処理方法、および請求項3に記載の提供媒
体においては、暗号化されている情報、購入される権利
の内容を示す取扱方針、権利の内容に対応する価格内容
を特定する価格情報が記憶され、記憶されている取扱方
針および価格情報に基づいて、情報の購入履歴を含む使
用許諾条件情報が作成され、情報の利用に基づく利用履
歴が使用許諾条件情報に設定され、権利が再購入される
とき、購入履歴または利用履歴に基づいて、課金額が算
出され、課金額を含む課金情報が作成される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したEMD(El
ectronic Music Distribution:電子音楽配信)システム
を説明する図である。EMDシステムは、各装置を管理す
るEMDサービスセンタ1、コンテンツを提供するコンテ
ンツプロバイダ2、コンテンツに対応する所定のサービ
スを提供するサービスプロバイダ3、およびコンテンツ
が利用される機器(この例の場合、レシーバ50)から
なるユーザホームネットワーク5から構成されている。
【0009】EMDシステムに登録された機器(例えば、
レシーバ50)に配信(提供)されるコンテンツ(Conte
nt)とは、情報そのものが価値を有するデジタルデータ
で、この例の場合、1つのコンテンツは、1曲分の音楽
データに相当する。コンテンツは、1つのコンテンツを
1つの単位(シングル形態)として、または複数のコン
テンツを1つの単位(アルバム形態)としてユーザに提
供される。ユーザは、コンテンツを購入し(実際は、コ
ンテンツを利用する権利を購入し)、提供されるコンテ
ンツを再生したり、複製して利用する。
【0010】EMDサービスセンタ1は、EMDシステムにお
ける主な情報の流れを示す図2に示すように、ユーザホ
ームネットワーク5およびコンテンツプロバイダ2に、
コンテンツを利用するために必要な配送用鍵Kdを送信
する。EMDサービスセンタ1はまた、ユーザホームネッ
トワーク5の機器から、課金情報等を受信して、料金を
精算する。
【0011】コンテンツプロバイダ2は、提供するコン
テンツ(コンテンツ鍵Kcoで暗号化されている)、そ
のコンテンツを復号するために必要なコンテンツ鍵Kc
o(配送用鍵Kdで暗号化されている)、およびコンテ
ンツの利用内容などを示す取扱方針(以下、UCP(Usage
Control Policy)と記述する)を保持し、それらを、コ
ンテンツプロバイダセキュアコンテナ(後述)と称する
形態で、サービスプロバイダ3に供給する。
【0012】サービスプロバイダ3は、コンテンツプロ
バイダ2から供給されるUCPに対応して、1つまたは複
数の価格情報(以下、PT(Price Tag)と記述する)を作
成し、それを保持する。サービスプロバイダ3は、作成
したPTを、コンテンツプロバイダ2から供給されたコン
テンツ(コンテンツ鍵Kcoで暗号化されている)、コ
ンテンツ鍵Kco(配送用鍵Kdで暗号化されてい
る)、およびUCPとともに、サービスプロバイダセキュ
アコンテナと称する形態で、専用のケーブルネットワー
ク、インターネット、または衛星通信などから構成され
るネットワーク4を介して、ユーザホームネットワーク
5に送信する。
【0013】ユーザホームネットワーク5は、供給され
たUCPおよびPTに基づいて、使用許諾条件情報(以下、U
CS(Usage Control Status)と称する)を作成し、作成し
たUCSに基づいてコンテンツを利用する処理を実行す
る。ユーザホームネットワーク5はまた、UCSを作成す
るタイミングで課金情報を作成し、例えば、配送用鍵K
dの供給を受けるタイミングで、対応するUCPおよびPT
などとともにEMDサービスセンタ1に送信する。
【0014】図3は、EMDサービスセンタ1の機能的構
成を示すブロック図である。サービスプロバイダ管理部
11は、サービスプロバイダ3に利益分配の情報を供給
する。コンテンツプロバイダ管理部12は、コンテンツ
プロバイダ2に配送用鍵Kdを送信したり、利益分配の
情報を供給する。
【0015】著作権管理部13は、ユーザホームネット
ワーク5のコンテンツの利用の実績を示す情報を、著作
権を管理する団体、例えば、JASRAC(Japanese Society
forRights of Authors,Composers and Publishers:日本
音楽著作権協会)に送信する。
【0016】鍵サーバ14は、配送用鍵Kdを記憶して
おり、それを、コンテンツプロバイダ管理部12を介し
てコンテンツプロバイダ2に供給したり、ユーザ管理部
18等を介してユーザホームネットワーク5に供給す
る。経歴データ管理部15は、ユーザ管理部18から出
力される、課金情報、そのコンテンツに対応するPT、お
よびそのコンテンツに対応するUCPなどを記憶する。
【0017】利益分配部16は、経歴データ管理部15
から供給された各種情報に基づき、EMDサービスセンタ
1、コンテンツプロバイダ2、およびサービスプロバイ
ダ3の利益をそれぞれ算出し、その結果をサービスプロ
バイダ管理部11、コンテンツプロバイダ管理部12、
出納部20、および著作権管理部13に出力する。
【0018】相互認証部17は、コンテンツプロバイダ
2、サービスプロバイダ3、およびユーザホームネット
ワーク5の機器と相互認証を実行する。ユーザ管理部1
8は、所定の処理に対応して所定の登録リストを作成し
たり、それを配送用鍵Kdとともにユーザホームネット
ワーク5に送信する処理等を実行する。
【0019】課金請求部19は、経歴データ管理部15
から供給された、例えば、課金情報、UCP、およびPTに
基づき、ユーザへの課金を算出し、その結果を、出納部
20に供給する。出納部20は、ユーザ、コンテンツプ
ロバイダ2、およびサービスプロバイダ3への出金、徴
収すべき利用料金の金額を基に、図示せぬ外部の銀行等
と通信し、決算処理を実行する。出納部20はまた、決
算処理の結果をユーザ管理部18に通知する。監査部2
1は、ユーザホームネットワーク5の機器から供給され
た課金情報、PT、およびUCPの正当性(すなわち、不正
をしていないか)を監査する。
【0020】図4は、コンテンツプロバイダ2の機能的
構成を示すブロック図である。コンテンツサーバ31
は、ユーザに供給するコンテンツを記憶し、ウォータマ
ーク付加部32に供給する。ウォータマーク付加部32
は、コンテンツサーバ31から供給されたコンテンツに
ウォータマーク(電子透かし)を付加し、圧縮部33に
供給する。
【0021】圧縮部33は、ウォータマーク付加部32
から供給されたコンテンツを、ATRAC2(Adaptive Transf
orm Acoustic Coding 2)(商標)等の方式で圧縮し、暗
号化部34に供給する。暗号化部34は、圧縮部33で
圧縮されたコンテンツを、乱数発生部35から供給され
た乱数を鍵(以下、この乱数をコンテンツ鍵Kcoと称
する)として、DES(Data Encryption Standard)などの
共通鍵暗号方式で暗号化し、その結果をセキュアコンテ
ナ作成部38に出力する。
【0022】乱数発生部35は、コンテンツ鍵Kcoと
なる所定のビット数の乱数を暗号化部34および暗号化
部36に供給する。暗号化部36は、コンテンツ鍵Kc
oをEMDサービスセンタ1から供給された配送用鍵Kd
を使用して、DESなどの共通鍵暗号方式で暗号化し、そ
の結果をセキュアコンテナ作成部38に出力する。
【0023】DESは、56ビットの共通鍵を用い、平文
の64ビットを1ブロックとして処理する暗号方式であ
る。DESの処理は、平文を攪拌し、暗号文に変換する部
分(データ攪拌部)と、データ攪拌部で使用する鍵(拡
大鍵)を共通鍵から生成する部分(鍵処理部)からな
る。DESのすべてのアルゴリズムは公開されているの
で、ここでは、データ攪拌部の基本的な処理を簡単に説
明する。
【0024】まず、平文の64ビットは、上位32ビッ
トのH0、および下位32ビットのL0に分割される。鍵
処理部から供給された48ビットの拡大鍵K1、および
下位32ビットのL0を入力とし、下位32ビットのL0
を攪拌したF関数の出力が算出される。F関数は、数値
を所定の規則で置き換える「換字」およびビット位置を
所定の規則で入れ替える「転置」の2種類の基本変換か
ら構成されている。次に、上位32ビットのH0と、F
関数の出力が排他的論理和され、その結果はL1とされ
る。L0は、H1とされる。
【0025】上位32ビットのH0および下位32ビッ
トのL0を基に、以上の処理を16回繰り返し、得られ
た上位32ビットのH16および下位32ビットのL16
暗号文として出力される。復号は、暗号化に使用した共
通鍵を用いて、上記の手順を逆にたどることで実現され
る。
【0026】ポリシー記憶部37は、コンテンツに対応
して設定されるUCPを記憶し、セキュアコンテナ作成部
38に出力する。図5は、コンテンツサーバ31に保持
されているコンテンツAをシングル形態で提供する場合
のUCPAを表している。
【0027】UCPには、図5に示すように、「コンテン
ツのID」、「コンテンツプロバイダのID」、「UCPのI
D」、「UCPの有効期限」、「利用条件」、および「利用
内容」の各項目に設定される所定の情報が含まれる。
「コンテンツのID」には、UCPが対応するコンテンツのI
Dが設定される。UCPAの「コンテンツのID」には、コン
テンツAのIDが設定されている。
【0028】「コンテンツプロバイダのID」には、コン
テンツの提供元のコンテンツプロバイダのIDが設定さ
れ、UCPAの「コンテンツプロバイダのID」には、コン
テンツプロバイダ2のIDが設定されている。「UCPのI
D」には、各UCPに割り当てられた所定のIDが設定され、
UCPAの「UCPのID」には、UCPAのIDが設定されてい
る。「UCPの有効期限」には、UCPの有効期限を示す情報
が設定され、UCPAの「UCPの有効期限」には、UCPAの
有効期限が設定されている。
【0029】「利用条件」には、「ユーザ条件」および
「機器条件」の各項目に設定される所定の情報が含まれ
る。「ユーザ条件」には、このUCPを選択することがで
きるユーザの条件が設定され、「機器条件」には、この
UCPを選択することができる機器の条件が設定される。
【0030】UCPAの場合、「利用条件10」が設定さ
れ、「利用条件10」の「ユーザ条件10」には、EMD
システムの利用頻度などに対応して与えられる所定の利
用ポイントが200ポイント以上であることを示す情報
(”200ポイント以上”)が設定されている。また
「利用条件10」の「機器条件10」には、条件がない
ことを示す情報(”条件なし”)が設定されている。す
なわち、UCPAは、200ポイント以上の利用ポイント
を有するユーザのみが選択可能となる。
【0031】「利用内容」には、「ID」および「形式」
の各項目に設定される情報が含まれる。「ID」には、
「利用内容」に設定される情報に割り当てられた所定の
IDが設定される。「形式」には、再生や複製など、コン
テンツの利用形式を示す情報が設定される。
【0032】UCPAの場合、6つの「利用内容11」乃
至「利用内容16」が設けられており、「利用内容1
1」において、その「ID11」には、「利用内容11」
に割り当てられた所定のIDが設定されている。「形式1
1」には、コンテンツを買い取って再生する利用形式を
示す情報(”買い取り再生”)が設定される。ユーザ
は、”買い取り再生”の利用形式で利用する権利を購入
することより、コンテンツAを制限なしに再生すること
ができる(許可される)。
【0033】「利用内容12」において、その「ID1
2」には、「利用内容12」に割り当てられた所定のID
が設定されている。「形式12」には、”期間制限再
生”の利用形式、およびその期間の開始時期(時刻)と
終了時期(時刻)が設定されている。ユーザは、”期間
制限再生”の権利を購入することより、所定の期間(時
間)に限ってコンテンツAを再生することができる。
【0034】「利用内容13」において、その「ID1
3」には、「利用内容13」に割り当てられた所定のID
が設定されている。「形式13」には、”利用時間制限
再生”の利用形式と所定の規定時間が設定されている。
ユーザは、”利用時間制限再生”の権利を購入すること
より、再生時間(合計時間)が、所定の規定時間を超え
るまで、コンテンツAを再生することができる。
【0035】「利用内容14」において、その「ID1
4」には、「利用内容14」に割り当てられた所定のID
が設定されている。「形式14」には、”Pay Per Play
N”の利用形式と利用回数Nが設定されている。ユーザ
は、”Pay Per PlayN”の権利を購入することより、コ
ンテンツAをN回再生することができる。
【0036】「利用内容15」において、その「ID1
5」には、「利用内容15」に割り当てられた所定のID
が設定されている。「形式15」には、”形式12→形
式11”の利用形式が設定されている。ユーザは、”期
間制限再生”の利用形式で利用する権利をすでに購入し
ているとき、この権利を購入することができる。ユーザ
は、この権利を購入することより、コンテンツAを”買
い取り再生”(形式11)で利用することができる。
【0037】「利用内容16」において、その「ID1
6」には、「利用内容16」に割り当てられた所定のID
が設定されている。「形式16」には、”形式14>=
11回目”が設定されている。ユーザは、”Pay Per Pl
ayN”の権利を10件以上購入している履歴がある場
合、この権利を購入することができる。
【0038】図4に戻り、セキュアコンテナ作成部38
は、例えば、図6に示すような、コンテンツA(コンテ
ンツ鍵KcoAで暗号化されている)、コンテンツ鍵K
coA(配送用鍵Kdで暗号化されている)、UCPA、
およびその署名からなるコンテンツプロバイダセキュア
コンテナを作成する。なお、署名は、送信したいデータ
(この場合、コンテンツA(コンテンツ鍵KcoAで暗
号化されている))、コンテンツ鍵KcoA(配送用鍵
Kdで暗号化されている)、およびUCPAの全体にハッ
シュ関数を適用して得られたハッシュ値が、公開鍵暗号
の秘密鍵(この場合、コンテンツプロバイダ2の秘密鍵
Kscp)で暗号化されたものである。
【0039】セキュアコンテナ作成部38はまた、コン
テンツプロバイダセキュアコンテナに、図7に示すコン
テンツプロバイダ2の証明書を付してサービスプロバイ
ダ3に送信する。この証明書は、証明書のバージョン番
号、認証局がコンテンツプロバイダ2に対し割り付けた
証明書の通し番号、署名に用いたアルゴリズムおよびパ
ラメータ、認証局の名前、証明書の有効期限、およびコ
ンテンツプロバイダ2の名前、コンテンツプロバイダ2
の公開鍵Kpcp、並びにその署名(認証局の秘密鍵K
scaで暗号化されている)から構成されている。
【0040】署名は、改竄のチェックおよび作成者認証
をするためのデータであり、送信したいデータを基にハ
ッシュ関数でハッシュ値をとり、これを公開鍵暗号の秘
密鍵で暗号化して作成される。
【0041】ハッシュ関数および署名の照合について説
明する。ハッシュ関数は、送信したい所定のデータを入
力とし、所定のビット長のデータに圧縮し、ハッシュ値
として出力する関数である。ハッシュ関数は、ハッシュ
値(出力)から入力を予測することが難しく、ハッシュ
関数に入力されたデータの1ビットが変化したとき、ハ
ッシュ値の多くのビットが変化し、また、同一のハッシ
ュ値を持つ入力データを探し出すことが困難である特徴
を有する。
【0042】署名とデータを受信した受信者は、署名を
公開鍵暗号の公開鍵で復号し、その結果(ハッシュ値)
を得る。さらに受信されたデータのハッシュ値が計算さ
れ、計算されたハッシュ値と、署名を復号して得られた
ハッシュ値とが、等しいか否かが判定される。送信され
たデータのハッシュ値と復号したハッシュ値が等しいと
判定された場合、受信したデータは改竄されておらず、
公開鍵に対応した秘密鍵を保持する送信者から送信され
たデータであることがわかる。署名のハッシュ関数とし
ては、MD4,MD5,SHA-1などが用いられる。
【0043】次に公開鍵暗号について説明する。暗号化
および復号で同一の鍵(共通鍵)を使用する共通鍵暗号
方式に対し、公開鍵暗号方式は、暗号化に使用する鍵と
復号するときの鍵が異なる。公開鍵暗号を用いる場合、
鍵の一方を公開しても他方を秘密に保つことができ、公
開しても良い鍵は、公開鍵と称され、他方の秘密に保つ
鍵は、秘密鍵と称される。
【0044】公開鍵暗号の中で代表的なRSA(Rivest-Sh
amir-Adleman)暗号を、簡単に説明する。まず、2つの
十分に大きな素数であるpおよびqを求め、さらにpとqの
積であるnを求める。(p-1)と(q-1)の最小公倍数Lを算
出し、更に、3以上L未満で、かつ、Lと互いに素な数e
を求める(すなわち、eとLを共通に割り切れる数は、1
のみである)。
【0045】次に、Lを法とする乗算に関するeの乗法逆
元dを求める。すなわち、d,e、およびLの間には、ed=1
mod Lが成立し、dはユークリッドの互除法で算出でき
る。このとき、nとeが公開鍵とされ、p,q,およびdが、
秘密鍵とされる。
【0046】暗号文Cは、平文Mから、式(1)の処理で
算出される。
【0047】C=M^e mod n (1) 暗号文Cは、式(2)の処理で平文Mに、復号される。
【0048】M=C^d mod n (2) 証明は省略するが、RSA暗号で平文を暗号文に変換し
て、それが復号できるのは、フェルマーの小定理に根拠
をおいており、式(3)が成立するからである。
【0049】M=C^d=(M^e)^d=M^(ed)=M mod n (3) 秘密鍵pとqを知っているならば、公開鍵eから秘密鍵dは
算出できるが、公開鍵nの素因数分解が計算量的に困難
な程度に公開鍵nの桁数を大きくすれば、公開鍵nを知る
だけでは、公開鍵eから秘密鍵dは計算できず、復号でき
ない。以上のように、RSA暗号では、暗号化に使用する
鍵と復号するときの鍵を、異なる鍵とすることができ
る。
【0050】また、公開鍵暗号の他の例である楕円曲線
暗号についても、簡単に説明する。楕円曲線y^2=x^3+ax
+b上の、ある点をBとする。楕円曲線上の点の加算を定
義し、nBは、Bをn回加算した結果を表す。同様に、減算
も定義する。BとnBからnを算出することは、困難である
ことが証明されている。BとnBを公開鍵とし、nを秘密鍵
とする。乱数rを用いて、暗号文C1およびC2は、平文Mか
ら、公開鍵で式(4)および式(5)の処理で算出され
る。
【0051】C1=M+rnB (4) C2=rB (5) 暗号文C1およびC2は、式(6)の処理で平文Mに、復号
される。
【0052】M=C1-nC2 (6) 復号できるのは、秘密鍵nを有するものだけである。以
上のように、RSA暗号と同様に、楕円曲線暗号でも、暗
号化に使用する鍵と復号するときの鍵を、異なる鍵とす
ることができる。
【0053】図4に、再び戻り、コンテンツプロバイダ
2の相互認証部39は、EMDサービスセンタ1から配送
用鍵Kdの供給を受けるのに先立ち、EMDサービスセン
タ1と相互認証する。相互認証部39はまた、サービス
プロバイダ3へのコンテンツプロバイダセキュアコンテ
ナの送信に先立ち、サービスプロバイダ3と相互認証す
ることも可能であるが、この例の場合、コンテンツプロ
バイダセキュアコンテナには、特に、秘密にしなければ
ならない情報が含まれていないので、この相互認証は必
ずしも必要とされない。
【0054】次に、図8のブロック図を参照して、サー
ビスプロバイダ3の機能的構成を説明する。コンテンツ
サーバ41は、コンテンツプロバイダ2から供給された
コンテンツプロバイダセキュアコンテナに含まれる、コ
ンテンツ(コンテンツ鍵Kcoで暗号化されている)、
コンテンツ鍵Kco(配送用鍵Kdで暗号化されてい
る)、UCP、およびコンテンツプロバイダ2の署名を記
憶し、セキュアコンテナ作成部44に供給する。
【0055】値付け部42は、コンテンツプロバイダ2
から供給されたコンテンツプロバイダセキュアコンテナ
に含まれる署名に基づいて、コンテンツプロバイダセキ
ュアコンテナの正当性を検証し、その正当性を確認する
と、コンテンツプロバイダセキュアコンテナに含まれる
UCPに対応する、PTを作成し、セキュアコンテナ作成部
44に供給する。図9は、図5のUCPAに対応して作成
された、2つのPTA−1(図9(A))およびPTA−2
(図9(B))を表している。PTには、「コンテンツの
ID」、「コンテンツプロバイダのID」、「UCPのID」、
「UCPの有効期限」、「サービスプロバイダのID」、「P
TのID」、「PTの有効期限」、「価格条件」、および
「価格内容」の各項目に設定される所定の情報が含まれ
る。
【0056】PTの、「コンテンツのID」、「コンテンツ
プロバイダのID」、「UCPのID」、および「UCPの有効期
限」の各項目には、UCPの、これらに対応する項目の情
報が、それぞれ設定される。すなわち、PTA−1および
PTA−2のそれぞれの「コンテンツのID」には、コンテ
ンツAのIDが、それぞれの「コンテンツプロバイダのI
D」には、コンテンツプロバイダ2のIDが、それぞれの
「UCPのID」には、UCPAのIDが、そしてそれぞれの「UC
Pの有効期限」には、UCPAの有効期限が設定されてい
る。
【0057】「サービスプロバイダのID」には、PTの提
供元のサービスプロバイダのIDが設定される。PTA−1
およびPTA−2のそれぞれの「サービスプロバイダのI
D」には、サービスプロバイダ3のIDが設定されてい
る。「PTのID」には、各PTに割り当てられた所定のIDが
設定され、PTA−1の「PTのID」には、PTA−1のID
が、PTA−2の「PTのID」には、PTA−2のIDがそれぞ
れ設定されている。「PTの有効期限」には、PTの有効期
限を示す情報が設定され、PTA−1の「PTの有効期限」
には、PTA−1の有効期限が、PTA−2の「PTの有効期
限」には、PTA−2の有効期限が設定されている。
【0058】「価格条件」は、UCPの「利用条件」と同
様に、「ユーザ条件」および「機器条件」の項目からな
り、その「ユーザ条件」には、このPTを選択することが
できるユーザの条件を示す情報が設定され、その「機器
条件」には、このPTを選択することができる機器の条件
を示す情報が設定される。
【0059】PTA−1の場合、「価格条件10」が設定
され、「価格条件10」の「ユーザ条件10」には、ユ
ーザが男性であるを示す情報(”男性”)が設定され、
その「機器条件10」には、”条件なし”が設定されて
いる。すなわち、PTA−1は、男性のユーザのみが選択
可能となる。
【0060】PTA−2の場合、「価格条件20」が設定
され、「価格条件20」の「ユーザ条件20」には、ユ
ーザが女性であることを示す情報(”女性”)が設定さ
れ、その「機器条件20」には、”条件なし”が設定さ
れている。すなわち、PTA−2は、女性のユーザのみが
選択可能となる。
【0061】PTの「価格内容」には、対応するUCPの
「利用内容」の「形式」に設定されている利用形式の利
用料金(利用形式でコンテンツを利用する権利の価格)
が示されている。PTA−1の「価格内容11」の”20
00円”とPTA−2の「価格内容21」の”1000
円”は、コンテンツAを”買い取り再生”の利用形式で
利用する場合の料金(”買い取り再生”の利用形式で利
用する権利の価格)を示している。
【0062】PTA−1の「価格内容12」の”600
円”およびPTA−2の「価格内容22」の”300円”
は、UCPAの「利用内容12」の「形式12」より、”
期間制限再生”の利用形式でコンテンツAを利用する権
利の価格を示している。PTA−1の「価格内容13」
の”300円”およびPTA−2の「価格内容23」の”
150円”は、UCPAの「利用内容13」の「形式1
3」より、”利用時間制限再生”の利用形式でコンテン
ツAを利用する権利の価格を示している。PTA−1の
「価格内容14」の”100円”およびPTA−2の「価
格内容24」の”50円”は、UCPAの「利用内容1
4」の「形式14」より、”Pay Per PlayN(=1)”
の利用形式でコンテンツAを利用する権利の価格を示し
ている。
【0063】PTA−1の「価格内容15」の”1950
円”およびPTA−2の「価格内容25」の”980円”
は、UCPAの「利用内容15」の「形式15」より、”
期間制限再生”の権利を有しているときの、”買い取り
再生”の権利の価格を示している。PTA−1の「価格内
容16」の”50円”およびPTA−2の「価格内容2
6」の”25円”は、11回目の、”Pay Per PlayN
(=1)”の権利の価格を示している。
【0064】図8に戻り、ポリシー記憶部43は、コン
テンツプロバイダ2から供給された、コンテンツのUCP
を記憶し、セキュアコンテナ作成部44に供給する。セ
キュアコンテナ作成部44は、例えば、図10に示すよ
うな、コンテンツA(コンテンツ鍵KcoAで暗号化さ
れている)、コンテンツ鍵KcoA(配送用鍵Kdで暗
号化されている)、UCPA、コンテンツプロバイダ2の
署名、PTA−1,A−1、およびそのサービスプロバイ
ダ3の署名からなるサービスプロバイダセキュアコンテ
ナを作成する。
【0065】セキュアコンテナ作成部44はまた、作成
したサービスプロバイダセキュアコンテナを、図11に
示すような、証明書のバージョン番号、認証局がサービ
スプロバイダ3に対し割り付ける証明書の通し番号、署
名に用いたアルゴリズムおよびパラメータ、認証局の名
前、証明書の有効期限、サービスプロバイダ3の名前、
サービスプロバイダ3の公開鍵Kpsp、並びに署名よ
り構成されるサービスプロバイダの証明書を付して、ユ
ーザホームネットワーク5に供給する。
【0066】図8に、再び戻り、相互認証部45は、コ
ンテンツプロバイダ2からコンテンツプロバイダセキュ
アコンテナの供給を受け取るのに先立ち、コンテンツプ
ロバイダ2と相互認証する。相互認証部45は、ユーザ
ホームネットワーク5へのサービスプロバイダセキュア
コンテナの送信に先立ち、ユーザホームネットワーク5
と相互認証するが、この相互認証は、例えば、ネットワ
ーク4が衛星通信である場合、実行されない。なお、こ
の例の場合、コンテンツプロバイダセキュアコンテナお
よびサービスプロバイダセキュアコンテナには、特に、
秘密情報が含まれていないので、サービスプロバイダ3
は、コンテンツプロバイダ2およびユーザホームネット
ワーク5との相互認証を行わなくてもよい。
【0067】次に、図12のブロック図を参照して、ユ
ーザホームネットワーク5を構成するレシーバ50の構
成例を説明する。SAM(Secure Application Module)51
は、サービスプロバイダ3から供給されたサービスプロ
バイダセキュアコンテナに含まれるUCPおよびPTに基づ
いて、UCSや課金情報を作成し、サービスプロバイダセ
キュアコンテナに含まれるコンテンツ鍵Kco(配送用
鍵Kdで暗号化されている)とともに記憶する。図13
は、図5に示したUCPAと、図9(A)に示したPTA−
1の価格内容11に基づいて作成されたUCSAを表して
いる。UCSには、図13に示されるように、「コンテン
ツのID」、「コンテンツプロバイダのID」、「UCPのI
D」、「UCPの有効期限」、「サービスプロバイダのI
D」、「PTのID」、「PTの有効期限」、「UCSのID」、
「SAMのID」、「ユーザのID」、「利用内容」、「パラ
メータ」、および「購入履歴」の各項目に設定される情
報が含まれている。
【0068】UCSの、「コンテンツのID」、「コンテン
ツプロバイダのID」、「UCPのID」、「UCPの有効期
限」、「サービスプロバイダのID」、「PTのID」、およ
び「PTの有効期限」の各項目には、PTの、それらに対応
する項目の情報が設定される。すなわち、図13のUCS
Aの、「コンテンツのID」には、コンテンツAのIDが、
「コンテンツプロバイダのID」には、コンテンツプロバ
イダ2のIDが、「UCPのID」には、UCPAのIDが、「UCP
の有効期限」には、UCPAの有効期限が、「サービスプ
ロバイダのID」には、サービスプロバイダ3のIDが、
「PTのID」には、PTA−1のIDが、そして「PTの有効期
限」には、PTA−1の有効期限が、それぞれ設定されて
いる。
【0069】「UCSのID」には、UCSに割り当てられた所
定のIDが設定され、UCSAの「UCSのID」には、UCSAのI
Dが設定されている。「SAMのID」には、機器のSAMのID
が設定され、UCSAの「SAMのID」には、レシーバ50の
SAM51のIDが設定されている。「ユーザのID」には、
コンテンツを利用するユーザのIDが設定され、UCSAの
「ユーザのID」には、レシーバ50のユーザのIDが設定
されている。
【0070】「利用内容」は、「ID」および「形式」な
どの項目からなり、それらには、UCPの所定の「利用内
容」の、それらに対応する項目の情報が設定される。
「パラメータ」には、「利用内容」の「形式」に設定さ
れた利用形式に対応する情報が設定される。例えば、UC
PAの「利用内容13」の「形式13」に設定されてい
る”利用時間制限再生”が、UCSAの「利用内容」の
「形式」に設定されている場合、そのときの「パラメー
タ」には、再生された合計時間が設定される。また、UC
PAの「利用内容14」の”Pay Per PlayN”が設定さ
れている場合、「パラメータ」には、残りの再生可能回
数が設定される。「購入履歴」は、IDが、UCSの「コン
テンツのID」に設定されているコンテンツに対する権利
の購入履歴が設定される。
【0071】UCSAの「利用内容」には、UCPAの「利用
内容11」乃至「利用内容16」のうち、いずれか1つ
の情報が設定されている。
【0072】図14は、図13に示したUCSAと同時に
作成された課金情報Aを表している。課金情報には、図
14に示されるように、「コンテンツのID」、「コンテ
ンツプロバイダのID」、「UCPのID」、「UCPの有効期
限」、「サービスプロバイダのID」、「PTのID」、「PT
の有効期限」、「UCSのID」、「SAMのID」、「ユーザの
ID」、「利用内容」、および「課金額」の各項目に設定
される所定の情報が含まれる。
【0073】課金情報の、「コンテンツのID」、「コン
テンツプロバイダのID」、「UCPのID」、「UCPの有効期
限」、「サービスプロバイダのID」、「PTのID」、「PT
の有効期限」、「UCSのID」、「SAMのID」、「ユーザの
ID」、および「利用内容」には、UCSの、それらに対応
する項目の情報が、それぞれ設定される。すなわち、図
の課金情報Aの、「コンテンツのID」には、コンテンツ
AのIDが、「コンテンツプロバイダのID」には、コンテ
ンツプロバイダ2のIDが、「UCPのID」には、UCPAのID
が、「UCPの有効期限」には、UCPAの有効期限が、「サ
ービスプロバイダのID」には、サービスプロバイダ3の
IDが、「PTのID」には、PTA−1のIDが、「PTの有効期
限」には、PTA−1の有効期限が、「UCSのID」には、U
CSAのIDが、「SAMのID」には、SAM51のIDが、「ユー
ザのID」には、レシーバ50のユーザのIDが、そして
「利用内容」には、UCSAの「利用内容」の内容が設定
されている。「課金額」には、PTに設けられている「価
格内容」に示される価格以外の価格で課金を計上する場
合、その額が設定される。なお、この額の算出方法など
については後述する。
【0074】SAM51はまた、外部メモリ52に記憶さ
れてるコンテンツ(コンテンツ鍵Kcoで暗号化されて
いる)を、作成したUCSに基づいて復号し、再生部53
に出力する。
【0075】外部メモリ52は、コンテンツ(コンテン
ツ鍵Kcoで暗号化されている)などを記憶するととも
に、要求に応じて、コンテンツ(コンテンツ鍵Kcoで
暗号化されてる)をSAM51に供給する。再生部53
は、例えば、D/Aコンバータなどから構成されてお
り、SAM51から供給されたコンテンツ(復号されてい
る)をアナログ信号に変換し、外部の装置(例えば、ス
ピーカ)に出力する。
【0076】次に、図15を参照して、レシーバ50の
SAM51の機能的構成例を説明する。記憶部62は、サ
ービスプロバイダセキュアコンテナに含まれていたUCP
およびPT、並びに作成されたUCSを記憶している。制御
部61は、各部を制御するとともに、図示せぬ操作部が
ユーザに操作され、その操作部から、コンテンツの再生
や購入を指令する信号が入力されると、記憶部62に記
憶されているUCP、PT、およびUCSをコンテンツ鍵出力部
63または課金情報生成部66に出力などの処理を行
う。
【0077】コンテンツ鍵出力部63は、コンテンツ鍵
Kco(配送用鍵Kdで暗号化されている)を保持する
とともに、コンテンツが再生されるとき、制御部61か
ら供給されるUCP、PT、およびUCSに基づいて、コンテン
ツの再生が可能か否かを判断し、再生が可能であると判
断した場合、コンテンツ鍵Kco(配送用鍵Kdで暗号
化されている)を復号部64に出力する。コンテンツ鍵
出力部63はまた、コンテンツが再生される毎に、コン
テンツの利用形式に応じてUCSを更新する。
【0078】復号部64は、コンテンツ鍵出力部63か
らのコンテンツ鍵Kco(配送用鍵Kdで暗号化されて
いる)を、EMDサービスセンタ1から別途供給された配
送用鍵Kdで復号するとともに、それで、インタフェー
ス65を介して読み出した、コンテンツ(コンテンツ鍵
Kcoで暗号化されている)を復号し、再生部53に出
力する。
【0079】課金情報生成部66は、コンテンツが購入
されるとき(コンテンツを利用する権利が購入されると
き)、購入される権利に応じた課金情報を生成し、そし
てUCSを作成または更新する。なお、課金情報作成部6
6により生成された課金情報は、通信部67を介して、
EMDサービスセンタ1に送信され、処理される。通信部
67は、ネットワーク4を介してサービスプロバイダ
3、またはEMDサービスセンタ1と通信し、所定の情報
を受信したり、送信する。
【0080】次に、コンテンツAを利用する権利を購入
する場合のレシーバ50の処理手順を、図16のフロー
チャートを参照して説明する。なお、この例の場合、図
10に示したサービスプロバイダセキュアコンテナが、
サービスプロバイダ3からレシーバ50に供給されてい
るものとする。
【0081】ステップS101で、ユーザによりレシー
バ50の図示せぬ操作部が操作され、その操作部から、
コンテンツAの購入を指令する信号(なお、この信号に
は、コンテンツAのIDが含まれている)が、SAM51の
制御部61に入力されると、ステップS102におい
て、制御部61は、コンテンツAのIDが「コンテンツの
ID」に設定されているUCSが、記憶部62に記憶されて
いるか否かを判定し、記憶されていないと判定した場
合、ステップS103に進む。例えば、コンテンツAを
利用する権利がはじめて購入される場合、図13に示し
たような、「コンテンツのID」にコンテンツAのIDが設
定されているUCSAは、記憶部62に記憶されていない
(生成されていない)ので、ステップS103に進む。
【0082】ステップS103において、図10のサー
ビスプロバイダセキュアコンテナに含まれているUCPA
およびPTA−1,A−2が取り出され、レシーバ50の
図示せぬ表示部に表示され、ユーザはそれを参照して、
UCPAから、所望の利用形式が「形式」に設定されてい
る「利用内容」を選択するための操作を、レシーバ50
の操作部に対して行う。
【0083】ステップS104において、制御部61
は、ステップS103で、ユーザにより選択されたUCP
Aの「利用内容」、UCPA、およびPTA−1,A−2を
課金情報生成部66に出力する。ステップS105にお
いて、課金情報生成部66は、ステップS103でユー
ザにより選択された、UCPAの「利用内容」が適切なも
のか否かを判定し、適切な「利用形式」であると判定し
た場合、ステップS106に進む。この場合、UCSAが
存在しない、すなわち、コンテンツAを利用する権利が
はじめて購入されるので、ステップS103で、権利が
再購入される場合に利用可能な「利用形式15」または
「利用形式16」が選択された場合、適切な「利用形
式」ではないと判定される。一方、ステップS103
で、UCPAの「利用内容11」乃至「利用内容14」が
選択された場合、適切な「利用内容」であると判定され
る。
【0084】ステップS106において、課金情報生成
部66は、ステップS103で選択されたUCPAの「利
用内容」とそれに対応するPT(この例の場合、PTA−
1)の「価格内容」に基づいて、UCS(この例の場合、U
CSA)と課金情報(この例の場合、課金情報A)を作成
し、制御部61に出力する。
【0085】ステップS107において、制御部61
は、課金情報生成部66からのUCSAと課金情報Aを記
憶部62に記憶させる。このようにして、コンテンツを
利用する権利が購入されると、処理は終了する。
【0086】ステップS102において、権利が購入さ
れるコンテンツのIDを含むUCSが、記憶部62に記憶さ
れていると判定した場合、SAM51の制御部61は、ス
テップS108に進み、それを記憶部62から読み出
す。例えば、上述したステップS101乃至107の処
理により、コンテンツAを利用する権利が購入され、UC
SAが記憶部62に記憶されている状態で、権利の再購
入がされる場合、ステップS108に進み、記憶部62
からUCSAが読み出される。
【0087】次に、ステップS109において、ステッ
プS108で読み出されたUCSA、並びに、この場合、
記憶部62に記憶されているUCPAおよびPTA−1,A
−2が、レシーバ50の表示部に表示され、ユーザは、
それを参照し、所望の利用形式が「形式」に設定されて
いる「利用内容」をUCPAから選択するための操作を、
レシーバ50の操作部に対して行う。
【0088】ステップS110において、制御部61
は、ステップS109でユーザにより選択されたUCPA
の「利用内容」、並びに記憶部62に記憶されているUC
SA、UCPA、およびPTA−1,A−2を、課金情報生成
部66に出力する。
【0089】ステップS111において、課金情報生成
部66は、ステップS109でユーザにより選択され
た、UCPAの「利用内容」が適切なものであるか(UCSA
に対応しているか)否かを判定する。例えば、UCSAの
「利用内容」の「形式」に、”期間制限再生”(形式1
2)が設定されている場合、すなわち、UCPAの「利用
内容12」が選択され、コンテンツAが”期間制限再
生”で利用されている場合であるとき、”形式12−>
形式11”が「形式」に設定されている「利用内容1
5」が選択されると、それは、適切な「利用内容」であ
ると判定される。一方、例えば、UCSAの「利用内容」
の「形式」に”Pay Per PlayN”が設定されている場
合、すなわち、コンテンツAが”Pay Per PlayN”で利
用されている場合であるとき、「利用内容15」が選択
されると、それは、適切な「利用内容」ではないと判定
される。
【0090】また、UCSAの「購入履歴」に、”Pay Per
PlayN”の権利の10件以上の購入履歴が記憶されて
いる場合であるとき、”形式14>=11回目”が「形
式」に設定されている「利用内容16」が選択される
と、それは、適切な「利用内容」であると判定される。
一方、UCSAの「購入履歴」に、11回未満の購入履歴
しか記憶されていない場合であるとき、「利用内容1
6」が選択されると、それは、適切な「利用内容」では
ないと判定される。
【0091】ステップS111において、ステップS1
09で選択された、UCPAの「利用内容」が適当なもの
であると判定された場合、ステップS112に進み、課
金情報生成部66は、ステップS109で選択されたUC
PAの「利用内容」とそれに対応するPTAの「価格内
容」に基づいて、課金情報Aを作成するとともに、UCS
Aを更新し、制御部61に出力する。なお、このときの
UCSAの更新により、UCSAの「購入履歴」に、購入され
た権利内容が追加される。ステップS113において、
制御部61は、それを記憶部62に記憶させる。その
後、処理は終了される。
【0092】以上のようにして、コンテンツを利用する
権利が購入(再購入)されるが、このとき生成された課
金情報(ステップS106またはステップS112)に
より課金が決済される。
【0093】なお、以上においては、再購入される権利
の内容がUCPに設定され(例えば、UCPAの「利用内容1
5」および「利用内容16」)、そしてそれに対応した
PTの価格内容(例えば、PTA−1の「価格内容15」お
よび「価格内容16」)が設けられているので、コンテ
ンツの購入による課金は、生成された課金情報(ステッ
プS106またはステップS112)に含まれる、例え
ば、UCPのID、UCPの利用内容のID、またはPTのIDによ
り、対応するPTの価格内容の金額が読み出され、それに
より計上される。
【0094】しかしながら、再購入される権利に対応す
る利用内容がUCPに設定されておらず、またその価格内
容がPTに設定されていない場合も想定でき、その場合、
所定の価格が課金情報の「課金額」に設定され、その額
により課金が計上される。例えば、UCPAに、「利用内
容15」が設けられていない場合において、”期間制限
再生”の権利を有している状態で、”買い取り再生”の
権利が購入されるとき、”買い取り再生”の価格(PTA
−1の「価格内容11」の2000円)から、”期間制
限再生”の価格(PTA−1の「価格内容12」の600
円)が差し引かれ、その結果(1400(=2000−
600)円)が、課金情報の「課金額」に設定される。
すなわち、この場合、1400円で課金が計上される。
【0095】また、以上においては、シングル形態のコ
ンテンツを利用する権利を購入する場合を例として説明
したが、アルバム形態のコンテンツ(複数のコンテン
ツ)を利用する権利を購入する場合にも適用することが
できる。この場合のレシーバ50の処理手順を、図16
のフローチャートを再度参照して説明する。この例の場
合、図17に示すような、複数のコンテンツ(この例の
場合、4つのコンテンツ1乃至コンテンツ4)、それら
に対応するコンテンツ鍵Kco(この例の場合、4つの
コンテンツ鍵1乃至コンテンツ鍵4)、そして図18お
よび図19に示すように、「コンテンツのID」に複数の
コンテンツのID(この例の場合、4つのコンテンツ1乃
至コンテンツ4のそれぞれのID)が設定されたUCSZお
よびPTZを含むサービスプロバイダセキュアコンテナ
が、サービスプロバイダ3からレシーバ51に供給され
た場合を例として説明する。また、この例の場合、レシ
ーバ50において、コンテンツ1およびコンテンツ2
を”買い取り再生”で利用する権利が保持(購入)さ
れ、すなわち、図20に示すUCS1(コンテンツ1のID
が設定されているUCS)および図21に示すUCS2(コン
テンツ2のIDが設定されているUCS)、コンテンツ鍵K
co1,2、およびコンテンツ1,2が保持されている
ものとする。
【0096】ステップS101において、ユーザにより
レシーバ50の操作部が操作され、操作部から、アルバ
ム形態のコンテンツの購入を指令する信号(なお、この
信号には、コンテンツ1,2,3,4のそれぞれのIDが
含まれている)が制御部61に入力されると、ステップ
S102において、制御部61は、コンテンツ1のIDが
設定されているUCS1およびコンテンツ2のIDを含むUCS
2が記憶部62に記憶されているので、今回の購入に対
応するUCSが存在すると判定し、ステップS108に進
み、記憶部62からUCS1,2を読み出す。
【0097】次に、ステップS109において、ステッ
プS108で読み出されたUCS1,2、並びに、この場
合、サービスプロバイダセキュアコンテナから取り出さ
れるUCPZおよびPTZが、レシーバ50の表示部に表示
され、ユーザは、それを参照して、UCPZの「利用内容
101」を選択するための操作を、レシーバ50の操作
部に対して行う。
【0098】ステップS110において、制御部61
は、ステップS109で、ユーザにより選択されたUCP
Zの「利用内容101」の内容、UCS1,2、UCPZ、お
よびPTZを、課金情報生成部66に出力する。
【0099】次に、ステップS111において、課金情
報生成部66は、ステップS109でユーザにより選択
された、UCPZの「利用内容101」が適切なものであ
るか否かを判定する。この場合、UCPZの「利用内容1
01」は、適切な「利用内容」であると判定され、ステ
ップS112に進む。
【0100】ステップS112において、課金情報生成
部66は、ステップS109で選択されたUCPZの「利
用内容101」とそれに対応するPTZの「価格内容10
1」に基づいて、課金情報を作成し、UCS1,2を更新
する。なお、この場合、課金情報の「課金額」には、PT
Zの「価格内容101」の2500円から、コンテンツ
1およびコンテンツ2の”買い取り再生”の権利を購入
するときに支払われた額(例えば、1500円)が差し
引かれた額(1000(=2500−1500)円)が
設定される。
【0101】ステップS112において、課金情報生成
部66は、ステップS112で生成した課金情報と、更
新したUCS1,2を制御部61に出力する。ステップS
113において、制御部61は、それを記憶部62に記
憶させる。なお、ステップS113の処理が実行される
タイミングで、サービスプロバイダセキュアコンテナに
含まれているコンテンツ2,3,4、コンテンツ鍵Kc
o2,3,4、UCPZ、およびPTZが外部メモリ52に
記憶される。
【0102】このようにして、アルバム形態のコンテン
ツを利用する権利が購入される。
【0103】次に、購入した権利に対応する利用形式に
基づいて、コンテンツAを利用する場合のレシーバ50
の処理手順を、図22のフローチャートを参照して説明
する。すなわち、この例の場合、UCSA、UCPA、および
PTA−1,A−2が記憶部62に、そしてコンテンツA
が外部メモリ52に、すでに記憶されているものとす
る。
【0104】ステップS201において、ユーザにより
レシーバ50の図示せぬ操作部が操作され、その操作部
から、コンテンツAの再生信号が制御部61に入力され
ると、ステップS202において、制御部61は、記憶
部62からUCSAを読み出し、コンテンツ鍵出力部63
に出力する。
【0105】ステップS203において、コンテンツ鍵
出力部63は、制御部61からのUCSAの「利用内容」
の「形式」に”買い取り再生”が設定されているか否か
を判定し、”買い取り再生”が設定されていると判定し
た場合、ステップS204に進む。
【0106】ステップS204において、コンテンツ鍵
出力部63は、コンテンツ鍵KcoA(配送用鍵Kdで
暗号化されている)を復号部64に出力する。これによ
り、ステップS205において、コンテンツA(コンテ
ンツ鍵Kcoで暗号化されている)の再生処理が開始さ
れる。具体的には、復号部64が、供給されたコンテン
ツ鍵Kco(配送用鍵Kdで暗号化されている)を、EM
Dサービスセンタ1から別途供給された配送用鍵Kdで
復号し、それで、外部メモリ52から読み出したコンテ
ンツ(コンテンツ鍵Kcoで暗号化されている)を復号
し、再生部53に出力する。再生部53は、SAM51の
復号部64から供給されたコンテンツ(復号された)
を、アナログ信号に変換し、例えば、図示せぬスピーカ
を介して出力する。
【0107】ステップS203において、UCSAの「利
用内容」の「形式」に”買い取り再生”が設定されてい
ないとされた場合、ステップS206に進み、コンテン
ツ鍵出力部63は、それに”期間制限再生”が設定され
ているか否かを判定し、それが設定されていると判定し
た場合、ステップS207に進む。
【0108】ステップS207において、コンテンツ鍵
出力部63は、この場合、開始時期(時刻)および終了
時期(時刻)が設定されている、UCSAの「利用内容」
の「形式」を参照して、それぞれの期間(時刻)を取得
する。次に、ステップS208において、コンテンツ鍵
出力部62は、内蔵する時計を参照し、現在の時刻を検
出し、ステップS209において、現在の時刻が、ステ
ップS207で取得した期間(時刻)の範囲内であるか
否かを判定し、範囲内であると判定した場合、ステップ
S204に進み、それ以降の処理が実行される。すなわ
ち、コンテンツAが再生される。
【0109】ステップS209において、現在の時刻
が、ステップS207で取得された時期の範囲内でない
と判定された場合、処理は終了される。すなわち、コン
テンツAは、再生されない。
【0110】ステップS206において、UCSAの「利
用内容」の「形式」に”期間制限再生”が設定されてい
ないと判定された場合、ステップS210に進み、”利
用時間制限再生”が設定されているか否かが判定され、
それが設定されていると判定された場合、ステップS2
11に進む。ステップS211において、コンテンツ鍵
出力部63は、UCSAの「パラメータ」を参照して、再
生時間を取得し、ステップS212において、それが、
「形式」に設定されている規定時間を越えているか否か
を判定し、越えていないと判定した場合、すなわち、再
生が可能である場合、ステップS213に進む。ステッ
プS212で、再生時間が規定時間を越えていると判定
された場合、処理は終了する。すなわち、コンテンツA
は、再生されない。
【0111】ステップS213において、コンテンツ鍵
出力部63は、コンテンツ鍵KcoA(配送用鍵Kdで
暗号化されている)を、復号部64に出力する。これに
より、ステップS214において、ステップS205に
おける場合と同様に、コンテンツAの再生処理が開始さ
れる。
【0112】次に、ステップS215において、コンテ
ンツ鍵出力部63は、内蔵する時計により、コンテンツ
Aの再生時間の計測を開始し、ステップS216におい
て、計測結果と、ステップS211で取得した、今回の
利用の前の再生時間との合計が、規定時間を越えている
か否かを判定し、越えていないと判定した場合、ステッ
プS217に進む。
【0113】ステップS217において、コンテンツ鍵
出力部63は、ユーザによりレシーバ50の操作部が操
作され、制御部61から、コンテンツAの再生を中止す
る指令があったか否かを判定し、再生を中止する指令が
なかったと判定した場合、ステップS216に戻る。
【0114】ステップS217で、再生を中止する指令
があったと判定した場合、コンテンツ鍵出力部63は、
ステップS218に進み、ステップS215で開始した
再生時間の計測を停止し、そのとき計測結果と、ステッ
プS211で取得した再生時間の合計を、UCSAの「パ
ラメータ」に設定して、UCSAを更新し、制御部61に
出力する。ステップS219において、制御部61は、
コンテンツ鍵出力部63により更新されたUCSAを記憶
部62に記憶させる。その後、処理は終了する。
【0115】ステップS216で、再生時間が規定時間
を越えていると判定された場合も、ステップS218に
進み、コンテンツ鍵出力部63は、時計の計測結果と、
今回の利用の前の再生時間との合計(規定時間を超えて
いる時間)を、UCSAの「パラメータ」に設定してUCSA
を更新する。次に、ステップS219において、制御部
61は、コンテンツ鍵出力部63により更新されたUCS
Aを記憶部62に記憶させる。その後、処理は終了す
る。
【0116】ステップS210において、UCSAの「利
用内容」の「形式」に”利用時間制限再生”が設定され
ていないと判定された場合、ステップS220に進み、
この例の場合、そこには”Pay Per PlayNが設定されて
いるので、「パラメータ」を参照し、再生可能回数を読
み取り、ステップS221において、再生可能回数が0
回とされているか否かを判定し、0回とされていないと
判定した場合、ステップS222に進む。
【0117】次に、ステップS222において、コンテ
ンツ鍵出力部63は、コンテンツ鍵KcoA(配送用鍵
Kdで暗号化されている)を、復号部64に出力する。
これにより、ステップS223において、ステップS2
05またはステップS214における場合と同様に、コ
ンテンツAの再生処理が開始される。
【0118】ステップS224において、コンテンツ鍵
出力部63は、UCSAの「パラメータ」に設定されてい
る再生可能回数を1回だけデクリメントして、UCSAを
更新した後、制御部61に出力し、ステップS225に
おいて、制御部61は、それを記憶部62に記憶させ
る。
【0119】以上のようにして、コンテンツAは、購入
された権利に対応する利用形式で、利用される。
【0120】図23は、SAM51の課金情報生成部66
により生成される他のUCSA10を表している。UCSA10に
は、図13のUCSAに「利用履歴」がさらに設けられて
いる。この「利用履歴」には、コンテンツAが実際に利
用された回数等の利用実績(履歴)が記憶される。例え
ば、コンテンツAの”買い取り再生”の権利が購入され
ており、コンテンツAがM回再生されている場合、M回
再生された履歴が「利用履歴」に記憶される。
【0121】次に、UCSA10の「利用履歴」を利用した
購入処理を説明する。この例の場合、UCSA10の「利用
履歴」には、コンテンツAが10回以上再生されたこと
を示す履歴が記憶され、UCSA10は記憶部62に記憶さ
れているものとする。また、この例の場合、レシーバ5
0に供給されたサービスプロバイダセキュアコンテナに
は、図5に示すUCPAに代えて、図24に示すUCPA10
が、また図9に示したPTA−1,PTA−2に代えて、図
25に示すPTA10−1,PTA10−2が含まれているもの
とする。
【0122】図24のUCPA10には、図5のUCPAに「利
用内容17」がさらに設けられている。「利用内容1
7」において、その「ID17」には、「利用内容17」
に割り当てられた所定のIDが設定されている。「形式1
7」には、”再生回数10回→形式14”の利用形式が
設定されている。ユーザが、コンテンツAを10回以上
再生しているとき、この権利を購入することができる。
ユーザは、この権利を購入することより、コンテンツA
を”Pay Per CopyN”で利用することができる。
【0123】図25(A)のPTA10−1には、図9
(A)のPTA−1に「価格内容17」がさらに設けられ
ている。図25(B)のPTA10−2には、図9(B)の
PTA−2に「価格内容27」がさらに設けられている。
PTA10−1の「価格内容17」の”75円”およびPTA
10−2の「価格内容27」の”45円”は、コンテンツ
Aが10回以上再生されているときの、”Pay Per Copy
N”の権利の価格を示している。
【0124】次に、UCSA10の「利用履歴」を利用した
購入処理を、図16のフローチャートを参照して説明す
る。ステップS101において、購入指令が入力される
と、ステップS102において、UCSが記憶部62に記
憶されているか否かが判定される。この例の場合、UCS
A10が記憶部62に記憶されているので、ステップS1
08に進む。ステップS108乃至S110の処理は、
上述した場合と同様であるので、ここでの説明は省略す
る。
【0125】ステップS111において、ステップS1
09でユーザにより選択された、UCPA10の「利用内
容」が適切なものであるか否かが判定される。この例の
場合、「利用内容17」がステップS109で選択され
たとする。この場合、UCSA10の「利用履歴」には、コ
ンテンツAが10回以上再生されたことを示す履歴が記
憶されているので、ステップS109において選択され
た「利用内容」は適切なものであると判定され、ステッ
プS112に進む。
【0126】ステップS112において、課金情報生成
部66は、ステップS109で選択されたUCPA10の
「利用内容17」、およびそれに対応するPTA10−1の
「価格内容17」またはPTA10−2の「価格内容27」
に基づいて、課金情報を生成する。すなわち、この場
合、75円または45円の課金が計上され、コンテンツ
Aを10回以上再生していないとき購入可能な「利用内
容14」の価格に比べ割り安す価格で、”Pay Per Copy
N”の権利が購入される。
【0127】以上のようにして、利用履歴に基づいた購
入処理が実行される。例えば、コンテンツAの買い取り
再生の価格を、0円とし、すなわち、ユーザに無料で提
供し、ユーザがそれを再生した回数により、なお、コン
テンツは、音楽データを例に説明したが、音楽データに
限らず、動画像データ、静止画像データ、文書データ、
またはプログラムデータでもよい。その際、圧縮は、コ
ンテンツの種類に適した方式、例えば、画像であればMP
EG(Moving Picture Experts Group)などが利用される。
ウォーターマークも、コンテンツの種類に適した形式の
ウォーターマークが利用される。
【0128】また、以上においては、コンテンツ、コン
テンツ鍵Kco、UCSなどが、一緒に外部メモリ52に
記憶される場合を例として説明したが、複数のメモリを
儲け、それぞれ記憶させておくこともできる。
【0129】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものとす
る。
【0130】また、上記したような処理を行うコンピュ
ータプログラムをユーザに提供する提供媒体としては、
磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の
他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用すること
ができる。
【0131】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置、請求項
3に記載の情報処理方法、および請求項4に記載の提供
媒体によれば、購入履歴を含む使用許諾条件情報を作成
し、利用履歴を使用許諾条件情報に設定するようにした
ので、再購入されるとき、購入履歴または利用履歴に基
づいて課金額を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】EMDシステムを説明する図である。
【図2】EMDシステムにおける、主な情報の流れを説明
する図である。
【図3】EMDサービスセンタ1の機能的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】コンテンツプロバイダ2の機能的構成例を示す
ブロック図である。
【図5】UCPの例を示す図である。
【図6】コンテンツプロバイダセキュアコンテナの例を
示す図である。
【図7】コンテンツプロバイダ2の証明書の例を示す図
である。
【図8】サービスプロバイダ3の機能的構成を示すブロ
ック図である。
【図9】PTの例を示す図である。
【図10】サービスプロバイダセキュアコンテナの例を
示す図である。
【図11】サービスプロバイダ3の証明書の例を示す図
である。
【図12】ユーザホームネットワーク5のレシーバ50
の機能的構成例を示すブロック図である。
【図13】UCSの例を示す図である。
【図14】課金情報の例を示す図である。
【図15】レシーバ50のSAM51の機能的構成例を示
すブロック図である。
【図16】コンテンツの購入処理を説明するフローチャ
ートである。
【図17】サービスプロバイダセキュアコンテナの他の
例を示す図である。
【図18】UCPの他の例を示す図である。
【図19】PTの他の例を示す図である。
【図20】UCSの他の例を示す図である。
【図21】UCSの他の例を示す図である。
【図22】コンテンツの利用処理を説明するフローチャ
ートである。
【図23】UCSの他の例を示す図である。
【図24】UCPの他の例を示す図である。
【図25】PTの他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 EMDサービスセンタ, 2 コンテンツプロバイ
ダ, 3 サービスプロバイダ, 5 ユーザホームネ
ットワーク, 50 レシーバ, 51 SAM,52
外部メモリ, 53 再生部, 61 制御部, 62
記憶部, 63 コンテンツ鍵出力部, 64 復号
部, 65 インタフェース, 66課金情報生成部,
67 通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/00 675B (72)発明者 白井 太三 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB11 CC05 CC36 CC48 DD05 EE01 EE03 EE09 EE59 FF00 FF06 GG04 GG07 GG10 5B089 GA11 GA21 GB04 HA10 JA08 JB05 KA15 KB06 KB12 KH30 5D044 AB05 DE48 GK17 HL11 5J104 AA07 KA01 KA05 PA07 PA11 9A001 BB04 CC07 HH15 JJ72 KK43 KK56 LL03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 購入された権利の内容に対応して、暗号
    化されている情報を復号して利用する情報処理装置にお
    いて、 暗号化されている前記情報、購入される権利の内容を示
    す取扱方針、前記権利の内容に対応する価格内容を特定
    する価格情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記取扱方針および前記
    価格情報に基づいて、前記情報の購入履歴を含む使用許
    諾条件情報を作成する第1の作成手段と、 前記情報の利用に基づく利用履歴を前記使用許諾条件情
    報に設定する設定手段と、 前記権利が再購入されるとき、前記購入履歴または前記
    利用履歴に基づいて、課金額を算出し、前記課金額を含
    む課金情報を作成する第2の作成手段とを備えることを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 購入された権利の内容に対応して、暗号
    化されている情報を復号して利用する情報処理装置の情
    報処理方法において、 暗号化されている前記情報、購入される権利の内容を示
    す取扱方針、前記権利の内容に対応する価格内容を特定
    する価格情報を記憶する記憶ステップと、 前記記憶ステップに記憶された前記取扱方針および前記
    価格情報に基づいて、前記情報の購入履歴を含む使用許
    諾条件情報を作成する第1の作成ステップと、 前記情報の利用に基づく利用履歴を前記使用許諾条件情
    報に設定する設定ステップと、 前記権利が再購入されるとき、前記購入履歴または前記
    利用履歴に基づいて、課金額を算出し、前記課金額を含
    む課金情報を作成する第2の作成ステップとを含むこと
    を特徴とする情報処理方法。
  3. 【請求項3】 購入された権利の内容に対応して、暗号
    化されている情報を復号して利用する情報処理装置に、 暗号化されている前記情報、購入される権利の内容を示
    す取扱方針、前記権利の内容に対応する価格内容を特定
    する価格情報を記憶する記憶ステップと、 前記記憶ステップに記憶された前記取扱方針および前記
    価格情報に基づいて、前記情報の購入履歴を含む使用許
    諾条件情報を作成する第1の作成ステップと、 前記情報の利用に基づく利用履歴を前記使用許諾条件情
    報に設定する設定ステップと、 前記権利が再購入されるとき、前記購入履歴または前記
    利用履歴に基づいて、課金額を算出し、前記課金額を含
    む課金情報を作成する第2の作成ステップとを含む処理
    を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラム
    を提供することを特徴とする提供媒体。
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