JP2001022574A - モジュール保守管理システム - Google Patents

モジュール保守管理システム

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JP2001022574A
JP2001022574A JP11190932A JP19093299A JP2001022574A JP 2001022574 A JP2001022574 A JP 2001022574A JP 11190932 A JP11190932 A JP 11190932A JP 19093299 A JP19093299 A JP 19093299A JP 2001022574 A JP2001022574 A JP 2001022574A
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module
master
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maintenance management
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JP11190932A
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Harumi Matsumoto
はるみ 松本
Hironobu Takemoto
啓伸 竹本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要素が複数の機能で共通化されているとき
に、改修指示された要素を含む機能以外の機能の改修及
びテスト漏れを簡単にかつ効率的に防止する。 【解決手段】 各モジュールと当該モジュールを構成す
る機能との関連付けをする機能関連付けテーブル12
と、各機能と当該機能を構成する要素との関連付けをす
る要素関連付けテーブル13と、各要素と当該要素を構
成する動作との関連付けをする動作関連付けテーブル1
4と、各動作と当該動作内容のチェック内容との関連付
けをするチェック関連付けテーブル15とを予め設けて
おいて、あるモジュールのある機能に含まれ、かつ他の
機能と共通化された要素が改修された場合、当該モジュ
ール及び当該機能に関する改修のみならず、各関連付け
テーブル12〜15をたどることで当該要素を含んでい
る他の機能を見つけだしてその機能の改修も行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モジュール保守管
理システム、特に、開発したアプリケーションシステム
の改修作業の効率化に関する。
【0002】
【従来の技術】図23は、アプリケーション開発を行っ
たときの従来における設計書、モジュール及び試験要領
書の関係を示した図である。一般に、何らかのシステム
を開発するには、その設計書を作成し、その設計書に基
づきシステムを構成する各モジュール(アプリケーショ
ン)の開発を行う。そして、作成したモジュールの動作
確認を行うための試験要領書を予め作成し、その試験要
領に基づきモジュールテストを行う。このように、設計
書、モジュール及び試験要領書は、セットで存在する。
【0003】図24は、従来におけるモジュール構成を
示した概念図である。モジュールは、設計書に基づき機
能毎に分割され構成されることが一般的である。なお、
開発されるシステムは、複数のモジュールにより構成さ
れる場合もあるが、ここでは便宜的に一モジュールで構
成されている場合を例にする。各機能は、更に分割され
複数の要素で構成される。各要素は、要素設計書に基づ
き生成され、また、テスト内容が記載された要素チェッ
ク表に従いテストが行われる。なお、設計書は要素設計
書をまとめて、試験要領書は要素チェック表をまとめて
作成される。要素を他の機能に含まれるものと共通化し
た部品として形成すれば、開発、テストの効率化を図る
ことができる。このように、モジュールは、通常階層的
な構造を有し、モジュールを構成する機能群、各機能を
構成する要素群の集合体として存在する。
【0004】ところで、アプリケーション開発中又は開
発後に客の要望による仕様変更や設計ミス等により改訂
・改訂作業が発生する場合が少なくない。改訂・修正作
業(以下、「改修作業」)が行われると、その改修部分
の設計書が変更され、その改修内容に基づき該当する機
能の該当する要素が改修される。そして、改修された要
素は、要素チェック表に従いテストが行われる。そし
て、当該機能のテストが行われる。更に、改修対象とな
った要素が他の機能でも使用されている場合には、その
機能のテストを行う必要がある。
【0005】このとき、従来では、改修対象となった要
素が他のどの機能に使用されているのかを設計書から探
し出していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように改修対象となる機能を設計書から探し出していた
のでは、改修部分が数多く存在したときには仕様変更等
された以外の機能の改修漏れ、テスト漏れが発生しう
る。
【0007】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、要素が複数の機能
で共通化されているときに、改修指示された要素を含む
機能以外の機能の改修及びテスト漏れを簡単にかつ効率
的に防止することのできるモジュール保守管理システム
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明に係るモジュール保守管理システム
は、設計書とモジュールとモジュールの試験要領書とが
組にして開発されるシステムにおけるモジュール保守管
理システムにおいて、各モジュールの概要が格納された
モジュールマスタと、各モジュールを構成する各機能の
内容が機能毎に格納された機能マスタと、各機能を構成
する各要素が持つ機能内容が要素毎に格納された要素マ
スタと、各要素が持つ機能を発揮するための1乃至複数
の動作内容の実体ソースコードが動作内容単位に格納さ
れた動作マスタと、各要素のテスト内容がテスト内容単
位に格納されたチェックマスタと、モジュールと、当該
モジュールを構成する機能とを関連付けた機能関連付け
テーブルと、各機能と、当該機能を構成する要素とを関
連付けた要素関連付けテーブルと、各要素と、当該要素
の動作内容を記述した実体ソースコードとを関連付けし
た動作関連付けテーブルと、各動作と、当該動作内容の
試験内容とを関連付けたチェック関連付けテーブルと、
前記各関連付けテーブルを作成する関連付けテーブル作
成処理手段と、前記各マスタと、前記機能関連付けテー
ブル及び前記要素関連付けテーブルの設定内容に基づき
設計書を作成する設計書保守管理手段と、前記各マスタ
と、前記機能関連付けテーブル、前記要素関連付けテー
ブル及び前記チェック関連付けテーブルの設定内容に基
づき試験要領書を作成する試験要領書保守管理手段と、
改修対象として指定された要素並びにその要素に関連す
る情報の改修処理の実行制御を行う改修処理制御手段と
を有し、前記各関連付けテーブルをたどることによって
改修対象とされた要素並びにその要素に関係する機能及
びモジュールを改修するとともに設計書及び試験要領書
の改訂を行うものである。
【0009】また、前記改修処理制御手段は、改修処理
を行った日付情報を前記各マスタに格納されている当該
改修対象となったモジュール、機能、要素、動作及びテ
スト内容に対応させて記録し、前記設計書保守管理手段
は、前記各マスタから日付情報を読み出すことで改訂日
付を明示して設計書の改訂版を出力するものである。
【0010】また、前記改修処理制御手段は、改修処理
を行った日付情報を前記各マスタに格納されている当該
改修対象となったモジュール、機能、要素、動作及びテ
スト内容に対応させて記録し、前記試験要領書保守管理
手段は、前記各マスタから日付情報を読み出すことで改
訂日付を明示して試験要領書の改訂版を出力するもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。
【0012】図1は、本発明に係るモジュール保守管理
システムの一実施の形態を示した構成図である。本実施
の形態におけるモジュール保守管理システム1は、各マ
スタ2〜6、各分類マスタ7〜11、各関連付けテーブ
ル12〜15、関連付けテーブル保守管理部16、設計
書保守管理部17、試験要領書保守管理部18及び改修
処理制御部19を有している。関連付けテーブル保守管
理部16は、モジュール開発をする前に、すなわち設計
段階で各関連付けテーブル12〜15を作成するために
用いられる手段である。設計書保守管理部17は、各マ
スタ2〜6と、機能関連付けテーブル12及び要素関連
付けテーブル13の設定内容に基づきシステム設計書を
作成し、また要素が改修がされるときにはその改修内容
に基づき設計書を更新する。試験要領書保守管理部18
は、各マスタ2〜6と、機能関連付けテーブル12、要
素関連付けテーブル13及びチェック関連付けテーブル
15の設定内容に基づき試験要領書を作成し、また要素
が改修がされるときにはその改修内容に基づき試験要領
書の記述を更新する。改修処理制御部19は、改修対象
として指定された要素並びにその要素に関連する情報の
改修処理の実行制御を行う。
【0013】なお、本実施の形態におけるモジュール、
機能及び要素の関係は図24に示した構造と同様であ
る。
【0014】図2乃至図6は、本実施の形態におけるマ
スタ2〜6のデータ構成例を示した図である。
【0015】モジュールマスタ2には、各モジュールの
識別情報であるモジュールID、モジュールに割り当て
られた処理機能等が記述されたモジュール概要、モジュ
ールが更新された日付の履歴を記録する日付及びモジュ
ール分類コードが格納される。例えば、あるモジュール
が受注管理に関するものであれば、どのようなデータを
受け付けて何を計算してどのようなフォーム(請求書
等)を発行するなどについて記述された内容がモジュー
ル概要に設定される。
【0016】機能マスタ3には、各機能の識別情報であ
る機能コード、発揮する機能の内容が記述された機能内
容、機能が更新された日付の履歴を記録する日付及び機
能分類コードが格納される。機能内容には、例えば「デ
ータ入力」、「印刷」、「計算」が設定される。
【0017】要素マスタ4には、各要素の識別情報であ
る要素コード、要素が持つ機能処理の内容が記述された
要素内容、要素が更新された日付の履歴を記録する日付
及び要素分類コードが格納される。要素は、通常単機能
レベルに相当し、例えば画面に氏名を表示する、消費税
の計算をするなどである。この「氏名を表示する」や
「消費税の計算をする」が要素内容に設定される。
【0018】動作マスタ5には、各動作の識別情報であ
る動作コード、要素を構成する一動作を実行するための
実体ソースコードが格納される動作内容、動作内容が更
新された日付の履歴を記録する日付及び動作分類コード
が格納される。動作内容には、例えば、「入力データの
受付」や「入力データが数字か否かのチェック」などが
動作内容に設定される。
【0019】チェックマスタ6には、各チェックの識別
情報であるチェックコード、試験される内容が記述され
るチェック内容、チェック内容が更新された日付の履歴
を記録する日付及びチェック分類コードが格納される。
例えば、上記「入力データの受付」という動作内容に対
するチェック内容には「データが受け付けられたか」が
設定される。
【0020】図7乃至図11は、本実施の形態における
各分類マスタ7〜11のデータ構成例を示した図であ
る。
【0021】各分類マスタ7〜11には、各マスタ2〜
6にも格納されている各分類コードという情報に各分類
内容が対応付けられて格納される。分類内容というの
は、それぞれの情報がどのような内容のものであるかを
表すガイダンス的なものであり、例えば各要素がそのよ
うな機能処理が割り当てられているかの判断材料として
使用されるものである。すなわち、上記「氏名を表示す
る」という要素は、画面表示の機能に使用されるもので
あるから「表示」というグループに分類される。また、
上記「消費税の計算をする」という要素は、「計算」と
いうグループに分類される。各分類内容には、「表
示」、「計算」あるいは「印刷」等が設定される。
【0022】図12は、本実施の形態において各分類マ
スタ7〜11に基づき分類する一方法を示した図であ
る。上述したように、各モジュールや機能等は、ある程
度の類似した機能を有しているので、それを分類分けす
るためにモジュール等に対して分類コードを割り当てて
いる。本実施の形態では、この分類を更に大分類、中分
類、小分類と更に関連付けている。
【0023】図13乃至図16は、本実施の形態におけ
る各関連付けテーブル12〜15のデータ構成例を示し
た図である。
【0024】機能関連付けテーブル12は、各モジュー
ルと、当該モジュールを構成する機能との関連付けをす
るためのテーブルであり、各機能がどのモジュールに含
まれているかが予め設定される。例えば、一モジュール
がn個の機能により構成されている場合は当該モジュー
ルに対してnレコードが登録されることになる。
【0025】要素関連付けテーブル13は、各機能と、
当該機能を構成する要素との関連付けをするためのテー
ブルであり、各要素がどの機能に含まれているかが予め
設定される。例えば、一機能がn個の要素により構成さ
れている場合は当該機能に対してnレコードが登録され
ることになる。
【0026】動作関連付けテーブル14は、各要素と、
当該要素を構成する動作との関連付けをするためのテー
ブルであり、各動作がどの要素に含まれているかが予め
設定される。例えば、一要素がn個の動作により構成さ
れている場合は当該要素に対してnレコードが登録され
ることになる。
【0027】チェック関連付けテーブル15は、各動作
と、当該動作内容のテスト(チェック)内容との関連付
けをするためのテーブルであり、各チェックがどの動作
のためのものかが予め設定される。例えば、一動作の試
験のためにn個のチェックを行うのであれば、当該動作
に対してnレコードが登録されることになる。
【0028】本実施の形態における各マスタ2〜6、各
関連付けテーブル12〜15では、モジュール、機能、
要素、動作及びチェックをIDやコードという識別情報
によって対応付けしているが、実際には、そのファイル
設計等により、ファイル名であったり、モジュール名で
あったり、エントリ名であったりする。これは、当初の
システム設計段階によってコードとして何を使用するか
を適宜決めればよい。
【0029】次に、関連付けテーブル保守管理部16に
よる各関連付けテーブル12〜15の生成処理について
図17乃至図20に示したフローチャートを用いて説明
する。この処理は、システム設計書は作成されていない
もののモジュール設計が完了しているときにモジュール
作成の事前準備として実行される。
【0030】図17において、関連付けテーブル保守管
理部16は、機能関連付けテーブル12を生成するため
の画面を表示する。機能関連付けテーブル12はモジュ
ールと機能との関連付けをするためのテーブルであるこ
とから、モジュールマスタ2から全モジュールを読み出
してリスト表示し、その中から設計者により選出された
一モジュールのID及びその概要を所定のフィールド2
1に画面表示する。更に、機能マスタ3から全機能を読
み出してリスト表示する。そして、そのリスト22の中
から設計者により指定された1乃至複数の機能を当該モ
ジュールと関連付けて機能関連付けテーブル12に登録
する。なお、どのような機能が現在登録されているかを
示すためのガイダンス情報として機能分類マスタ8から
機能分類内容を表示することができる。
【0031】図18において、関連付けテーブル保守管
理部16は、要素関連付けテーブル13を生成するため
の画面を表示する。要素関連付けテーブル13は機能と
要素との関連付けをするためのテーブルであることか
ら、機能マスタ3から全機能を読み出してリスト表示
し、その中から設計者により選出された一機能の機能コ
ード及びその内容を所定のフィールド23に画面表示す
る。更に、要素マスタ4から全要素を読み出してリスト
表示する。そして、そのリスト24の中から設計者によ
り指定された1乃至複数の要素を当該機能と関連付けて
要素関連付けテーブル13に登録する。なお、どのよう
な要素が現在登録されているかを示すためのガイダンス
情報として要素分類マスタ9から要素分類内容を表示す
ることができる。
【0032】図19において、関連付けテーブル保守管
理部16は、動作関連付けテーブル14を生成するため
の画面を表示する。動作関連付けテーブル14は要素と
動作との関連付けをするためのテーブルであることか
ら、要素マスタ4から全要素を読み出してリスト表示
し、その中から設計者により選出された一要素の要素コ
ード及びその内容を所定のフィールド25に画面表示す
る。更に、動作マスタ5から全動作を読み出してリスト
表示する。そして、そのリスト26の中から設計者によ
り指定された1乃至複数の動作を当該要素と関連付けて
動作関連付けテーブル14に登録する。なお、どのよう
な動作が現在登録されているかを示すためのガイダンス
情報として動作分類マスタ10から動作分類内容を表示
することができる。
【0033】図20において、関連付けテーブル保守管
理部16は、チェック関連付けテーブル15を生成する
ための画面を表示する。チェック関連付けテーブル15
は動作とチェック(試験)内容との関連付けをするため
のテーブルであることから、動作マスタ5から全動作を
読み出してリスト表示し、その中から設計者により選出
された一動作の動作コード及びその内容を所定のフィー
ルド27に画面表示する。更に、チェックマスタ6から
全チェックを読み出してリスト表示する。そして、その
リスト28の中から設計者により指定された1乃至複数
のチェックを当該動作と関連付けてチェック関連付けテ
ーブル15に登録する。なお、どのようなチェックが現
在登録されているかを示すためのガイダンス情報として
チェック分類マスタ11からチェック分類内容を表示す
ることができる。
【0034】以上のようにして各関連付けテーブル12
〜15が生成されて、モジュール開発の準備が整えられ
ると、設計書保守管理部17は設計書を作成し、また、
試験要領書保守管理部18は試験要領書を作成する。そ
して、開発者は、作成された設計書に従いモジュールの
開発を行う。この結果、作成された各要素の動作内容
(実体ソースコード)は、動作マスタ5の動作内容に登
録される。モジュールを構成する各要素が一通り完成さ
れると、各要素に対して試験要領書を構成する各要素チ
ェック表に従い動作確認のテストが行われる。そして、
各テストがパスされることによって設計書に従ったモジ
ュールが完成される。
【0035】この状態において、仕様変更や設計ミス等
によりいずれかの要素の改修が必要になったとする。こ
のときの改修処理制御部19による改修作業について図
21に示したフローチャートを用いて説明する。
【0036】まず、開発者により改修対象として指定さ
れる要素に対応する動作及びチェック内容を一時保存す
るためのワークファイルを初期化する(ステップ10
1)。次に、モジュールマスタ2から全モジュールを読
み出して図示しないモジュール選択画面にリスト表示
し、改修対象とするモジュールを選択させる(ステップ
102)。この際、ガイダンス情報としてモジュール分
類マスタ7からモジュール分類内容を表示することがで
きる。一つのモジュールが選択されると、改修処理制御
部19は、関連付けテーブル保守管理部16を通じてそ
のモジュールを構成する機能を機能関連付けテーブル1
2を参照することによって特定し、その機能に関する情
報を機能マスタ3から読み出して図示しない機能選択画
面にリスト表示する。そして、改修対象とする機能を選
択させる(ステップ103)。この際、ガイダンス情報
として機能分類マスタ8から機能分類内容を表示するこ
とができる。
【0037】続いて、一つの機能が選択されると、改修
処理制御部19は、関連付けテーブル保守管理部16を
通じてその機能を構成する要素を要素関連付けテーブル
13を参照することによって特定し、その要素に関する
情報を要素マスタ4から読み出して図示しない要素選択
画面にリスト表示する。そして、改修対象とする要素を
選択させる(ステップ104)。この際、ガイダンス情
報として要素分類マスタ9から要素分類内容を表示する
ことができる。そして、一つの要素が選択されると、改
修処理制御部19は、関連付けテーブル保守管理部16
を通じてその要素を構成する動作を動作関連付けテーブ
ル14を参照することによって特定し、その動作に関す
る情報を動作マスタ5から読み出して図示しない動作選
択画面にリスト表示する。そして、改修対象とする動作
を選択させる(ステップ105)。この際、ガイダンス
情報として動作分類マスタ10から動作分類内容を表示
することができる。
【0038】以上のようにして動作が選択されると、所
定のツールを用いて動作内容、すなわち実体ソ−スコー
ドを開発者により修正させる。改修処理制御部19は、
修正された動作コードをワークファイルに書き込む。更
に、動作マスタ5において該当する動作コードに対応す
る動作内容を修正した内容で更新するとともに改修日付
を書き込む(ステップ106)。
【0039】次に、改修処理制御部19は、関連付けテ
ーブル保守管理部16を通じてその修正した動作に対応
したチェックをチェック関連付けテーブル15を参照す
ることによって特定し、そのチェックに関する情報をチ
ェックマスタ6から読み出して図示しないチェック選択
画面にリスト表示する。ここで、動作の改修に伴いチェ
ックの内容も改修する必要がある場合は、そのチェック
内容を選択させる(ステップ107)。そして、所定の
ツールを用いて選択されたチェック内容を修正させる。
改修処理制御部19は、修正されたチェック内容に対応
するチェックコードをワークファイルに書き込む。更
に、チェックマスタ6において該当するチェックコード
に対応するチェック内容を修正した内容で更新するとと
もに改修日付を書き込む(ステップ108)。
【0040】更に、改修処理制御部19は、要素マスタ
4において改修対象とされた要素の日付を記録する。そ
して、その要素を含んでいる機能、更にその機能を含ん
でいるモジュールをそれぞれ要素関連付けテーブル13
及び機能関連付けテーブル12を参照して特定し、機能
マスタ3及びモジュールマスタ2においても該当する機
能、モジュールに対応させて改修日付を記録する(ステ
ップ109)。
【0041】以上のようにして、改修作業を行い、その
改修対象となったモジュール、機能、要素、動作及びチ
ェックの各マスタ2〜6に対して改修日付を設定する
と、ドキュメント、すなわちシステム設計書及び試験要
領書を改訂する。この処理を図22に示したフローチャ
ートを用いて説明する。
【0042】設計書保守管理部17は、上記処理の過程
で作成されたワークファイルからチェック及び動作を読
み出し、関連付けテーブル保守管理部16を通じて各関
連付けテーブル12〜15を参照することでそれらを含
んでいる要素、更には機能を特定し、その機能を含んで
いるモジュールを抽出する(ステップ111)。このと
き、抽出されるモジュールは、ただ一つであるとは限ら
ないので、該当したモジュールを印刷画面上に一覧表示
し(ステップ112)、その中からユーザに印刷対象と
するモジュールを選択させる(ステップ113)。設計
書保守管理部17は、関連付けテーブル保守管理部16
を通じて各関連付けテーブル12〜15を参照すること
で、選択されたモジュールのモジュール概要、選択され
たモジュールを構成する機能の機能内容、当該機能を構
成する要素の要素内容を各マスタ2,3,4から取り出
す。この取り出した記述内容をまとめることで当該モジ
ュールの設計書を作成して印刷する(ステップ11
4)。この際、各マスタ2,3,4からは、改修日付を
取り出して印刷することで作成した設計書の改訂履歴が
わかるようにする。
【0043】一方、試験要領書保守管理部18も上記と
ほぼ同様な処理手順に従い試験要領書を印刷することに
なるが、試験要領書の場合は、要素マスタ4の要素内容
の代わりにチェックマスタ6のチェック内容が取り出さ
れまとめられることになる。
【0044】本実施の形態によれば、モジュールを構成
する機能と機能を構成する各要素との関連付けを保持す
るようにしたので、改修された要素を使用している機能
全てを自動的にもれなくピックアップすることができ
る。これにより、設計書を見て改修した要素を使用して
いる機能全てをピックアップするような作業は不要とな
り、改修に伴う作業を簡単にかつ効率的に行うことがで
きる。また、一度生成された後のモジュールの品質を維
持しながら効率的に保守管理を行うことができる。更
に、ドキュメントの改訂版も容易に作成することができ
る。また、設計、製作、試験の各フェーズを必ずしも上
位から実施しなくても同期がとれるため、改訂、修正の
多い短納期システムの開発には、特に効果的である。
【0045】なお、本実施の形態においては、説明の簡
略化のために要素を一段階のみとしてモジュール、機
能、要素の3階層としたが、要素を多段階としてより多
階層としてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、モジュールと、モジュ
ールを構成する機能、機能を構成する要素、要素を構成
する動作、動作のテスト内容を関連付けて保持するよう
にしたので、複数の機能で共通化して作成されたいずれ
かの要素に改修を行ったときでも当該要素を使用してい
る全ての機能に対する改修漏れ及びテスト漏れを簡単に
効率的に防止することができる。
【0047】また、改修日付を各マスタに記録するよう
にしたので、各ドキュメントの改訂版に改訂履歴を印刷
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るモジュール保守管理システムの
一実施の形態を示した構成図である。
【図2】 本実施の形態におけるモジュールマスタのデ
ータ構成例を示した図である。
【図3】 本実施の形態における機能マスタのデータ構
成例を示した図である。
【図4】 本実施の形態における要素マスタのデータ構
成例を示した図である。
【図5】 本実施の形態における動作マスタのデータ構
成例を示した図である。
【図6】 本実施の形態におけるチェックマスタのデー
タ構成例を示した図である。
【図7】 本実施の形態におけるモジュール分類マスタ
のデータ構成例を示した図である。
【図8】 本実施の形態における機能分類マスタのデー
タ構成例を示した図である。
【図9】 本実施の形態における要素分類マスタのデー
タ構成例を示した図である。
【図10】 本実施の形態における動作分類マスタのデ
ータ構成例を示した図である。
【図11】 本実施の形態におけるチェック分類マスタ
のデータ構成例を示した図である。
【図12】 本実施の形態において各分類マスタに基づ
き分類する一方法を示した図である。
【図13】 本実施の形態における機能関連付けテーブ
ルのデータ構成例を示した図である。
【図14】 本実施の形態における要素関連付けテーブ
ルのデータ構成例を示した図である。
【図15】 本実施の形態における動作関連付けテーブ
ルのデータ構成例を示した図である。
【図16】 本実施の形態におけるチェック関連付けテ
ーブルのデータ構成例を示した図である。
【図17】 本実施の形態における機能関連付けテーブ
ルの生成処理を示したフローチャートである。
【図18】 本実施の形態における要素関連付けテーブ
ルの生成処理を示したフローチャートである。
【図19】 本実施の形態における動作関連付けテーブ
ルの生成処理を示したフローチャートである。
【図20】 本実施の形態におけるチェック関連付けテ
ーブルの生成処理を示したフローチャートである。
【図21】 本実施の形態における改修処理制御部によ
る改修作業を示したフローチャートである。
【図22】 本実施の形態におけるドキュメント作成処
理を示したフローチャートである。
【図23】 従来におけるアプリケーション開発により
生成される設計書、モジュール及び試験要領書の関係を
示した図である。
【図24】 従来におけるモジュール構成を示した概念
図である。
【符号の説明】
1 モジュール保守管理システム、2 モジュールマス
タ、3 機能マスタ、4 要素マスタ、5 動作マス
タ、6 チェックマスタ、7 モジュール分類マスタ、
8 機能分類マスタ、9 要素分類マスタ、10 動作
分類マスタ、11チェック分類マスタ、12 機能関連
付けテーブル、13 要素関連付けテーブル、14 動
作関連付けテーブル、15 チェック関連付けテーブ
ル、16関連付けテーブル保守管理部、17 設計書保
守管理部、18 試験要領書保守管理部、19 改修処
理制御部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設計書とモジュールとモジュールの試験
    要領書とが組にして開発されるシステムにおけるモジュ
    ール保守管理システムにおいて、 各モジュールの概要が格納されたモジュールマスタと、 各モジュールを構成する各機能の内容が機能毎に格納さ
    れた機能マスタと、 各機能を構成する各要素が持つ機能内容が要素毎に格納
    された要素マスタと、 各要素が持つ機能を発揮するための1乃至複数の動作内
    容の実体ソースコードが動作内容単位に格納された動作
    マスタと、 各要素のテスト内容がテスト内容単位に格納されたチェ
    ックマスタと、 モジュールと、当該モジュールを構成する機能とを関連
    付けた機能関連付けテーブルと、 各機能と、当該機能を構成する要素とを関連付けた要素
    関連付けテーブルと、 各要素と、当該要素の動作内容を記述した実体ソースコ
    ードとを関連付けした動作関連付けテーブルと、 各動作と、当該動作内容の試験内容とを関連付けたチェ
    ック関連付けテーブルと、 前記各関連付けテーブルを作成する関連付けテーブル作
    成処理手段と、 前記各マスタと、前記機能関連付けテーブル及び前記要
    素関連付けテーブルの設定内容に基づき設計書を作成す
    る設計書保守管理手段と、 前記各マスタと、前記機能関連付けテーブル、前記要素
    関連付けテーブル及び前記チェック関連付けテーブルの
    設定内容に基づき試験要領書を作成する試験要領書保守
    管理手段と、 改修対象として指定された要素並びにその要素に関連す
    る情報の改修処理の実行制御を行う改修処理制御手段
    と、 を有し、前記各関連付けテーブルをたどることによって
    改修対象とされた要素並びにその要素に関係する機能及
    びモジュールを改修するとともに設計書及び試験要領書
    の改訂を行うことを特徴とするモジュール保守管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記改修処理制御手段は、改修処理を行
    った日付情報を前記各マスタに格納されている当該改修
    対象となったモジュール、機能、要素、動作及びテスト
    内容に対応させて記録し、 前記設計書保守管理手段は、前記各マスタから日付情報
    を読み出すことで改訂日付を明示して設計書の改訂版を
    出力することを特徴とする請求項1記載のモジュール保
    守管理システム。
  3. 【請求項3】 前記改修処理制御手段は、改修処理を行
    った日付情報を前記各マスタに格納されている当該改修
    対象となったモジュール、機能、要素、動作及びテスト
    内容に対応させて記録し、 前記試験要領書保守管理手段は、前記各マスタから日付
    情報を読み出すことで改訂日付を明示して試験要領書の
    改訂版を出力することを特徴とする請求項1記載のモジ
    ュール保守管理システム。
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