JP2001022567A - 開発保守支援システム - Google Patents

開発保守支援システム

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JP2001022567A
JP2001022567A JP11189875A JP18987599A JP2001022567A JP 2001022567 A JP2001022567 A JP 2001022567A JP 11189875 A JP11189875 A JP 11189875A JP 18987599 A JP18987599 A JP 18987599A JP 2001022567 A JP2001022567 A JP 2001022567A
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Hideji Nishijima
英児 西島
Shigetoshi Samejima
茂稔 鮫嶋
Katsumi Kono
克己 河野
Tomoaki Nakamura
智明 中村
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の開発支援ツール間の動作の連携を支援
する。 【解決手段】 開発支援ツール毎にデータ交換部を設け
て、該データ交換部とデータ処理をする連携部を設け
て、該データ交換部が該開発支援ツールと該連携部との
各種のデータ処理を有し、開発支援ツールの動作に応じ
て該データ交換部が動作して連携部を介して他のデータ
交換部と該データ処理をすることによって、該開発支援
ツール間がお互いに連携する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の異種開発支
援ツール間の連携を支援するシステムに係り、特に、各
種の開発支援ツールを利用して定義されたデータを、各
々の開発支援ツール間で相互に流用し合うことによっ
て、プログラムやデータの開発および保守を効率的に行
なうのに好適な開発保守支援システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】各メーカやベンダの開発によって、多様
な流通ソフトウエア(COTS:Commercial Off-The-Shel
f)製品が世の中に出回っている。このようなCOTS製品
を適材敵所に有効利用することが望まれている。これら
のCOTS製品を利用する場合には開発対象プログラムの処
理に必要となる変数等の定義データをCOTS製品附属の開
発支援ツールにて入力・作成するのが通常である。例え
ばFA(Factory Automation)やPA(Plant Automati
on)の分野では、制御プログラム向けの開発支援ツー
ル、監視プログラム向けの開発支援ツール、および、帳
表作成支援ツールなどがあり、それぞれのツールを利用
して開発対象のプログラムやデータを作成する。
【0003】各メーカやベンダ製の開発支援ツールは定
義データをツール独自のデータ形式で格納しており、各
種の開発支援ツール間でデータ形式が統一されておらず
異なった形式である。このため、一方の開発支援ツール
から他方の開発支援ツールへ定義データを流用すること
ができない。例えば制御プログラム向けの開発支援ツー
ルはあるメーカの製品で、一方、監視プログラム向けの
開発支援ツールが他のメーカの製品の場合には、制御プ
ログラム向けの開発支援ツールで作成した定義データを
監視プログラム向けの開発支援ツールで再利用すること
ができない。この問題を解決する従来の技術は各定義デ
ータ間でデータ形式を相互に変換するコンバータを開発
していた。
【0004】従来技術の代表例として、特開平5−34
6965号「異機種コンピュータ間のデータ交換システ
ム」が挙げられる。従来技術は、図15に示すように、
例えば制御用の開発支援ツールX1501と、それとは
扱うデータ形式が異なる例えば監視用の開発支援ツール
Y1511とがあり、開発支援ツールX1501が作成
した開発支援ツールX固有のデータ形式を持つデータX
1502を開発支援ツールY1511で利用する場合、
コンバータ(X->Y)1521を起動して、データX1
502のデータ形式を開発支援ツールY固有のデータ形
式に変換してデータY1512を作成し、このデータY
1512を開発支援ツールY1511で利用していた。
逆に、開発支援ツールY1511が作成したデータY1
512を開発支援ツールX1501で利用する場合、コ
ンバータ(Y->X)1522を起動して、データY15
12のデータ形式を変換してデータX1502を作成
し、このデータX1502を開発支援ツールX1501
で利用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術によれ
ば、開発支援ツール数がN個の場合にN個から2つをと
る組合せ分のコンバータを開発する必要があるため、開
発支援ツール数が4個以上になるとコンバータ数が6個
以上必要となり、コンバータの開発量が増大してしま
う。なお、代表的な開発支援ツールを選定しておき、代
表なものとそれ以外の開発支援ツール間でコンバータを
準備すれば、コンバータの開発量を節約することができ
る。しかし、その代表的な開発支援ツールが古くなった
り用済みになって使われなくなることがあり、そうなれ
ば、全てのコンバータが利用不可となる。
【0006】また、全てのデータを流用することはほと
んどなく部分的なデータを流用することが多いために、
コンバータでデータを流用した後に不要なデータを削除
するという無駄な作業が発生してしまう。
【0007】さらに、コンバータによってデータを流用
したとしても、流用元のデータ内容を変更した時に、再
度コンバータを利用して変更内容を反映しなければなら
ず、これを忘れると反映洩れによって各開発支援ツール
間のデータ内容に不合理が生じてしまう。
【0008】しかも、使い慣れた開発支援ツールは、最
近では半年周期でバージョンアップされたり、新規(他
のメーカやベンダ製)の開発支援ツールに置き換わって
いる。これによって、データの形式も変わっていき、こ
の変化に早期に追従していかないと本来のアプリケーシ
ョンソフトウエア開発に支障が生じる。
【0009】以上を整理すると次のような課題が挙げら
れる。
【0010】(1)開発支援ツールの数によらないデー
タの流用 (2)ユーザ選択によるデータの部分的流用 (3)定義データ間の合理性チェック (4)新規の開発支援ツールやバージョンアップ版の開
発支援ツールへの対応時の修正の影響範囲の局所化 本発明の目的は、プログラムやデータの開発を容易かつ
効率的にするために、複数の異種開発支援ツールが独自
のデータ形式にて管理するデータであっても、各種の開
発支援ツールが相互に連絡を取り合うことによって、ツ
ール間の動作の連携を図り、データの流用を可能とする
システム、すなわち異種開発支援ツール間連携の開発保
守支援システムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】複数の開発支援ツールを
利用して、一連の処理を達成させるためのプログラムや
データを開発・保守する計算機システムにおいて、開発
支援ツール毎にデータ交換部を設ける。さらに、各該デ
ータ交換部とデータ処理をする連携部を設ける。これに
加えて、該データ交換部が該開発支援ツールと該連携部
間との連絡のために各種のデータ処理を有し、少なくと
も1つの開発支援ツールの動作に応じて該データ交換部
が動作して連携部を介して他のデータ交換部と該データ
処理をすることによって、該開発支援ツール間がお互い
に連携することを達成する。
【0012】以上は基本的な構成であり、開発支援ツー
ル間でのデータ流用やデータ合理性のチェックのために
は、データ交換部や連携部は以下のような処理を有す
る。
【0013】ツール間連携部は、データ処理として、
(1)データ交換部の動作の制御、(2)データ交換部
および他のツール間連携部とのデータの受け渡し、
(3)データ交換部の参入/離脱の監視、を有する。
【0014】標準のデータ形式は、(1)複数の異種開
発支援ツールのいずれのデータ形式とも異なる共通のデ
ータ形式(以下共通データ形式と称す)、(2)業界標
準として決められているデータ形式、(3)複数の異種
開発支援ツールのうちの予め定められた特定の開発支援
ツールのデータ形式(以下特定データ形式と称す)、の
いずれかである。
【0015】データ交換部は、データ処理として、
(1)開発支援ツール固有のデータ形式から所定のデー
タ形式に相互に変換する、(2)データの合理性のチェ
ック、(3)整合性のチェック、を図る。
【0016】開発支援ツールの管理するデータへの相互
変換対象の種別が(1)構築データ、(2)ライブラリ
データ、のいずれでも良い。
【0017】対象とするデータの範囲が(1)全てのデ
ータ、(2)前回との差分のデータ(具体的には追加・
削除・変更されたデータ)、のいずれかを対象とする。
【0018】上述の解決手段によって、次のような効果
がある。
【0019】(1)現在利用している開発支援ツールの
バージョンによってデータ形式が変更されたとしても、
その開発支援ツールのデータ交換部を新バージョンのデ
ータ形式に合わせるように処理を変更すれば良い。
【0020】(2)新しく開発支援ツールを利用したい
場合には、その開発支援ツールのデータ交換部を新規に
1つだけ作成すれば良い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実現するための実
施例を図面により説明する。
【0022】本発明の実施例では、FA(Factory Auto
mation)やPA(Plant Automation)の分野で多種多様
な開発支援ツールを利用して、情報制御システム、例え
ば電力制御監視システム等のアプリケーションソフトウ
エアを開発することを想定している。多種多様な開発支
援ツールには、制御用途向けの開発支援ツール、監視用
途向けの開発支援ツール、および、帳表作成支援ツール
等がある。制御用途向けの開発支援ツールでは主にセン
サやモータ等のIO装置に対して制御するためのアプリ
ケーションソフトウエアを開発する。また、監視用途向
けの開発支援ツールでは主にIO装置の状態をモニタす
るためのアプリケーションソフトウエアを開発する。
【0023】さらに、帳表作成支援ツールではIO装置
の状態履歴等の報告書を作成するためのアプリケーショ
ンソフトウエアを開発する。このような開発支援ツール
は制御や監視用途向けに各種のソフトウエアライブラリ
が事前に準備されており、ユーザは各IO装置に変数名
やデータ型等を割り当てて、ある変数に対してどのソフ
トウエアライブラリで制御や監視させるかを指定するこ
とがアプリケーションソフトウエア開発の主な内容であ
る。実際の開発では、各IO装置の状態値は制御や監視
等の全てのアプリケーションソフトウエアに必要不可欠
となっている。このため、各IO装置に変数名やデータ
型等の割り当ては各種の開発支援ツール毎に別々に行っ
ていたが、この入力作業の二度手間を改善するのが本発
明の狙いである。以下では、制御用途向けの開発支援ツ
ール、監視用途向けの開発支援ツール、および、帳表作
成支援ツールを、単に、開発支援ツールA、開発支援ツ
ールB、および、開発支援ツールCと呼ぶことにする。
【0024】(A)ソフトウエア構成 図1に本発明を実現するためのソフトウエア構成の一例
を示す。図1の計算機100はオペレーティングシステ
ム(OS)101および通信ドライバ102を備えてい
る。計算機100内では複数の異種開発支援ツールが利
用される。図1では、開発支援ツールが3種類の例で示
してあり、開発支援ツールA111、開発支援ツールB
121、開発支援ツールC131が存在するものとす
る。制御アプリケーションソフトウエアの開発では、開
発支援ツールA111を利用することによって定義デー
タA112を作成するものである。定義データA112
は各IO装置に対して割り付けた変数やデータ型等が格
納される。同様に、監視アプリケーションソフトウエア
の開発では、開発支援ツールB121を利用することに
よって定義データB122を作成するものであり、帳表
作成アプリケーションソフトウエアの開発では、開発支
援ツールC131を利用することによって定義データC
132を作成するものである。定義データB122や定
義データC132も定義データA112と同様に変数や
データ型等が格納される。
【0025】しかし、各々の定義データ112、12
2、132はデータ形式が異なる。また、開発支援ツー
ルにはカタログデータが存在する場合がある。カタログ
データは共通に利用できる変数やデータ型等を格納して
おくことによって、後でカタログデータから必要な変数
を選択するだけで定義データを作成できるものである。
開発支援ツールA111、B121、C131が、各
々、カタログデータA113、カタログデータB12
3、カタログデータC133を準備しているものとす
る。この計算機100にツール間連携部103を設け
て、さらに、各々の開発支援ツールA111、B12
1、C131別に、データ交換A114、データ交換B
124、データ交換C134を設けて、各種の開発支援
ツールA111、B121、C131間の連携を可能と
する。データ交換A114、B124、C134はツー
ル間連携部103に着脱が可能な構成である。
【0026】(B)開発支援ツールによる定義データの
作成 開発支援ツールによる定義データの作成の一例を説明す
る。各々の開発支援ツールは定義データとして作成する
データ項目はほぼ同じである。開発支援ツール間で異な
ることは表示形式や操作手順ぐらいである。一例として
開発支援ツールA111の場合で示す。図2は開発支援
ツールA111を利用してユーザがデータを入力する画
面表示の例である。図2において、名称210の欄には
変数の名称、型220の欄には開発支援ツールA111
で備えているデータ型、属性230の欄にはデータ値の
入力か出力かの区分、コメント240の欄にはユーザに
とって理解しやすいコメント内容が表示される。これら
の名称、型、属性、コメントがユーザの入力する項目で
ある。図2の例では、変数「Water_Level」250、変
数「Soap_Empty」260、変数「Water_Temparature」
270、変数「Faucet_Switch」280が既に入力され
た内容で示している。
【0027】ここで、保存201を選択すると、入力し
たデータ内容が定義データA112に格納される。図6
が定義データA112に格納された内容である。図6の
詳細は後で説明する。一方、キャンセル203を選択す
ると、入力したデータ内容が定義データA112に反映
されずにキャンセルされる。ここで、カタログ202を
選択すると、事前にカタログとして入力した変数が一覧
で表示されて、ユーザが変数を選択することによって、
その選択した変数を定義データに追加できる。
【0028】以上のようにして、ユーザは開発支援ツー
ルを利用して定義データを作成する。
【0029】(C)動作の流れ 図3から図5を用いて、本発明の異種開発支援ツール間
の連携の流れを説明する。以下では、一例として、開発
支援ツールA111を利用して定義データA112を作
成した後に、定義データA112の内容を定義データB
122および定義データC132へ流用する例で示す。
【0030】図3は、定義済みのデータを一括して他の
開発支援ツールへ流用する場合である。図2の定義デー
タの画面によってアプリケーションプログラムの処理に
必要となる変数等を入力し終えて、図2の保存201を
選択すると、ユーザの定義したデータが定義データA1
12に格納される。この保存201を選択することによ
って、データ交換A114が起動されるようにしてお
く。起動されたデータ交換A114がその定義データA
112を受け取り、定義データA112のデータ形式A
を共通データ形式へ変換した共通データ301をツール
間連携部103へ渡す。
【0031】ツール間連携部103は共通データ301
を受け取ると、存在するデータ交換部へ共通データ30
1を渡して起動する。この例では、データ交換B124
とデータ交換C134が存在するので、それぞれのデー
タ交換B124とデータ交換C134へ共通データ30
1を渡す。データ交換B124は共通データ301を受
け取ると、共通データ形式から開発支援ツールB固有の
データ形式すなわちデータ形式Bへ変換したものを定義
データB122へ格納する。同様に、データ交換C13
4は共通データ301を受け取ると、共通データ形式か
ら開発支援ツールC固有のデータ形式すなわちデータ形
式Cへ変換したものを定義データC132へ格納する。
以上によって、開発支援ツールAを利用して定義データ
Aを作成すると同時に、定義データBおよび定義データ
Cも作成することができる。
【0032】図4は、定義済みのデータを他の開発支援
ツールで選択的に利用できるように流用する場合であ
る。図5の場合と同様に、図2の保存201を選択する
ことによって、データ交換A114が起動されるように
しておく。この時に流用先を定義データとカタログデー
タのいずれかを選択できるようにしておいても良い。さ
て、起動されたデータ交換A114がその定義データA
112を受け取り、定義データA112のデータ形式A
を共通データ形式へ変換した共通データ301をツール
間連携部103へ渡す。ツール間連携部103は共通デ
ータ301を受け取ると、存在するデータ交換部へ共通
データ301を渡して起動する。この例では、データ交
換B124とデータ交換C134が存在するので、それ
ぞれのデータ交換B124とデータ交換C134へ渡
す。
【0033】データ交換B124は共通データ301を
受け取ると、共通データ形式から開発支援ツールB固有
のデータ形式すなわちデータ形式Bへ変換したものを定
義データの代わりにカタログデータB123へ格納す
る。同様に、データ交換C134は共通データ301を
受け取ると、共通データ形式から開発支援ツールCのデ
ータ形式すなわちデータ形式Cへ変換したものをカタロ
グデータC133へ格納する。以上によって、開発支援
ツールAを利用して定義データAを作成すると同時に、
定義データBを作成するためのカタログデータBおよび
定義データCを作成するためのカタログデータCを作成
することができる。ユーザは開発支援ツールBまたはC
を利用して、カタログデータBとCから必要なデータだ
けを選択するだけで定義データを作成可能となる。
【0034】図5は、図4の変形例であり、他の開発支
援ツールの定義済みのデータを問い合わせ/応答にて流
用する場合である。データ交換A114は開発支援ツー
ルA111からカタログデータの参照を要求された時に
起動される。起動されたデータ交換A114は問い合わ
せ内容をツール間連携部103に要求を出して、ツール
間連携部103が他のデータ交換部へその問い合わせ内
容を渡して起動する。各々のデータ交換部は開発支援ツ
ール固有の定義データから共通データに変換したものを
ツール間連携部103へ返す。例えば、データ交換B1
24は定義データB122を開発支援ツールB固有のデ
ータ形式Bから共通データ形式に変換した共通データ3
01をツール間連携部103へ返す。同様に、データ交
換C134は定義データC132を開発支援ツールC固
有のデータ形式Cから共通データ形式に変換した共通デ
ータ301をツール間連携部103へ返す。
【0035】ツール間連携部103は各々の共通データ
301を整理して、問い合わせ元のデータ交換A114
へ共通データを応答する。問い合わせ元のデータ交換A
114は整理された共通データ301を開発支援ツール
A固有のデータ形式Aへ変換した後に、カタログデータ
A113に格納する。開発支援ツールAはそのカタログ
データA113を利用する。以上によって、開発支援ツ
ールから問い合わせの要求があった時に他の定義データ
を元にカタログデータを入手でき、データの流用が可能
となる。
【0036】以上によって、データ交換部を開発支援ツ
ール別に設けることによって、各種の開発支援ツール間
の連携が可能となる。しかも、データ交換部が自分自信
に対応する開発支援ツールと連絡を取り合うために、新
規の開発支援ツールやバージョンアップ版の開発支援ツ
ールへの対応時には、該当する開発支援ツールのデータ
交換部のみを修正すれば良く、修正の影響範囲が局所化
される。
【0037】(D)データ構造 図6は定義データA112のデータ形式とその内容の例
である。ここで、開発支援ツールA111は、変数名と
して扱える文字が大文字と小文字の英字および特殊記号
であり、変数名の文字列が20文字以内であり、データ
型としてAnalog型とDigital型を備えているものとす
る。Analog型は符合付き64ビット整数型であり、Digi
tal型は8ビットの論理型を指す。ここではコメントは
特に制限がないものとする。
【0038】図6において、定義データA112はAnal
og601とDigital602の2つのファイルに格納され
る。Analogファイル601にはAnalog型として定義され
た変数の一覧が格納されている。Digitalファイル60
2にはDigital型として定義された変数の一覧が格納さ
れている。Analogファイル601において、第1行目に
は入出力の属性と変数の個数が記述され、第2行目以降
には変数の名称およびコメントが列挙される。変数の個
数分の行の次には、同様に、入出力の属性と変数の個数
が記述され、その次の行以降には変数の名称およびコメ
ントが列挙される。図6のAnalogファイル601の例で
は、入出力の属性が「INPUT」でありその入力の変数の
個数が「1」個であり、変数の名称として「Water_Leve
l」、コメントとして「タンク水量」と記述されてお
り、さらに、入出力の属性が「OUTPUT」であり変数の個
数が「1」個であり、変数の名称として「Water_Temper
ature」、コメントとして「タンク水温」が記述されて
いる。一方、Digitalファイル602もAnalogファイル
601と同様のデータ形式である。Digitalファイル6
02の例では、入出力の属性が「INPUT」でありその入
力の変数の個数が「1」個であり、変数の名称として
「Soap_Empty」、コメントとして「石鹸の有無」が記述
されており、さらに、入出力の属性が「OUTPUT」であり
変数の個数が「1」個であり、変数の名称として「Fauc
et_Switch」、コメントとして「水道蛇口のスイッチ」
が記述されている。ここではカタログデータA113も
図6と同様なデータ形式で格納されているものとする。
なお定義データA112とカタログデータA113が異
なる場合には、カタログデータA113のデータ形式に
合わせれば良い。
【0039】図7は定義データB122のデータ形式と
その内容の例である。ここで、開発支援ツールB121
は、変数名として扱える文字が大文字と小文字の英字お
よび数字であり、変数名の文字列が6文字以内であり、
データ型としてint型とlong型およびbool型を備えてい
るものとする。int型は符合付き32ビット整数型であ
り、long型は符合付き64ビット整数型であり、bool型
は8ビットの論理型を指す。ここではコメントは特に制
限がないものとする。
【0040】図7において、定義データB122は1つ
のIO.dbファイル701に格納される。IO.dbファイル7
01の第1行目には入出力の属性が記述され、第2行目
以降には変数の名称と型およびコメントが記述される。
その次の行には、同様に、入出力の属性が記述され、そ
の次の行以降に変数の名称と型およびコメントが記述さ
れる。図7のIO.dbファイル701の例では、入出力の
属性が「INPUT」の場合には、変数の名称として「Water
L」、変数の型として「long」、コメントとして「タン
ク水量」が記述されており、さらに、変数の名称として
「SoapEm」、変数の型として「bool」、コメントとして
「石鹸の有無」が記述されている。入出力の属性が「OU
TPUT」の場合には、変数の名称として「WaterT」、変数
の型として「int」、コメントとして「タンク水温」が
記述されており、さらに、変数の名称として「Fauce
t」、変数の型として「bool」、コメントとして「水道
蛇口のスイッチ」が記述されている。カタログデータB
123も図7と同様なデータ形式で格納されているもの
とする。なお定義データB122とカタログデータB1
23が異なる場合には、カタログデータB123のデー
タ形式に合わせれば良い。
【0041】図8は共通データ301の共通データ形式
とその内容の例である。なお、後述するが図8は定義デ
ータC132のデータ形式とその内容も兼ねている。共
通データは変数名として扱える文字および文字数に制限
がなく、データ型も様々なものを備えられているもので
ある。そのデータ型の一覧は図9に示す通りである。
【0042】図8において、共通データ形式は図8の第
1行目に示され、第1欄が変数の名称、第2欄が変数の
データ型、第3欄が入出力の属性、第4欄がコメントか
らなる。これらの欄の区切り目コードはタブなどを用い
れば良い。これによって文字数の制限を設けなくて済
む。共通データの内容は図8の第2行目以降に示され、
第2行目が変数名として「Water_Level」、その型とし
て「LINT」、その属性として「INPUT」、そのコメント
として「タンク水量」となっている。変数の名称Water_
Temperature,Soap_Empty,Faucet_Switchの型、属性、コ
メントは図8に示す通りである。
【0043】上記に示したように、定義データAのファ
イル601、602と定義データBのファイル701間
の違いはデータ形式や型や属性の内部コードであり、変
数の名称や型および属性等の項目は同一なものが多い。
この違いを吸収するために、共通データ801は型や属
性を一意に識別できる共通コードで記述しておけば良
い。図9は、データ型の共通コードの一覧である。図9
において、データ型コード910の欄にはデータ型の共
通コードを示しており、サイズ(バイト)920の欄に
はデータ型のバイト数、説明930の欄にはデータ型の
簡単な説明を示してある。
【0044】図8に示した共通データは、データ交換A
が定義データAを元に変換したデータであったり、デー
タ交換Bが定義データBを元に変換したデータであった
り、データ交換Cが定義データCを元に変換したデータ
であったりする。データ交換Aとデータ交換Bとデータ
交換C間のデータのやりとりはお互いが識別可能な共通
データを介して行うために、開発支援ツール間の連携が
可能となる。
【0045】(E)データ交換部の処理内容 図10にデータ交換部の共通データへ変換する処理フロ
ーを示す。ステップ1001は開発支援ツールの所定の
格納エリアから定義データまたはカタログデータを入力
してくる。例えば定義データA112を入力する場合に
は、図6に示すファイルAnalog601およびDigital6
02から定義データを入力してくる。ステップ1002
はツール固有のデータ形式に従って定義データのうち1
レコード分を取り出す。図6の例では第1番目のレコー
ドはファイルAnalog601の第1行目から第2行目であ
る。第2番目のレコードは第3行目から第4行目であ
る。同様に、第3番目と第4番目のレコードはファイル
Digital602の第1行目から第2行目、第3行目から
第4行目である。ステップ1003は現レコードの各ア
イテムをツール固有コードから共通コードへコード変換
する。
【0046】図6の第1番目のレコードの例では、各ア
イテム、すなわち変数名称が「Water_Level」でデータ
型が「Analog型」でコメントが「タンク水量」である。
第2番目のレコードでは、変数名称が「Water_Temperat
ure」でデータ型が「Analog型」でコメントが「タンク
水温」である。第3番目のレコードでは変数名称が「So
ap_Empty」でデータ型が「Digital型」でコメントが
「石鹸の有無」である。第4番目のレコードでは変数名
称が「Faucet_Switch」でデータ型が「Digital型」でコ
メントが「水道蛇口のスイッチ」である。このうちで変
数名称およびコメントはそのままのコードで変換する。
一方、データ型は図11に示すように変換表に基づいて
ツール固有のコードから共通コードへ変換する。図11
において、共通コード1110の欄の各々のデータ型の
共通コードはツール固有コード1120の欄の値および
属性1130の欄の値に当てはまるものに相互に変換さ
れる対応関係を示している。ビット長が異なる場合で
も、属性が入力の場合には共通データ側がツール固有デ
ータよりもビット長が短くても対応ができ、属性が出力
の場合には通データ側がツール固有データよりもビット
長が長くても対応ができる。また、符合付きと符合無し
の異なる場合や整数型と実数型の異なる場合でも変換に
よってデータ値のオーバーフローやアンダフローが起き
ない範囲で変換できれば良い。
【0047】図11の1103〜1106は、共通コー
ドからツール固有コードへ変換する場合に1対1の関係
である。逆に、ツール固有コードから共通コードへ変換
する場合には、ツール固有コードと属性が同じ内容であ
るので、選定の順位として、優先度の低い順で記述して
いる。例えば、データ型がAnalogの場合で、かつ、その
属性がINPUTの場合には、1103〜1106が当ては
まるが、優先度の低い順に並べているので、最高の優先
度の1106が採用されて、データ型コードAnalogはLI
NTへコード変換する。ステップ1004はレコードが終
わりならば次のステップ1005へ進み、終わりでなけ
ればステップ1002へ戻る。すなわち、レコード数分
をステップ1002〜1003を繰り返すことになる。
ステップ1005は変換後の全レコードを共通データ形
式でツール間連携部の所定のエリアへ出力する。図8が
共通データ形式として出力した結果の内容の例である。
【0048】以上によって、図6に示す定義データA1
12から図8に示す共通データ301へ変換できる。な
お、定義データB122および定義データC132も同
様の処理フローで共通データへの変換が実現できる。
【0049】次に、図12にデータ交換部の定義データ
またはカタログデータへ変換する処理フローを示す。図
12は図10とほとんど同様であり、異なる点は入力す
るデータと出力するデータが入れ替わるだけである。ま
た、コード変換において、開発支援ツール側の制限範囲
を超えた時にその対処の処理が含まれることである。ス
テップ1201はツール間連携部の所定のエリアから共
通データを入力する。例えば、図8に示す共通データを
入力してくる。ステップ1202は共通データ形式に従
って共通データのうち1レコード分を取り出す。図8の
例では第1番目のレコードは第2行目であり、第2番目
のレコードは第3行目であり、第3番目と第4番目のレ
コードは第4行目と第5行目である。ステップ1203
は現レコードの各アイテムを共通コードからツール固有
コードへコード変換する。
【0050】図8の第1番目のレコードの例では、各ア
イテム、すなわち変数名称が「Water_Level」でデータ
型が「LINT型」でコメントが「タンク水量」である。第
2番目のレコードでは、変数名称が「Water_Temperatur
e」でデータ型が「INT型」でコメントが「タンク水温」
である。第3番目のレコードでは変数名称が「Soap_Emp
ty」でデータ型が「BOOL型」でコメントが「石鹸の有
無」である。第4番目のレコードでは変数名称が「Fauc
et_Switch」でデータ型が「BOOL型」でコメントが「水
道蛇口のスイッチ」である。このうちでコメントはその
ままのコードで変換する。
【0051】変数名称は開発支援ツール固有の制限範囲
に丸め込む。例えば、開発支援ツールB121では、変
数名として扱える文字が大文字と小文字の英字および数
字であり、変数名の文字列が6文字以内であるため、こ
の制限範囲に丸め込む。第1番目の変数名は「Water_Le
vel」から扱えない文字「_」を削除して「WaterLevel」
として、さらに、「WaterLevel」から6文字以内に収め
て「WaterL」とする。同様に、第2番目の変数名称は
「Water_Temperature」から「WaterT」とし、第3番目
の変数名称は「Soap_Empty」から「SoapEm」とし、4番
目の変数名称は「Faucet_Switch」から「Faucet」とす
る。なお、変換後の変数名が既存の変換済み変数名と重
複する場合には変数名の最後の文字で重複を回避するよ
うに調整する。例えば変数名として「Water_Lxxxxx」が
存在した時にはこの変数名は「Water_Lxxxxx」から「Wa
terL」と変換されて重複することになるので最後の文字
「L」を調整して「Water1」などとすれば良い。
【0052】一方、データ型は図13に示すように変換
表に基づいてツール固有のコードから共通コードへ変換
する。図13は定義データB122またはカタログデー
タB123と共通データ間でのデータ型コードの変換表
である。図13も図11と同様の意味を持つ。共通コー
ド1310の欄の各々のデータ型の共通コードはツール
固有コード1320の欄の値および属性1330の欄の
値に当てはまるものに相互に変換される対応関係を示し
ている。共通コードからツール固有コードに変換する場
合に、例えば、共通データのデータ型がLINTの場合に
は、longにコード変換する。ステップ1204によっ
て、レコード数分をステップ1202〜1203を繰り
返すことになる。ステップ1205は変換後の全レコー
ドをツール固有データ形式でツール所定の格納エリアへ
出力する。図7が開発支援ツールBのツール固有データ
形式として出力した結果の内容の例である。
【0053】以上によって、図8に示す共通データ30
1から図7に示す定義データB122へ変換できる。な
お、定義データA112および定義データC132も同
様の処理フローで共通データを元に変換が実現できる。
【0054】データ交換部は、処理の全てのデータだけ
でなく、変化したデータだけを扱っても良い。例えば、
図1において、開発支援ツールA111による定義デー
タA112を作成終了した時点に、開発支援ツールB1
21と開発支援ツールC131へ定義データA112を
流用した後に、再度開発支援ツールA111にて定義デ
ータA112を修正する場合がある。この場合、最初に
作成した定義データA112と次に作成した定義データ
A112には差分が生じる。次に作成した定義データA
112の全てのデータを扱うよりも差分だけを扱う方が
処理効率が向上する。このため、データ交換A114が
最初に作成した定義データA112を記憶しておき、次
に作成した定義データA112間の差分を求めて、その
差分だけをツール間連携部103へ渡すようにする。こ
のような差分に関する処理は図3から図5に適用が可能
である。
【0055】さらに、データの流用だけでなく、変更さ
れたデータの開発支援ツール間の合理性チェック等を行
なっても良い。データ交換部が他のデータ交換部に定義
データの参照を要求して、自分のデータの内容と他のデ
ータの内容に矛盾がないかをチェックする。
【0056】(F)ツール間連携部の処理内容 どのデータ交換部が存在するかどうかを確認するために
は、データ交換部を所定の場所に置いておくことに決め
ておく。例えばデータ交換部の実行可能な形式をデイレ
クトリに格納しておき、そのデイレクトリに存在するデ
ータ交換部の実行可能な形式を識別すれば良い。この所
定の場所はメモリ等でも適用できる。これによって、デ
ータ交換部の参入/離脱が自由にできる。
【0057】また、複数のデータ交換部から共通データ
を受け取った時に、それぞれの共通データに重複してい
る場合がある。その場合には、余分なデータを取り除く
ために、それぞれの共通データをマージして重複を取り
除いて必要とするデータ交換部に渡せば良い。
【0058】図14は、分散構成の場合のハードウエア
構成の例である。計算機1401〜1406がそれぞれ
ネットワークに接続されている。計算機1401〜14
06は図1の100に相当するものである。なお、計算
機が1つでネットワーク1410に接続されていない場
合でもよい。このような分散構成の場合には、図1のツ
ール間連携部103が他のツール間連携部と通信するた
めの処理を備えることによって、分散して開発・保守す
る場合にも本発明が適用できる。
【0059】(G)共通データ形式の選定 共通データ形式は、各種の開発支援ツールのいずれとも
異なる共通のデータ形式にする場合、業界標準として決
められたデータ形式にする場合、開発支援ツールのいず
れか1つのデータ形式にする場合、がある。このうちの
第3の場合は、定義データのデータ形式が共通データ形
式として利用できる場合である。この場合、データ交換
部が共通データと開発支援ツール固有のデータの形式が
等しいので形式変換が不用となる。例えば、図1の定義
データC132のデータ形式とデータ内容が図8のデー
タ801の場合と同一ならば、図1のデータ交換C13
4は形式変換を行なわなくて良い。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、各種の開発支援ツール
が相互に連絡をとりながら動作の連携が可能となるため
に、特に、開発支援ツール間で、データの流用およびデ
ータの合理性チェックが可能となり、ユーザにとって開
発が容易となると共に効率があがる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソフトウエア構成を示す図。
【図2】開発支援ツールを利用して定義データを作成す
る画面の一例を示す図。
【図3】一括変換によるデータ流用時の動作の流れを示
す図。
【図4】選択データの準備のためのデータ流用時の動作
の流れを示す図。
【図5】問い合わせによるデータ流用時の動作の流れを
示す図。
【図6】データ形式Aとそのデータ内容の例を示す図。
【図7】データ形式Bとそのデータ内容の例を示す図。
【図8】共通データ形式とデータ内容の例を示す図。
【図9】データ型の共通コードの一覧を示す図。
【図10】データ交換部の共通データへ変換する処理フ
ローを示す図。
【図11】定義データA(カタログデータA)と共通コ
ード間の相互変換の対応を示す図。
【図12】データ交換部の定義データまたはカタログデ
ータへ変換する処理フローを示す図。
【図13】定義データB(カタログデータB)と共通コ
ード間の相互変換の対応を示す図。
【図14】ハードウエア構成を示す図。
【図15】従来技術を説明する図。
【符号の説明】
100…計算機、101…オペレーティングシステム、
102…通信ドライバ、103…ツール間連携部、11
1…開発支援ツールA、112…定義データA、113
…カタログデータA、114…データ交換A、121…
開発支援ツールB、122…定義データB、123…カ
タログデータB、124…データ交換B、131…開発
支援ツールC、132…定義データC、133…カタロ
グデータC、134…データ交換C。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 克己 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 中村 智明 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか事業所内 Fターム(参考) 5B076 AB09 DD00 DD02 EC07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の開発支援ツールを利用して、一連の
    処理を達成させるためのプログラムやデータを開発・保
    守する計算機システムにおいて、開発支援ツール毎にデ
    ータ交換部を設けて、さらに、各該データ交換部とデー
    タ処理をする連携部を設けて、該データ交換部が該開発
    支援ツールと該連携部間との連絡のために各種のデータ
    処理を有し、少なくとも1つの開発支援ツールの動作に
    応じて該データ交換部が動作して連携部を介して他のデ
    ータ交換部と該データ処理をすることによって、該開発
    支援ツール間がお互いに連携することを特徴とする開発
    保守支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1項記載において、前記のデータ交
    換部の各種のデータ処理として、前記開発支援ツール固
    有のデータ形式から所定のデータ形式に相互に変換する
    処理を有し、前記の連携部のデータ処理として、所定の
    データ形式を受け取る処理、および、データ交換部に所
    定のデータ形式を渡して起動する処理を有し、少なくと
    も1つの開発支援ツールによるデータ作成を終了した時
    点に、該データ交換部が動作して該データ処理をして連
    携部を介して他のデータ交換部と該データ処理をするこ
    とによって、他の開発支援ツールのデータへ流用するこ
    とを特徴とする開発保守支援システム。
  3. 【請求項3】請求項1項記載において、前記のデータ交
    換部の各種のデータ処理として、請求項2項記載のデー
    タ処理に加えて、問い合わせを要求する処理を有し、前
    記の連携部のデータ処理として、請求項2項記載のデー
    タ処理に加えて、問い合わせ要求を受け付ける処理、お
    よび、データ交換部に問い合わせ内容を渡して起動する
    処理を有し、少なくとも1つの開発支援ツールによるデ
    ータ参照を要求された時点に、該データ交換部が動作し
    て該データ処理をして連携部を介して他のデータ交換部
    と該データ処理をすることによって、他の開発支援ツー
    ルのデータから流用することを特徴とする開発保守支援
    システム。
  4. 【請求項4】請求項2項記載の前記のデータが構築情報
    として格納されたデータ、または、ユーザ選択可能なラ
    イブラリ形式として格納されたデータであることを特徴
    とする開発保守支援システム。
  5. 【請求項5】前記の所定のデータ形式が前記の開発支援
    ツール固有のデータ形式とは全て相違する共通のものと
    した請求項1項から4項のいずれか1項記載の開発保守
    支援システム。
  6. 【請求項6】前記の所定のデータ形式が業界で標準とし
    て定められたデータ形式とした請求項1項から4項のい
    ずれか1項記載の開発保守支援システム。
  7. 【請求項7】前記の所定のデータ形式が前記のいずれか
    1つの開発支援ツール固有のデータ形式とした請求項1
    項から4項のいずれか1項記載の開発保守支援システ
    ム。
  8. 【請求項8】請求項2項または3項記載のデータが入出
    力装置に関する項目からなることを特徴とする請求項2
    項から7項のいずれか1項記載の開発保守支援システ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項8項記載の入出力装置に関する項目
    が変数名、データ型、入出力属性、コメントを部分的に
    含むことを特徴とする請求項2項から8項のいずれか1
    項記載の開発保守支援システム。
  10. 【請求項10】請求項2項記載の相互に変換する処理が
    扱える文字コードまたは文字列数の制約事項に引っかか
    る場合に、請求項9項記載の変数名を重複を避けながら
    制約範囲内に丸め込むことを特徴とする請求項2項から
    9項のいずれか1項記載の開発保守支援システム。
  11. 【請求項11】請求項2項記載の相互に変換する処理が
    備えられているデータ型に対応できない場合に、請求項
    9項記載のデータ型をオーバーフローまたはアンダーフ
    ローさせない範囲内で置換することを特徴とする請求項
    2項から9項のいずれか1項記載の開発保守支援システ
    ム。
  12. 【請求項12】請求項1項記載の計算機システムがネッ
    トワークを介して分散しているシステムにおいて、前記
    の連携部のデータ処理として、請求項2項記載のデータ
    処理に加えて、他の計算機と通信する処理を有すること
    を特徴とする請求項1項から4項のいずれか1項記載の
    開発保守支援システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6697693B2 (en) 2001-04-04 2004-02-24 Denso Corporation Product development system using common format data
CN102053833A (zh) * 2010-12-23 2011-05-11 东莞市高鑫机电科技服务有限公司 基于soa的三维家具协同设计方法及系统

Cited By (2)

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US6697693B2 (en) 2001-04-04 2004-02-24 Denso Corporation Product development system using common format data
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