JP2001022142A - 画像形成装置と画像読取装置との組体 - Google Patents

画像形成装置と画像読取装置との組体

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JP2001022142A
JP2001022142A JP11197782A JP19778299A JP2001022142A JP 2001022142 A JP2001022142 A JP 2001022142A JP 11197782 A JP11197782 A JP 11197782A JP 19778299 A JP19778299 A JP 19778299A JP 2001022142 A JP2001022142 A JP 2001022142A
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Makoto Kobu
夫 真 小
Ryuji Fukui
井 竜 司 福
Akira Imai
井 明 今
Hiroki Kubozono
保 園 浩 喜 久
Toshio Sakai
井 捷 夫 酒
Nobuyuki Yanagawa
川 信 之 柳
Shigeharu Uda
田 茂 晴 宇
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタとスキャナそれぞれを各単体として
使用可、しかも、ミスなく組付け容易にする。機能拡張
性が高い組体を提供。組体を機能的かつコンパクトにす
る。 【解決手段】 プリンタとスキャナとを、上下zに配列
し連結部材で水平x,yには相対固定した組体であっ
て、連結部材は、プリンタとスキャナの一方に格納/取
出し可に装着された可動支持脚15a、および、他方に
あって、脚15aの取出部位をx,yに移動不可に保持
する拘束穴37a、を含む。更に、ソ−タおよびコント
ロ−ラも同様な連結部材を有するものとし、それらを垂
直zに重畳し組体に集成する。拘束穴17aには抜け止
め用プランジャ19aを備える。脚格納/引出し用レバ
−54aを備える。脚振れ止めフレ−ム18,補強材5
6を備え、そこに拡張回路基板用コネクタ57を装備。
支持脚内に、部品64,コネクタ80,消耗品95等を
装備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像デ−タが表わ
す画像をシ−ト上に形成する画像形成装置と、画像を読
取り画像デ−タを生成する画像読取装置との組合せに関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の組合せの1つは、レ−ザプリン
タと原稿スキャナとの組合せである。もう1つは、更
に、オペレ−タの指示入力に応じて原稿スキャナを制御
しそれが生成する画像デ−タを読込んで記録用画像デ−
タに処理しレ−ザプリンタに与えるコントロ−ラ、を組
合わせた複写組体である。更にもう1つは、コントロ−
ラにファクシミリ送,受信器および必要に応じてコンピ
ュ−タ通信器を組込んだ複写通信複合組体である。いず
れの例でも、シ−ト処理装置、すなわち、レ−ザプリン
タ用の用紙を大量にスタックし又は数種のサイズの用紙
を複数のカセット別で装備してレ−ザプリンタに給紙す
る給紙装置、および/又は、レ−ザプリンタが画像を形
成して排出する用紙すなわちプリンタ出力を、ソ−ト又
はスタックするソ−タ、をレ−ザプリンタに組付ける場
合がある。
【0003】従来は例えば、個別のプリンタ及びスキャ
ナを一つの構成体として組み付ける場合、プリンタを下
方にしてスキャナを上方に積み上げる場合、棚台を支え
るような支持体で構成していた。その棚台や支持体は単
なるラックや棚のように、物を載置するものである。こ
の場合、ラックや棚を支持する支持体を固定するための
部品がプリンタ側ないしスキャナ側に設けられ、ラック
や棚が大きな装置になったり、設置のための手間がかか
ったり、コストがかかる状況であった。
【0004】別な構成として、プリンタとスキャナを一
体にしてスキャナの下方、プリンタのエンジン上方に、
プリンタから排紙されるプリント用紙をストックし、オ
ペレータがプリント用紙を取り出しやすいように空間を
開けた装置があるが、最低限の機能(例えばプリンタ機
能のみ)をユーザから要望され、その後機能を増設した
いとの希望に低コストで供給できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プリンタおよびスキャ
ナそれぞれが各単体としての使用が可能であって、しか
も、両者を併せて設置する場合には、両者の組付けが容
易で設置ミスを生ずる可能性が低い、両者の組体を提供
することを第1の目的とする。プリンタのみの機能か
ら、複写のみならずFAXやデ−タ通信も可能となる、
機能拡張性が高い組体を提供することを第2の目的と
し、組体全体としての水平面投影面積を少くし組体を機
能的かつコンパクトにすることを第3の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)与えられる画像デ
−タが表わす画像をシ−ト上に形成する画像形成装置(3
0)と、画像を読取り画像デ−タを生成する画像読取装置
(10)とを、上下方向zに配列し、連結手段(15a〜15d,37
a〜37d)で、少くとも水平方向x,yには相対的に固定
した組体(30+10)であって、前記連結手段(15a〜15d,37a
〜37d)は、画像形成装置(30)と画像読取装置(10)の一方
に格納/取出し可に装着された可動支持脚(15a〜15
d)、および、他方にあって、該可動支持脚(15a〜15
d)の取り出された部位を水平方向x,yに移動不可に
保持する拘束手段(37a〜37d)、を含む、画像形成装置と
画像読取装置との組体(図7の(a))。なお、理解を容易に
するためにカッコ内には、図面に示し後述する実施例の
対応要素の符号又は対応もしくは相当事項を、参考まで
に付記した。以下も同様である。
【0007】これによれば、画像形成装置と画像読取装
置とが分離し個別のときは、可動支持脚(15a〜15d)を
格納することにより、通常の低姿勢個体となる。可動支
持脚(15a〜15d)を取出したままとすると、それによっ
て上がった高さ分、高い姿勢となり、設置面との間に脚
長相当の空間を生ずる。机上に置く場合には、この空間
を、事務用品,書類の置き場に使用することができる。
【0008】画像形成装置と画像読取装置とを、可動支
持脚(15a〜15d)および拘束手段(37a〜37d)で組体に連
結しているときには、両装置が上記z方向に並ぶので、
設置床面積(組体の水平面投影面積)が小さく、オフィス
内での所要スペ−ス(組体の水平面投影面積)が小さい。
一方の装置(30)の拘束手段(37a〜37d)が、他方の装置(1
0)の可動支持脚(15a〜15d)を水平方向x,yに移動不
可に保持するので、組体の水平方向x,yの一体安定性
が高い。 (2)与えられる画像デ−タが表わす画像をシ−ト上に
形成する画像形成装置(30)の上方又は下方に配置され該
装置(30)に、少くとも水平方向x,yには相対的に固定
され、該装置(30)にシ−トを供給するため又は該装置(3
0)が画像形成したシ−トを受取るためのシ−ト処理装置
(20)に対して、画像を読取り画像デ−タを生成する画像
読取装置(10)を、上下方向zに配列し、連結手段(15a〜
15d,27a〜27d)で、少くとも水平方向x,yには相対的
に固定した組体(30+20+10)であって、前記連結手段(15a
〜15d,27a〜27d)は、シ−ト処理装置(20)と画像読取装
置(10)の一方に格納/取出し可に装着された可動支持脚
(15a〜15d)、および、他方にあって、該可動支持脚
(15a〜15d)の取り出された部位を水平方向x,yに移
動不可に保持する拘束手段(27a〜27d)、を含む、画像形
成装置と画像読取装置との組体(図1,図7の(c))。
【0009】これによれば、画像形成装置(30)の上又は
下にシ−ト処理装置(20)が組付けられ、水平方向x,y
に相対的に固定されている。この画像形成組体(30+20)
と画像読取装置(10)とが分離し個別のときは、可動支持
脚(15a〜15d)を格納することにより、画像形成組体(3
0+20)と画像読取装置(10)のそれぞれが通常の低姿勢個
体となる。例えば、画像形成組体(30+20)は図7の
(b)に示す姿勢である。可動支持脚を取出したままと
すると、それによって上がった高さ分、高い姿勢とな
り、設置面との間に脚長相当の空間を生ずる。机上に置
く場合には、この空間を、事務用品,書類の置き場に使
用することができる。
【0010】画像形成組体(30+20)と画像読取装置(10)
とを、可動支持脚(15a〜15d)および拘束手段(27a〜27
d)で組体に連結しているときには、両装置が上記z方向
に並ぶので、設置床面積(組体の水平面投影面積)が小さ
く、オフィス内での所要スペ−ス(組体の水平面投影面
積)が小さい。一方の装置(30+20)の拘束手段(27a〜27d)
が、他方の装置(10)の可動支持脚(15a〜15d)を水平方
向x,yに移動不可に保持するので、組体(30+20+10)の
水平方向x,yの一体安定性が高い。
【0011】
【発明の実施の形態】(3)前記連結手段(15a〜15d,27
a〜27d,37a〜37d)の部材内に、組体を構成する装置の構
成部品(64)を格納した。 (4)前記連結手段(15a〜15d,27a〜27d,37a〜37d)の部
材内に、組体を構成する装置の消耗品(95)を格納した。 (5)前記連結手段に格納されたもの(64/95)が組体を
構成する装置の本体に機械的または電気的に接続される
構成である。 (6)前記画像読取装置(10)の上又は下に、該装置(10)
が生成する画像デ−タの画像形成装置(30)への出力,遠
隔地への転送、および、遠隔地から転送されて来た画像
デ−タの画像形成装置(30)への出力、を選択的に行なう
コントロ−ラ(40)を配列し、追加の連結手段(45a〜45d,
17a〜17b)で、少くとも水平方向x,yには相対的に固
定した(図7の(d),(e))。
【0012】これによれば、上記(1)又は(2)に更
にコントロ−ラ(40)が加わった、縦長の組体(30+10+40/
30+20+10+40)を実現することができ、該組体は、複写の
みならずFAXやデ−タ通信も可能であり、機能拡張性
が高い。しかし、組体全体としての水平面投影面積は少
く、組体が機能的かつコンパクトになる。 (7)前記連結手段は、上下方向zの相対的な移動を阻
止するためのストッパ(19a,19b)を含む(図3)。これによ
れば、上向きの離し力が可動支持脚(15a〜15d)/拘束
手段(27a〜27d)に働いたとき、ストッパ(19a,19b)が上
下方向zの相対的な移動を阻止しているので、比較的な
強い縦振動が組体が分解しにくい。すなわち、組体の垂
直方向zの一体安定性が高い。 (8)可動支持脚(45a)の先端と、それを受ける拘束手
段(17a)の、一方(17a)に電気接続用の雄コネクタ(70)
を、他方(45a)に、該雄コネクタ(70)を受け入れる雌コ
ネクタ(80)を装備した。これによれば、組体の装置間
を、該コネクタ(70,80)を介して電気接続することがで
き、組体外のケ−ブル配架を省略しうる。 (9)作像装置(30),作像装置(30)に画像信号を送り出
すための画像読みとり装置(10),作像装置(30)から排紙
されるプリント用紙を並べ配置する紙処理装置(20)等の
装置群を上下zに積み重ね、装置同士を重畳連結する部
材(15a〜15d/25a〜25d/35a〜35d)において、重畳する装
置間に空間をおいて装置間を構成する重畳連結部材(15a
〜15d/25a〜25d/35a〜35d)は折り畳まれる構成であるこ
とを特徴とする(図2,図5,図12)。 (10)重畳連結部材(15a〜15d)は画像読みとり装置側
に取り付けられる事を特徴とする(図2)。 (11)上記(10)の重畳連結部材の部材内に画像読
みとり装置を動作させる構成部品を格納する事を特徴と
する(図10の(b))。 (12)重畳連結部材(35a〜35d)は作像装置側に取り付
けられる事を特徴とする(図5,図10,図12)。 (13)上記(12)の重畳連結部材(35a〜35d)の部材
(35c,35d)内に作像装置を動作させるための構成部品(6
4)または消耗品(95)を格納する事を特徴とする(図10,図
12)。 (14)重畳連結部材(25a〜25d)はソータ等の紙処理装
置(20)にも取り付けられる事を特徴とする。 (15)上記(14)の重畳連結部材(25a〜25d)の部材
内に紙処理装置(20)を動作させる構成部品を格納する事
を特徴とする(図10の(b))。 (16)重畳連結部材(15a〜15d/25a〜25d/35a〜35d/45
a〜45d)は支柱体である。 (17)作像装置(30),画像読みとり装置(10),紙処理
装置(20)の装置間を重畳する連結部材(15a〜15d/35a〜3
5d)は部材の形状を変えることなくに連結部材の全てま
たは一部を、作像装置(30),画像読みとり装置(10),紙
処理装置(20)の各々の装置内に格納される事を特徴とす
る。 (18)作像装置(30),画像読みとり装置(10),紙処理
装置(20)の装置間を重畳する連結部材(15a〜15d/25a〜2
5d/35a〜35d)は独立した個々の部品で作像装置(30),画
像読みとり装置(10),紙処理装置(20)の装置群を連結す
る際、各装置間の所定位置に設置、固定される事を特徴
とする。 (19)連結部材の部材(35c,35d)内に格納される構成
部品(64)または消耗品(95)は本体構成側の機構または電
気回路に接続される構成である事を特徴とする。
【0013】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0014】
【実施例】−第1実施例− 図1に、本発明の第1実施例の組体の外観を示す。この
組体は、レ−ザプリンタ30の上にソ−タ20を重ね、
ソ−タ20の上に原稿スキャナ10を重ねたものであ
る。このように装置類を縦方向(垂直方向z)に重畳す
るのは、床面積の専有面積が少ないメリットがある。
【0015】ソ−タ20はプリンタ30に電気ケ−ブル
で接続されている。原稿スキャナ10およびプリンタ3
0は、図示しないパソコンに、電気ケ−ブルで接続され
ており、それぞれ個別に、パソコンからの指示に応答し
て、コンタクトガラス板11上に載せられ圧板12で押
えられた原稿の画像の読取りおよび記録用紙への画像の
形成を行なう。ソ−タ20の使用/不使用、および、使
用のときの動作条件は、プリンタ30を介してパソコン
が設定し、ソ−タ20の動作は、プリンタ30によって
制御される。
【0016】図2に、図1に示す原稿スキャナ10を、
ソ−タ20から取り外して示す。スキャナ10の底板1
3Bには、横断面がU型で、縦断面が図10の(b)に
符号34cを付した長溝状の、脚格納用の長溝14a〜
14dがあり、各長溝の一端に、各支持脚15a〜15
dの一端が、図2の(b)に示すピン16a〜16dで
回動自在に、結合されている。各支持脚15a〜15d
は、各長溝14a〜14dの中に全体がすっぽり入る、
図2の(b)および(c)に示す水平姿勢から、底板1
3Bに対して起立した、図2の(a),(d)および
(e)に示す垂直姿勢に、またその逆方向に、回動しう
る。各支持脚15a〜15dの先端(自由端;垂直姿勢
では下端)には、リング状の溝(図3の45arと同等
のもの)がありその底はV形状である。
【0017】図2の(a)を参照すると、全支持脚15
a〜15dを垂直姿勢にして、それらを原稿スキャナ1
0の天板13Sに垂直投影した位置に、同様な支持脚
(例えば図6に示すコントロ−ラ40の支持脚45a〜
45d)を受入れる拘束穴17a〜17dがある。
【0018】図3に、それらの中の1つ17aのx,z
面拡大断面を示す。支持脚15a〜15dと同一形状の
支持脚45aの下端が拘束穴17aに入って下端面が拘
束穴17aの底面に接触している状態での、支持脚45
aの下端のリング状の溝45arの高さに、相対向する
1対のストッパ19a〜19c,19d〜19fがあ
る。支持脚45aの下端が拘束穴17aに入るとき、支
持脚45aの下端の上拡がりテ−パ面によってプランジ
ャ19a,19dが穴17aの半径方向外方に押されて
支持脚下端の降下を許すが、上狭テ−パ面にかわると圧
縮コイルスプリング19b,19eの反発力で、半径方
向内方に押し出されて、支持脚下端面が穴17aの底面
に接触するとき、支持脚下端のリング状溝45arにぴ
ったりとはまり込む(図11と同様)。この状態では、
穴17aから支持脚下端を抜き出すためには、プランジ
ャ19a,19dを、圧縮コイルスプリング19b,1
9eの反発力に抗してシリンダ19c,19fに押し込
む力が必要である。これが、支持脚下端の、拘束穴17
aから上方への抜けを防ぐ。
【0019】上述の1対のストッパ19a〜19c,1
9d〜19fと同一構造の各対のストッパが、拘束穴1
7a〜17d、ならびに、後述する、他の装置の、対応
する拘束穴27a〜27d,37a〜37dおよび47
a〜47dに備っている。
【0020】再度図2を参照する。原稿スキャナ10を
1個単独に配置(個別配置)する場合には、図2の
(a)に示すように、全支持脚15a〜15dを垂直姿
勢にして使用してもよいが、図2の(b)および(c)
に示すように、長溝14a〜14dに格納してもよい。
原稿スキャナ10を、その支持脚を垂直姿勢にして個別
配置する場合、ならびに、例えば図1に示すようにソ−
タ20に組付けて組体配置する場合のいずれでも、全支
持脚15a〜15dのぐらつきが考えられる場合には、
図2の(d)および(e)に示す補強フレ−ム18を用
いる。この場合は、支持脚15a〜15dに、補強フレ
−ム18を受入れる溝が刻まれており、そこに補強フレ
−ム18を押し込む。
【0021】図4に、図1に示すソ−タ20を、組体か
ら外して示す。レ−ザプリンタ30が、図6に示すよう
に、ロ−ラ32で上斜面34に画像を形成した記録用紙
(以下単に画像紙という)を排出するか、ソ−タ用排出
口31に排出するかを、ソ−タ使用/非不使用の指定に
応じて切換えるものであるので、ソ−タ20は、プリン
タ30のソ−タ用排出口31の上に位置する上搬送/分
配装置21が、下に突出してプリンタ30の天板33S
に当接し、しかも、プリンタの上斜面34の上方に位置
する仕分け棚26は、プリンタ30の上斜面34上方
に、画像紙取り出し用の空間を開けるための空間より上
方に位置するように、上搬送/分配装置21直下の支持
脚25a,25cは、プリンタ30との結合用の短い固
定支持脚とし、仕分け棚26の直下の支持脚25b,2
5cは、上記取り出し空間を開ける長い支持脚としたも
のである。ソ−タ20は、この実施例ではその単機とし
ての使用はあり得ず、必ずプリンタ30の上部に結合し
て用いられるものであるので、支持脚25a〜25dは
固定脚としている。しかしそれらの下端のx,y,z方
向の相対位置は、原稿スキャナ10の支持脚15a〜1
5dの、それらが垂直姿勢(図1および図2の(a))
にあるときのそれらの下端のx,y,z方向の相対位置
と同一である。
【0022】全支持脚25a〜25dを、ソ−タ20の
天板23Sに垂直投影した位置に、同様な支持脚(例え
ば図2の(a)に示す原稿スキャナ10の支持脚15a
〜15d)を受入れる拘束穴27a〜27dがある。そ
れらの構造は、上述の拘束穴17a〜17d(図3)と
同一である。
【0023】図5に、図1に示すレ−ザプリンタ30を
取外して単機とし、しかもその底の4本の支持脚35a
〜35dを垂直姿勢にした、単機使用状態を示す。プリ
ンタ30の底板33Bに開けられた各長溝34a〜34
dとそこに装備された各支持脚35a〜35dは、原稿
スキャナ10の各長溝14a〜14dと各支持脚15a
〜15dと、底板平面に関して同一形状および同一位置
であって同一構造である。全支持脚35a〜35dを、
プリンタ30の天板33Sに垂直投影した位置に、同様
な支持脚(例えば図4のプリンタ20の支持脚25a〜
25d又は図2の(a)に示す原稿スキャナ10の支持
脚15a〜15d)を受入れる拘束穴37a〜37dが
ある。それらの構造は、上述の拘束穴17a〜17d
(図3)と同一である。
【0024】プリンタ30に対する原稿スキャナ10又
はソ−タ20の重畳には、重畳連結部材である支持脚1
5a〜15d又は25a〜25dをプリンタ30の4隅
に立て、これらの支持脚で上方に載るスキャナ10又は
ソ−タ20を保持する。支持脚は装置操作上、不都合に
ならない位置に配置し、そこに拘束穴37a〜37d,
27a〜27dを設けている。プリンタ30に原稿スキ
ャナ10又はソ−タ20を重畳した場合の、装置操作上
の課題は、プリンタ30の排紙部34からプリント済み
の用紙を取り出す,プリンタ30への用紙やトナー等の
サプライを供給する,プリンタ30内で用紙がジャムし
た場合に用紙を取り出す、等を容易にすることである。
これらを満す位置に支持脚15a〜15d,25a〜2
5dを位置決めするように、拘束穴37a〜37d,2
7a〜27dの位置を定めている。
【0025】図6に、組体の、拡大,縮小,編集等の複
写機能を高くし、かつ、ファクシミリ送,受信およびコ
ンピュ−タデ−タ通信をも行なうコントロ−ラ40の外
観を示す。コントロ−ラ40の底板43Bに開けられた
各長溝44a〜44dとそこに装備された各支持脚45
a〜45dは、原稿スキャナ10の各長溝14a〜14
dと各支持脚15a〜15dと、底板平面に関して同一
形状および同一位置であって同一構造である。
【0026】全支持脚45a〜45dを、コントロ−ラ
40の天板43Sに垂直投影した位置に、同様な支持脚
(例えば図2の(a)に示す原稿スキャナ10の支持脚
15a〜15d)を受入れる拘束穴47a〜47d)が
ある。それらの構造は、上述の拘束穴17a〜17d
(図3)と同一である。この実施例では、コントロ−ラ
40は、図6に示すように全支持脚45a〜45dを垂
直姿勢にして、図1に示す原稿スキャナ10の上に重畳
することができ、また原稿スキャナ10とソ−タ20と
の間に介挿することができる。
【0027】なお、コントロ−ラ40の天板43sの窓
には、主電源スイッチ,待機電源スイッチ,スタ−トキ
−,テンキ−,表示灯等の電源スイッチおよび操作キ−
群41,電話操作用のキ−群42,液晶ディスプレイ4
6,作像パラメ−タ調整キ−群および「コピ−」,「フ
ァクス」,「プリンタ」,「コンピュ−タ送信」機能指
定キ−群48,変倍,編集キ−群49aならびにファク
シミリ通信用の通信制御キ−およびメモリキ−群49b
が備わっており、このコントロ−ラ40を図1に示す組
体に組付けることにより、これら多くのキ−にて指定又
は調整するすべての機能が実現可となる。
【0028】図7に、上述の原稿スキャナ10,ソ−タ
20,プリンタ30およびコントロ−ラ40の組合せ態
様の数例を示す。なお、原稿スキャナ10とレ−ザプリ
ンタ30はそれぞれ、各個別に用いて例えばパソコンに
接続する態様があるが、その場合には、支持脚15a〜
15d,35a〜35dは、長溝内に格納しておいても
よく、また垂直姿勢にしていてもよい。
【0029】図7の(a)に示す態様は、図5に示すプ
リンタ30に、図2に示す原稿スキャナ10を重畳組付
けした組合せであり、この場合、プリンタ30の支持脚
35a〜35dは、垂直姿勢とすることも可能である
が、一般的に言えば、組体の床上安定性が高い、格納姿
勢(水平姿勢)とするのが好ましい。また、この態様の
変形例として、原稿スキャナ10の上にプリンタ30を
重畳する組合せもある。しかし、一般的にプリンタ30
は高重量、それに対比して原稿スキャナ10は軽量であ
るので、図7の(a)に示すように、プリンタ30に原
稿スキャナ10を重畳するのが好ましい。この場合は、
スキャナ10が軽量のため支持脚15a〜15dを軽量
にできるメリットがある。
【0030】図7の(b)に示す態様は、プリンタ30
にソ−タ20を重畳組付けした組合せである。プリンタ
30が、図5に示すように、その天板33Sに、ソ−タ
用排紙口31があるものであるので、プリンタ30とソ
−タ20との上下位置関係を反転する組合せはあり得な
い。したがってソ−タ20を組付けたプリンタ30に原
稿スキャナ10を組付ける態様では、図7の(c)に示
すように、プリンタ30に重畳したソ−タ20に原稿ス
キャナ10を重畳する。原稿スキャナ10にプリンタ2
0を重畳し、プリンタ20にソ−タを重畳する態様も考
えられるが、原稿スキャナ10が支える重量が大きくな
るので好ましくない。
【0031】図7の(d)に示す態様は、プリンタ30
に重畳した原稿スキャナ10に、図6に示すコントロ−
ラ40を重畳した態様を示す。なお原稿スキャナ10と
コントロ−ラ40の位置を入れ替えるのもよい。図7の
(e)に示す態様が、プリンタ30と原稿スキャナ10
との組合せにソ−タ20を加えて、更に、拡大,縮小,
編集等の複写機能を高くし、かつ、ファクシミリ送,受
信およびコンピュ−タデ−タ通信をも行なうコントロ−
ラ40を組合せたものであり、高機能複写処理に加え
て、画像読取&送信ならびに画像受信&プリントアウト
と、最高機能を実現しうる組合せである。これにおいて
も、原稿スキャナ10とコントロ−ラ40の位置を入れ
替えることができる。
【0032】なお、プリンタが、ソ−タへの画像紙の排
紙口を底面に有する場合には、ソ−タはプリンタの下側
に配置するものとなる。ソ−タへの画像紙の排紙口を側
面に有する場合には、ソ−タは、プリンタの上にも、ま
た下にも配置しうるので、いずれかに設計上定めればよ
い。
【0033】図8に、原稿スキャナ10の第2実施例を
示す。この実施例では、支持脚15bと15dの回動中
心に、それらの支持脚に一体に固着されたロッド51が
あり、このロッド51の中間点にロ−ラ52が固着され
ており、このロ−ラ52に帯ばね53が巻かれて、巻き
始め端がロ−ラ52に固定されている。帯ばね53の他
端に、レバ−54aが固着されている。レバ−54a
は、スキャナ10の外ケ−スの右端面に開けられた窓口
55を貫通しかつ該窓口55で上下方向zにスライド可
に案内されかつ支えられている。スキャナ10の外ケ−
スの左端面側にも、支持脚15a,15cに組付けられ
た同様な連結機構がありそのレバ−54bの一部が外ケ
−スの外方に露出している。
【0034】図8上で支持脚15a〜15dは垂直姿勢
であるが、レバ−54a,54bに触れないで原稿スキ
ャナ10を上に持ち上げると、支持脚15a〜15dの
下面が床面(机上面)から離れたときに、左,右の帯ば
ね53の戻りばね力によりロ−ラ52を介してロッド5
1が回転駆動されて支持脚15b,15dは時計方向に
回動し、15a,15cは反時計方向に回動して、それ
ぞれ底板の各長溝内に入り込む。すなわち支持脚15a
〜15dが格納姿勢(水平姿勢)となる。
【0035】このように格納姿勢になっているときに、
両手の一方でレバ−54aを、他方でレバ−54bを下
支えして原稿スキャナ10を持ち上げると、帯ばね53
を介してロ−ラ52に回転モ−メントが加わり、ロッド
51に回動力が加わる。作業者がレバ−54a,54b
を下支持したまま原稿スキャナ10を持ち上げるにつれ
て、支持脚15a〜15dが、床面を蹴るように回動
し、原稿スキャナ10が支持脚15a〜15dの長さ程
度あるいはそれ以上の高さに持ち上げられると、支持脚
15a〜15dが垂直姿勢(図8状態)となる。この状
態で原稿スキャナ10を床に降ろすと、レバ−54a,
54bから手を離しても、支持脚15a〜15dが垂直
姿勢を維持する。床に降ろす代りに、ソ−タ20の拘束
穴27a〜27dに挿入することにより、ソ−タ20に
対して、図1に示すような組合せとなる。
【0036】なお、上述の、レバ−54a,54bを含
む2対の連結機構を、プリンタ30およびコントロ−ラ
40に、それらの回動支持脚の格納/取出しのために同
様に装備してもよい。すなわち、プリンタ30およびコ
ントロ−ラ40の各変形例は、図示を省略したが、上述
の2対の連結機構を同様に装備するものである。
【0037】図9に、原稿スキャナ10の第3実施例
の、図2に示す第1実施例との相違する部位を示す。こ
の実施例では、支持脚15a〜15dが長くなった場合
等、部材のグラつきをなくす目的で支持脚間に補強材5
6を設けた例である。これに併せて、スキャナとプリン
タを重畳する際、インターフェース等の接続に必要な回
路基板を設ける場合等、回路基板の支持台として補強材
56を活用するために、補強材56には、回路基板61
〜63接続用のコネクタ57〜59を設けた。なお、上
述の、補強材56およびコネクタ57〜59を、プリン
タ30およびコントロ−ラ40に、それらの支持脚の補
強ならびにインタ−フェ−ス回路基板の増設のために同
様に装備してもよい。すなわち、プリンタ30およびコ
ントロ−ラ40の各変形例は、図示を省略したが、上述
の補強材56およびコネクタ57〜59を同様に装備す
るものである。
【0038】図10の(a)に、プリンタ30の第2実
施例を示す。この実施例では、プリンタ30の部品であ
る電気モ−タ64を、1つの支持脚35cの内部に収納
し、その回転動力をフレキシブルケ−ブル65でプリン
タケ−ス内の被駆動機構に伝達する。図10の(b)
に、支持脚35cを拡大して示す。支持脚35cを回動
自在に支持するピン36cは、2本1組であって、支持
脚35cの内部の、両ピンの先端面が相対向する空間
を、フレキシブルケ−ブル65内のフレキシブルワイヤ
66が通っている。ワイヤ66の一端は、カプラ67
で、電気モ−タ64の回転軸に接続されている。フレキ
シブルケ−ブル65の外管であるフレキシブルシ−ス
(鞘管)の一端は、支持脚35cに固着されている。こ
の実施例では、電気モ−タ64が、画像紙をソ−タへの
排紙口31を通してソ−タ20へ上搬送排紙する排紙ロ
−ラを回転駆動する。なお、各装置10〜40の部品
を、上記電気モ−タ64と同様に、各支持脚に収納して
もよい。すなわち、各装置10〜40の各変形例は、図
示を省略したが、各装置の部品の一部を、支持脚に同様
に収納装備するものである。支持脚の内部に収納配置す
る部品を、発熱量の多い部品や回路基板にすると、支持
脚を伝熱性および熱放射性が高い材質とし、更に必要に
応じて、気流設計で冷却効果の高い形状にすることによ
り、装置本体を更にコンパクトに設計しうるようにな
る。
【0039】図11に、支持脚45aとその下端を受入
れる拘束穴17aとの組合せの、一変形例を示す。この
例では、拘束穴17aの底から、電気接続用の雄コネク
タ70の突起72が穴17a内に突出し、その先端部
に、電気接続用の多数の導体73が露出している。この
雄コネクタ70の突起72を受入れる雌コネクタ80
が、支持脚45aの先端部の内部にあり、支持脚45a
の先端は、突起72を受入れるように、開いている。雄
コネクタ70の本体のフランジ71は、図示しない止め
ねじで拘束穴17aの底裏面に固着されている。雌コネ
クタ80の本体81に連なるフランジは、支持脚45a
の先端のシュ−を、支持脚45aの管幹の下端にねじ込
むことにより挟圧支持されている。雌コネクタ80の雄
受け口の内面には、雄コネクタ70の導体73が当接す
る導体83がある。導体73および83には、画像デ−
タ,制御信号等の弱電信号を導びくデ−タ&制御信号バ
スケ−ブル74および84の導体心線が接続されてい
る。
【0040】コネクタ70,80ならびにケ−ブル7
4,84を、電力伝送用の導体をも含むものとして、1
対のコネクタを電力も伝送する構造とすることもできる
が、電力用のコネクタを、別の支持脚/拘束穴の組合せ
部に装備するのが好ましい。最も好ましい態様では、図
7の(e)の組合せにおいて、上下方向zに一直線に並
ぶ支持脚および拘束穴の連なり(総計4連)の少くとも
1つを、電力ケ−ブルの挿通およびコネクタ接続に使用
して、この電力ケ−ブルを全装置で共通使用し、また、
他の少くとも1つをデ−タ&制御信号ケ−ブルすなわち
通信ケ−ブルの挿通およびコネクタ接続に使用して、こ
の通信ケ−ブルを全装置で共通バスとして使用するよう
に設定しておくのが好ましい。
【0041】図12に、プリンタ30の第3実施例を示
す。このプリンタ30も、ソ−タに画像紙を排出するソ
−タ用排紙口31が天板33に開いているので、ソ−タ
(たとえば20)が、プリンタ30に重畳される。この
ソ−タを下支持する4本の回動支持脚35a〜35d
が、天板33S側に備わっている。つまり、回動支持脚
を、底板側ではなく天板側に備えている。これに対応し
てソ−タは、固定支持脚25a〜25dがなく、代りに
それらの位置拘束穴を有するものとなる。なお、回動支
持脚35aと35cは、ソ−タの上搬送/分配器(21
相当のもの)の下に位置し、ソ−タとの連結に使用さ
れ、格別な下支持機能はない。回動支持脚35b,35
dが、プリンタ30の天板33Sとソ−タの仕分棚の間
に空間を空けるために長く、ソ−タを下支持する。な
お、原稿スキャナ10,ソ−タ20およびコントロ−ラ
40も、必要に応じて、支持脚を天板側に、拘束穴を底
板側に設けてもよく、また、ある装置は支持脚を天板側
および底板側の両方に備え、他の装置は拘束穴を天板側
および底板側の両方に備えたものとしてもよい。
【0042】図12の(a)に示す支持脚35dには、
トナー補給ボトル95が収納されており、これがプリン
タ30の内部の図示しない現像器にトナ−を補給する。
図12の(b)に支持脚35dの拡大正面を、図12の
(c)に拡大右側面を示す。支持脚35dを回動自在に
支持するピン36d2は大径パイプであり、それをトナ
−供給チュ−ブ94が貫通している。このトナ−供給チ
ュ−ブ94の一端が座台93に固着されている。チュ−
ブ94の他端は、図示しいない現像器につながってい
る。支持脚35dは略半周に渡る窓が開いており、それ
が、蝶番92a,92bで回動開閉するように支持され
た略半円筒形の蓋91で閉じられている。トナー補給ボ
トル95を交換するときには、蓋91を開いて使用済み
のトナ−補給ボトル95を取り出し、未使用のトナ−補
給ボトルを支持脚35d内に挿入してチュ−ブ94にト
ナ供給する設定をして蓋91を閉じる。蓋91で閉じら
れる、ボトル挿脱用の窓が、支持脚35dを長溝34d
に格納した水平姿勢で、上向きとなるので、支持脚35
dを図12に示す垂直姿勢にしているときは勿論、長溝
34dに格納しているときにも、蓋91の開閉が可能で
ある。つまり、トナ−補給ボトルの交換が可能である。
【0043】図13に、プリンタ30の第4実施例を示
す。この実施例では、支持脚35a〜35dを、上下方
向zにずらして格納又は引出す構造を採用した。支持脚
35dの上端のピン36dを上下方向zにスライド可に
案内する溝98を有するアングル96が、底板33Bを
支える下支持フレ−ム(図示せず)から起立しており該
フレ−ムと一体である。溝98には、ピン36dを、上
下方向zには移動を拘止するが、z軸を中心とする回動
は可に案内する3箇所の分岐溝97a〜97cが連続し
ている。図13には、ピン36dが最下位の分岐溝97
cに係合し、支持脚35dが最も延び出た状態を示す。
この状態で、支持脚35dを、ピン36dが縦溝98に
入る方向(z軸廻り)に廻わし、そしてピン36dが中
間の分岐溝97bの高さになるまで上に引上げてから、
ピン36dが分岐溝97bに入る方向に廻わすことによ
り、支持脚35dは、図示の下突出長の略半分の下突出
長となり、プリンタ本体を下支持することができる。更
に、支持脚35dを、ピン36dが縦溝98に入る方向
(z軸廻り)に廻わし、そしてピン36dが最上位の分
岐溝97aの高さになるまで押し上げ、ピン36dが分
岐溝97aに入る方向に廻わすことにより、支持脚35
dは、その下端面が底板33Bの下支持突起(図示せ
ず)よりわずかに上の位置(格納位置)となり、支持脚
35dはプリンタ本体を下支持しない。
【0044】上述のアングル96による支持脚35dの
z方向位置決め機構と同様な機構が、他の3コ−ナの支
持脚35a〜35cのz方向位置位置決めのために、同
様に備わっている。
【0045】なお、上述の、アングル96による支持脚
35dのz方向位置決め機構と同様な機構を、原稿スキ
ャナ10およびコントロ−ラ40に、それらの支持脚の
格納/取出しのために同様に装備してもよい。すなわ
ち、原稿スキャナ10およびコントロ−ラ40の各変形
例は、図示を省略したが、上述のz方向位置決め機構を
同様に装備するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の外観を示す斜視図であ
る。
【図2】 (a)は図1に示す原稿スキャナ10を組体
から分離して単体で示す斜視図、(b)および(c)は
原稿スキャナ10の、支持脚15a〜15dを格納した
状態の底面図および右側面図、(d)および(e)は、
(a)に示すように支持脚15a〜15dを引出した状
態の底面図および右側面図である。
【図3】 図2の(a)に示す拘束穴17aの拡大横断
面図である。
【図4】 図1に示すソ−タ20を組体から分離して単
体で示す斜視図である。
【図5】 図1に示すプリンタ30を組体から分離しか
つ支持脚35a〜35dを格納位置(図1)から引出し
て、単体で示す斜視図である。
【図6】 図1に示す原稿スキャナ10およびプリンタ
30と共に、組体として用いられるコントロ−ラ40の
外観を示す斜視図である。
【図7】 図2に示す原稿スキャナ10,図4に示すソ
−タ20,図5に示すプリンタ30および図6に示すコ
ントロ−ラ40の間の、選択的又は全部の組合せ態様を
示す正面図である。
【図8】 原稿スキャナ10の第2実施例の外観を示す
斜視図である。
【図9】 原稿スキャナ10の第3実施例の、変更があ
る要部を示す斜視図である。
【図10】 (a)はプリンタ30の第2実施例の外観
を示す斜視図、(b)は(a)に示す支持脚35cの拡
大正面図である。
【図11】 図2に示す拘束穴17aと図6に示す支持
脚45aとの結合部の変形例を示す拡大横断面図であ
る。
【図12】 (a)はプリンタ30の第3実施例の外観
を示す斜視図、(b)および(c)は(a)に示す支持
脚35dの拡大正面図および拡大右側面図である。
【図13】 プリンタ30の第4実施例の外観を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10:原稿スキャナ 11:コンタクトガラス 12:圧板 13B:底板 13S:天板 14a〜14d:長溝 15a〜15d:支持脚 16a〜16d:ピン 17a〜17d:拘束穴 18:補強フレ−ム 19a,19d:プランジャ 19b,19e:スプリ
ング 19c,19f:シリンダ 45ar:リング溝 20:ソ−タ 21:上搬送/分配装置 22:排紙ロ−ラ 24:排紙斜面 26:仕分け棚 30:レ−ザプリンタ 31:ソ−タ用排出口 40:コントロ−ラ 41,42,48,49a,49b:キ−群 46:液晶ディスプレイ 51:ロッド 52:ロ−ラ 53:帯ばね 54a,54b:レバ− 55:窓口 56:補強材 57〜59:コネクタ 61〜63:回路基板 64:電気モ−タ 65:フレキシブルケ−ブル 66:フレキシブルワイ
ヤ 67:カプラ 70:雄コネクタ 80:雌コネクタ 91:蓋 92a,92b:蝶番 93:座台 94:トナ−供給チュ−ブ 95:トナ−補給ボトル 96:アングル 97a〜97c:分岐溝 98:溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今 井 明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 久 保 園 浩 喜 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 酒 井 捷 夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 柳 川 信 之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宇 田 茂 晴 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H071 AA22 AA23 AA26 AA59

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】与えられる画像デ−タが表わす画像をシ−
    ト上に形成する画像形成装置と、画像を読取り画像デ−
    タを生成する画像読取装置とを、上下方向zに配列し、
    連結手段で、少くとも水平方向x,yには相対的に固定
    した組体であって、 前記連結手段は、画像形成装置と画像読取装置の一方に
    格納/取出し可に装着された可動支持脚、および、他方
    にあって、該可動支持脚の取り出された部位を水平方向
    x,yに移動不可に保持する拘束手段、を含む、画像形
    成装置と画像読取装置との組体。
  2. 【請求項2】与えられる画像デ−タが表わす画像をシ−
    ト上に形成する画像形成装置の上方又は下方に配置され
    該装置に、少くとも水平方向x,yには相対的に固定さ
    れ、該装置にシ−トを供給するため又は該装置が画像形
    成したシ−トを受取るためのシ−ト処理装置に対して、
    画像を読取り画像デ−タを生成する画像読取装置を、上
    下方向zに配列し、連結手段で、少くとも水平方向x,
    yには相対的に固定した組体であって、 前記連結手段は、シ−ト処理装置と画像読取装置の一方
    に格納/取出し可に装着された可動支持脚、および、他
    方にあって、該可動支持脚の取り出された部位を水平方
    向x,yに移動不可に保持する拘束手段、を含む、画像
    形成装置と画像読取装置との組体。
  3. 【請求項3】前記連結手段の部材内に、組体を構成する
    装置の構成部品を格納した、請求項1又は請求項2記載
    の、画像形成装置と画像読取装置との組体。
  4. 【請求項4】前記連結手段の部材内に、組体を構成する
    装置の消耗品を格納した、請求項1又は請求項2記載
    の、画像形成装置と画像読取装置との組体。
  5. 【請求項5】前記連結手段に格納されたものが組体を構
    成する装置の本体に機械的または電気的に接続される構
    成である、請求項3又は請求項4記載の、画像形成装置
    と画像読取装置との組体。
  6. 【請求項6】前記画像読取装置の上又は下に、該装置が
    生成する画像デ−タの画像形成装置への出力,遠隔地へ
    の転送、および、遠隔地から転送されて来た画像デ−タ
    の画像形成装置への出力、を選択的に行なうコントロ−
    ラを配列し、追加の連結手段で、少くとも水平方向x,
    yには相対的に固定した、請求項1又は請求項2記載
    の、画像形成装置と画像読取装置との組体。
  7. 【請求項7】前記連結手段は、上下方向zの相対的な移
    動を阻止するためのストッパを含む、請求項1,請求項
    2又は請求項6記載の、画像形成装置と画像読取装置と
    の組体。
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