JP2001021986A - 撮像光学系 - Google Patents

撮像光学系

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JP2001021986A
JP2001021986A JP11189578A JP18957899A JP2001021986A JP 2001021986 A JP2001021986 A JP 2001021986A JP 11189578 A JP11189578 A JP 11189578A JP 18957899 A JP18957899 A JP 18957899A JP 2001021986 A JP2001021986 A JP 2001021986A
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optical system
image
imaging
lens
finder
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JP11189578A
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English (en)
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Nozomi Kitagishi
望 北岸
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファインダー光学系の大きさを小さくし、も
ってカメラの大きさを小さくすることが可能な撮像光学
系を提供する。 【解決手段】 対物レンズ1により形成される一次像を
反射ミラー5,6,7及び二次結像レンズ3により撮像
素子4に縮小再結像させて撮像する。二次結像レンズ3
の後方に焦点板9と接眼レンズ10とを有するファイン
ダー光学系を配置し、二次結像レンズ3からの光を撮像
素子4とファインダー光学系とに選択的に分配する可動
ミラー8を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルスチルカ
メラ、カメラ、ビデオレコーダー等の撮像光学系に関す
るものであり、さらに詳しくは、対物レンズ(撮影レン
ズ)により形成される一次像を二次結像レンズによって
小型の撮像素子上に一次像より縮小して再結像する構成
の撮像光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示す様なデジタルスチルカ
メラ光学系が知られている。図3において、1は撮影を
行うための対物レンズ、110は対物レンズ1の光軸、
107は対物レンズ1の一次結像面である。2はコンデ
ンサーレンズ、102は第一反射ミラー、3は二次結像
レンズ、103は第二反射ミラーであり、これらは二次
結像光学系を構成し、本例では1インチのCCD撮像素
子4上に一次像の縮小像を形成する。一方、101は可
動ミラー、104は焦点板、105はペンタプリズム、
106は接眼レンズであり、これらにより構成されるフ
ァインダー光学系を用いてファインダー像が観察され
る。
【0003】本例では、対物レンズ1は35mmサイズ
フィルムへの結像を前提として作られたものを利用して
おり、従来の35mmカメラのシステムを流用し、対物
レンズ1の画角が保たれたまま1インチのCCD撮像素
子4上に一次像の縮小像を形成させることができる。
【0004】一般的に、撮像素子は大型のものほど製造
歩留まりが低くなり製造が難しくなり高価で入手困難に
なる。しかし、1インチから1/3インチの撮像素子で
あればビデオカメラやテレビカメラに大量に使用されて
おり、その製造技術も十分に確立しており、量産効果に
より安価に入手可能である。この様な小型の撮像素子を
用いてデジタルカメラを作ると、二次結像レンズを追加
するコストを差し引いても全体としてみれば低コストを
達成することができるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の様に、従来の二
次結像タイプのデジタルスチルカメラのファインダー光
学系は、対物レンズ1の直後におかれた跳ね上げ式可動
ミラー101による反射光が焦点板104上に結像した
像を、ペンタプリズム105及び接眼レンズ106を通
して観察するという構成をとっており、サイズの大きい
一次像を拾っているためファインダー光学系が大きくな
り、ひいてはカメラの大きさが大きくなってしまうとい
う欠点があった。
【0006】そこで、本発明は、ファインダー光学系の
大きさを小さくし、もってカメラの大きさを小さくする
ことが可能な撮像光学系を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明によれ
ば、上記目的を達成するものとして、対物レンズにより
形成される一次像を二次結像レンズにより撮像素子に縮
小再結像させて撮像する撮像光学系であって、前記二次
結像レンズの後方にファインダー光学系、及び前記二次
結像レンズからの光を前記撮像素子と前記ファインダー
光学系とに分配する光分配手段を有することを特徴とす
る撮像光学系、が提供される。
【0008】本発明の一態様においては、前記光分配手
段は前記二次結像レンズからの光を前記撮像素子と前記
ファインダー光学系とに選択的に分配する可動ミラーで
ある。本発明の一態様においては、前記光分配手段はハ
ーフミラーである。
【0009】本発明の一態様においては、前記ファイン
ダー光学系は焦点板を有しており、該焦点板に前記一次
像より小さい像を形成するようにしてなる。本発明の一
態様においては、前記対物レンズと前記一次像との間に
光路を前記対物レンズの光軸に対して側方に折り曲げる
反射ミラーが配置されている。本発明の一態様において
は、前記ファインダー光学系は前記焦点板の後方に配置
された接眼レンズを有しており、該接眼レンズの光軸は
前記対物レンズの光軸と平行である。本発明の一態様に
おいては、前記ファインダー光学系は前記焦点板と前記
接眼レンズとの間に光路折り曲げのための反射ミラーを
有している。
【0010】本発明の撮像光学系は、二次結像レンズの
後方にファインダー光学系を配置し、光分配手段により
二次結像レンズからの光を撮像素子とファインダー光学
系とに分配することで、ファインダー光学系の大きさを
極めて小さくしている。
【0011】また、本発明によれば、以上のような撮像
光学系を有することを特徴とする撮像装置が提供され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の撮像光学系の具体的な実施の形態を説明する。
【0013】[実施形態1]図1は本発明の撮像光学系
の第1の実施形態を示す図である。図1において、1は
撮影を行うための対物レンズであり、110は対物レン
ズ1の光軸である。対物レンズ1への入射光は、第一反
射ミラー5で側方へと折り曲げられ、コンデンサーレン
ズ2へと向かう。そして、物体の対物レンズ1による像
(一次像)はコンデンサーレンズ2の近傍に形成され
る。この一次像からの光は、第二反射ミラー6で上方へ
及び第三反射ミラー7で側方へと折り曲げられ、二次結
像レンズ3により集光される。そして、一次像の二次結
像レンズ3による再結像の像(二次像)は撮像素子4上
及び焦点板9上に選択的に形成される。撮像素子4上及
び焦点板9上への結像の切替えは可動ミラー8を上下方
向を中心として回動させることでなされ、図示の状態で
は焦点板9上に二次像が結像され、接眼レンズ10を通
してファインダー像が観察される。一方、可動ミラー8
が回動により焦点板9の方へと退避した状態では、撮像
素子4上に二次像が結像され、撮影が行なわれる。
【0014】図1から分かるように、二次像(ほぼ焦点
板9又は撮像素子4の大きさ)は一次像(ほぼコンデン
サーレンズ2の大きさ)を縮小再結像しているので、二
次結像レンズ3の後方にファインダー光学系を配置する
ことにより、ファインダー光学系の大きさは二次像の大
きさに準ずることになって、一次像から直接ファインダ
ー像を取り出すより格段に小さくなる。
【0015】また、図1に示すような反射ミラー5,
6,7及び可動ミラー8を組み合わせることにより、ペ
ンタプリズム等の複雑で高価な光学素子を使用すること
なく安価にファインダー光学系を構成することができ
る。
【0016】[実施形態2]図2は本発明の撮像光学系
の第2の実施形態を示す図である。図2において、1は
撮影を行うための対物レンズであり、110は対物レン
ズ1の光軸である。対物レンズ1への入射光は、第一反
射ミラー5で側方へと折り曲げられ、コンデンサーレン
ズ2へと向かう。そして、物体の対物レンズ1による像
(一次像)はコンデンサーレンズ2の近傍に形成され
る。この一次像からの光は、二次結像レンズ3により集
光される。そして、一次像の二次結像レンズ3による再
結像の像(二次像)は撮像素子4上及び焦点板9上に選
択的に形成される。撮像素子4上及び焦点板9上への結
像の切替えは可動ミラー8を撮像素子4及び焦点板9と
平行な水平方向を中心として回動させることでなされ、
図示の状態では焦点板9上に二次像が結像され、第二反
射ミラー11で側方へ及び第三反射ミラー12で対物レ
ンズ1の光軸110と平行な方向に光路折り曲げがなさ
れた上で、接眼レンズ10を通してファインダー像が観
察される。一方、可動ミラー8が回動により焦点板9の
方へと退避した状態では、撮像素子4上に二次像が結像
され、撮影が行なわれる。
【0017】図2から分かるように、二次像(ほぼ焦点
板9又は撮像素子4の大きさ)は一次像(ほぼコンデン
サーレンズ2の大きさ)を縮小再結像しているので、二
次結像レンズ3の後方にファインダー光学系を配置する
ことにより、ファインダー光学系の大きさは二次像の大
きさに準ずることになって、一次像から直接ファインダ
ー像を取り出すより格段に小さくなる。
【0018】また、図2に示すような反射ミラー5,1
1,12及び可動ミラー8を組み合わせることにより、
ペンタプリズム等の複雑で高価な光学素子を使用するこ
となく安価にファインダー光学系を構成することができ
る。
【0019】[その他の実施形態]上記実施形態1〜2
では光分配手段として可動ミラーを用いているが、ハー
フミラーにより光分配手段を構成することも可能であ
る。この場合には、接眼レンズ10側からの逆入光を防
ぐために、アイピースシャッターを設けるのが好まし
い。
【0020】また、上記実施形態1〜2においてミラー
5,6,7を適切な透過率を有するハーフミラーに置き
換えることにより、これらミラー5,6,7を透過した
一部の光を用いてAF(オートフォーカス)、測光、ス
トロボ調光などのためのユニットを構成することも可能
である。
【0021】また、上記実施形態1〜2において、二次
結像面に配置される撮像素子4としては、CCD等のエ
リア型の光電変換素子に限定されるものではなく、11
0サイズフィルムやディスクフィルムなどであってもよ
い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
縮小再結像のための二次結像レンズの後方にファインダ
ー光学系を配置することにより、ファインダー光学系の
大きさを極めて小さくすることができる。従って、カメ
ラの大きさ例えば高さ方向の大きさを小さくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像光学系の第1の実施形態を示す図
である。
【図2】本発明の撮像光学系の第2の実施形態を示す図
である。
【図3】撮像光学系の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 コンデンサーレンズ 3 二次結像レンズ 4 撮像素子 5 第一反射ミラー 6 第二反射ミラー 7 第三反射ミラー 8 可動ミラー 9 焦点板 10 接眼レンズ 11 第二反射ミラー 12 第三反射ミラー 101 可動ミラー 102 第一反射ミラー 103 第二反射ミラー 104 焦点板 105 ペンタプリズム 106 接眼レンズ 107 一次結像面 110 対物レンズの光軸

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズにより形成される一次像を二
    次結像レンズにより撮像素子に縮小再結像させて撮像す
    る撮像光学系であって、前記二次結像レンズの後方にフ
    ァインダー光学系、及び前記二次結像レンズからの光を
    前記撮像素子と前記ファインダー光学系とに分配する光
    分配手段を有することを特徴とする撮像光学系。
  2. 【請求項2】 前記光分配手段は前記二次結像レンズか
    らの光を前記撮像素子と前記ファインダー光学系とに選
    択的に分配する可動ミラーであることを特徴とする、請
    求項1に記載の撮像光学系。
  3. 【請求項3】 前記光分配手段はハーフミラーであるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の撮像光学系。
  4. 【請求項4】 前記ファインダー光学系は焦点板を有し
    ており、該焦点板に前記一次像より小さい像を形成する
    ようにしてなることを特徴とする、請求項1〜3のいず
    れかに記載の撮像光学系。
  5. 【請求項5】 前記対物レンズと前記一次像との間に光
    路を前記対物レンズの光軸に対して側方に折り曲げる反
    射ミラーが配置されていることを特徴とする、請求項1
    〜4のいずれかに記載の撮像光学系。
  6. 【請求項6】 前記ファインダー光学系は前記焦点板の
    後方に配置された接眼レンズを有しており、該接眼レン
    ズの光軸は前記対物レンズの光軸と平行であることを特
    徴とする、請求項4〜5のいずれかに記載の撮像光学
    系。
  7. 【請求項7】 前記ファインダー光学系は前記焦点板と
    前記接眼レンズとの間に光路折り曲げのための反射ミラ
    ーを有していることを特徴とする、請求項6に記載の撮
    像光学系。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかの撮像光学系を
    有することを特徴とする撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003085438A1 (fr) * 2002-04-05 2003-10-16 Olympus Corporation Objectif zoom et appareil de mise en image dans lequel il est utilise
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