JP2001020829A - 内燃機関用の燃料供給装置 - Google Patents

内燃機関用の燃料供給装置

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JP2001020829A
JP2001020829A JP2000183642A JP2000183642A JP2001020829A JP 2001020829 A JP2001020829 A JP 2001020829A JP 2000183642 A JP2000183642 A JP 2000183642A JP 2000183642 A JP2000183642 A JP 2000183642A JP 2001020829 A JP2001020829 A JP 2001020829A
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pressure
valve
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internal combustion
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JP2000183642A
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Markus Rueckle
リュックレ マルクス
Juergen Hammer
ハンマー ユルゲン
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M55/02Conduits between injection pumps and injectors, e.g. conduits between pump and common-rail or conduits between common-rail and injectors
    • F02M55/025Common rails
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M63/02Fuel-injection apparatus having several injectors fed by a common pumping element, or having several pumping elements feeding a common injector; Fuel-injection apparatus having provisions for cutting-out pumps, pumping elements, or injectors; Fuel-injection apparatus having provisions for variably interconnecting pumping elements and injectors alternatively
    • F02M63/0225Fuel-injection apparatus having a common rail feeding several injectors ; Means for varying pressure in common rails; Pumps feeding common rails
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料供給装置をできるだけ簡単に、頑丈にし
かも安価に構成するようにする。 【解決手段】 本発明は、内燃機関用の燃料(5)を供
給するための燃料供給装置であって、燃料貯蔵タンク
(1)と、燃料ポンプユニットと、少なくとも1つの燃
料弁(4)とが設けられており、燃料ポンプユニット
が、燃料(5)を燃料貯蔵タンク(1)から圧送管路
(6)を介して燃料弁(4)に搬送し、該燃料弁を介し
て燃料(5)が、少なくとも間接的に内燃機関の燃焼室
に供給されるようになっており、更に、圧送管路(6)
内の燃料圧力を内燃機関の運転条件に関連して低下させ
る放圧装置(7)が設けられている形式のものにおい
て、放圧装置(7)が圧送管路(6)に接続されていて
かつ機械式/液力式に接続及び遮断可能な人工の消費機
を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用の燃料
を供給するための燃料供給装置であって、燃料貯蔵タン
クと、燃料ポンプユニットと、少なくとも1つの燃料弁
とが設けられており、燃料ポンプユニットが、燃料を燃
料貯蔵タンクから圧送管路を介して燃料弁に搬送し、該
燃料弁を介して燃料が、少なくとも間接的に内燃機関の
燃焼室に供給されるようになっており、更に、圧送管路
内の燃料圧力を内燃機関の運転条件に関連して低下させ
る放圧装置が設けられている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の燃料供給装置は公知である(例
えばドイツ国特許公開第19539883号明細書)。
前記公知の燃料供給装置の場合には、燃料ポンプユニッ
トは第1の燃料ポンプと第2の燃料ポンプとを有してい
て、この場合、第1の燃料ポンプは燃料を燃料貯蔵タン
クから第2の燃料ポンプに搬送し、次いで第2の燃料ポ
ンプは燃料を、圧送管路を介して燃料弁に搬送する。燃
料供給装置においては、圧送管路内の燃料圧力を低下さ
せることのできる放圧装置が設けられている。放圧装置
なしでは圧送管路内の減圧は、噴射量(燃料弁を介して
内燃機関の燃焼室に到達する燃料量)、制御量(燃料弁
を制御するのに用いられる燃料量)及び漏れ量(弁閉鎖
状態にも拘わらず該弁を貫流する燃料量)を介してのみ
行われる。これによって、内燃機関の規定の運転条件に
おいて減圧が極めて緩慢に行われるようになる。
【0003】圧送管路内の極めて緩慢な減圧を認知でき
る内燃機関の運転条件は、例えば部分負荷領域、特にエ
ンジンブレーキ運転領域での内燃機関運転である。エン
ジンブレーキ運転領域では、噴射量はゼロに等しくかつ
圧送管路内の減圧は放圧装置なしでは例えば噴射弁内の
漏れによってのみ行われる。エンジンブレーキ運転後に
負荷運転が再開された場合には規定のケースにおいて、
圧送管路内の実際圧力が目標圧力よりも著しく高くな
り、これにより、所要の噴射量を維持して極めて短い噴
射時間が生ぜしめられる。これは矢張り、自動車のドラ
イバ及び同乗者並びに周囲の人達にとって極めて不快に
感じられる内燃機関の短いノッキング騒音によって認知
される。これに対して、公知の燃料供給装置において設
けられる放圧装置によって、圧送管路内の減圧は必要に
応じて著しく迅速に行われる。これにより、規定のケー
スにおいて内燃機関の燃焼騒音が著しく減少されるよう
になる。
【0004】ドイツ国特許公開第19539883号明
細書から公知の燃料供給装置における放圧装置は、例え
ば、圧送管路に接続されている電磁式に制御される放圧
弁として構成されている。圧送管路内の圧力を迅速に低
下させねばならない内燃機関の運転条件が提示された場
合には、放圧弁は制御機械によって電気的に制御され、
これによって放圧弁は少なくとも、圧送管路内で所要の
減圧が遂行されるまで、開放される。しかしながら制御
機械は放圧弁以外に、多数の別のセンサ及びアクチュエ
ータ、例えば噴射弁として構成された燃料弁も制御しな
ければならない。一般に制御機械は、内燃機関全体の中
央の制御ユニットとして用いられる。公知の燃料供給装
置の場合には、制御機械は放圧弁の制御によって付加的
に負荷される。前記の付加的な負荷には、制御機械の計
算出力並びに放圧弁への電気的なエネルギの供給が該当
する。更に、電磁式に制御可能な放圧弁を作動した場合
には、放圧弁の著しい熱負荷が生ずる。公知の燃料供給
装置の放圧弁の場合には冷却装置等は設けられていな
い。更に、公知の燃料供給装置において使用されるよう
な、電磁式に制御される放圧弁は極めて高価である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それ故本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の燃料供給装置を、放圧装置が簡
単に、頑丈にしかも安価に構成されていてかつ電気的な
制御機械とは無関係に作業するように、改良することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば、冒頭に述べた形式の燃料供給装置から出発して、放
圧装置が圧送管路に接続されていてかつ機械式/液力式
に接続及び遮断可能な人工の消費機を有していることに
よって、解決された。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、圧送管路内で支配する
圧力を有利には圧送管路に接続される人工の消費機を介
して減少させることができることが明らかとなった。消
費機は、圧送管路内の減圧が内燃機関の規定の運転条件
で、例えば部分負荷領域における内燃機関の運転時に、
特にエンジンブレーキ運転領域での内燃機関の運転時に
次のように、迅速に行われるよう設計されている、つま
り、負荷運転を再開した場合に圧送管路内の実際圧力が
目標圧力とほぼ同じ大きさであり、これにより内燃機関
のノッキング燃焼騒音が生じないように、迅速に行われ
るよう設計されている。他面、人工の消費機を設計する
場合、圧送管路内で依然として十分高い圧力を形成で
き、内燃機関を支障なく全負荷領域で運転できるよう
に、考慮されなばならない。
【0008】本発明による燃料供給装置において規定の
限界圧力、例えばアイドリング圧力が圧送管路内ででき
るだけ迅速に形成されかつ確実に維持されるようにする
ために、人工の消費機は機械式/液力式に接続又は遮断
可能である。消費機は有利には、限界圧力に達するまで
遮断状態で維持される。限界圧力を越えた場合に初め
て、消費機は接続されかつ圧送管路から燃料を連続的に
消費することによって圧送管路内の減圧を生ぜしめる。
【0009】内燃機関の運転状態に関連して人工の消費
機を段階的に接続及び遮断することもことができ、この
場合消費機は、内燃機関の運転条件に関連して多かれ少
なかれ燃料を圧送管路から消費する。
【0010】本発明による燃料供給装置の利点は、燃料
供給装置が簡単かつ頑丈に構成されていることにある。
更に機械式/液力式に作動可能な本発明による燃料供給
装置の放圧装置は、従来の燃料供給装置の電気的に制御
される放圧装置よりも著しく小型に構成されている。更
に、本発明による燃料供給装置の放圧装置は、内燃機関
の制御機械とは無関係に作業しかつ制御機械を付加的に
負荷することはない。
【0011】本発明の別の有利な構成では、人工の消費
機は圧送管路から燃料貯蔵タンクへの戻し部を有してい
て、該戻し部内には絞りが配置されている。戻し部を介
して、人工の消費機が接続された場合に、絞り横断面に
関連した燃料量を圧送管路から燃料貯蔵タンク内に戻す
ことができる。
【0012】人工の消費機を機械式/液力式に接続及び
遮断するために、本発明の有利な構成によれば、放圧装
置は圧力制御される弁を有している。前記弁はスライド
弁又はシート弁としても構成できる。弁は静止位置で、
即ち内燃機関が遮断された場合に閉鎖されかつ人工の消
費機は遮断される、即ち、人工の消費機と圧送管路との
間の接続は中断されている。
【0013】本発明の有利な構成では、弁は圧送管路内
で支配する圧力に抗してばねエレメントによって、人工
の消費機が限界圧力を越えるまで遮断状態で維持される
ように負荷される。限界圧力は有利には適当なばねの選
択によって調節可能である。所望のばね定数を有するば
ねの選択によって又は所望のプレロードをかけられたば
ねによって限界圧力が調節される。限界圧力は有利に
は、内燃機関のアイドリング中に圧送管路内で支配する
アイドリング圧力である。
【0014】本発明の別の有利な構成では、放圧装置の
流過特性曲線はヒステリシスループを有しており、この
場合接続された人工の消費機は限界圧力を下回った後で
初めて遮断される。流過特性曲線の増加経路においては
流過量は、限界圧力を越えてから圧送管路内の圧力増大
に伴って上昇する。減少経路においては流過特性曲線は
同じ圧力で、増加経路におけるよりも高い流過量を有す
る。つまり、人工の消費機は、限界圧力を越えた後で初
めて、有利にはアイドリング圧力を越えた後で初めて接
続される。これによって、アイドリング圧力が即座に形
成されかつ確実に保持される。アイドリング圧力を越え
た後では人工の消費機は、圧送管路内の燃料圧力が限界
圧力を下回るまで、接続状態で維持される。このように
して、必要であれば圧力チャンバ内での迅速な減圧が保
証される。
【0015】本発明の有利な構成では、放圧装置の弁は
圧力制御されるスライド弁として構成されている。スラ
イド弁はばね負荷されたピストンを有していて、該ピス
トンは、ばね力と圧送管路内の燃料の圧力に関連した力
とに基づきバランスされる。圧送管路内の圧力が限界圧
力と同じである場合に又は限界圧力より低い場合には、
ピストンは閉鎖位置を占める。閉鎖位置では漏れ流のみ
が、スライド弁のピストンとケーシングとの間のギャッ
プを介して流出する。圧送管路内の減圧は漏れ流に基づ
き極めて僅かである。圧送管路内の圧力が限界圧力を越
えた場合には、ピストンはばね力に抗してシフトして、
制御通路を人工の消費機に対して解放する。この位置で
は人工の消費機を介して著しく迅速な減圧が行われる。
従って、前記弁位置で減圧は人工の消費機もしくは絞り
の流過特性曲線に追従する。
【0016】圧送管路内の圧力が再び、限界圧力よりも
低い規定の圧力値以下に落下した場合には、スライド弁
のピストンはばねエレメントによって閉鎖位置にシフト
される。制御通路は閉鎖されかつ人工の消費機は遮断さ
れる。
【0017】選択的に本発明の有利な構成では、放圧装
置の弁が圧力制御されるシート弁として構成されてい
る。シート弁は閉鎖エレメントを有していて、該閉鎖エ
レメントは、ばねエレメントによって圧送管路内の燃料
圧力に抗してシート弁の弁座に圧着される。この運転領
域では圧送管路内の減圧は、弁閉鎖位置で閉鎖エレメン
トと弁座との間を貫流する漏れ流によってのみ行われ
る。漏れ流に基づく減圧は極めて僅かである。閉鎖エレ
メントにはばねエレメントの力に抗して圧送管路内の圧
力が作用する。シート弁は、圧送管路内の燃料圧力が限
界圧力を越えると、閉鎖エレメントがばねエレメントの
力に抗して弁座から持ち上げられように、設計されてい
る。減圧は前記運転領域でまず、弁座と閉鎖エレメント
との間に生ずる流過面積の大きさに追従する。前記流過
面積が、流過方向で見てシート弁の下流側の人工の消費
機の流過面積よりも大きい場合には、減圧は人工の消費
機の流過特性曲線に追従する。
【0018】本発明の別の有利な構成によれば、燃料ポ
ンプユニットの戻し部は冷却流として放圧装置を介して
燃料貯蔵タンクに戻し案内されている。特に熱に変換さ
れる液力的な損失出力を排除するために、冷却流によっ
て放圧装置が燃料を用いて冷却される。冷却流によって
運転中の放圧装置の熱負荷が著しく減少されかつ放圧装
置の耐久性が高められる。
【0019】本発明の特に有利な構成では、燃料ポンプ
ユニットは第1の燃料ポンプと第2の燃料ポンプとを有
しており、この場合、第1の燃料ポンプは燃料を燃料貯
蔵タンクから第2の燃料ポンプに搬送し、該第2の燃料
ポンプは燃料をコモンレール・噴射システムの貯蔵容積
として構成された圧送管路を介して燃料弁に搬送する。
第1の燃料ポンプは低圧ポンプとしてかつ第2の燃料ポ
ンプは高圧ポンプとして構成されている。内燃機関の燃
焼室内に燃料を供給する燃料弁は、噴射弁として構成さ
れている。コモンレール・噴射システム内で本発明によ
る燃料供給装置を使用する場合には、本発明の利点が特
に効果を発揮する。特にコモンレール・噴射システムの
構造を簡略化できかつコモンレール・噴射システム用の
コストを低減できる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に図面に基づき本発明の有利な
2つの実施例を説明する。
【0021】第1図では、本発明の燃料供給装置の有利
な実施例が図示されている。燃料供給装置は内燃機関用
の燃料を供給するのに用いられかつコモンレール・噴射
システムとして構成されている。燃料供給装置は、燃料
貯蔵タンク1と、第1の燃料ポンプ2と、第2の燃料ポ
ンプ3と、4つの燃料弁4とを有している。第1の燃料
ポンプ2は予備搬送ポンプとしてかつ第2の燃料ポンプ
3は高圧ポンプとして構成されている。燃料弁4は噴射
弁(injektor)として構成されている。第1の燃料ポン
プ2は、燃料5を燃料貯蔵タンク1から第2の燃料ポン
プ3に搬送する。第2の燃料ポンプ3は、燃料5を圧送
管路6を介して燃料弁4に搬送し、該燃料弁を介して燃
料5の少なくとも一部が内燃機関の燃焼室(図示せず)
に供給される。
【0022】第1の燃料ポンプ2と第2の燃料ポンプ3
との間には、燃料フィルタが配置されている。圧送管路
6は、コモンレール・噴射システムの貯蔵容積として構
成されている。燃料供給装置の圧送管路6には放圧装置
7が接続されていて、該放圧装置を介して、圧送管路6
内の燃料圧力が内燃機関の運転条件に関連して低下可能
である。従って例えば、負荷運転を再開する場合に内燃
機関の燃焼騒音を減少するために、圧送管路内の圧力を
内燃機関のエンジンブレーキ運転(Schubbetrieb)中に
又は部分負荷運転中にできるだけ迅速に低下させる必要
がある。
【0023】放圧装置7は、機械式/液力式に接続可能
な人工の消費機(kuenstlicher Verbraucher)を有して
いる。人工の消費機は、圧送管路6から燃料タンク1へ
の戻し部11を有している。戻し部11内には絞り8が
配置されている。人工の消費機が接続された場合には、
燃料は圧送管路6から戻し部11及び絞り8を介して燃
料貯蔵タンク1に戻される。
【0024】人工の消費機を機械式/液力式に接続及び
遮断するために、放圧装置7は圧力制御される弁9を有
していて、該弁は、一方ではばねエレメント10の力に
よってかつ他方では圧送管路6内の燃料圧力によって力
負荷される。人工の消費機は、圧送管路6内の圧力が所
定の限界圧力を越えない限り、遮断状態で維持される。
圧送管路6内の燃料によって及ぼされる力がばねエレメ
ント10の力を越えると、圧力制御された弁9は、人工
の消費機が接続されている位置にもたらされる。放圧装
置7の弁9の第1図で図示の位置では人工の消費機は接
続されている。
【0025】第2の燃料ポンプ3の戻し部10aは、冷
却流として放圧装置7を介して燃料貯蔵タンク1に戻し
案内されている。冷却流によって放圧装置7が冷却さ
れ、この場合大部分熱に変換される液力的な損失出力が
放圧装置7から排出される。戻し部10aは戻し部11
に連通していて、該戻し部11を介して、消費機が接続
された場合に、燃料が圧送管路6から燃料貯蔵タンク1
に戻される。戻し部11内には燃料弁4の別の戻し部1
2が連通していて、該戻し部12は、燃料弁4の漏れ流
を案内する。
【0026】第2図では、放圧装置7の有利な第1実施
例が図示されている。放圧装置7の弁9は、機械式/液
力式に接続可能な圧力制御されるスライド弁13として
構成されている。スライド弁13は、ケーシング16内
に摺動可能に案内されているばね負荷されたピストン1
4を有している。ピストン14は、一方ではばねエレメ
ント10の力によってかつ他方では圧送管路6内のレー
ル圧力に関連した燃料圧力によってバランスされる。圧
送管路6内の圧力が限界圧力よりも低い場合もしくは限
界圧力に等しい場合には、ピストン14は閉鎖位置に位
置する(第2図参照)。ピストン14の閉鎖位置では、
漏れ流のみがスライド弁13のピストン14とケーシン
グ16との間のギャップ15を介して圧送管路6から流
出する。この位置では、圧送管路6内の減圧は極めて緩
慢に行われる。
【0027】限界圧力として有利には、内燃機関のアイ
ドリング中に圧送管路6内で支配するアイドリング圧力
pLLが選択される。現在一般的なコモンレール・噴射シ
ステムにおいてはアイドリング圧力pLLはほぼ250バ
ールである。
【0028】圧送管路6内の燃料圧力が限界圧力を越え
ると、ピストン14はばねエレメント10の力に抗し
て、絞り8に対し制御通路17を解放するまで、下向き
に移動する。スライド弁13の前記位置では圧送管路6
内の減圧は絞り8の流過特性曲線には追従する。
【0029】第3図では、絞り8を介した流過特性曲線
が図示されている。この特性曲線から明らかなように、
絞り8を介した流過量はアイドリング圧力pLLに達する
までほぼゼロである。漏れ流QLのみが圧力制御された
スライド弁13のギャップ15を介して流れる。圧力p
がアイドリング圧力pLL以上の値に上昇すると、スライ
ド弁13は絞り8に対し制御通路17を解放する。規定
の燃料流過量は、圧送管路6から絞り8及び戻し部11
を介して燃料貯蔵タンク1に戻される。
【0030】第3図から明らかなように、絞り8の流過
特性曲線はヒステリシスループを有している。流過特性
曲線の増加経路においては流過特性曲線は同じ圧力p
で、流過特性曲線の減少経路におけるよりも流過量に関
し低い値を有する。更に、圧送管路6内の圧力が低下す
る場合に人工の消費機は限界圧力pLL以上で接続状態で
維持されるので、流過特性曲線の減少経路においては限
界圧力pLL以下の圧力のためにも制限された流過量が生
ぜしめられる。
【0031】圧送管路6内の公称圧力pBの場合には、
第2図よる放圧装置7を備えた現在使用されるコモンレ
ール・噴射システムにおいてはほぼ12l/hの流過量
が生ずる。公称運転圧力はほぼ1.300バールであ
る。
【0032】第4図では、本発明による放圧装置の有利
な第2実施例が図示されている。この場合、弁9はシー
ト弁18として構成されている。シート弁18は弁座1
9を有し、該弁座には閉鎖エレメント20がばねエレメ
ント10によってばね負荷されて接触する。閉鎖エレメ
ント20は弁球として構成されている。圧送管路6内の
燃料による圧力がばねエレメント10のばね力を越える
と、閉鎖部材20はばねエレメント10の力に抗して弁
座19から持ち上げられる。閉鎖部材20と弁座19と
の間には規定の流過面積を有する流過開口が生じ、該流
過開口を介して規定の燃料量が、圧送管路6から絞り8
及び戻し部11を介して燃料貯蔵タンク1に戻される。
シート弁18が完全に開放された場合には、減圧は絞り
の流過特性曲線に追従する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による燃料供給装置の概略図。
【図2】本発明による燃料供給装置の放圧装置の第1実
施例図。
【図3】第2図の放圧装置の流過特性曲線の経過を示す
図。
【図4】本発明による燃料供給装置の放圧装置の第2実
施例図。
【符号の説明】
1 燃料貯蔵タンク、 2 第1の燃料ポンプ、 3
第2の燃料ポンプ、4 燃料弁、 5 燃料、 6 圧
送管路、 7 放圧装置、 8 絞り、 9弁、 10
ばねエレメント、 10a,11,12 戻し部、
13 スライド弁、 14 ピストン、 15 ギャッ
プ、 16 ケーシング、 17制御通路、 18 シ
ート弁、 19 弁座、 20 閉鎖エレメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 37/00 F02M 37/00 C N 47/02 47/02 (72)発明者 ユルゲン ハンマー ドイツ連邦共和国 フェルバッハ カッペ ルベルクシュトラーセ 28/1

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関用の燃料(5)を供給するため
    の燃料供給装置であって、燃料貯蔵タンク(1)と、燃
    料ポンプユニットと、少なくとも1つの燃料弁(4)と
    が設けられており、燃料ポンプユニットが、燃料(5)
    を燃料貯蔵タンク(1)から圧送管路(6)を介して燃
    料弁(4)に搬送し、該燃料弁を介して燃料(5)が、
    少なくとも間接的に内燃機関の燃焼室に供給されるよう
    になっており、更に、圧送管路(6)内の燃料圧力を内
    燃機関の運転条件に関連して低下させる放圧装置(7)
    が設けられている形式のものにおいて、放圧装置(7)
    が、圧送管路(6)に接続されていてかつ機械式/液力
    式に接続及び遮断可能な人工の消費機を有していること
    を特徴とする、内燃機関用の燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 人工の消費機が、圧送管路(6)から燃
    料貯蔵タンク(1)への戻し部(11)を有していて、
    該戻し部(11)内に絞り(8)が配置されている、請
    求項1記載の燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 放圧装置(7)が、圧力制御される弁
    (9)を有していて、該弁を介して、消費機が接続及び
    遮断可能である、請求項1又は2記載の燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 前記弁(9)が、圧送管路(6)内で支
    配する圧力に抗してばねエレメント(10)によって、
    人工の消費機が限界圧力を越えるまで遮断状態で維持さ
    れるように、負荷されるようになっている、請求項3記
    載の燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 限界圧力が、適当なばねエレメント(1
    0)の選択によって調節可能である、請求項4記載の燃
    料供給装置。
  6. 【請求項6】 限界圧力が、内燃機関のアイドリング中
    に圧送管路(6)内で支配するアイドリング圧力(pLL
    )である、請求項4又は5記載の燃料供給装置。
  7. 【請求項7】 放圧装置(7)の流過特性曲線がヒステ
    リシスループを有しており、接続された人工の消費機
    が、限界圧力を下回った後で初めて遮断されるようにな
    っている、請求項4から6までのいずれか1項記載の燃
    料供給装置。
  8. 【請求項8】 放圧装置(7)の弁(9)が、圧力制御
    されるスライド弁(13)として構成されている、請求
    項3から7までのいずれか1項記載の燃料供給装置。
  9. 【請求項9】 放圧装置(7)の弁(9)が、圧力制御
    されるシート弁(18)として構成されている、請求項
    3から7までのいずれか1項記載の燃料供給装置。
  10. 【請求項10】 燃料ポンプユニットの戻し部(10
    a)が、放圧装置(7)を介して燃料貯蔵タンク(1)
    に戻し案内されている、請求項1から9までのいずれか
    1項記載の燃料供給装置。
  11. 【請求項11】 燃料ポンプユニットが、第1の燃料ポ
    ンプ(2)と第2の燃料ポンプ(3)とを有しており、
    第1の燃料ポンプ(2)が、燃料(5)を燃料貯蔵タン
    ク(1)から第2の燃料ポンプ(3)に搬送し、該第2
    の燃料ポンプが、燃料(5)をコモンレール・噴射シス
    テムの貯蔵容積として構成された圧送管路(6)を介し
    て燃料弁(4)に搬送するようになっている、請求項1
    から10までのいずれか1項記載の燃料供給装置。
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