JP2001020365A - U字溝組立体 - Google Patents

U字溝組立体

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JP2001020365A
JP2001020365A JP11189256A JP18925699A JP2001020365A JP 2001020365 A JP2001020365 A JP 2001020365A JP 11189256 A JP11189256 A JP 11189256A JP 18925699 A JP18925699 A JP 18925699A JP 2001020365 A JP2001020365 A JP 2001020365A
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shaped
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Toshikatsu Ishikawa
利勝 石川
Takashi Imaizumi
孝 今泉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】側溝を構築するブロックの小形軽量化と巾設定
に対する順応性を保有させ、側溝構築作業の作業性を向
上させると共に、備蓄スペースと運搬スペースを節減を
図る。又道路の土圧と車輌荷重に対する強度を向上して
据え付けの安定性の向上を図ると共に、ブロック間の接
合強度を大巾に高める。 【解決手段】U字溝を二分割ブロック構造にし、該分割
ブロック3,4の一方に道路面下方へ張り出す荷受けベ
ース6を設け、又上記分割ブロック3,4の双方の底壁
1の内端面7に段違い継手12を形成し、該段違い継手
12の対向により、コンクリートを充填する広巾の連結
溝13及び狭巾の目地溝14を形成する。上記段違い継
手12より上記連結溝13内に鉄筋15を突出させてコ
ンクリート19内に埋設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路脇の側溝の構築
に用いられるU字溝に係り、殊にL形ブロック又は逆L
形ブロックを組み合わせて成るU字溝組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】通常U字溝はコンクリートにて一体成形
されており、施工する側溝の巾や深さに合わせて多数の
U字溝が用意され、これを現場へ搬入し、ユンボーやク
レーンで吊り上げて、その溝部が連通するように突き合
わせて設置し、その突き合わせ部にモルタルを目地込め
して構築されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに上記U字溝は高
重量で取り扱い難いばかりか備蓄スペースと運搬スペー
スを多く占有する。又施工する排水溝等の巾に応じた種
類のU字溝を用意せねばならず非経済的である。殊に上
記U字溝を一体成形体にて形成しつつ、荷受けベースを
一体成形した場合には、外形が著しく大形となるばかり
か高重量となり上記問題を更に助長する。
【0004】
【課題を解決する手段】そこで本発明は上記U字溝組立
体を分割底壁と該分割底壁外端から側壁を立ち上げたL
形ブロックと、分割底壁と該分割底壁外端から側壁を立
ち上げた逆L形ブロックとに分割して、個々のブロック
の小形軽量化と巾設定に対する順応性を保有させなが
ら、道路側に配置するL形ブロック又は逆L形ブロック
の分割底壁外端より道路面下方へ張り出す荷受けベース
を設けて、道路の土圧と車輌荷重に対する強度向上を図
ると共に、据え付けの安定性を高める。
【0005】又U字溝組立体の他例として、上記L形ブ
ロックと逆L形ブロックの各分割底壁の内端面を該底壁
上面側に段差を有する段違い面にして段違い継ぎ手を形
成し、該L形ブロックと逆L形ブロックの段違い継ぎ手
を対向するように並設し、該両段違い継ぎ手の上段段差
面の対向によってコンクリートを充填する広巾の連結溝
を形成すると共に、下段段差面の対向によってコンクリ
ートを目地込めする狭巾の目地溝を形成して、L形ブロ
ックと逆L形ブロックの接合強度を大巾に高める。
【0006】この場合、上記分割底壁の上段段差面から
上記連結溝内へ複数の鉄筋を突出させ、L形ブロックと
逆L形ブロックの接合強度を更に高めると共に、上記連
結溝及び目地溝の巾を適切に確保する定規手段として機
能させ、上記ブロックの設置工事の容易化を図ることが
できる。
【0007】又U字溝組立体の他例として、底壁と該底
壁外端から側壁を立ち上げた第一L形ブロックと、該第
一L形ブロックの側壁と対向する側壁と該側壁下端より
道路面下方へ張り出す荷受けベースを設けた第二L形ブ
ロックを形成し、上記第一L形ブロックの底壁内端と上
記第二L形ブロックの荷受けベース内端とが対向するよ
うに並設してU字溝を形成する。
【0008】上記構成によれば第一L形ブロックと第二
L形ブロックの個々のブロックの小形軽量化と巾設定に
対する順応性を保有させながら、道路の土圧と車輌荷重
に対する強度向上を図ると共に、据え付けの安定性を高
める。又両L形ブロックを同一形状にする等して共用す
ることができる。
【0009】上記何れの場合においても、上記側壁の上
端面を配列方向において傾斜させることにより、道路勾
配に沿った又は流路に勾配を設けた側溝を構築が容易に
行える。
【0010】 〔発明の詳細な説明〕本発明の実施の形態例を図1乃至
図8に基づき説明する。
【0011】 <第1実施形態例>(図1乃至図4参照)
【0012】本発明のU字溝組立体は図1乃至図4に示
すように、分割底壁1と該分割底壁1の外端から側壁2
を立ち上げたL形ブロック3と、分割底壁1と該分割底
壁1の外端から側壁2を立ち上げた逆L形ブロック4と
から成る。
【0013】上記道路側に配置する上記L形ブロック3
又は逆L形ブロック4の分割底壁1の外端より道路面5
の下方へ張り出す荷受けベース6を設け、該荷受けベー
ス6を道路巾の線上に合わせ道路下に潜入させて、上記
L形ブロック3を設置する。
【0014】上記道路巾の線上に合わせて設置したL形
ブロック3を基準として、逆L形ブロック4を双方のブ
ロックの分割底壁1の内端面7が対向するように並設す
る。
【0015】上記荷受けベース6を有しない逆L形ブロ
ック4は側溝の巾に合わせて微調節しつつ適切に設置
し、上記荷受けベースを有するL形ブロック3の設置に
より道路の巾を適切に決めつつ、逆L形ブロック4の設
置により側溝の巾を適切に決め、U字溝を構築すること
ができる。
【0016】上記対向せる分割底壁1の内端面7,7間
にコンクリート19を充填し、L形ブロック3の分割底
壁1と逆L形ブロック4の分割底壁1を該コンクリート
19を介して一体に接合する。これにより両分割底壁
1,1を含む連続した底面8を有するL形ブロック3と
逆L形ブロック4から成るU字溝を形成する。
【0017】再述すると、上記L形ブロック3相互及び
逆L形ブロック4相互の前端部及び後端部を互いに突き
合わせして多数配列し、両ブロック3,4の内端面7の
対向面間の間隔を配列方向において連通し、該連通溝内
にコンクリート19を充填し側溝を構築する。
【0018】又図4Bに示すように、上記U字溝組立体
は側壁2の高さの異なる上記L形ブロック3と逆L形ブ
ロック4にすることが可能である。これにより溝部9を
間にして一方の高さと他方の高さが異なる等の様々な断
面形状の側溝を構築できる。
【0019】上記側溝は図1に示すように、その上部を
開放状態にするか、又は図4Aに示すように、側壁2の
上端面16の溝部9側に段部17を設け、該段部17に
蓋体18を嵌合することもできる。
【0020】図2乃至図4に示すように、上記L形ブロ
ック3と逆L形ブロック4の各分割底壁1の内端面7を
該底壁1の上面側に段差を有する段違い面にして、該段
違い面の上段側に上段段差面10を形成し、又該段違い
面の下段側に下段段差面11を形成した段違い継ぎ手1
2を設ける。
【0021】上記L形ブロック3と逆L形ブロック4を
両段違い継ぎ手12,12が対向するように並設し、上
記上段段差面10,10の対向によってコンクリートを
充填する広巾の連結溝13を形成すると共に、上記下段
段差面11,11の対向によってコンクリートを目地込
めする狭巾の目地溝14を形成する。
【0022】上記連結溝13内にコンクリート19を充
填し、該充填に伴って同コンクリート19で目地溝14
内を目地込めし、L形ブロック3の分割底壁1と逆L形
ブロック4の分割底壁1を該コンクリート19を介して
一体に接合する。
【0023】再述すると、上記L形ブロック3相互及び
逆L形ブロック4相互の前端部及び後端部を互いに突き
合わせして配列し、その配列方向において上記両側壁
2,2及び一方の分割底壁1相互と他方の分割底壁1相
互と荷受けベース6相互を連続させる。
【0024】上記により、広巾の上記連結溝13及び狭
巾の上記目地溝14もその配列方向に連通し、上記上段
段差面10,10の対向による連通連結溝13内にコン
クリート19を充填し、該充填に伴って同コンクリート
19で上記下段段差面11,11の対向による連通目地
溝14内を目地込めし、該コンクリート19を介して各
ブロック3,4を強固に一体に接合して流路を形成し、
側溝を構築する。
【0025】上記構成により、側溝を構築する個々のブ
ロックの小形軽量化と巾設定に対する順応性を保有さ
せ、側溝構築作業の簡便化を図ると共に、上記荷受けベ
ースにより道路の土圧と車輌荷重に対する強度向上並び
に据え付けの安定性の向上が図られ、又上記段違い継手
12を介して上記L形ブロック3と逆L形ブロック4の
接合強度を大巾に高めることができる。
【0026】図4A,Bに示すように、L形ブロック3
及び逆L形ブロック4の両分割底壁1の上記両段違い継
ぎ手12の上段段差面10又は/及び下段段差面11か
ら、上記連結溝13又は/及び目地溝14内へ、複数の
鉄筋15を間隔を置いて突出させる。
【0027】上記L形ブロック3と逆L形ブロック4の
双方から突出した上記鉄筋15は、上記連結溝13又は
目地溝14内に充填されるコンクリート19内に埋設さ
れ、両分割底壁1,1の接合強度を更に高める。
【0028】図4Aに示すように、L形ブロック3と逆
L形ブロック4の鉄筋15の長さを略同じに設け、上記
連結溝13内で一方ブロックの上段段差面10から突出
した鉄筋15を他方ブロックの上段段差面10に突き当
てできる。これにより上記鉄筋15を連結溝13の巾を
設定する際の目安として用いつつ、上記目地溝14の巾
を適正に確保する定規手段としても機能させることがで
きる。
【0029】又図4Bに示すように、上記上段段差面1
0及び上記下段段差面11の双方より複数の鉄筋15を
間隔を置いて突出させた場合においても、上記下段段差
面の鉄筋15の長さを夫々略同じに設け、目地溝14内
で一方ブロックの下段段差面11から突出した鉄筋15
を他方ブロックの下段段差面11に突き当てできる。こ
れにより、目地溝14の巾を適正に確保させる定規手段
として機能させ、上記ブロック3,4の設置工事の容易
化を図ることができる。
【0030】 <第2実施例>(図5,図6及び図4A,B参照)
【0031】又本発明のU字溝組立体は図5,図6に示
すように、底壁1と該底壁1の外端から側壁2を立ち上
げた第一L形ブロック3と、上記第一L形ブロック3の
側壁2と対向する側壁2と該側壁2の下端2aより道路
面5の下方へ張り出す荷受けベース6を設けた第二L形
ブロック4とから成る。
【0032】道路側に配置する上記第二L形ブロック4
の側壁2の下端2aより道路面5の下方へ張り出す荷受
けベース6を設け、該荷受けベース6を道路巾の線上に
合わせ道路下に潜入させて、上記ブロック4を設置す
る。
【0033】上記道路巾の線上に合わせ設置した第二L
形ブロック4を基準として、第一L形ブロック3を上記
底壁1の内端面7と第二L形ブロックの側壁下端2aが
対向するように並設する。上記荷受けベース6を有しな
い第一L形ブロック3は、側溝の巾に合わせて微調節し
つつ適切に設置できるので、第二L形ブロック4の設置
により道路の巾を適切に決めつつ、第一L形ブロック3
の設置により側溝の巾を適切に決め、U字溝を構築する
ことができる。
【0034】上記対向せる第一L形ブロック3の底壁1
の内端面7と第二L形ブロック4の側壁2の下端2a
(即ち荷受けベース6の内端)間にコンクリート19を
充填し、該底壁1と該側壁下端2aを該コンクリート1
9を介して一体に接合する。これにより第一L形ブロッ
クの底壁1と第2L形ブロック4の側壁下端2a間に連
続した底面8を有する、第一L形ブロック3と第二L形
ブロック4から成るU字溝を形成する。
【0035】再述すると、上記第一L形ブロック3相互
及び第二L形ブロック4相互の前端部及び後端部を互い
に突き合わせして多数配列し、第一L形ブロック3の底
壁1の内端面7と第二L形ブロック4の側壁下端面2a
の対向面間の間隔を配列方向において連通し、該連通溝
内にコンクリート19を充填し側溝を構築する。
【0036】又図5に示すように、上記第一L形ブロッ
ク3の底壁1の内端面7と第二L形ブロック4の側壁下
端部2a(即ち荷受けベース6の内端)を、該底壁1の
上面側に段差を有する段違い面にして、該段違い面の上
段側に上段段差面10を形成し、又該段違い面の下段側
に下段段差面11を形成した段違い継ぎ手12を設け
る。
【0037】上記第一L形ブロック3と第二L形ブロッ
ク4を両段違い継ぎ手12,12が対向するように並設
し、上記上段段差面10,10の対向によってコンクリ
ート19を充填する広巾の連結溝13を形成すると共
に、上記下段段差面11,11の対向によってコンクリ
ート19を目地込めする狭巾の目地溝14を形成する。
【0038】上記連結溝13内にコンクリート19を充
填し、該充填に伴って同コンクリート19で目地溝14
内を目地込めし、第一L形ブロック3の底壁1と第二L
形ブロック4の側壁下端2aを該コンクリート19を介
して一体に接合する。
【0039】再述すると、上記第一L形ブロック3相互
及び第二L形ブロック4相互の前端部及び後端部を互い
に突き合わせして配列し、その配列方向において上記両
側壁2,2及び第一L形ブロック3の底壁1相互と上記
荷受けベース6相互を連続させる。
【0040】上記により、広巾の上記連結溝13及び狭
巾の上記目地溝14もその配列方向に連通し、上記上段
段差面10,10の対向による連通連結溝13内にコン
クリート19を充填し、該充填に伴って同コンクリート
19で上記下段段差面11,11の対向による連通目地
溝14内を目地込めし、該コンクリート19を介して各
ブロック3,4を強固に一体に接合して流路を形成し、
側溝を構築する。
【0041】上記構成により、側溝を構築する個々のブ
ロックの小形軽量化と巾設定に対する順応性を保有さ
せ、側溝構築作業の簡便化を図ると共に、上記荷受けベ
ースにより道路の土圧と車輌荷重に対する強度向上並び
に据え付けの安定性の向上が図られる。又上記段違い継
手12を介して上記第一L形ブロック3と第二L形ブロ
ック4の接合強度を大巾に高めることができる。又上記
第一,第二L形ブロックを同一形状にする等して共用す
ることができる。
【0042】図6及び図4A,Bに示すように、第一L
形ブロック3と第二L形ブロック4の上記両段違い継ぎ
手12,12の上段段差面10又は/及び下段段差面1
1から、上記連結溝13又は/及び目地溝14内へ、略
同じ長さの複数の鉄筋15を間隔を置いて突出させ、一
方ブロックの上記上段段差面10から突出した鉄筋15
を他方ブロックの上段段差面10に突き当てるか又は上
記一方ブロックの下段段差面11から突出した鉄筋15
を他方ブロックの下段段差面11に突き当てて、上記鉄
筋15を連結溝13の巾を設定する際の目安として用い
つつ、上記目地溝14の巾を適正に確保する定規手段と
しても機能させ上記ブロック3,4の設置工事の容易化
を図ることができる。
【0043】上記鉄筋15を上記連結溝13及び目地溝
14内に充填されるコンクリート19内に埋設し、両ブ
ロック3,4の接合強度を更に高める。
【0044】又前記第一実施例と同様に、図4Bに示す
ように上記U字溝組立体は側壁2の高さの異なる上記第
一L形ブロック3と第二L形ブロック4の組み合わせも
可能であり、溝部9を間にして一方の高さと他方の高さ
が異なる等の様々な断面形状の側溝を構築できる。
【0045】上記側溝はその上部に開放状態とするか、
又は図4Aに示すように、側壁2の上端面16の溝部9
側に段部17を設け、該段部17に蓋体18を嵌合する
こともできる。
【0046】図7、図8に示すように、上記第1,第2
実施例の何れの例においても、側壁2の一方又は双方の
上端面16をブロックの配列方向において勾配を設けた
傾斜面としたU字溝組立体を構成することができる。
【0047】図7A,Bに示すように、上記側壁2の上
端面16にブロックの配列方向において均しい勾配を設
けたブロック3とブロック4を組み合わせてU字溝組立
体を構成するか、又は図7Cに示すように上記側壁2の
上端面16にブロックの配列方向において異なる勾配を
設けたブロック3とブロック4を組み合わせてU字溝組
立体を構成する。
【0048】上記U字溝組立体は側壁の高さや上端面1
6の勾配の異なる上記ブロック3,4を組合せることに
より様々な断面形状を形成し、施工する排水溝等の種類
に応じたU字溝を、少ない種類の分割ブロックで形成で
きて経済的である。
【0049】図8Aは、上記側壁上端面16を略水平な
道路の表面に合わせて並設し、各底面8を配列方向にお
いて傾斜させつつ連設せしめ、流路に勾配を設けた側溝
を構築した例を示す。
【0050】又図8Bは、上記各底面8を略水平を保ち
つつ各ブロック3,4の前端部と後端部を突き合わせし
て並設し、上記側壁上端面16を配列方向において傾斜
させつつ連設せしめ、道路の勾配に合わせて上端面16
を傾斜させた側溝を構築している。
【0051】本願発明の上記ブロック3,4の接合に用
いる上記充填材又は目地材を形成するコンクリート19
には砂利を入れないセメント混練物からなるモルタルを
含む。
【0052】
【発明の効果】本発明のU字溝組立体によれば、U字溝
を二分割ブロック構造にして、小形軽量化を図りつつ作
業性を向上させると共に、備蓄スペースと運搬スペース
を節減できる。又上記分割ブロックの組合せにより様々
な断面形状に対応可能となり、少ない種類のブロックに
よって、様々な巾や高さの排水溝を構築できて経済的で
ある。
【0053】又上記分割ブロックの一方に、道路面下方
へ張り出す荷受けベースを設けて、道路の土圧と車輌荷
重に対する強度向上を図ると共に、据え付けの安定性を
高める。
【0054】又上記分割ブロックに形成した上記段違い
継ぎ手の対向により、コンクリートを充填する広巾の連
結溝及び狭巾の目地溝を形成し、各分割ブロック間の接
合強度を大巾に高める。更に上記連結溝内へ複数の鉄筋
を突出させてコンクリート内に埋設し、両分割ブロック
の接合強度を更に高めると共に、該鉄筋を上記連結溝及
び目地溝の巾を適切に確保する定規手段として機能さ
せ、上記分割ブロックの設置工事の適正化と作業性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のU字溝組立体を荷受けベースを設けた
L形ブロックと逆L形ブロックから構成し、側溝を構築
した例を示す斜視断面図。
【図2】上記U字溝組立体に段違い継ぎ手を形成してコ
ンクリートを充填した例を示す正面図。
【図3】上記U字溝組立体の段違い継ぎ手に鉄筋を備え
た例を一部切欠して示す斜視図。
【図4】Aは上記U字溝組立体の上段段差面から突出し
た鉄筋を備え、蓋体を嵌合した例を、Bは上段及び下段
段差面から突出した鉄筋を備えた例を夫々示す正面図。
【図5】上記U字溝組立体を2個のL形ブロックで構成
した例を示す斜視図。
【図6】図5に示すU字溝組立体に段違い継ぎ手を形成
した例を示す斜視図。
【図7】Aは上記U字溝組立体の各側壁の上端面を同じ
勾配の傾斜面とした例を示す正面図、BはAの側面図、
Cは各ブロックの側壁上端面を勾配の異なる斜面とした
例を示す側面図。
【図8】Aは図7に示すU字溝組立体により流路に勾配
を設けた側溝を構築した例を、Bは同U字溝組立体によ
り上端面に勾配を設けた側溝を構築した例を夫々示す断
面図。
【符号の説明】
1 分割底壁、底壁 2 側壁 3 L形ブロック、第一L形ブロック 4 逆L形ブロック、第二L形ブロック 5 道路面 6 荷受けベース 7 内端面 8 底面 9 溝部 10 上段段差面 11 下段段差面 12 段違い継ぎ手 13 連結溝 14 目地溝 15 鉄筋 16 上端面 17 段部 18 蓋体 19 コンクリート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分割底壁と該分割底壁外端から側壁を立ち
    上げたL形ブロックと、分割底壁と該分割底壁外端から
    側壁を立ち上げた逆L形ブロックとから成り、道路側に
    配置するL形ブロック又は逆L形ブロックの分割底壁外
    端より道路面下方へ張り出す荷受けベースを設け、上記
    L形ブロック及び逆L形ブロックの分割底壁の内端面が
    対向するように並設してU字溝を形成することを特徴と
    するU字溝組立体。
  2. 【請求項2】分割底壁と該分割底壁外端から側壁を立ち
    上げたL形ブロックと、分割底壁と該分割底壁外端から
    側壁を立ち上げた逆L形ブロックとから成り、上記L形
    ブロックと逆L形ブロックの各分割底壁の内端面を該底
    壁上面側に段差を有する段違い面にして段違い継ぎ手を
    形成し、該L形ブロックと逆L形ブロックの段違い継ぎ
    手を対向するように並設し、両段違い継ぎ手の上段段差
    面の対向によってコンクリートを充填する広巾の連結溝
    を形成すると共に、下段段差面の対向によってコンクリ
    ートを目地込めする狭巾の目地溝を形成したことを特徴
    とするU字溝組立体。
  3. 【請求項3】上記分割底壁の上段段差面から上記連結溝
    内へ複数の鉄筋を突出させたことを特徴とする請求項2
    記載のU字溝組立体。
  4. 【請求項4】底壁と該底壁外端から側壁を立ち上げた第
    一L形ブロックと、該第一L形ブロックの側壁と対向す
    る側壁と該側壁下端より道路面下方へ張り出した荷受け
    ベースを設けた第二L形ブロックとから成り、上記第一
    L形ブロックの底壁内端と上記第二L形ブロックの荷受
    けベース内端とが対向するように並設してU字溝を形成
    したことを特徴とするU字溝組立体。
  5. 【請求項5】上記側壁の上端面を配列方向において傾斜
    させたことを特徴とする請求項1又は2又は4記載のU
    字溝組立体。
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