JP2001019452A - スクライブヘッド - Google Patents
スクライブヘッドInfo
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B33/00—Severing cooled glass
- C03B33/10—Glass-cutting tools, e.g. scoring tools
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B33/00—Severing cooled glass
- C03B33/02—Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
- C03B33/023—Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
- C03B33/027—Scoring tool holders; Driving mechanisms therefor
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
押圧力を与える手段にピストンを用いたものでは機械的
な滑動摩擦を伴なうために、ピストンに加えられる圧力
と、このピストンを介してホルダー保持部のカッターホ
イールチップに与えられるスクライブ荷重とが直線的に
比例せず、正確なスクライブ荷重を設定できない。 【解決手段】 前記押圧力を与える手段として、機械的
な滑動摩擦を一切伴わない伸縮自在のベローズ(53)を用
い、スクライブ精度を高めた。
Description
ーにおけるスクライブヘッドに関する。
ライバーを示している。テーブル1は、これに挿通され
たボールネジ2の軸回転により、2列のレール3,4に
沿って紙面に垂直な方向(Y方向)に移動する。そのテー
ブル1の上面にはガラス板5が真空吸着によって吸引固
定されている。テーブル1の上方には、X方向にガイド
バー6が延在し、そのガイドバー6に沿ってスクライブ
ヘッド7がカッター軸モータ8によって往復動する。そ
のスクライブヘッド7は上部のヘッド本体7aと下部の
ホルダー保持部7bとからなり、そのホルダー保持部7
bの下端にはカッターホイールチップ9を回転自在に支
持するチップホルダー10が装着されている。
2に示している。チップホルダー10に備えられた垂直
方向の支軸21は、ホルダー保持部7bの凹部7cに設
けた鉛直方向の軸受ベアリング22の内周体に挿通され
ており、これにより、本スクライブヘッド7の移動(図
2では右方向の移動)に伴い、チップホルダー10はそ
の移動方向に倣うように首を振る。
Gを隔てスクライブヘッド7の直下に位置している。前
記ホルダー保持部7bの右側方の所定部にベアリング2
3が紙面に直交方向に埋め込まれ、そのベアリング23
の中軸23aはヘッド本体7a側に固定されている。一
方、ホルダー保持部7bの左下端部は、ストッパーSに
て係止されている。従ってホルダー保持部7bは、図示
したギャップGの範囲内でベアリング23を支点として
矢印Aで示したような俯仰動作が可能であり、それに伴
ってカッターホイールチップ10も上下動する。
するエアシリンダー室24が形成され、そのエアシリン
ダー室24内にはピストン25が嵌挿され、そのピスト
ン25の下端部に形成した凹部にベアリング26が遊嵌
状態に収められ、その中軸26aがピストン25側に支
持されている。従ってベアリング26の外周体は自在に
回転し、その下端部がホルダー保持部9に上方から当接
している。ここでエアシリンダー室24に所定圧の空気
を通じることにより、ベアリング26と共にピストン2
4が下方に押下され、カッターホイールチップ9に所定
のスクライブ圧(スクライブ荷重)が付与される。前記ベ
アリング26は、ホルダー保持部7bが傾いた状況下に
あっても、ピストン25よりの押圧をホルダー保持部7
bに対して常に直下方向に伝えるためのものである。
ド7において、チップホルダー10に所定のスクライブ
圧を印加するために、ヘッド本体7a内のシリンダー室
24、そのシリンダー室24に嵌挿されたピストン2
5、ピストン25の押圧力をホルダー保持部7bに伝え
るためのベアリング26が必要であり、部品点数が多い
だけでなく、製作工程が煩雑なために高価となり、スク
ライブヘッド7自身の重量も大きくなった。又、ピスト
ンを介してスクライブ圧を発生させるタイプのもので
は、後で詳しいデータで示すように、スクライブヘッド
7に与えたスクライブ圧に対し、実際にカッターホイー
ルチップ9に発生するスクライブ圧がバラツキ、そのた
めスクライブ時におけるスクライブ圧を正確に管理でき
ないという課題もあった。
なされたものであり、新規な機構を採用することによ
り、安価でかつ軽量としたスクライブヘッドを提供する
ことを目的とする。
は、ヘッド本体(52)と、その下部に位置するホルダー保
持部(57)とからなり、このホルダー保持部(57)は、下端
にカッターホイールチップ(9)を回転自在に支持してい
る。そして、ヘッド本体側からホルダー保持部を押圧力
を与えることで、カッターホイールチップに所望のスク
ライブ圧を発生させている。その押圧力を与える手段と
して従来はピストンを用いていたが、本発明では、伸縮
自在のベローズを用いており、この構成では、ピストン
にあるような機械的な滑動摩擦を伴わないために、正確
なスクライブ圧を設定することができる。
し、主要部の分解斜視図を図4に示す。51は、取付け
台であり、その取付け台51に平板状のベース52が固
定されている。53は伸縮自在のメタル製ベローズであ
る。市販のベローズ53aは図4の楕円内に示すように
筒体の形態で提供されるが、本実施形態では、その上下
端に円板状のキャップ53b、53cを接合し、更にそ
れらのキャップ53b、53cに軸53d、53fを取
付け、上側の軸53dは、ベローズ53d内へエァーを
導けるように中空の軸としている。
軸固定具であり、この軸固定具54に前記軸53dを挿
通してナット55でロックすることで、ベローズ53が
軸53dの個所で固定される。56は、前記軸53dの
上端をエァーチューブに接続するためのアタッチメント
である。
に設けたベアリング58を支点として矢印方向に回動可
能に設けられ、そのホルダー保持部57の左端下部はス
トッパーSで係止される。これらの機構は図2の7bと
同等である。そしてこのホルダー保持部57のほぼ中央
に設けた貫通孔57aに前記軸53fが挿通され、又、
左側の所定部に設けた孔57bにはチップホルダー10
が挿入される。59はチップホルダー10を孔57b内
で固定するための締め付け用のネジである。
は、図5に示すように、ガイドバー6に沿って移動する
移動部材60に前記取付け台51を介して固定される。
表1にスクライブヘッド50に設定したスクライブ圧
(入力スクライブ圧)と、ロードセルにて検出されたカ
ッターホイールチップ9のスクライブ荷重(出力スクラ
イブ荷重)とのデータを示す。尚、参考のために従来
のスクライブヘッド(図2)で検出されたスクライブ荷重
(出力スクライブ荷重)も示す。単位はいずれも kgf2
である。
ライブヘッドに対する出力スクライブ荷重とを比較し
てみると、入力スクライブ圧が比較的小さい0.6〜
0.8kgf/cm2に対し、出力スクライブ荷重の値が比
例していない。一方、本発明では出力スクライブ荷重
のデータでわかるように、一般的なスクライブ時でのス
クライブ圧の範囲(0.2〜1.2kgf/cm2)で入力スク
ライブ圧と直線性が保たれており、従って正確なスク
ライブ圧を設定することができる。尚、スクライブライ
ンの質およびスクライブ時のクラック発生量は従来のス
クライブヘッドによるものと変わりはないことが認めら
れた。
圧が比較的大きい1.4〜2.0kgf/cm2に対し、出
力スクライブ圧の値が比例しなくなっている。ここ
で、出力スクライブ荷重とを比較すると、本発明に
基づく出力スクライブ荷重での誤差は測定毎に同じ結
果になるのに対し、出力スクライブ圧での誤差は測定
毎に異なる結果が出てばらつく。従って、本発明の場
合、入力スクライブ圧の値を加減することにより、正
確な出力スクライブ圧を得ることができる。
ローズ53は撓んだ状態で使用される。そのベローズ5
3を詳しく観察してみると、図6のような変形が生じて
いることがわかる。Bで示す密の個所とCで示す疎の個
所が生じており、このような変形が出力スクライブ荷重
を非直線性特性なものにしていると推測される。
上端が開口したキャッブ61を下から被せるようにし
た。このキャップ61の内径はベローズ53の外径より
も少し大き目とする。図8はこのキャップ61を備えた
スクライブヘッド50を示す。ベローズ53が変形する
とき、キャップ61の内周面に沿って変形するため、図
6のような撓み変形をなくすことができる。
クライブ圧荷重とのデータを表2に示す。このデータ
からわかるように、入力スクライブ圧と出力スクライ
ブ荷重とで直線性が完全に保たれるようになった。
体側からホルダー保持部に押圧力を与える手段として機
械的な滑動摩擦を伴わない伸縮自在のベローズを用いた
ので、ベローズ内に与えた圧力と、このベローズを介し
てホルダー保持部にあるカッターホイールチップに与え
られるスクライブ荷重とが直線的に比例し、よってスク
ライブ精度を向上できる。
ドの正面図
斜視図
正面図
ヘッドの正面図
Claims (3)
- 【請求項1】 下端にカッターホイールチップ(9)を回
転自在に支持するチップホルダー(10)を保持するホルダ
ー保持部(57)と、そのホルダー保持部に対して所望のス
クライブ圧を与えるヘッド本体(52)とからなるスクライ
ブヘッド(7)において、 ベローズ(53)の上端部をヘッド本体側に固定し、そのベ
ローズの下端部をホルダー保持部に当接させ、前記ベロ
ーズ内に所定の圧力を与えることで、上記カッターホイ
ールチップに所望のスクライブ圧を発生させることを特
徴とするスクライブヘッド。 - 【請求項2】 上記ベローズに円筒状の部材を嵌挿して
ベローズの側方への変形を防止した請求項1記載のスク
ライブヘッド。 - 【請求項3】 ガラス板上でスクライブヘッドを相対的
に移動させることにより、スクライブヘッドの下端に回
転自在に設けたカッターホイールチップによりスクライ
ブするガラススクライバーにおいて、カッターホイール
チップに所望のスクライブを与える手段として、内部を
所定圧に保持したベローズを用いたことを特徴とするガ
ラススクライバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19451399A JP4321917B2 (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | スクライブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19451399A JP4321917B2 (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | スクライブヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001019452A true JP2001019452A (ja) | 2001-01-23 |
JP4321917B2 JP4321917B2 (ja) | 2009-08-26 |
Family
ID=16325792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19451399A Expired - Fee Related JP4321917B2 (ja) | 1999-07-08 | 1999-07-08 | スクライブヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4321917B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003011777A1 (fr) * | 2001-07-18 | 2003-02-13 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. | Tete de decoupe, dispositif de decoupe et procede de decoupe utilisant cette tete de decoupe |
JP2011246348A (ja) * | 2005-12-01 | 2011-12-08 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd | チップホルダ取付構造体 |
-
1999
- 1999-07-08 JP JP19451399A patent/JP4321917B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003011777A1 (fr) * | 2001-07-18 | 2003-02-13 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. | Tete de decoupe, dispositif de decoupe et procede de decoupe utilisant cette tete de decoupe |
US6901670B2 (en) | 2001-07-18 | 2005-06-07 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. | Scribing head, and scribing apparatus and scribing method using the scribing head |
USRE41853E1 (en) | 2001-07-18 | 2010-10-26 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. | Scribing head, and scribing apparatus and scribing method using the scribing head |
JP2011246348A (ja) * | 2005-12-01 | 2011-12-08 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd | チップホルダ取付構造体 |
US8544374B2 (en) | 2005-12-01 | 2013-10-01 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. | Scribe device, scribe method, and tip holder |
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