JP2001019344A - 安全フック - Google Patents

安全フック

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JP2001019344A
JP2001019344A JP11193409A JP19340999A JP2001019344A JP 2001019344 A JP2001019344 A JP 2001019344A JP 11193409 A JP11193409 A JP 11193409A JP 19340999 A JP19340999 A JP 19340999A JP 2001019344 A JP2001019344 A JP 2001019344A
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JP
Japan
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hook
eye latch
latch
ball bearing
eye
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JP11193409A
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Shoichi Sakai
正一 酒井
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MARTEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉄板等の幅を有する吊り対象物を取り扱う場
合、ワイヤのよじれなどによりフック部が回転して、吊
り上げられた鉄板等により作業者に危害を与えることを
防止し、且つ当該フックにより吊り上げる鉄板等の外れ
を防止すること。 【解決手段】U字状のフック本体22と、該フック本体
22の両端間の開口部を閉鎖し、一端にチェーン等の懸
垂部材を連結する連結環26が設けられたアイラッチ2
3から成る安全フックおいて、前記アイラッチ23の一
端頭部に設けられる懸垂部材を連結する連結環26を、
下端部にボールベアリング支持部26aを形成し、その
径方向の対向する二箇所を中央部に空所26bを形成す
るように環状に連結して長形の連結環26Aを形成し、
上記ボールベアリング支持部26aに取り付けられたス
ラストボールベアリング27の中央部を、アイラッチの
頭部23bを貫通させて設け、該アイラッチ頭部に形成
されたねじ部23cを上記ボールベアリング27の頭部
にナット29で固定して取り付け、該ナット29の回り
止めをスプリングピン28で防止したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、懸垂用フック、特
に懸垂時にフックに掛けられた部材がフックから外れな
いようにフックの開口部を閉鎖するアイラッチを備えた
安全フックの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、工事現場等での比較的重い部
材の移送は、部材をフックに掛けてクレーン等で懸垂し
て行われており、例えば、鉄板等の場合には鉄板に穿設
された孔にフックを掛けて懸垂している。
【0003】また従来、クレーン等でワイヤまたはチェ
ーンを介して懸垂されたリング状体に、ベアリングスイ
ベル(より戻し部)を介してフックを取り付け、重量物
を懸垂するようにしたものがある。
【0004】図4はその一例で、同図(b)は横向きに
大地に静止した状態を示す小型機械の側面図であり、同
図(a)は平面図である。
【0005】図において、前記バケット部に回動自在に
取り付けられたリング状体6の先端部にはフック11が
取り付けられている。
【0006】該リング状体6には、下方(図で右方)に
中間に二個の凹部を形成した三個の突出部7a〜7cを
一体に備えたシャンクカップリング7がねじ込まれ、回
り止めピン8aによって固定されている。
【0007】上記シャンクカップリング7の三個の突出
部7a〜7cによって形成された中間部の凹部に嵌合す
る(噛み合う)ように三個の突出部9a〜9cを上部
(図で左方)に備え、下部にも同形状の突出部9d〜9
fを備え、内部に懸垂時、懸垂方向の回転を支持するボ
ールベアリングを収納したボールベアリングスイベル9
が、上記シャンクカップリング7の、突出部7a〜7c
と嵌合するボールベアリングスイベル9の上部突出部9
a〜9cとがピン10を介して回動可動に接続されてい
る。
【0008】一方、該ボールベアリングスイベル9の下
方の突出部9d〜9fに、上記同様に嵌合する三個の突
起11a〜11cを上端部に有するフック11が、ピン
12を介して回動可能に連結される。尚、図中13はフ
ックの開口部に設けられた外れ止め具である。
【0009】クレーン作業時、フック11に品物(荷重
体)に固定した吊り下げ紐や鎖の上端部を引っかけて、
外れ止め13で係止した後、エンジンを駆動して荷重体
を吊り上げ、所定の位置まで移動し、吊り下げて作業す
るようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来公知のも
の(図4)においては、次のような問題点があった。
【0011】(i)上記したフック11を鉄板吊り用フ
ック等として利用する場合、品物(鉄板)をフック11
に引っかけ、斜め方向に引いて、パワーショベル等で引
き揚げようとした場合、図4の横置き姿勢に対し、矢印
Bの様にある角度で回動しようとする時には、フック1
1に近いピンに近接したC部が回動しない場合がある。
そのため、リング状体6に近いピン10とフック11の
内径までの寸法(オーバーハング)Lによって、リング
状体6に近い側のピン10に偏荷重がかかり、該ピン1
0が折れるという問題点があった。
【0012】(ii)一方、小型機械においては、リング
状体6にねじ込まれるシャンクカップリング7の位置決
めは、回り止めピン8aで行っている。この場合もボー
ルベアリングスイベル9の旋回機能が正常であれば、ピ
ン10及び12には、小さいトルクしか作用しないが、
何らかの理由、例えばボールベアリングスイベル9の中
にゴミや砂等が混入するなどのトラブルが発生した時に
は、上記した回り止めピン8aに回転トルクが生じ、こ
れによって該ピン止め8aが折損する恐れがあるという
問題点があった。
【0013】(iii)他方、上方のシャンクカップリン
グ7と下方のフック11に各々連結するために、ボール
ベアリングスイベル9の上部と下部にそれぞれ設けられ
る三個の突出部9a〜9cと9d〜9fをそれぞれ貫通
するピン10とに、これらの各突出部と該突出部との間
の凹部に嵌合する相手側の突出部とによって、せん断応
力を受ける。
【0014】図5は、上記(i)で述べた特にリング状
体6に近いシャンクカップリング7と、ボールベアリン
グスイベル9が、互いに嵌合する突出部を貫通するピン
10によって連結される状態を示した要部説明用図面で
ある。図示のように貫通するピン10は、イ〜ニの四点
で平均せん断応力を受けており、これらの各点の断面積
をSとし、ピンの直径をdとすると、 S=(πd2/4)×4倍 従って、垂直方向に吊り下げられる時は平均力がFであ
り、許容せん断応力の範囲内で済むが、斜め引きにする
と、支点Eからm離れた所にF′なる力が働くため、断
面イ、ロの加重負担が増大して折損する。
【0015】(iv)上記したフックは、鉄板吊り上げ用
にはなっていないけれども、該フックを鉄板吊り上げ用
に利用した場合でも、上記したボールベアリングスイベ
ルの両端部にピン10と11を介して、シャンクカップ
リング7とフック頭部との接合部を設けているので、全
長が長くなり、また形状が不安定で、該ボールベアリン
グスイベルとフック部とが、作業時に手を挟んだり扱い
が難しいという問題点もあった。
【0016】本発明は、当該フックによって鉄板のよう
に幅を有する吊り対象物を取り扱う場合、ワイヤのよじ
れ等によりフック部が回転して、吊り上げられた鉄板な
どにより作業者に危害を与えることを防止し且つ、当該
フックにより吊り上げる鉄板などの外れを防止するよう
にした安全フックを提供することを課題としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、U字状のフック本体と、
該フック本体の両端間の開口部を閉鎖し、一端にチェー
ン等の懸垂部材を連結する連結環が設けられたアイラッ
チからなる安全フックにおいて、前記したアイラッチの
胴体部に貫通孔部を設けて貫通孔部の両側壁間で、前記
フック本体の一端を狭持するように枢着して、該アイラ
ッチとフック本体とを相互回動自在に構成し、前記アイ
ラッチの外側部分にフック本体を開口位置または閉鎖位
置で保持するように、ばねで付勢されたトリガーを枢止
し、前記アイラッチの一端頭部に設けられる懸垂部材を
連結する連結環を、下端部にボールベアリング支持部を
形成し、その径方向の対向する二箇所を中央部に空所を
形成するように環状に連結して長形の連結器を形成し、
上記ボールベアリング支持部に取り付けられたスラスト
ボールベアリングの中央部を、アイラッチの頭部を貫通
させて設け、該アイラッチ頭部に形成されたねじ部を、
上記ボールベアリングの頭部にナットで固定して取り付
けたことを特徴としている。
【0018】また、アイラッチとフック本体とを枢着し
ている中心を、フック本体の開口部を閉鎖した時に前記
頭部連結環の中心を通る垂直線よりフックの開口部側に
位置決めして、前記連結環に懸垂部材を連結してそれを
引き上げるとアイラッチがフック本体の開口部を閉鎖す
るように回動させ、他方、フック本体の開口部を全開に
した時、前記連結環の中心とフック本体の枢着中心を結
ぶ線と、平行するU形フックの内側面の延長線との交点
が、アイラッチの端部を通る半径内に位置させたことを
特徴としている。
【0019】
【本発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図
面に記載した実施例を用いて説明する。図1は、本発明
の一実施形態を示す安全フックのU字状フック本体を、
アイラッチで閉鎖した状態を示す断面図である。図2
は、U字状フック本体をアイラッチで全開した状態を示
す断面図である。図3は、アイラッチ頭部に設けられる
連結環部を示し、(a)は側面図、(b)は図(a)の
III−III線による断面図である。
【0020】図1において、21は安全フックを示し、
該安全フック21はU字状のフック本体22と該フック
本体22の両端の開口部を閉鎖するアイラッチ23と、
トリガー24とから構成されている。
【0021】アイラッチ23の胴体部に貫通孔部23a
が設けられ、貫通孔部23aの両側壁間で、前記フック
本体22の一端を狭持するように枢着軸25に枢止し
て、該アイラッチ23とフック本体22とが相互回動自
在に構成されている。上記アイラッチ23の外側部分に
操作部24aが一部突出するようにして、フック本体2
2を開放位置または閉鎖位置で保持するように、ばねで
付勢されたトリガー24は、フック本体22の頭部に形
成された、閉鎖位置(図1)で係止する係止部22b
と、開放位置(図2)で係止する係止部22cに、それ
ぞれ係止して、それぞれの位置を保持するようになって
いる。
【0022】前記アイラッチ23の一端頭部には、図示
しない、ロープ等の懸垂部材を連結する連結環26が一
体に設けられているが、連結環26は、図3(a)
(b)に示すように下端部に、ボールベアリング27の
支持部26aが形成されており、該ボールベアリング支
持部26aの径方向の対向する二箇所イと、ロを、中央
部に空所26bが形成されるように、環状に連結して、
長形の連結環26Aを形成している。
【0023】上記長形の連結環26Aの中央空所26b
には、図1に示すように、ボールベアリング支持部26
aにスラストボールベアリング27が設置され、該スラ
ストボールベアリング27の中央部をアイラッチ23の
頭部23bが、上方に貫通して設けられ、該アイラッチ
23の頭部23bに形成されたねじ部23cに、上記ス
ラストボールベアリング27の外周を囲む下垂部を有す
るナット29を螺合して、上記ボールベアリング27の
頭部に固定して取り付け、該ナット29とねじ部23c
を貫通してスプリングピン28を設け、ナット29の回
り止めを構成している。
【0024】また、上記した図1の閉鎖位置をアイラッ
チとフック本体とを枢着している軸25の中心を、頭部
連結環26の中心を通る垂直線より、フックの開口部側
にαだけ変位して位置決めされており、これにより前記
連結環26に懸垂部材を連結して引き上げた時、アイラ
ッチ23がフック本体22の開口部を閉鎖するように回
動するようになっている。
【0025】図2は、U字状フックの本体22の開口部
をアイラッチ23によって全開した状態を示した断面図
であって、アイラッチ23に、バネで付勢して取り付け
られるトリガー24は、フック本体22の頭部に形成さ
れた開放位置で係止する係止部22cに係止して、その
位置に保持している。
【0026】また、この全開位置で、開放したU字状の
フック本体22の端部が、鉄板等の孔に挿入されるが、
この開放位置で頭部連結環26の中心と、フック本体の
枢着軸25とを結ぶ線と、U形フックの内側面22dの
延長線との交差が、アイラッチの端部を通る半径内に位
置されるようになっている。
【0027】次に作用について説明する。先ず、図2に
示すように、アイラッチ23を時計方向に回動させて、
フック本体22を開口する。この時、アイラッチ23の
厚さ方向の中央部に形成される貫通孔23aがフック部
22aのリブを有しない肉薄部に達するまで回動させる
ことにより、フック本体22の頭部に設けられた開放時
の係止部22cにトリガー24が係止して、この位置で
保持される。
【0028】次いで、フック本体22の開口したフック
端部に所望の被移送部材、例えば敷鉄板を引っ掛け、そ
の後、アイラッチ23a連結環26に図示しないチェー
ン等の懸垂部材を連結して、上方に引き上げると、アイ
ラッチ23はトリガー24を付勢している図示しないば
ねの力に抗してフック本体22の開口を閉鎖する方向に
付勢され、図1に示すように、フック本体22の開口を
閉鎖する。この時、フック本体頭部に設けられた閉鎖時
の係止部22bにトリガー24が係止して、アイラッチ
23は、この位置で強固に保持される。この時、図1か
ら明らかなように、アイラッチ23とフック本体22の
枢着軸25の中心が、連結環26の中心を通る垂直軸よ
り、フック本体22の開口部方向に変位していることと
相俟って、アイラッチ23が一度閉鎖状態になると、ト
リガー24の突出された操作部を、アイラッチ23の閉
鎖部方向に回動させて、フック本体22の係止部22b
を開放しない限り回動することはできず、フック本体2
2を開口することはできない。
【0029】ついで作業中、アイラッチ23の連結環2
6に連結されている、図示しないチェーン等の懸垂部が
よじれなどで、フック22によって吊り上げられている
鉄板等の幅を有する吊り対象物が回転しようとしても、
上記長形の連結環26の底部に設置されたスラストボー
ルベアリング27によって、懸垂部のよじれなどによる
連結環の回転が、吸収され、アイラッチ23に伝導され
ることが防止され、吊り下げられる鉄板等の幅を有する
対象物の回転から作業者の安全が確保される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
U字状のフック本体と、該フック本体の両端間の開口部
を閉鎖し、一端にチェーン等の懸垂部材を連結する連結
環が設けられたアイラッチからなる安全フックにおい
て、前記したアイラッチの胴体部に貫通孔部を設けて、
該貫通孔部の両側壁間で前記フック本体の一端を狭持す
るように枢着して、該アイラッチとフック本体とを相互
回動自在に構成し、前記アイラッチの外側部分にフック
本体を開口位置または閉鎖状態で保持するようにばねで
付勢されたトリガーを枢止し、前記アイラッチの一端頭
部に設けられる懸垂部材を連結する連結環を、下端部に
ボールベアリング支持部を形成し、その径方向の対向す
る二箇所を中央部に空所を形成するように環状に連結し
て、長形の連結環を形成し、上記ボールベアリング支持
部に取り付けられたスラストボールベアリングの中央部
を、アイラッチの頭部を貫通させて設け、該アイラッチ
頭部に形成されたねじ部を、上記ボールベアリングの頭
部にナットで固定して取り付け、スプリングピンを貫通
してナットの回り止めとしたことにより、アイラッチ頭
部の連結環に取り付けられたチェーン等の懸垂部がよじ
れることに起因する、フックによって吊り上げられる鉄
板等の幅を有する吊り対象物の回転が阻止されるので、
作業者の安全が確保される。
【0031】また、アイラッチとフック本体とを枢着し
ている中心を、フック本体の開口部を閉鎖した時に、前
記頭部連結環の中心を通る垂直線よりフックの開口部側
に位置決めし、他方フック本体の開口部を全開したと
き、前記連結環の中心とフック本体の枢着中心を結ぶ線
と、平行するU形フックの内側面の延長線との交点を、
アイラッチの端部を通る半径内に位置させたことによ
り、アイラッチによるU形フックの開口部の閉鎖作業を
安全に確保し、他方、アイラッチによるU形フック開口
部の開口時、アイラッチとフック本体の枢着軸の中心と
連結環の中心とを結ぶ線をU形フックの内側面の延長線
と交又させておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す安全フックのU字状
フック本体をアイラッチで閉鎖した状態を示す断面図で
ある。
【図2】U字状フック本体をアイラッチで全開にした状
態を示す断面図である。
【図3】アイラッチ頭部に設けられた連結環部を示し、
(a)は側面図、(b)は図(a)のIII-III線による
断面図である。
【図4】従来のベアリングスイベル付フックを示し、
(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図5】従来品のフック部の要部を示した図面である。
【符号の説明】
21 安全フック 22 フック本体 22a フック部 22b 閉鎖時の係止部 22c 開放時の係止部 22d 内側面 23 アイラッチ 23a 貫通孔部 23b 頭部 23c ねじ部 24 トリガー 24a 操作部 25 枢着軸 26 連結環 26a ボールベアリング支持部 26b 空所 26A 長形連結環 27 スラストボールベアリング 28 スプリングピン 29 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】U字状のフック本体と、該フック本体の両
    端間の開口部を閉鎖し、一端にチェーン等の懸垂部材を
    連結する連結環が設けられたアイラッチからなる安全フ
    ックにおいて、前記したアイラッチの胴体部に貫通孔部
    を設けて該貫通孔部の両側壁間で、前記フック本体の一
    端を狭持するように枢着して該アイラッチとフック本体
    とを相互回動自在に構成し、前記アイラッチの外側部分
    にフック本体を開口位置または閉鎖位置で保持するよう
    に、ばねで付勢されたトリガーを枢止し、前記アイラッ
    チの一端頭部に設けられる懸垂部材を連結する連結環
    を、下端部にボールベアリング支持部を形成しその径方
    向の対向する二箇所を中央部に空所を形成するように環
    状に連結して、長形の連結環を形成し、上記ボールベア
    リング支持部に取り付けられたスラストボールベアリン
    グの中央部を、アイラッチの頭部を貫通させて設け、該
    アイラッチ頭部に形成されたねじ部を、上記ボールベア
    リングの頭部にナットで固定して取り付けたことを特徴
    とする安全フック。
  2. 【請求項2】アイラッチとフック本体とを枢着している
    中心を、フック本体の開口部を閉鎖した時に、前記頭部
    連結環の中心を通る垂直線よりフックの開口部側に位置
    決めして、前記連結環に懸垂部材を連結しそれを引き上
    げるとアイラッチがフック本体の開口部を閉鎖するよう
    に回動させ、他方、フック本体の開口部を全開した時、
    前記連結環の中心とフック本体の枢着中心を結ぶ線と、
    平行するU形フックの内側面の延長線との交点が、アイ
    ラッチの端部を通る半径内に位置させたことを特徴とす
    る請求項1に記載の安全フック。
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