JP2001018882A - 電動補助自転車 - Google Patents

電動補助自転車

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JP2001018882A
JP2001018882A JP11197133A JP19713399A JP2001018882A JP 2001018882 A JP2001018882 A JP 2001018882A JP 11197133 A JP11197133 A JP 11197133A JP 19713399 A JP19713399 A JP 19713399A JP 2001018882 A JP2001018882 A JP 2001018882A
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driving
driven
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JP11197133A
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Hiroshi Oguma
浩 小熊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クランク軸からの入力トルクと後車輪からの負
荷トルクとを正確に検出する。 【解決手段】原動側カムプレート22と従動側カムプレ
ート25とは、原動側カムプレート22側の隆起部23
と従動側カムプレート25側の凹陥部26とが回転方向
への摺動を自在に嵌合し、かつ、後車輪からの負荷トル
クが増大するにつれて隆起部23の側が摺動して回転方
向に生ずる位置ずれを相互間の離間距離として検出し、
該検出値との関係で作動制御される電動モータの出力に
より後車輪への駆動補助トルクの付与を自在とするとと
もに、従動側カムプレート25に対する原動側カムプレ
ート22の位置ずれは、隆起部23の上面に凹陥掛合部
24を設け、該凹陥掛合部24との対面部位に位置する
従動側カムプレート25の凹陥部26の始端26a側に
掛止ピン27を立設し、該掛止ピン27を凹陥掛合部2
4の始端24aから終端24bに至るストロークを限度
に移動規制した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペダル踏力により
クランク軸に付与される入力トルクと後車輪から加えら
れる負荷トルクとの力関係のもとで電動モータの作動を
制御し、その際に電動モータから得られる補助駆動トル
クを後車輪に正確に付与できるようにした電動補助自転
車に関する。
【0002】
【従来の技術】電動補助自転車は、電動モータの支援の
もとで運転者の負担を軽減して走行できることから、近
年、多くの人々に利用されるようになってきている。こ
の場合、電動モータの作動は、クランク軸に加えられる
入力トルクと後車輪から加えられる負荷トルクとの力関
係のもとで正確に制御する必要がある。
【0003】このため、通常、電動補助自転車には、ペ
ダル踏力によってクランク軸に加えられる入力トルクを
検出できるトルク検出機構が設けられており、その代表
例としては、クランク軸の回転力によりトーションバー
にねじり変形を加え、該トーションバーの先端における
軸方向での移動量やクランク軸との相対回転角度を検出
する構造のものが採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記トーショ
ンバーのねじり変形によって入力トルクを検出しようと
する場合には、該入力トルク検出機構と、クランク軸か
ら後車輪に入力トルクを伝える動力伝達機構とが別系統
となって各別に配設する必要があり、その全体構造が複
雑化してコスト高を招いてしまうのみならず、全体の大
型化や重量化をも招く不都合があった。
【0005】本発明は、従来技術の上記課題に鑑み、ク
ランク軸から後車輪に入力トルクを伝達する動力伝達機
構のもとで、クランク軸からの入力トルクと後車輪から
の負荷トルクとを正確に検出できるようにして、低コス
ト化と軽量小型化とを同時に実現できる電動補助自転車
を提供することにその目的がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成すべくなされたものであり、その構成上の特徴は、ペ
ダル踏力が入力トルクとなって強制回転されるクランク
軸に固定される原動側カムプレートと、該原動側カムプ
レート側への軸方向での押圧力が付勢されて前記クラン
ク軸の側に回転と軸方向での移動とが自在に軸支される
チェーン大歯車に一体的に固定されている従動側カムプ
レートとは、原動側カムプレートに設けられている隆起
部と従動側カムプレートに設けられている凹陥部とが複
数箇所にて回転方向への摺動を自在に嵌合して対面合致
し、かつ、後車輪から加えられる負荷トルクが増大する
につれて隆起部の側が摺動して回転方向に生ずる位置ず
れを相互間の離間距離として合成トルク検出用磁気セン
サによる検出を自在に配設し、その際の検出値との関係
で作動制御される電動モータの出力により後車輪への駆
動補助トルクの付与を自在とするとともに、従動側カム
プレートに対する原動側カムプレートの位置ずれは、前
記隆起部の上面に凹陥掛合部を設け、該凹陥掛合部との
対面部位に位置する従動側カムプレートの凹陥部の始端
側に掛止ピンを立設し、該掛止ピンを前記凹陥掛合部の
始端から終端に至るストロークを限度に移動規制したこ
とにある。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の概略構成例を模
式的に示す説明図であり、電動補助自転車11は、ペダ
ル13を踏み込んで得られる踏力Fによりハンガラック
16に回転自在に挿通支持されているクランク軸17を
クランク14,15を介して強制回転させる入力トルク
が生成され、該クランク軸17に固定されているチェー
ン大歯車18からチェーン41とチェーン小歯車42と
を経て伝達される入力トルクにより後車輪43を強制回
転させて、平坦な路面Rを人力走行できるようになって
いる。
【0008】また、走行開始時や坂道などの斜面を走行
する際においては、フレーム12に着脱自在に支持させ
たバッテリーユニット44からの給電を受けて後車輪4
3のチェーン小歯車42と同軸状となって配設されてい
るハウジング45内の図示しない電動モータが作動し、
該電動モータの回転力により後車輪43に駆動補助トル
クが付加され、その支援のもとで容易に走行できるよう
になっている。なお、図中の符号46は、電動モータの
作動制御や必要な演算を行わせるために別途配設されて
いる制御手段を示す。
【0009】図2は、図1におけるクランク軸17を含
む動力伝達機構の詳細を一部を切り欠いて示す要部構成
図であり、図1に示すように先端にペダル13を取り付
けたクランク14,15は、それぞれの基端にボス部1
4a,15aが設けられており、これらボス部14a,
15aを介してクランク軸17の両端部に固定されてい
る。したがって、ペダル13に加えられた踏力Fは、入
力トルクとなってクランク軸17に伝達され、該クラン
ク軸17を強制回転させる。
【0010】しかも、一方のクランク14のボス部14
aは、クランク軸17の軸方向への長さを比較的長くし
て確保されており、該ボス部14aの内端側に原動側カ
ムプレート22が一体的となって回転できるように軸着
されている。また、ボス部14aの中間部分の外周に
は、原動側カムプレート22の一側面22aとその一側
面25aが対面合致する配置関係のもとで従動側カムプ
レート25が遊挿されている。さらに、従動側カムプレ
ート25の適宜位置には、螺孔28が配設されており、
該螺孔28との対面部位に位置するチェーン大歯車18
に穿設された通孔19を介して螺着されたビス31によ
り従動側カムプレート25とチェーン大歯車18とが一
体化されている。このため、従動側カムプレート25と
チェーン大歯車18とは、クランク軸17に対し一体と
なっての軸方向での移動が可能で、かつ、回転自在とな
って軸支されることになる。
【0011】図3は、上記動力伝達機構を構成している
原動側カムプレート22と従動側カムプレート25とを
その対向面である一側面22a,25a相互を見開き状
に引き離した状態のもとで示す斜視図である。同図によ
れば、原動側カムプレート22の一側面22aの側に
は、その周方向に等間距離をおいて計3個の隆起部23
が設けられている。しかも、該隆起部23のそれぞれ
は、原動側カムプレート22の回転方向に沿って次第に
前上りに傾斜する斜面23aと、該斜面23aの終端に
稜線23bを形成して前下がりに傾斜する斜面23cと
を備えた山形を呈して形成されている。
【0012】さらに、いずれかひとつの隆起部23にお
ける斜面23aから稜線23bにかけては、原動側カム
プレート22の回転方向に沿ってやや湾曲させた略長円
形状を呈する有底長穴からなる凹陥掛合部24が形成さ
れている。なお、該凹陥掛合部24は、有底長穴と略同
じ形状に穿設された長孔や、外周部や内周部に削成され
た切欠部により形成することもできる。
【0013】一方、原動側カムプレート22の一側面2
2aとの対面側である従動側カムプレート25の一側面
25aには、原動側カムプレート22の各隆起部23と
相互に対面合致する断面形状を呈する谷形となった計3
個の凹陥部26が設けられている。
【0014】また、凹陥掛合部24が設けられている隆
起部23と対面する位置関係にある凹陥部26の始端2
6a側には、凹陥掛合部24内に納まる長さと太さとを
有する掛止ピン27が立設されている。
【0015】さらに、図2に示すようにクランク14の
ボス部14aの外端側に設けられたフランジ20とチェ
ーン大歯車18との間には、一対のさらばね29,29
がその凹陥面相互を向き合わせた配置関係のもとで介挿
されており、これにより、チェーン大歯車18と従動側
カムプレート25とを常に駆動側カムプレート22側へ
と押圧付勢できるようになっている。なお、さらばね2
9,29は、フランジ20の周端とチェーン大歯車18
の外側面との間に取り付けられた防塵ゴムカバー30で
覆われている。
【0016】また、チェーン大歯車18の内側面には、
駆動側カムプレート22と従動側カムプレート25とを
その外周側から覆うように配設された磁石や磁性体から
なる磁性リング32が固着されている。さらに、該磁性
リング32の内端面32aと対面する適宜の位置には、
例えばセンサカバー34に支持させるなどして合成トル
ク検出用磁気センサ33が設置されており、磁性リング
32の内端面32aとの間の離間距離を別途用意される
磁気回路を介して検出できるようになっている。
【0017】しかも、チェーン大歯車18がその外周に
備える歯部18aとの適宜の対面位置には、チェーン大
歯車18が回転時に通過する磁性体としての歯部18a
の個数を検出する速度検出用磁気センサ35が設置され
ており、該速度検出用磁気センサ35により車速を検出
できるようになっている。
【0018】この場合、合成トルク検出用磁気センサ3
3と速度検出用磁気センサ35とから得られる検出信号
は、制御手段46へと各別に送られ、該制御手段46に
て演算され、クランク軸17に加えられる入力トルクと
後車輪43から加えられる負荷トルクとの間に生成され
る合成トルクや車速を算出するためのデータとして利用
されることになる。
【0019】次に、上記構成からなる本発明につき、そ
の作用を説明すれば、ペダル13を交互に踏み込むこと
により得られる踏力Fは、クランク14,15を介する
ことにより入力トルクとなってクランク軸17に伝達さ
れ、ボス部14a,15aと駆動側カムプレート22と
に一体化されているクランク軸17を強制回転させるに
至る。
【0020】このとき、従動側カムプレート25は、さ
らばね29,29によりチェーン大歯車18共々駆動側
カムプレート22方向に押圧付勢されているので、チェ
ーン大歯車18にかかる負荷がさらばね29,29の押
圧力より小である場合には、図4(イ)に示されている
ように駆動側カムプレート22と従動側カムプレート2
5とが隆起部23と凹陥部26とを相互に嵌合させた状
態のもとで密着して対面合致している。
【0021】この状態のもとでは、駆動側カムプレート
22と従動側カムプレート25との間に生成される摩擦
力により、駆動側カムプレート22の回転運動はそのま
ま従動側カムプレート25へと伝達され、該従動側カム
プレート25に直結されているチェーン大歯車18を強
制回転させることにより、チェーン41とチェーン小歯
車42とを介して後車輪43に回転力を付与することが
できる。
【0022】一方、電動補助自転車11の走行を開始す
る際や、坂道にさしかかった場合などのように後車輪4
3に負荷がかかる場合には、その際に生ずる負荷トルク
がチェーン小歯車42とチェーン41とを介してチェー
ン大歯車18から従動側カムプレート25へと伝達され
る。
【0023】つまり、従動側カムプレート25には、上
記負荷トルクによりその回転を停止させようとするブレ
ーキがかかることから、ペダル13から得られる入力ト
ルクにより依然として回転しようとしている駆動側カム
プレート22との間に反対方向に働く力が生じて相互に
位置ずれを生じさせる。
【0024】このように駆動側カムプレート22と従動
側カムプレート25との間に生ずる位置ずれは、駆動側
カムプレート22の隆起部23が従動側カムプレート2
5の凹陥部26から脱出しようとする力として作用する
ことになり、斜面23aの傾斜方向へと凹陥部26を押
圧する結果、遊挿されている従動側カムプレート25
は、さらばね29,29の押圧力に抗しながらクランク
14のボス部14aの軸方向に沿って外側方向へと押し
出されるに至る。
【0025】しかも、駆動側カムプレート22と従動側
カムプレート25との間に生ずる位置ずれは、ペダル1
3側からの入力トルクと後車輪43側からの負荷トルク
との均衡点にてその動きを止めることになる。したがっ
て、その際の従動側カムプレート25のボス部14aの
軸方向に沿った移動量を計測することにより、クランク
軸17に加えられる入力トルクと後車輪43から加えら
れる負荷トルクとの間に生成される合成トルクの大きさ
が求められることになる。
【0026】具体的には、合成トルク検出用磁気センサ
33によりチェーン大歯車18に固定されている磁性リ
ング32の内端面32aとの間の離間距離を磁気回路に
より検出できる。このため、負荷トルクがゼロのとき
は、図4(イ)に示すように離間距離t1 で、負荷トル
クが発生したときは、図4(ロ)に示すように離間距離
2 であるとすれば、従動側カムプレート25(チェー
ン大歯車18)の軸方向での移動量はt2 −t1 とな
り、合成トルクもこれに比例することになる。したがっ
て、合成トルク検出用磁気センサ33から得られる検出
値を制御手段46を介して演算させることにより、合成
トルクの大きさを算出できることになる。
【0027】また、従動側カムプレート25は、さらば
ね29,29を介して駆動側カムプレート22の側に常
に押し付けられているので、該駆動側カムプレート22
に加えられる入力トルクと従動側カムプレート25にか
かる負荷トルクとが均衡した状態で、駆動側カムプレー
ト22の回転が従動側カムプレート25へと伝達され
る。したがって、従動側カムプレート25に固定されて
いるチェーン大歯車18も回転し、チェーン41を介し
て後車輪43が回転駆動されるに至る。
【0028】しかも、チェーン大歯車18が回転する
と、速度検出用磁気センサ35のセンサ面を該チェーン
大歯車18の歯部18aが順次通過することになる。し
たがって、速度検出用磁気センサ35は、あらかじめ設
定されている一定の時間内に通過する歯部18aの個数
に対応する検出信号を制御手段36に送出できる。該制
御手段46では、通過した歯部18aの個数からチェー
ン大歯車18の回転速度を演算し、ギヤ比と後車輪43
の直径とから電動補助自転車11の車速を算出する。
【0029】制御手段46は、このようにして算出した
合成トルクと車速とから、あらかじめ定められている許
容アシスト比が最大となるための駆動補助トルクを算出
し、電動モータの出力を作動制御しながら所定の駆動補
助トルクを後車輪43に付加する。このため、後車輪4
3は、ペダル13を踏んで得られる入力トルクと電動モ
ータから得られる駆動補助トルクとにより駆動される結
果、軽快な走行ができることになる。
【0030】しかも、原動側カムプレート22には、そ
の一側面22aに設けられている隆起部23のうちのい
ずれかひとつに凹陥掛合部24が、従動側カムプレート
25には、その一側面25aに設けられている凹陥部2
6のうちのいずれかひとつに掛止ピン27がそれぞれ設
けられている。
【0031】したがって、原動側カムプレート22と従
動側カムプレート25とを凹陥掛合部24内に掛止ピン
27を位置させて相互に対面合致させることにより、原
動側カムプレート22の摺動を掛止ピン27が凹陥掛合
部24の始端24aから終端24bに至るストロークを
限度に移動規制することができる。
【0032】このため、例えば予想を越えた負荷トルク
がかかることがあっても、凹陥部26を隆起部23が乗
り越えることをなくすことができるほか、下り坂などで
チェーン大歯車18を逆回転させても負荷トルクの発生
を阻止できる。また、電動補助自転車11の停車時に不
用意にチェーン大歯車18を逆回転させた際に負荷トル
クが発生して電動モータを駆動させ、その際の駆動補助
トルクにより後車輪43が自然回転したり、電動補助自
転車11を暴走させるといった不慮の事故の発生も未然
に防止できる。
【0033】さらに、本発明に係る電動補助自転車11
においては、クランク軸17に加えられる入力トルクと
後車輪43から加えられる負荷トルクとを合成トルクと
して検出できる。したがって、合成トルクの検出と後車
輪43への動力の伝達とを同一の動力伝達機構を介して
行うことができるので、全体構造を簡素化してコスト低
減と軽量小型化とを実現できる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、原動
側カムプレートの隆起部と従動側カムプレートの凹陥部
とが回転方向への摺動を自在に嵌合して対面合致し、か
つ、後車輪から加えられる負荷トルクが増大するにつれ
て隆起部の側が摺動して回転方向に位置ずれを検出する
合成トルク検出用磁気センサを備えているので、入力ト
ルクの後車輪への伝達と合成トルクの検出とを同時に行
う簡素化された動力伝達機構を備えた電動補助自転車を
提供できる。したがって、該電動補助自転車の製品コス
トを低減できるばかりでなく、軽量小型化も実現でき
る。
【0035】しかも、相互に対面合致する原動側カムプ
レートと従動側カムプレートとは、隆起部に設けた凹陥
掛合部内に凹陥部に立設した係止ピンが入り込むように
して配設されているので、原動側カムプレートが摺動し
ても凹陥係合部の始端から終端に至るストロークを限度
に移動規制できる。このため、予想を越えた負荷トルク
がかかったり、下り坂などでチェーン大歯車を逆回転さ
せたり、その停車時に不用意にチェーン大歯車を逆回転
させることがあっても、電動補助自転車の暴走をなくし
て不慮の事故の発生を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成例を模式的に示す説明図。
【図2】図1におけるクランク軸を含む動力伝達機構の
詳細を一部を切り欠いて示す要部構成図。
【図3】図2において動力伝達機構を構成している原動
側カムプレートと従動側カムプレートとを相互を見開き
状にに引き離した状態のもとで示す斜視図。
【図4】図2における動力伝達機構の無負荷状態を
(イ)として、従動側に負荷が発生したときの状態を
(ロ)として示す説明図。
【符号の説明】 11 電動補助自転車 12 フレーム 13 ペダル 14,15 クランク 14a,15a ボス部 16 ハンガーラック 17 クランク軸 18 チェーン歯車 18a 歯部 19 通孔 20 フランジ 22 原動側カムプレート 22a 一側面 23 隆起部 23a 斜面 23b 稜線 23c 斜面 24 凹陥掛合部 24a 始端 24b 終端 25 従動側カムプレート 25a 一側面 26 凹陥部 26a 始端 27 掛止ピン 28 螺孔 29 さらばね 30 防塵ゴムカバー 31 ビス 32 磁性リング 32a 内端面 33 合成トルク検出用磁気センサ 34 センサカバー 35 車速検出用磁気センサ 41 チェーン 42 チェーン小歯車 43 後車輪 44 バッテリーユニット 45 ハウジング 46 制御手段 F 踏力 R 路面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペダル踏力が入力トルクとなって強制回
    転されるクランク軸に固定される原動側カムプレート
    と、該原動側カムプレート側への軸方向での押圧力が付
    勢されて前記クランク軸の側に回転と軸方向での移動と
    が自在に軸支されるチェーン大歯車に一体的に固定され
    ている従動側カムプレートとは、原動側カムプレートに
    設けられている隆起部と従動側カムプレートに設けられ
    ている凹陥部とが複数箇所にて回転方向への摺動を自在
    に嵌合して対面合致し、かつ、後車輪から加えられる負
    荷トルクが増大するにつれて隆起部の側が摺動して回転
    方向に生ずる位置ずれを相互間の離間距離として合成ト
    ルク検出用磁気センサによる検出を自在に配設し、その
    際の検出値との関係で作動制御される電動モータの出力
    により後車輪への駆動補助トルクの付与を自在とすると
    ともに、従動側カムプレートに対する原動側カムプレー
    トの位置ずれは、前記隆起部の上面に凹陥掛合部を設
    け、該凹陥掛合部との対面部位に位置する従動側カムプ
    レートの凹陥部の始端側に掛止ピンを立設し、該掛止ピ
    ンを前記凹陥掛合部の始端から終端に至るストロークを
    限度に移動規制したことを特徴とする電動補助自転車。
  2. 【請求項2】 走行速度は、チェーン大歯車の歯部との
    対面部位に設置した速度検出用磁気センサを介して検出
    自在としたことを特徴とする請求項1記載の電動補助自
    転車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013097732A1 (zh) * 2011-12-29 2013-07-04 无锡尚格工业设计有限公司 一体交互式扭矩传感器电机
WO2013097733A1 (zh) * 2011-12-29 2013-07-04 无锡尚格工业设计有限公司 一体容置式扭矩传感器电机

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WO2013097732A1 (zh) * 2011-12-29 2013-07-04 无锡尚格工业设计有限公司 一体交互式扭矩传感器电机
WO2013097733A1 (zh) * 2011-12-29 2013-07-04 无锡尚格工业设计有限公司 一体容置式扭矩传感器电机

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