JP2001018480A - プリンタ - Google Patents
プリンタInfo
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- JP2001018480A JP2001018480A JP11196605A JP19660599A JP2001018480A JP 2001018480 A JP2001018480 A JP 2001018480A JP 11196605 A JP11196605 A JP 11196605A JP 19660599 A JP19660599 A JP 19660599A JP 2001018480 A JP2001018480 A JP 2001018480A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- printer
- storage unit
- housing
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Unwinding Webs (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大径のロール紙をより小型の筐体内に収納可
能とすると共に、使用状況に応じた複数の設置態様を可
能とする。 【解決手段】 本発明は、内蔵したロール紙Rに対し印
刷を行うプリンタにおいて、該プリンタの筐体10が、
ロール紙Rを収納するためのロール紙収納部Aと、プリ
ンタの制御部60を収納するための制御部収納部Bであ
って、前記ロール紙の軸方向において前記ロール紙収納
部に隣接して形成されるものとを備える。ロール紙収納
部Aと制御部収納部Bをロール紙の軸方向に配置するこ
とによって、ロール紙の径方向における筐体のサイズを
最小限に抑えることができる。
能とすると共に、使用状況に応じた複数の設置態様を可
能とする。 【解決手段】 本発明は、内蔵したロール紙Rに対し印
刷を行うプリンタにおいて、該プリンタの筐体10が、
ロール紙Rを収納するためのロール紙収納部Aと、プリ
ンタの制御部60を収納するための制御部収納部Bであ
って、前記ロール紙の軸方向において前記ロール紙収納
部に隣接して形成されるものとを備える。ロール紙収納
部Aと制御部収納部Bをロール紙の軸方向に配置するこ
とによって、ロール紙の径方向における筐体のサイズを
最小限に抑えることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内蔵したロール紙
に対し印刷を行うプリンタに関し、特に、大径のロール
紙を収納するのに適すると共に、多様な使用状況に対応
可能な筐体構造を有するプリンタに関する。
に対し印刷を行うプリンタに関し、特に、大径のロール
紙を収納するのに適すると共に、多様な使用状況に対応
可能な筐体構造を有するプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】レシートや入場券その他の発行券の印刷
のために、ロール紙を内蔵したプリンタが広く用いられ
ている。この種のプリンタにおいては、ロール紙から引
き出される紙端を、プリンタの筐体外へ導くための紙経
路が、ロール紙の収納部からロール紙の排出口に亘って
設けられている。紙経路の途中には、印刷ヘッドとプラ
テンとが対向して配置されており、ここで紙面に対する
印刷が実行される。印刷されたロール紙の先端側は、筐
体外へ送り出され、排出口近傍に設けられたカッターに
よって切断分離される。
のために、ロール紙を内蔵したプリンタが広く用いられ
ている。この種のプリンタにおいては、ロール紙から引
き出される紙端を、プリンタの筐体外へ導くための紙経
路が、ロール紙の収納部からロール紙の排出口に亘って
設けられている。紙経路の途中には、印刷ヘッドとプラ
テンとが対向して配置されており、ここで紙面に対する
印刷が実行される。印刷されたロール紙の先端側は、筐
体外へ送り出され、排出口近傍に設けられたカッターに
よって切断分離される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来からこの種のプリ
ンタにおいては、一つのロール紙で印刷できる量をでき
るだけ多くし、ロール紙の交換頻度を下げるために、大
径のロール紙を使用できるものが望まれている。
ンタにおいては、一つのロール紙で印刷できる量をでき
るだけ多くし、ロール紙の交換頻度を下げるために、大
径のロール紙を使用できるものが望まれている。
【0004】また、この種のプリンタにおいては、使用
の目的、形態、環境に応じて、利用したい設置の態様が
多様であり、設置スペースや使用者に対するプリンタの
設置位置などに応じて、自由に設置態様が変えられるプ
リンタが望まれている。
の目的、形態、環境に応じて、利用したい設置の態様が
多様であり、設置スペースや使用者に対するプリンタの
設置位置などに応じて、自由に設置態様が変えられるプ
リンタが望まれている。
【0005】しかしながら、従来のロール紙内蔵型のプ
リンタにおいては、大径のロール紙をコンパクトに収納
し、かつ複数の設置態様で利用できる筐体構造を備えた
プリンタは存在しなかった。
リンタにおいては、大径のロール紙をコンパクトに収納
し、かつ複数の設置態様で利用できる筐体構造を備えた
プリンタは存在しなかった。
【0006】本発明の目的は、大径のロール紙をより小
型の筐体内に収納可能としたプリンタを提供することに
ある。
型の筐体内に収納可能としたプリンタを提供することに
ある。
【0007】本発明の他の目的は、更に加えて、使用状
況に応じた複数の設置態様を可能とする筐体構造を備え
たプリンタを提供することにある。
況に応じた複数の設置態様を可能とする筐体構造を備え
たプリンタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、内蔵したロール紙に対し印刷を行うプリンタ
において、該プリンタの筐体が、ロール紙を収納するた
めのロール紙収納部と、プリンタの制御部を収納するた
めの制御部収納部であって、前記ロール紙の軸方向にお
いて前記ロール紙収納部に隣接して形成されるものとを
備えることを特徴とする。このようにロール紙収納部と
制御部収納部をロール紙の軸方向に配置することによっ
て、ロール紙の径方向における筐体のサイズを最小限に
抑えることができ、全体としてプリンタを小型に構成す
ることができる。
本発明は、内蔵したロール紙に対し印刷を行うプリンタ
において、該プリンタの筐体が、ロール紙を収納するた
めのロール紙収納部と、プリンタの制御部を収納するた
めの制御部収納部であって、前記ロール紙の軸方向にお
いて前記ロール紙収納部に隣接して形成されるものとを
備えることを特徴とする。このようにロール紙収納部と
制御部収納部をロール紙の軸方向に配置することによっ
て、ロール紙の径方向における筐体のサイズを最小限に
抑えることができ、全体としてプリンタを小型に構成す
ることができる。
【0009】この場合において、前記筐体が、前記ロー
ル紙収納部における前記制御部収納部と反対側に、前記
ロール紙の挿入開口を備えると共に、前記制御部収納部
における前記ロール紙収納部と反対側に、少なくとも1
つの設置面を備えることが好ましい。
ル紙収納部における前記制御部収納部と反対側に、前記
ロール紙の挿入開口を備えると共に、前記制御部収納部
における前記ロール紙収納部と反対側に、少なくとも1
つの設置面を備えることが好ましい。
【0010】また、前記筐体が、前記ロール紙の周方向
に、2つの設置面と前記ロール紙を排紙するための排出
口を有する操作面を備えることが好ましい。
に、2つの設置面と前記ロール紙を排紙するための排出
口を有する操作面を備えることが好ましい。
【0011】また、前記筐体は、前記制御部収納部側に
おける前記操作面上にプリンタの動作状況を表示するL
EDを備えると共に、該制御部収納部側に外部インタフ
ェースとしてのコネクタを備えることが好ましい。
おける前記操作面上にプリンタの動作状況を表示するL
EDを備えると共に、該制御部収納部側に外部インタフ
ェースとしてのコネクタを備えることが好ましい。
【0012】更に、前記ロール紙収納部は、前記ロール
紙の挿入開口に向けて起立されたロール紙中央の支持軸
を備えることが好ましい。
紙の挿入開口に向けて起立されたロール紙中央の支持軸
を備えることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って説明する。図1及び図3は、本発明の一実施形
態に係るプリンタの外観斜視図及び平断面図である。こ
れら図に示すように、本発明の一実施形態に係るプリン
タ10は、概略五面体(エッジを取るための小さい三面
を除く)で構成され、ロール紙の排紙口11と動作表示
用LED及びスイッチ12が配置された面(以下、操作
面10aという)、並びに該操作面10aと直角でロー
ル紙Rをプリンタ10内へ供給する側の面(以下、給紙
面10b)を有する。図1において図示されない残りの
3つの面は、それぞれ設置面10c〜10eとして機能
され、従って、本プリンタ10は、これらの設置面を下
側にした3種類の設置態様を有している。図3には、設
置面10d及び10eの四隅に設けられたゴム製の脚3
3が示されている。これら設置面10c〜10e及びプ
リンタの設置態様については後述する。
に沿って説明する。図1及び図3は、本発明の一実施形
態に係るプリンタの外観斜視図及び平断面図である。こ
れら図に示すように、本発明の一実施形態に係るプリン
タ10は、概略五面体(エッジを取るための小さい三面
を除く)で構成され、ロール紙の排紙口11と動作表示
用LED及びスイッチ12が配置された面(以下、操作
面10aという)、並びに該操作面10aと直角でロー
ル紙Rをプリンタ10内へ供給する側の面(以下、給紙
面10b)を有する。図1において図示されない残りの
3つの面は、それぞれ設置面10c〜10eとして機能
され、従って、本プリンタ10は、これらの設置面を下
側にした3種類の設置態様を有している。図3には、設
置面10d及び10eの四隅に設けられたゴム製の脚3
3が示されている。これら設置面10c〜10e及びプ
リンタの設置態様については後述する。
【0014】プリンタ10の筐体は、図1の設置態様に
おいて、基本的に、上部のロール紙収納領域Aと、下部
の制御部収納領域Bで構成される。ロール紙収納領域A
には、ロール紙収納部13、蓋体20、排紙口11、及
びプラテン16、印刷ヘッド17、紙ガイド18で構成
される紙経路等が設置されている。一方、制御部収納領
域Bには、LED及びスイッチ12、制御用電子部品を
搭載した制御基板60(図7を参照)、外部ケーブル接
続用のコネクタ62、63(図6を参照)等が設置され
ている。最初に、ロール紙収納領域Aに設置された各部
の詳細について説明する。
おいて、基本的に、上部のロール紙収納領域Aと、下部
の制御部収納領域Bで構成される。ロール紙収納領域A
には、ロール紙収納部13、蓋体20、排紙口11、及
びプラテン16、印刷ヘッド17、紙ガイド18で構成
される紙経路等が設置されている。一方、制御部収納領
域Bには、LED及びスイッチ12、制御用電子部品を
搭載した制御基板60(図7を参照)、外部ケーブル接
続用のコネクタ62、63(図6を参照)等が設置され
ている。最初に、ロール紙収納領域Aに設置された各部
の詳細について説明する。
【0015】プリンタ10は、そのロール紙収納領域A
において、前記操作面10a及び給紙面10bに亘って
配置される蓋体20を備える。蓋体20は、閉じた状態
でそれらの面の一部を構成するようデザインされてい
る。蓋体20は、基本的に、前記操作面10a側の蓋部
(以下、操作面蓋部20aという)と、これと直角に一
体成形された前記給紙面10b側の蓋部(以下、給紙面
蓋部20bという)で構成される。なお、操作面10a
の排紙口11は、プリンタ10本体と前記操作面20a
との突き合わせ部分における隙間によって形成される。
において、前記操作面10a及び給紙面10bに亘って
配置される蓋体20を備える。蓋体20は、閉じた状態
でそれらの面の一部を構成するようデザインされてい
る。蓋体20は、基本的に、前記操作面10a側の蓋部
(以下、操作面蓋部20aという)と、これと直角に一
体成形された前記給紙面10b側の蓋部(以下、給紙面
蓋部20bという)で構成される。なお、操作面10a
の排紙口11は、プリンタ10本体と前記操作面20a
との突き合わせ部分における隙間によって形成される。
【0016】図2及び図4は、前記蓋体20を開放した
状態におけるプリンタ10の外観斜視図及び平断面図を
示している。これら図に示すように、ロール紙収納領域
Aには、ロール紙Rの円筒状の収納部13が形成されて
いる。そして、その給紙面10b側、すなわち制御部収
納領域Bとは反対側の面は、ロール紙Rを挿入可能とす
るために開口されている(以下、挿入開口13aとい
う)。また、収納部13の操作面10a側も開口されて
おり、これらの開口は、蓋体20によって閉じられる。
収納部13内中央には、その底部から前記挿入開口13
aに向けてロール紙Rの支持軸14が設置されている。
支持軸14は、プリンタ10本体側に対し、ベアリング
等を介して回動自在に取り付けられている。挿入開口1
3aから挿入される円筒状のロール紙Rは、支持軸14
に挿通され、収納部13内に保持される。前述したよう
にプリンタ10は、図1及び図2とは異なる設置態様を
有しており、この場合ロール紙Rは設置面に対して縦置
き(その端面が設置面に直交)となり、前記支持軸14
によって垂下される。なお、ここでは図示されていない
が、支持軸14の下端には、フランジが形成され、支持
軸14に挿入されたロール紙Rの端面は、この上に載置
される。これによって、図の設置態様においても、プリ
ンタ10本体に対し、ロール紙Rが円滑に回転可能とな
る。
状態におけるプリンタ10の外観斜視図及び平断面図を
示している。これら図に示すように、ロール紙収納領域
Aには、ロール紙Rの円筒状の収納部13が形成されて
いる。そして、その給紙面10b側、すなわち制御部収
納領域Bとは反対側の面は、ロール紙Rを挿入可能とす
るために開口されている(以下、挿入開口13aとい
う)。また、収納部13の操作面10a側も開口されて
おり、これらの開口は、蓋体20によって閉じられる。
収納部13内中央には、その底部から前記挿入開口13
aに向けてロール紙Rの支持軸14が設置されている。
支持軸14は、プリンタ10本体側に対し、ベアリング
等を介して回動自在に取り付けられている。挿入開口1
3aから挿入される円筒状のロール紙Rは、支持軸14
に挿通され、収納部13内に保持される。前述したよう
にプリンタ10は、図1及び図2とは異なる設置態様を
有しており、この場合ロール紙Rは設置面に対して縦置
き(その端面が設置面に直交)となり、前記支持軸14
によって垂下される。なお、ここでは図示されていない
が、支持軸14の下端には、フランジが形成され、支持
軸14に挿入されたロール紙Rの端面は、この上に載置
される。これによって、図の設置態様においても、プリ
ンタ10本体に対し、ロール紙Rが円滑に回転可能とな
る。
【0017】前記蓋体20は、後述するヒンジ構造によ
って、プリンタ10本体側に回動自在に支承されてい
る。図2に示すように、蓋体20は、プリンタ10本体
に対し略90度回動され、その開放状態において、前記
ロール紙Rの収納部13及びロール紙Rを排紙口11へ
導くための紙経路を開放する。この状態で、収納部13
へのロール紙Rの挿入及び紙経路へのロール紙のセット
が可能となる。蓋体20は、その上下に設けられた一対
のアーム31、31によって、プリンタ10本体側へ支
承されている。アーム31は、図4に示すように、その
回動支点31aを軸に回動し、蓋体の開放時にはプリン
タ本体から外側へ突き出され、これによって蓋体20が
大きく開放される。蓋体20は、前記回動支点31aの
近傍に取り付けたコイルスプリング32によって、開放
方向に常時付勢されており、蓋体20が閉じられた状態
において係止爪15を含むロック機構を解除することよ
って、蓋体20は小さい力でプリンタ10本体に対して
大きく開放される。
って、プリンタ10本体側に回動自在に支承されてい
る。図2に示すように、蓋体20は、プリンタ10本体
に対し略90度回動され、その開放状態において、前記
ロール紙Rの収納部13及びロール紙Rを排紙口11へ
導くための紙経路を開放する。この状態で、収納部13
へのロール紙Rの挿入及び紙経路へのロール紙のセット
が可能となる。蓋体20は、その上下に設けられた一対
のアーム31、31によって、プリンタ10本体側へ支
承されている。アーム31は、図4に示すように、その
回動支点31aを軸に回動し、蓋体の開放時にはプリン
タ本体から外側へ突き出され、これによって蓋体20が
大きく開放される。蓋体20は、前記回動支点31aの
近傍に取り付けたコイルスプリング32によって、開放
方向に常時付勢されており、蓋体20が閉じられた状態
において係止爪15を含むロック機構を解除することよ
って、蓋体20は小さい力でプリンタ10本体に対して
大きく開放される。
【0018】蓋体20の操作面蓋部20aの内側面に
は、プラテン16が設置される。プラテン16は、蓋体
20を閉じた状態で、プリンタ10本体側に固定した印
刷ヘッド17を含む紙ガイドに対向され、そのギャップ
に通されたロール紙Rに対し印刷を可能とする紙ガイド
の一部として機能される。プラテン16は、操作面蓋部
20aに対して回転可能に支承されると共に、それと同
軸に歯車16aを有する。蓋体20を閉じた際、歯車1
6aは、図示しないプリンタ10本体側の駆動系に連繋
し、これによって印刷の際にプラテン16が回転駆動さ
れる。
は、プラテン16が設置される。プラテン16は、蓋体
20を閉じた状態で、プリンタ10本体側に固定した印
刷ヘッド17を含む紙ガイドに対向され、そのギャップ
に通されたロール紙Rに対し印刷を可能とする紙ガイド
の一部として機能される。プラテン16は、操作面蓋部
20aに対して回転可能に支承されると共に、それと同
軸に歯車16aを有する。蓋体20を閉じた際、歯車1
6aは、図示しないプリンタ10本体側の駆動系に連繋
し、これによって印刷の際にプラテン16が回転駆動さ
れる。
【0019】図5は、プリンタ10の他の設置態様を示
した斜視図である。図に示す設置態様においては、ロー
ル紙の周方向に配置された設置面10dが設置面として
用いられている。この態様においてプリンタ10は幅狭
になり、ロール紙Rは、操作面10aの下方から水平に
排紙される。そして、この場合、蓋体20は上方へ開放
されることとなる。また、プリンタ10は、ロール紙の
周方向に配置されたもう一つの設置面10eを用いて設
置することもできる。この場合は、排紙口11が操作面
10aの上方に位置し、プリンタ10の上方よりからロ
ール紙Rが排紙されることとなる。
した斜視図である。図に示す設置態様においては、ロー
ル紙の周方向に配置された設置面10dが設置面として
用いられている。この態様においてプリンタ10は幅狭
になり、ロール紙Rは、操作面10aの下方から水平に
排紙される。そして、この場合、蓋体20は上方へ開放
されることとなる。また、プリンタ10は、ロール紙の
周方向に配置されたもう一つの設置面10eを用いて設
置することもできる。この場合は、排紙口11が操作面
10aの上方に位置し、プリンタ10の上方よりからロ
ール紙Rが排紙されることとなる。
【0020】次に、図6はプリンタ10を図1の底面、
すなわち設置面10c側から見た図、図7は図6のA−
A線における断面図である。以下、これら図に従って制
御部収納領域Bに設置される各部品について説明する。
制御部収納領域Bは、コネクタ収納部50と制御部収納
部51から構成される。コネクタ収納部50は、制御部
収納領域Bの操作面10aに対する対角側を占有し、プ
リンタ本体に対し着脱自在のカバー部材52で覆われて
いる。該カバー部材52によってプリンタ10に接続さ
れるケーブルのコネクタ部分を収納して、外部接続の納
まりを良くする。
すなわち設置面10c側から見た図、図7は図6のA−
A線における断面図である。以下、これら図に従って制
御部収納領域Bに設置される各部品について説明する。
制御部収納領域Bは、コネクタ収納部50と制御部収納
部51から構成される。コネクタ収納部50は、制御部
収納領域Bの操作面10aに対する対角側を占有し、プ
リンタ本体に対し着脱自在のカバー部材52で覆われて
いる。該カバー部材52によってプリンタ10に接続さ
れるケーブルのコネクタ部分を収納して、外部接続の納
まりを良くする。
【0021】前記制御部収納部51には、制御基板60
が配置される。制御基板60上には、印刷制御のための
CPU、メモリその他の電子部品61、操作面10a側
に露出されるLED及び操作スイッチ12、コネクタ6
2、63、及び電源スイッチ64が搭載される。図6に
おける斜線部は、制御部収納部B内における制御基板6
0の配置を示している。ロール紙収納領域Aに設置され
た印刷ヘッド17及びプラテン16の駆動機構は、前記
制御基板60上の電子部品61と電気的に接続され、動
作される。2つのコネクタ62、63及び電源スイッチ
64は、収納部50と51とを分離する壁を越えてコネ
クタ収納部50側へ露出され、これによってユーザによ
る電源スイッチの操作又はコネクタへのケーブルの接続
が可能となる。
が配置される。制御基板60上には、印刷制御のための
CPU、メモリその他の電子部品61、操作面10a側
に露出されるLED及び操作スイッチ12、コネクタ6
2、63、及び電源スイッチ64が搭載される。図6に
おける斜線部は、制御部収納部B内における制御基板6
0の配置を示している。ロール紙収納領域Aに設置され
た印刷ヘッド17及びプラテン16の駆動機構は、前記
制御基板60上の電子部品61と電気的に接続され、動
作される。2つのコネクタ62、63及び電源スイッチ
64は、収納部50と51とを分離する壁を越えてコネ
クタ収納部50側へ露出され、これによってユーザによ
る電源スイッチの操作又はコネクタへのケーブルの接続
が可能となる。
【0022】一方のコネクタ62は、ホストコンピュー
タとの間でデータ通信するためのユニバーサル仕様の接
続インタフェースを備えている。。ユニバサーサル仕様
のインターフェースにはパレレルやRS232C、US
B等があるが本実施例ではRS232Cにて説明する。
ここにホストコンピュータに接続されたRS232Cケ
ーブル70を接続可能とする。また、他方のコネクタ6
3は、プリンタ10の駆動源としてのACアダプタその
他の電源からのケーブル71を接続するためのものであ
る。電源スイッチ64は、プリンタ10の主電源をオン
・オフするためのものである。本プリンタ10において
は、使用時においてこれらコネクタ62、63及び電源
スイッチ64は、カバー部材52によって覆われてい
る。
タとの間でデータ通信するためのユニバーサル仕様の接
続インタフェースを備えている。。ユニバサーサル仕様
のインターフェースにはパレレルやRS232C、US
B等があるが本実施例ではRS232Cにて説明する。
ここにホストコンピュータに接続されたRS232Cケ
ーブル70を接続可能とする。また、他方のコネクタ6
3は、プリンタ10の駆動源としてのACアダプタその
他の電源からのケーブル71を接続するためのものであ
る。電源スイッチ64は、プリンタ10の主電源をオン
・オフするためのものである。本プリンタ10において
は、使用時においてこれらコネクタ62、63及び電源
スイッチ64は、カバー部材52によって覆われてい
る。
【0023】前記図3及び図4で明らかなように、ロー
ル紙収納領域Aは、平面的に見て、ロール紙収納部13
を中心にした概略三角形状を有してなる。図において、
ロール紙収納部13の周囲を囲む3つの面は、操作面1
0a、設置面10d及び設置面10eである。そして、
本発明に係るプリンタ10は、ロール紙Rの軸方向、す
なわち図における紙面の方向に、制御部収納部Bを配置
し、ここに制御関係の部品を集中的に搭載している。そ
のため、ロール紙収納領域Aには、ロール紙収納部13
の他に、空間をあまり必要としない部品(紙経路を構成
する印刷ヘッド17、紙ガイド18等)のみを配置すれ
ばよい。その結果、プリンタ10は、ロール紙Rの径方
向サイズに対し、平面的に前記3つの面で構成される小
型の外形が実現されている。
ル紙収納領域Aは、平面的に見て、ロール紙収納部13
を中心にした概略三角形状を有してなる。図において、
ロール紙収納部13の周囲を囲む3つの面は、操作面1
0a、設置面10d及び設置面10eである。そして、
本発明に係るプリンタ10は、ロール紙Rの軸方向、す
なわち図における紙面の方向に、制御部収納部Bを配置
し、ここに制御関係の部品を集中的に搭載している。そ
のため、ロール紙収納領域Aには、ロール紙収納部13
の他に、空間をあまり必要としない部品(紙経路を構成
する印刷ヘッド17、紙ガイド18等)のみを配置すれ
ばよい。その結果、プリンタ10は、ロール紙Rの径方
向サイズに対し、平面的に前記3つの面で構成される小
型の外形が実現されている。
【0024】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明したが、本発明は前記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。前記実施
形態においては、蓋体20の開放によってロール紙の挿
入開口及び紙経路が共に開かれる構造のプリンタを示し
たが、本発明はこのようなプリンタに限らず、単にロー
ル紙の挿入開口のみを開閉させる蓋体を備えたプリンタ
においても適用することができる。また、外部ケーブル
及び電源スイッチがカバー部材によって覆われない構造
のプリンタにおいても本発明を適用することができる。
説明したが、本発明は前記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。前記実施
形態においては、蓋体20の開放によってロール紙の挿
入開口及び紙経路が共に開かれる構造のプリンタを示し
たが、本発明はこのようなプリンタに限らず、単にロー
ル紙の挿入開口のみを開閉させる蓋体を備えたプリンタ
においても適用することができる。また、外部ケーブル
及び電源スイッチがカバー部材によって覆われない構造
のプリンタにおいても本発明を適用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、ロール紙収
納領域の周方向において、プリンタの構成部品を配置す
るために必要なスペースを最小限に抑えることができ、
大径のロール紙をより小型の筐体内に収納可能にするこ
とができる。
納領域の周方向において、プリンタの構成部品を配置す
るために必要なスペースを最小限に抑えることができ、
大径のロール紙をより小型の筐体内に収納可能にするこ
とができる。
【0026】また、ロール紙の周方向にも設置面を有す
る本発明のプリンタにおいては、前記小型化の実現と相
俟って、使用状況に応じた自由度の高い複数の設置態様
が可能となる。
る本発明のプリンタにおいては、前記小型化の実現と相
俟って、使用状況に応じた自由度の高い複数の設置態様
が可能となる。
【0027】更に、制御部収納部側に、プリンタの動作
状況を表示するLED及び/又は操作ボタン、外部イン
タフェースとしてのコネクタを備えることによって、制
御関連部品が一括され、プリンタのメンテナンスが極め
て容易になる。
状況を表示するLED及び/又は操作ボタン、外部イン
タフェースとしてのコネクタを備えることによって、制
御関連部品が一括され、プリンタのメンテナンスが極め
て容易になる。
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタの外観斜視
図である。
図である。
【図2】蓋体を開放した状態における本発明に係るプリ
ンタの外観斜視図である。
ンタの外観斜視図である。
【図3】図1の状態におけるプリンタの平断面図であ
る。
る。
【図4】図2の状態におけるプリンタの平断面図であ
る。
る。
【図5】本発明に係るプリンタの他の設置態様を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図6】本発明に係るプリンタを図1の底面側から見た
図である。
図である。
【図7】図6のA−A線における断面図である。
R ロール紙 A ロール紙収納領域 B 制御部収納領域 10 プリンタ 10a 操作面 10b 給紙面 10c〜10e 設置面 11 排紙口 12 動作表示用LED及びスイッチ 13 ロール紙収納部 13a 挿入開口 14 支持軸 15 係止爪 16 プラテン 16a 歯車 17 印刷ヘッド 18 紙ガイド 20 蓋体 20a 操作面蓋部 20b 給紙面蓋部 31 アーム 31a 回動支点 32 コイルスプリング 33 脚 50 コネクタ収納部 51 制御部収納部 52 カバー部材 60 制御基板 61 電子部品 62、63 コネクタ 64 電源スイッチ 70、71 外部ケーブル
Claims (5)
- 【請求項1】 内蔵したロール紙に対し印刷を行うプリ
ンタにおいて、該プリンタの筐体が、 ロール紙を収納するためのロール紙収納部と、 プリンタの制御部を収納するための制御部収納部であっ
て、前記ロール紙の軸方向において前記ロール紙収納部
に隣接して形成されるものと、を備えることを特徴とす
るプリンタ。 - 【請求項2】 前記筐体が、前記ロール紙収納部におけ
る前記制御部収納部と反対側に、前記ロール紙の挿入開
口を備えると共に、前記制御部収納部における前記ロー
ル紙収納部と反対側に、少なくとも1つの設置面を備え
ることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。 - 【請求項3】 前記筐体が、前記ロール紙の周方向に、
2つの設置面と前記ロール紙を排紙するための排出口を
有する操作面を備えることを特徴とする請求項2記載の
プリンタ。 - 【請求項4】 前記筐体は、前記制御部収納部側におけ
る前記操作面上にプリンタの動作状況を表示するLED
及び/又は操作ボタンを備えると共に、該制御部収納部
側に外部インタフェースとしてのコネクタを備えること
を特徴とする請求項3記載のプリンタ。 - 【請求項5】 前記ロール紙収納部は、前記ロール紙の
挿入開口に向けて起立されたロール紙中央の支持軸を備
えることを特徴とする請求項2、3又は4記載のプリン
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11196605A JP2001018480A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11196605A JP2001018480A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001018480A true JP2001018480A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16360543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11196605A Withdrawn JP2001018480A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001018480A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021079653A1 (ja) * | 2019-10-24 | 2021-04-29 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
-
1999
- 1999-07-09 JP JP11196605A patent/JP2001018480A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021079653A1 (ja) * | 2019-10-24 | 2021-04-29 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
JP2021066112A (ja) * | 2019-10-24 | 2021-04-30 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
CN114585515A (zh) * | 2019-10-24 | 2022-06-03 | 兄弟工业株式会社 | 打印装置 |
CN114585515B (zh) * | 2019-10-24 | 2023-08-11 | 兄弟工业株式会社 | 打印装置 |
US11932028B2 (en) | 2019-10-24 | 2024-03-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing device including housing, cover attachable thereto, and holder moving in conjunction with movement of cover |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061003 |