JP2001018114A - アルミ押出後面設備における半製品束ね切り制御方法及び装置 - Google Patents

アルミ押出後面設備における半製品束ね切り制御方法及び装置

Info

Publication number
JP2001018114A
JP2001018114A JP11195127A JP19512799A JP2001018114A JP 2001018114 A JP2001018114 A JP 2001018114A JP 11195127 A JP11195127 A JP 11195127A JP 19512799 A JP19512799 A JP 19512799A JP 2001018114 A JP2001018114 A JP 2001018114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semi
lot
cutting
bundling
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11195127A
Other languages
English (en)
Inventor
Yujiro Koga
雄二郎 古我
Yoshinori Hayashi
良典 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TATEYAMA GOKIN KOGYO KK
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
TATEYAMA GOKIN KOGYO KK
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TATEYAMA GOKIN KOGYO KK, Nittetsu Plant Designing Corp, Nippon Steel Corp filed Critical TATEYAMA GOKIN KOGYO KK
Priority to JP11195127A priority Critical patent/JP2001018114A/ja
Publication of JP2001018114A publication Critical patent/JP2001018114A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extrusion Of Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミ押出後面設備における半製品束ね切り
を、自動的に、かつ安定的に行う方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】 押出機で成形されたロットの異なる複数
の長尺の半製品が同一断面形状半製品の場合に、ロット
番号が異なっても一括して定尺切断機5へ搬送し、半製
品束ね本数実績に基づき、各ロット毎切断数を決定し、
各ロットについて少なくとも1切断が確保されるように
切断数を設定し、各ロットの半製品長さについて、各切
断毎の形材本数を演算し切断機データとし、半製品が定
寸機から見て後端基準で搬送される場合、切断基準点を
後端に取り所定切断長を順次とり、前部スクラップが基
準長さ確保できるよう切断数を演算し、各半製品を束ね
る前に事前計算し、束ね可否を計算し、束ね単位を決定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミ押出後面設
備における半製品束ね切り制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来におけるアルミ押出後面設備
のレイアウトを示す平面図である。図中、1は押出機に
より押し出された長尺の半製品を受けるランアウトテー
ブル(図示せず)から搬送された半製品を順次整列し冷
却するクーリングテーブル、2は半製品の両端を引っ張
って、半製品の曲がりなどの変形を矯正するストレッチ
ャーであり、2Aは先端を把持して引っ張るヘッドスト
レッチャー、2Bは半製品の後端を把持して引っ張るテ
ールストレッチャー、3は整形された長尺の半製品を溜
めるストレージテーブル、4は長尺の半製品を予めロッ
ト毎に設定された寸法に切断するための定尺切断機5を
設けたソーチャージテーブルである。
【0003】この従来の設備においては、ストレッチャ
ー2及び定尺切断機5を自動運転するため、各半製品毎
にロット番号、切断長さ、搬送条件等を記憶し、半製品
の動きに応じてデータを移動し、そのデータを随時コン
トローラにおいて活用する、いわゆるデータトラッキン
グが行われる。
【0004】従来の自動運転では、半製品一本を最小単
位とするブロックで定尺切断機へ搬送、切断処理し、同
一半製品から得た形材は同一ロットとして処理してい
た。したがって、同一断面形状の半製品でもロット番
号、切断長等が異なると別々に定尺切断機へ搬送処理さ
れることになる。
【0005】このため、1本ロット等の小ロット生産の
場合、上記自動運転では作業効率を著しく低下させる現
象の発生を伴っていた。
【0006】そのような問題の解決のため、オペレータ
の裁量にて異ロットであるが同一断面形状形材をひとま
とめとして束ね、一括して定尺切断機にて切断し各切断
単位でロットへ再展開する、いわゆる束ね切りを行って
きた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
束ね切りでは、切断効率は上がるがオペレータ負荷が増
大する。このため、省人化が困難になる。事前に異ロッ
ト、同一断面形状半製品を集積し、切断するよう切断ス
ケジュールする方法もあるが、押出機の都合によるスケ
ジュール変更が生じた場合、事前計画のスケジュール変
更に容易に応じることができない。
【0008】このような束ね切りを自動化を自動化でき
れば効率化が図れるが、下記のような要因があるため、
前記のオペレータ作業の自動化が阻害されていた。1.
ロット毎に長尺材長さが異なる為、異ロットをまとめて
切断した場合、長尺材前半部分と後半部分で切断本数が
異なる事態が発生する。2.ロット番号は各長尺材毎に
添付されているが、複数ロットをまとめた場合、ロット
番号及びロット付帯データを切断毎データに変換しなけ
ればならない。3.押出作業においては押出異常にて押
出中断、押出長さ変更、テーブル上での抜き取り等非定
常作業の頻度が高く事前に上記束ね切りを計画していて
も長尺材数量が規定値と異なる場合が発生する。4.同
一断面形状半製品を単純に束ねるとロット間の長尺材長
さ及び長尺材本数によっては規定本数を各ロットで満足
する切断を行うと1カットもできないロットが発生する
ことがある。特に、3項に示す状況の発生により安定操
業がはかれないため、オペレータ裁量にて手動による束
ね切りを実行してきた。
【0009】そこで本発明が解決しようとする課題は、
束ね切りを、自動的に、かつ安定的に行う方法及び装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のアルミ押出後面設備における半製品束ね切
り制御方法は、次の工程からなる。 (a)押出機で成形されたロットの異なる複数の長尺の
半製品が同一断面形状半製品の場合に、ロット番号が異
なっても一括して定尺切断機へ搬送する。 (b)半製品束ね本数実績に基づき、各ロット毎切断数
を決定する。 (c)各ロットについて少なくとも1切断が確保される
ように切断数を設定する。 (d)各ロットの半製品長さについて、各切断毎の形材
本数を演算し切断機データとし、半製品が定尺切断機か
ら見て後端基準で搬送される場合、切断基準点を後端に
取り所定切断長を順次とり、前部スクラップが基準長さ
確保できるよう切断数を演算する。 (e)各半製品を束ねる前に事前計算し、束ね可否を計
算し、束ね単位を決定する。
【0011】また、本発明のアルミ押出後面設備におけ
る半製品束ね切り制御装置は、(a)押出機で成形され
たロットの異なる複数の長尺の半製品が同一断面形状半
製品の場合に、ロット番号が異なっても一括して定尺切
断機へ搬送指令を出力する手段と、(b)半製品束ね本
数実績に基づき、各ロット毎切断数を決定する手段と、
(c)各ロットについて少なくとも1切断が確保される
ように切断数を設定する手段と、(d)各ロットの半製
品長さについて、各切断毎の形材本数を演算し切断機デ
ータとし、半製品が定尺切断機から見て後端基準で搬送
される場合、切断基準点を後端に取り所定切断長を順次
とり、前部スクラップが基準長さ確保できるよう切断数
を演算する手段と、(e)各半製品を束ねる前に事前計
算し、束ね可否を計算し、束ね単位を決定する手段から
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明による束ね切り制御の具体的演算順序は次
の通りである。
【0013】1)半製品長さL1を押出工程を行う毎に
制御装置から取り込む。
【0014】2)半製品がストレッチャーへ搬送開始さ
れた直後に、搬送中の半製品がストレージテーブルにあ
る半製品と同一断面形状である場合、以下の演算を実行
する。 a)前耳(前端スクラップ)及び後耳(後端スクラッ
プ)を上記L1から差し引き有効半製品長L2を得る。 b)L2を半製品束ね本数(ストレージテーブル上半製
品本数)で割り、束ね半製品に占める権利長L3を求め
る。 c)同一ロット番号の半製品の権利長L3の合計をロッ
ト権利長L4とする。 d)L4をロット規定切断長で割りロット切断数N1を
求める。 e)上記にてN1<1の場合、N1=1とする。 f)ロット切断数N1にロット規定切断長を掛け、ロッ
ト総切断長L5を求める。 g)各ロットの総切断長L5の総合計を切断総長L6と
する。 h)束ねた半製品の最大有効半製品長L2maxと切断
総長L6の差をL7とする。 i)L7を束ねた半製品の最小規定切断長で割り、その
商を最小半製品ロットの切断数N1に加える。 j)上記にて求めた各ロット毎切断数N1と規定切断長
から確定総切断長L8を求める。 k)最大有効半製品長から確定総切断長L8を引いた長
さに前耳長を加えた長さを、束ね時、前耳長L9として
求める。 l)上記で求めたロット毎切断数、ロット規定切断長及
び各有効半製品長データから1切断毎の形材数量を求め
る。 m)上記データを切断データとして定尺切断機へインタ
ーフェースする。 n)下記の場合、束ね不可と判断し現ストレージテーブ
ル上の半製品だけをまとめて束ね搬送する。この時の定
尺切断機へインターフェースする切断データ演算は、ス
トレッチャーへ搬送中の半製品を除いたストレージテー
ブル上の半製品にて実行する。
【0015】・上記k)項にてL9<前耳長の場合。 ・束ね半製品総幅が規定値を越える場合。 ・束ねた形材重量が規定値を越える場合。 ・上記g)項にて各ロット毎に最低1切断を与えるため
最終的に1切断も持てないロットが発生した場合。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。図1及び図2は本発明の制御方法を説明するため
の押出後面設備の平面図であり、図1は半製品がクーリ
ングテーブルとストレージテーブルにある場合、図2は
半製品がソーチャージテーブルに搬送された場合を示し
ている。
【0017】これらの図中、1はクーリングテーブル、
2はヘッドストレッチャー2Aとテールストレッチャー
2Bからなるストレッチャー、3はストレージテーブ
ル、3aはストレージテーブル3の上流側エリアである
No.1ストレージゾーン、2bは下流側エリアである
No.2ストレージゾーン、4はソーチャージテーブ
ル、5は定尺切断機、Ph1はクーリングテーブル1の
下流端に設けられた第1センサ、Ph2はストレッチャ
ー2の中央部に設けられた第2センサ、Ph3はストレ
ージテーブル3の上流端に設けられた第3センサであ
る。
【0018】本実施例による束ね切り制御方法につい
て、図3のフローチャートを参照しながら説明する。 ・ステップS1:半製品入りチェック 図1に示すように、半製品(A)がストレッチャー2へ
の搬送中であることを、第1センサPh1の出力を用い
て判断する。
【0019】・ステップS2:半製品データ取り込み 半製品(A)がストレッチャー2への搬送中であれば、
半製品(A)のデータを取り込む。そのデータは、例え
ば、次の通りである。 ロット番号 :ROT(A) 金型記号 :DAI(A) 半製品実績長 :L(A)・・・(L(A)=実績長−
前耳−後耳) 半製品幅 :W(A) 半製品単位単重:J(A) 定尺切断長 :TEI(A) 金型ホール数 :HOL(A)
【0020】・ステップS3:束ね制御モードの可否 束ね制御モードで行うかどうかを判断する。
【0021】・ステップS4:No.1ストレージ状況
演算 束ね制御モードのときは、No.1ストレージ状況を下
式に基づいて演算する。 束ね本数:N=M(No.1ストレージ上半製品本数)
+1 総半製品幅:Σ(W)=W(A)×N 束ね重量:Σ(M(ROT))=J(A)×TEI(A)×HO
L(A)×N ここで、ロット毎に定寸長が異なるため、ロット毎に重
量演算する。
【0022】・ステップS5:束ね条件チェック−1 第1の束ね条件をチェックする。総半製品幅Σ(W)が
規定値以内かどうか。束ね重量Σ(M(ROT))が規
定値以内かどうか。
【0023】・ステップS6:束ね条件チェック−2 第2の束ね条件をチェックする。金型記号DAI=N
o.1ストレージテーブル上金型記号かどうか。
【0024】・ステップS7:束ね演算ロジック 束ね演算を行う。そのロジックは次の通りである。 切断本数計算リスト 半製品権利長 KEN=L/N ロット権利長 R−KEN=ΣKEN(同一ロット)・
・・同一ロットのKEN合計 ロット切断数−1 R−SETU−1=(R−KEN)
/N 小数点以下切り捨て、但し最低数値 1とする。 ロット切断全長−1 R−ZEN−1=(R−SETU
−1)×TEI 切断長合計−1 SETUGO−1=Σ(R−ZEN−
1) 束ね最大半製品実績長 L−MAX=半製品実績長の最
大値 最小定寸切断長 TEI−MIN=全ロット中の最小定
寸切断長 切断残長 L−ZAN=(L−MAX)−(SETUG
O−1) 加算切断数 ADD=(L−ZAN)/(TEI−MI
N) 小数点以下切り捨て、最小切断定寸長を有するロットに
記入する。 最終ロット切断数 R−SETU−2=(R−SETU
−1)+ADD 最小切断定寸長を有するロットにADDが加算され、他
ロットは(ロット切断数−1)となる。
【0025】この計算例では加算切断数を求めるのにL
−ZANをTEI−MINで割ったが、この他にもL−
ZANに最も近いTEI、L−ZANに最も近いTEI
の組合せ等が考えられる。
【0026】この切断本数計算リストの計算例を表1に
示す。
【表1】
【0027】定寸切断設定値リスト 切断位置 P−SETU=前切断位置+TEI 半製
品先頭から切断位置間での距離 束ね数 N−TAB=切断位置(P−SETU)<=
半製品実績長を満足する半製品本数 定寸切断設定値リストが定寸切断機へ送るべき制御デー
タとなる。この定寸切断設定値リストの計算例を表2に
示す。
【0028】
【表2】
【0029】ステップS8:束ね条件チェック−3 切断残長(L−ZAN)<0 あるいは、束ね数(N−
TAB)が”0”となるロットが生じたかどうか判断
し、該当するときは、本束ねは不可として処理する。束
ね不可となる例を表3(切断本数計算リスト)及び表4
(定寸切断設定値リスト)に示す。
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】・ステップS9:半製品搬出チェック ステップS8の条件に該当しないときは、半製品(A)
をストレージセクションへ搬送し、そのセクションに進
入したかどうかを第2センサPh2の信号で検知する。
【0033】・ステップS10:データ確定 半製品(A)のデータを、前記切断本数計算リスト上に
確定する。
【0034】・ステップS11:半製品進入チェック 半製品(A)がNo.1ストレージテーブルへ進入した
かどうかを、第3センサPh3により感知する。
【0035】・ステップS12:搬出 No.1ストレージテーブルをピッチ送りして、半製品
(A)をNo.1ストレージテーブルの半製品と共に束
ねる。なお、ピッチ送りとは、ストレージテーブル上に
半製品を密着するように半製品を送る動作をいう。
【0036】・ステップS13:ロット番号チェック ステップS3で束ね制御モードでないときは、ロット記
号ROT=No.1ストレージテーブル上ロットかどう
か判断する。
【0037】・ステップS14:No.1ストレージ状
況演算 束ね制御モードのときは、No.1ストレージ状況を下
式に基づいて演算する。 束ね本数:N=M(No.1ストレージ上半製品本数)
+1 総半製品幅:Σ(W)=W(A)×N 束ね重量:Σ(M(ROT))=J(A)×TEI(A)×HO
L(A)×N ここで、ロット毎に定寸長が異なるため、ロット毎に重
量演算する。
【0038】・ステップS15:束ね条件チェック−1 第1の束ね条件をチェックする。総半製品幅Σ(W)が
規定値以内かどうか。束ね重量Σ(M(ROT))が規
定値以内かどうか。このチェックに適合するときは、ス
テップS9に移る。
【0039】・ステップS16:No.1ストレージテ
ーブル区分送り 上記のステップS5,S6,S13,S15のチェック
に適合しないとき、及びS8の条件に適合するときは、
半製品(A)のデータをステップ7のリストから消去し
再計算した後、定寸切断設定値リストをNo.2ストレ
ージテーブルのデータテーブルに記載する。切断本数計
算リスト及び定寸切断設定値リストを0にリセットした
後、半製品(A)のデータを順番1の位置に記入する。
なお、区分送りとは、ストレージテーブル上で束ね区分
がわかるように幅広に半製品を送る動作をいう。
【0040】以上の束ね制御を実現するための束ね演算
回路は、仮演算/本演算とも同一回路を用い回路の簡素
化を図る。 a)本システムは前記の束ね演算ロジックによる束ね演
算回路を有している(前記ステップ7)。 b)半製品のストレッチャーへの搬送途中で、本回路に
より束ね可否を問い合わせる(前記ステップ8)。 c)可の場合、一旦仮データを消去し半製品がストレッ
チャーに達したときに再度本データとしてデータテーブ
ルに記入し束ねグループに含入する(前記ステップ1
0)。 c’)不可の場合は既に束ねた半製品を区分送り(束ね
た半製品間の隙間を開け束ねた半製品の見分けが付くよ
うにする。)する前に仮入力した半製品データを消去す
る(前記ステップ7,16)。 d)上記データ消去後束ねた半製品データにて上記束ね
演算回路を用いて切断データを再計算したのち区分送り
し切断データを所定テーブルに記入する(前記ステップ
7,16)。 e)切断データの所定テーブル記入後データテーブルを
クリアし次半製品のストレッチャーへの搬入に備える
(前記ステップ16)。
【0041】上記の様に束ね可否チェック及び切断デー
タ演算を同一演算回路で行うため、プログラムボリュー
ムの節約と共に演算時間の短縮を図ることができる。ま
た、演算をパソコンなどの計算機ではなくシーケンサを
使用して行うことにより、高速演算が可能となる。前記
の演算式は、シーケンサで容易に演算できるような簡便
な計算式である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記の効果を奏する。 (1)ストレッチャ直前で束ね可否をチェックするた
め、クーリングテーブル上での半製品抜き取り等、変則
操業に対応できる。 (2)切断数演算に最大実測半製品長を使用するため、
歩留まり向上が図れる。 (3)切断取数演算に半製品実績値を用いるため、切断
取数演算が正確になる。 (4)半製品がNo.1ストレージテーブル上にある
間、束ね演算を繰り返し実行するので、No.1ストレ
ージテーブル上で半製品を抜き取る等、非定常操業を行
ってもトラッキングデータの修正のみで継続して操業可
能となる。 (5)束ね切断において各ロットで最低1カットできる
ことを条件に束ね可否を決定するロジックを有している
ため切断数0のロット発生がない。 (6)以上の束ね制御により、定寸切断機操業効率を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の制御方法を説明するための押出後面
設備の平面図であり、半製品がクーリングテーブルとス
トレージテーブルにある場合を示す。
【図2】 本発明の制御方法を説明するための押出後面
設備の平面図であり、半製品がソーチャージテーブルに
搬送された場合を示す。
【図3】 本発明の束ね制御方法の手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】 従来の手作業による束ね切り方法を説明する
押出後面設備の平面図である。
【符号の説明】
1 クーリングテーブル、2 ストレッチャー、2A
ヘッドストレッチャー、2B テールストレッチャー、
3 ストレージテーブル、4 ソーチャージテーブル、
5 定尺切断機、Ph1 第1センサ、Ph2 第2セ
ンサ、Ph3 第3センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古我 雄二郎 北九州市戸畑区大字中原46−59 日鐵プラ ント設計株式会社内 (72)発明者 林 良典 石川県羽咋郡志雄町杉野屋ぬ−1−1 立 山合金工業株式会社内 Fターム(参考) 4E029 WA06 WA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の工程からなる、アルミ押出後面設備
    における半製品束ね切り制御方法。 (a)押出機で成形されたロットの異なる複数の長尺の
    半製品が同一断面形状半製品の場合に、ロット番号が異
    なっても一括して定尺切断機へ搬送する。 (b)半製品束ね本数実績に基づき、各ロット毎切断数
    を決定する。 (c)各ロットについて少なくとも1切断が確保される
    ように切断数を設定する。 (d)各ロットの半製品長さについて、各切断毎の形材
    本数を演算し切断機データとし、半製品が定尺切断機か
    ら見て後端基準で搬送される場合、切断基準点を後端に
    取り所定切断長を順次とり、前部スクラップが基準長さ
    確保できるよう切断数を演算する。 (e)各半製品を束ねる前に事前計算し、束ね可否を計
    算し、束ね単位を決定する。
  2. 【請求項2】(a)押出機で成形されたロットの異なる
    複数の長尺の半製品が同一断面形状半製品の場合に、ロ
    ット番号が異なっても一括して定尺切断機へ搬送指令を
    出力する手段と、(b)半製品束ね本数実績に基づき、
    各ロット毎切断数を決定する手段と、(c)各ロットに
    ついて少なくとも1切断が確保されるように切断数を設
    定する手段と、(d)各ロットの半製品長さについて、
    各切断毎の形材本数を演算し切断機データとし、半製品
    が定寸機から見て後端基準で搬送される場合、切断基準
    点を後端に取り所定切断長を順次とり、前部スクラップ
    が基準長さ確保できるよう切断数を演算する手段と、
    (e)各半製品を束ねる前に事前計算し、束ね可否を計
    算し、束ね単位を決定する手段からなるアルミ押出後面
    設備における半製品束ね切り制御装置。
JP11195127A 1999-07-08 1999-07-08 アルミ押出後面設備における半製品束ね切り制御方法及び装置 Withdrawn JP2001018114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11195127A JP2001018114A (ja) 1999-07-08 1999-07-08 アルミ押出後面設備における半製品束ね切り制御方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11195127A JP2001018114A (ja) 1999-07-08 1999-07-08 アルミ押出後面設備における半製品束ね切り制御方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001018114A true JP2001018114A (ja) 2001-01-23

Family

ID=16335946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11195127A Withdrawn JP2001018114A (ja) 1999-07-08 1999-07-08 アルミ押出後面設備における半製品束ね切り制御方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001018114A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102728611B (zh) 用于在轧钢机中生产定制长度钢材的方法和设备
EP2383063B1 (en) Method and apparatus for producing cut to length bars in a steel mill
KR20220007653A (ko) 품질 예측 모델 생성 방법, 품질 예측 모델, 품질 예측 방법, 금속 재료의 제조 방법, 품질 예측 모델 생성 장치 및 품질 예측 장치
US6216503B1 (en) Method for setting operating conditions for continuous hot rolling facilities
JP2001018114A (ja) アルミ押出後面設備における半製品束ね切り制御方法及び装置
CN110245451A (zh) 基于数据库的材料定额智能设计方法
JP2017202522A (ja) 中間製品のグループ編成方法及び仕分条件の決定支援装置
JP5154845B2 (ja) 押出材の切断方法
JP2010017793A (ja) 長尺資材からの製品切断方法
CN110976528A (zh) 一种冷床倍尺钢材的分选控制方法
CN112387788A (zh) 一种提高中厚板加工成品率的方法
CN115041530A (zh) 一种轧钢剪切最佳倍尺的确定方法
JPH0966313A (ja) 金属の押し出し成形方法
JP4988439B2 (ja) 押出材の切断方法
JP7288188B2 (ja) 在庫引当計画の立案装置、方法及びプログラム
JPH0647201B2 (ja) 圧延条材の切断方法
JP2010165375A (ja) 切断加工スケジューリング方法及び自動切断加工スケジューリング機能を組み込んだ立体型切断ネットワークシステム
JPH11244924A (ja) 形鋼圧延システム
JPH0647203B2 (ja) 圧延条材の切断方法
JPS61262414A (ja) ホツトストリツプミルの抽出ピツチ制御方法
JPH10211508A (ja) 棒鋼圧延材料をテ−ルチョップする装置
JP3430563B2 (ja) スリット計画決定方法、装置及び小長尺体の製造方法
JP4492496B2 (ja) 鋼板の製造方法
CN113238529A (zh) 棒材锯切组合模型
JP2008302409A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061003