JP5154845B2 - 押出材の切断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、押出プレスによる押し出されてくる押出材の切断方法、押出材の切断装置及び押出設備に関する。
押出材を製造する押出設備は、一般的に、押出プレス、該押出プレスにより押し出されてくる押出材を切断する切断装置等を具備している。
この押出設備において、押出プレスは、ビレットが装填されるコンテナ、押出成形孔を有する押出ダイス等を備えている。切断装置としては、一般的に、押出プレスにより押し出されてくる押出材の押出速度と同調して移動しながら、押出材を製品長さに定尺切断する走行切断装置が用いられている(例えば、特許文献1及び2参照)。
この押出設備を用いた押出加工は次のように行われている。まず、押出プレスのコンテナ内に装入された先行ビレットについて押出加工を行う。そして、コンテナ内の先行ビレットの残量が所定量になったとき、押出加工を停止し、押しカスを剪断除去する。次いで、コンテナ内に後続ビレットを装入し、後続ビレットとコンテナ内の先行ビレットとを押し継いで押出加工を再開する。
このような押出加工において、押出プレスにより押し出されてきた押出材は、走行切断装置により製品長さに定尺切断され、これにより押出材から多数個の定尺製品が取得される。
而して、両ビレット同士を押継いで押出加工を行うと、押出材における両ビレット同士の押継ぎ部からその後側の所定の長さ領域(例:数m)までの部分は、圧着不良、不純物の巻込みによる品質低下等が生じている可能性が高く、そのため製品として使用することができない。さらに、押継ぎのために押出加工が停止しているときに、押出材における押出プレスの押出成形孔の出口位置にストップマーク部が生じる。このストップマーク部は、組織や外観が悪い等の理由により、やはり製品として使用することができない。したがって、押出材におけるストップマーク部の位置から押継ぎ部の後側の所定の長さ領域までの部分は、押継ぎ影響部と呼ばれているが、この押継ぎ影響部は、製品として要求される品質を満たしていない不良部として、押出材から製品を取得する際に除去されることが望ましい。
特開昭53−130264号公報 特開平10−277635号公報(段落[0016]、第7−9図)
押継ぎ影響部を除去する従来の方法について説明すると、次のとおりである。
すなわち、押出材の押継ぎ影響部にマーキング装置により押継ぎ影響部を示す傷などのマークを付け、この状態で、押出材を走行切断装置により製品長さに定尺切断する。そして、こうして得られた多数個の定尺切断片のなかから、マークが少しでも付いている切断片を探してこれを除去している。したがって、除去される切断片のなかには、一部だけが押継ぎ影響部で形成され残りの部分は製品として使用できる部分で形成されたものが存在している場合が多々あり、製品の歩留まりが悪いという難点があった。
さらに、押出材から押継ぎ影響部を除去しようとする場合には、次の難点があった。
すなわち、押継ぎ影響部は一般的に長いため、押継ぎ影響部の長さが、押出材から除去された押継ぎ影響部が一時的に載置される廃棄品テーブルの長さよりも長いと、押継ぎ影響部を廃棄品テーブル上に載置することができないという難点があった。そこで、この難点を解消するために、走行切断装置により押継ぎ影響部を複数個に短く分割切断すれば良いが、押継ぎ影響部の分割長さが短すぎると、その分割片を廃棄品テーブルへ搬送する際に、分割片が搬送ローラ間から落下する等、分割片の搬送が困難になるという難点があった。
本発明は、上述した技術背景に鑑みてなされたもので、その目的は、押出材から取得される定尺製品の歩留まりを向上させることができ、更に、押継ぎ影響部等の不良部の全部を含む廃棄部を取扱い易い長さに確実に分割することができる押出材の切断方法、該切断方法に好適に用いられる押出材の切断装置、及び該切断装置を備えた押出設備を提供することにある。
本発明は以下の手段を提供する。
[1] 押出プレスにより押し出されてくる押出材を、該押出材の押出速度と同調して移動しながら切断する走行切断手段と、
押出材の移動量を計測する移動量計測手段と、
を含んだ、押出材の切断装置を用い、
前記移動量計測手段により計測された押出材の計測移動量に基づいて、押出材を前記走行切断手段により製品長さに切断するとともに、
押出材に不良部が形成された場合には、押出材の前記不良部の前端が前記走行切断手段の切断位置に到達するまで押出材を前記走行切断手段により製品長さに切断し、
次いで、切断後の押出材の前端から不良部の後端までの領域からなる廃棄部を、該廃棄部の各分割片の長さがいずれも予め設定された範囲になるような分割長さ及び分割数に前記走行切断手段により分割切断するとともに、押出材を廃棄部の後端位置で前記走行切断手段により切断することを特徴とする押出材の切断方法。
[2] 製品長さが定尺である前項1記載の押出材の切断方法。
[3] 前記不良部が先行ビレットと後続ビレットとの押継ぎによって形成されたものである場合には、予め長さが設定された押継ぎ影響部を前記不良部とする前項1又は2記載の押出材の切断方法。
[4] 前記切断装置は、
押出プレスの押出成形孔の出口位置から前記走行切断手段の切断位置までの距離を予め設定する距離設定部と、
前記両ビレット同士の押継ぎのために押出プレスによる押出加工が停止中である場合、押出加工が停止しているときの、前記押出プレスの押出成形孔の出口位置よりも前側に突出している押出材の突出部の長さに基づいて、押出材の突出部から取得可能な製品の最大個数と、押出材の突出部から前記最大個数の製品を取得した後に残る残余部の長さとを算出する第1算出部と、
前記残余部の長さと前記押継ぎ影響部の長さとを合計した前記廃棄部の長さに基づいて、前記廃棄部の分割長さ及び分割数を算出する第2算出部と、
を備えており、
前記両ビレット同士の押継ぎのために押出加工が停止した後で押出加工が再開された場合、押出加工が再開されたときから、押出材を前記走行切断手段により製品長さに前記最大個数切断し、
次いで、切断後の押出材の廃棄部を前記走行切断手段により前記分割長さ及び分割数に分割切断するとともに、押出材を廃棄部の後端位置で前記走行切断手段により切断する前項3記載の押出材の切断方法。
[5] 前記不良部が押出加工条件に異常が発生したことによって形成されたものである場合には、押出加工条件に異常が発生したときから押出加工条件が正常に回復するまでの間に押し出された部分を前記不良部とする前項1又は2記載の押出材の切断方法。
[6] 前記走行切断手段により押出材を切断して取得された切断片を、前記走行切断手段による押出材の切断箇所に応じて、製品と廃棄部の分割片とに仕分ける前項1〜5のいずれかに記載の押出材の切断方法。
[7] 押出プレスにより押し出されてくる押出材を、該押出材の押出速度と同調して移動しながら切断する走行切断手段と、
押出材の移動量を計測する移動量計測手段と、
前記走行切断手段を制御する制御手段と、
を含んでおり、
前記制御手段は、
前記移動量計測手段により計測された押出材の計測移動量に基づいて、押出材を製品長さに切断するように前記走行切断手段を制御するとともに、
押出材に不良部が検出された場合には、押出材の前記不良部の前端が前記走行切断手段の切断位置に到達するまで押出材を製品長さに切断するように、前記走行切断手段を制御し、
次いで、切断後の押出材の前端から不良部の後端までの領域からなる廃棄部を、該廃棄部の各分割片の長さがいずれも予め設定された範囲になるような分割長さ及び分割数に分割切断するとともに、押出材を廃棄部の後端位置で切断するように、前記走行切断手段を制御することを特徴とする押出材の切断装置。
[8] 製品長さが定尺である前項7記載の押出材の切断装置。
[9] 前記制御手段は、
前記不良部が先行ビレットと後続ビレットとの押継ぎによって形成されたものである場合には、予め長さが設定された押継ぎ影響部を前記不良部とする前項7又は8記載の押出材の切断装置。
[10] 前記制御手段は、
押出プレスの押出成形孔の出口位置から前記走行切断手段の切断位置までの距離を予め設定する距離設定部と、
前記両ビレット同士の押継ぎのために押出プレスによる押出加工が停止中である場合、押出加工が停止しているときの、前記押出プレスの押出成形孔の出口位置よりも前側に突出している押出材の突出部の長さに基づいて、押出材の突出部から取得可能な製品の最大個数と、押出材の突出部から前記最大個数の製品を取得した後に残る残余部の長さとを算出する第1算出部と、
前記残余部の長さと前記押継ぎ影響部の長さとを合計した前記廃棄部の長さに基づいて、前記廃棄部の分割長さ及び分割数を算出する第2算出部と、
を備えるとともに、
前記両ビレット同士の押継ぎのために押出加工が停止した後で押出加工が再開された場合、押出加工が再開されたときから、押出材を製品長さに前記最大個数切断するように、前記走行切断手段を制御し、
次いで、切断後の押出材の廃棄部を前記分割長さ及び分割数に分割切断するとともに、押出材を廃棄部の後端位置で切断するように、前記走行切断手段を制御する前項9記載の押出材の切断装置。
[11] 前記制御手段は、
前記不良部が押出加工条件に異常が発生したことによって形成されたものである場合には、押出加工条件に異常が発生したときから押出加工条件が正常に回復するまでの間に押し出された部分を前記不良部とする前項7又は8記載の押出材の切断装置。
[12] 前記走行切断手段により押出材を切断して取得された切断片を、製品と廃棄部の分割片とに仕分ける仕分け手段と、
前記走行切断手段による押出材の切断箇所に応じて前記切断片を製品と廃棄部の分割片とに仕分けるように、前記仕分け手段を制御する仕分け手段制御部と、
を備えている前項7〜11のいずれかに記載の押出材の切断装置。
[13] 前項7〜12のいずれかに記載の押出材の切断装置を具備する押出設備。
本発明は以下の効果を奏する。
なお本明細書では、説明の便宜上、押出材において、製品として要求される品質を満たしていない等の理由により製品として使用できない部分を「不良部」と呼び、製品として使用できる部分(即ち、不良部以外の部分)を、不良部と区別するため「優良部」と呼ぶ。
[1]の発明では、切断装置の移動量計測手段により計測された押出材の計測移動量に基づいて、押出材を走行切断手段により製品長さに切断するので、押出材から製品を確実に取得することができる。さらに、押出材に不良部が形成された場合には、押出材を不良部の後端位置で切断するので、押出材からの製品取りを押出材の不良部の後端位置から行うことができ、すなわち、押出材から製品を取得する際に、取得しようとする製品の前端位置を押出材の不良部の後側に形成された優良部の前端位置に設定することができる。これにより、製品の歩留まりを向上させることができる。
さらに、切断後の押出材の前端から不良部の後端までの領域からなる廃棄部を、該廃棄部の各分割片の長さがいずれも予め設定された範囲になるような分割長さ及び分割数に走行切断手段により分割切断するので、廃棄部を取扱い易い長さに分割することができる。
[2]の発明では、押出材から定尺製品を確実に取得することができる。
[3]の発明では、押出材の不良部が押継ぎ影響部である場合において、上記[1]又は[2]の発明の効果を奏する。
[4]の発明では、押出材の廃棄部を取扱い易い長さに確実に分割することができる。
[5]の発明では、押出材の不良部が押出加工条件に異常が発生したことによって形成されたものである場合において、上記[1]又は[2]の発明の効果を奏する。
[6]の発明では、製品に廃棄品が混入することを確実に防止することができる。
[7]〜[12]の発明では、それぞれ上記[1]〜[6]の発明に係る押出材の切断方法に好適に用いられる押出材の切断装置を提供できる。
[13]の発明では、上記の発明の効果を奏する押出設備を提供できる。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照して以下に説明する。
なお本実施形態では、押出プレスにより押出材が押し出されていく方向を「前方向」、その反対方向を「後方向」という。
図1において、(10)は、本発明の一実施形態に係る押出材の切断装置である。この切断装置(10)は、押出材(1)を製造する押出設備(30)に用いられており、詳述すると押出設備(30)の後面設備に用いられたものである。
押出材(1)は、例えば丸パイプ状のものである。また、押出材(1)の材質は、例えば金属であり、詳述するとアルミニウム(その合金を含む。以下同じ)である。そして、この押出材(1)が本実施形態の切断装置(10)により所定の長さに定尺切断されることにより、製品(7)として、感光ドラム用素管、精密パイプ用素管等が得られる。この製品(7)の長さは全て同じであり、この長さをLとする。
なお本発明では、押出材(1)の形状は丸パイプ状であることに限定されるものではなく、押出材(1)の用途に応じて様々に設定されるものであり、その他に、例えば中実棒状であっても良い。また、押出材(1)の材質はアルミニウムであることに限定されるものではなく、押出材(1)の用途に応じて様々に設定されるものである。
押出設備(30)は、切断装置(10)を始め、その他に、押出プレス(31)、搬送部(37)等を具備している。
押出プレス(31)は、押出材製造用素材としてのアルミニウムビレットが装入されるコンテナ(32)、押出成形孔(34)を有する押出ダイス(33)、押出ダイス(33)の前側(下流側)に配置され押出材挿通孔(36)を有するエンドプラテン(35)、コンテナ(32)内に装入されたビレットを押出方向に加圧するステム(図示せず)、押出プレス(31)を制御する制御部(31a)等を備えている。なお、図1において、(34a)は、押出ダイス(33)の押出成形孔(34)の出口を示している。また、Bは、押出成形孔(34)の出口位置を示している。
押出プレス(31)用の制御部(31a)は、押出プレス(31)を制御する機能の他に、更に、押出プレス(31)により押出加工が実行されていることを示す押出加工中信号を切断装置(10)の後述する制御手段(11)に送信及び停止する機能と、先行ビレットと後続ビレットとの押継ぎが行われていることを示す押継ぎ中信号を切断装置(10)の制御手段(11)に送信及び停止する機能とを有している。
この制御部(31a)では、押継ぎ中信号は、押出加工が停止している場合であって、且つ、押出ダイス(33)を保持しているダイスライド(図示せず)が押出ダイス(33)を交換する側に移動していない場合、現在押継ぎが行われているとして、制御手段(11)に送信される。一方、押出加工が停止している場合であって、且つ、ダイスライドが押出ダイス(33)を交換する側に移動している場合、現在押継ぎが行われておらず、押出ダイス(33)の交換作業が行われているとして、押継ぎ中信号の制御手段(11)への送信が停止される。
搬送部(37)は、押出プレス(31)により押し出されてきた押出材(1)及びその切断片を搬送するものであり、例えば、多数の搬送ローラ(図示せず)を有するランアウトローラテーブルから構成されている。そして、この搬送部(37)は、エンドプラテン(35)の前側位置から押出材(1)の押出方向前方に延びて設置されている。また、搬送部(37)の搬送方向下流側における搬送部(37)を挟んだ両側には、それぞれ製品テーブル(38)と廃棄品テーブル(39)が設置されている。製品テーブル(38)及び廃棄品テーブル(39)は、いずれも、搬送部(37)の搬送方向に間隔をおいて配置された複数の受け部(図示せず)を備えており、製品(7)又は廃棄品(6)がその下側から複数の受け部で受けられることにより、製品(7)又は廃棄品(6)が製品テーブル(38)又は廃棄品テーブル(39)上に水平状に載置されるものとなされている。
切断装置(10)は、走行切断手段(25)、移動量計測手段(26)、仕分け手段(27)等を含んでおり、更に、走行切断手段(25)を制御する制御手段(11)を含んでいる。
走行切断手段(25)は、押出プレス(31)により押出成形孔(34)の出口(34a)から所定の押出速度で押し出されてくる押出材(1)を、該押出材(1)の押出速度と同調して移動しながら切断するものであり、フライングソー等から構成されている。また、この走行切断手段(25)は、搬送部(37)の長さ方向略中間位置に配置されており、押出材(1)を切断する切断刃(25a)を備えている。この切断刃(25a)は、回転可能な円板刃等から構成されている。そして、この切断刃(25a)は、押出材(1)の切断時に押出材(1)の押出速度と同調して搬送部(37)に沿って移動可能に構成された台車部(25b)上に搭載されている。なお、図1において、Cは、走行切断手段(25)の押出材切断位置を示している。
また本発明では、走行切断手段(25)はフライングソーから構成されていることに限定されるものではなく、その他の構成のものであっても良く、例えばフライングシャーから構成されていても良い。この場合、フライングシャーとして、押出材(1)をその両側から一対のクランプ部材でクランプした状態で、切断刃(25a)としてシャー刃により押出材(1)を切断(剪断)するように構成されたものが例示される。
移動量計測手段(26)は、押出プレス(31)により押し出されてきた押出材(1)の移動量を計測するものであり、押出ダイス(33)と走行切断手段(25)との間に固定状態に配置されており、詳述すると、押出ダイス(33)と走行切断手段(25)との間における走行切断手段(25)の近傍位置に固定状態に配置されている。この移動量計測手段(26)は、測長器等から構成されている。
また、走行切断手段(25)は、移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量に基づいて、押出材(1)を切断するように構成されている。
仕分け手段(27)は、製品テーブル(38)と廃棄品テーブル(39)との間に配置されており、搬送部(37)により搬送されてきた押出材(1)の切断片を、走行切断手段(25)による押出材(1)の切断箇所に応じて、製品(7)と廃棄品(6)とに仕分けるものである。この仕分け手段(27)は、製品(7)又は廃棄品(6)を摘んで製品テーブル(38)又は廃棄品テーブル(39)へ払い出すためのピックアップ部(図示せず)等を有している。
制御手段(11)は、ROM、RAMその他のメモリ、CPUなどを有するコンピュータ等を備えており、移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量に基づいて、押出材(1)を所定の長さに切断するように走行切断手段(25)を制御するものである。この制御手段(11)の詳細な構成は後述する。
次に、この切断装置(10)を用いた押出材(1)の切断方法について、図1〜図7を参照して以下に説明する。
なおこれらの図において、押出材(1)の不良部としての押継ぎ影響部(4)は、クロスハッチングで示されており(図5〜7参照)、押出材(1)の押継ぎ影響部(4)以外の部分、即ち、製品として使用できる部分である押出材(1)の優良部は、押継ぎ影響部(4)と区別するためドットハッチングで示されている。また、押継ぎ影響部(4)の長さは、予め所定の長さ(例:数m)に設定されている。
また、以下に説明する切断方法において、走行切断手段(25)による押出材(1)の切断は、常に、押出材(1)の押出速度と同調して移動しながら、且つ、移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量に基づいて、行われる。
図1に示すように、まず、コンテナ(32)内に装入された先行ビレットについて押出プレス(31)により押出材(1)を押し出す。そして、押出材(1)の移動量を移動量計測手段(26)により計測する。
そして、図2に示すように、押出プレス(31)により押し出されてきた押出材(1)を、移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量に基づいて、走行切断手段(25)により製品長さLに定尺切断する。これにより得られた切断片は、図3に示すように、搬送部(37)により搬送されたのち、仕分け手段(27)により製品(7)として製品テーブル(38)へ払い出される。
以上のような定尺切断工程を繰り返し行う。
そして、コンテナ(32)内の先行ビレットの残量が所定量になった場合、すなわち先行ビレットについての押出加工が終了した場合、図4に示すように、押出プレス(31)による押出加工を停止し、押しカスを剪断除去する。そして、コンテナ(32)内に後続ビレットを装入し、後続ビレットとコンテナ(32)内の先行ビレットとを押し継ぐ。なお、このとき、押出加工が停止しているので、押出材(1)における押出成形孔(34)の出口位置Bにストップマーク部(4a)が形成される(図5参照)。
また、図4に示すように、両ビレット同士の押継ぎのために押出加工が停止中である場合、押出加工が停止しているときの、押出プレス(31)の押出ダイス(33)の押出成形孔(34)の出口位置Bよりも前側に突出している押出材(1)の突出部(2)の長さYに基づいて、押出材(1)の突出部(2)から取得可能な長さLの製品(7)の最大個数Nと、押出材(1)の突出部(2)から最大個数Nの製品(7)を取得した後に残る残余部(3)の長さRとを、制御手段(11)の後述する第1算出部(20)により算出する。
ここで、押出材(1)の突出部(2)の長さYは、押出成形孔(34)の出口位置Bから走行切断手段(25)の切断位置Cまでの予め設定された距離Wと、押出材(1)を走行切断手段(25)により最後に切断したときからの押出材(1)の計測移動量Xとを合計することにより、算出することができる(即ち、Y=W+X)。
また、押出材(1)の残余部(3)の前端から押継ぎ影響部(4)の後端までの領域は、押出材(1)における廃棄される部分であり、この部分を廃棄部(5)という。
さらに、押出加工が停止中である場合、残余部(3)の長さRと押継ぎ影響部(4)の長さFとを合計した廃棄部(5)の長さSに基づいて、廃棄部(5)を複数個に均等又は不均等に分割切断する場合に廃棄部(5)の各分割片(5s)の長さがいずれも予め設定された範囲になるような分割長さLs及び分割数Pを、制御手段(11)の後述する第2算出部(21)により算出する。ここで本実施形態では、廃棄部(5)を複数個に均等に分割切断する場合における廃棄部(5)の分割長さLs及び分割数Pが、第2算出部(21)により算出される。また本実施形態では、第2算出部(21)により算出された分割数Pは例えば2個である。
次いで、両ビレット同士を押継いだ状態で押出プレス(31)による押出加工を再開する。そして、図5に示すように、移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量に基づいて、押出加工が再開されたときから、押継ぎ影響部(4)の前端が走行切断手段(25)の切断位置Cに到達するまで、押出材(1)を走行切断手段(25)により製品長さLに定尺切断する。ここで本実施形態では、詳述すると、押出加工が再開されたときから、押出材(1)を製品長さLに第1算出部(20)により算出された最大個数Nだけ定尺切断する。図5は、押出材(1)を最大個数N定尺切断したときの状態を示す図である。
次いで、移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量に基づいて、押出材(1)の残余部(3)と押継ぎ影響部(4)とからなる廃棄部(5)を、第2算出部(21)により算出された分割長さLs及び分割数Pに走行切断手段(25)により分割切断する。さらに、図6に示すように、押出材(1)を廃棄部(5)の後端位置すなわち押継ぎ影響部(4)の後端位置Dで走行切断手段(25)により切断する。このような走行切断手段(25)による押継ぎ影響部(4)の後端位置Dでの切断は、廃棄部(5)を最後に切断したときから、押出材(1)が分割長さLs移動したとき、行われるか、あるいは、押出加工が再開されたときから、押出材(1)が押出成形孔(34)の出口位置Bから走行切断手段(25)の切断位置Cまでの距離Wと押継ぎ影響部(4)の長さFとの合計量Zだけ移動したとき、行われても良い(図4参照)。
こうして得られた廃棄部(5)の分割片(5s)は、押継ぎ影響部(4)を少なくとも一部に含んでいるため、製品(7)として使用することができない。したがって、図6に示すように、廃棄部(5)の分割片(5s)は、搬送部(37)により搬送されたのち、廃棄品(6)として仕分け手段(27)により廃棄品テーブル(39)へ払い出される。
次いで、図7に示すように、移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量に基づいて、押出材(1)を走行切断手段(25)により製品長さLに定尺切断する。
以上の工程を繰り返すことにより、押出材(1)から多数個の定尺製品(7)が取得される。
次に、切断装置(10)の制御手段(11)の構成について以下に詳細に説明する。
この制御手段(11)は、移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量に基づいて、押出材(1)を製品長さLに定尺切断するように走行切断手段(25)を制御するとともに、押出材(1)に不良部として押継ぎ影響部(4)が形成された場合には、押出材(1)を押継ぎ影響部(4)の後端位置Dで切断するように走行切断手段(25)を制御し(図4〜図6参照)、更に、押出材(1)の廃棄部(5)を所定の分割長さLs及び分割数Pに分割切断するように走行切断手段(25)を制御するものである。
この制御手段(11)は、図9に示すように、走行切断手段(25)を上述のように制御する走行切断手段制御部(12)を始め、その他に、製品長さ設定部(13)と、押継ぎ影響部長さ設定部(14)と、距離設定部(15)と、仕分け手段制御部(16)と、計測移動量判定部(17)と、押出加工検出部(18)と、押継ぎ検出部(19)と、第1算出部(20)と、第2算出部(21)と、分割長さ範囲設定部(22)等を備えている。
製品長さ設定部(13)は、製品長さLを予め設定記憶するものである。
押継ぎ影響部長さ設定部(14)は、不良部として押継ぎ影響部(4)の長さFを予め設定記憶するものである。
距離設定部(15)は、押出プレス(31)の押出ダイス(33)の押出成形孔(34)の出口位置Bから走行切断手段(25)の切断位置Cまでの距離Wを予め設定記憶するものである。
計測移動量判定部(17)は、移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量が所定量移動したか否かを判定するものである。
押出加工検出部(18)は、押出プレス(31)による押出加工が実行されているか否かを検出するものであり、すなわち押出プレス(31)用の制御部(31a)からの押出加工中信号に基づいて、押出加工が実行されているか否かを検出するものである。具体的に示すと、この押出加工検出部(18)では、押出加工中信号が制御手段(11)に送信された場合、押出加工が実行されていると検出し、一方、押出加工中信号が制御手段(11)に送信されていない場合、即ち押出加工中信号の送信が停止された場合、押出加工が停止されている(即ち実行されていない)と検出するものである。
押継ぎ検出部(19)は、押出材(1)に不良部として押継ぎ影響部(4)が形成されたことを検出する不良部検出部として機能するものである。詳述すると、押継ぎ検出部(19)は、押出プレス(31)において先行ビレットと後続ビレットとの押継ぎが行われているか否かを検出するものであり、すなわち押出プレス(31)用の制御部(31a)からの押継ぎ中信号に基づいて、押継ぎが行われているか否かを検出するものである。具体的に示すと、この押継ぎ検出部(19)は、押継ぎ中信号が制御手段(11)に送信された場合、先行ビレットと後続ビレットとの押継ぎが行われていると検出し、一方、押継ぎ中信号が制御手段(11)に送信されない場合、押継ぎが行われていないと検出するものである。
第1算出部(20)は、先行ビレットと後続ビレットとの押継ぎのために押出プレス(31)による押出加工が停止中である場合、押出加工が停止しているときの、押出成形孔(34)の出口位置Bよりも前側に突出している押出材(1)の突出部(2)の長さYに基づいて、押出材(1)の突出部(2)から取得可能な長さLの製品(7)の最大個数Nと、押出材(1)の突出部(2)から最大個数Nの製品(7)を取得した後に残る残余部(3)の長さRと、を算出するものである。
第1算出部(20)による具体的な算出例について示すと、次のとおりである。
押出材(1)の突出部(2)の長さYが例えば11m、製品(7)の長さLが例えば3mである場合には、押出材(1)の突出部(2)から取得可能な製品(7)の最大個数Nが3個であり、残余部(3)の長さRが2mであると第1算出部(20)により算出される。
第2算出部(21)は、第1算出部(20)により算出された残余部(3)の長さRと、押継ぎ影響部長さ設定部(14)により予め設定された押継ぎ影響部(4)の長さFとを合計した廃棄部(5)の長さSに基づいて、該廃棄部(5)を複数個に分割切断する場合に廃棄部(5)の各分割片(5s)の長さ(即ち分割長さ)がいずれも分割長さ範囲設定部(22)により予め設定された分割長さ範囲になるような分割長さLs及び分割数Pを算出するものである。
分割長さ範囲設定部(22)は、廃棄部(5)の分割長さLsの範囲を予め設定記憶するものである。この分割長さLsの範囲は、廃棄部(5)の分割片(5s)を取扱い易い長さの範囲に設定されるものであり、詳述すると、例えば、分割片(5s)を搬送部(37)により搬送可能な長さの範囲に設定され、更に望ましくは、分割片(5s)を廃棄品テーブル(39)に備えられた複数の受け部で受けることができる長さの範囲に設定される。具体的に示すと、分割長さLsの下限は、例えば、搬送部(37)による分割片(5s)の搬送時に、分割片(5s)が搬送部(37)に備えられた多数の搬送ローラの間から落下しない最小の長さに設定され、更に望ましくは、分割片(5s)が廃棄品テーブル(39)の複数の受け部の間から落下しない最小の長さに設定される。一方、分割長さLsの上限は、例えば、廃棄品テーブル(39)の長さHを超えない最大の長さに設定される。
ここで、廃棄部(5)の分割数Pは、出来る限り少ない方が作業能率良く廃棄部(5)の切断を行うことができることから、廃棄部(5)の分割長さLs及び分割数Pは次のように第2算出部(21)により算出されるのが望ましい。
すなわち、廃棄部(5)の長さSを、分割長さLsの上限としての廃棄品テーブル(39)の長さHで割り、その商の小数点以下を切り上げて整数にし、その整数値を分割数Pとする。さらに、廃棄部(5)の長さSを分割数Pで割り、その商を分割長さLsとする。このようにして分割長さLs及び分割数Pを算出することが望ましい。
第2算出部(21)による具体的な算出例について示すと、次のとおりである。
残余部(3)の長さRが例えば2m、押継ぎ影響部(4)の長さFが例えば2m、廃棄品テーブル(39)の長さHが例えば3.5mである場合には、廃棄部(5)の長さSが4mであり、廃棄部(5)の分割数Pが2個であり、分割長さLsが2mであると第2算出部(21)により算出される。ただし、この算出例において、第2算出部(21)により算出されるべき分割長さLs=2mは、分割長さ範囲設定部(22)により予め設定された分割長さの範囲に入っている必要がある。
なお本発明では、廃棄部(5)の分割長さLs及び分割数Pの算出方法は、上記の算出方法であることに限定されるものではない。
仕分け手段制御部(16)は、走行切断手段(25)による押出材(1)の切断箇所に応じて、押出材(1)の切断片を、製品(7)と廃棄品(6)(即ち廃棄部(5)の分割片(5s))とに仕分けるように、仕分け手段(27)を制御するものである。
すなわち、この仕分け手段制御部(16)は、走行切断手段(25)による押出材(1)の切断を開始してから押継ぎ影響部(4)の前端が走行切断手段(25)の切断位置Cに到達するまでの間、押出材(1)を定尺切断して得られた切断片を、押出材(1)の優良部を切断して得られた製品(7)として製品テーブル(38)へ払い出して仕分けるように仕分け手段(27)を制御するものである。さらに、この仕分け手段制御部(16)は、押出加工が再開されたときから、製品(7)を製品テーブル(38)へ第1算出部(20)により算出された最大個数N払い出したか否かを判定する機能を有している。
さらに、この仕分け手段制御部(16)は、押出材(1)の廃棄部(5)を分割切断して得られた廃棄部(5)の分割片(5s)と、押出材(1)を押継ぎ影響部(4)の後端位置Cで切断して得られた廃棄部(5)の最後の分割片(5s)とを、廃棄品(6)として廃棄品テーブル(39)へ払い出して仕分けるように仕分け手段(27)を制御するものである。さらに、この仕分け手段制御部(16)は、廃棄部(5)の分割片(5s)を廃棄品テーブル(39)へ第2算出部(21)により算出された分割数P払い出しか否かを判定する機能を有している。
次に、上記切断装置(10)を用いた押出材(1)の切断方法について、図8に示したフローチャートに基づいて以下に説明する。
ステップS1では、制御手段(11)の製品長さ設定部(13)に製品長さLを入力設定し、押継ぎ影響部長さ設定部(14)に押継ぎ影響部(4)の長さFを入力設定し、距離設定部(15)に押出プレス(31)の押出ダイス(33)の押出成形孔(34)の出口位置Bから走行切断手段(25)の切断位置Cまでの距離Wを入力設定し、分割長さ範囲設定部(22)に押出材(1)の廃棄部(5)の分割長さLsの範囲を入力設定する。次いで、ステップS2へ進む。
ステップS2では、押出プレス(31)による押出加工を開始する。すると、図1に示すように、押出プレス(31)の押出ダイス(33)の押出成形孔(34)の出口(34a)から所定の断面形状の押出材(1)がエンドプラテン(35)の押出材挿通孔(36)を通って前方に押し出されていく。さらに、押出プレス(31)による押出加工が実行されていることを示す押出加工中信号が、押出プレス(31)用の制御部(31a)から制御手段(11)の押出加工検出部(18)に送信される。
そして、ステップ3では、押出材(1)が移動量計測手段(26)の計測位置を通過することにより、押出材(1)の移動量が移動量計測手段(26)により計測される。
ステップS4では、押出プレス(31)用の制御部(31a)からの押出加工中信号に基づいて、押出加工が実行されているか否かを制御手段(11)の押出加工検出部(18)により検出する。そして、押出加工が実行されていること即ち押出加工中であることを検出した場合、「YES」としてステップS5へ進む。一方、押出加工が実行されておらず、即ち押出加工が停止中であることを検出した場合、「NO」としてステップS8へ進む。
ステップS5では、移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量に基づいて、押出材(1)の計測移動量が製品長さLに達したか否かを制御手段(11)の計測移動量判定部(17)により判定する。そして、計測移動量が製品長さLに達したと判定された場合、「YES」としてステップS6へ進み、図2に示すように押出材(1)を走行切断手段(25)により切断する。一方、計測移動量が製品長さLに達していないと判定された場合、「NO」としてステップS3へ戻る。
ステップS7では、図3に示すように、ステップS6において押出材(1)を切断して得られた切断片を、製品(7)として仕分け手段(27)により製品テーブル(38)へ払い出す。次いで、ステップS3へ戻る。
以上のステップS3からステップS7までの工程が、先行ビレットと後続ビレットとの押継ぎのために押出加工が停止されるまで繰り返される。
ステップS8では、押出プレス(31)用の制御部(31a)からの押継ぎ中信号に基づいて、先行ビレットと後続ビレットとの押継ぎが行われているか否かを制御手段(11)の押継ぎ検出部(19)により検出する。そして、押継ぎが行われていると検出した場合、「YES」としてステップS9へ進む。一方、押継ぎが行われていないと検出した場合、「NO」として切断装置(10)による押出材(1)の切断を終了する。
ステップS9では、切断装置(10)は、図4に示すように、押継ぎのために押出加工が停止中であって押出加工の再開を待ち受けている状態、即ちアイドル状態となっている。このアイドル状態のとき即ちアイドルタイム中において、押出加工が停止しているときの、押出成形孔(34)の出口位置Bよりも前側に突出している押出材(1)の突出部(2)の長さYに基づいて、押出材(1)の突出部(2)から取得可能な製品(7)の最大個数Nと、押出材(1)の突出部(2)から最大個数Nの製品(7)を取得した後に残る残余部(3)の長さRとを、制御手段(11)の第1算出部(20)により算出する。さらに、第1算出部(20)により算出された残余部(3)の長さRと押継ぎ影響部長さ設定部(14)により予め設定された押継ぎ影響部(4)の長さFとを合計した廃棄部(5)の長さSに基づいて、廃棄部(5)を複数個に分割する場合に廃棄部(5)の各分割片(5s)の長さがいずれも分割長さ範囲設定部(22)に予め設定された分割長さの範囲になるような分割長さLs及び分割数Pを、制御手段(11)の第2算出部(21)により算出する。次いで、ステップS10へ進む。
ステップS10では、先行ビレットと後続ビレットとを押継いた状態で押出加工が再開される。次いで、ステップS11へ進む。
ステップS11では、押出材(1)の移動量を移動量計測手段(26)により計測する。次いで、ステップS12へ進む。
ステップS12では、移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量に基づいて、押出材(1)の計測移動量が製品長さLに達したか否かを制御手段(11)の計測移動量判定部(17)により判定する。そして、計測移動量が製品長さLに達したと判定された場合、「YES」としてステップS13へ進み、押出材(1)を走行切断手段(25)により切断する。一方、計測移動量が製品長さLに達していないと判定された場合、「NO」としてステップS11へ戻る。
ステップS14では、ステップS13において押出材(1)を切断して得られた切断片を、製品(7)として仕分け手段(27)により製品テーブル(38)へ払い出す。次いで、ステップS15へ進む。
ステップS15では、製品(7)を製品テーブル(38)へ第1算出部(20)により算出された最大個数N払い出したか否かを制御手段(11)の仕分け手段制御部(16)により判定する。そして、製品(7)の製品テーブル(38)への払出し個数が最大個数Nと等しいと判定された場合、「YES」としてステップS16へ進む。一方、そうでないと判定された場合、「NO」としてステップS11へ戻る。
ステップS16では、押出材(1)の移動量が移動量計測手段(26)により計測される。次いで、ステップS17へ進む。
ステップS17では、移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量に基づいて、押出材(1)の計測移動量が分割長さLsに達したか否かを制御手段(11)の計測移動量判定部(17)により判定する。そして、計測移動量が分割長さLsに達したと判定された場合、「YES」としてステップS18へ進み、押出材(1)の廃棄部(5)を走行切断手段(25)により切断する。一方、計測移動量が分割長さLsに達していないと判定された場合、「NO」としてステップS16へ戻る。
ステップS19では、ステップS18において押出材(1)の廃棄部(5)を分割切断して得られた分割片(5s)を、廃棄品(6)として仕分け手段(27)により廃棄品テーブル(39)へ払い出す(図6参照)。次いで、ステップS20へ進む。
ステップS20では、廃棄品(6)を廃棄品テーブル(39)へ第2算出部(21)により算出された分割数P払い出したか否かを制御手段(11)の仕分け手段制御部(16)により判定する。そして、廃棄品(6)の廃棄品テーブル(39)への払出し個数が分割数Pと等しいと判定された場合、「YES」としてステップS3へ戻る。一方、そうでないと判定された場合、「NO」としてステップS16へ戻る。
而して、本実施形態の押出材の切断方法は次の利点がある。
本実施形態の押出材の切断方法では、移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量に基づいて、押出材(1)を走行切断手段(25)により製品長さLに定尺切断するので、押出材(1)から定尺製品(7)を確実に取得することができる。さらに、押出材(1)に不良部として押継ぎ影響部(4)が形成された場合には、押出材(1)を押継ぎ影響部(4)の後端位置Dで切断するので、押出材(1)からの製品取りを押出材(1)の押継ぎ影響部(4)の後端位置Dから行うことができ、すなわち、押出材(1)から製品(7)を取得する際に、取得しようとする製品(7)の前端位置を押出材(1)の押継ぎ影響部(4)の後側に形成された優良部の前端位置に設定することができる。これにより、製品(7)の歩留まりを向上させることができる。
さらに、両ビレット同士の押継ぎのために押出プレス(31)による押出加工が停止し、その後、押出加工が再開された場合には、押出加工が再開されたときから、押出材(1)が距離設定部(15)に設定された距離Wと押継ぎ影響部(4)の長さFとの合計量Zを移動したとき、押出材(1)を走行切断手段(25)により切断し、これにより、走行切断手段(25)による押継ぎ影響部(4)の後端位置Dでの切断を行うことにより、押出材(1)を押継影響部(4)の後端位置Dで確実に切断することができる。
さらに、押出材(1)の押継ぎ影響部(4)の前端が少なくとも走行切断手段(25)の切断位置Cに到達するまで、押出材(1)を走行切断手段(25)により製品長さLに定尺切断することにより、押出材(1)から定尺製品(7)を更に確実に取得することができる。
さらに、両ビレット同士の押継ぎのために押出プレス(31)による押出加工が停止するまで押出材(1)を走行切断手段(25)により製品長さLに定尺切断し、押出加工が停止した後で押出加工が再開された場合、押出加工が再開されたときから、押出材(1)を製品長さLに第1算出部(20)により算出された最大個数N定尺切断するので、押出材(1)から定尺製品Lを更に確実に取得することができる。
実際に、本実施形態で示した切断方法により、以下に示した条件で、押出材(1)を切断して多数個の定尺製品(7)を取得した場合には、従来の方法に比較して約8%の歩留まりの向上を図ることができた。
ビレットの直径 :φ155mm
押出材(1)の外径 :φ35mm
押出材(1)の内径 :φ33mm
押出材(1)の押出速度 :50mm/s
押継ぎ影響部(4)の長さF:2m
距離W :10m
製品(7)の長さL :3m
さらに、押出材(1)の廃棄部(5)を、該廃棄部(5)の各分割片(5s)の長さがいずれも分割長さ範囲設定部(22)により予め設定された分割長さの範囲になるような分割長さLs及び分割数Pに分割切断するので、廃棄部(5)を取扱い易い長さに確実に分割することができる。
さらに、押出材(1)の廃棄部(5)を第2算出部(21)により算出された分割長さLs及び分割数Pに分割切断するので、廃棄部(5)を取扱い易い長さに更に確実に分割することができる。
さらに、走行切断手段(25)により押出材(1)を切断して取得された切断片を、走行切断手段(25)による押出材(1)の切断箇所に応じて、製品(7)と廃棄品(6)(即ち廃棄部(5)の分割片(5s))とに仕分けるので、製品(7)に廃棄品(6)が混入することを確実に防止することができる。
また、本実施形態に係る押出設備(30)は上記切断装置(10)を具備しているので、上記と同様の利点がある。
而して、上記実施形態では、不良部として押継ぎ影響部(4)が形成された押出材(1)を本発明に係る切断方法により切断する場合を示している。しかるに、本発明では、その他に、押出加工中において、コンテナ温度、押出圧力、押出速度、冷却等の押出加工条件に異常が発生したことによって不良部が形成された押出材を切断する場合に、本発明に係る切断方法を適用しても良い。その場合の切断方法について説明すると次のとおりである。
すなわち、不良部が押出加工条件に異常が発生したことによって形成されたものである場合、押出加工条件に異常が発生したときから押出加工条件が正常に回復するまでの間に押出プレス(31)により押し出された部分を不良部とし、押出材(1)の不良部の前端が走行切断手段(25)の切断位置Cに到達するまで押出材(1)を走行切断手段(25)により製品長さLに定尺切断する。次いで、定尺切断後の押出材(1)の前端から不良部の後端までの領域からなる廃棄部(5)を、該廃棄部(5)の各分割片(5s)の長さがいずれも分割長さ範囲設定部(22)により予め設定された長さの範囲になるような分割長さLs及び分割数Pに走行切断手段(25)により分割切断するとともに、押出材(1)を廃棄部(5)の後端位置として不良部の後端位置Dで走行切断手段(25)により切断する。
この場合、切断装置(10)の制御手段(11)は、押出加工条件(コンテナ温度、押出圧力、押出速度、冷却等)に異常が発生したことを検出する異常検出部(温度センサ、圧力センサ、速度センサ等)と、押出加工条件に異常が発生したことに伴い押出材(1)に不良部が形成されたことを検出する不良部検出部とを備えており、これらの検出部の検出結果と移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量とに基づいて、押出材(1)の不良部の前端が走行切断手段(25)の切断位置Cに到達するまで押出材(1)を製品長さLに切断するように走行切断手段(25)を制御し、次いで、切断後の押出材(1)の前端から不良部の後端までの領域からなる廃棄部(5)を、該廃棄部(5)の各分割片(5s)の長さがいずれも分割長さ範囲設定部(22)により予め設定された長さの範囲になるような分割長さLs及び分割数Pに分割切断するとともに、押出材(1)を廃棄部(5)の後端位置として不良部の後端位置Dで切断するように、走行切断手段(25)を制御するものとなされている。
また本発明では、押出材(1)に不良部が形成された場合、押出材(1)の不良部にマーキング装置等により不良部を示すマークを付け、この状態で、押出材(1)を本実施形態で説明したように走行切断手段(25)により切断しても良い。
また本発明では、ビレットに空洞や打痕等の不良箇所が存在しており、このようなビレットを用いて押出加工を行うことにより、ビレットの不良箇所が原因で生じた不良部が押出材(1)に形成された場合であっても、本発明に係る押出材の切断方法及び切断装置を適用できる。
この場合、切断装置(10)の制御手段(11)は、押出材(1)に不良部が形成されたことを検出する不良部検出部を備えており、この検出部の検出結果と移動量計測手段(26)により計測された押出材(1)の計測移動量とに基づいて、押出材(1)の不良部の前端が走行切断手段(25)の切断位置Cに到達するまで押出材(1)を製品長さLに切断するように走行切断手段(25)を制御するとともに、押出材(1)に不良部が形成された場合、押出材(1)を不良部の後端位置Dで切断するように走行切断手段(25)を制御するものとなされている。
以上で本発明の幾つかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に示したものであることに限定されるものではなく、様々に変更可能である。
例えば、上記実施形態では、押出材(1)から取得される製品(7)の長さLは定尺であるが、本発明では、製品(7)の長さLは定尺であることに限定されるものではなく、すなわち製品(7)の長さLは必ずしも定尺でなくても良い。
また、上記実施形態では、押出材(1)の廃棄部(5)は、走行切断手段(25)により複数個に均等に分割切断されているが、本発明では、その他に、走行切断手段(25)により複数個に不均等に分割切断されても良い。
本発明は、押出プレスにより押し出されてくる押出材の切断方法、該切断方法に用いられる押出材の切断装置、及び該切断装置を備えた押出設備に利用可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係る押出材の切断装置により押出材を切断する前の状態を示す概略平面図である。 図2は、同切断装置により押出材を製品長さに切断したときの状態を示す概略平面図である。 図3は、同切断装置の仕分け手段により押出材の切断片としての製品を製品テーブルへ払い出したときの状態を示す概略平面図である。 図4は、先行ビレットと後続ビレットとの押継ぎのために押出加工が停止しているときの状態を示す概略平面図である。 図5は、押出加工が再開したときから同切断装置により押出材を製品長さに最大個数定尺切断したときの状態を示す概略平面図である。 図6は、同切断装置により押出材を廃棄部の後端位置(即ち、押継ぎ影響部の後端位置)で切断したときの状態を示す概略平面図である。 図7は、同切断装置の仕分け手段により廃棄品としての廃棄部の分割片を廃棄品テーブルへ払い出したときの状態を示す概略平面図である。 図8は、同切断装置を用いた切断方法のフローチャートである。 図9は、同切断装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…押出材
2…突出部
3…残余部
4…押継ぎ影響部(不良部)
5…廃棄部
5s…分割片
6…廃棄品
7…製品
10…切断装置
11…制御手段
13…製品長さ設定部
14…押継ぎ影響部長さ設定部
15…距離設定部
16…仕分け手段制御部
20…第1算出部(算出部)
21…第2算出部
22…分割長さ範囲設定部
25…走行切断手段
26…移動量計測手段
27…仕分け手段
30…押出設備
31…押出プレス
33…押出ダイス
34…押出成形孔
34a…出口
37…搬送部
38…製品テーブル
39…廃棄品テーブル
B…押出成形孔の出口位置
C…走行切断手段の切断位置
D…押継ぎ影響部の後端位置(廃棄部の後端位置、不良部の後端位置)
R…残余部の長さ
F…押継ぎ影響部の長さ
S…廃棄部の長さ
L…製品の長さ
Ls…廃棄部の分割長さ
P…廃棄部の分割数

Claims (7)

  1. 押出プレスにより押し出されてくる押出材を、該押出材の押出速度と同調して移動しながら切断する走行切断手段と、
    押出材の移動量を計測する移動量計測手段と、
    を含んだ、押出材の切断装置を用い、
    前記移動量計測手段により計測された押出材の計測移動量に基づいて、押出材を前記走行切断手段により製品長さに切断するとともに、
    押出材に不良部が形成された場合には、押出材の前記不良部の前端が前記走行切断手段の切断位置に到達するまで押出材を前記走行切断手段により製品長さに切断し、
    次いで、切断後の押出材の前端から不良部の後端までの領域からなる廃棄部を、該廃棄部の各分割片の長さがいずれも予め設定された範囲になるような分割長さ及び分割数に前記走行切断手段により分割切断するとともに、押出材を廃棄部の後端位置で前記走行切断手段により切断する押出材の切断方法であって、
    前記不良部が先行ビレットと後続ビレットとの押継ぎによって形成されたものである場合には、予め長さが設定された押継ぎ影響部を前記不良部とし、
    前記切断装置は、
    押出プレスの押出成形孔の出口位置から前記走行切断手段の切断位置までの距離を予め設定する距離設定部と、
    前記両ビレット同士の押継ぎのために押出プレスによる押出加工が停止中である場合、押出加工が停止しているときの、前記押出プレスの押出成形孔の出口位置よりも前側に突出している押出材の突出部の長さに基づいて、押出材の突出部から取得可能な製品の最大個数と、押出材の突出部から前記最大個数の製品を取得した後に残る残余部の長さとを算出する第1算出部と、
    前記残余部の長さと前記押継ぎ影響部の長さとを合計した前記廃棄部の長さに基づいて、前記廃棄部の分割長さ及び分割数を算出する第2算出部と、
    を備えており、
    前記両ビレット同士の押継ぎのために押出加工が停止した後で押出加工が再開された場合、押出加工が再開されたときから、押出材を前記走行切断手段により製品長さに前記最大個数切断し、
    次いで、切断後の押出材の廃棄部を前記走行切断手段により前記分割長さ及び分割数に分割切断するとともに、押出材を廃棄部の後端位置で前記走行切断手段により切断することを特徴とする押出材の切断方法。
  2. 製品長さが定尺である請求項1記載の押出材の切断方法。
  3. 前記走行切断手段により押出材を切断して取得された切断片を、前記走行切断手段による押出材の切断箇所に応じて、製品と廃棄部の分割片とに仕分ける請求項1又は2記載の押出材の切断方法。
  4. 押出プレスにより押し出されてくる押出材を、該押出材の押出速度と同調して移動しながら切断する走行切断手段と、
    押出材の移動量を計測する移動量計測手段と、
    前記走行切断手段を制御する制御手段と、
    を含んでおり、
    前記制御手段は、
    前記移動量計測手段により計測された押出材の計測移動量に基づいて、押出材を製品長さに切断するように前記走行切断手段を制御するとともに、
    押出材に不良部が検出された場合には、押出材の前記不良部の前端が前記走行切断手段の切断位置に到達するまで押出材を製品長さに切断するように、前記走行切断手段を制御し、
    次いで、切断後の押出材の前端から不良部の後端までの領域からなる廃棄部を、該廃棄部の各分割片の長さがいずれも予め設定された範囲になるような分割長さ及び分割数に分割切断するとともに、押出材を廃棄部の後端位置で切断するように、前記走行切断手段を制御する押出材の切断装置であって、
    前記制御手段は、
    前記不良部が先行ビレットと後続ビレットとの押継ぎによって形成されたものである場合には、予め長さが設定された押継ぎ影響部を前記不良部とし、
    更に、前記制御手段は、
    押出プレスの押出成形孔の出口位置から前記走行切断手段の切断位置までの距離を予め設定する距離設定部と、
    前記両ビレット同士の押継ぎのために押出プレスによる押出加工が停止中である場合、押出加工が停止しているときの、前記押出プレスの押出成形孔の出口位置よりも前側に突出している押出材の突出部の長さに基づいて、押出材の突出部から取得可能な製品の最大個数と、押出材の突出部から前記最大個数の製品を取得した後に残る残余部の長さとを算出する第1算出部と、
    前記残余部の長さと前記押継ぎ影響部の長さとを合計した前記廃棄部の長さに基づいて、前記廃棄部の分割長さ及び分割数を算出する第2算出部と、
    を備えるとともに、
    前記両ビレット同士の押継ぎのために押出加工が停止した後で押出加工が再開された場合、押出加工が再開されたときから、押出材を製品長さに前記最大個数切断するように、前記走行切断手段を制御し、
    次いで、切断後の押出材の廃棄部を前記分割長さ及び分割数に分割切断するとともに、押出材を廃棄部の後端位置で切断するように、前記走行切断手段を制御することを特徴とする押出材の切断装置。
  5. 製品長さが定尺である請求項記載の押出材の切断装置。
  6. 前記走行切断手段により押出材を切断して取得された切断片を、製品と廃棄部の分割片とに仕分ける仕分け手段と、
    前記走行切断手段による押出材の切断箇所に応じて前記切断片を製品と廃棄部の分割片とに仕分けるように、前記仕分け手段を制御する仕分け手段制御部と、
    を備えている請求項4又は5記載の押出材の切断装置。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載の押出材の切断装置を具備する押出設備。
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