JP2001017407A - フレームレート調節方法、医用画像撮像装置および磁気共鳴撮像装置 - Google Patents

フレームレート調節方法、医用画像撮像装置および磁気共鳴撮像装置

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JP2001017407A
JP2001017407A JP11194299A JP19429999A JP2001017407A JP 2001017407 A JP2001017407 A JP 2001017407A JP 11194299 A JP11194299 A JP 11194299A JP 19429999 A JP19429999 A JP 19429999A JP 2001017407 A JP2001017407 A JP 2001017407A
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frame rate
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image
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optimum
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Yoshihiro Oda
善洋 尾田
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GE Healthcare Japan Corp
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GE Yokogawa Medical System Ltd
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムフレームレートをサブシステムの性
能に応じて自動的に調節するフレームレート調節方法、
そのようなフレームレート調節手段を備えた医用画像撮
像装置および磁気共鳴撮像装置を実現する。 【解決手段】 各部のフレームレートをそれぞれ測定し
(512〜562)、各部のフレームレートの統計値に
基づいてシステム全体としての最適フレームレートを求
め(572)、スキャンフレームレートが最適フレーム
レートを上回るとき、各部のうちの少なくとも1つにつ
いて動作条件を変更する(570)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレームレート
(frame rate)調節方法、医用画像撮像装置
および磁気共鳴撮像装置に関し、特に、撮像対象の断層
像等をリアルタイム(real time)で撮像する
医用画像撮像装置のフレームレート調節方法、フレーム
レート調節手段を備えた医用画像撮像装置および磁気共
鳴撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば磁気共鳴撮像装置等のような医用
画像撮像装置では、データ取得部で磁気共鳴を利用して
撮像対象のビューデータ(view data)を取得
し、ビューデータに基づいて画像生成部で例えば撮像対
象の断層像等の画像を生成(再構成)し、表示部で表示
するようになっている。
【0003】リアルタイム撮像を行う場合は、所定のフ
レームレートで連続的に撮像が行われる。撮像のフレー
ムレートは使用者によって予め指定される。使用者は、
磁気共鳴撮像装置を構成するサブシステム(sub s
ystem)、すなわち、データ取得部、画像生成部、
表示部およびそれら各部を繋ぐデータ転送部のフレーム
レートを勘案し、撮像のフレームレートすなわちシステ
ム全体のフレームレートを決定する。
【0004】データ取得部のフレームレートは単位時間
当たりに取得可能な1画面分のビューデータセット(v
iew data set)の数である。以下、1画面
分のビューデータセットをフレームデータという。画像
生成部のフレームレートは単位時間当たりに再構成可能
な画像フレーム数である。表示部のフレームレートは単
位時間当たりに表示可能な画像フレーム数である。デー
タ転送部のフレームレートは単位時間当たりに転送可能
なフレームデータ数ないし画像フレーム数である。
【0005】サブシステムの動作速度は、それらを構成
するハードウェア(hardware)やソフトウェア
(software)の性能に支配されるので、フレー
ムレートはサブシステムごとに異なるのが普通である。
そこで、使用者はそれらのうち最も遅いサブシステムの
フレームレートを基準にしてシステム全体のフレームレ
ートを決め、リアルタイム撮像中のデータ処理が渋滞し
ないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような医用画像
撮像装置では、一部のサブシステム(例えばデータ取得
部等)として、仕様を異にする複数種類の中から撮像目
的に応じて適宜に選択して用いるようにした場合、使用
者は採用したサブシステムに応じてシステム全体のフレ
ームレート(以下、システムフレームレートという)を
あらためて設定し直さなければならないという問題があ
った。
【0007】また、高性能コンピュータの採用等により
例えば画像生成部等のフレームレートが向上した場合も
同様に、使用者によるシステムフレームレートの再設定
が必要になるという問題があった。
【0008】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、システムフレームレートを
サブシステムの性能に応じて自動的に調節するフレーム
レート調節方法、そのようなフレームレート調節手段を
備えた医用画像撮像装置および磁気共鳴撮像装置を実現
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
する第1の観点での発明は、撮像対象につきデータ取得
部でビューデータを取得し、前記取得したビューデータ
に基づき画像生成部で画像を生成し、前記生成した画像
を表示部で表示する医用画像撮像装置のフレームレート
を調節するに当たり、前記各部のフレームレートをそれ
ぞれ測定し、前記測定したフレームレートの統計値に基
づいて前記医用画像撮像装置全体としての最適フレーム
レートを求め、前記データ取得部のフレームレートが前
記最適フレームレートを上回るとき、前記各部のうちの
少なくとも1つについて動作条件を変更することを特徴
とするフレームレート調節方法である。
【0010】(2)上記の課題を解決する第2の観点で
の発明は、撮像対象につきビューデータを取得するデー
タ取得部と、前記取得したビューデータに基づいて画像
を生成する画像生成部と、前記生成した画像を表示する
表示部とを有する医用画像撮像装置であって、前記各部
のフレームレートをそれぞれ測定するフレームレート測
定手段と、前記測定したフレームレートの統計値に基づ
いて前記医用画像撮像装置全体としての最適フレームレ
ートを求める最適フレームレート計算手段と、前記デー
タ取得部のフレームレートが前記最適フレームレートを
上回るとき、前記各部のうちの少なくとも1つについて
動作条件を変更する動作条件変更手段とを具備すること
を特徴とする医用画像撮像装置である。
【0011】(3)上記の課題を解決する第3の観点で
の発明は、磁気共鳴を利用して撮像対象につきビューデ
ータを取得するデータ取得部と、前記取得したビューデ
ータに基づいて画像を生成する画像生成部と、前記生成
した画像を表示する表示部とを有する磁気共鳴撮像装置
であって、前記各部のフレームレートをそれぞれ測定す
るフレームレート測定手段と、前記測定したフレームレ
ートの統計値に基づいて前記磁気共鳴撮像装置全体とし
ての最適フレームレートを求める最適フレームレート計
算手段と、前記データ取得部のフレームレートが前記最
適フレームレートを上回るとき、前記各部のうちの少な
くとも1つについて動作条件を変更する動作条件変更手
段とを具備することを特徴とする磁気共鳴撮像装置であ
る。
【0012】(4)上記の課題を解決する他の観点での
発明は、磁気共鳴を利用して撮像対象につきデータ取得
部でビューデータを取得し、前記取得したビューデータ
に基づいて画像生成部で画像を生成し、前記生成した画
像を表示部で表示するに当たり、前記各部のフレームレ
ートをそれぞれ測定し、前記測定したフレームレートの
統計値に基づいて磁気共鳴撮像用の最適フレームレート
を求め、前記データ取得部のフレームレートが前記最適
フレームレートを上回るとき、前記各部のうちの少なく
とも1つについて動作条件を変更することを特徴とする
磁気共鳴撮像方法である。
【0013】(作用)本発明では、各サブシステムのフ
レームレートをそれぞれ測定し、測定したフレームレー
トの統計値に基づいて最適フレームレートを求め、デー
タ取得部のフレームレートが最適フレームレートを上回
るとき、サブシステムのうちの少なくとも1つについて
動作条件を変更する。この繰り返しによりシステムフレ
ームレートを自動的に調節する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1に医用画像撮像装置の
ブロック(block)図を示す。本装置は本発明の医
用画像撮像装置の実施の形態の一例である。また、本発
明の磁気共鳴撮像装置の実施の形態の一例である。本装
置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の
一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法
に関する実施の形態の一例が示される。
【0015】図1に示すように、本装置では、静磁場発
生部2がその内部空間に均一な静磁場を形成する。静磁
場発生部2は図示しない1対の永久磁石を備えており、
それらが間隔を保って上下に対向し、その対向空間に静
磁場(垂直磁場)を形成している。なお、静磁場の発生
は永久磁石に限るものではなく、超伝導電磁石や常伝導
電磁石等他の方式の磁気発生手段で実現して良い。
【0016】静磁場発生部2の内部空間には勾配コイル
部4,4’および送信コイル部6,6’が設けられ、同
様にそれぞれ間隔を保って上下に対向している。送信コ
イル部6,6’が対向する空間に、撮像対象8が、撮像
テーブル10に搭載されて図示しない搬入手段により搬
入される。撮像対象8の体軸は静磁場の方向と直交す
る。撮像テーブル10には、撮像対象8の撮像部位を囲
んで受信コイル部120が取り付けられている。
【0017】勾配コイル部4,4’には勾配駆動部16
が接続されている。勾配駆動部16は勾配コイル部4,
4’に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させるようにな
っている。発生する勾配磁場は、スライス(slic
e)勾配磁場、リードアウト(read out)勾配
磁場およびフェーズエンコード(phase enco
de)勾配磁場の3種である。
【0018】送信コイル部6,6’には送信部18が接
続されている。送信部18は送信コイル部6,6’に駆
動信号を与えてRF磁場を発生させ、それによって、撮
像対象8の体内のスピン(spin)を励起する。
【0019】受信コイル部120は、撮像対象8内の励
起されたスピンが発生する磁気共鳴信号を受信する。受
信コイル部120は受信部20の入力側に接続されてい
る。受信部20は受信コイル部120から入力した受信
信号について、増幅やアナログ・ディジタル(anal
og to digital)変換等の受信処理を行
う。受信部20の出力側はデータ収集部22の入力側に
接続されている。データ収集部22は受信部20の出力
データを収集する。以上の静磁場発生部2からデータ収
集部22までの部分は、本発明におけるデータ取得部の
実施の形態の一例である。
【0020】データ収集部22の出力側はコンピュータ
(computer)24に接続されている。コンピュ
ータ24はデータ収集部22から入力したデータを図示
しないメモリ(memory)に記憶する。メモリ内に
はデータ空間が形成される。データ空間は2次元フーリ
エ(Fourier)空間を構成する。コンピュータ2
4は、これら2次元フーリエ空間のデータを2次元逆フ
ーリエ変換して撮像対象8の画像を生成(再構成)す
る。コンピュータ24は、本発明における画像生成部の
実施の形態の一例である。
【0021】コンピュータ24は制御部30に接続され
ている。制御部30は勾配駆動部16、送信部18、受
信部20およびデータ収集部22に接続されている。制
御部30は、コンピュータ24から与えられる指令に基
づいて勾配駆動部16、送信部18、受信部20および
データ収集部22をそれぞれ制御し、磁気共鳴撮像(ス
キャン)を実行する。
【0022】コンピュータ24には表示部32と操作部
34が接続されている。表示部32は、本発明における
表示部の実施の形態の一例である。表示部32は、コン
ピュータ24から出力される再構成画像および各種の情
報を表示する。操作部34は、操作者によって操作さ
れ、各種の指令や情報等をコンピュータ24に入力す
る。
【0023】リアルタイム撮像すなわちリアルタイムス
キャンを行うときの本装置の動作を説明する。以下に述
べる動作は制御部30による制御の下で進行する。リア
ルタイムスキャンには、例えば図2に模式的に示すよう
なパルスシーケンス(pulse sequence)
が用いられる。このパルスシーケンスは、エコープラナ
ー・イメージング(EPI:Echo Planar
Imaging)のパルスシーケンスである。
【0024】すなわち、(1)はEPIにおけるRF励
起用の90°パルスおよび180°パルスのシーケンス
であり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じ
くそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配G
r、フェーズエンコード勾配GpおよびスピンエコーM
Rのシーケンスである。なお、90°パルス、180°
パルスおよびスピンエコーMRはそれぞれ中心信号で代
表する。パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右
に進行する。
【0025】同図に示すように、90°パルスが発生し
スピンの90°励起が行われる。このときスライス勾配
Gsが印加され所定のスライスについての選択励起が行
われる。90°励起後、180°パルスによるスピン反
転が行われる。スピン反転の後にリードアウト勾配Gr
およびフェーズエンコード勾配Gpが印加される。リー
ドアウト勾配Grは極性が交互に切り換わる勾配であ
る。フェーズエンコード勾配Gpはリードアウト勾配G
rの極性切換に合わせて印加される。これによって複数
のスピンエコーMRが順次に発生する。
【0026】ここでは図示の便宜上スピンエコーの数を
8としているが、実際の数は例えば128ないし256
程度である。すなわち、1回の励起で128ビューない
し256ビューのビューデータが得られる。このような
ビューデータの1セットがフレームデータを構成する。
【0027】リアルタイムスキャン用のパルスシーケン
スの他の例を図3に示す。このパルスシーケンスは、フ
ァースト・スピンエコー(FSE:Fast Spin
Echo)法のパルスシーケンスである。
【0028】すなわち、(1)はFSEにおけるRF励
起用の90°パルスおよび180°パルスのシーケンス
であり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じ
くそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配G
r、フェーズエンコード勾配GpおよびスピンエコーM
Rのシーケンスである。なお、90°パルス、180°
パルスおよびスピンエコーMRはそれぞれ中心信号で代
表する。パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右
に進行する。
【0029】同図に示すように、このときスライス勾配
Gsが印加され所定のスライスについての選択励起が行
われる。90°励起後、最初の180°パルスが印加さ
れる。最初の180°パルスの印加後に、180°パル
ス、スライス勾配Gs、リードアウト勾配Grおよびフ
ェーズエンコード勾配Gpがそれぞれのタイミングで印
加される。リードアウト勾配Grは180°パルスでス
ピンを反転するたびに印加されてスピンエコーのリード
アウトを行う。フェーズエンコード勾配Gpは各リード
アウト勾配Grの前後で印加される。前に印加されるフ
ェーズエンコード勾配でスピンをフェーズエンコード
し、後に印加されるフェーズエンコード勾配でスピンの
フェーズエンコードを0に戻す。これによって複数のス
ピンエコーMRが順次に発生する。
【0030】図示の便宜上スピンエコーの数を6として
いるが、実際の数は例えば128ないし256程度であ
る。すなわち、1回の励起で128ビューないし256
ビューのビューデータが得られる。このようなビューデ
ータの1セットがフレームデータを構成する。
【0031】図2または図3のパルスシーケンスによっ
て得られたフレームデータが、コンピュータ24のメモ
リに収集される。パルスシーケンスがEPIまたはFS
Eのものであることにより、1スキャン(scan)が
数10ms程度で完了する極めて高速な撮像を行うこと
ができる。このようなスキャンを連続的に行うことによ
りリアルタイムスキャンを行うことができる。
【0032】コンピュータ24はフレームデータについ
ての2次元逆フーリエ変換により画像再構成を行う。再
構成画像はリアルタイム画像となる。この画像が表示部
32に表示され、操作者はリアルタイム画像を観察する
ことができる。
【0033】図4に、フレームレート調節の観点から見
た本装置の要部のブロック図を示す。同図に示すよう
に、本装置はパルス列発生サブシステム510、受信サ
ブシステム520、受信データ転送サブシステム53
0、画像再構成サブシステム540、画像データ転送サ
ブシステム550および画像表示サブシステム560を
有する。
【0034】パルス列発生サブシステム510は、勾配
駆動部16および送信部18用のパルス列信号を発生す
る制御部30の機能に相当する。パルス列信号の具体例
は図2および図3に示したとおりである。受信サブシス
テム520はデータ収集部22に相当する。画像再構成
サブシステム540はコンピュータ24の画像再構成機
能に相当する。画像表示サブシステム560は表示部3
2に相当する。受信データ転送サブシステム530は、
データ収集部22とコンピュータ24の間のデータ転送
系に相当する。画像データ転送サブシステム550は、
コンピュータ24と表示部32の間のデータ転送系に相
当する。
【0035】以上の各サブシステムは、いずれもフレー
ムレート測定ユニット(unit)を備えている。パル
ス列発生サブシステム510におけるフレームレート測
定ユニット512は、パルス列発生サブシステム510
におけるパルス列発生のフレームレート、すなわち、1
フレームデータ分のパルス列を発生するのに要した時間
の逆数を測定する。
【0036】受信サブシステム520のフレームレート
測定ユニット522は、受信サブシステム520におけ
る受信データ処理のフレームレート、すなわち、1フレ
ームデータ分の受信データを処理するのに要した時間の
逆数を測定する。受信データ転送サブシステム530の
フレームレート測定ユニット532は、受信サブシステ
ム520から画像再構成サブシステム540へのデータ
転送のフレームレートを測定する。
【0037】画像再構成サブシステム540のフレーム
レート測定ユニット542は、画像再構成サブシステム
540における画像再構成のフレームレートを測定す
る。画像データ転送サブシステム550のフレームレー
ト測定ユニット552は、画像再構成サブシステム54
0から画像表示サブシステム560へのデータ転送のフ
レームレートを測定する。画像表示サブシステム560
のフレームレート測定ユニット562は、画像表示サブ
システム560の画像表示フレームレートを測定する。
フレームレート測定ユニット512〜562は、本発明
におけるフレームレート測定手段の実施の形態の一例で
ある。
【0038】これらフレームレート測定ユニット512
〜562の測定データがパラメータコントローラ(pa
rameter controller)570に入力
される。パラメータコントローラ570は、コンピュー
タ24のパラメータ調節機能に相当する。パラメータ調
節信号は制御部30に与えられる。パラメータコントロ
ーラ570は、本発明における動作条件変更手段の実施
の形態の一例である。
【0039】パラメータコントローラ570は、最適フ
レームレート計算ユニット572を備えている。最適フ
レームレート計算ユニット572は、フレームレート測
定ユニット512〜562から入力された各サブシステ
ムのフレームレート測定値の統計値に基づいて最適フレ
ームレートを算出する。最適フレームレート計算ユニッ
ト572は、本発明における最適フレームレート計算手
段の実施の形態の一例である。
【0040】フレームレート調節時の本装置の動作を説
明する。図5に、本装置の動作のフロー(flow)図
を示す。これは実質的にパラメータコントローラ570
の動作を示す。フレームレート調節はリアルタイムスキ
ャンに並行して行われる。同図に示すように、ステップ
(step)702で、各サブシステムのフレームレー
ト測定値を読み込む。これによって、スキャン中の各サ
ブシステム動作のフレームレートが時々刻々に読み込ま
れる。
【0041】次に、ステップ704で、各サブシステム
のフレームレートにつき統計値を求める。統計値は各サ
ブシステムのごとに求める。統計値としては、例えばフ
レームレート測定値の平均値、最大値、最小値、標準偏
差等を計算する。
【0042】次に、ステップ706で、最適フレームレ
ートの計算を行う。最適フレームレートの計算は、各サ
ブシステムのフレームレートの統計値に基づいて行う。
最適フレームレートは例えば次のようにして求められ
る。
【0043】各サブシステムのフレームレートの統計値
として、例えば図6に示すような値が得られたとする。
同図では、パルス列発生サブシステム510のフレーム
レートは平均値が7フレーム/sであり、フレームレー
ト変動の99.7%が平均値の±1フレーム/sの範囲
に入る例を示す。すなわち、パルス列発生サブシステム
510のフレームレートの平均値およびその±3σの範
囲を示す。
【0044】同様に、受信サブシステム520、受信デ
ータ転送サブシステム530、画像再構成サブシステム
540、画像データ転送サブシステム550および画像
表示サブシステム560のフレームレートは、それぞれ
6±1,10±1,5±1,10±1,および8±1で
ある。なお、単位はフレーム/sである。以下同様であ
る。
【0045】フレームレート統計値がこのようになると
き、最適フレームレートは例えば4と求められる。これ
は、フレームレートが最も遅い画像再構成サブシステム
540の平均フレームレートの−3σに相当する。これ
により、システム全体として約99.7%の確率で円滑
なフレームデータ処理が行える可能性があるフレームレ
ートが得られる。なお、後述する理由で、最適フレーム
レートはパルス列発生サブシステムを除いた残りのサブ
システムのフレームレートから求められる。
【0046】最適フレームレートは、上記のような値に
限らず、例えば画像再構成サブシステム540の平均フ
レームレートの−2σに相当する値または画像再構成サ
ブシステム540の平均フレームレートに一致する値、
あるいは、受信サブシステム520、受信データ転送サ
ブシステム530、画像再構成サブシステム540、画
像データ転送サブシステム550および画像表示サブシ
ステム560のフレームレートの総平均値ないしそれを
標準偏差で補正した値等、目的に応じて適宜の値を採用
して良い。
【0047】次に、ステップ708で、上記のようにし
て求めた最適フレームレートがスキャンフレームレート
以上であるか否かを判定する。ここで、スキャンフレー
ムレートとはスキャンデータを取得するフレームレート
のことであり、第一義的にはパルス列発生サブシステム
510のフレームレートで決まる。
【0048】そこで、例えば最適フレームレートとパル
ス列発生サブシステム510のフレームレートを比較す
る。この比較を意味あるものにするためには、最適フレ
ームレートにパルス列発生サブシステム510のフレー
ムレートの影響が含まれないようにしなければならな
い。これが、パルス列発生サブシステム510のフレー
ムレートを最適フレームレートの計算から除外する理由
である。ここでは、図6に示すように、最適フレームレ
ートはパルス列発生サブシステム510のフレームレー
トより小さいのでNoであり、ステップ710に分岐す
る。
【0049】ステップ710では、新たな処理パラメー
タを計算する。パルス列発生サブシステム510のフレ
ームレートが最適フレームレートより大きいということ
は、スキャンデータ取得のフレームレートが後段の例え
ば画像再構成等のデータ処理のフレームレートより大き
く、やがては処理が滞ってリアルタイムスキャンができ
なるなる可能性があることを示している。
【0050】そこで、ステップ710で、パルス列発生
サブシステム510のフレームレートに関係する例えば
TR(repetition time)、エコースペ
ース(echo space)、スキャンマトリクスサ
イズ(scan matrix size)、NEX
(number of excitation)等のス
キャンパラメータについて、フレームレートを低減させ
る新たな値を計算する。スキャンパラメータは、本発明
における動作条件の実施の形態の一例である。
【0051】TRは、図2および図3に示したパルスシ
ーケンスの繰り返し時間である。エコースペースは、同
パルスシーケンスにおける複数のエコーの間隔である。
スキャンマトリクスサイズは、ビュー数およびエコーデ
ータのサンプリング数に対応する。NEXは、平均によ
るS/N改善のための同一スキャンデータの測定回数で
ある。これらのパラメータのいずれか1つまたは所望の
いくつかについてその値を大きくすることにより、パル
ス列発生サブシステム510のフレームレートを低下さ
せることができる。
【0052】次に、ステップ712で、該当するサブシ
ステムの処理パラメータを上記で求めた値に変更する。
ここでは、パルス列発生サブシステム510の上記のス
キャンパラメータを変更する。
【0053】次に、ステップ714でリアルタイムスキ
ャンが終了したか否かを判定し、スキャン終了の場合は
フレームレート調節動作を終了するが、いまはスキャン
継続中であるのでステップ702に戻る。
【0054】そして、ステップ702〜706で、上記
と同様に各サブシステムのフレームレートの測定値を集
め、それぞれの統計値を求め、最適フレームレートを計
算する。ステップ712でスキャンパラメータを変更し
たことにより、パルス列発生サブシステム510のフレ
ームレートは例えば図7に示すように3±1に低下して
いるが、これを除いた各サブシステムのフレームレート
に基づき、最適フレームレートの値が例えば4と求めら
れる。この状態では最適フレームレートがスキャンフレ
ームレートより大きくなる条件が成立したことにより、
リアルタイムスキャンを続けてもデータ処理が渋滞する
おそれがなくなる。そこで、ステップ708の判定では
Yesとなりステップ714での判定を経てステップ7
02に戻る。
【0055】以上の動作を繰り返しにより、各サブシス
テムのフレームレートの測定値の統計値から最適フレー
ムレートを求め、最適フレームレートとスキャンフレー
ムレートの関係から必要に応じてパラメータを変更しな
がら、リアルタイムスキャンを滞りなく遂行する。この
ときのリアルタイムスキャンのフレームレートすなわち
システムフレームレートは、実質的にパルス列発生サブ
システム510のフレームレートとなり例えば3±1で
ある。
【0056】上記では、ステップ710,712でパル
ス列発生サブシステム510のパラメータを変更する例
を説明したが、処理パラメータは他のサブシステムのパ
ラメータを変更するようにしても良い。すなわち、例え
ば画像再構成のマトリクスサイズを小さくしても良い。
マトリクスサイズは、本発明における動作条件の実施の
形態の一例である。
【0057】これによって、画像再構成サブシステム5
40のフレームレートを、例えば図8に示すように7±
1に上げることができる。このようにしたとき、再計算
した最適フレームレートは図9に示すように5となる。
そして、このような最適フレームレートとスキャンフレ
ームレートの大小関係に基づくパラメータ変更により、
パルス列発生サブシステム510のフレームレートが図
10に示すように4±1調節される。
【0058】パルス列発生サブシステム510の変わり
に受信サブシステム520についてそのパラメータ、例
えば、ディジタルフィルタ(digital filt
er)のタップ(tap)数を変更すれば、例えば図1
1に示すように受信サブシステム520のフレームレー
トを7±1に上げることができる。ディジタルフィルタ
のタップ数は、本発明における動作条件の実施の形態の
一例である。
【0059】このとき、最適フレームレートは例えば6
となり、この最適フレームレートとスキャンフレームレ
ートの大小関係に基づくパラメータ変更により、パルス
列発生サブシステム510のフレームレートが図12に
示すように5±1に調節される。
【0060】以上のように、本装置では適切なシステム
フレームレートを自動的に求めてリアルタイムスキャン
を行うことができる。このため、使用者が試行錯誤的に
システムフレームレートを設定する必要がなくなり、省
力化することができる。
【0061】また、一部のサブシステムについて仕様を
異にする複数種類のものを用意し、その中から撮像目的
に応じて適宜に選択して用いるようにした場合でも、採
用したサブシステムに適応したシステムフレームレート
が自ずから定まるので、使用者があらためて設定し直す
必要がない。高性能コンピュータの採用等により例えば
画像生成部等のフレームレートが向上した場合も同様で
ある。
【0062】また、各サブシステムのフレームレートの
測定値およびその統計値を記憶し、操作者が参照できる
ようにしておけば、次回のリアルタイムスキャン時にシ
ステムフレームレートを手動で設定するとき等には最初
から適正なシステムフレームレートを設定することがで
きる。
【0063】以上、垂直磁場方式の磁気共鳴撮像装置を
例にとって本発明を説明したが、磁気共鳴撮像装置は、
静磁場方向が撮像対象の体軸に平行になるいわゆる水平
磁場方式ものであっても良いのはもちろんである。ま
た、医用画像撮像装置が磁気共鳴撮像装置である例を説
明したが、医用画像撮像装置は磁気共鳴撮像装置に限る
ものではなく、例えばX線CT装置等であっても良いの
はいうまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、システムフレームレートをサブシステムの性能に
応じて自動的に調節するフレームレート調節方法、その
ようなフレームレート調節手段を備えた医用画像撮像装
置および磁気共鳴撮像装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】図1に示した装置が実行するパルスシーケンス
の一例を示す図である。
【図3】図1に示した装置が実行するパルスシーケンス
の一例を示す図である。
【図4】図1に示した装置のフレームレート調節の観点
でのブロック図である。
【図5】図4に示した装置の動作のフロー図である。
【図6】図4に示した装置によるフレームレート調節を
説明する図である。
【図7】図4に示した装置によるフレームレート調節を
説明する図である。
【図8】図4に示した装置によるフレームレート調節を
説明する図である。
【図9】図4に示した装置によるフレームレート調節を
説明する図である。
【図10】図4に示した装置によるフレームレート調節
を説明する図である。
【図11】図4に示した装置によるフレームレート調節
を説明する図である。
【図12】図4に示した装置によるフレームレート調節
を説明する図である。
【符号の説明】
2 静磁場発生部 4,4’ 勾配コイル部 6,6’ 送信コイル部 8 撮像対象 10 撮像テーブル 16 勾配駆動部 18 送信部 20 受信部 22 データ収集部 24 コンピュータ 30 制御部 32 表示部 34 操作部 120 受信コイル部 510 パルス列発生サブシステム 520 受信サブシステム 530 受信データ転送サブシステム 540 画像再構成サブシステム 550 画像データ転送サブシステム 560 画像表示サブシステム 512〜562 フレームレート測定ユニット 570 パラメータコントローラ 572 システムフレームレート計算ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像対象につきデータ取得部でビューデ
    ータを取得し、前記取得したビューデータに基づき画像
    生成部で画像を生成し、前記生成した画像を表示部で表
    示する医用画像撮像装置のフレームレートを調節するに
    当たり、 前記各部のフレームレートをそれぞれ測定し、 前記測定したフレームレートの統計値に基づいて前記医
    用画像撮像装置全体としての最適フレームレートを求
    め、 前記データ取得部のフレームレートが前記最適フレーム
    レートを上回るとき、前記各部のうちの少なくとも1つ
    について動作条件を変更する、ことを特徴とするフレー
    ムレート調節方法。
  2. 【請求項2】 撮像対象につきビューデータを取得する
    データ取得部と、前記取得したビューデータに基づいて
    画像を生成する画像生成部と、前記生成した画像を表示
    する表示部とを有する医用画像撮像装置であって、 前記各部のフレームレートをそれぞれ測定するフレーム
    レート測定手段と、 前記測定したフレームレートの統計値に基づいて前記医
    用画像撮像装置全体としての最適フレームレートを求め
    る最適フレームレート計算手段と、 前記データ取得部のフレームレートが前記最適フレーム
    レートを上回るとき、前記各部のうちの少なくとも1つ
    について動作条件を変更する動作条件変更手段と、を具
    備することを特徴とする医用画像撮像装置。
  3. 【請求項3】 磁気共鳴を利用して撮像対象につきビュ
    ーデータを取得するデータ取得部と、前記取得したビュ
    ーデータに基づいて画像を生成する画像生成部と、前記
    生成した画像を表示する表示部とを有する磁気共鳴撮像
    装置であって、 前記各部のフレームレートをそれぞれ測定するフレーム
    レート測定手段と、 前記測定したフレームレートの統計値に基づいて前記磁
    気共鳴撮像装置全体としての最適フレームレートを求め
    る最適フレームレート計算手段と、 前記データ取得部のフレームレートが前記最適フレーム
    レートを上回るとき、前記各部のうちの少なくとも1つ
    について動作条件を変更する動作条件変更手段と、を具
    備することを特徴とする磁気共鳴撮像装置。
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