JP2001017250A - タイヤの保管構造 - Google Patents

タイヤの保管構造

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JP2001017250A
JP2001017250A JP11191683A JP19168399A JP2001017250A JP 2001017250 A JP2001017250 A JP 2001017250A JP 11191683 A JP11191683 A JP 11191683A JP 19168399 A JP19168399 A JP 19168399A JP 2001017250 A JP2001017250 A JP 2001017250A
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tire holder
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隆 村本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、地中や床下に埋設される収納ボッ
クスにおいて、タイヤの大小等に関わらずタイヤの収納
と取り出しを容易にする。 【解決手段】 地中や床下に埋設される収納ボックス1
と、収納ボックス1の一側壁1aに固定される固定部材
2と、固定部材2に回転可能に取り付けられる回転軸3
と、回転軸3に基端部5Aが軸支されて回転動作すると
ともにタイヤを立ち姿勢のまま保持するタイヤホルダー
5と、タイヤホルダー5を上昇回転させる引き上げ手段
11とを備え、上記タイヤホルダー5の基端部5Aは、
タイヤホルダー5が回転軸3を中心に上昇回転してとき
に収納ボックス1の開口部とほぼ水平状態に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等の交換
したタイヤの収納と取り出しが容易なタイヤの保管構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等のスノータイヤ、スパイ
クタイヤやスペアタイヤ等の交換したタイヤは、倉庫、
物置やガレージなどの片隅に横積みされた状態で保管さ
れることが一般的に行われている。しかし、マンション
やアパート等のように駐車スペースが車両一台分のよう
に限られているような場合には、交換したタイヤをどの
ように保管しておくか問題となっている。また、普通乗
用車のみならず、バス会社や運送会社等が保有するバス
や大型のトラックの場合には、交換した大きなタイヤの
保管場所の確保が問題となっている。
【0003】そこで、特開平10−82194号公報の
ように、地中や床下に埋設される収納ボックスに、上面
の開口部からタイヤを収納するタイヤ収納庫が開示され
ている。このようなタイヤ収納庫に交換したタイヤを保
管すると、横積みさせた状態で収納させた場合も立ち姿
勢の状態で収納させた場合も、上面の開口部を蓋体で蓋
をすることにより、駐車スペースの有効利用が図られ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来公報のようなタイヤ収納庫では、このタイヤ収納庫に
横積みさせた場合は勿論、立ち姿勢の状態で収納させた
場合でも、収納庫に収納したタイヤを取り出す場合に
は、腰を深くかがめるなどの無理な姿勢や多大な労力が
必要となる。特に、タイヤがホイール付きのものやバス
やトラックなどの大型・特殊なもので重量のあるもの
は、その取り出しに要する労力は極めて大きなものとな
る。
【0005】そこで、本発明の目的は、地中や床下に埋
設される収納ボックスにおいて、タイヤの大小等に関わ
らずタイヤの収納と取り出しが容易なタイヤの保管構造
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載のタイヤの保管構造は、地表
面や床面に開口部を有し地中や床下に埋設される収納ボ
ックスと、この収納ボックスの一側壁に固定される固定
部材と、この固定部材に回転可能に取り付けられる回転
軸と、この回転軸に基端部が軸支されて回転動作すると
ともにタイヤを立ち姿勢のまま保持するタイヤホルダー
と、このタイヤホルダーを上昇回転させる引き上げ手段
とを備え、上記タイヤホルダーの基端部は、タイヤホル
ダーが回転軸を中心に上昇回転したときに収納ボックス
の開口部とほぼ水平状態に位置することを特徴とする。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、タイヤ
を収納する場合は、上記引き上げ手段によりタイヤホル
ダーを回転軸を中心に上昇回転させると、タイヤホルダ
ーの基端部は収納ボックスの開口部とほぼ水平状態に位
置することから、交換したタイヤを転がしながら立ち姿
勢のままタイヤホルダーに乗せることができる。このよ
うにタイヤを乗せてタイヤホルダーやタイヤに荷重をか
けると、タイヤホルダーは収納ボックス内に回転軸を中
心に下降回転させることができ、地中や床下にタイヤを
立ち姿勢のまま保管することができる。他方、交換のた
めにタイヤを取り出す場合には、上記引き上げ手段を手
で持ち上げるなどして、タイヤホルダーを回転軸を中心
に上昇回転させると、タイヤホルダーの基端部は収納ボ
ックスの開口部とほぼ水平状態に位置することから、タ
イヤホルダーに乗せられているタイヤを地表面や床面に
立ち姿勢のまま転がして取り出すことができる。
【0008】本発明の請求項2記載のタイヤの保管構造
は、前記請求項1記載の発明を前提として、前記タイヤ
ホルダーに、このタイヤホルダーの上昇回転した位置で
支持する支持部材が配設されることを特徴とする。
【0009】この請求項2記載の発明によれば、引き上
げ手段によりタイヤホルダーを回転軸を中心に上昇回転
させた後、上記支持部材によりタイヤホルダーを支持さ
せると、タイヤを立ち姿勢でタイヤホルダーに乗せる場
合に、タイヤホルダーがその自重やタイヤの重量により
降下回転することが防止されることとなる。そして、タ
イヤをタイヤホルダーに乗せた後は、上記支持部材の支
持姿勢を解除すると、タイヤホルダーがその自重やタイ
ヤの重量により下降回転する状態になる。そして、タイ
ヤホルダーや乗せられたタイヤに荷重をかけることによ
っても、タイヤホルダーを下降回転させることができる
状態になる。
【0010】本発明の請求項3記載のタイヤの保管構造
は、請求項1記載の発明を前提として、前記引き上げ手
段は、タイヤホルダーを上昇回転させる方向に付勢する
ねじりコイルバネであり、前記回転軸の外周に巻き強度
が調節可能に巻き回されていることを特徴とする。
【0011】この請求項3記載の発明によれば、収納ボ
ックスに収納したタイヤを取り出す場合には、上記ねじ
りコイルバネの付勢力がタイヤホルダーを上昇回転させ
る方向に働いているために、収納ボックスの上方の開口
部から外方に突出した状態に自動的にタイヤホルダーを
上昇回転させる。また、上記ねじりコイルバネは、回転
軸の外周に巻き強度が調節可能であることから、タイヤ
の重量に合わせてタイヤホルダーを上昇回転させる付勢
力を調節することことができる。
【0012】本発明の請求項4記載のタイヤの保管構造
は、請求項3記載の発明を前提として、前記固定部材と
タイヤホルダーとの間に、前記ねじりコイルバネに抗し
てタイヤホルダーの回転動作の停止とその解除を行うロ
ック部材が配設されていることを特徴とする。
【0013】この請求項4記載の発明によれば、上記ロ
ック部材のロック状態を解除することにより、タイヤホ
ルダーを上昇回転させることができ、他方、タイヤを収
納ボックスに収納するときには、付勢手段の付勢力に抗
して、タイヤホルダーやタイヤに荷重をかけて下降回転
させて、上記ロック部材をロックさせると、タイヤホル
ダーを収納ボックスの底部で停止させることができる。
【0014】本発明の請求項5記載のタイヤの保管構造
は、請求項1記載の発明を前提として、前記タイヤホル
ダーに、立ち姿勢で乗せられたタイヤの揺動を規制する
揺動規制部材が着脱自在に取り付けられることを特徴と
する。
【0015】本発明の請求項5記載のタイヤの保管構造
は、タイヤホルダーに揺動規制部材が着脱自在に取り付
けられているので、大きさや幅の異なる種々のタイヤを
その大きさ等に合わせて揺動規制部材を交換して取り付
けることができる。そして、タイヤ表面の弾性を利用し
て上記揺動規制部材の間に狭持することにより、タイヤ
ホルダーに乗せられた立ち姿勢のタイヤの揺動を防止す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態で
は、普通乗用車のタイヤTを例に説明する。
【0017】(第1の実施の形態)本実施の形態のタイ
ヤの保管構造は、図11に示すように、スタッドレスタ
イヤ(「スノータイヤ」とも言う)やスペヤタイヤ等の
交換したタイヤTを収納ボックス1に収納するもので、
この収納ボックス1は、蓋体20を備え、駐車場やカー
ポートの地中に埋設されている。このような収納ボック
ス1は、保管倉庫等の建造物の床下に埋設されるもので
も良い。
【0018】収納ボックス1は、図1乃至図3に示すよ
うに、合成樹脂やアルミ等の合金製の立方体形状のもの
で、前後側壁1a,1bと左右側壁1cと蓋体20とを
備え、地表面や床面に開口部を有している。本実施の形
態の収納ボックス1は、タイヤTが2個同時に保管し得
る大きさを有している。すなわち、収納ボックス1の深
さは約820mm、横方向の長さが約1200mm、幅
が約700mmの大きさである。
【0019】収納ボックス1の前方壁1aには、一対の
固定部材2が列設されている。各固定部材2は、タイヤ
ホルダー5を固定するためのもので、収納ボックス1の
前方壁1aにボルトとナットにより固定される背面部2
aと、回転軸3を取り付ける左右側面部2bとから構成
されている。
【0020】左右側面部2bは、上方から下方に向かっ
て幅狭となる傾斜面2cを有する板状のもので、上方に
回転軸3を通す穴が形成され、この穴に回転軸3が回転
自在に取り付けられている。回転軸3は、補強板7を介
してタイヤホルダー5の基端部5Aと連結されている。
また、左右側面部2bの下方には、支持部材4であるリ
ンク機構の第1の軸4Aが軸支されている。
【0021】収納ボックス1の上方には、地表面に開口
する開口部が形成され、この開口部を覆うように蓋体2
0が設けられている。この蓋体20は、図11に示すよ
うに、収納ボックス1の左右側壁1cに沿うように敷設
される2本のレール21に沿って摺動するもので、地表
面上に突出する合成樹脂製や金属製の部材から構成され
ている。そして、収納ボックス1の上には、レール21
上を摺動して開閉する蓋体20が自動車のタイヤTと衝
突し得るように配設され、駐車場の自動車の停車位置が
確認できるようになっている。
【0022】タイヤホルダー5は、図1乃至図3に示す
ように、一対の左右側面板5aとこの左右側面板5aを
連結する連結部材6と補強板7等から構成されている。
このタイヤホルダー5は、タイヤTを立ち姿勢のまま保
持するもので、左右側面板5aの間でタイヤTを側方か
ら狭持すると共に、揺動規制部材8と連結部材6により
タイヤTの外周の所定箇所を狭持する。左右側面板5a
は、タイヤTの底部を乗せる基端部5Aと、この基端部
の先端に屈曲する先端部5Bとからなり、収納ボックス
1の底部に位置したときはL字状を呈し、他方、回転軸
3を中心に上昇回転した状態では、逆L字状を呈して開
口部から外方に突出する。すなわち、タイヤホルダー5
の基端部5Aは、上記補強板7を介して回転軸3が取り
付けられており、回転軸3を中心にタイヤホルダー5が
上昇回転した状態では、基端部5Aが収納ボックス1の
開口部を覆うように地表面や床面とほぼ水平状態とな
る。なお、図1中、タイヤホルダー5に搭載されるタイ
ヤTは、大きさの異なる3種類のタイヤTが実線と二点
鎖線で示されている。
【0023】各タイヤホルダー5の先端には、各々引き
上げ手段9が取り付けられている。この引き上げ手段9
は、タイヤホルダー5の先端側に形成される穴5cに結
び付けられられるロープであり、この引き上げ手段9を
持って引き上げると、タイヤホルダー5を上昇回転させ
ることができる。この引き上げ手段9としては、ひも状
の部材や鎖状のものでも良い。引き上げ手段9の他端
は、収納ボックス1の後方壁1bに取り付けられるフッ
ク1eに引っ掛けられている。本実施の形態の引き上げ
手段9としては、タイヤホルダー5の基端部5Aと先端
部5Bの先端側とを円弧状に連結するようなループ状の
ハンドルを設け、このループ状のハンドルによりタイヤ
ホルダー5を引き上げるようにしても良い。
【0024】タイヤホルダー5の左右側面板5aには、
図4、図5に示すように、これらを連結する連結部材6
と、揺動規制部材8が横架されている。連結部材6は、
左右側面板5aを連結するもので、タイヤホルダー5の
中央と両端部の3カ所に配されている。揺動規制部材8
は、タイヤホルダー5に立ち姿勢で乗せられたタイヤT
の揺動を規制するパイプ状の部材であり、上記左右側面
板5aに間隔をおいて形成される複数の連結孔5bに嵌
合されている。本実施の形態の揺動規制部材8は、タイ
ヤホルダー5の基端部5Aと先端部5Bの各々に2個ず
つで計4個が形成され、この連結孔5bに対して揺動規
制部材8が着脱自在に横架される。そして、2本の揺動
規制部材8,8の間にタイヤT表面の弾性を利用してタ
イヤTを狭持する。
【0025】ここで、連結孔5bが2個ずつで計4個の
形成されているのは、上述した3種類のタイヤTを狭持
するようにするためである。ただし、最も大きなタイヤ
Tを狭持する場合は、タイヤホルダー5の基端部5Aに
連結される連結部材6と、先端部5Bに連結される連結
部材6との間で狭持する。このような連結部材6も揺動
規制部材8も、これ以上の数を設けても良く、これ以下
に設けても良い。また、タイヤホルダー5に乗せるタイ
ヤTの種類が多いような場合には、例えば、上記連結部
材6と揺動規制部材8の間にタイヤTを狭持することも
可能である。また、ネジ部材Nを使用して連結孔5bを
介して左右側面板5a,5aの間に取り付ける揺動規制
部材8Aとしても良い。さらに、上記連結部材6と揺動
規制部材8,8Aとは、タイヤTの表面形状に合わせて
円弧形状に形成しても良い。なお、本実施の形態のタイ
ヤホルダー5は、2つが一対のものであるが、4つのタ
イヤTを2個ずつ乗せるタイヤホルダー5としても良
く、又、4つのタイヤTを同時に乗せる1つのタイヤホ
ルダー5とすること等は実施に応じ任意である。
【0026】固定部材2とタイヤホルダー5との間に
は、支持部材4が配設されている。本実施の形態の支持
部材4は、2カ所に軸を有する一種のリンク機構で構成
されている。このリンク機構である支持部材4は、棒状
の第1部材4aと第2部材4bと、軸である第1の軸4
Aと第2の軸4Bとから構成されている。すなわち、第
1部材4aは、固定部材2の下方に第1の軸4Aを介し
て回転可能に設けられ、第1部材4aと第2部材4bと
は第2の軸4Bを介して回転可能に設けられている。第
2部材4bは、「く」の字状に屈曲する部材であり、先
端が長めに設けられている。また、第1部材4aの外側
には、突出した規制板4cが溶接止めされている。
【0027】このようなリンク機構である支持部材4
は、タイヤホルダー5の下降位置では、第1部材4aが
固定部材2の長手方向に沿うように折り畳まれるが、タ
イヤホルダー5が上昇回転すると、この折り畳まれた状
態から斜め上方に伸長する。そして、この伸長した状態
では、第2部材4bが規制板4cに当接して、それ以上
の伸長が規制される。他方、タイヤホルダー5が下降回
転すると、リンク機構は元の状態に折り畳まれる。本実
施の形態の支持部材4は、リンク機構であるが、単に棒
状の部材として、一端部を収納ボックス1の底部に突き
立てるようにして、他端を上昇回転したタイヤホルダー
5の底部側に支持させるものでも良い。また、固定部材
2に、タイヤホルダー5の基端部5Aの連結部材6を把
持するようなアームを取り付けるようにしても良い。
【0028】また、本発明の収納ボックス1の後方壁1
bに回転軸3を取り付ける固定部材2を取り付け、上記
回転軸3に逆L字状のタイヤホルダー5を回転自在に取
り付けるようにすることも可能である。また、タイヤホ
ルダー5は、4個以上同時に搭載可能なものでも良い。
【0029】したがって、本実施の形態を実際に使用す
る場合には、予め、保管するタイヤTのサイズに合わせ
て、上記揺動規制部材8の位置を変更させておく。そし
て、図11に示すように、収納ボックス1の蓋体20を
レール21に沿って開放して、引き上げ手段9により、
一対のタイヤホルダー5を回転軸3を介して上昇回転さ
せると、収納ボックス1の開口部から外方に突出する。
このとき、タイヤホルダー5の上昇回転により、上記支
持部材4であるリンク機構の第1部材4aと第2部材4
bは伸長して、第2部材4bが規制板4cに当接するこ
とにより停止すると、タイヤホルダー5の基端部5Aを
固定部材2の底部から斜めに支持して、タイヤホルダ5
ーの下降回転を防止する。
【0030】このようにタイヤホルダー5を上昇回転さ
せると共にタイヤホルダー5を支持部材4で支持する
と、タイヤホルダー5は逆L字状に外方に突出して、タ
イヤホルダー5の基端部5Aが地表面とほぼ水平状態に
位置する。すなわち、上記基端部5Aは収納ボックス1
の開口部を塞ぐようになり、立ち姿勢のタイヤTを橋渡
しし得る状態になる。そこで、交換した2個のタイヤT
を地面や床上で転がしながら収納ボックス1の開口部ま
で運搬して、その立ち姿勢のまま一対のタイヤホルダー
5の基端部5Aに各々乗せ、揺動規制部材8や連結部材
6により狭持する。
【0031】タイヤTをタイヤホルダー5に狭持して乗
せた後は、乗せたタイヤTや外部に突出したタイヤホル
ダー5に荷重をかけると、タイヤホルダー5は回転軸3
を中心に下降回転する。このタイヤホルダー5の下降回
転により、リンク機構は元の状態に折り畳まれる。した
がって、2つのタイヤホルダー5に立ち姿勢で乗せられ
た各タイヤTは、収納ボックス1の底部に整然と収納さ
れることとなる。この底部では、タイヤホルダー5はL
字状の姿勢となるので、タイヤTの外周面が収納ボック
ス1の底部に接触するようなことがなくなる。すなわ
ち、支持部材4のリンク機構の第1部材4aが折り畳ま
れて固定部材2と接触するために、タイヤホルダー5は
収納ボックス1の底部までは到達しない。したがって、
仮に、収納ボックス1の底部に雨水等が侵入してもタイ
ヤTに水滴等が付着するような事態を防止することがで
きる。そして、本実施の形態のタイヤホルダー5は、2
つが一対のものであるが、4つのタイヤTを同時に乗せ
るものでは、普通乗用車の4つのタイヤを同時に綺麗に
整頓された状態で保管することが可能である。このよう
に、交換したタイヤTは立ち姿勢のまま保管されること
となる。したがって、後は収納ボックス1の開口部を蓋
体20をレールに沿って摺動して閉塞すると、駐車場の
スペースが広く活用できる。
【0032】他方、保管していたタイヤTを取り出す場
合は、蓋体20を開放して、後方壁1bのフック1eか
ら引き上げ手段9であるロープを取り外す。そして、こ
のロープを手で持ち上げると、タイヤホルダー5は回転
軸3を介して回転上昇して、収納ボックス1の開口部か
ら外方に逆L字状に突出する。このとき、上記支持部材
4であるリンク機構は伸長してタイヤホルダー5の下降
回転を防止する。
【0033】タイヤホルダー5を外方に逆L字状に突出
させた後は、揺動規制部材8に狭持されたタイヤTを押
し出すようにすると、タイヤTは、タイヤホルダー5の
基端部5Aを滑るようにして、地表面や床上をその立ち
姿勢のまま転がして行くことができる。この場合の取り
出し方としては、揺動規制部材8をタイヤホルダー5か
ら取り外してからタイヤTを地表面に転がらせることも
可能である。したがって、後は、タイヤTを交換作業が
行われる場所までその立ち姿勢のまま転がして行けば良
い。
【0034】(第2の実施の形態)本実施の形態のタイ
ヤの保管構造は、第1の実施の形態のタイヤホルダー5
の昇降動作が手動式であるのに対して、タイヤTの取り
出しを自動的に行うものである。
【0035】すなわち、本実施の形態のタイヤの保管構
造は、図5乃至図10に示すように、回転軸3の外周に
設けられるねじりコイルバネ11と、固定部材2とタイ
ヤホルダー5との間に設けられてタイヤホルダー5の回
転動作の停止と解除を行うロック部材13と、危険防止
のため設けられる安全装置18等を備えている。
【0036】本実施の形態の引き上げ手段であるねじり
コイルバネ11は、タイヤホルダー5を上昇回転させる
方向に付勢力を付勢するもので、回転軸3の外周に配さ
れるドラム12の外周に巻き回されている。すなわち、
ねじりコイルバネ11は、固定部材2の左右側面部2b
の間に配され、その一端11aは、基端部5Aを連結す
るバネ係合板10に係止され、他端11bは、ドラム1
2に形成される孔に引っ掛けられている。ドラム12
は、ねじりコイルバネ11を確実に巻き回す円筒状のも
ので、円筒状の中心を貫通して回転軸3を通す穴が形成
されている。そして、ねじりコイルバネ11と一体的に
構成されて上記付勢力を発揮する。したがって、本実施
の形態では、ロープ9等を配さなくとも、タイヤホルダ
ー5を自動的に上昇回転させ得るようになっている。な
お、タイヤホルダー5の下降回転は、第1の実施の形態
と同様、タイヤホルダー5やタイヤホルダー5に乗せら
れるタイヤTに荷重をかけること等により行われる。こ
のような本実施の形態のねじりコイルバネ11は、線径
10mm、コイル内径150mm、総巻数18.5であ
り、巻き方向は「右」、ばね常数は19.347kg・
mm/度である。
【0037】また、ねじりコイルバネ11は、ドラム1
2の外周に巻き回されているが、この巻き回し状態を調
節することにより、タイヤTの重量に合わせた強度に調
整可能に構成されている。すなわち、図8に示すよう
に、ドラム12の左右側面には、調節ボルト12bを通
す固定穴12aが複数形成されるとともに、ドラム12
の外周部に、ねじりコイルバネ11を巻き回す専用のバ
ネ調節部材(調節ハンドル)18が嵌合する嵌合穴(図
示せず)が形成されている。また、固定部材2の左右側
面部2bには、上記固定穴12aに対応する位置に上記
調節ボルト12bを通す穴が複数形成される(図5参
照)。したがって、保管するタイヤTの重量が異なる場
合は、専用のバネ調節部材をドラム12の嵌合穴に嵌合
させてねじりコイルバネ11の強弱を調節して、調節ボ
ルト12bを固定穴12aと固定部材2の左右側面部2
bの穴に通してボルト止めする。そして、専用のバネ調
節部材18を外すと、種類によりタイヤTの重量に合わ
せてねじりコイルバネ11の強度を調節できるようにな
っている。
【0038】ロック部材13は、タイヤホルダー5の下
降位置から上昇回転動作を安全に保つための部材であ
り、図9及び図10に示すように、上記固定部材2とタ
イヤホルダー5との間に配設されている。すなわち、ロ
ック部材13は、タイヤホルダー5の基端部5A,5A
の内側に沿うようにして上方側がコ字状に囲むように配
されている。また、ロック部材13の側面形状は、逆
「く」の字状を呈するもので、そのほぼ中心がタイヤホ
ルダー5の基端部5Aに回転可能に中心軸17により軸
支されている。また、ロック部材13の上端側は、上記
上方側の連結部材6に係止され、ロック部材13の下端
側は、固定部材2の下方側に形成される切り欠き溝15
に係止され得るようになっている。このようなロック部
材13としては、タイヤホルダー5の外側に配する構成
でも良く、この場合は、基端部5Aの外側に間隔をおい
て突出形成されるボルト13a,13bとの間で回転動
作させることも可能である。また、ロック部材13の下
端側とタイヤホルダー5の基端部5Aとの間には、引っ
張りバネ16が連結されている。引っ張りバネ16は、
ロック部材13の下端側が切り欠き溝15から容易に離
脱しないようにする安全上の部材である。
【0039】このような構成のロック部材13は、上方
がコ字状の中央を取っ手とするもので、この取っ手を握
り、図9において左側に傾けると(図9中符号F2)、
中心軸17を中心として、ロック部材13の下端側が回
転して、切り欠き溝15から離脱する。このとき、ロッ
ク部材13の下端側は、引っ張りバネ16に抗して離脱
する。ロック部材13が離脱すると、上記ねじりコイル
バネ11の付勢力は、タイヤホルダー5を上昇回転させ
る方向に付勢力が働いているために、タイヤホルダー5
が自動的に上昇回転される。
【0040】また、収納ボックス1の後方壁1bとタイ
ヤホルダー5の先端部5Bの先端部には、安全装置19
が連結されている。この安全装置18は、タイヤホルダ
ー5の飛び出しを防止するもので、長尺な鎖状部材(チ
ェーン)19が使用されている。上記チェーン19は、
その一端19aが収納ボックス1の後方壁1bに固定さ
れ、他端19bがタイヤホルダー5の先端部5Bの連結
部材6に巻かれるとともに、上記後方壁1bに取り付け
られる円環状部材1fを介してフック1eに引っかけら
れて垂れ下げられている。なお、垂れ下がり端部に錘を
取り付けても良い。したがって、上記ロック部材13の
ロック状態を解除して、ねじりコイルバネ11を介して
タイヤホルダー5が上昇回転しても、この安全装置19
である鎖状部材(チェーン)をフック1eから外さない
限り、タイヤホルダー5が急激に飛び出すようなことが
ないようになっている。
【0041】したがって、本実施の形態のタイヤの保管
構造を実際に使用する場合には、図11に示すように、
収納ボックス1の蓋体20をレール21に沿って徐々に
開放して、安全装置19をフック1eから外す。そし
て、図9に示すように、タイヤホルダー5に乗せられて
いるタイヤTに軽く荷重をかけて、ロック部材13の先
端を切り欠き溝15から離脱させ易くして(図9中符号
F1)、ロック部材13の取っ手を握り、中心軸17を
中心にロック部材13の下端側を回転させて(図9中符
号F2)、切り欠き溝15から完全に離脱させる。する
と、引き上げ手段11であるねじりコイルバネの付勢力
が発揮されて、図6及び10に示すように、タイヤホル
ダー5が自動的に上昇回転する。この上昇回転により、
収納ボックス1の開口部から外方に逆L字状に突出させ
ると、後は、第1の実施の形態と同様、タイヤホルダー
5の基端部5Aが地表面とほぼ水平状態に位置するの
で、交換したタイヤTを地面や床上で転がしながらその
立ち姿勢のままタイヤホルダー5に乗せる。なお、本実
施の形態では、ねじりコイルバネ11の付勢力が常に働
いているので、第1の実施の形態と異なり、支持部材4
を配設する必要はない。
【0042】ここで、本実施の形態の収納ボックス1の
蓋体20は、第1の実施の形態で説明したレール21に
沿って前後動するものである。ただし、本実施の形態で
は、この蓋体20がタイヤホルダー5の飛び出しを規制
することが可能である。すなわち、蓋体20は、レール
21に沿って序々に摺動して開閉可能であるから、この
蓋体20を少し開放して、上記ロック部材13を解除す
ると、タイヤTが乗せられていないタイヤホルダー5が
上昇回転しても、このタイヤホルダー5は蓋体20に衝
突するために、不用意に外方に飛び出すような事態を防
止できるようになっている。
【0043】このような不用意な飛び出しを防止するた
めには、固定部材2の左右側面部2bの傾斜面2cの形
状を円弧形状としたり、上記切り欠き溝15の形状を種
々変更することにより、ロック部材13の解除やロック
状態(停止状態)を調節することが可能である。また、
上記切り欠き溝15を固定部材2の傾斜面2cに連続的
に形成するなどして、タイヤホルダー5のロック状態の
位置を細かく調整等することも任意である。さらに、本
実施の形態の引き上げ手段11は、上記ねじりコイルバ
ネ11により行うが、油圧・空気シリンダや電動トルク
モータ等を配設して付勢力を得るようにすることも可能
である。
【0044】タイヤTをタイヤホルダー5に乗せた後
は、乗せたタイヤTや外部に突出したタイヤホルダー5
に下方への荷重をかけると、タイヤホルダー5は回転軸
3を介して下降回転して、収納ボックス1の底部に収納
されることとなる。
【0045】他方、保管してあったタイヤTを取り出す
場合は、蓋体20を開放して、安全装置19をフック1
eから外して、ロック部材13を握り回転させると(図
9中符号F1)、ロック部材13の先端部が切り欠き溝
15から離脱するために、タイヤTが乗せられたタイヤ
ホルダー5が自動的に上昇回転して、タイヤホルダーは
収納ボックス1の開口部から外方に逆L字状に突出す
る。したがって、後は、第1の実施の形態と同様、タイ
ヤホルダー5の基端部5Aが地表面と水平状態に位置す
るので、タイヤTをその立ち姿勢のまま地面や床上に転
がして行くことが可能である。
【0046】以上、本実施の形態では、普通乗用車のタ
イヤTを例にして説明したが、本発明は、ホイール付き
のタイヤTでも良い。また、バス等の大型のタイヤTな
どは、その駐車場や車庫の床下等に収納ボックス1を埋
設して同じように使用可能である。さらに、本実施の形
態のタイヤホルダー5は、一つのタイヤホルダー5に1
個のタイヤTを乗せるものであるが、本発明は、一つの
タイヤホルダー5に複数個のタイヤTを乗せるようにす
ることも勿論可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のタイヤの保管構
造は、タイヤを立ち姿勢のまま収納ボックスに収納する
とともに、タイヤを立ち姿勢のまま地表面や床上に取り
出すことができるので、交換場所までタイヤを転がしな
がら運搬することができ、タイヤの交換作業に適合した
収納や取り出しが可能となる。また、アパートの駐車場
のような保管スペースがほとんどないような駐車場や床
上等のスペースを広く確保することが可能となる。
【0048】本発明の請求項3記載のタイヤの保管構造
は、上記回転軸の外周に配設されているねじりコイルバ
ネの付勢力がタイヤホルダーを上昇回転させる方向に働
いているために、収納ボックスの上方の開口部から外方
に突出した状態に自動的に上昇回転させることができる
ので、タイヤの取り出しを容易に行うことが可能とな
る。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の収納構造を示す断
面図である。
【図2】上記第1の実施の形態のタイヤの収納構造を示
す部分断面図である。
【図3】上記第1の実施の形態の支持部材とタイヤホル
ダーを示す斜視図である。
【図4】上記第1の実施の形態のタイヤホルダーを示す
斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のタイヤの保管構造
を示す斜視図である。
【図6】上記第1の実施の形態のタイヤの収納構造を示
す断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態のタイヤの保管構造
を示す部分断面図である。
【図8】上記第2の実施の形態の引き上げ手段の巻き強
度の調節を説明する部分断面図である。
【図9】上記第2の実施の形態のロック部材の停止状態
を示す断面図である。
【図10】上記第2の実施の形態のロック部材の解除状
態を示す断面図である。
【図11】上記各実施の形態の収納ボックスが埋設され
る駐車場を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 収納ボックス、1a 前方壁、1b 後方壁、1e
フック、2 固定部材、2b 左右側面部、2c 傾
斜面、3 回転軸、4 支持部材(リンク機構)、5
タイヤホルダー、5a 左右側面板、5b 連結孔、5
A 基端部、5B 先端部、6 連結部材、7 補強
板、8,8A 揺動規制部材、9 引き上げ手段(ロー
プ) 11 引き上げ手段(ねじりコイルバネ)、12 ドラ
ム、12a 固定穴、12b 調節ボルト、13 ロッ
ク部材、15 切り欠き溝、16 引っ張りバネ、18
専用のバネ調節部材、19 安全装置(チェーン)、
20 蓋体、21 レール、T タイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粟田 裕 石川県金沢市糸田新町10番18号 株式会社 アワダ工業内 Fターム(参考) 3F022 CC05 EE05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地表面や床面に開口部を有し地中や床下
    に埋設される収納ボックスと、この収納ボックスの一側
    壁に固定される固定部材と、この固定部材に回転可能に
    取り付けられる回転軸と、この回転軸に基端部が軸支さ
    れて回転動作するとともにタイヤを立ち姿勢のまま保持
    するタイヤホルダーと、このタイヤホルダーを上昇回転
    させる引き上げ手段とを備え、 上記タイヤホルダーの基端部は、タイヤホルダーが回転
    軸を中心に上昇回転したときに収納ボックスの開口部と
    ほぼ水平状態に位置することを特徴とするタイヤの保管
    構造。
  2. 【請求項2】 前記タイヤホルダーに、このタイヤホル
    ダーの上昇回転した位置で支持する支持部材が配設され
    ることを特徴とする請求項1記載のタイヤの保管構造。
  3. 【請求項3】 前記引き上げ手段は、タイヤホルダーを
    上昇回転させる方向に付勢するねじりコイルバネであ
    り、前記回転軸の外周に巻き強度が調節可能に巻き回さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のタイヤの保管
    構造。
  4. 【請求項4】 前記固定部材とタイヤホルダーとの間
    に、前記ねじりコイルバネに抗してタイヤホルダーの回
    転動作の停止とその解除を行うロック部材が配設されて
    いることを特徴とする請求項3記載のタイヤの保管構
    造。
  5. 【請求項5】 前記タイヤホルダーに、立ち姿勢で乗せ
    られたタイヤの揺動を規制する揺動規制部材が着脱自在
    に取り付けられることを特徴とする請求項1記載のタイ
    ヤの保管構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007302302A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Daiwarakuda Industry Co Ltd 地中埋め込み型タイヤ収納ボックス
JP2014125150A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Toyota Auto Body Co Ltd タイヤ運搬装置
CN105819095A (zh) * 2016-05-11 2016-08-03 江铜华北(天津)铜业有限公司 一种铜线坯的存放架

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