JP2001016949A - サッチ収集車におけるサッチ収集装置 - Google Patents

サッチ収集車におけるサッチ収集装置

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JP2001016949A
JP2001016949A JP11198117A JP19811799A JP2001016949A JP 2001016949 A JP2001016949 A JP 2001016949A JP 11198117 A JP11198117 A JP 11198117A JP 19811799 A JP19811799 A JP 19811799A JP 2001016949 A JP2001016949 A JP 2001016949A
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thatch
rotor
row
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hammer
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Mitsuo Takasuka
三男 高須賀
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YAMAMOTO Manufacturing
Yamamoto Seisakusho Inc
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YAMAMOTO Manufacturing
Yamamoto Seisakusho Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サッチを収集すると共に芝の茎・根を切り、
収集したサッチに混入する小枝や根等の障害物も細断し
て処理し、サッチを取り残すことなく収集するサッチ収
集装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ロータカバー3の内壁にサッチ収集ロー
タ5に対向して内側に突出する複数の破砕金具38を立
設すると共に、ロータカバー3に併設するサッチ横送部
20にサッチ横送ラセン6を横架し、ラセン6の終端に
破砕機34を同軸に設けて吸引ファン8を接続する一
方、複数の掻き出し棒23、複数の清掃ブラシ36また
は複数のハンマーナイフ37を回転軸18に沿ってそれ
ぞれ一列に植設し、これら一列の掻き出し棒23、清掃
ブラシ36及び複数のハンマーナイフ37の間に他の一
列の掻き出し棒23、清掃ブラシ36及び複数のハンマ
ーナイフ37を位置して、サッチ収集ロータ5の回転軸
18に放射状に配列してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芝刈り機により刈
り取った後の芝の切り屑すなわちサッチを収集するサッ
チ収集車に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場等では、コース上の芝生を品質
よく管理するため、定期的に芝刈り機により芝を刈って
芝の高さを揃える等のメンテナンス作業を行っている。
芝刈り後はサッチが大量に発生するが、サッチをそのま
ま放置しておくと、芝の成育を阻害したり、競技にも支
障が生じるため、サッチ収集車によりすみやかに地表の
サッチを収集しコースを清掃する。サッチ収集車は、水
平方向に取り付けたサッチ収集ロータを回転して、その
外周に放射状に植設したブラシまたはゴム製の掻き出し
棒により地上のサッチを掻き集め、これを吸引ファンに
より吸い上げる。この時、ブラシまたはゴム製の掻き出
し棒だけで確実にサッチを掻き集めるには、掻き出す回
数すなわち回転数を上げるか、または走行速度を低速に
して掻き集めなければならず、収集率が満足できなかっ
たり、作業能率が悪いという問題があった。回転数を上
げるには各部の機械強度を上げなければならず、従って
車体が大きくなり重量も増し、傾斜地適応性も悪くな
り、さらにコストアップ要因となる。また、サッチを効
率よく収集するために、サッチ収集ロータの掻き出し棒
のピッチを変更する場合があるが、掻き出し棒・ピッチ
の違うサッチ収集ロータを複数種類用意し、必要に応じ
てサッチ収集ロータ全体を交換するので、交換のため多
大のコストと人手を要する問題があった。また、刈り取
ったサッチの状態によっては、サッチが芝の間や根の間
沈み込んで絡まり、掻き出し棒だけではサッチを確実
効率よく収集できなかった。さらにまた、サッチに混
じって小枝や松ぼっくり等が散在するが、これらも芝の
管理や競技に支障があり、サッチと同様に収集除去する
必要があった。しかし、これらを吸引ファンで吸い上げ
るのは困難で、また搬送ダクト内で詰まる恐れがあり、
細かく破砕してから収集する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、サッチを収
集すると共に芝の茎・根を切り、収集したサッチに混入
する小枝や根等の障害物も細断して処理し、サッチを取
り残すことなく収集するサッチ収集装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明の請求項1においては、
弾性体により形成した掻き出し棒、清掃ブラシ及びハン
マーナイフをロータ軸に対し放射状に取付けてサッチ収
集ロータを形成すると共に、このサッチ収集ロータを自
走車に横架した。請求項2では、ロータ軸に沿い二列に
複数本の掻き出し棒を取付けて、二つの列の掻き出し棒
をロータ軸を中心に直径方向に配列すると共に、各列の
掻き出し棒の間隔を明け、一方の列の掻き出し棒の中間
に他方の列の掻き出し棒が位置するように取付け間隔を
定めた。請求項3では、ロータ軸に沿い二列に複数個の
清掃ブラシを取付けて、二つの列の清掃ブラシをロータ
軸を中心に直径方向に配列すると共に、各列の清掃ブラ
シの間隔を明け、一方の列の清掃ブラシの中間に他方の
列の清掃ブラシが位置するように取付け間隔を定めた。
請求項4では、ロータ軸に沿い二列に複数個のハンマー
ナイフを取付けて、二つの列のハンマーナイフをロータ
軸を中心に直径方向に配列すると共に、各列のハンマー
ナイフの間隔を明け、一方の列のハンマーナイフの中間
に他方の列のハンマーナイフが位置するように取付け間
隔を定めた。請求項5では、サッチ収集ロータの外周を
覆うロータカバーの内側に複数の破砕金具を横一列に並
べて設置した。請求項6では、サッチ収集ロータの外周
を覆うロータカバーには下方に向けて横長の吸込口を開
口すると共に、ロータカバーの外に併設するサッチ横送
部の横長の供給口に吸引ダクトを介して吸込口を接続
し、サッチ横送部にはサッチ横送ラセンを横架し、ラセ
ンの終端に破砕機を同軸に形成すると共に、終端部にサ
ッチ吸引ファンを接続した。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に示し
て説明する。図1は本発明を実施したサッチ収集車の一
部断面平面図、図2はその側面図である。サッチ収集車
は、自走車1、収集装置2、吸引ファン8と袋詰め装置
9から構成する。自走車1の前方には、サッチ収集ロー
タ5を備えた収集装置2と、サッチ収集ロータ5の外周
を覆い底面を開放した箱体のローターカバー3を搭載し
た台車4を設ける。台車4は前方に高さ調節自在の一対
の支持前輪11と、後方に高さ調節自在の一対の後輪
2を設けて、サッチ収集ロータ5とローターカバー3を
支える。台車4は地面の傾斜や凹凸に対応して地面に沿
って所定の高さを保ち、自走車1の前方に突出したアー
ム13とローターカバー支持ロッド14により自走車1
に連結して、自走車1の前方を走行する。そして台車4
をアーム13の軸線を中心に回転自在にすると共に、ロ
ーターカバー支持ロッド14をアーム13の軸線に対し
直交方向の軸回りに回転可能にすることにより、台車4
を自走車1に対しローリングおよびピッチング自在に連
結する。
【0006】図3は本発明を実施した収集装置の構成を
示す斜視図、図4は同側面断面図、図5は収集装置の前
面断面図である。ローターカバー3の天面前部に、サッ
チ収集ロータ5の軸方向に沿ってロータ5とほぼ同じ長
さの横長の吸込口31を開口し、吸込口31に上方斜め
後方に向かって突出した断面横長の吸引ダクト19を連
接し、吸引ダクト19の他端をロータカバー3の外に併
設した空洞状のサッチ横送部20の横長の供給口32に
接続する。サッチ横送部20には、サッチ収集ロータ5
と平行にサッチ横送ラセン6を横架し、その送り方向の
終端部に破砕機34をサッチ横送ラセン6と同軸に配置
し、その先に搬送口33(図5参照)を開口する。そし
て搬送口33から後方に伸びる搬送ダクト7a,7bを
設け、自走車1の側面に取付けた吸引ファン8を通し
て、自走車1後部の袋詰め装置9に連結する。袋詰め装
置9の代わりにタンクを設けてもよいし、また自走車1
に伴走する運搬車にサッチを収納してもよい。
【0007】ローターカバー3の中央には、図5に示す
ように、その左右の側壁15と平行に前後方向に伸びる
昇降フレーム16を設け、昇降フレーム16の後端をロ
ーターカバー3後部に進行方向と直角に設けた支軸(図
示せず)に回動自在に軸支して、これにより昇降フレー
ム16の前部を上下方向にのみ揺動自在に保持し、その
先端に高さ調整可能な接地輪17(図1参照)を取付け
る。これにより、接地輪17は地表面の凹凸に追従して
上下方向に昇降し、地表面とサッチ収集ロータ5の間隔
を常に一定に保持する。ローターカバー3の左右の側壁
15と昇降フレーム16との間に2本のサッチ収集ロー
タ5を同軸に配置し、昇降フレーム16に接する両方の
自在継手24を連結して一体とし、連結部分に屈曲自在
な屈曲部27を形成する。ついで、ローターカバー3の
左右の側壁15および昇降フレーム16の中央部にそれ
ぞれ軸受21を固定し、一体連結された一対のサッチ収
集ロータ5を、その両端の自在継手24を介して回転軸
18を左右の側壁15に、屈曲部27を昇降フレーム1
6に軸支する。なお、自在継手24と回転軸18とはス
ラスト方向に摺動自在に連結する。 屈曲部27は、接
地輪17の上下動に追従して、自在継手24により屈曲
し、自在継手24を介して円滑に回転する。ローターカ
バー3の前面の側壁に、複数の破砕金具38を水平に配
置し、刃先を下にして回転軸18に向けて立設し、それ
らの破砕金具38をサッチ収集ロータ5の工具連結体2
2の間に位置するように配置する。さらに、ローターカ
バー3の前面下端に、弾性材からなる弾性シート43を
吊り下げて固定し、弾性シート43は自走車の走行によ
り後方に撓み、地表面をこすりながら移動する。この
時、サッチ収集ロータ5は進行方向と逆に旋回して、収
集したサッチを吸込口31に向けて跳ね上げる。サッチ
収集ロータ5の回転軸18を左右いずれか一方の側壁1
5から突出し、その先端に2段プーリー25を取付け、
自走車1の動力をベルトにより伝達して2段プーリー2
5を回転してサッチ収集ロータ5を駆動する。同時に2
段プーリー25の回転により、プーリー26とベルトを
介してラセン6および破砕機34を回転する。この自走
車1の動力に代わり、専用の駆動モータを設けても同等
の機能を発揮することができる。
【0008】図6はサッチ収集ロータの分解斜視図、図
7は他のサッチ収集ロータの分解側面図である。工具連
結体22は、回転軸18から放射状に突出した4組の工
具支持部28に、2本の断面L形の工具取付板29を互
いに向き合わせて固定する。そしてその2本の断面L形
の工具取付板29に掻き出し棒連設具30またはハンマ
ーナイフ連設具35のコ字状の取付け部を重ねて、断面
L形の工具取付板29にボルト締めし、それぞれを放射
状に配列する。さらに、あらかじめ位相を半ピッチずら
した掻き出し棒連設具30またはハンマーナイフ連設具
35を準備して、回転軸18を中心に対称の位置にある
工具連結体22の工具取付板29に取付けて、サッチ収
集ロータ5の回転により掻き出し棒23またはハンマー
ナイフ37の位置が互いに重ならないようにする。上記
の方法に代わり、回転軸18を中心に対称の位置にある
工具連結体22の工具取付板29に位相を半ピッチずら
して取付孔を設け、掻き出し棒連設具30またはハンマ
ーナイフ連設具35のコ字状の取付け部を重ねてボルト
締めして、同一形状の掻き出し棒連設具30またはハン
マーナイフ連設具35を用いて、組み付けた段階で掻き
出し棒23またはハンマーナイフ37を互いに位相を半
ピッチずらした状態に取付けても同等の効果を果たす。
掻き出し棒連設具30は、断面コ字状の基材の凸面上に
ゴム等の弾性体からなる掻き出し棒23を等間隔に複数
個一列に植設する。図6では、清掃ブラシ36を掻き出
し棒連設具30に取付けた事例で、断面コ字状の基材の
両側に所定角度に傾斜した清掃ブラシ取付け部42を形
成する。清掃ブラシ36はこの清掃ブラシ取付け部42
のいずれか一方に一定間隔をあけて一列に配置する。こ
の状態で、清掃ブラシ36の先端は隣接するハンマーナ
イフ連設具35との間に突出し、回転軸18の回りに同
心状に配置する。回転軸18を中心に対称の位置にある
清掃ブラシ36は、掻き出し棒23,ハンマーナイフ3
7と同様に位相を半ピッチずらして取付ける。また、図
7に示すように清掃ブラシ36は、隣接する掻き出し棒
連設具30とハンマーナイフ連設具35の間に、回転軸
18に直接取付けても同等の機能を果たすことができ
る。ハンマーナイフ連設具35は、断面コ字状の基板の
凸面に短手方向に平行して複数の軸支金具40を立設
し、複数のハンマーナイフ37をカラー41を介して等
間隔に配置し、ハンマーナイフ軸39により複数の軸支
金具40に回転自在に支持する。2組の掻き出し棒連設
具30またはハンマーナイフ連設具35を直径方向に2
列配列する場合には、いずれか一方の掻き出し棒連設具
30に植設する掻き出し棒23の位相をスラスト方向に
半ピッチずらして、互いに重ならないように配置する。
同様に、ハンマーナイフ連設具35も それぞれハンマ
ーナイフ37の位相をスラスト方向に半ピッチずらし
て、互いに重ならないように配置する。あらかじめ掻き
出し棒23の間隔を変えた掻き出し棒連設具30や、ハ
ンマーナイフ連結具35を準備し、サッチの状態に応じ
て選択することにより、最適なサッチの収集を効果的に
行うことができる。
【0009】サッチ収集作業を開始する際に、あらかじ
め台車4の支持前輪11、後輪12および設地輪17の
高さを収集するサッチの状況に合わせて調整する。清掃
ブラシ36による清掃が目的の場合には、収集装置2の
高さを清掃ブラシ36の先端が地表に触れる高さとし、
掻き出し棒23でサッチを掻き集める目的の場合は、低
くして掻き出し棒23の先端が地表に沿って引きずりな
がら回転する高さとし、ハンマーナイフ37ではさらに
低くして地表に横たわる芝の根を切断するように調整す
る。昇降フレーム16の先端に取付けられた接地輪17
は、自重により地表面に密着し、平坦地では連結した左
右のサッチ収集ロータ5の掻き出し棒23先端がほぼ横
一線になるようにし、地表面の凹凸に追従して昇降フレ
ーム16の前端の高さを変えて前進する。サッチ収集ロ
ータ5の屈曲部27は、昇降フレーム16に従って昇降
し、左右のサッチ収集ロータ5を左右の側壁15の軸受
21を支点として、自在継手24により内側に向い傾斜
した状態に保持する。自走車1からの動力により2段プ
ーリー25を回転し、地表面の傾斜に沿って傾斜した状
態で左右のサッチ収集ロータ5を走行方向と逆向きに回
転する。この回転により、サッチ収集ロータ5の掻き出
し棒23はサッチを掻き出し、清掃ブラシ36はサッチ
を掃き集め、ハンマーナイフ37は地表近くを這う芝の
根を切り、サッチや芝の根、小枝等をローターカバー3
内に掬い上げ、さらに破砕金具38により切断し、吸引
ダクト19を経てサッチ横送部20に集め、さらに破砕
機34により破断して袋詰め装置9に送る。サッチ収集
ロータ5を地面に沿って傾斜した状態で回転することに
より、平坦な芝生ばかりでなく起伏ある芝生でも、掻き
出し棒23、清掃ブラシ36、ハンマーナイフ37の先
端を、それぞれ地表面に近接して回転し、サッチを取り
残しなく収集することができ、地表近くを這う芝の茎・
根を切断して、発芽を促し根の更新を行う。さらに、2
段プーリー25からベルトを介してプーリー26を回転
し、ラセン6を回転してサッチ横送部20内のサッチを
破砕機34に送り、サッチに混入した小枝等をさらに細
断して搬送ダクト7a側に送り、搬送ダクト7aを通し
て吸引ファン8に吸い上げ、自走車1の後部に取付けた
袋詰め装置9に送り、サッチ収容袋10に収容する。
【0010】以上のように本発明では、ローターカバー
3の横巾を大きく取り、広い範囲のサッチをサッチ収集
ロータ5で掻き集め、ローターカバー3内で破砕金具3
8とサッチ収集ロータ5のハンマーナイフ37により混
入する小枝等を細断すると共に、ハンマーナイフ37に
より芝の茎や根を切りして、芝の発芽の促進と根の更新
を図ることができる。ローターカバー3に併設したサッ
チ横送部20に収集したサッチを取込み、サッチ横送ラ
セン6により破砕機34に送り、混入する小枝等を細断
して吸引ファン8に接続する搬送口33に送ることによ
り、搬送口33、搬送ダクト7内で詰まることなく、ま
た吸引ファン8の吸引力を特に大きくすることなく、サ
ッチを確実に袋詰め装置9に搬送することができる。ま
た、収集するサッチ類の状態に応じて、掻き出し棒23
の長さ、清掃ブラシ36の長さ、ハンマーナイフ37の
長さ、取付けピッチを選択して取換えることにより、確
実にサッチや類似物を収集除去することができる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明では、サッチ収集ロ
ータに掻き出し棒、清掃ブラシ及びハンマーナイフを放
射状に取り付けることにより、サッチの掻き出し、芝の
茎・根切り、サッチの収集を同時に効率よく作業でき、
サッチ収集作業の効率化と省力化および経費の削減を図
ることができる。また、複数の掻き出し棒、複数の清掃
ブラシ及び複数のハンマーナイフを回転軸に沿ってそれ
ぞれ一列に植設し、これら一列の掻き出し棒、清掃ブラ
シ及び複数のハンマーナイフの間に他の一列の掻き出し
棒、清掃ブラシ及び複数のハンマーナイフを位置し、こ
れらそれぞれの2列をサッチ収集ロータの直径方向に分
けて取付け、一回の走行でサッチや小枝等を洩れなく収
集できる。さらに、ローターカバーの内壁に複数の破砕
金具を配置し、サッチ横送ラセンの終端に破砕機を設け
て、収集したサッチに混入する小枝等の異物を細断し
て、サッチ等が吸引ダクトや搬送ダクトに詰まらないよ
うにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したサッチ収集車の一部断面平面
図である。
【図2】本発明を実施したサッチ収集車の側面図であ
る。
【図3】本発明を実施した収集装置の斜視図である。
【図4】本発明を実施したサッチ収集装置の断面図であ
る。
【図5】本発明を実施したサッチ収集装置の正面の断面
図である。
【図6】本発明を実施したサッチ収集ロータの分解斜視
図である。
【図7】本発明を実施した他のサッチ収集ロータの分解
側面図である。
【符号の説明】
1 自走車 2 収集装置 3 ローターカバー 4 台車 5 サッチ収集ロータ 6 サッチ横送ラセン 7 搬送ダクト 8 吸引ファン 9 袋詰め装置 10 サッチ収容袋 11 支持前輪 12 後輪 13 アーム 14 ローターカバー支持ロッド 15 側壁 16 昇降フレーム 17 接地輪 18 回転軸 19 吸引ダクト 20 サッチ横送部 21 軸受 22 工具連結体 23 掻き出し棒 24 自在継手 25 2段プーリー 26 プーリー 27 屈曲部 28 工具支持部 29 工具取付板 30 掻き出し棒連設具 31 吸込口 32 供給口 33 搬送口 34 破砕機 35 ハンマーナイフ連設具 36 清掃ブラシ 37 ハンマーナイフ 38 破砕金具 39 ハンマーナイフ軸 40 軸支金具 41 カラー 42 清掃ブラシ取付け部 43 弾性シート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性体により形成した掻き出し棒、清掃ブ
    ラシ及びハンマーナイフをロータ軸に対し放射状に取付
    けてサッチ収集ロータを形成すると共に、このサッチ収
    集ロータを自走車に横架して成るサッチ収集装置。
  2. 【請求項2】ロータ軸に沿い二列に複数本の掻き出し棒
    を取付けて、これら二列の掻き出し棒をロータ軸を中心
    に直径方向に配列すると共に、各列の掻き出し棒の間隔
    を明け、一方の列の掻き出し棒の中間に他方の列の掻き
    出し棒が位置するように取付け間隔を定めることを特徴
    とする請求項1記載のサッチ収集装置。
  3. 【請求項3】ロータ軸に沿い二列に複数個の清掃ブラシ
    を取付けて、これら二列の清掃ブラシをロータ軸を中心
    に直径方向に配列すると共に、各列の清掃ブラシの間隔
    を明け、一方の列の清掃ブラシの中間に他方の列の清掃
    ブラシが位置するように取付け間隔を定めることを特徴
    とする請求項1記載のサッチ収集装置。
  4. 【請求項4】ロータ軸に沿い二列に複数個のハンマーナ
    イフを取付けて、これら二列のハンマーナイフをロータ
    軸を中心に直径方向に配列すると共に、各列のハンマー
    ナイフの間隔を明け、一方の列のハンマーナイフの中間
    に他方の列のハンマーナイフが位置するように取付け間
    隔を定めることを特徴とする請求項1記載のサッチ収集
    装置。
  5. 【請求項5】サッチ収集ロータの外周を覆うロータカバ
    ーの内側に複数の破砕金具を横一列に並べて設置して成
    るサッチ収集装置。
  6. 【請求項6】サッチ収集ロータの外周を覆うロータカバ
    ーには、下方に向けて横長の吸込口を開口すると共に、
    前記ロータカバーの外に併設するサッチ横送部の横長の
    供給口に吸引ダクトを介して前記吸込口を接続し、 前記サッチ横送部にはサッチ横送ラセンを横架し、前記
    ラセンの終端に破砕機を同軸に形成すると共に、終端部
    にサッチ吸引ファンを接続してなるサッチ収集装置。
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