JP2001016635A - 携帯電話機 - Google Patents
携帯電話機Info
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- JP2001016635A JP2001016635A JP18635299A JP18635299A JP2001016635A JP 2001016635 A JP2001016635 A JP 2001016635A JP 18635299 A JP18635299 A JP 18635299A JP 18635299 A JP18635299 A JP 18635299A JP 2001016635 A JP2001016635 A JP 2001016635A
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- Telephone Set Structure (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作性の良いマンマシンインタフェースを備
えた携帯電話機を提供することを目的とする 【解決手段】 ユーザがごく自然に携帯電話機をもった
場合に、ユーザの手の親指が前面のプッシュボタン10
2の位置に、人指し指が背面のトラックボール103の
位置にくる。従って、ユーザは、前面の液晶ディスプレ
イ101を見ながら、親指で前面のプッシュボタン10
2を操作し、同時に、人指し指で背面のトラックボール
103を操作することができる。
えた携帯電話機を提供することを目的とする 【解決手段】 ユーザがごく自然に携帯電話機をもった
場合に、ユーザの手の親指が前面のプッシュボタン10
2の位置に、人指し指が背面のトラックボール103の
位置にくる。従って、ユーザは、前面の液晶ディスプレ
イ101を見ながら、親指で前面のプッシュボタン10
2を操作し、同時に、人指し指で背面のトラックボール
103を操作することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機のマン
マシンインタフェースに関する。
マシンインタフェースに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機では、本来の通話だけでな
く、電子メールやWeb等が利用できるようになってき
ている。そして、文字だけでなくグラフィックも表示で
き、ポインティングデバイスでカーソルを移動させるこ
とが望まれている。このような要求に応えるものとし
て、特開平6−232992「電子計算機の制御が可能
な電話受話器」に記載のようなものや、特開平10−3
40178「携帯電話機装置、情報表示方法及び処理方
法」に記載のようなものが提案されている。これらの従
来文献に記載の電話受話器や携帯電話機では、表示画面
をスクロールしたり、表示画面上のカーソルを移動した
りするポインティングデバイスを取り付けられている。
そして、携帯電話機を持つ手と同じ手の指で、これらの
ポインティングデバイスを操作できるものとし、片手の
みで携帯電話機を把持、操作することができるようにし
ている。
く、電子メールやWeb等が利用できるようになってき
ている。そして、文字だけでなくグラフィックも表示で
き、ポインティングデバイスでカーソルを移動させるこ
とが望まれている。このような要求に応えるものとし
て、特開平6−232992「電子計算機の制御が可能
な電話受話器」に記載のようなものや、特開平10−3
40178「携帯電話機装置、情報表示方法及び処理方
法」に記載のようなものが提案されている。これらの従
来文献に記載の電話受話器や携帯電話機では、表示画面
をスクロールしたり、表示画面上のカーソルを移動した
りするポインティングデバイスを取り付けられている。
そして、携帯電話機を持つ手と同じ手の指で、これらの
ポインティングデバイスを操作できるものとし、片手の
みで携帯電話機を把持、操作することができるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−232992に記載のものでは、背面や側面にトラ
ックボールのようなポインティングデバイスを備えてい
るが、スイッチボタンもトラックボールと同一の面に配
置している。携帯電話機では小型化が進んでおり、スイ
ッチボタンとトラックボールとを同一面に配置すること
とすると、同一面の限られた狭い領域内に配置しなくて
はならなくなる。そのため、トラックボールを操作する
指とスイッチボタンを操作する指を同時にこの領域内に
置くことが難しくなる。その結果、スイッチボタンを押
しながら、同時にトラックボールを操作するようなこと
ができなくなる。
6−232992に記載のものでは、背面や側面にトラ
ックボールのようなポインティングデバイスを備えてい
るが、スイッチボタンもトラックボールと同一の面に配
置している。携帯電話機では小型化が進んでおり、スイ
ッチボタンとトラックボールとを同一面に配置すること
とすると、同一面の限られた狭い領域内に配置しなくて
はならなくなる。そのため、トラックボールを操作する
指とスイッチボタンを操作する指を同時にこの領域内に
置くことが難しくなる。その結果、スイッチボタンを押
しながら、同時にトラックボールを操作するようなこと
ができなくなる。
【0004】一方、特開平10−340178に記載の
ものでは、携帯電話機の側面にジョグダイアルを配置し
ている。この携帯電話機では、上記と同様の問題があ
る。すなわち、側面のジョグダイアルを操作しながら、
同時に側面のスイッチや、前面のプッシュボタンを操作
するのは容易ではない。そこで、本発明は、かかる問題
点に鑑みてなされたものであり、操作性の良いマンマシ
ンインタフェースを備えた携帯電話機を提供することを
目的とする。
ものでは、携帯電話機の側面にジョグダイアルを配置し
ている。この携帯電話機では、上記と同様の問題があ
る。すなわち、側面のジョグダイアルを操作しながら、
同時に側面のスイッチや、前面のプッシュボタンを操作
するのは容易ではない。そこで、本発明は、かかる問題
点に鑑みてなされたものであり、操作性の良いマンマシ
ンインタフェースを備えた携帯電話機を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、携帯電話機の前面に配置された情報を表
示する表示手段と、携帯電話機の前面の、携帯電話機を
把持するユーザの片手の親指で操作できる位置に配置さ
れたプッシュボタンと、携帯電話機の背面の、携帯電話
機を把持するユーザの片手の人差指で操作できる位置に
配置されたポインティングデバイスとを備える。
に、本発明は、携帯電話機の前面に配置された情報を表
示する表示手段と、携帯電話機の前面の、携帯電話機を
把持するユーザの片手の親指で操作できる位置に配置さ
れたプッシュボタンと、携帯電話機の背面の、携帯電話
機を把持するユーザの片手の人差指で操作できる位置に
配置されたポインティングデバイスとを備える。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。 (第1の実施形態)第1の実施形態は、背面に人指し指
で操作できるトラックボールを備えた携帯電話機に関す
る。
て図面を用いて説明する。 (第1の実施形態)第1の実施形態は、背面に人指し指
で操作できるトラックボールを備えた携帯電話機に関す
る。
【0007】図1は、本実施の形態に係る携帯電話機の
内部構成を示す機能ブロック図である。本実施の形態に
係る携帯電話機は、通信部501と、音声出力部502
と、音声入力部503と、記憶部504と、液晶ディス
プレイ101と、CPU506と、ブッシュボタン10
2と、トラックボール103と、制御部510とから構
成される。
内部構成を示す機能ブロック図である。本実施の形態に
係る携帯電話機は、通信部501と、音声出力部502
と、音声入力部503と、記憶部504と、液晶ディス
プレイ101と、CPU506と、ブッシュボタン10
2と、トラックボール103と、制御部510とから構
成される。
【0008】通信部501は、無線により、音声、画
像、テキスト等の情報を送受信する。音声出力部502
は、スピーカで構成され、受信した通信相手の音声信号
を出力する。音声入力部503は、マイクで構成され、
ユーザの音声信号を取り込む。記憶部504は、表示部
505に表示する画像、ユーザによって選択された情報
に関連したプログラム、又は受信した情報等を記憶す
る。
像、テキスト等の情報を送受信する。音声出力部502
は、スピーカで構成され、受信した通信相手の音声信号
を出力する。音声入力部503は、マイクで構成され、
ユーザの音声信号を取り込む。記憶部504は、表示部
505に表示する画像、ユーザによって選択された情報
に関連したプログラム、又は受信した情報等を記憶す
る。
【0009】液晶ディスプレイ101は、受信した情報
や、記憶部504に記憶されている画像を表示する。例
えば、電子メールや、電話帳、Web画面等が表示され
る。CPU506は、電子メールを送受信するプログラ
ムや、Web画面をブラウジングするプログラム等を実
行する。プッシュボタン102は、数字ボタンと、特殊
ボタンから構成され、ダイヤル操作など通常の操作に加
えて、液晶ディスプレイ101に表示されている画面と
関連した指示が入力される。
や、記憶部504に記憶されている画像を表示する。例
えば、電子メールや、電話帳、Web画面等が表示され
る。CPU506は、電子メールを送受信するプログラ
ムや、Web画面をブラウジングするプログラム等を実
行する。プッシュボタン102は、数字ボタンと、特殊
ボタンから構成され、ダイヤル操作など通常の操作に加
えて、液晶ディスプレイ101に表示されている画面と
関連した指示が入力される。
【0010】トラックボール103は、液晶ディスプレ
イ101に表示されている画面をスクロールさせたり、
表示されているカーソルを移動させたりする操作が入力
される。制御部510は、各構成要素に対して、指示を
送り、各々の処理を実行させる。
イ101に表示されている画面をスクロールさせたり、
表示されているカーソルを移動させたりする操作が入力
される。制御部510は、各構成要素に対して、指示を
送り、各々の処理を実行させる。
【0011】図2は、本実施の形態に係る携帯電話機の
外観を示す図である。図2(a)は、前面を示し、図2
(b)は、斜め後方から見た図を示し、図2(c)は、
背面を示す。これらの図に示すように、本実施の形態に
係る携帯電話機は、前面に、通常の携帯電話機と同様
に、液晶ディスプレイ101とプッシュボタン102を
備え、背面にトラックボール103を備えている。
外観を示す図である。図2(a)は、前面を示し、図2
(b)は、斜め後方から見た図を示し、図2(c)は、
背面を示す。これらの図に示すように、本実施の形態に
係る携帯電話機は、前面に、通常の携帯電話機と同様
に、液晶ディスプレイ101とプッシュボタン102を
備え、背面にトラックボール103を備えている。
【0012】図3は、図1に示す携帯電話機を把持し
て、操作する時の指の位置を示す図である。図3(a)
は、前面を示し、図3(b)は、背面を示し、図3
(c)は、側面を示す。これらの図に示すように、ユー
ザがごく自然に携帯電話機をもった場合に、ユーザの手
の親指が前面のプッシュボタン102の位置に、人指し
指が背面のトラックボール103の位置にくる。従っ
て、ユーザは、前面の液晶ディスプレイ101を見なが
ら、親指で前面のプッシュボタン102を操作し、同時
に、人指し指で背面のトラックボール103を操作する
ことができる。
て、操作する時の指の位置を示す図である。図3(a)
は、前面を示し、図3(b)は、背面を示し、図3
(c)は、側面を示す。これらの図に示すように、ユー
ザがごく自然に携帯電話機をもった場合に、ユーザの手
の親指が前面のプッシュボタン102の位置に、人指し
指が背面のトラックボール103の位置にくる。従っ
て、ユーザは、前面の液晶ディスプレイ101を見なが
ら、親指で前面のプッシュボタン102を操作し、同時
に、人指し指で背面のトラックボール103を操作する
ことができる。
【0013】以上のような本実施の形態に係る携帯電話
機によって、例えば、次のような操作が可能となる。 (操作例1)親指によるプッシュボタン102の操作に
より画面のスクロール速度を設定入力するものとし、人
指し指によるトラックボール103の操作により画面が
スクロールされるものとすることができる。例えば、プ
ッシュボタン102のうちのボタン1を押すことで、画
面のスクロール速度が速くなり、プッシュボタン102
のうちのボタン2を押すことで、画面のスクロール速度
が遅くなるものとすることできる。このように、本実施
の形態における携帯電話機では、複数個のプッシュボタ
ンを利用して、どのプッシュボタンを選択するかで異な
った処理をさせることができる。従って、本実施の形態
における携帯電話機では、従来文献のようなスイッチボ
タンのみで処理を実行させる方式では不可能であった、
実行可能な多数の処理の中から、1つの処理を選択し
て、実行させるようなことができる。 (操作例2)親指によるプッシュボタン102の操作に
より画面のスクロール単位が変化するものとし、人指し
指によるトラックボール103の操作により画面がスク
ロールされるものとすることができる。例えば、通常の
画面のスクロール単位が1行ごとであるのに対し、プッ
シュボタン102のうちのボタン3を押しながら、スク
ロールする時には、画面のスクロール単位が1画面ごと
になるものとすることができる。このように、本実施の
形態に係る携帯電話機では、前面のプッシュボタンを親
指で押しながら、同時に、人指し指で背面のトラックボ
ールを操作することによって、処理を実行させることが
できる点が、従来文献にはない、最も特徴的な所であ
る。 (操作例3)図4は、受信したメールの一覧602が携
帯電話機の液晶ディスプレイ101に表示されている状
態を示す。この表示画面に対して、人指し指によるトラ
ックボール103の操作により画面上のカーソル601
の位置が移動するものとし、親指によるプッシュボタン
102の操作により、カーソル601が指示しているメ
ール603に対する処理を行なわせるものとすることが
できる。例えば、プッシュボタン102のうちのTAL
Kボタンを押した場合には、カーソル601が指示して
いるメール603に対して返信メールを送るものとし、
プッシュボタン102のうちのENDボタンを押した場
合には、カーソル601が指示しているメール603を
削除するものとすることができる。 (操作例4)図5は、アイコン化した送信メッセージが
携帯電話機の液晶ディスプレイ101に表示されている
状態を示す。人指し指によるトラックボール103の操
作と、親指によるプッシュボタン102の操作により、
表示されているアイコンをドラッグ、アンド、ドロップ
するものとすることができる。例えば、プッシュボタン
102のうちのボタン#により送信メッセージアイコン
702を選択し、ボタン#を押しながらトラックボール
103を操作することによって送信メッセージアイコン
702を送信箱アイコン703の位置までドラッグさ
せ、送信箱アイコン703の位置でドロップすること
で、送信メッセージ702に対して送信処理を行なわせ
るものとすることができる。このように、本実施の形態
に係る携帯電話機では、前面のプッシュボタンを親指で
押しながら、人指し指で背面のトラックボールを操作す
ることができるので、パソコンに接続されたマウスにお
ける操作と同様に、アイコンのドラッグ、アンド、ドロ
ップを行うことが可能となる。
機によって、例えば、次のような操作が可能となる。 (操作例1)親指によるプッシュボタン102の操作に
より画面のスクロール速度を設定入力するものとし、人
指し指によるトラックボール103の操作により画面が
スクロールされるものとすることができる。例えば、プ
ッシュボタン102のうちのボタン1を押すことで、画
面のスクロール速度が速くなり、プッシュボタン102
のうちのボタン2を押すことで、画面のスクロール速度
が遅くなるものとすることできる。このように、本実施
の形態における携帯電話機では、複数個のプッシュボタ
ンを利用して、どのプッシュボタンを選択するかで異な
った処理をさせることができる。従って、本実施の形態
における携帯電話機では、従来文献のようなスイッチボ
タンのみで処理を実行させる方式では不可能であった、
実行可能な多数の処理の中から、1つの処理を選択し
て、実行させるようなことができる。 (操作例2)親指によるプッシュボタン102の操作に
より画面のスクロール単位が変化するものとし、人指し
指によるトラックボール103の操作により画面がスク
ロールされるものとすることができる。例えば、通常の
画面のスクロール単位が1行ごとであるのに対し、プッ
シュボタン102のうちのボタン3を押しながら、スク
ロールする時には、画面のスクロール単位が1画面ごと
になるものとすることができる。このように、本実施の
形態に係る携帯電話機では、前面のプッシュボタンを親
指で押しながら、同時に、人指し指で背面のトラックボ
ールを操作することによって、処理を実行させることが
できる点が、従来文献にはない、最も特徴的な所であ
る。 (操作例3)図4は、受信したメールの一覧602が携
帯電話機の液晶ディスプレイ101に表示されている状
態を示す。この表示画面に対して、人指し指によるトラ
ックボール103の操作により画面上のカーソル601
の位置が移動するものとし、親指によるプッシュボタン
102の操作により、カーソル601が指示しているメ
ール603に対する処理を行なわせるものとすることが
できる。例えば、プッシュボタン102のうちのTAL
Kボタンを押した場合には、カーソル601が指示して
いるメール603に対して返信メールを送るものとし、
プッシュボタン102のうちのENDボタンを押した場
合には、カーソル601が指示しているメール603を
削除するものとすることができる。 (操作例4)図5は、アイコン化した送信メッセージが
携帯電話機の液晶ディスプレイ101に表示されている
状態を示す。人指し指によるトラックボール103の操
作と、親指によるプッシュボタン102の操作により、
表示されているアイコンをドラッグ、アンド、ドロップ
するものとすることができる。例えば、プッシュボタン
102のうちのボタン#により送信メッセージアイコン
702を選択し、ボタン#を押しながらトラックボール
103を操作することによって送信メッセージアイコン
702を送信箱アイコン703の位置までドラッグさ
せ、送信箱アイコン703の位置でドロップすること
で、送信メッセージ702に対して送信処理を行なわせ
るものとすることができる。このように、本実施の形態
に係る携帯電話機では、前面のプッシュボタンを親指で
押しながら、人指し指で背面のトラックボールを操作す
ることができるので、パソコンに接続されたマウスにお
ける操作と同様に、アイコンのドラッグ、アンド、ドロ
ップを行うことが可能となる。
【0014】以上のような本実施の形態に係る携帯電話
機では、背面のトラックボールを人指し指で操作しなが
ら、同時に前面のプッシュボタンを親指で容易に操作す
ることができるので、携帯電話機を把持している方の片
手のみで、ほとんどの操作をすることができ、ユーザに
とって使いやすいものとすることができる。 (第2の実施形態)第2の実施形態に係る携帯電話機
は、第1の実施形態に係る携帯電話機の側面に親指で操
作できるスイッチボタンを付加して高機能化した携帯電
話機に関する。
機では、背面のトラックボールを人指し指で操作しなが
ら、同時に前面のプッシュボタンを親指で容易に操作す
ることができるので、携帯電話機を把持している方の片
手のみで、ほとんどの操作をすることができ、ユーザに
とって使いやすいものとすることができる。 (第2の実施形態)第2の実施形態に係る携帯電話機
は、第1の実施形態に係る携帯電話機の側面に親指で操
作できるスイッチボタンを付加して高機能化した携帯電
話機に関する。
【0015】図6は、本実施の形態に係る携帯電話機の
外観を示す図である。図6(a)は、前面を示し、図6
(b)は、側面を示す。これらの図に示すように、本実
施の形態に係る携帯電話機は、左側面にスイッチボタン
301を備えている。スイッチボタン301は、マウス
のスイッチボタンと同等のもので、クリックすることに
より、処理を実行させる。
外観を示す図である。図6(a)は、前面を示し、図6
(b)は、側面を示す。これらの図に示すように、本実
施の形態に係る携帯電話機は、左側面にスイッチボタン
301を備えている。スイッチボタン301は、マウス
のスイッチボタンと同等のもので、クリックすることに
より、処理を実行させる。
【0016】図7は、図6に示す携帯電話機を左手で把
持して、操作する時の前面の指の位置を示す。同図に示
すように、ユーザは、図3に示すような親指が前面のプ
ッシュボタン102の位置にある状態から、親指をスイ
ッチボタン301の位置に自然にもっていくことができ
る。従って、ユーザは、前面の液晶ディスプレイ101
を見ながら、人指し指で、背面のトラックボール103
を操作しながら、親指で、前面のプッシュボタン102
又は側面のスイッチボタン301のいずれかを選択して
操作できる。
持して、操作する時の前面の指の位置を示す。同図に示
すように、ユーザは、図3に示すような親指が前面のプ
ッシュボタン102の位置にある状態から、親指をスイ
ッチボタン301の位置に自然にもっていくことができ
る。従って、ユーザは、前面の液晶ディスプレイ101
を見ながら、人指し指で、背面のトラックボール103
を操作しながら、親指で、前面のプッシュボタン102
又は側面のスイッチボタン301のいずれかを選択して
操作できる。
【0017】また、側面のスイッチボタン301と前面
のプッシュボタン102を同時に操作したい場合には、
親指で側面のスイッチボタン301を操作し、小指で前
面のプッシュボタン102を操作するものとすればよ
い。また、この携帯電話機を右手で把持して、操作する
ことも可能である。その場合には、前面の液晶ディスプ
レイ101を見ながら、人指し指で、背面のトラックボ
ール103を操作しながら、親指で、前面のプッシュボ
タン102を操作し、中指で側面のスイッチボタン30
1を操作することになる。
のプッシュボタン102を同時に操作したい場合には、
親指で側面のスイッチボタン301を操作し、小指で前
面のプッシュボタン102を操作するものとすればよ
い。また、この携帯電話機を右手で把持して、操作する
ことも可能である。その場合には、前面の液晶ディスプ
レイ101を見ながら、人指し指で、背面のトラックボ
ール103を操作しながら、親指で、前面のプッシュボ
タン102を操作し、中指で側面のスイッチボタン30
1を操作することになる。
【0018】また、右手で、側面のスイッチボタン30
1と前面のプッシュボタン102を同時に操作したい場
合には、人指し指又は中指で側面のスイッチボタン30
1を操作し、親指で前面のプッシュボタン102を操作
するものとすればよい。このようなスイッチボタンを設
けることによって、パソコンのインタフェースとしてマ
ウスを用いる場合と同様な操作入力が可能となる。
1と前面のプッシュボタン102を同時に操作したい場
合には、人指し指又は中指で側面のスイッチボタン30
1を操作し、親指で前面のプッシュボタン102を操作
するものとすればよい。このようなスイッチボタンを設
けることによって、パソコンのインタフェースとしてマ
ウスを用いる場合と同様な操作入力が可能となる。
【0019】以上のような本実施の形態に係る携帯電話
機によって、第1の実施形態に係る携帯電話機の機能に
加えて、例えば、次のような操作が可能となる。 (操作例1)スイッチボタン301にキーボードのシフ
トキーと同様な役割をもたせることができる。すなわ
ち、スイッチボタン301を押さずにプッシュボタン1
02を選択した場合と、スイッチボタン301を押しな
がらプッシュボタン102を選択した場合とで、異なる
処理を実行させるものとすることができる。ここで、左
手で携帯電話機を操作する場合には、親指でスイッチボ
タン301を押しながら、小指でプッシュボタン102
を操作することができる。また、右手で携帯電話機を操
作する場合には、人指し指又は中指でスイッチボタン3
01を押しながら、親指でプッシュボタン102を操作
することができる。 (操作例2)第1の実施形態の(操作例1〜4)では、
プッシュボタン102を用いて、アイコンのドラッグ、
アンド、ドロップ等を行なうものとしたが、プッシュボ
タン102の代わりにスイッチボタン301を用いてこ
れらの処理を行なわせることも可能である。左手で携帯
電話機を操作する場合には、人指し指で、背面のトラッ
クボール103を操作しながら、親指で、側面のスイッ
チボタン301を操作すればよい。右手で携帯電話機を
操作する場合には、人指し指で、背面のトラックボール
103を操作しながら、中指で側面のスイッチボタン3
01を操作すればよい。
機によって、第1の実施形態に係る携帯電話機の機能に
加えて、例えば、次のような操作が可能となる。 (操作例1)スイッチボタン301にキーボードのシフ
トキーと同様な役割をもたせることができる。すなわ
ち、スイッチボタン301を押さずにプッシュボタン1
02を選択した場合と、スイッチボタン301を押しな
がらプッシュボタン102を選択した場合とで、異なる
処理を実行させるものとすることができる。ここで、左
手で携帯電話機を操作する場合には、親指でスイッチボ
タン301を押しながら、小指でプッシュボタン102
を操作することができる。また、右手で携帯電話機を操
作する場合には、人指し指又は中指でスイッチボタン3
01を押しながら、親指でプッシュボタン102を操作
することができる。 (操作例2)第1の実施形態の(操作例1〜4)では、
プッシュボタン102を用いて、アイコンのドラッグ、
アンド、ドロップ等を行なうものとしたが、プッシュボ
タン102の代わりにスイッチボタン301を用いてこ
れらの処理を行なわせることも可能である。左手で携帯
電話機を操作する場合には、人指し指で、背面のトラッ
クボール103を操作しながら、親指で、側面のスイッ
チボタン301を操作すればよい。右手で携帯電話機を
操作する場合には、人指し指で、背面のトラックボール
103を操作しながら、中指で側面のスイッチボタン3
01を操作すればよい。
【0020】以上のように、本実施の形態に係る携帯電
話機によれば、背面のトラックボールを人指し指で操作
しながら、側面のスイッチボタン又は前面のプッシュボ
タンを親指で操作することができるので、携帯電話機を
把持している方の片手のみで、ほとんどの操作をするこ
とができ、ユーザにとって使いやすいものとすることが
できる。
話機によれば、背面のトラックボールを人指し指で操作
しながら、側面のスイッチボタン又は前面のプッシュボ
タンを親指で操作することができるので、携帯電話機を
把持している方の片手のみで、ほとんどの操作をするこ
とができ、ユーザにとって使いやすいものとすることが
できる。
【0021】以上、本発明に係わる携帯電話機について
説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されない
ことは勿論である。以下に変形例について説明する。 (変形例1)本実施の形態に係る携帯電話機では、その
背面にトラックボールを備えるものとしたが、これに限
定するものでなく、背面に他のポインティングデバイス
を備えるものとしてもよい。図8は、ジョグダイアル8
01及び802を背面に備えた携帯電話機の外観を示
す。ジョグダイアルでは、一方向の移動しか入力できな
いので、ここでは、画面の上下移動入力用のジョグダイ
アル801と、画面の左右移動入力用のジョグダイアル
802を設けている。また、このような2つのジョグダ
イアルを備えなくても、1つのジョグダイアルのみを備
えるものとし、前面のプッシュボタンによって、ジョグ
ダイアル操作により左右移動させるか、上下移動させる
かを切替えるものとしてもよい。図9は、ジョイスティ
ック901を背面に備えた携帯電話機の外観を示す。図
10は、トラックパッド1001を背面に備えた携帯電
話機の外観を示す。図11は、ポインティングスティッ
ク1101を背面に備えた携帯電話機の外観を示す。 (変形例2)本実施の形態に係る携帯電話機では、スイ
ッチボタンを左側面に備えるものとしたが、右側面に備
えるものとしてもよい。図12は、スイッチボタンを右
側面に備えた携帯電話機の外観を示す。この場合には、
携帯電話機を左手で持って操作する場合には、中指でス
イッチボタン1201を容易に操作することができる。
また、携帯電話機を右手でもって操作する場合にでも、
親指でスイッチボタン1201を容易に操作することが
できる。
説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されない
ことは勿論である。以下に変形例について説明する。 (変形例1)本実施の形態に係る携帯電話機では、その
背面にトラックボールを備えるものとしたが、これに限
定するものでなく、背面に他のポインティングデバイス
を備えるものとしてもよい。図8は、ジョグダイアル8
01及び802を背面に備えた携帯電話機の外観を示
す。ジョグダイアルでは、一方向の移動しか入力できな
いので、ここでは、画面の上下移動入力用のジョグダイ
アル801と、画面の左右移動入力用のジョグダイアル
802を設けている。また、このような2つのジョグダ
イアルを備えなくても、1つのジョグダイアルのみを備
えるものとし、前面のプッシュボタンによって、ジョグ
ダイアル操作により左右移動させるか、上下移動させる
かを切替えるものとしてもよい。図9は、ジョイスティ
ック901を背面に備えた携帯電話機の外観を示す。図
10は、トラックパッド1001を背面に備えた携帯電
話機の外観を示す。図11は、ポインティングスティッ
ク1101を背面に備えた携帯電話機の外観を示す。 (変形例2)本実施の形態に係る携帯電話機では、スイ
ッチボタンを左側面に備えるものとしたが、右側面に備
えるものとしてもよい。図12は、スイッチボタンを右
側面に備えた携帯電話機の外観を示す。この場合には、
携帯電話機を左手で持って操作する場合には、中指でス
イッチボタン1201を容易に操作することができる。
また、携帯電話機を右手でもって操作する場合にでも、
親指でスイッチボタン1201を容易に操作することが
できる。
【0022】さらに、携帯電話機の両側の側面にスイッ
チボタンを設けてもよい。図13は、スイッチボタンを
両側の側面に備えた携帯電話機の外観を示す。携帯電話
機を左手でもって操作する場合には、親指で左側のスイ
ッチボタン1301を操作し、中指で右側のスイッチボ
タン1302を操作することができる。また、携帯電話
機を右手でもって操作する場合にでも、親指で右側のス
イッチボタン1302を操作し、中指で左側のスイッチ
ボタン1301を操作することができる。携帯電話機の
両側のスイッチの役割を同一としてもよいし、別々とし
てもよい。別々にした場合には、設定メニューでそれぞ
れの役割を切替えることができるものとしてもよい。ま
た、片側のスイッチボタンの入力のみが有効となるもの
としてもよく、両側のスイッチボタンを同時に操作した
時に、なんらかの処理を行なわせるものとしてもよい。
これらスイッチボタンの役割を設定メニューで切替える
ものとしてもよいことは、勿論である。
チボタンを設けてもよい。図13は、スイッチボタンを
両側の側面に備えた携帯電話機の外観を示す。携帯電話
機を左手でもって操作する場合には、親指で左側のスイ
ッチボタン1301を操作し、中指で右側のスイッチボ
タン1302を操作することができる。また、携帯電話
機を右手でもって操作する場合にでも、親指で右側のス
イッチボタン1302を操作し、中指で左側のスイッチ
ボタン1301を操作することができる。携帯電話機の
両側のスイッチの役割を同一としてもよいし、別々とし
てもよい。別々にした場合には、設定メニューでそれぞ
れの役割を切替えることができるものとしてもよい。ま
た、片側のスイッチボタンの入力のみが有効となるもの
としてもよく、両側のスイッチボタンを同時に操作した
時に、なんらかの処理を行なわせるものとしてもよい。
これらスイッチボタンの役割を設定メニューで切替える
ものとしてもよいことは、勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、携帯電話機の前面に配置された情報を表示する表示
手段と、携帯電話機の前面の、携帯電話機を把持するユ
ーザの片手の親指で操作できる位置に配置されたプッシ
ュボタンと、携帯電話機の背面の、携帯電話機を把持す
るユーザの片手の人差指で操作できる位置に配置された
ポインティングデバイスとを備えたことを特徴とする。
は、携帯電話機の前面に配置された情報を表示する表示
手段と、携帯電話機の前面の、携帯電話機を把持するユ
ーザの片手の親指で操作できる位置に配置されたプッシ
ュボタンと、携帯電話機の背面の、携帯電話機を把持す
るユーザの片手の人差指で操作できる位置に配置された
ポインティングデバイスとを備えたことを特徴とする。
【0024】これによって、ユーザは前面の表示手段に
表示された情報を見ながら、携帯電話機をもった片手の
人指し指で背面のポインティングデバイスを操作し、同
時に、その手の親指で前面のプッシュボタンを操作でき
るので、片手でほとんどの操作ができる使い易いマンマ
シンインタフェースを備えた携帯電話機を実現できる。
表示された情報を見ながら、携帯電話機をもった片手の
人指し指で背面のポインティングデバイスを操作し、同
時に、その手の親指で前面のプッシュボタンを操作でき
るので、片手でほとんどの操作ができる使い易いマンマ
シンインタフェースを備えた携帯電話機を実現できる。
【0025】ここで、前記表示手段は、アイコンを表示
し、前記携帯電話機は、さらに、ユーザによる前記ポイ
ンティングデバイス及びプッシュボタンの操作に従っ
て、前記表示されたアイコンをドラッグ、アンド、ドロ
ップさせる制御手段を備えたことを特徴とすることもで
きる。これによって、人指し指で背面のポインティング
デバイスを操作し、同時に親指で前面のプッシュボタン
を操作してアイコンのドラッグ、アンド、ドロップがで
きるので、片手のみでアイコンのドラッグ、アンド、ド
ロップが可能となる。
し、前記携帯電話機は、さらに、ユーザによる前記ポイ
ンティングデバイス及びプッシュボタンの操作に従っ
て、前記表示されたアイコンをドラッグ、アンド、ドロ
ップさせる制御手段を備えたことを特徴とすることもで
きる。これによって、人指し指で背面のポインティング
デバイスを操作し、同時に親指で前面のプッシュボタン
を操作してアイコンのドラッグ、アンド、ドロップがで
きるので、片手のみでアイコンのドラッグ、アンド、ド
ロップが可能となる。
【0026】ここで、前記携帯電話機は、さらに、ユー
ザによる前記ポインティングデバイスの操作に従って、
画面をスクロールし、ユーザによる前記プッシュボタン
の操作に従って、前記スクロールの速度を切替える制御
手段を備えたことを特徴とすることもできる。これによ
って、親指によるプッシュボタンの操作で画面のスクロ
ールの速さを変化させ、人指し指によるポインティグデ
バイスの操作により画面をスクロールさせるので、片手
のみで画面のスクロールとスクロールの速さの変更が可
能となる。
ザによる前記ポインティングデバイスの操作に従って、
画面をスクロールし、ユーザによる前記プッシュボタン
の操作に従って、前記スクロールの速度を切替える制御
手段を備えたことを特徴とすることもできる。これによ
って、親指によるプッシュボタンの操作で画面のスクロ
ールの速さを変化させ、人指し指によるポインティグデ
バイスの操作により画面をスクロールさせるので、片手
のみで画面のスクロールとスクロールの速さの変更が可
能となる。
【0027】ここで、前記携帯電話機は、さらに、ユー
ザによる前記ポインティングデバイスの操作に従って、
画面をスクロールし、ユーザによる前記プッシュボタン
の操作に従って、前記スクロールの単位を切替える制御
手段を備えたことを特徴とすることもできる。これによ
って、親指によるプッシュボタンの操作で画面のスクロ
ール単位を変化させ、人指し指によるポインティグデバ
イスの操作により画面をスクロールさせるで、片手のみ
で画面のスクロールとスクロール単位の変更が可能とな
る。
ザによる前記ポインティングデバイスの操作に従って、
画面をスクロールし、ユーザによる前記プッシュボタン
の操作に従って、前記スクロールの単位を切替える制御
手段を備えたことを特徴とすることもできる。これによ
って、親指によるプッシュボタンの操作で画面のスクロ
ール単位を変化させ、人指し指によるポインティグデバ
イスの操作により画面をスクロールさせるで、片手のみ
で画面のスクロールとスクロール単位の変更が可能とな
る。
【0028】ここで、前記携帯電話機は、さらに、ユー
ザによる前記ポインティングデバイスの操作に従って、
画面上のカーソルを移動し、ユーザによる前記プッシュ
ボタンの操作に従って、カーソルが指示している情報に
対する処理を実行させる制御手段を備えたことを特徴と
することもできる。これによって、人指し指によるポイ
ンティングデバイスの操作で画面上のカーソルを移動さ
せ、親指によるプッシュボタンの操作によりカーソルが
指示している項目を選択して、選択された項目に対する
処理を実行させるので、例えば、受信メールの一覧を表
示し、片手のみで、その中から返信を送るメール、削除
するメール等の指定が可能となる。
ザによる前記ポインティングデバイスの操作に従って、
画面上のカーソルを移動し、ユーザによる前記プッシュ
ボタンの操作に従って、カーソルが指示している情報に
対する処理を実行させる制御手段を備えたことを特徴と
することもできる。これによって、人指し指によるポイ
ンティングデバイスの操作で画面上のカーソルを移動さ
せ、親指によるプッシュボタンの操作によりカーソルが
指示している項目を選択して、選択された項目に対する
処理を実行させるので、例えば、受信メールの一覧を表
示し、片手のみで、その中から返信を送るメール、削除
するメール等の指定が可能となる。
【0029】ここで、前記携帯電話機は、さらに、携帯
電話機の側面の、携帯電話機を把持するユーザの片手の
指で操作できる位置に配置されたスイッチボタンを備え
たことを特徴とすることもできる。これによって、ユー
ザは前面の表示手段に表示された情報を見ながら、携帯
電話機をもった片手の人指し指で背面のポインティング
デバイスを操作し、同時に、その手の親指で前面のプッ
シュボタン又はスイッチボタンを操作できるので、片手
でほとんどの操作ができる使い易いマンマシンインタフ
ェースを備えた携帯電話機を実現できる。
電話機の側面の、携帯電話機を把持するユーザの片手の
指で操作できる位置に配置されたスイッチボタンを備え
たことを特徴とすることもできる。これによって、ユー
ザは前面の表示手段に表示された情報を見ながら、携帯
電話機をもった片手の人指し指で背面のポインティング
デバイスを操作し、同時に、その手の親指で前面のプッ
シュボタン又はスイッチボタンを操作できるので、片手
でほとんどの操作ができる使い易いマンマシンインタフ
ェースを備えた携帯電話機を実現できる。
【0030】ここで、前記携帯電話機は、さらに、携帯
電話機の両側の側面であって、携帯電話機を把持するユ
ーザの指で操作できる位置に配置されたスイッチボタン
を備えたことを特徴とすることもできる。これによっ
て、両側面にスイッチボタンを備えるので、ユーザは、
どちらのスイッチボタンでも使いやすい方を選択して操
作できる。また、各スイッチボタンに異なる役割をもた
せることとすれば、パソコンの左スイッチと右スイッチ
のような使い方も可能となる。
電話機の両側の側面であって、携帯電話機を把持するユ
ーザの指で操作できる位置に配置されたスイッチボタン
を備えたことを特徴とすることもできる。これによっ
て、両側面にスイッチボタンを備えるので、ユーザは、
どちらのスイッチボタンでも使いやすい方を選択して操
作できる。また、各スイッチボタンに異なる役割をもた
せることとすれば、パソコンの左スイッチと右スイッチ
のような使い方も可能となる。
【0031】ここで、前記携帯電話機は、さらに、前記
両側の側面のスイッチボタンのうちの各スイッチボタン
の操作によって選択される処理を切替える設定手段を備
えたことを特徴とすることもできる。これによって、両
側面のスイッチボタンの役割を切替えることができるの
で、ユーザ自身で、自分に適した両側面のスイッチボタ
ンの使い方を選択することが可能となる。
両側の側面のスイッチボタンのうちの各スイッチボタン
の操作によって選択される処理を切替える設定手段を備
えたことを特徴とすることもできる。これによって、両
側面のスイッチボタンの役割を切替えることができるの
で、ユーザ自身で、自分に適した両側面のスイッチボタ
ンの使い方を選択することが可能となる。
【0032】ここで、前記携帯電話機は、さらに、ユー
ザによる前記スイッチボタンの押し下げの有無により、
前記プッシュボタンの操作により実行される処理を異な
るものとする制御手段を備えたことを特徴とすることも
できる。これによって、携帯電話機をもった片手の指で
側面のスイッチボタンを押し下げている時に、その手の
異なる指で前面のプッシュボタンを操作した場合は、ス
イッチボタンはシフトキーとして働くので、プッシュボ
タンの数を2倍にした時と同等の効果を有する。
ザによる前記スイッチボタンの押し下げの有無により、
前記プッシュボタンの操作により実行される処理を異な
るものとする制御手段を備えたことを特徴とすることも
できる。これによって、携帯電話機をもった片手の指で
側面のスイッチボタンを押し下げている時に、その手の
異なる指で前面のプッシュボタンを操作した場合は、ス
イッチボタンはシフトキーとして働くので、プッシュボ
タンの数を2倍にした時と同等の効果を有する。
【0033】ここで、前記表示手段は、アイコンを表示
し、前記携帯電話機は、さらに、ユーザによる前記ポイ
ンティングデバイス及スイッチボタンの操作に従って、
前記表示されたアイコンをドラッグ、アンド、ドロップ
させる制御手段を備えたことを特徴とすることもでき
る。これによって、左手で携帯電話機を把持する場合に
は、人指し指で背面のポインティングデバイスを操作
し、同時に親指で側面のスイッチボタンを操作してアイ
コンのドラッグ、アンド、ドロップができるので、片手
のみでアイコンのドラッグ、アンド、ドロップが可能と
なる。
し、前記携帯電話機は、さらに、ユーザによる前記ポイ
ンティングデバイス及スイッチボタンの操作に従って、
前記表示されたアイコンをドラッグ、アンド、ドロップ
させる制御手段を備えたことを特徴とすることもでき
る。これによって、左手で携帯電話機を把持する場合に
は、人指し指で背面のポインティングデバイスを操作
し、同時に親指で側面のスイッチボタンを操作してアイ
コンのドラッグ、アンド、ドロップができるので、片手
のみでアイコンのドラッグ、アンド、ドロップが可能と
なる。
【0034】ここで、前記携帯電話機は、さらに、ユー
ザによる前記ポインティングデバイスの操作に従って、
画面をスクロールし、ユーザによる前記スイッチボタン
の操作に従って、前記スクロールの速度を切替える制御
手段を備えたことを特徴とすることもできる。これによ
って、左手で携帯電話機を把持する場合には、親指によ
るスイッチボタンの操作で画面のスクロールの速さを変
化させ、人指し指によるポインティグデバイスの操作に
より画面をスクロールさせるので、片手のみで画面のス
クロールとスクロールの速さの変更が可能となる。
ザによる前記ポインティングデバイスの操作に従って、
画面をスクロールし、ユーザによる前記スイッチボタン
の操作に従って、前記スクロールの速度を切替える制御
手段を備えたことを特徴とすることもできる。これによ
って、左手で携帯電話機を把持する場合には、親指によ
るスイッチボタンの操作で画面のスクロールの速さを変
化させ、人指し指によるポインティグデバイスの操作に
より画面をスクロールさせるので、片手のみで画面のス
クロールとスクロールの速さの変更が可能となる。
【0035】ここで、前記携帯電話機は、さらに、ユー
ザによる前記ポインティングデバイスの操作に従って、
画面をスクロールし、ユーザによる前記スイッチボタン
の操作に従って、前記スクロールの単位を切替える制御
手段を備えたことを特徴とすることもできる。これによ
って、左手で携帯電話機を把持する場合には、親指によ
るスイッチボタンの操作で画面のスクロールの単位を変
化させ、人指し指によるポインティングデバイスの操作
により画面をスクロールさせるので、片手のみで画面の
スクロールとスクロールの単位の変更が可能となる。
ザによる前記ポインティングデバイスの操作に従って、
画面をスクロールし、ユーザによる前記スイッチボタン
の操作に従って、前記スクロールの単位を切替える制御
手段を備えたことを特徴とすることもできる。これによ
って、左手で携帯電話機を把持する場合には、親指によ
るスイッチボタンの操作で画面のスクロールの単位を変
化させ、人指し指によるポインティングデバイスの操作
により画面をスクロールさせるので、片手のみで画面の
スクロールとスクロールの単位の変更が可能となる。
【0036】ここで、前記携帯電話機は、さらに、ユー
ザによる前記ポインティングデバイスの操作に従って、
画面上のカーソルを移動し、ユーザによる前記スイッチ
ボタンの操作に従って、カーソルが指示している情報に
対する処理を実行させる制御手段を備えたことを特徴と
することもできる。これによって、左手で携帯電話機を
把持する場合には、人指し指によるポインティングデバ
イスの操作で画面上のカーソルを移動させ、親指による
スイッチボタンの操作によりカーソルが指示している項
目を選択して、選択された項目に対する処理を実行させ
るので、例えば、受信メールの一覧を表示し、片手のみ
で、その中から返信を送るメールの指定、削除するメー
ル等の指定が可能となる。
ザによる前記ポインティングデバイスの操作に従って、
画面上のカーソルを移動し、ユーザによる前記スイッチ
ボタンの操作に従って、カーソルが指示している情報に
対する処理を実行させる制御手段を備えたことを特徴と
することもできる。これによって、左手で携帯電話機を
把持する場合には、人指し指によるポインティングデバ
イスの操作で画面上のカーソルを移動させ、親指による
スイッチボタンの操作によりカーソルが指示している項
目を選択して、選択された項目に対する処理を実行させ
るので、例えば、受信メールの一覧を表示し、片手のみ
で、その中から返信を送るメールの指定、削除するメー
ル等の指定が可能となる。
【0037】以上のように、本発明によれば、片手のみ
で携帯電話機を把持、操作でき、別の手は携帯電話機の
操作に奪われないので、電話として本来備えているべき
操作の手軽さを損なわずに、本来の通話以外に、電子メ
ール等の送受信等の操作ができるので、その実用的効果
は極めて大きい。
で携帯電話機を把持、操作でき、別の手は携帯電話機の
操作に奪われないので、電話として本来備えているべき
操作の手軽さを損なわずに、本来の通話以外に、電子メ
ール等の送受信等の操作ができるので、その実用的効果
は極めて大きい。
【図1】第1の実施形態に係る携帯電話機の内部構成を
示す機能ブロック図である。
示す機能ブロック図である。
【図2】第1の実施形態に係る携帯電話機の外観を示す
図である。図2(a)は、前面を示し、図2(b)は、
斜め後方から見た図を示し、図2(c)は、背面を示
す。
図である。図2(a)は、前面を示し、図2(b)は、
斜め後方から見た図を示し、図2(c)は、背面を示
す。
【図3】図1に示す携帯電話機を把持して、操作する時
の指の位置を示す図である。図3(a)は、前面を示
し、図3(b)は、背面を示し、図3(c)は、側面を
示す。
の指の位置を示す図である。図3(a)は、前面を示
し、図3(b)は、背面を示し、図3(c)は、側面を
示す。
【図4】受信したメールの一覧602が携帯電話機の液
晶ディスプレイ101に表示されている状態を示す。
晶ディスプレイ101に表示されている状態を示す。
【図5】アイコン化した送信メッセージが携帯電話機の
液晶ディスプレイ101に表示されている状態を示す。
液晶ディスプレイ101に表示されている状態を示す。
【図6】第2の実施形態に係る携帯電話機の外観を示す
図である。図6(a)は、前面を示し、図6(b)は、
側面を示す。
図である。図6(a)は、前面を示し、図6(b)は、
側面を示す。
【図7】図6に示す携帯電話機を左手で把持して、操作
する時の前面の指の位置を示す。
する時の前面の指の位置を示す。
【図8】ジョグダイアル801及び802を背面に備え
た携帯電話機の外観を示す。
た携帯電話機の外観を示す。
【図9】ジョイスティック901を背面に備えた携帯電
話機の外観を示す。
話機の外観を示す。
【図10】トラックパッド1001を背面に備えた携帯
電話機の外観を示す。
電話機の外観を示す。
【図11】ポインティングスティック1101を背面に
備えた携帯電話機の外観を示す。
備えた携帯電話機の外観を示す。
【図12】スイッチボタンを右側面に備えた携帯電話機
の外観を示す。
の外観を示す。
【図13】スイッチボタンを両側の側面に備えた携帯電
話機の外観を示す。
話機の外観を示す。
101 液晶ディスプレイ 102 プッシュボタン 103 トラックボール 301 スイッチボタン 501 通信部 502 音声出力部 503 音声入力部 504 記憶部 506 CPU 510 制御部 702 送信メッセージアイコン 703 送信箱アイコン 801 ジョグダイアル 802 ジョグダイアル 901 ジョイスティック 1001 トラックパッド 1101 ポインティングスティック 1201 スイッチボタン 1301 スイッチボタン 1302 スイッチボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/00 656 G06F 3/00 656D 657 657A (72)発明者 住野 守彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5E501 AA04 AB03 AC37 BA05 CA04 CA10 CB03 CB10 EA02 EA08 EB05 FA02 FA04 FA13 FA14 FB32 5K023 AA07 BB11 GG04 HH07 5K067 AA34 BB04 EE02 KK17
Claims (13)
- 【請求項1】 携帯電話機の前面に配置された情報を表
示する表示手段と、 携帯電話機の前面の、携帯電話機を把持するユーザの片
手の親指で操作できる位置に配置されたプッシュボタン
と、 携帯電話機の背面の、携帯電話機を把持するユーザの片
手の人差指で操作できる位置に配置されたポインティン
グデバイスとを備えたことを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項2】 前記表示手段は、アイコンを表示し、 前記携帯電話機は、さらに、 ユーザによる前記ポインティングデバイス及びプッシュ
ボタンの操作に従って、前記表示されたアイコンをドラ
ッグ、アンド、ドロップさせる制御手段を備えたことを
特徴とする請求項1記載の携帯電話機。 - 【請求項3】 前記携帯電話機は、さらに、 ユーザによる前記ポインティングデバイスの操作に従っ
て、画面をスクロールし、ユーザによる前記プッシュボ
タンの操作に従って、前記スクロールの速度を切替える
制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯
電話機。 - 【請求項4】 前記携帯電話機は、さらに、 ユーザによる前記ポインティングデバイスの操作に従っ
て、画面をスクロールし、ユーザによる前記プッシュボ
タンの操作に従って、前記スクロールの単位を切替える
制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯
電話機。 - 【請求項5】 前記携帯電話機は、さらに、 ユーザによる前記ポインティングデバイスの操作に従っ
て、画面上のカーソルを移動し、ユーザによる前記プッ
シュボタンの操作に従って、カーソルが指示している情
報に対する処理を実行させる制御手段を備えたことを特
徴とする請求項1記載の携帯電話機。 - 【請求項6】 前記携帯電話機は、さらに、 携帯電話機の側面の、携帯電話機を把持するユーザの片
手の指で操作できる位置に配置されたスイッチボタンを
備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。 - 【請求項7】 前記携帯電話機は、さらに、 携帯電話機の両側の側面であって、携帯電話機を把持す
るユーザの指で操作できる位置に配置されたスイッチボ
タンを備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯電話
機。 - 【請求項8】 前記携帯電話機は、さらに、 前記両側の側面のスイッチボタンのうちの各スイッチボ
タンの操作によって選択される処理を切替える設定手段
を備えたことを特徴とする請求項7記載の携帯電話機。 - 【請求項9】 前記携帯電話機は、さらに、 ユーザによる前記スイッチボタンの押し下げの有無によ
り、前記プッシュボタンの操作により実行される処理を
異なるものとする制御手段を備えたことを特徴とする請
求項6〜8のいずれか1項に記載の携帯電話機。 - 【請求項10】 前記表示手段は、アイコンを表示し、 前記携帯電話機は、さらに、 ユーザによる前記ポインティングデバイス及スイッチボ
タンの操作に従って、前記表示されたアイコンをドラッ
グ、アンド、ドロップさせる制御手段を備えたことを特
徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の携帯電話
機。 - 【請求項11】 前記携帯電話機は、さらに、 ユーザによる前記ポインティングデバイスの操作に従っ
て、画面をスクロールし、ユーザによる前記スイッチボ
タンの操作に従って、前記スクロールの速度を切替える
制御手段を備えたことを特徴とする請求項6〜8のいず
れか1項に記載の携帯電話機。 - 【請求項12】 前記携帯電話機は、さらに、 ユーザによる前記ポインティングデバイスの操作に従っ
て、画面をスクロールし、ユーザによる前記スイッチボ
タンの操作に従って、前記スクロールの単位を切替える
制御手段を備えたことを特徴とする請求項6〜8のいず
れかに記載の携帯電話機。 - 【請求項13】 前記携帯電話機は、さらに、 ユーザによる前記ポインティングデバイスの操作に従っ
て、画面上のカーソルを移動し、ユーザによる前記スイ
ッチボタンの操作に従って、カーソルが指示している情
報に対する処理を実行させる制御手段を備えたことを特
徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の携帯電話
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18635299A JP2001016635A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18635299A JP2001016635A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 携帯電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001016635A true JP2001016635A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16186868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18635299A Pending JP2001016635A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001016635A (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020014430A (ko) * | 2000-08-18 | 2002-02-25 | 윤종용 | 포인팅 디바이스를 갖는 휴대용 무선 정보단말기 |
WO2002077783A1 (fr) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Terminal de communication mobile |
JP2003008693A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-10 | Nec Access Technica Ltd | 携帯型電話機 |
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