JP2001016541A - 画像蓄積方法および装置 - Google Patents

画像蓄積方法および装置

Info

Publication number
JP2001016541A
JP2001016541A JP18764299A JP18764299A JP2001016541A JP 2001016541 A JP2001016541 A JP 2001016541A JP 18764299 A JP18764299 A JP 18764299A JP 18764299 A JP18764299 A JP 18764299A JP 2001016541 A JP2001016541 A JP 2001016541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
frame
recording
unit
compression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18764299A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Oi
秀朗 尾井
Yoshito Aoki
芳人 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18764299A priority Critical patent/JP2001016541A/ja
Publication of JP2001016541A publication Critical patent/JP2001016541A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある時間ごとに順次切り替えられている複数
の画像信号を記録する画像蓄積装置において、長時間の
画像記録を実現することを目的とする。 【解決手段】 複数の入力画像信号10から切り替え手
段11によりある時間ごとに順次切り替えられた画像信
号を、静止画としてバッファメモリ23へ一時保存する
とともに、並べ替え手段22により入力別に並べ替えて
同じ入力の連続した静止画としてバッファメモリ23か
ら取り出し、フレーム間予測を適用した圧縮手段31で
画像圧縮してから記録手段33に記録することで、記録
時間の長時間化が図れる。再生する場合は、フレーム間
伸張手段34で伸張することで出力画像信号51が得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像信号を
記録または再生する画像蓄積方法および画像蓄積装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像蓄積装置は、ある時間ごとに
順次切り替えられている複数の画像信号を記録するにあ
たって、JPEG符号化に代表されるフレーム内予測を
適用した圧縮手段を用いて入力された画像信号を一枚一
枚の静止画として順次圧縮し、その圧縮したデータをそ
のままハードディスクや光ディスク等の記録媒体に記録
するように構成されている。図8に従来の画像蓄積装置
の構成を示しており、複数の入力画像1を順次切り替え
る切り替え手段2と、切り替えられた画像をフレーム内
予測を適用した圧縮手段にて圧縮するフレーム内圧縮手
段3と、圧縮された画像データを記録手段4へ記録また
は記録手段4から画像データを再生する制御手段5と、
再生された画像データを元の画像信号に伸張して出力画
像7を得るフレーム内伸張手段6とから構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像蓄積装置では、ある時間ごとに順次切り替えら
れた画像をそれぞれフレーム内予測を適用した圧縮方法
にて圧縮し記録しているため圧縮効率が悪く、記録でき
る時間が短いという問題を有していた。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、従来のフレーム内予測を適用した圧縮方法を用いた
画像蓄積装置に比べて高い圧縮率が得られ、記録時間の
長時間化が図れる優れた画像蓄積方法および画像蓄積装
置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像蓄積方法
は、ある時間ごとに順次切り替えられた複数の入力画像
信号を静止画として記録媒体に一時保存し、前記一時保
存された画像信号を入力別に並べ替えて同じ入力の連続
した静止画として前記記録媒体より取り出し、フレーム
間予測を適用した画像圧縮にて圧縮してから記録するも
のであり、本来フレーム間予測を適用した圧縮手段には
不適な各フレーム間の相関が無い画像信号を記録媒体に
一時保存し並べ替えることにより、フレーム間予測を適
用した圧縮手段に適した画像信号が得られ、圧縮効率を
向上できることとなる。
【0006】また、本発明の画像蓄積方法は、前記記録
媒体に一時保存する静止画として、フレーム内圧縮を適
用した画像圧縮にて圧縮した静止画データを用いるもの
であり、画像信号をフレーム内圧縮にて圧縮することに
より、一時保存する記録媒体の容量を大幅に削減できる
こととなる。
【0007】また、本発明の画像蓄積装置は、入力され
た複数の画像信号を切り替える切り替え手段と、前記切
り替え手段が選択した画像信号を静止画として保存する
バッファメモリと、前記バッファメモリに保存した静止
画を入力別に数枚のまとまった静止画に並べ替える並び
替え手段と、前記並べ替え手段にて得られた数枚の静止
画をフレーム間予測を適用して画像圧縮するフレーム間
圧縮手段と、前記フレーム間圧縮手段にて得られた圧縮
データを記録する記録手段と、前記記録手段に対して記
録または再生のための制御を行う制御手段と、前記記録
手段から前記制御手段にて再生された圧縮データをフレ
ーム間伸張して出力するフレーム間伸張手段とを備えた
ものであり、並べ替え手段を用意することで、従来のフ
レーム内圧縮に比べて高い圧縮率が得られるフレーム間
圧縮で圧縮できるため、長時間の記録ができることとな
る。
【0008】また、本発明の画像蓄積装置は、前記並び
替え手段の前段に、フレーム内圧縮を適用した画像圧縮
手段を備え、前記並び替え手段の後段にフレーム内圧縮
を適用した画像伸張手段を備えたものであり、並べ替え
る際に画像信号をフレーム内圧縮にて圧縮することによ
り、一時保存するバッファメモリの容量を大幅に削減で
きることとなる。
【0009】また、本発明の画像蓄積装置は、前記フレ
ーム間伸張手段の後段に、フレーム内圧縮を適用した画
像圧縮手段と、前記画像圧縮手段で得られた圧縮データ
を保存するバッファメモリと、前記バッファメモリに保
存した圧縮データを入力別の静止画に並べ替える並び替
え手段と、前記並び替えた圧縮データをフレーム内伸張
するフレーム内伸張手段とを備えたものであり、フレー
ム内予測を適用した圧縮手段にて入力別に並び替えられ
た画像信号を元の時間順の画像信号に戻す動作と、バッ
ファメモリからの読み出し方を変えて逆順に再生したり
数枚飛ばして再生したりする特殊再生が行えることとな
る。
【0010】また、本発明の画像蓄積装置は、前記バッ
ファメモリの代わりに前記記録手段を共有するものであ
り、記録手段としてハードディスクや光ディスクなどの
記録媒体を用いることにより、安価に多くの記憶容量が
得られるとともに、バッファメモリと記録手段を共有す
ることにより、フレーム内圧縮による画像データとフレ
ーム間圧縮による画像データの両方を同一媒体に記録保
存できることとなる。
【0011】また、本発明の画像蓄積装置は、前記フレ
ーム内予測を適用した画像圧縮手段にJPEG符号化を
用いるものであり、フレーム内予測を適用した圧縮手段
にJPEG符号化を用いることで、並べ替えに使用する
バッファメモリの容量を大幅に削減できる作用と、圧縮
率の調整により記録時間の調整が可能になり、画像信号
を記録する上で所望の画質を選択することができること
となる。
【0012】また、本発明の画像蓄積装置は、前記フレ
ーム内予測を適用した画像圧縮手段にDV符号化を用い
るものであり、DV符号化の符号後のデータが固定長に
なるという特徴を利用して、並べ替えに使用するバッフ
ァメモリの容量を大幅に削減できることとなる。
【0013】また、本発明の画像蓄積装置は、前記フレ
ーム間予測を適用した画像圧縮手段にMPEG2符号化
を用いるものであり、記録手段にハードディスク、光デ
ィスク(CD−R、PD、DVD−RAM、DVD−R
/WO)、光磁気ディスク(MO)等が使用でき、記録
手段を本画像蓄積装置から取り外して記録した画像を外
部で再生することができるなど、高い拡張性が得られる
こととなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図7を用いて説明する。
【0015】(実施の形態1)図1に示すように、本発
明の実施の形態1の画像蓄積装置は、複数の入力画像信
号10を順に切り替える切り替え手段11と、切り替え
手段11から得られた画像をバッファメモリ23に一度
保存して後段のフレーム間予測を適用した圧縮に適し
た、ある入力に対して連続した画像となるように並べ替
える並べ替え手段22と、並べ替え22から得られた画
像をフレーム間予測を適用した圧縮を行うフレーム間圧
縮手段31と、フレーム間圧縮手段31にて圧縮された
画像データを記録手段33に記録または再生するための
制御を行う制御手段32と、記録手段33から制御手段
32によって読み出された画像データをフレーム間予測
を適用して伸張し、出力画像51を出力するフレーム間
伸張手段34とから構成をされている。
【0016】以上のように構成された画像蓄積装置につ
いて、図1と図2を用いてその動作を説明する。ここ
で、入力する画像が図2の(a)(b)(c)(d)よ
うに入力A、入力B、入力C、入力Dの4つの場合とし
て説明する。まず、図2の入力された4つの画像をフレ
ームメモリとフレームスイッチャで構成された切り替え
手段11により、図2の並べ替え入力(f)のように4
つの入力画像が順次切り替えられた画像を得る。ここで
各入力画像がA→B→C→D→A…と順番に切り替えら
れているが、A→C→D→B→A…と切り替える順番を
替えても良いし、A→B→C→D→B→C→D→A…と
順番を飛ばしても良い。切り替えられた並べ替え入力
(f)の画像を並べ替え手段22にてバッファメモリ2
3へ一度保存し、図2の(g)のように同じ入力画像の
連続した10枚の画像となるように、バッファメモリ2
3より読み出して並べ替え出力(h)を作成する。ここ
で、並べ替える画像の枚数を10枚としているが、すく
なくとも2枚以上の枚数であれば何枚でも良いが、通
常、NTSCの画像であれば1秒に30枚の画像がある
ので、10枚、 15枚、 30枚などの割り切れる枚数が
良く使われる。しかし、並べ替える枚数が多くなると圧
縮効率が上がる反面、並べ替え用のバッファメモリを大
容量にしなければならないため、10枚もしくは15枚
程度が適当である。各入力ごとに並べ替えられた出力
(h)を、MPEG2やMPEG1、MPEG4、H.
263などのフレーム間圧縮手段31により圧縮して圧
縮データ(j)を得る。得られた圧縮データ(j)は、
制御手段32によってハードディスクや光ディスク(C
D−R、PD、DVD−RAM、DVD−R/OWなど
の記録媒体)、光磁気ディスク、磁気テープ媒体などの
記録手段33に記録される。記録された圧縮データ
(j)は、制御手段32により読み出され、フレーム間
伸張手段34により伸張されることにより出力画像
(l)となり、出力画像信号51が得られる。
【0017】以上のように、本発明の実施の形態1によ
れば、複数の入力画像信号10が順次切り替えられてい
る画像をバッファメモリ23に一度保存して入力別に並
び替える並び替え手段22を設けることにより、フレー
ム間予測を適用した圧縮手段31にて効率よく画像を圧
縮することができる。また、フレーム間圧縮手段31と
フレーム間伸張手段34を用意することで、記録手段3
3へ記録しながら記録したものを再生する同時記録再生
が可能となる。
【0018】(実施の形態2)図3に示すように、本発
明の実施の形態2の画像蓄積装置は、複数の入力画像信
号10を順に切り替える切り替え手段11と、切り替え
手段11から得られた画像をフレーム内予測を適用した
圧縮を行うフレーム内圧縮手段21と、この圧縮手段2
1から得られた画像データをバッファメモリ23に一度
保存して後段のフレーム間予測を適用した圧縮に適し
た、ある入力に対して連続した画像となるように並べ替
える並べ替え手段22と、並べ替え手段22により並べ
替えられた画像データを伸張するフレーム内伸張手段2
4と、並べ替え手段22から得られた画像をフレーム間
予測を適用した圧縮を行うフレーム間圧縮手段31と、
フレーム間圧縮手段31にて圧縮された画像データを記
録手段33に記録または再生するための制御を行う制御
手段32と、記録手段33から制御手段32によって読
み出された画像データをフレーム間予測を適用して伸張
し、出力画像信号51を出力するフレーム間伸張手段3
4とから構成をされている。
【0019】以上のように構成された画像蓄積装置につ
いて、図3と図4を用いてその動作を説明する。ここ
で、入力する画像が図4の(a)(b)(c)(d)よ
うに入力A、入力B、入力C、入力Dの4つの場合とし
て説明する。まず、図3の入力された4つの画像をフレ
ームメモリとフレームスイッチャで構成された切り替え
手段11により、図4の切り替え出力(e)のように4
つの入力画像が順次切り替えられた画像を得る。ここで
各入力画像がA→B→C→D→A…と順番に切り替えら
れているが、A→C→D→B→A…と切り替える順番を
替えても良いし、A→B→C→D→B→C→D→A…と
順番を飛ばしても良い。切り替えられた映像(e)をバ
ッファメモリに保存するにあたって、少量のバッファメ
モリで処理できるようにJPEG符号化やDV符号化、
Wavelets符号化などのフレーム内予測を適用し
た圧縮手段21にて画像を圧縮して並べ替え入力(g)
を得る。得られた(g)を並べ替え手段22にてバッフ
ァメモリ23へ一度保存し、図4の(h)のように同じ
入力画像の連続した10枚の画像となるように、バッフ
ァメモリ23より読み出して並べ替え出力(i)を作成
する。ここで、並べ替える画像の枚数を10枚としてい
るが、すくなくとも2枚以上の枚数であれば何枚でも良
いが、通常、NTSCの画像であれば1秒に30枚の画
像があるので、10枚、 15枚、 30枚などの割り切れ
る枚数が良く使われる。しかし、並べ替える枚数が多く
なると圧縮効率が上がる反面、並べ替え用のバッファメ
モリを大容量にしなければならないため、10枚もしく
は15枚程度が適当である。各入力ごとに並べ替えられ
た出力(i)は、フレーム内圧縮手段21にて圧縮され
た画像データなので、フレーム内伸張手段24にて伸張
すると、入力ごとに並び替えられた画像信号となる。そ
して、得られた画像信号を、MPEG2やMPEG1、
MPEG4、H.263などのフレーム間圧縮手段31
にて圧縮して圧縮データ(l)を得る。得られた圧縮デ
ータ(l)は、制御手段32によってハードディスクや
光ディスク(CD−R、PD、DVD−RAM、DVD
−R/OWなどの記録媒体)、光磁気ディスク、磁気テ
ープ媒体などの記録手段33に記録される。記録手段3
3に記録された圧縮データ(l)を再生する時は、制御
手段32にて記録手段33から画像データとして読み出
して、フレーム間伸張手段34にて伸張することにより
出力画像(n)が得られ、出力画像信号51として出力
される。
【0020】以上のように、本発明の実施の形態2によ
れば、複数の入力画像信号10が順次切り替えられてい
る画像をバッファメモリ23に一度保存して入力別に並
び替える並び替え手段22を設けることにより、フレー
ム間予測を適用した圧縮手段31にて効率よく画像を圧
縮することができ、さらに、並べ替えに使用するバッフ
ァメモリ23へ画像を保存する時に、フレーム内予測を
適用した圧縮手段21にて圧縮することにより、バッフ
ァメモリ23の容量を大幅に削減することができる。ま
た、フレーム間圧縮手段31とフレーム間伸張手段34
を用意することで、記録手段33へ記録しながら記録し
たものを再生する同時記録再生が可能となる。
【0021】(実施の形態3)図5に示すように、本発
明の実施の形態3の画像蓄積装置は、図3に示した実施
の形態2の構成に加えて、フレーム間伸張手段34から
得られた画像をフレーム内予測を適用した圧縮を行うフ
レーム内圧縮手段41と、圧縮手段41から得られた画
像データをバッファメモリ43に一度保存して画像を並
び替える並べ替え手段42と、並べ替え手段42により
並べ替えられた画像データを伸張して出力画像信号51
を出力するフレーム内伸張手段44とを備えている。
【0022】以上のように構成された画像蓄積装置につ
いて、図5と図6を用いてその動作を説明する。ここ
で、入力する画像が図6の(a)(b)(c)(d)よ
うに入力A、入力B、入力C、入力Dの4つの場合とし
て説明する。まず、図5の入力された4つの画像をフレ
ームメモリとフレームスイッチャで構成された切り替え
手段11により、図6の切り替え出力(e)のように4
つの入力画像が順次切り替えられた画像を得る。ここで
各入力画像がA→B→C→D→A…と順番に切り替えら
れているが、A→C→D→B→A…と切り替える順番を
替えても良いし、A→B→C→D→B→C→D→A…と
順番を飛ばしても良い。切り替えられた映像(e)をバ
ッファメモリに保存するにあたって、少量のバッファメ
モリで処理できるようにJPEG符号化やDV符号化、
Wavelets符号化などのフレーム内予測を適用し
た圧縮手段21にて画像を圧縮して並べ替え入力(g)
を得る。得られた(g)を並べ替え手段22にてバッフ
ァメモリ23へ一度保存し、図6の(h)のように同じ
入力画像の連続した10枚の画像となるように、バッフ
ァメモリ23より読み出して並べ替え出力(i)を作成
する。ここで、並べ替える画像の枚数を10枚としてい
るが、すくなくとも2枚以上の枚数であれば何枚でも良
いが、通常、NTSCの画像であれば1秒に30枚の画
像があるので、10枚、 15枚、 30枚などの割り切れ
る枚数が良く使われる。しかし、並べ替える枚数が多く
なると圧縮効率が上がる反面、並べ替え用のバッファメ
モリを大容量にしなければならないため、10枚もしく
は15枚程度が適当である。各入力ごとに並べ替えられ
た出力(i)は、フレーム内圧縮手段21にて圧縮され
た画像データなので、フレーム内伸張手段24にて伸張
すると、入力ごとに並び替えられた画像信号となる。そ
して、得られた画像信号を、MPEG2やMPEG1、
MPEG4、H.263などのフレーム間圧縮手段31
にて圧縮して圧縮データ(l)を得る。得られた圧縮デ
ータ(l)は、制御手段32によってハードディスクや
光ディスク(CD−R、PD、DVD−RAM、DVD
−R/OWなどの記録媒体)、光磁気ディスク、磁気テ
ープ媒体などの記録手段33に記録される。記録手段3
3に記録された圧縮データ(l)を再生する時は、ま
ず、制御手段32にて記録手段33から画像データとし
て読み出してフレーム間伸張手段34にて伸張する。こ
こで、伸張された画像信号は記録する時に並べ替えられ
ているため、画像信号の時系列が違っている。これを元
の時系列に直すにはもう一度並べ替える必要がある。そ
こで、フレーム間伸張手段34で伸張された出力画像
を、フレーム内予測を適用した圧縮手段41にて圧縮し
て並べ替え入力(o)を得る。得られた(o)を並べ替
え手段42を通してバッファメモリ43に一時保存し、
(p)のように並べ替えて並べ替え出力(q)を作成す
る。(q)はフレーム内圧縮手段41にて圧縮されてい
るので、フレーム内伸張手段44にて伸張することによ
り出力画像(n)となり、出力画像信号51が得られ
る。ここで、(p)の並べ替え方法を変更することで、
元の時系列に戻すだけでなく、早送りや逆再生などの自
由な再生方法を実現することができる。
【0023】以上のように、本発明の実施の形態3によ
れば、複数の入力画像信号10が順次切り替えられてい
る画像をバッファメモリ23に一度保存して入力別に並
び替える並び替え手段22を設けることにより、フレー
ム間予測を適用した圧縮手段31にて効率よく画像を圧
縮することができ、さらに、並べ替えに使用するバッフ
ァメモリ23へ画像を保存する時に、フレーム内予測を
適用した圧縮手段21にて圧縮することにより、バッフ
ァメモリ23の容量を大幅に削減することができる。ま
た、フレーム間圧縮手段31とフレーム間伸張手段34
を用意することで、記録手段33へ記録しながら記録し
たものを再生する同時記録再生が可能となる。さらに、
記録した画像を再生する経路に、フレーム間伸張手段3
4から得られた画像をフレーム内予測を適用した圧縮を
行うフレーム内圧縮手段41と、圧縮手段41から得ら
れた画像データをバッファメモリ43に一度保存して画
像を並び替える並べ替え手段42と、並べ替え手段42
により並べ替えられた画像データを伸張して出力画像信
号51を出力するフレーム内伸張手段を設けることによ
り、記録した時の時系列を再現して再生したり早送りや
逆再生などの特殊な再生を実現することができる。
【0024】(実施の形態4)図7に示すように、は本
発明の実施の形態4の画像蓄積装置は、図3に示した実
施の形態2の構成において、バッファメモリ23を記録
手段33を用いて共用としたものであり、並べ替え手段
22で並べ替えを目的とした画像データの一時保存と制
御手段32によりフレーム間圧縮された画像データの記
録の再生を実行するものである。
【0025】以上のように構成された画像蓄積装置につ
いて、図7と図4を用いてその動作を説明する。ここ
で、入力する画像が図4の(a)(b)(c)(d)よ
うに入力A、入力B、入力C、入力Dの4つの場合とし
て説明する。まず、図7の入力された4つの画像をフレ
ームメモリとフレームスイッチャで構成された切り替え
手段11により、図4の切り替え出力(e)のように4
つの入力画像が順次切り替えられた画像を得る。ここで
各入力画像がA→B→C→D→A…と順番に切り替えら
れているが、A→C→D→B→A…と切り替える順番を
替えても良いし、A→B→C→D→B→C→D→A…と
順番を飛ばしても良い。切り替えられた映像(e)をハ
ードディスクや光ディスク(CD−R、PD、DVD−
RAM、DVD−R/OWなどの記録媒体)、光磁気デ
ィスクなどの記録手段33に一時保存するにあたって、
データ量を小さくするためにJPEG符号化やDV符号
化、Wavelets符号化などのフレーム内予測を適
用した圧縮手段21にて画像を圧縮し、並べ替え入力
(g)を得る。得られた(g)を並べ替え手段22にて
記録手段33へ一度保存し、図4の(h)のように同じ
入力画像の連続した10枚の画像となるように、記録手
段33より読み出して並べ替え出力(i)を作成する。
各入力ごとに並べ替えられた出力(i)は、フレーム内
圧縮手段21にて圧縮された画像データなので、フレー
ム内伸張手段24にて伸張すると、入力ごとに並び替え
られた画像信号となる。そして、得られた画像信号を、
MPEG2やMPEG1、MPEG4、H.263など
のフレーム間圧縮手段31にて圧縮して圧縮データ
(l)を得る。得られた圧縮データ(l)は、制御手段
32によってハードディスクや光ディスク(CD−R、
PD、DVD−RAM、DVD−R/OWなどの記録媒
体)、光磁気ディスクなどの記録手段33に記録され
る。記録手段33に記録された圧縮データ(l)を再生
する時は、制御手段32にて記録手段33から画像デー
タとして読み出してフレーム間伸張手段34にて伸張す
ることにより、出力画像信号51が得られる。
【0026】以上のように、本発明の実施の形態4によ
れば、複数の入力画像信号10が順次切り替えられてい
る画像を記録手段33に一度保存し入力別に並び替える
並び替え手段22を設けることにより、フレーム間予測
を適用した圧縮手段31にて効率よく画像を圧縮するこ
とができ、さらに、並べ替えに使用する記録手段33へ
画像を保存する時にフレーム内予測を適用した圧縮手段
21にて圧縮することにより記録手段33の必要量を大
幅に削減することができる。また、フレーム間圧縮手段
31とフレーム間伸張手段34を用意することで、記録
手段33へ記録しながら記録したものを再生する同時記
録再生が可能となる。さらに、バッファメモリ23を記
録手段33を共有することにより、フレーム内圧縮によ
る画像データとフレーム間圧縮による画像データの両方
を同一媒体に記録保存できることとなる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、入力された複数
の画像信号がある時間ごとに順次切り替えられた画像信
号を記録するにあたり、時間ごとに異なる画像信号を一
度記録媒体に保存し、時間ごとに順次切り替えられた静
止画だったものを入力別に並べ替えて同じ入力の連続し
た静止画として記録媒体より取り出し、フレーム間予測
を適用した圧縮方で圧縮し記録することにより、従来の
画像蓄積装置に比べて高い圧縮率が得られ、記録時間の
長時間化が図れるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画像蓄積装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における画像蓄積装置の
画像データを並び替える動作を説明するための模式図
【図3】本発明の実施の形態2における画像蓄積装置の
構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態2における画像蓄積装置の
画像データを並び替える動作を説明するための模式図
【図5】本発明の実施の形態3における画像蓄積装置の
構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態3における画像蓄積装置の
画像データを並び替える動作を説明するための模式図
【図7】本発明の実施の形態4における画像蓄積装置の
構成を示すブロック図
【図8】従来の画像蓄積装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
10 入力画像信号 11 切り替え手段 21 フレーム内圧縮手段 22 並べ替え手段 23 バッファメモリ 24 フレーム内伸張手段 31 フレーム間圧縮手段 32 制御手段 33 記録手段 34 フレーム間伸張手段 41 フレーム内圧縮手段 42 並べ替え手段 43 バッファメモリ 44 フレーム内伸張手段 51 出力画像信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA30 EA07 5C053 FA07 FA23 GA11 GB06 GB21 GB36 GB37 GB38 JA21 KA04 KA24 5C059 KK11 LA09 MA00 PP01 PP06 RE06 SS12 TA18 TB01 TC03 TD01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある時間ごとに順次切り替えられた複数
    の入力画像信号を静止画として記録媒体に一時保存し、
    前記一時保存された画像信号を入力別に並べ替えて同じ
    入力の連続した静止画として前記記録媒体より取り出
    し、フレーム間予測を適用した画像圧縮にて圧縮してか
    ら記録する画像蓄積方法。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体に一時保存する静止画とし
    て、フレーム内圧縮を適用した画像圧縮にて圧縮した静
    止画データを用いる請求項1に記載の画像蓄積方法。
  3. 【請求項3】 入力された複数の画像信号を切り替える
    切り替え手段と、前記切り替え手段が選択した画像信号
    を静止画として保存するバッファメモリと、前記バッフ
    ァメモリに保存した静止画を入力別に数枚のまとまった
    静止画に並べ替える並び替え手段と、前記並べ替え手段
    にて得られた数枚の静止画をフレーム間予測を適用して
    画像圧縮するフレーム間圧縮手段と、前記フレーム間圧
    縮手段にて得られた圧縮データを記録する記録手段と、
    前記記録手段に対して記録または再生のための制御を行
    う制御手段と、前記記録手段から前記制御手段にて再生
    された圧縮データをフレーム間伸張して出力するフレー
    ム間伸張手段とを備えた画像蓄積装置。
  4. 【請求項4】 前記並び替え手段の前段に、フレーム内
    圧縮を適用した画像圧縮手段を備え、前記並び替え手段
    の後段にフレーム内圧縮を適用した画像伸張手段を備え
    た請求項3に記載の画像蓄積装置。
  5. 【請求項5】 前記フレーム間伸張手段の後段に、フレ
    ーム内圧縮を適用した画像圧縮手段と、前記画像圧縮手
    段で得られた圧縮データを保存するバッファメモリと、
    前記バッファメモリに保存した圧縮データを入力別の静
    止画に並べ替える並び替え手段と、前記並び替えた圧縮
    データをフレーム内伸張するフレーム内伸張手段とを備
    えた請求項3または4に記載の画像蓄積装置。
  6. 【請求項6】 前記バッファメモリにの代わりに前記記
    録手段を共用する請求項3または4または5に記載の画
    像蓄積装置。
  7. 【請求項7】 前記フレーム内予測を適用した画像圧縮
    手段にJPEG符号化を用いる請求項4または5または
    6に記載の画像蓄積装置。
  8. 【請求項8】 前記フレーム内予測を適用した画像圧縮
    手段にDV符号化を用いる請求項4または5または6に
    記載の画像蓄積装置。
  9. 【請求項9】 前記フレーム間予測を適用した画像圧縮
    手段にMPEG2符号化を用いる請求項3または4また
    は5または6に記載の画像蓄積装置。
JP18764299A 1999-07-01 1999-07-01 画像蓄積方法および装置 Pending JP2001016541A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18764299A JP2001016541A (ja) 1999-07-01 1999-07-01 画像蓄積方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18764299A JP2001016541A (ja) 1999-07-01 1999-07-01 画像蓄積方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001016541A true JP2001016541A (ja) 2001-01-19

Family

ID=16209698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18764299A Pending JP2001016541A (ja) 1999-07-01 1999-07-01 画像蓄積方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001016541A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7515760B2 (en) 2004-10-06 2009-04-07 Hitachi, Ltd. Multiple picture-data compression system
US7848416B2 (en) 2005-01-18 2010-12-07 Canon Kabushiki Kaisha Video signal encoding apparatus and video data encoding method
WO2024058034A1 (ja) * 2022-09-15 2024-03-21 富士フイルム株式会社 データ生成装置、データ生成方法、プログラム及び記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7515760B2 (en) 2004-10-06 2009-04-07 Hitachi, Ltd. Multiple picture-data compression system
US7848416B2 (en) 2005-01-18 2010-12-07 Canon Kabushiki Kaisha Video signal encoding apparatus and video data encoding method
WO2024058034A1 (ja) * 2022-09-15 2024-03-21 富士フイルム株式会社 データ生成装置、データ生成方法、プログラム及び記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3019912B2 (ja) 画像データ編集装置
JP3591033B2 (ja) 符号化データの特殊再生方法および特殊再生装置
US5802240A (en) Video editing apparatus
JP3932546B2 (ja) Mpegビデオ編集装置及びmpegビデオ編集方法
JP2001346165A (ja) 画像処理方法とこの方法を利用可能な画像処理装置およびテレビジョン受像機
US20030099293A1 (en) Image reproducing method, and image processing method, and image reproducing device, image processing device, and television receiver capable of using the methods
JP3034173B2 (ja) 画像信号処理装置
JP2001177801A (ja) 圧縮画像データ再生装置および圧縮画像データ再生方法
JP2001016541A (ja) 画像蓄積方法および装置
JP3922490B2 (ja) 映像信号再符号化装置及びその方法並びに映像信号記録再符号化装置及びその方法
JP2823809B2 (ja) 画像復号化方法及び画像復号化装置
JPH0918830A (ja) 映像編集装置
JPH11205739A (ja) 画像再生方法及び装置
JP3039416B2 (ja) 映像記憶再生装置
US20040081428A1 (en) Reproducing apparatus and reproducing method of digital video information
JP3800819B2 (ja) 画像合成装置
JP3448961B2 (ja) 映像信号処理装置
JPH0898142A (ja) 画像再生装置
JPH10257422A (ja) 画像記録再生装置
JPH06339113A (ja) 動画像記録再生装置
JPH08223534A (ja) 画像再生装置
JP3519846B2 (ja) 静止画生成回路
JPH0767073A (ja) 画像記録再生装置
JPH0556397A (ja) 画像信号記録再生方式
JP2000032395A (ja) 復号化方法